1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第38回(2)『マリグナント 狂暴..
2021-12-05 37:52

第38回(2)『マリグナント 狂暴な悪夢』今年最高のお祭り映画誕生!絶対に観てから聴いてください!

今回より2部構成で、第2部は全員参加パートとなっています。※原口さんは急遽不参加となりました。

『マリグナント 狂暴な悪夢』について話しました。

今年最高のお祭り映画がやって来た!この回はぜひ映画本編を観てから聴いてください!

▪️メンバー ・山口 ・まえだ ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ 2021年12月18日(土) OPEN~ CLOSE ※アルコール提供あり https://virtualeigabar.com/2021/12/03/eiga-bar_2021-12

■リスナーの皆様の2021年映画ベスト1募集中 いただいたベスト作品を集計し、年末の2021年ベスト回にてランキングを発表します。

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00:00
はい、収録任務制になっての第1回目ですね。はい、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
はい、えっと、ちょっと原口さんはそもそも参加自体ができなくなってしまったので、この3人で収録していきたいと思います。
で、実は僕が体調を崩してリアイバー反省見に行けなかったので、急遽テーマ作品を変更になりまくして、マリグナントです。
イェーイ!
イェーイ!
イェーイ!
いやもう、声が枯れてなければテンションバーリ上がりだったんですけど、声出せないんです。
はい、じゃあもう早速入っていきましょう。マリオンさん、解説お願いします。
はい、それでは解説を読ませていただきます。
資料館ユニバースを生み出し、ソウやインシリアスシリーズなど数々のホラーをお手掛けながら、
ワイルドスピードスカイミッション、アクアマンなどアクション超大作も大ヒットさせているジェームズワン監督がオリジナルストーリーで描くホラー。
ある日お境に目の前で恐ろしい殺人が繰り広げられるのを目撃するという悪夢に苛まれるようになったマディソン。
彼女の夢の中で謎めいた漆黒の殺人鬼が予測不能な素早い動きと超人的な能力で次々と人を殺めている。
やがてマディソンが夢で見た殺人が現実世界でも起こるようになる。
殺人が起こる度、マディソンはリアルな幻覚かのような殺人現場を疑似体験し、少しずつ自らの秘められた過去に導かれていく。
そして、邪悪な魔の手がマディソン自身に伸びてきた時、悪夢の正体が明らかになる。
主演はアナベル、資料館の人形のアナベル・ウォーリス。
はい、では3人の感想を伺っていこうかと思います。
アイドさん、いかがご覧になれましたか。
なんかこれもう公開初日から結構ツイッターでも絶賛の嵐だったんで、極力前情報を入れずに見に行ったんですけど、最高に面白かったです。
好きなものの詰め合わせって感じです。
ですよね、ですよね。
はい、マリオンさんは。
そうですね、一回僕もマリグラン撮りましたよって話はしたんですけども、
まあこんなに高いテンションで楽しめる映画だとは思ってなかったですね、本当に。
まさかこんな映画だとは。しかも嬉しいほど驚きですよね、本当に。
こういうなんか嬉しい驚きを味わいたいがために映画館に行ってるようなものっていう感じだと思うんですけど、本当に。
あそこで後半、ジャンルがちょっとある種ずれていくっていうのがもう本当に楽しくて、もう忘れられないぐらい楽しい映画でしたね。
はい、僕もある程度前の回で喋ってはいるんですけど、面白すぎますよ本当に。
ホラー映画が何種類も詰まってると、結果的になんか見たことない感じになってるなと思って、前半はこうありながら見てたけれども、後半はもう面白い一言です。
はい、面白すぎますね。
今年偶然出会ったヒロイモの映画、ぶっちぎりナンバーワンって感じじゃないですかね。
わかりますね。
よかったです。はい、じゃあもう具体的に内容を触れていこうかと思います。
03:02
ここから先ネタバレになりますので、ご覧になってない方は絶対に見てから聞いてください。
こればっかりは本当に絶対ですね。
はい、絶対に見てから聞いてください。
