でも家族は自分の娘がそんなに歌が重いのかがわからないと。
物語の展開上、漁師の方も結構大変な中で、やっぱり娘がいないといけないと。
娘側も私がいないといけないし、でも音楽の夢諦めないしっていう葛藤の中でどういった答えを見出していくかっていう話ですね。
予告の段階でも結構そういうのが見てもらえるというところで。
僕も予告見ましたけど、めちゃくちゃ面白そうですよ本当に。めちゃくちゃ面白そう。
葛藤の中でいろいろ予告でもうまいこといい感じに試合がやってます。
とまで言っておきましょうかね。
ちょっと来年当たり前の目玉ですね。
気になってまたしたね。やっぱサンダンスで観客証を取ったっていうのも含めてだし、
あともう今ちょっとアメリカの方ではアカデミー賞の全賞戦とかのショーレースが始まってるんですけど、
ちょくちょく出てくるんですよね、高打のタイトルがやっぱり。
確実に今回のアカデミー賞には何らかの価値で関わってくるタイプの映画だと思うので、すごく楽しみですね、見るの。
そしてもう一つ見ておりまして、こちらですね。
タイトルをちゃんと言いますと、フレンチディスパッチ・ザ・リバティ・カンザス・イブニングサン別冊。
そんな名前にですか?
見たいやつだ。
ウエス・アンダーソン監督最新作。
いいな。
そっかウエス・アンダーソンなんだ。
ちょっと僕全然情報入れてなかったですけど、断然気になってきた。
いわゆるグランドオブターペストホテルとか、犬ヶ島ですね。
犬ヶ島もあったもので、全国100館上映とかなんですけど、
いわゆる映像世界はまさにウエス・アンダーソンのあの感じですよ、カラフルな。
オシャレな映画です。
いわゆる出版社の話と。
フレンチ・ディスパッチというのが、創業者が亡くなって最終号についてどうするかって話で、
最終号はこういう感じですよっていうのを映像で見せていくんだけども、
フランス映画の感じはあって、いわゆるヌーベルバーグな感じもあります。
ウエス・アンダーソン好き、シネフィルとか映画好きにはいけるんだろうけど、
一般的にどこまで受けるかな、これっていうのはあって。
ウエス・アンダーソンも間違いなくシネフィルですからね、そりゃそうだろうなっていう映画なんですよね。
いのがしも覗いてみていっちゃうと、なんだろうこれっていうのはある。
題材的にすごくジャーナリズムに関する映画っぽいなっていう印象は受けてたんですけど、
やっぱりそういうジャーナリズムについての愛とかそういう話なのかなとかは予想してたんですけど、
それはどんな感じなんですか?
結局そういうジャーナリズム系の写真集刊誌みたいなの出版社の話なんだけども。
いろんな事件が取り上げられていって、結局これはどこへ向かっていくんだっていうのはある。
ありましたね。ちょっと思い出した。
あれは短編で結構最後切ないところで終わらすっていう感じがあるんですけれども、
カランコへの花のあの先にあるストーリーを描いています。
なるほどね。
だから日本を呑んでもLGBTQ若者を描いたのでこういう作品が見たかったっていうのをなんかしっかり描いてくれてて。
原作があったんですね。まずちょっとそれは存じ上げなかったんですけど、話の構造が面白いなと思ってて、
いわゆるBL好き。フィクションとしての同性愛は楽しめるけれども、じゃあ現実の同性愛は?っていうのって結構興味深いテーマだとは思うんですよね。
で、もちろん別物だし、違うものとして受け入れてて、本人は無自覚に差別意識があったりっていう可能性もありますよね、そういうのって。
だから私BL好きだからゲイに理解あるよみたいな言い方をする人がいかねないと思うんですけど、
それって本当に理解できてるんですかっていうのってあるかなと思うし、
例えば私ゲイの友達いるから同性愛理解あるよみたいな話も僕聞いたことあるんですけど、
それって結構よくあるI have a black friendみたいなのの一例だと思うんですけど、
それ、まず友人のことを属性で見てるのもどうなんですかっていうのもあるし、
それで自分が理解を示せてると思ってるっていうのが、実はものすごい何かに暗中してる可能性とかってあると思うんですよね。
そこって本当恥ずかしながら普通に生きてたら僕は気づけないなと思って、誰かに指摘されないと僕は気づけないんですよ。
で、それをしてくれる映画なのかなっていうのはちょっと気になってます。
