はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ、第139回になります。
この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊曲がりにて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長のマリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
お願いします。
というわけで、まさかの2人スタートなんですけど。
そうですね。ちょっと山口さん遅れられるということと、あと前田さんも遅れているということで。
はい。なので、先にちょっとやっとこうかっていうので、2人始めっていうことになるんですけど。
初めてですよね。
そうですね、確かに。
まあね、普段はね、めっちゃ喋ってますよねっていう感じはするんですけど、
いざラジオで2人でってなると、なんかちょっと緊張するねっていうね。
なんか、ちょっと後悔されてる気がしないんですけど。
そうね、収録後のめっちゃ喋ってる時間みたいなノリにはね、気はするけどっていうね。
じゃあ、まあ先にとりあえず、まあ近況の話をしたいなと思うんですけど。
はい。
いつもだったら多分、僕、いつも順番的に言ったら僕、大石さんって順番だと思うんですけど、
まあ今回大石さんからどうぞっていう。
ああ、珍しい。
そう、いつも僕が先に映画の話した後に大石さん喋るから、
いつも喋りたい映画の話、いつも先にしやがってって多分怒ってると思うんで。
いやいやいやいやいや。
言いたいこと先に言いやがったこいつって多分思ってるはずなので。
そんなことはね。
ここはちょっとね、先にあえて大石さんから先にちょっと近況伺おうかなと思うんですけど。
そうですね。
今週はちょっと話題作2本見たって感じになってるんですけど、
まずは、キラーズオブザフラワームーン。
はいはいはいはい。
3時間半見てきましたけど。
見てきたんですね。
はい。
でもなんていうか、僕そんなにスコセッシー映画見てない方なんですよ。
グッドフェローズとかまだ見れてないし。
アイリッシュマンとチャッターアイランドぐらいなんですけど、
ウルフオブウォールストリートも実は見たいなと思いつつまだ見れてないんですけど。
あ、そうなんですね。なるほど、はい。
そんな自分でも、ああ、これはスコセッシー映画だなってなんかわかる感じの映画だったなっていう。
スコセッシー映画とはカクタルヤっていう感じの映画でしたね。
ちょっと実はまだ僕見てないんですけども、
まあめっちゃ長そうだなっていうので知り込みをしてるだけなんですが、
まあ絶対面白いよなっていうのはね、思ってるんですけど。
ただ、長さは実はそんなに感じなかった。
少なくともアイリッシュマンよりは短く感じたぐらいなんですよ。
そうなんですね。
やっぱその理由としてはスコセッシー監督特有のやっぱテンポの速さ。
アイリッシュのテンポの速さがまあとにかくもうギリギリでして。
えー、なんか結構じっくり、まあじっくり時間は取ってるんでしょうけど、
あんまりテンポがいいような映画にはちょっと予告編から感じ取れなかったので、
まあやっぱそうなんですね。
そうなんですよ。だから意外と短かったって印象を皆さん持たれてる感想がね、
事前の表というかツイッターとかでも多かったんですけど、
なんかその感覚がすごくわかる。
3時間半とはちょっと思えない。長いですけど。
まあ体感はそんな3時間もあるようには感じなかったんですね、じゃあね。
そうですね。
まあやっぱレカプリオいいですね。
なんかちょいちょい変な顔してるなというか。
顔がまあ印象的に残る役者になってますよねっていうのはありますけど。
そうですね、ワンスのアポーナインのハリウッドとかでも結構いい下手れ役やってましたけど、
今回はもうとにかく浅はかで、
もう刹那的にその場しか見えてない浅はかな男なんですけど、
なんかでもその浅はかさになんかもはやちょっと救われる気もするというか、
彼ならではの軽薄さが出るなって感じがあってすごい良くて。
で、そんな軽薄な彼を手の上でコロコロコロコロコロがすロバート・デニーロがまあまた。
なるほど。
めちゃくちゃ、なんか一当たりはね、なんか横編見ると良さそうですけども、
絶対こいつ悪いやつだなっていうのがもうめっちゃ出てますよね、横編から。
なんかもう本当、あのヤクザの親分って一見優しいんですよ。
そうね、そうね。
一見優しいんだけど本音は怖いんですよね。
その感じがまあ今回のロバート・デニーロはもうめちゃくちゃ出てまして。
冒頭とあるシーンでその、おじさんに当たるんですけど、主人公のレイ・カプリオの。
彼がそのまあ第一次世界大戦かな、から帰ってきて。
で、その農場の主をやってる彼の元に行くと、
僕のことは昔通りね、おじさんと呼んでもいいし、キングとでも呼んでくださいよって言って、
キング?ってなるんですけど。
キングとでも呼んでくれってね、おかしいだろっていう。
そういうおかしみが溢れながら、こうだんだんだんだんそこに巻き込まれていく、続きな人生というか、それがまあ良かったですね。
なるほどね。
ちょっとね、見たいなとは思ってるんでね、見に行きます。
ちゃんと覚悟して見に行きますんで。
ぜひぜひ。
あ、前田さんいらっしゃいましたね。
お疲れ様です。
今大石さんの近況の話を伺ってたんですけど、他に何かありますか?
どうしましょう。じゃあちょっともう一本、ザ・クリエイターの話もちょっとしたいんですけど、
マリオさんご覧になられました?ザ・クリエイター。
ザ・クリエイターは見ました。
マリオさんどうでした?