はい、じゃあそうですね。まずオープニングのテンションがよくわからないぐらい高くて、もう吸い込まれましたね。
脳のシューとかしてる上がガンガン差し込まれて、なんか音楽もテンション高いし。
なんかすごいテンション高いオープニングでしたね、本当になんか。こんななんかバリバリにテンション高い音楽久しぶりに聞いたなというか、ホラー映画で。
本当に一体これは何が起こってるんだ?みたいな感じになって。
で、あのオープニングだとすごくなんか静かなテンションになるから、な、何これ?みたいな感じになりますよね、本当にね。
なんか結構あのオープニングのそれこそ映像の映像っていうか画像のつなぎ合わせみたいなやつが、なんか若干ちょっと古いというか。
うん。
それがいいというか。
わかるわかるわかる。
このなんか。
わかる。
めちゃくちゃベタな感じ。待ってたよみたいな。
めちゃくちゃ騎士感はあるんですけど、この騎士感嫌いじゃないやつや。
そうですね。で、始まって、はじめがDVオッタとのやり取りみたいなとこから始まるわけですけど。
まあ、なんだろう、こいつ死ぬんやろなって感じから早速早々に死んじゃうんですけど。
なんかはじめはなんか透明人間ものなのかなとは一瞬思ったりはしたんですよね。
うん。
で、どういう話かまず分かってないので、殺人鬼がどういう存在かっていうのも掴めてないわけですよ。
で、クリーチャーなのか、そういう純粋な殺人鬼なのか、あるいは超能力者なのかみたいな。
全貌が見えてないので、どれで来るんだろうみたいに見てたら、
透明人間?あ、でもなんか電気操るから超能力者なのかなみたいな。
で、それで見てたら、まあ姿のないものに振り回されてるようにも見えるしみたいなので、全貌が掴めないままではあるんですけど。
まあ後々、全部そうだったっていうことが分かるんですけどね。
全部入ってたみたいになるんですけど、
なんだろう、こういう話ですみたいなのが全然見えてこないんですよね。
ただその面白さの要素だけどんどん散りばめられてて、
どれどれどれ、どのカード引いたらいいんだろうみたいなのがワクワクして、
いやもう冒頭から面白かったです、本当に。
これその後の見た場合に繋がりますけど、
DV受けて、壁に頭をガンってされるのがすごい上手いな。
あとから考えると、あそこで目覚めるっていうところが、なるほどなっていう。
なんか伏線って言うほど足りそうなものではないんですけど、
なんだろう、なんかどんどんとっぴな展開になっていくけど、
全く情報ゼロなものがいきなり始まるわけじゃなくて、
一応ちゃんとあるんですよね、常に前情報が。
だからどんでん返しじゃなくて、
いやもう言ってましたよね、これ言ってましたよね、これっていうので、
どんどん逸れていくんですよね。
06:01
で、確かにその情報あったけど、
その方向行くとは思ってはなかったですけど、
どんどん道筋が逸れていくんですよね。
なんかああいう、さっきも言いましたけど、
なんか全部別に見たことある感じというか、
結構ホラー映画の定番な部分を全部さらってきてるんだけど、
それが最終的に新しいものになるっていうのはすごい斬新だなっていう。
確かに。本当驚かし方は本当にベタですよね。
何回もこの感じ見てるのに、
毎度毎度こっちはびっくりするんだけど、
本当にジャンプスケアって心臓に悪いわって思うし、
なぜみんなこんな積極的に暗い暗闇のところ何かあるのかなって、
様子見に行っちゃうんだよみたいなツッコミどころ含めて、
いいホラー映画やなって思いましたね。
シンプルなスラッシャーホラーの部分って、
割と前半で終わるっちゃ終わるんですよね。
過去のある実験というか治療に関わってた関係者3人、
割と早々に斬殺されちゃうと。
そこの展開を言っちゃいいし、
ツイッターで見てたコメントだと、
ジャーロっていうジャンルなんですかね。
昔のイタリアのラッターの呼び方ですよね、ジャーロって確か。
本当に鮮血武者みたいな感じ。
サスペリアとかもそうですけど。
血の色わざとらしかったような気がすればするなあとは。
生なし血の色じゃなかった気がしますね。
絵の具っぽいというか。
なんか関係者が殺されていく謎解きというか、
謎解きがめちゃめちゃ浅くて、
すぐわかる謎解きをあえてちゃんと入れてるっていうところも結構好きで。
なんかああいう病院、子供たちが入れられてる病院みたいな設定もすごいワクワクしますし、
そこに携わっている人たちを襲ってるっていう、
結構そういうベタな展開なんだけど、
結構殺すシーンはしっかりワクワクというか、
何人目やったかな?