だからね、まさにそういうのがエール学校のホームルームの時間で語られんねん。
で、さらにそっから全校周回レベルまで登り進めていくっていう。
そん中でやられて俺がね、本当ああこういうの見たかったっていうのがあって、いい作品ですこれは。
気になりますね。
マリオさんもヤモイズ君もカランコへの花は好きだったっけなと思って。
カランコへの花はめちゃくちゃ良かったですよ、本当に。
大好きですね。
が、好きだと結構いけるんちゃうかなと思ってる。
皆さん体調良ければ是非これを見ていただいて、来週9時台で語りたいって思ったりするぐらいだから。
結構ね、今忙しいんですよねネタが。
そうですね。
来週のラストナイトイン奏法も見ないといけないし、ビューンベンダースもそろそろ終わるんで、
何とかいけないかなと思ってるんですけど。
いやー、でもちょっと気になりますね本当に。
12月公開作品だけども、これは日本映画の今年のベスト10の中にちゃんと漏らさず入れたいなって思ってます。
なるほどね。
といったところでしょうか、時間的にもいくわいいかな。
マリオさんはいかがですか。
そうですね。最近で見たやつだと、ベノムレッドゼアビーカーネージとフラフラダンスを見に行きました。
この大雑把さがなんか本当懐かしいですよねみたいな感じになりますね本当に。
でまあ彼のある種の目的の一つにも彼には彼女がいるんですよね。
でそれもずっと捉えられててっていう。
なのでなんかある意味敵側のカップルも一緒になりたいのになれないみたいなカップルみたいな関係性みたいなのがあったりとか。
なんかそういうこうなんて言うんですかね。
パートナーとの関係性にまつわる映画だったなっていうのはちょっと思いましたね。
それがあまり特に整理されてないあたりも大雑把さは2000年代ぐらいの感じやなっていうふうにやっぱ思うというか。
見てて楽しかったですけど上映時間短いのですごく見やすかったですね。
あとなんかえ?っていうのが最後つきますけどどうなるのかなって感じですかね。
それはちょっとぜひ映画館で見てもらえたらなと思うんですけど。
でフラフラダンスは普通によくできた映画だったなというか。
フラガールっていう実写映画もあるじゃないですか。
なんか今更それやるの?みたいな感じもあったんですけど。
やっぱり東日本大震災から10年経った今私たちは今頑張ってますよっていうのがやっぱり伝わるというか。
東日本大震災の暗い影みたいなのが劇中でも描かれてるんですけど。
そこまで大体的には描かれてないというかほんのり匂わされる程度なんですよね。
その匂わせ方もうまいというか感じだし。
やっぱりもう10年も経ってもちろん傷とかそういうのは残ってるかもしれないけれど。
新しい芽っていうのはどんどん大きな木のように花が咲かせたりとかっていう風になってるんだよみたいな風になるようなタイプの映画だったなっていう風に思いましたね。
あと普通に若いまだこれから社会に踏み出したばかりの若者たちが頑張ってダンサーとして一人前になっていくまでを丁寧に描いた映画だったので。
とてもよくできた丁寧な映画だったなという風には思いました。
確かに10年なんですね、あれから。
そうなんですよね。10年経つんですよねっていう。
もうなんかあっという間のようにも思えるし、現地の人からしたらようやく10年かって思うかもしれないし。
そんな中でやっぱりあの場所で頑張ってきた人っていうのがたくさんいて、それがようやく今ここまで来ましたよっていうのが静かに伝わってくるようなタイプの意外と渋い映画だったというか。
あと結構アニメなのでファンタジックなところとかもね、ちょっとあったりとかもするんですけど。
これなんかね、要は富士テレビがずっと応援プロジェクトっていうのを立ち上げてて、なんかその中でまず1個が富士テレビの深夜の野板港で爆点っていうのをやってて。
で、あと夏にやってた三崎の迷いが。
ありましたね。
で、それに続けての今回のふらふらダンスって3つの作品プロジェクトが。
そういう流れなんですね。
それの一つ。
なるほど。
夏の迷いがもう吉田玲子のでいい作品。
結構フォラムファンタジーとかは強いんだけど。
なるほどね。
ちゃんと街の魅力みたいなのがやたらわるアニメになってたっていうのが一番偉いなというか。
スパリゾートハワイアンズですか?
