1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第39回 最近観た映画&フリー..
2021-12-14 50:51

第39回 最近観た映画&フリートークvol.2(彼女が好きなものは、フラ・フラダンス、フリクリetc…)

最近観た映画の話を中心にフリートークをしました。

0:00~ オープニング 1:32~ Coda コーダ あいのうた 4:09~ フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 7:01~ 彼女が好きなものは 12:04~ ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ 15:56~ フラ・フラダンス 21:51~ 宇宙パトロールルル子 24:28~ フリクリ 29:57~ 2011年のアニメたち(魔法少女 まどか☆マギカ・輪るピングドラム) 35:12~ tick,tick…BOOM! チック、チック…ブーン!と30歳の節目の話 46:13~ ぴあフィルムフェスティバル in 京都 47:35~ 映画の話したすぎるBAR開催・お便り募集のお知らせ 49:33~ 洲本オリオン映画上映のお知らせ:ヴァイオレット・エヴァーガーデン

■メンバー ・山口 ・原口 ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ 2021年12月18日(土) OPEN~ CLOSE ※アルコール提供あり https://virtualeigabar.com/2021/12/03/eiga-bar_2021-12

■リスナーの皆様の2021年映画ベスト1募集中 いただいたベスト作品を集計し、年末の2021年ベスト回にてランキングを発表します。

・作品はベスト1本。作品名のみ、またはコメントを添えてお送りください。 ・投票のみで、番組内で取り上げるのを希望されない方は「投票のみ」とお書き添えください。

締切:2021年12月25日(土) ※締め切りを当初より繰り上げております。

■お便り募集 2021ベストの他、番組の感想、取り上げた作品の感想などお送りください。

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00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ、第39回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー、週間曲がりにて、映画トークBARイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、今回出席しております関西の映画シーンを伝えるサイト、キネ坊主を運営しています、代表の原口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。すみません、山口まだ喉がやられてまして、こんな声で失礼します。
あと、前回ちょっと人数が揃いにくくなったので、二部制にするって話でしてたんですけれども、今回3人での収録から始めることになったので、普通に一つの回として収録させてもらえたらなと思います。
今回ちょっと前田さんがお仕事で出席できてないんですけども、3人で最近見た映画とかについてフリートークしていけたらなと思ってます。
はい、じゃあ原口さん、最近何かネタありますか?
ああ、それこそね、収録日の本日はお昼間に来年公開作品の収冊を2本してきまして、来年作品も話しちゃってもいいでしょうか?触りだけでも。
どうぞどうぞ。
一つは、「こうだ!愛の歌」
あ、いいなあ、それめっちゃ気になってるんですよね。
おお、よかったよかった。映画ファンにも注目されてる。
来年の1月21日公開なんですけれども、もともと今年のサンダンス、アメリカのインディー映画の映画祭ですね、沖縄。
で、グランプリ観客賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞という4冠取ってる作品なんですけれども、
これはいわゆる4人の家族の中で主人公は耳が聞こえる顕著者なんだけども、他お兄さん父親母親は耳が聞こえないっていう家族の話。
で、そんな家族は漁師をやっています。だから結局、海漁をするってことは、いろんなサイレンとかも聞かなあかんから、
お父さんとお兄さんは漁師をしてるんだけれども、その主人公の妹さんは結局いろんな方との間を取ってイライラしてやると。
その子がいないと漁ができないと。ちゃんとできなかったら警告とかも受けちゃうっていうわけなんですね。
で、実はその主人公の女の子は歌の才能があったと。
学校の音楽クラブで先生に見出されて、パークレー音楽大学に行くためのトレーニングも来させてもらってると。
03:04
でも家族は自分の娘がそんなに歌が重いのかがわからないと。
物語の展開上、漁師の方も結構大変な中で、やっぱり娘がいないといけないと。
娘側も私がいないといけないし、でも音楽の夢諦めないしっていう葛藤の中でどういった答えを見出していくかっていう話ですね。
予告の段階でも結構そういうのが見てもらえるというところで。
僕も予告見ましたけど、めちゃくちゃ面白そうですよ本当に。めちゃくちゃ面白そう。
葛藤の中でいろいろ予告でもうまいこといい感じに試合がやってます。
とまで言っておきましょうかね。
ちょっと来年当たり前の目玉ですね。
気になってまたしたね。やっぱサンダンスで観客証を取ったっていうのも含めてだし、
あともう今ちょっとアメリカの方ではアカデミー賞の全賞戦とかのショーレースが始まってるんですけど、
ちょくちょく出てくるんですよね、高打のタイトルがやっぱり。
確実に今回のアカデミー賞には何らかの価値で関わってくるタイプの映画だと思うので、すごく楽しみですね、見るの。
そしてもう一つ見ておりまして、こちらですね。
タイトルをちゃんと言いますと、フレンチディスパッチ・ザ・リバティ・カンザス・イブニングサン別冊。
そんな名前にですか?
見たいやつだ。
ウエス・アンダーソン監督最新作。
いいな。
そっかウエス・アンダーソンなんだ。
ちょっと僕全然情報入れてなかったですけど、断然気になってきた。
いわゆるグランドオブターペストホテルとか、犬ヶ島ですね。
犬ヶ島もあったもので、全国100館上映とかなんですけど、
いわゆる映像世界はまさにウエス・アンダーソンのあの感じですよ、カラフルな。
オシャレな映画です。
いわゆる出版社の話と。
フレンチ・ディスパッチというのが、創業者が亡くなって最終号についてどうするかって話で、
最終号はこういう感じですよっていうのを映像で見せていくんだけども、
フランス映画の感じはあって、いわゆるヌーベルバーグな感じもあります。
ウエス・アンダーソン好き、シネフィルとか映画好きにはいけるんだろうけど、
一般的にどこまで受けるかな、これっていうのはあって。
ウエス・アンダーソンも間違いなくシネフィルですからね、そりゃそうだろうなっていう映画なんですよね。
いのがしも覗いてみていっちゃうと、なんだろうこれっていうのはある。
題材的にすごくジャーナリズムに関する映画っぽいなっていう印象は受けてたんですけど、
やっぱりそういうジャーナリズムについての愛とかそういう話なのかなとかは予想してたんですけど、
それはどんな感じなんですか?