雨の日におじさんがベッドの上で殺されるところで、
窓が開いててカーテンがひらひらしてたりするじゃないですか。
ああいうのがベタにめっちゃ怖くて。
怖いですね、あれね。
そう、なんかああいうちょっとクローゼットの方行って電気つけてみたり消してみたりして、
そういうすごいベタに来るぞ来るぞっていう怖がらせ方っていうのも、
なんか最近結構あそこまでベタなホラー逆に少ないんじゃないかなと思って。
確かに。
結構最近凝った内容のもの多いんで、
そういう意味ではすごいクラシックなホラーでいいな。
ここかな?まだだろうみたいなの何回か繰り返してましたもんね。
クローゼットの中入ったりとか。
あそこ怖かったですね、めっちゃ。
あの待ち時間が嫌や、ほんと。
結構そのベタだっていうのは何回も出ましたけど、
09:01
カメラワークはなんか異常に凝ってますよね。
屋敷をまどりづかのようにこう俯瞰で見るようなカメラワークとか、
何そのカメラワークとかっていうカメラワークがなんか謎に入ってきたりするのもなんかジェームズワンぽいというか、
たまに謎に凝ったカメラワークしますよね。
これどうエコンって考えてるのかなみたいなのがよくわかんないぐらいの、
カメラワークとかするなーっていうのは思って、
謎に凝ったカメラワークが後半のあれでめちゃくちゃ生きてくるっていうのも含めて、
ちょっとね、面白いなーと思いましたね、あれは。
家の中逃げるとこは本当に面白かったです。
その前方を把握できるところを人間がちょこっとまた動いてるのって、
なんかおもちゃを見てるような面白さがあるし、
全部把握されてるって考えたら、
感情移入してみるとすごい怖いです。
もう全部把握されてるみたいな面白い画面だったなと思いましたね。
なんかちょっとおもちゃっぽく見えるっていうと、
やっぱそれちょっとヘレディタリーとかもちょっと思い出しますけどね、ああいうのって。
結構ホラー映画パロディーみたいなの入ってる感じなんですかね。
典型的なジャンル的な描き方のシーンが多いとかじゃなくて、
思いっきり今作品のパロディーというかオマージュみたいなシーンってあったりするんですかね。
どうなんですかね。
なんかでもすごい監督が好きなものを全部入れたなっていう、
なんか影響を受けてるものが全部入ってるんだろうなっていうのはすごい思ったんですけど、
結構なんていうんですかね、
なんか個人的にちょっとソーシリーズっぽいなって思うところはあって、
なんか要所要所で音楽が行々しかったりとか、
なんかすごいこの音楽の煽り方がすごいソーっぽいなって思いながら見てたりします。
なるほど、確かにそうですね。
全体的になんかちょっと古い感じがするんですよね。
なんかその古さっていうのが、
すごい70年代80年代とかじゃなくて、
なんか2000年代ぐらいの古さっていうか、
それがすごい私は好きなんですけど、
なんかこうダサいというか、
ちょうどダサい。
ちょうどダサい。
すごいスタイリッシュに見せてるような部分もあるんだけど、
なんかどっかダサいっていうのが、
ホラー映画でオシャレすぎる映画とかあんま好きじゃないんですよ。
なんかヨーロッパのホラーとかって結構オシャレだったりするから、
なんか向こうの人ってオシャレじゃなかったら死んだりするんかなと思ったりするんですけど、
そんなことないでしょ。
なんでもかんでもオシャレに気が済まへんのかなっていう思うことあるんですけど、
いや、なんかこんぐらいダサいB級ホラー感いいよねっていう、
結構私はそのダサさがなんか良かったですね。
でもB級って感じでもないんですよね。
なんかもう突っ切って高級になってるみたいな。
なんだろう。
単純にその、
ジェームズ1の演出力が普通に腕があるから、
12:00
普通のA級の映画に見えるっていうのがあるんじゃないかなって気がしますけど。
なんかね、万感全盛なんですよ。
僕が見て思ったのは。
もういっぱい食べてくださいって。
で、もう食べきれないということ自体が、
おもてなしの心なんじゃないかなと思って。
もう食べきれないでしょ。
それ自体がこの料理のメインなんですよみたいな。
もう押し流されてくださいと。
で、もう案の定ワーってなってました。
なんか妹と主人公の、
刑事の中途半端なラブコメ感とか、
あと検察の人ですかね、
刑事のことが好きだったりとか。
あそこらへん一切回収もされてなかったと思うんですけど。
あの中途半端なラブコメ感、
いるんかとか思いながら、
そういうのをちょっと面白く見てて。
しかも絶妙にチャチですよね。
そう。
あとなんか、
妹が病院の跡地を、
寝室を探しに行くみたいなシーンあるじゃないですか。
なんか行く時は普通に昼やったのに、
病院着いたら真っ暗になってて、
全然夜になってたのに意味わかんないですよね。
なんでわざわざ夜で暗い、