岩岸の。
なんか別に僕プール入るの好きな方じゃないけど、なんか行ってみたいなっていう気持ちになるというか。
すごく賑やかで楽しそうな場所だなって思ったのし。
まだ僕東北行ったことないなそういえばってちょっと思ったので、そういうとこ観光してみたくなりましたねやっぱり。
お仕事映画としてもなんかよくできてると思うんだけど、フラガールの仕事っていうのは。
そこがやっぱりまずちゃんとできてないとやっぱり面白くないので、映画として。
お仕事だからなんか宝塚みたいな感じもあるやんか。
いわゆるまず学校に入ってフラダンスを学んで、
で、お仕事なのでちゃんと評価制度。
50人のフラガールがもう50位までランキングされて評価されるっていう。
そう。
あ、そっかーって思ってんの。
で、なんか会社の入社式の後にそのまま入学式がありますみたいなのがちょっと面白かったですね。
あ、そうなんだって思ったし。
主人公はなかなかこう他のみんなと比べるとダンス初心者みたいな感じの子で、
なかなか目が出なくて思い悩んだりもするんですけど、
まあね、そんな頑張ってる姿を見ると不自然とこうね、
頑張れって思っちゃうのでやっぱりね、いい映画だったなと思いますね。
あとフラダンスの動きとかが結構モーションキャプチャーをちゃんと使ってるっていう細かい動き。
へー、そうなんや。
そうですね。
踊りがしっかりしてるのに、えらく妙にリアルやん。
人間の動きしてんのに、なんか足の動きが本当に。
そうですね。
アニメのスタッフの夫人とかがなんかどうやら相勝?
そういう関係なので。
キャラデザがね、相勝だなと思ってたんですよ。
そうそう。
やっぱあの辺の女人向けのアニメってやっぱりダンスシーンがやっぱすごいじゃないですか。
そういうのがやっぱり生きてるような映画だったなって思うし、
そういう普通に何か大きなステージにするダンスっていうのももちろんいいんですけど、
個人的にはやっぱり練習シーンの足のステップとかが妙にリアルに描かれてて、
多分あそこちょっと手描きチックというか、
風な感じにしてるような気がするので、
あそこの気持ちよさみたいなのがすごく出てましたね。
あそこちょっと僕そういうのが好きでした。
なるほど。
僕フラガールって映画見たことないんですけど、
あの映画があって、
いわき市のあの施設自体の知名度ってすごい上がってたと思うんですよ。
1、福島といえばあのハワイアンの施設みたいなぐらいちょっとイメージ直結してた時期ってあったと思うんですよね。
でもやっぱ2011年を境に福島ってもう不の象徴みたいな側面って生まれちゃったと思うんですよ。
で、今回この映画の存在を知ったときに、
あ、そういえばあれ福島県だったなっていうのをふと思い出したんですよね。
2011年以前は当たり前のようにあったものがなんか上書きされて消えちゃってたと。
でもやっぱそこで生きていた人っていたんですよねっていうのを、
10年の節目に語るって結構大事なことだったのかなっていうのを聞いてて思いましたね。
そうですよね。
ようやくやっぱ10年経って人もすごく出会ってるし、
やっぱりあと劇中でも語られたんですけど、
震災直後は当然開業することも全然できなかったので、
フラダンサーたちは結構全国を転々と旅をするというか、
キャラバンをしてたらしくて、
やっぱそういう地道な運動みたいなのというか、
興業のおかげでやっぱダンサーになりたいっていう応募する人の人数とかも増えたみたいなことを言ってたりもしたので、
なんか本当やっぱそういう地道な努力っていうのがようやく10年経って、
ようやくここまで来たんだなっていうのはやっぱり人としますよね、そこはね。
うん、なるほどな。
結構大事な作品かもしれないですね、このタイミングに。
そうですね、なかなかこれいい映画でしたね。
これちょっとお勧めしたいかなというちょっと思いますね。
で、あと僕映画じゃないんですけど、
宇宙パトロールルルコっていう短編アニメを見たんです。
あんまり聞いたことあるな。
あれ何でやってるやつの?どこの配信?