結局そういうジャーナリズム系の写真集刊誌みたいなの出版社の話なんだけども。
いろんな事件が取り上げられていって、結局これはどこへ向かっていくんだっていうのはある。
06:02
ゴダールズ的なところもある、ヌーベルバーグで。
結構難しい。だからね、その中でも出演者がむちゃ豪華。
ビルマーレ・ティルダ・スイントン・フランシス・マクドナルド・ベンチョ・デルトロ・エリドリアン・ブロディ・レアセル・ティモシ・シャラメ
むちゃくちゃ豪華じゃないですか。
全然情報入れてなかった。
マチュー・アルマリック・エドワード・ノートン・シア・シャノーラン
やば。なんかそのメンツだけで。
だからいろんな意味で豪華ではある。
シネフィル的な文脈拾わなくても、ウェス・アンダーソンの時点で綺麗な画面でうっとり見れるのかなっていう安心感はありますけど。
そうですね。やっぱり。
なるほど。ちょっとそれは見なあかんなあ。
今日紹介してくださった2本、すごい目玉作品ばっかりじゃないですか。
すごいですね。ダブルパンチですね。
こちら来年1月28日から公開となっております。
いいですね。
そしてちょっと今回私の方で激推ししたい作品がありまして、
彼女が好きなものは。
これ確か先月末、11月26日らへんかな。
大阪と東京で先行公開されてたんですけど、
それでご対応となって取材等もしてたんですけど、改めて12月3日から劇場前後公開されまして、
これがね、いいんですよ。
なんかツイッターの映画の感想はすごく評判が高いものばかり流れてくるんですけど。
これは元は、彼女が好きなものはホモであって僕ではないっていう小説が原作で。
すげえタイトルだな。
高校生の話で上尾富士君演じる男子高校生はゲイなんですね。
はい。
そして山田杏奈演じる女の子はBL好きの婦女子。
うん。
この二人がバッタリ出会って恋人していく話。
っていうとこだとキラキラ映画っぽくあるんだけども、やっぱりすごい大材料で、
LGBTQダイバーシティを考慮した現代の作品ではあるんですね。
で結構これ、ゲイの子がよくあるのがいわゆるゲイバレーをどこでされてしまうかっていう話があって、
うっかりちょっといざこざがあってゲイがバレてしまって、
その男の子はちょっと行っちゃうとこまで行っちゃうんですね。
学校でえらいこと起こしてしまうっていう。
それが結構衝撃的でちょっとまずそれでもう涙してしまうんですけど、
その後で学校クラスの中でLGBTQについて話し合う場が用いられるわけなんですね。
学校レベルでえらい事件が起きてしまったので。
でそれこそその後の全校集会で山田アンナがいろいろ主張していったりもするんですけれども、
っていうのでいくと、見ながら感じたのが短編でカランコへの花というのがありました。
09:03
ありましたね。ちょっと思い出した。
あれは短編で結構最後切ないところで終わらすっていう感じがあるんですけれども、
カランコへの花のあの先にあるストーリーを描いています。
なるほどね。
だから日本を呑んでもLGBTQ若者を描いたのでこういう作品が見たかったっていうのをなんかしっかり描いてくれてて。
原作があったんですね。まずちょっとそれは存じ上げなかったんですけど、話の構造が面白いなと思ってて、
いわゆるBL好き。フィクションとしての同性愛は楽しめるけれども、じゃあ現実の同性愛は?っていうのって結構興味深いテーマだとは思うんですよね。
で、もちろん別物だし、違うものとして受け入れてて、本人は無自覚に差別意識があったりっていう可能性もありますよね、そういうのって。
だから私BL好きだからゲイに理解あるよみたいな言い方をする人がいかねないと思うんですけど、
それって本当に理解できてるんですかっていうのってあるかなと思うし、
例えば私ゲイの友達いるから同性愛理解あるよみたいな話も僕聞いたことあるんですけど、
それって結構よくあるI have a black friendみたいなのの一例だと思うんですけど、
それ、まず友人のことを属性で見てるのもどうなんですかっていうのもあるし、
それで自分が理解を示せてると思ってるっていうのが、実はものすごい何かに暗中してる可能性とかってあると思うんですよね。
そこって本当恥ずかしながら普通に生きてたら僕は気づけないなと思って、誰かに指摘されないと僕は気づけないんですよ。
で、それをしてくれる映画なのかなっていうのはちょっと気になってます。
だからね、まさにそういうのがエール学校のホームルームの時間で語られんねん。
で、さらにそっから全校周回レベルまで登り進めていくっていう。
そん中でやられて俺がね、本当ああこういうの見たかったっていうのがあって、いい作品ですこれは。
気になりますね。
マリオさんもヤモイズ君もカランコへの花は好きだったっけなと思って。
カランコへの花はめちゃくちゃ良かったですよ、本当に。
大好きですね。
が、好きだと結構いけるんちゃうかなと思ってる。
皆さん体調良ければ是非これを見ていただいて、来週9時台で語りたいって思ったりするぐらいだから。
結構ね、今忙しいんですよねネタが。
そうですね。
来週のラストナイトイン奏法も見ないといけないし、ビューンベンダースもそろそろ終わるんで、
何とかいけないかなと思ってるんですけど。
いやー、でもちょっと気になりますね本当に。
12月公開作品だけども、これは日本映画の今年のベスト10の中にちゃんと漏らさず入れたいなって思ってます。
なるほどね。
といったところでしょうか、時間的にもいくわいいかな。
マリオさんはいかがですか。
そうですね。最近で見たやつだと、ベノムレッドゼアビーカーネージとフラフラダンスを見に行きました。
12:02
でそうですね、ベノムの方は何というか前作よりパワーアップしてるなというよりかは、もう完全に開き直ってきたなっていうタイプの映画だったなって個人的に思ってますね。
