1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第29回『007 ノー・タイム・ト..
2021-10-10 1:29:16

第29回『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』やっぱりダニエルボンドが好きなの!!!

「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」の話をしました。

そこまで詳しくないなりにダニエル・クレイグが演じたボンドがどういうものだったのかについて話ししています。

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00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ、リニューアル第29回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日帰りイベント型カフェバー、週刊曲がりにて、みんなで映画の話をするトークバー、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーが、映画について雑談をするラジオとなっております。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリアです。
アリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、原口さんはですね、ちょっと今回目の手術をしたため、あまり遅くまで参加できないとのことでお休みになります。
はい、じゃあ今回は3人でですね、ノー・タイム・トゥ・ダイの話をしていこうと思うんですけれども、まず皆さんの近況を伺っていこうかなと思います。
最近の前田さん、いかがされてました?
私は最近、最近ですね、なんか秋なのに暑いなとか思いながら、映画はセイケイスイとコウリュノムラを見ました。
舞台挨拶に向けて、コウリュノムラは。
いや、めっちゃ良かったですね。なんか舞台挨拶聞くと、作品が5000倍くらい感じてくるっていうか。
で、すごい監督が言ってることに、なんかすごく共感もできて、なんていうんですかね、なんか監督のファンになりましたね。
でもなんかその時に、行った日にたまたま、私当日席取ったんです、直接行って、たまたま隣の席に前働いてた会社の上司が座ってまして、めっちゃ気まずかったですね。
いや、そりゃあ、そりゃあそうでしょうね。
私たち入れ替わってるってなりました。
入れ替わってはないけど、なるほどね。
はい、シンパシー感じましたね。めっちゃ気合うなって思いましたね。
はい。
そんな感じです。
はい。マリオンさん、いかがされてました?
僕は東米を見ました。
ルーミンの原作者の電気映画、オベアンソンの映画を見ましたけど、これが結構、いわゆる電気映画っぽくない感じの映画で、なかなか面白かったんですよね。
いろいろ自由に人生を生きたい女性の話で、ただ自由でありたいんだけど、いろいろ自分の軸足がついてない自分に対してすごくモヤモヤもしていてっていう、いろんな複雑な葛藤みたいなのがあったりとかして、結構普通の電気映画っぽくない話だったので、結構面白かったです。
03:03
なるほど。ちょっと気になってるんですよね。タイミングが合えば見たい気持ちが。
あんまりこのキャラクターがこういうインスピレーションのもと生まれてみたいなのをちゃんと説明するタイプの映画ではないので、それとなく、このキャラクターがこれが元なのかなみたいなのは似合わされたりとか、ちゃんと出てくるキャラクターもいるんですけど。
あんまり僕、ムーミーというキャラクターは知っていたけど、作者についてこういう人生というかこういう人だったんだっていうのは全然知らなかったので、すごく人間味あふれる素敵な人やなというふうに思いましたね。
なるほど。今週少なめっすね、映画。
そうですね。週少ないですね。仕事とか、あと普通に友達と遊んだりとかしてたので、結局1本だけっていう、珍しく1本だけです。
毎回週5本ぐらい見てる感じが続いてたから。
基本確かにそうです。基本週5本とか見てるようなペースですけど。
ちょっと逆に珍しいぐらいの感じですね。
そうですね。
僕は今日のお題のノータイムトゥーダイ以外に、少年の君の監督が撮ったソウルメイト、チーウェイとアンシェンでしたかね。
あれずっと見たくて行ったんですけど。
まあまあ良かったですね。
なんて言ったのかな、三角関係の描き方がトレンディだなと思って。
トレンディドラマみたいやなと思って。
僕、世代的には90年代頭のトレンディドラマの黄金期ぐらいに小学校入ったかどうかぐらいの年齢なんで、
本当のトレンディドラマの再生期ってちゃんと自分が見れる年齢になってから見たことなくて、
そのトレンディドラマっていうのはちょっと仰ぎ見てきたぐらいの世代なんですよね。
すれ違い三角関係の感じとか、僕が想像してたトレンディドラマってこんな感じやわと思いながら見てて。
勝手なイメージですけど、不揃いのリンゴたちってこんな話だったのかなと思って。
ずっと不揃いのリンゴたちみたいなと思ってたから、身近に圧縮されたそれを見れたようでちょっと嬉しかったっていうのがありました。
あと、ゆう子の転品を見たんですよ。大傑作ですよ。
正直二度と見たくないんですけど、傑作です。二度と見たくないけど傑作なので、ぜひ一回だけ見てくださいと。