そんな暗い病院とか行きたくないじゃないですか。
なんでそんな時に行くんだよみたいな風に、
めっちゃ思ったっていうのがあるんですけど。
そんで落ちるギリギリの崖に車止めて。
そう、あんなギリギリに車止めるやついないだろって思いました。
あんな暗闇で。
あそこ、めっちゃクラシックなホラー映画ですよね、絶対。
その崖際際の屋敷があって、
ゴシックホラーじゃないですか、建物の感じ。
作ってて、限界まで詰め込みたいな。
でもちょっとゴシックホラーはさすがに、
現代で要素を入れるの難しいな。どうしようかなって。
じゃあ昔いた病院もお城にしちゃおうぜって言って、
お城みたいな感じになったんじゃないかっていうぐらい。
わざとらしい。
あそこはもうサービス精神として捉えましたね。
この辺の突っ込みはもうバカだな、
好ましい感じで突っ込んでますよ。
しかもめっちゃ怖いのに、
普通に見つけて普通に帰ってくるっていう。
あそこ特にびっくりポイントないんですよね。
アイテムを探しに行くっていう。
騙されたって思いますよ。
あそこを襲われても全然おかしくないところなんですけど、
確かにあそこに行くこと自体は感知されないんですよね、どう考えても。
だからあそこと怖さって本当に、
心霊スポット行くときの怖さでしかないんですよ。
ただ夜の怖さっていう。
廃墟に夜に行くときの怖さでしかないっていう。
もうなんだよって。
あの辺の駆け足感っていうか、
とりあえず話し進めますぜみたいなノリで作ってるのが面白い。
15:01
旧病院に行くときもそうですし、さっきの恋愛要素もそうですけど、
本当にちょっと一丁噛みしただけみたいな要素がいっぱいあるんですよね。
もうちょっと筋がしっかりした映画の中でいきなり一丁噛み要素が出てきたら、
あれ何やったん?すごいノイズなんですけどみたいになると思うんですけど、
そのノイズがめちゃくちゃ多いからもはやノイズに見えないんですよね。
もはやその盛り付け。
もうメイン。
これこういうもんだからっていうね。
盛り付けいらないとかいう人いないですよね。
これ料理の一部ですよねみたいな感じ。
やっぱり最初って結構、それこそ最初の方が真面目なテンションで進んでいくじゃないですか。
DVがあったりして、急に何かわからないものに襲われて、
そのテンションでずっと進んでいくんですけど、
やっぱり一番まず最初テンション上がったのが屋根裏から落ちてくるってことじゃないですか。
本当そうですね。
あそこら辺から急に色々加速していたというか。
確かによく考えたら、多分あの家の屋根裏なのはそうなんだろうなと思ってたんですけど、
そう繋げる?みたいな。
だってもう、ノリで言ったらゴジラvsコングの時の。
そうそうそうそう。
ここ直結させたらもう話してくればいいよねっていうところですよね。
あれそっか。地下開通と一緒か、あれ。
あれワープ。ストーリーワープ。
ストーリーワープですね。なるほどね。
でも本当僕、あそこと屋根裏と舞台の屋敷が繋がってるって思ってなかったので、
本当なんか声出そうになりましたもんね。
えーって。嘘でしょみたいな。
しかも落ちた後のみんなって一緒にギャーって言うじゃないですか。
こっちも同じだよって思って。
同じ気持ちだよって思いましたよ。
あの時ってあれですよね。
なんていうんですか。
催眠かけて過去の記憶みたいなシーンでしたよね。
そうそう。
結構あれもシリアスなシーンやったから、
急にえーみたいな。
そうなんだね。なんか落ちてくるとか、
コント番組かよみたいな感じですよ。
で、私屋根裏に監禁されてたガイドさんと、
主人公顔似てるなって思ってたんですよ。
でも、私いつも映画の登場人物すぐわからなくなるから、
ただ単に自分が識別できてないだけかなと思ったんですけど、
その辺も結構やっぱり上手いというか、
嘘でしょっていう。
その繋ぎ方がすごいなっていう。
そうですね。
でも結構この映画見てたら、
前半で出てたもの、あれ何やったんやろみたいなのすごいいっぱい多いんですけど、
中盤からどう考えてもこことここくっつくしか、
話の持ってき方ないぞみたいになってくるんですよね。
お医者さんみんな殺されるじゃないですか。
で、捕まってる人なんで捕まってるんやろみたいなので、
いや、じゃあもうこれ、実母しか残ってないじゃんみたいになって。
18:01
いや、その発想なかった。
え、あ、本当ですか。
いや、私結構ギリギリまで、ギリギリまでというか、
全然わからんくて、
ガイドさんすごい若く見えたんで、
若くして産んでるからあれなんでしょうけど。
確かになんかね、子供時代の多分すごい苦労あったと思うんですよね。
若くして子供産んで、しかも両親出してって。
そっから割とちゃんとたくましく生きてるなっていうのが、
結構ジャンプなるから、すぐ繋がらないとこありますよね。