いわゆる関係性萌えってやつですか。
そうですね、そういう意味。もうキャラ萌えの極致っていう具合に、主人公のエディとベノムがイチャイチャして千和喧嘩してるっていうタイプの映画。
でなおかつ前作のベノムは何て言うんですかね、2000年代ぐらいのちょっと大雑把なアメコミ映画みたいだったなって思ったんですけど、
まあもうその路線で完全に行くんだなっていう、いわゆるダークでなんかすごい怖いみたいな感じの予告編とかそんな感じ出してますけど、そんなはほぼないですね本当にね。
ただ本当もうちょっとねここまでなんか仲良く喧嘩してると、もうなんか本当キャラ萌えの映画にしか本当見えなくって、見てる分にはすごく楽しいんですけど、なんかすげーなこれっていうふうにはちょっと思いますね。
何て言うんだろう、この例えが正しいのかわかんないですけど、エディとベノムが世間に自分たちの交際を打ち明けることができないゲイのカップルのようにしか見えないというか。
なるほどね。
なんかね、こんななんかもうお互い必要としているのに喧嘩ばかりしちゃって、もうなんだよ本当は好きなのによみたいなのをなんかこう文句言ったりするみたいなのが、あの本当ベノムがあのどっかの仮装パーティーかなんかでめちゃくちゃなんかカミングアウトするみたいな場面があったりとかもするので、なんだこれはみたいな感じにはちょっと思いましたね。
本当変な映画というか。
同性カップル同性物なんですね。
なんかそんなふうな雰囲気がちょっとありますね本当に。でなんか今回の。
凶暴さだけの映画じゃないんだ。
ベノムは全然そんなことないんですよね。
あの凶暴な映画じゃないですよ。
あの予告見るとそんな感じだけど。
フェイクですよ。
全然そんなんじゃないです。
で今回の敵もね、カーネイジっていうすごい敵が出てくるって感じだったんですけど、はいそんな感じですよねみたいな感じで。
大虐殺とは何だったのかみたいな感じで何もないですのでそこはもう期待しなくていいですね。
カーネイジっていう敵がシリアルキラーなんですよね。
シリアルキラーに寄生してるんですけど。でその覚醒して刑務所で大暴れするんですけど。
でもう的確になんか警察の人だけ手にかけてる感じなんですけど。
で犯人他に捕らえられて主人とかをイエーイとか言って盛り上がってて。
で結局脱獄するのはカーネイジ一人だけなんですよね。
あれ他の主人は誰も脱獄しないんだみたいな。
なんかもうここからなんか大暴れみたいなことになるのかなーって言ったら特にないとかね。
すごいですねそれ。
だからシリアルキラー、凶悪犯ってカーネイジで大虐殺みたいな名前を名乗ってるけど悪っていう看板だけつけてて実際に起こることはそんな大したことない本話化見れる映画に仕上がってるっていうことですね。
15:04
この大雑把さがなんか本当懐かしいですよねみたいな感じになりますね本当に。
でまあ彼のある種の目的の一つにも彼には彼女がいるんですよね。
でそれもずっと捉えられててっていう。
なのでなんかある意味敵側のカップルも一緒になりたいのになれないみたいなカップルみたいな関係性みたいなのがあったりとか。
なんかそういうこうなんて言うんですかね。
パートナーとの関係性にまつわる映画だったなっていうのはちょっと思いましたね。
それがあまり特に整理されてないあたりも大雑把さは2000年代ぐらいの感じやなっていうふうにやっぱ思うというか。
見てて楽しかったですけど上映時間短いのですごく見やすかったですね。
あとなんかえ?っていうのが最後つきますけどどうなるのかなって感じですかね。
それはちょっとぜひ映画館で見てもらえたらなと思うんですけど。
でフラフラダンスは普通によくできた映画だったなというか。
フラガールっていう実写映画もあるじゃないですか。
なんか今更それやるの?みたいな感じもあったんですけど。
やっぱり東日本大震災から10年経った今私たちは今頑張ってますよっていうのがやっぱり伝わるというか。
東日本大震災の暗い影みたいなのが劇中でも描かれてるんですけど。
そこまで大体的には描かれてないというかほんのり匂わされる程度なんですよね。
その匂わせ方もうまいというか感じだし。
やっぱりもう10年も経ってもちろん傷とかそういうのは残ってるかもしれないけれど。
新しい芽っていうのはどんどん大きな木のように花が咲かせたりとかっていう風になってるんだよみたいな風になるようなタイプの映画だったなっていう風に思いましたね。
あと普通に若いまだこれから社会に踏み出したばかりの若者たちが頑張ってダンサーとして一人前になっていくまでを丁寧に描いた映画だったので。
とてもよくできた丁寧な映画だったなという風には思いました。
確かに10年なんですね、あれから。
そうなんですよね。10年経つんですよねっていう。
もうなんかあっという間のようにも思えるし、現地の人からしたらようやく10年かって思うかもしれないし。
そんな中でやっぱりあの場所で頑張ってきた人っていうのがたくさんいて、それがようやく今ここまで来ましたよっていうのが静かに伝わってくるようなタイプの意外と渋い映画だったというか。
あと結構アニメなのでファンタジックなところとかもね、ちょっとあったりとかもするんですけど。
これなんかね、要は富士テレビがずっと応援プロジェクトっていうのを立ち上げてて、なんかその中でまず1個が富士テレビの深夜の野板港で爆点っていうのをやってて。
で、あと夏にやってた三崎の迷いが。
ありましたね。
で、それに続けての今回のふらふらダンスって3つの作品プロジェクトが。
そういう流れなんですね。
それの一つ。
なるほど。
夏の迷いがもう吉田玲子のでいい作品。
結構フォラムファンタジーとかは強いんだけど。
なるほどね。
18:00
ちゃんと街の魅力みたいなのがやたらわるアニメになってたっていうのが一番偉いなというか。
スパリゾートハワイアンズですか?