配信、えっと、まぁUNEXで見たんですけど、
トリガーっていうアニメスタジオ、キルラキルとか、
グレンラガンの夫人が作ったアニメスタジオですよね。
の短編、1話7分くらいのアニメシリーズがあるんですけど、
何の気なしにそういえば見てなかったなって思って見てたんですけど、
あまりにもナンセンスで、あまりにも自分たちの作った会社のパロディー増し増しの、
本当にわけのわからない作品でめちゃくちゃ面白かったっていう話なんですけど、
ある話の時とか何言ってるか全然わかんないんですけど、
ただ絵の迫力がとにかくすごいみたいな風になってたりとか、
本当何を見ているんだみたいな感じになるんですけど、
とにかくキルラキルにしろ、グレンラガンにしろ、
こんなはったり上等みたいな感じのアニメ作品が多いとこですけど、
本当ルルコもそういうタイプのアニメでめちゃくちゃ面白かったし、
あとこれ、中学生の初恋の話なんですよね。
そうなんですか。
これ実は。
そんなタイトルなのに。
普通の女子中学生なんですけど、お父さんが宇宙パトロールに所属してて、
ひょんなことから彼女も宇宙パトロールの一員となり、
そこで出会った少年に恋をすると。
同じ宇宙パトロールの少年に恋をするんですけど、
その初恋を巡る話がずっと続いていくっていう。
その初恋の時のときめきっていうのが、とにかく尊いというか、
でっかくなっていくんですよね。
グレンラガンとかだとドリルがめちゃくちゃクソでかくなるみたいな。
なるほどね。
初恋という感情がめちゃくちゃ大きくなるっていう。
なるほどね。
感じになってて、
もうこれはエモいやつだっていうふうになるっていうね。
私の初恋ビッグバンってキャッチコピーついてましたけど、
本当その通りだなって思いましたね。
本当に。
爆発してると。
本当に。
そういう意味でもね、面白かったですね。
本当に。
とにかく言えば、
終盤でむやみに話の規模が大きくなるっていうのがありますけど、
それを恋愛感情に持っていったと。
皆さんの今年のベスト映画とかをはじめとして最近見た映画とかオールタイムベストなどご自由に映画の話をしていただける場として今回もお待ちしていますのでよかったらぜひお越しください。
あとさらに今回は年末特別進行にて2021年ベスト映画投票っていうのを行いたいと思ってます。
ご入展時に投票用紙をお渡ししてそれに皆さんの2021年のベスト映画を1本書いてもらってラストオーダー後に集計結果っていうのを発表していきたいなと思ってます。
これもまあ映画トークと合わせて楽しんでいただけたらなと思ってます。
またこの番組でもリスナーの皆さんからの2021年映画ベスト1っていうのを募集してます。
いただいたそのベスト映画を集計して年末の2021年のベスト回でランキングとしても発表したいなと考えてます。
作品はベスト1もう1本を選んでもらって作品名のみそれかまたコメントとかを添えて一緒に送ってください。
投票のみで番組内で取り上げるのを希望されない方っていうのがいらっしゃったら投票のみと書いていただけたら幸いです。
また2021年のベスト以外にも番組の感想や取り上げた作品の感想なども送りいただけると嬉しいです。
メールやブログのお便りフォーム、ツイッターへのダイレクトメッセージのいずれかより受け付けていますのでどしどしご応募ください。
詳しくはポッドキャストの番組説明欄とかも確認していただけたら幸いです。
はい、ベストのお便りはすでに1通だけいただいてます。
ちょっと早いんで。
ちょっとこれが近づいたらもう少しもしかしたらいただけるかなと思ってるんですけど。
あとごめんなさい、僕個人からもお知らせさせてください。
この映画監督のバートは別で活動してる映画上映会企画をやってる島根映画さんっていう活動をしてるんですけど、
兵庫県のアジファにあるスモトオリオンっていう映画館に一角を持ち込んで上映してるんですね。
この2021年年末と2022年年始も新しい企画がありまして、バイオレットエヴァーガーデンの上映を予定しております。
すげー。いいなー。すごいな。
劇場版バイオレットエヴァーガーデンとバイオレットエヴァーガーデン外伝、永遠と地動式人形の2つを上映する予定です。
期間が12月31日から1月10日の成人の日までですね。
細かいスケジュールは後日出す予定です。
そんなこともやってるのでよかったらご注目ください。
それでは映画の話したすぎるラジオ第39回フリートッカイを終わりたいと思います。
ではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。