しかもなんかあのガイドの中で一番優れた賞みたいなの取ってたでしょ。
賞取ったというか、一番人気のあるガイドみたいな感じだったじゃないですか。
結構頑張ってんなみたいな。
いや、そうなんですよ。
なんならそのくだりも別にいらないじゃないですか。
その知識を生かしてなんかする系の人かなとか思ってたら、
そのくだりは一体。
昔不幸があったから、その後もずっと不幸でしたみたいなのって、
ステレオタイプだなと思うんですけど、
にしてもたくましいなみたいな。
そろそろメインディッシュいきますか。
主人公の背中に双子の悪魔みたいなやつがいたっていう話になるわけですよね。
それが完全には摂取できなくて脳の奥に隠れてたけれども、
DVオッドに壁に叩きつけられたショックで、
そいつが蘇っちゃったと。
で、責念の恨みを晴らしに復活するっていう話でしたけど、
触れるとこ多いんでどっから行こうかなって感じですけどね、
要素多すぎて本当に。
あのビジュアル量、僕声出ましたけどね。
何それみたいな。
あれはもう最高ですよね。
最高ですね。
よく考えついたなって思いましたよ。
あんなグロテスクなデザイン、すげえと思いました。
中盤から絞られてくるじゃないですか、正体が。
で、おおよそ主人公の別人格か、
もしくはあの辺りっていう想像が徐々についてはくるんですけど、
その場所なんですよね。
そこってね。
そこっていう。
え?ってなりますよね。
前田さんがさっき言ってた絞られてくるっていう犯人の正体は何かと、
主人公との関係は何なのかっていうので、
カードが結構何種類か与えられてるんですよね。
で、二重人格、超能力者みたいなのとか、
行き分かれた弟か兄かみたいなものとか、
そいつがものすごいフィジカルが強いみたいな、
電気も操れるみたいな。
ホラー映画を今まで見てきた人の中で、
たぶんこれはこういうことかなみたいな、
カードが何枚か残った状態だと思うんですよ。
で、どのカードかなと思ったら、
そこ?みたいな。
与えられてたカードでは、
把握しきれない選択肢が出てくるんですよね。
ボーンって。
そのなんだろう、
異性というか本当に、
盛り盛りなんですよね。
ある意味全部足してるみたいな。
本当に。
二重人格とも言えるし、
行き分かれの存在とも言えるし、
超能力でもあるし、
フィジカル強いでもあるし、
21:00
で、全部じゃんみたいな。
全部がそこに詰まってるじゃんって、
後頭部に。
あれですよね。
4択ぐらいのクイズで、
正解は4択全部でしたみたいな感じのずるさですよね。
乗せすぎっていう。
あの発想って逆に、
金ちゃんの仮想大将みたいなノリじゃないですか。
確かになんかありそう、ああいうの。
そういう悪ノリを全力でやっちゃうっていう、
あれ絶対思いついたとき、
これきたって思ったと思いますよ。
もう、勝ったなって、
この絵が勝ったなって思う瞬間ですよね。
これは絶対バレへんって思うとこ。
しかもあのね、
特殊メイクでいいんですかね、あれって。
本当にその、
80年代のクリーチャーデザインですよね、あれ。
しかも、脳に入ったり出たりできるの?
みたいな。
そうそう、なんか、
そこは問答無用ですよね。
特に理由説明なく、
入ったり出たり、
え、それでいいんや?みたいな。
パカッとなって顔に、
トランスフォームするの?みたいな。
あれ本当に面白くて、
結構ホラーファンの人やったら、
結構バスケットケースっていう映画を
思い浮かべる人多いと思うんですけど、
なんていうんですかね、
シャムソーセージっていうんですかね、
そういう体が繋がった話っていうと、
結構そのバスケットケースが代表作というか、
一番パッて思い浮かぶモチーフなんですけど、
やってることほぼ一緒なんですけど、
それを後頭部に持ってきて、
手術して取り除こうとするんだけど、
切れなかった部分は、
塗って入れちゃえっていう雑さがやばい。
塗って入れちゃえ。
半分は切れたけど半分は無理やったから、
もういけるやろ、
しまっとこうみたいな。
あれが、
お前らのせいやろって医者に思いましたもんね。
あんなずさんな手術あると思って。
最初、切除する前、
手足とかちょっとついてるのがむっちゃ可愛くて、
ついてませんでした?こんな。
ついてます。
ついてましたよ。
もうほんとあれ、
怖って気持ち悪いと思って、
あの時代最高ですね。
またその、
存在自体のネタがすごい懐かしいというか、
危険に生まれた存在が、
世の中を憎んでて殺しに来るって、
結構懐かしいネタだと思うんですよ。
80年代とか結構あった気はするんですけど、
あの、
何だろう、
ちょっと具体的な作品パッと書かないんですけど、
そういうのが殺人鬼の正体でした、
みたいなのってあるじゃないですか。
で、ちょっとまあ、
今取り扱いにくいですよね、
っていうテーマでもあると思うんですよ。
そういう、