岩岸の。
なんか別に僕プール入るの好きな方じゃないけど、なんか行ってみたいなっていう気持ちになるというか。
すごく賑やかで楽しそうな場所だなって思ったのし。
まだ僕東北行ったことないなそういえばってちょっと思ったので、そういうとこ観光してみたくなりましたねやっぱり。
お仕事映画としてもなんかよくできてると思うんだけど、フラガールの仕事っていうのは。
そこがやっぱりまずちゃんとできてないとやっぱり面白くないので、映画として。
お仕事だからなんか宝塚みたいな感じもあるやんか。
いわゆるまず学校に入ってフラダンスを学んで、
で、お仕事なのでちゃんと評価制度。
50人のフラガールがもう50位までランキングされて評価されるっていう。
そう。
あ、そっかーって思ってんの。
で、なんか会社の入社式の後にそのまま入学式がありますみたいなのがちょっと面白かったですね。
あ、そうなんだって思ったし。
主人公はなかなかこう他のみんなと比べるとダンス初心者みたいな感じの子で、
なかなか目が出なくて思い悩んだりもするんですけど、
まあね、そんな頑張ってる姿を見ると不自然とこうね、
頑張れって思っちゃうのでやっぱりね、いい映画だったなと思いますね。
あとフラダンスの動きとかが結構モーションキャプチャーをちゃんと使ってるっていう細かい動き。
へー、そうなんや。
そうですね。
踊りがしっかりしてるのに、えらく妙にリアルやん。
人間の動きしてんのに、なんか足の動きが本当に。
そうですね。
アニメのスタッフの夫人とかがなんかどうやら相勝?
そういう関係なので。
キャラデザがね、相勝だなと思ってたんですよ。
そうそう。
やっぱあの辺の女人向けのアニメってやっぱりダンスシーンがやっぱすごいじゃないですか。
そういうのがやっぱり生きてるような映画だったなって思うし、
そういう普通に何か大きなステージにするダンスっていうのももちろんいいんですけど、
個人的にはやっぱり練習シーンの足のステップとかが妙にリアルに描かれてて、
多分あそこちょっと手描きチックというか、
風な感じにしてるような気がするので、
あそこの気持ちよさみたいなのがすごく出てましたね。
あそこちょっと僕そういうのが好きでした。
なるほど。
僕フラガールって映画見たことないんですけど、
あの映画があって、
いわき市のあの施設自体の知名度ってすごい上がってたと思うんですよ。
1、福島といえばあのハワイアンの施設みたいなぐらいちょっとイメージ直結してた時期ってあったと思うんですよね。
でもやっぱ2011年を境に福島ってもう不の象徴みたいな側面って生まれちゃったと思うんですよ。
で、今回この映画の存在を知ったときに、
あ、そういえばあれ福島県だったなっていうのをふと思い出したんですよね。
2011年以前は当たり前のようにあったものがなんか上書きされて消えちゃってたと。
でもやっぱそこで生きていた人っていたんですよねっていうのを、
10年の節目に語るって結構大事なことだったのかなっていうのを聞いてて思いましたね。
そうですよね。
ようやくやっぱ10年経って人もすごく出会ってるし、
21:01
やっぱりあと劇中でも語られたんですけど、
震災直後は当然開業することも全然できなかったので、
フラダンサーたちは結構全国を転々と旅をするというか、
キャラバンをしてたらしくて、
やっぱそういう地道な運動みたいなのというか、
興業のおかげでやっぱダンサーになりたいっていう応募する人の人数とかも増えたみたいなことを言ってたりもしたので、
なんか本当やっぱそういう地道な努力っていうのがようやく10年経って、
ようやくここまで来たんだなっていうのはやっぱり人としますよね、そこはね。
うん、なるほどな。
結構大事な作品かもしれないですね、このタイミングに。
そうですね、なかなかこれいい映画でしたね。
これちょっとお勧めしたいかなというちょっと思いますね。
で、あと僕映画じゃないんですけど、
宇宙パトロールルルコっていう短編アニメを見たんです。
あんまり聞いたことあるな。
あれ何でやってるやつの?どこの配信?
配信、えっと、まぁUNEXで見たんですけど、
トリガーっていうアニメスタジオ、キルラキルとか、
グレンラガンの夫人が作ったアニメスタジオですよね。
の短編、1話7分くらいのアニメシリーズがあるんですけど、
何の気なしにそういえば見てなかったなって思って見てたんですけど、
あまりにもナンセンスで、あまりにも自分たちの作った会社のパロディー増し増しの、
本当にわけのわからない作品でめちゃくちゃ面白かったっていう話なんですけど、
ある話の時とか何言ってるか全然わかんないんですけど、
ただ絵の迫力がとにかくすごいみたいな風になってたりとか、
本当何を見ているんだみたいな感じになるんですけど、
とにかくキルラキルにしろ、グレンラガンにしろ、
こんなはったり上等みたいな感じのアニメ作品が多いとこですけど、
本当ルルコもそういうタイプのアニメでめちゃくちゃ面白かったし、
あとこれ、中学生の初恋の話なんですよね。
そうなんですか。
これ実は。
そんなタイトルなのに。
普通の女子中学生なんですけど、お父さんが宇宙パトロールに所属してて、
ひょんなことから彼女も宇宙パトロールの一員となり、
そこで出会った少年に恋をすると。
同じ宇宙パトロールの少年に恋をするんですけど、
その初恋を巡る話がずっと続いていくっていう。
その初恋の時のときめきっていうのが、とにかく尊いというか、
でっかくなっていくんですよね。
グレンラガンとかだとドリルがめちゃくちゃクソでかくなるみたいな。
なるほどね。
初恋という感情がめちゃくちゃ大きくなるっていう。
なるほどね。
感じになってて、
もうこれはエモいやつだっていうふうになるっていうね。
私の初恋ビッグバンってキャッチコピーついてましたけど、
本当その通りだなって思いましたね。
本当に。
爆発してると。
本当に。
そういう意味でもね、面白かったですね。
本当に。
とにかく言えば、
終盤でむやみに話の規模が大きくなるっていうのがありますけど、
それを恋愛感情に持っていったと。
24:02
そうですね。
もう細かいロジックとかないんですよね。
やっぱりあの辺にね、
それはこういうもんだからって感じになる。
全ては初恋のときめきには勝てないっていうね。
やっぱそういう持ってき方、
作劇の持ってき方ってやっぱもう、
エモーショナルでやっぱいいよなって思いますよね。
あとちゃんとガイナタチもしてましたしね。
さすがだなって思いましたけど。
なるほど。
という作品とかを見てたりしました。
あの、ちょっと話それるんですけど、
この番組でいつか取り上げたいなっていう作品があって、
ふりくりって見たことあります?