えっとね、ギャルス・エドワースのやりたいことがよく分かるというか、
僕は実はローグワンがちょっと消化不良派なんですよね。
ローグワンの題材だったらもっと悲壮感漂う名もなき兵士たちの話が見たかったぞっていう、
それをギャルス・エドワースだったらできる人だと思っていたので、
なんかそこがちょっとあんまり踏み込み切らなくて残念だったなって思ってたんですけど、
ローグワンの時は。
なんかそれをなんかその不満を全部思う存分やりきってくれたなっていう感じでしたね、ザ・クリエイターに関しては。
なので、ビジュアルも含めて満足っていう感じでしたね、僕は。
確かにそうですね、僕も結構、物語とかストーリーテリング自体はちょこちょこやっぱ荒はあるとはいえ、
でもやっぱあのSF世界観見せてもらっただけでもう正直お腹いっぱいで帰れるというか、
もう期待した以上に大満足して帰ったって感じでしたね。
SFテイストである、もちろんSF、土直球のSFだと思うんですけど、この作。
アジアのちょっとアジアンなところに主人公が潜り込んでいくって話になっていくんですよね。
まさにそれはたぶん地獄の目視力とかそういうものに対してすごい影響を受けている感じだなっていうのを思いつつ、
アジアテイストにSFが上手く絡んでいる感じ、特にインドネシアとかチベットの感じの中にロボットがいて、
なんならロボットの仏像とかがあって、彼らが彼らとして文化を構築している感じっていうのがめちゃくちゃ良くて、
ストーリーの外側にある世界みたいなことをきちんと描けているなっていうのがすごい嬉しくなっちゃうような作品だなって思いました。
たしかにあまり見たことない世界観が広がってますよね。めっちゃ見慣れた光景ではあるんだけど、
そこにSF的なガジェットだったりロボットだったりが普通にいるみたいなのはありそうでないなっていうのは地味にいい当たり引いたなっていう感じですよね。
なかなかSFでフレッシュな世界観を見せるって今難しいと思うんですけど、それがちゃんとうまくいってるなっていうのがまずそこだけでもこの絵がすごいところですよね。
だから本当細かいところですけど、そのAIを支援するってどういうことかって言ったら、自分の記憶と顔を寄付しようっていうのが出てくるじゃないですか。
あーなるほどね、確かに学習データ上げるってことだもんねみたいな。そういうアイデアもすごいちっちゃいけど面白いし、
本当にそういうSFの楽しさみたいなのがすごく詰まっている作品だなと思って、あんまりSF、正直あんまりもう新しいの出てこないかなぐらいに高を送ってたんですけど、
そんなことはないんだなっていう。こんなにフレッシュなものを店に見れるんだと思ってちょっと嬉しくなっちゃいましたね。
そうですね、個人的にロボットの種類が様々っていうのがいいなって。
あー確かに確かに。
ちゃんと人っぽいやつもいるんですけど、どこかしらちょっとアンドロイドっぽさがちゃんと首の後ろあたりが金属っぽく輪っかになってるみたいなところでわかりやすくなってるとかってデザインもあの絶妙なラインっていうのもいいし、
舞台がダブリン。やっぱりダブリンなんだなっていうところなんですけど。
シングルマザーのフローラと反抗期のマックス、息子マックスの話っていうのがあって。
めっちゃ仲が悪い二人なんですけど。
ある日、誕生日プレゼントでフローラが道端に捨ててあったアコースティックギターを修理してプレゼントするんですけど。
そんなもんいらねーよって突っ返されるんですけど。
それをきっかけに、せっかくはギターあるし、ギターでも習ってみるかみたいな感じでオンラインレッスンを受け始めるんですけど。
そこで、LAに住む一時期はミュージシャンを目指していたであろう男みたいな人から、音楽の楽しさをだんだん教わっていくっていう話になってて。
その教わる男性というのが、ジョセフ・ゴードン・レビットが演じてるんですけど。
息子は息子で、実は音楽作るのがすごく好きな息子さんで、パソコン上でいろいろ音楽作れるじゃないですか。
ガレージバンドとかでしたっけ?なんかよく名前忘れちゃいましたけど。
あれはDTMとかって言われますよね。
そういうイメージですよね。そういうの作るのが好きで、音楽とか自分で作ってるみたいな感じではあったんですけど。
そこが、いつの間にかというか、だんだんその2人の音楽によって距離がちょっとだんだん近づいてくるみたいなというか、そういう話になってて。
結構、そもそも2人とも好きな音楽のジャンルがそもそもちょっと違うっていうのがあって。
習ってる、フローラーの方はアコースティックギターなんで、すごいオールスクールなタイプの音楽を今やってて。
好きな音楽もダンスミュージックだとかって言ってるし。
で、MAXの方はアンビエントとか、ああいうエレクトロなサウンドというか、無機質な感じのサウンドを作るのが結構好きで。
で、あと多分、ヒップホップっていいのかな。
よくミュージックビデオで、でっかいUSVの上に乗って、女の人をはべらせて生きがってるラッパーみたいなのいるじゃないですか。
よくあるやつじゃないですか。
ああいうのに憧れてるのもあるみたいな感じの子で、音楽のジャンルも全然違う、好きなものも全然違うんだけど、
そんな2人が音楽を通じて心を通わせていって、1つの音楽を作っていくみたいな話になっていて。
そういうところがまた、音楽いいなっていう話でもあるし、またちょっといろいろままならない人生あるんですけど、2人とも。
そういったいっぺんが音楽に触れることで、全てがちょっと報われたかのようなね。
高揚感に満ちたような風なカタロシが最後に待ってるみたいな風な作品になってて、今回も良かったですね。
相変わらずジョン・カーニー作品って音楽に対する期待値高いですね。
そうですね、高いですよね。
音楽が生まれる瞬間にめちゃめちゃ期待しているなっていうのが、いつもビシバシ伝わってくるんですけど、
今回もやってくれてるなっていう。