性器不良で生まれた子供が不遇な扱いをされて、
憎悪を持って殺しに来るって、
あ、ちょっと、
なんか、
今思うとみたいな部分あると思うんですけど、
やっぱりこの作品、
年齢制限が、
18歳だし、
ある程度、
ホラー文脈っていうものが分かった上で、
見てくださいよねっていうのが、
ある作品だなとは思うんです。
なんかそこはもう、
24:00
ちょっとこれは、
いかがなものかというよりは、
もうこの久々にこういうの見てくださいよ、
みたいな感じで、
お出しされたというか、
良識のある大人のために用意しました、
楽しいやつ、
みたいな感じとして捉えてて、
そこはもうね、
作る方も見る方も、
そこは、
分かった上で楽しむものとして、
そういうジャンルですと、
こういうのありましたよね。
新しく作りました。
しかももう、
てんこ盛りです。
楽しんでくださいって感じ。
そこはね、
良かったですよ、
本当に。
逆になんか、
あそこまでバカバカしいと、
もう実際の、
現実とリンクさせづらいっていうか、
こっちも。
絶対にありえないものっていう、
やっぱり感覚で見るから、
そこもあるんじゃないですかね、
その上手さというか。
ちゃんとそこまでの不責がね、
ありますかね。
もうなんかこれは、
普通のことではないっていう、
責の数が多すぎて、
もうなんか乗り上がっちゃうみたいな。
子供時代もすごい面白かったんですよね、
記憶探っていく時の。
養子に入った家で、
生まれてくる妹が憎くて、
妹を殺そうとするって、
あそこすごい面白くって、
子供がホラーの恐怖の対象になるジャンルって、
あると思うんです。
ありましたね。
エスターとかそうだと思うんですけど、
古くは多分恐るべき子供たちみたいなのとか、
そうかなと思うんですけど、
なんかもうそれで一本見たかったなって思うぐらい、
あそこ仕上がってるなと思って。
生まれてくる妹への嫉妬心で殺そうとすると、
なんか本当に、
あそこを過去のワンエピソードで収めちゃうのもったいねって思うぐらい、
あそこはあそこで一個のジャンルとして
感性の高いなと思ったんですよ。
あとあの実家のロケの場所って、
プロミシングヤングウーマンの実家と同じ場所みたいですね。
私もそれ見て、
ほんまやーって。
ほんまやーって。
確かに。
そうなんですよ、僕も。
ほんまやーって思って。
名前思い出せないっすね、あいつの。
こいつの名前。
ガブリエルですか?
あ、ガブリエル。
ガブリエルね。
ガブリエル。
頭ね、大飛ぶパカッて割れて、
で、手足逆さで、
あんなに俊敏に動いて人を殺しまくってたんだっていう、
何それみたいな。
異形すぎるでしょそれはっていう。
もうちょっとぶっ飛びすぎてて、
もうちょっと、
しかも大暴れするじゃないですか。
刑務所内っていうか留置所が。
で、もう文字通り地獄の血祭りにあげるっていうシーンとかの、
もうテンションの高さもやばいですよね、ほんとに。
あの覚醒シーン面白すぎでしょ、ほんとに。
留置所での覚醒シーン。
大爆笑ですよ、あれは。
もうあそこまで行くともう怖いとかって予想なくなってますよね。
もうテンション爆上がりで、ほんとに。
あの辺りからちょっと人体の耐久力が大雑把になってくるじゃないですか。
雑に骨折れたりしてくるし。
もう一個ギアが変わったって感じしますね、あの辺り。
そうですね。
なんか別に不満とかではないんですけど、
マリグナントって結構そういう見せ場というか、
殺すシーンだったり、結構ちゃんと用意されてはいるんですけど、
全然重たくなくて、
27:00
それなんでかって言ったら、
やっぱ主人公側の主要キャラが死んでないんですよね、全然。
そうですね。
味方側が。
それこそDVオッドとか、
昔の病院の関係者とか、
コーチ所の人たちっていう、
主要キャラよりかは一歩外側にいる人たちしか死んでないので、
全然重さっていうのはなかったですね。
そうですね、確かに。
死んでもそんなにダメージない人っていう感じですよね、見てる側も。
多分そういう風に作ったんだろうなって気がしますね。
これはもうエンターテイメントとしての殺人なので、
そこにちょっと重さを感じるようなのは入れませんと。
他人が死んでいくのを楽しんでくださいって感じなのかなって。
やっぱあれで妹死んでたらちょっとね、
また全然違う女感の話だったと思うんですけど。
私なんか最後に結構、
これ本当、アメリカの映画って、
すんごい家族好きじゃないですか。
ああ、はい。
あれがちょっと最近何でもかんでも家族やなっていう、
家族大事なんですけどもちろん。
なんか今回も家族、家族やけどお母さんみたいな。
そこはちょっと思いますけどね。
だからお母さんぐらいは死んでもよかったんちゃうかなって思っちゃったりもしたんですけど。
まあね、そうですね。
それはそうかも。
確かに。
なんかいろんな。