はーい。
見てないんですよね、実はね。
原口さんはあれですよね、
ピローズの流れで絶対見てるかなと思ってて。
はい。
なるほど。
ピローズがずっと好きなので。
もうあれはピローズのPVとさ言われてますけどね。
はい。
やっぱね、2000年にガイナックスが作ったOVAのシリーズですけど、
ちょっとエヴァの流れも組んでる、
閉じた街の中で宇宙規模の何か変なものが現れて、
それと少年が向き合うっていう、
めちゃめちゃ世界系なんですよね。
で、その世界と向き合う武器が、
思春期のG式なんですよ。
ほうほうほう。
で、少年のおでこが勃起して、
そっからギターが出てくるんですよね。
それで戦うんですよ。
そんなアニメなんですか?
よく名前聞きますけど。
基本ぶっ飛んでるんで。
ちょっと2000年前後のサブカル感とかあるし、
ガイナックス的なパロディー増し増し感もあるしで、
話はド直球の世界系なんですけど、
その主人公が恋してる相手が、
それも宇宙パトロールみたいな役割なのかな。
ハルハラハルコっていう、
得体の知れない女なんですよ。
その名前、シンタニー・リョーコさんやったと思うんですけど、
トリガーでもよく出てる、
変な声として知られてる方ですよね。
あのヒロインなんですけど。
めちゃくちゃ特徴的で、
一発でこの人だってわかる声の人ですよね。
彼女の造形がむちゃくちゃ好きなんですよ。
要は、少年が自分に恋愛感情を持ってるっていうことを、
自覚して立ち振る舞いつつ、
本当はどうでもいいとちょっと思ってる、
でも一緒にはいてあげるみたいな、
ファム・ハタールなんですよ、要は。
少年にとっての。
優しくない大人で、
こっちを本質的には振り向いてくれない存在に恋愛するっていうのの、
なんていうかな、
相手が善良な女性だからとか、
こっちを振り向いてくれるからとか、
そういうので恋愛してるんじゃねえよと、
俺はもうそっちを向くんだっていうのをぶつけるんですよね。
それがまた、
27:00
一個の町、片田舎の山に囲まれた閉じた町で、
謎の巨大企業があって、
町のど真ん中に巨大なアイロンが、
スチームを上げてるんですよ。
あれは閉塞した日常の象徴なんですよね。
それがどんと町の中に構えてて、
もうここに生きてるのは退屈だ、
っていうのに現れた女の人が、
ハルハル・ハルコなんですけど、
それに対して、
その人と一緒にいるために、
自意識が勃起してギターで戦うっていう、
なんとも思春期ど真ん中、
痛々しくてたまらないんですよ。
むっちゃ好きで。
ハルハル・ハルコのキャラクター雑記というか、
その主人公とハルコの関係性は、
チェーンソーマンにも確か影響を与えてるはずなんです。
なるほど。
結構ね、マリオンさん絶対好きだと思うんだよなっていう。
原口さんはピローの流れで絶対好きなはずだから、
この3人で話せるんじゃないかなと思ってたんです。
なるほど、なるほど。
とりあえずね、4,5年前ぐらいにアマゾンプライムに入って、
今も見えるんじゃないかな。
とりあえずこれがだから、
OVAがアメリカで、いわゆる日本文化好き、
日本アニメ好きのアメリカ人に受けて、
そっからなんかピローズ好きのアメリカ人ができて、
そのおかげでピローズがアメリカへライブツアーできて、
チケットもそっから当たった。
非常にピローズのファンが広がったアニメでもあるので。
なるほど、なるほど。
でそれが3年前かな、
続編的なのが日本語ギター公開作品に出てきて。
やってましたね。
フリックリオルタナとフリックリプロレアタかな。
ある種ちょっと伝説的なアニメになっているような感じのタイトルだと思うんですけど、
見なきゃなって思いましたね。
今の話聞いたらめちゃくちゃ面白そう。
いいと思いますよ。マリオンさん絶対好きだと思うもん。
なるほどな。
あれ1話30分ぐらいだったよ、確か。
短いですよ。6話あるけどサクッと見れるんで。
分かりました。ちょっとこれは次見どこないといけないかなという気がしますね。
いやでも話するんやったら僕フリフリ見直しますわ。
いやでもほんとしたいですね。してみたいですね。
それしたいね。
全然ありですね。
結構ね映画以外の話もしたいなと思ってて、
ただシリーズもってさすがに全員で共有するのめちゃくちゃ難しいんですよね。
まあそうですね。
例えば今からゲームオブスローズの話したいですって言っても、
オブスローズ今から全部見るのかってしんどいじゃないですかみたいな話ですよね。
それはさすがに無理なんですけど、
OVAかせめてワンクールのアニメですかね。ギリギリ。
それでもちょっと厳しいけど、
OVA、6話のOVAだったら結構現実的かなと思って。
そうですね。確かにそういう回があっても全然ありやなと思いますね。
全然話したいしっていう。
確かに結構映画以外の見た話も推ししますしね。
海外ドラマ見たとか話もするので、全然それはいいですよね。
来年に向けてマドカマギカの話とかも僕したいですからね。
ああ、確かにね。
30:00
すごい来たか。
確かにね。
来年やりますしね。
確かにね。
まあマドマギ全部新編まで見てますけど、
やっぱちょっと改めて見返したいですよね。
あとマギアレコードまで見なきゃいけないのかとか色々ありますけど、
まあまあそこはいいや。
あと僕の来年の本命はマール・ピング・ドラムなんですよね。
ああ、そっかそっか。
もうイクハラ・クニヒコ感ですよね。
ですよね。
いや、そうだそうだ。
そうですよ。そっちも見なきゃいけないんじゃない。
ピング・ドラムは26話ぐらい。
2クールなんでちょっとしんどいんですよ。
でもね見たいですね。
ちょっとね話したいというか。
そうなんですね。
イクハラ・クニヒコかな。
ゆりくま嵐しか見てないんだよなっていう。
いやもうまずはウテナですよ本当に。
いやでもね、ゆりくま嵐めちゃくちゃ好きで、
すげえと思って。
まあゆりなのでっていうのもあるんでしょうけど、
こんなすげえアニメないわって思ったぐらいやっぱ好きだったので、
もう多分ハマるだろうなっていうのはもうわかります。
あの、マドカマギカとピング・ドラムに関しては、
どっちも2011年のアニメなんですよね。
ああ、そっか。
で、特にマドカマギカに関しては伝説の10話と呼ばれてるのを、
関西が先行上映なんですよね。関東に対して。
それが、2011年3月11日の未明というか、
11日の深夜なんですよね、放送が。
それを見て、やべえこんなのやばすぎるやろって言って、
四億倍ってしてたら、あれが起きたんですよね。
昔日本大震災がね。
うん。で、関東の放送はそうなったらごそっと遅れるんですよね。
で、マドマギとピング・ドラムに関しては結果的にですけど、
震災当時の日本を背負った作品になったなって僕は思ってて、
マドマギに関しても大の利益のために将王の犠牲を
厭うかどうかみたいなテーマが入ってくるわけなんですけど、
それに対してそれでも生きるっていうテーマは、
結果的に震災直後の何かメッセージみたいなものになってたなと僕は思ったし、
ピング・ドラムに関しては作中のキャッチコピーが生存戦略なんですよね。
はいはい。そうね、あれね。
作中のキャッチコピーが2つあって、
きっと何者にもなれない僕たちっていう言葉と生存戦略2つがあるんですよ。
で、2011年当時にその言葉2つを結果的に掲げてたってことが
僕ものすごいことだなと思ってて、
何者にもなれない人間の生存戦略なんですよね。
で、あの当時の混沌とした世相の中でめちゃくちゃ刺さったんですよ。
はぁ、なるほど。
いやぁ、僕窓曲げは完全に後追いだったんですよ。
リアルタイムで見てなかったので、
やっぱりあの当時の雰囲気の中で楽しみたかったなっていうのはめちゃくちゃあるんですよね。
あのいわゆる3話で圧倒驚くようなことが大きい。
33:00
あの座組で気づいてる人はいたけれども、
全く何の知識もなくあの3話を見たらギョッとし、
それで引き込まれ、でその10話がやってきてっていう風になるっていうのは
やっぱりあのリアルタイムでは本当に体験したかったなってちょっと思いますね。
僕は新編の時の映画公開する直前ぐらいに一気見したので、
ただ新編もすごかったしなぁ。
すごいですね、あれは。
あのエゴイスティックな話最高やなって思ってましたけど。
やろうなと思いました。
見た直後、あのエゴイスティックさに怒りすら覚えたんですけど、
これがいいんじゃんって最終的になりましたね。
すごいこれって思って。
あの興奮はちょっと忘れがたいですね。
リアルタイムやと話題になった回の翌朝のツイッターのタイムラインがそれで埋もれていてすごかった。
えらい盛り上がりがあって、何なんだっていうのがあって。
それだけが非常に印象深くすごかったですよ。
今なかなかそういうのはないですね。
あれ、そういう君見てたの?みたいな感じが。
いやでも、まどまぎはみんな見てましたよ。
結果的にみんな見ましたよ。
まどまぎの話したくなっちゃうけど、これはまた撮っておきましょうかねっていう。
この番組として取り上げられるかどうかっていう問題はあるので、
もしタイミングが合えばとか、それぞれの思考が噛み合ったら、映画以外のお話もどっかでしたいなとは思いますけどね。
番外編みたいな感じですかね。
まあもう普通に一部でいいんじゃないですか。
もともとフリートークの中で多岐に渡る話してるし、映画の話したすぎる場としても、映画以外の引き出しを見せるっていうこと自体は価値があることだと思うんで。
とりあえずマリオンさん、どっかでフリクリ見てください。絶対好きやから。
はい、見ます。
ちょっと我々の知り合いでアニメライターの方がいらっしゃって、その方にお話していただくとかっていうのもいいかもしれないですね。
そっちのプロの方に。
そうですね、めっちゃ話したいですけどね。
ぽちぽち山口くんのターンでしょうかね。
そうですね、僕先週から体調を崩したままだったんで、あんまり見れてないんですけど、家でチェックチェック文を見てました。
あ、見たんですね。
正直ミュージカルとか全然詳しくないジャンルなんですけど、まずジョナサン・ラーソンっていう人物のエピソードが強烈だなとは。
実際レッドのプレビュー前日に救世するっていう伝説的なエピソードがあるわけなんですけど、その人がいかに生きたかってとこですかねっていう話かなと思うんですけど。
基本的にこういう話は客観的に好きなんですよね。
で、こういう人生を何かに賭けてしまう人の話は僕はそうなれないからこそ距離を置いて楽しめてるっていうところがあって。
前の回で例えば巨人の星が好きであるとか、サトシの青春を紹介したりとかはしてたんですけど、何かに賭けすぎて人生をスポイしてしまうほどの生き方っていうのはやっぱ強烈だなと思うし。
36:07
それに対して自分はそうなれないなっていう距離も感じながら見てはいたんですよね。
で、題名がチクチクブーンって何のことかなとはずっと思ってたんですけど、だんだん評判が聞こえてくる中で30っていう節目の音ってことですよね。
そうですね。
で、それに関してはその音はかつての僕も聞こえてたかなとは思うところはあって、ちょっと映画というか自分語りになっちゃいそうなんであれなんですけど、確かに何かそういう気持ちはあったなと思って。
ただジョナサン・ガーソンみたいに本当に自分の人生を賭けて何かに費やしてその30っていうタイミングを感じてたのと、だらだら生きて何となく時間だけが迫ってくるっていうのは全然違うんですけど。
だからやっぱり僕それに対して感情移入をするって自分ごときがおこがましいって思ってしまうっていうのもあるんですよね。
なるほど。そこに自分の人生とは違いますわというか、ちょっとおこがむ風になるんですね。
彼は今自分の手の中にないものを求めて努力してた人だなと思うんですよね。
僕は何となく30が迫ってくる中で、自分にできるカードだけでやろうって思ったので、そこを割り切ったんですよ。
自分の手の中にないものは多分目指せないし、そもそも今まで目指してこなかったじゃないかと。
30近づいてるけど、そのチクチクチクチク時計の音が上がって焦ってるけど別にその爆弾を解除したいなんて本当は思ってないんでしょって自分に語りかけてたところがあったと思うんです。
何かになりたくてタイムリミットに追われながら戦ってるんじゃなくて、自分が時間制限に追われながらでも何かを目指してるような人間でありたいっていうワナビーでしかなかったなって思ったんですよね。