あの若い雑屋と思います、僕も。
急にね、ベッドで今までずっと気にかけてましたみたいな、
なんか急にお母さん語りですけど。
ほんまかいって思いながら。
確かにね。
そんな。
だからガブリエルも。
最後のあの、覚醒して意識を奪い返すって、
まあ王道ですけど、
すごいシーンでしたね、あれ。
少年漫画みたいだなって。
わかりました。
もうだから、僕あれ思い出したんですよね。
ドクタースリープ。
ああ。
ドクタースリープもあんな感じなんですよね。
意識を、実はこうやと思ったら、
もう意識が支配していましたみたいな展開。
ほんと少年漫画みたいなノリをやってる映画だったんで、
もうあれっぽいなと思いましたね。
なんか俺の体俺のものだみたいな感じだったでしょ、あそこ。
最初的にその無限地獄みたいなとこに閉じ込めるのって、
なんかシャリンガンとかみたいだなって。
万華鏡シャリンガンみたいだなって。
なんか急に変わるんですよね、またあそこ。
もうこれがホラー映画だったことすっかり忘れてますからね、あなたに。
あとちょっと順番が前後しちゃってますけど、
警察署内で警察ばったばったぶっ殺すところの、
あのテンションの高さはやばいですよね、ほんとに。
あれ普通にアクション映画のシーンですよね。
そう、いわゆる主人公にだけ銃弾は何も通さないタイプのやつっていうか、
最近こうジョン・ウィッグとかだったらすごくリアルで、
当たり前のように銃も傷とかも受けるみたいな感じの多いですけど、
あそこだけはほんと特殊な何かがあって、
銃弾一切受け付けないでみたいな、
そういう前提のもとに作られた、
勢い任せのアクションシーンって感じで最高でしたね。
30:01
あそこ、当人が殺人鬼でなければヒーロー映画のシーンみたいでしたからね。
敵をやっつけてる時の効果が強すぎますけど、
やってることはほんとにキャプテン・アビリカとかとそんな変わんないですからね。
しかもカメラワークが異常っていうね。
どう編集してんだ、どうエコンで切ったのこれみたいな。
もう意味がわからんっていう。
もうすごすぎ。
地下に逃げるところのあれも最近よくあるアクション映画の中のパルクールシーンみたいだったじゃないですか。
しかも変に違和感のある動きし続けてっていうので、
すごいよくあるやつでありつつちょっと見たことのない様子ありつつで、
面白かったですね。
でも今年、この日とか別にして、
一本面白い映画を教えてって言われたら、
僕マリグナンと進めると思います。
ホラー映画ダメ?とか言われても、
いやもう怖いとか怖いって面白いからって言って、
押しちゃうと思いますね、きっと。
確かに幅広く。
なんか見てる途中は私結構怖かったんですけどね。
なんかもう最後全部忘れるみたいな。
楽しすぎました、ほんとに。
最後テンションがおかしすぎるから。
終わってみればあのオープニングのテンションは正しかったんだなってなりますね。
誰が見ても面白いんじゃないですか、これは。
ホラー映画に一家言があって、
もっとちゃんと真のある怖さを描いてくれっていう人は、
会わない可能性は全然あると思うんですよ。
ちゃんと怖さのコンセプトをしっかりしてくれみたいな見方すると、
ぐっちゃぐちゃじゃないですか。
怖ければ面白ければ、
なんでもいいから全部詰めましたよ。
怖ければ面白ければ、
なんでもいいから全部詰めましたよ。
怖ければ面白ければ、
なんでもいいから全部詰めましたよ。
みたいな映画じゃないですか、これほんとに。
怖さにこだわったら、
飲み込みづらい映画になるかなと思うんですけど、
そういうのなしに、
面白い映画見ます、みたいな感じで見たら、
誰が見ても面白いんじゃないかなって気がしますね。
見た瞬間、
今年ベスト!みたいなテンションでした。
ちょっと今さすがにもうちょっと冷静ですけど。
楽しいという一言においての最大瞬間風俗はめちゃくちゃ高いですからね。
今年一番急に高いので。
今年、タイミング収録を一番したかった映画かもしれないですね。
確かに。
見終わった直後のテンションで話したりするね。
これはほんとそうですね。
もう何あれ?とか変なテンションで喋ってそうですね。
ほんと見た直後とかやったら。
いやでもほんと見てよかったなというか、
見るからに怖そうだったんで避けようかと思ってたんですけど、
ほんと見てよかったなと。
ポスターアートのシンプルに怖い感じじゃ全然ないんですけど。
そうだし、予告編とかも普通の怖そうなホラー映画やなって思ったら、
全然違うみたいな。
こういう全然違うは本当に大関係ですっていう感じ。
いやほんとよかったです。
こんなとこですかね。
じゃあマリン君との話はここら辺で終わっとこうかなと思います。
ディアイバー反戦来週でいいですかね。
33:01
すいません僕は見れなかったんですけど。
いやほんまに早く見てほしいです。
ディアイバー反戦?