自分の中にチクチクと音が鳴っててほしいと思ってたんです。
そういう意識の高い人間で自分はありたかったけど、自分はそうじゃないじゃないかっていうのを多分30になるぐらいで気づいたなとは思ったんです。
僕はそれぐらいの時に自分の背丈よりはるかに遠くにあるものに手を伸ばすような生き方はできないような気がするけど、
とりあえず今なんとなく生きてきた中で手に入れたカードだけでも割と自分のことできるんじゃないかなって思っていろいろやりだしたのが多分30ぐらいだったなとも思ったんですよね。
映画上映会活動とかこのポッドキャストもそうだし、映画の話したすぎる場もそうなんですけど、自分にできる範囲でやりたいことやろうって思ったんですよ。
多分それを割り切ってから多分その時計の音は聞こえなくなったんじゃないかなって気はしてて。
僕今正直めっちゃ楽しいんですよ。
映画の話したすぎる場やっててもこのポッドキャスト収録しててもめちゃくちゃ楽しくてこれで良かったのかなって最近は割と思ってるんです。
39:03
やっぱりジョナサン・ラーソンには僕は慣れないんですよね。
村山聡氏にも星ふうまにも慣れないんですよ。
やっぱ自分の手の中にないものを求めるって基本的にしんどいだけなんですよ。
自分がそのしんどさに耐えれる人間であってほしいっていう願望でチクチク音を自分の中に流してしまったら多分しんどいだけやろうなっていう。
なるほどな。
まあ大人のずるい意見ですよこれは正直。
なるほどな。
20代の人にその音が聞こえるのはそうだなと思うんですよ。
僕はやっぱり別にジョナサン・ラーソンのようなすごい目標を目指してるわけでもないですけど年がものすごく近いので本当このまま30歳を迎えるのかって思うとちょっと変な不安というかこのままでいいのかみたいな不安を感じちゃうんですよね。
それは絶対にあります。
俺もなんか29になる手前に周りの偉い大人にどうするんだお前みたいな感じを言われてなんかね29、30ぐらいがねいわゆる意識高い形態出してしまって謝った道行っかけたことがあって。
えー意外。
東京怖いな。
怖いよ。
そういう節目の意識をパクパク食べてそうじゃないですか東京って街は。
養分にしてね本当もう嫌だわ。
だからね関西帰ってきて映画見るようになってあ映画であった映画でだからでキネ坊主であり始めたから。
キネ坊主。
だから40になる手前39になったけど全然不安ないというか今の感じでいい感じな感じではある。
キネ坊主始めたのも30ぐらいなんですか?
32ぐらい。
あーでもやっぱそう。
なんかふっとあ俺映画やってなったよななんか。
やっぱ越えてみないとわかんないのかなっていう気もしますねやっぱ今のこの不安から逃れるのってやっぱり。
まずとりあえず越えてみるでなんかやっぱ踏み出してみるっていうところがないかなっていう気がしますねなんか。
やっぱ最後の彼の歌っていうのをやっぱ踏み出すことだっていうことはやっぱすごくメッセージが出てたしやっぱそういうとこやなって思いますね。
うんそうですね。
あとまあミュージカル詳しくないですけどスティーブン・ソンドハイムこのタイミングで見るかっていうのがすごいねいろいろ思うところがあるんですよね。
確かにねいやこれちょっと思いましたよね本当ちょうど本当つい最近なくなってしまいましたけど。
本当になくなったしウエストサイズストーリー本来だったらもうそろそろ上映してたはずだったのに延期になってみたいな。
なんかすごいいろいろね。
あと監督がリン・マニュエル・ミランダですけどイン・ザ・ハイツとか作ってるわけですよね。
で僕ミュージカルの方も全然知らないし映画の方もイン・ザ・ハイツもレントも見てないんですよ。
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この作品このチクチク分を見るのにちょっと情報が足りなかった気もするんですけどやっぱそのリン・マニュエル・ミランダってジョナサン・ラーソンの系譜にある人なんだろうなとは思って。
その人がこのよう監督してるっていうのも結構エモーショナルというかなんかね。
そうですね。確かソンドハイムとリン・マニュエル・ミランダもやっぱり関係性としては支えてもらってたみたいなことやっぱあったのでやっぱそういう流れがあるんでしょうしね。
なんか劇中でソンドハイムからの留守伝が流れるますけどあれは本人の声らしいんですよね。
そうなんですか。
劇中に出てくるソンドハイムは別の役者さんが演じてますけど留守伝の音声はソンドハイム本人というふうなことを言ってます。
だからそういうのも聞くとちょっとうるっときちゃいますね。
クシクも次の回で取り上げるリアイバンハンセンにもそのあたりって結構絡んできてるとこじゃないですか。
またそうですねミュージカル。
ミラベルもちょうど上辺してるしで。
なんかこの2021年終わりにミュージカル映画っていうものに対する因果の糸がすごいごちゃーって絡まってる瞬間だなって思ってなんか不思議なタイミングだなって思ったんですよね。
確かにそうですね。
なんか今このタイミングでチクチクブーンを見たことまたリアイバンハンセンとかミラベルを見たこととかも結構運命の悪戯というかそのこと自体がすごい印象的なエピソードだなって思いながら見てて。
いろんな意味で自分の中に残るものがある作品でしたねチクチクブーンは。
あとアンドリュー・ガーウィルド歌うまいですね。
うまいですよね。
なんかああいうの初めてっていうのがちょっと信じられないぐらいのうまさというか。
なんかジョナサン・ラーソンに似てますしねなんとなく。
そうそうそう似てるというかなんかすごい天真爛漫な笑顔をするときがなんかすごくなんかいいなこの人みたいな天性の魅力みたいなのが出てるというか。
やっぱ笑顔がいい人はいいよなっていうシンプルな理由っていうのもあるかもしれないですけどなんかすごく魅力あふれる人物に見えましたねやっぱり彼は。
あとあれですねアンダーダーシーバーレイク文脈で言うと三重の壁をしれっと乗り越えちゃってダラダラ生きてるのがアンダーダーシーバーレイクのサムだと思うんですけど。
ジョナサン・ラーソンは三重の壁に対して信じかけながら戦うっていうねなんかそこが比べたら面白いなと思ったし。
まあなんか街の違いっていうのもあるなと思って。西海岸の温暖な土地で別にダラダラ生きてもなんとなくぷかぷか煙喰いらせながら生きていけるよねって世界観とそのニューヨークのこっからこぼれ落ちたら植えて凍え死ぬっていう世界の違い。
どっちも上昇志向のある街だと思いますけど負けても生きていけると負けたら死ぬっていうのが街自体が背負ってる世界観としてあると思うんですよねその違いがそれぞれ。
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あーなんか確かにそれはあるかもしれないですね。ニューヨークで何か夢を目指しているタイプの映画でその最後ってなんかすごく切ないものってなんか結構印象に残りますよね。
なんかインサイドルーウィン・デイビースとかめっちゃ思い出しましたけど。
やっぱニューヨークの街の寒さってすごい印象的だなと思って。あれって本当に競争社会の厳しさそのものだなと思うんですよね。
確かにそうですね。
ここからこぼれ落ちたら俺は死ぬ。だからもう勝つしかないっていう世界と温暖で夢そのままが具現化したようでもちろんそこをのし上がっていくこともできるけどこぼれ落ちても何となく横の繋がりで生きていけるよねっていう西海岸のあのあたりの世界観ですかね。
まあ違うなと思って。実際チクチクブーンの中でもそうだしレントが描いている世界もそういうところで一緒に生きてた同志が途中で死んじゃったりとかこぼれていっちゃう話だと思うんですよね。仲良かった友達とか一緒に努力してた仲間とかが。
なんかあのドライダー冷徹な感じってやっぱニューヨークならではなのかなって気もちょっとしたりはして。そのあたりいろいろそういう見方もしたりはしてました。はい。そんな感じですかね。
あとちょっと時間があれば話したいのがあるんですけれども。今週末にチケット発売の映画祭の話がありましてピアフィルムフェスティバルイン京都。
今年の9月に東京でやってたピアフィルムフェスティバルがあるんですけれども。来月の1月8日から16日まであるんですけれども。今回ね今年東京でもやってて見たいなと思ったのがナーポンタムロンラタナリット監督特集。
ハッピーオールドイヤーの監督ですね。 あーハッピーオールドイヤー。はいはいはい。
いわゆるナーポン監督作品なんですけど今回東京で全部やってたので京都やるのかなと思ったらやるんですけどハッピーオールドイヤー以外の過去の作品が結構あって。
以前台湾旅行行った時に見かけたダイトモローっていう若者の自殺に関する話とかね結構みたいなのがあって。
アジアン映画祭とか東京フィルメックスで毎年どっちかで1本やってた監督の作品が各作がかなり見れるっていうのがあって。
今週土曜日がチケット発売なのでぜひ興味ある方はお見逃しなくっていう話です。
じゃあマニオンさんお知らせお願いしていいですか。
はいじゃあ代わりにお知らせの方で読んでいきたいと思います。
12月も映画の話ししたすぎるバーを開催する予定になっています。
場所は大阪の南森町にある日替わりイベント型カフェバー週刊曲がり。
日時は12月の18日の土曜日オープンが19時フローズが23時となっています。
今回のテーマは2021年ベスト映画という風になっています。
48:01
皆さんの今年のベスト映画とかをはじめとして最近見た映画とかオールタイムベストなどご自由に映画の話をしていただける場として今回もお待ちしていますのでよかったらぜひお越しください。
あとさらに今回は年末特別進行にて2021年ベスト映画投票っていうのを行いたいと思ってます。
ご入展時に投票用紙をお渡ししてそれに皆さんの2021年のベスト映画を1本書いてもらってラストオーダー後に集計結果っていうのを発表していきたいなと思ってます。
これもまあ映画トークと合わせて楽しんでいただけたらなと思ってます。
またこの番組でもリスナーの皆さんからの2021年映画ベスト1っていうのを募集してます。
いただいたそのベスト映画を集計して年末の2021年のベスト回でランキングとしても発表したいなと考えてます。
作品はベスト1もう1本を選んでもらって作品名のみそれかまたコメントとかを添えて一緒に送ってください。
投票のみで番組内で取り上げるのを希望されない方っていうのがいらっしゃったら投票のみと書いていただけたら幸いです。
また2021年のベスト以外にも番組の感想や取り上げた作品の感想なども送りいただけると嬉しいです。
メールやブログのお便りフォーム、ツイッターへのダイレクトメッセージのいずれかより受け付けていますのでどしどしご応募ください。
詳しくはポッドキャストの番組説明欄とかも確認していただけたら幸いです。
はい、ベストのお便りはすでに1通だけいただいてます。
ちょっと早いんで。
ちょっとこれが近づいたらもう少しもしかしたらいただけるかなと思ってるんですけど。
あとごめんなさい、僕個人からもお知らせさせてください。
この映画監督のバートは別で活動してる映画上映会企画をやってる島根映画さんっていう活動をしてるんですけど、
兵庫県のアジファにあるスモトオリオンっていう映画館に一角を持ち込んで上映してるんですね。
この2021年年末と2022年年始も新しい企画がありまして、バイオレットエヴァーガーデンの上映を予定しております。
すげー。いいなー。すごいな。
劇場版バイオレットエヴァーガーデンとバイオレットエヴァーガーデン外伝、永遠と地動式人形の2つを上映する予定です。
期間が12月31日から1月10日の成人の日までですね。
細かいスケジュールは後日出す予定です。
そんなこともやってるのでよかったらご注目ください。
それでは映画の話したすぎるラジオ第39回フリートッカイを終わりたいと思います。
ではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
50:51

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