いや私あの絶対に普段見ないジャンルなんですよ。
逆にこの場で話さないと。
はい。
あーなるほど。
話したい早く。
わかりました。
じゃあ来週はぜひ。
なんかね聞こえてくる評判が、
主人公のやったことがうまく飲み込めないみたいな感想が多くて、
ちゃんとその見た人がそう感じれる映画やと僕たぶん乗れるんですよ。
ほうほうほう。
僕はみんなが絶賛してイエーイってなってる映画で、
いやでも主人公のやったことよく考えたらさーみたいな映画が一番飲み込めないんですよ。
おーなるほど。
だからなんかそこはね、ちゃんと見れそうな気がします。
はい。
ちょっとこれは楽しみにしておきたいな感想。
うん。
前田さんの微笑みが気になる。
あのね、いろいろどうなんやろうなって思うんですけど、
まあまあこれはまあ当時と話しましょうね。
まあ私全然乗り気じゃないのに、一人で頑張って見に行ったんで。
これもう流れるのはちょっと許せないですね。
この回が流れるのだけは。
はい、わかりました。
絶対やると思う。
再来週はラストナイトイン放送でいいですかね?
ラストナイトイン…ん?
ラストナイトイン双方で。
ラストナイトイン双方。
はい。
あと前半で僕とマリオンさんが喋るやつ次どうしようかなって思うんですけど、
ベノムいっときます?
いいですよ、ベノム。
ベノムいっときますか?
ただ喋ることあんのかな、あれ。
わかんないですね。それかフラガールのやつ。
ああ、まああれでも全然大丈夫です。見れますけど。
え、前半って二人だけの回なんですか?
今回それでやったんですよ。
そう、でやりました。
二人だけでミラベルと魔法だらけの家の話してました。
おお、でもなんか二人版も楽しそうですね。
やっぱヒーロー映画とか全員やとやりにくいので。
アニメ映画とか多分なかなか売れないから。
マリオンさんアニメ映画とかあんま興味なさそうかなと思うので。
いや私ちょっとパブリックイメージを変えていこうと思ってるんで。
あ、そうなんですね。
そうなんだ。
どうしよっか。
まあまた他にいろいろもありますけど。
どっちかは見ると思うんで、その場で決めますか。
あとチックチックブーンでもいいですよ。
あ、そうですね。それは体調回復してみます。
もう何でも合わせます。
じゃあ全員揃っての次回はディアイバー反戦の感じでいきましょうか。
はい。
そんな感じです。
ではお知らせになります。
12月も平安の話したすぎるバーの開催を予定しております。
場所が大阪の南森町にある週刊曲がりになります。
日にちが12月18日土曜日19時オープンの23時クローズ予定となっております。
今回が2021年映画ベストを募る会として、
36:03
お客様皆様に今年のベスト1映画を投票いただいて、
バーの中でランキングを発表するような予定をしております。
年間ベストのお話していただくも良し、新作映画の話をしていただくも良し、
楽しめる場にできたらなと思っております。
また、この映画の話したすぎるラジオとしても、
2021年映画ベスト1のお便りの募集をしております。
作品名だけでも構いませんし、コメントを添えていただいても大丈夫です。
また、番組内でお名前がかばかられる場合は取り上げずに、
投票のみという形に書き添えていただけたらなと思います。
締め切りがですね、12月の26日日曜日の24時を目安の締め切りとさせていただきます。
その後、我々で2021年映画ベスト回の収録をして、
その際にお便りで募集した投票と、
映画の話したすぎるバー内での投票との集計をしたものを、
この映画の話したすぎるバー全体での年間ベストのランキングとして発表させていただく予定です。
もしよろしければ、お送りいただけたらなと思います。
その他、番組や取り上げた作品の感想もお便りで募集しております。
メール、ブログのお便りフォーム、ツイッターへのダイレクトメッセージのいずれかより受け付けております。
詳しくはポッドキャストの番組説明文をご確認ください。
はい、それでは映画の話したすぎるラジオ第38回マリグナンとの会を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
37:52

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