その一回だけ何とか見てくださいっていうのを僕は皆さんに伝えたいです。
何か嫌なことがあったときに、人間って自分が被害者って思い疑われるんですけど、自分が加害者になる可能性って常にあって、人ってそこに目つぶってるなと思うんですよね。
06:12
自分が被害者になるかもしれないっていうのはいつも言うけど、自分が加害者になるっていうことから目そらしてるなって思うことがよくあって。
でも、被害者ってことと加害者っていうのって常についで存在してるから、自分が加害者になる確率も同じだけ存在してるんですよね。
なんかその両面性みたいなのがすごい見ながら思ってて、あとすごいいいなと思ったのが、ネットリンチが一つテーマになってる作品なんですけど、そこの描き方がめちゃめちゃクールだなと思いました。
よくある描写として、今だったらYouTubeであるとか、Twitterが画面を埋め尽くすであるとか、一昔前だったら2チャンネルの掲示板であるとか、あるいはニコニコ動画のコメントが流れるみたいなのがよく演出としてあったと思うんですよね、ネットのアクを描くときに。
ない、描かないっていうのが、そのネットリンチの描写が空白として存在してるのがめちゃめちゃクールやなと思いました、演出として。
あの手の演出ってすごくダサくなりがちやなと思うんですよね。
描かない方が怖いんですよね。
ネットリンチになった人の様子だけが描かれることで、結果だけがそこにある、不幸になった人だけがそこにいるっていう方がクールだし、インサンに見えるっていうのはやっぱりすごく良かったですね、そこは。
ぜひみんな、聴いてるリスナーの皆さんにも見ていただいて嫌な気持ちになっていただきたい映画ですね。
てな感じで、では今日のテーマ入っていこうかなと思います。
No Time To Dieですね。
では、映画.comの解説を読ませていただきます。
ジェームズ・ボンドの活躍を描く007シリーズ25作目。
現役を退き、ジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドの下にCIA出身の旧友フェリックスライターが助けを求めにやってきたことから平穏な日常は終わりを告げる。
誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、その過酷なミッションの中で世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を覆うことになるが、
ダニエル・クレイグが5度目のボンドを演じ、前作007スペクターから引き続きエアセデュー、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ロリー・キニア、レイフ・ファインズらが共演。
新たにナイブズアウト、名探偵と刃の館の秘密のアナ・デ・アルマス、キャプテン・マーベルのアシャー・ナ・リンチラが出演し、
ボヘミアン・ラプソディーのフレディ・マーキュリー役でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックが悪役として登場する。
09:02
監督はビースト・オブ・ノーネーションの日系アメリカ人キャリー・ジョージ・フクナガト。
えっとじゃあまず触りの感想として、ノータイム・トゥーダイ自体の触りの感想と、
あとまあ各々の007とのこれまでのどれぐらい見てるかとか、そのあたりの話もちょっと触れながら話していただきましょうかね。
前田さんはいかがですか?
私、ダニエル・クレイグ・ボンドが大好きだったので、今回後でじっくり触れると思うんですけど、結構ショックで終わり方がびっくりしちゃって。
でも個人的にはすごい、私は賛成な方なんですけど、良かったかなと思ってます。
自分の007の編劇はロジャー・ムーアの作品は全部見てて、それより前のボンドはなんかちらほら見てる気もするんですけども、
全然覚えてないって感じです。めちゃくちゃ昔に見て。
うちが好きだったので一緒に見たって感じですかね。
ロジャー・ムーア以降は全部見てるってことですか?
そうですね。
だいぶ見てる感じですね。
でも全然覚えてなくて、毎回一緒やんっていう状況と、
一緒やん。
一緒やん。
で、あと車がかっこいいなっていう。
自転GTとか、そうやって出てくる車が毎回かっこいいなっていうのだけ覚えてますね。
なるほど。
マリオンさんいかがでしたか。
そうですね。まず僕の007の歴というか、
がっつり見始めたのは本当にやっぱりダニエル・クレイグになってからの007をやっぱりがっつり見てる感じですかね。
ピアース・ブロスナンの時代のやつもテレビで多分見てるはずなんだけど、多分覚えてないですね。
あとやっぱりチラッと過去作で見てるのはゴールド・フィンガーと女王陛下の007ですね。
ダニエル・クレイグ版も密接に関わってる作品ですけど、それを見てるっていう感じですね。
で、ノータイム・トゥーダイの感想なんですけど、
まあそうですね。
ちょっとこれでいいのかなっていう思いはあるけど、
見終わって数日経てば経つほどに、なんかこれしかなかったなっていうふうに思えてくるなっていうのがあって、
ダニエル・クレイグ版の中で本作がベストではないけど、
ただ本作がないと絶対これは閉まらないなっていうふうな重要な作品だったなっていうのは間違いなくあって、
今の時代に007、ジェームズ・ボンドというキャラクターを描く上で、
いろいろな試行錯誤が見られて、個人的にはそういう試行錯誤をしながらも描いていくっていうところに、
12:02
すごくこの作品の意義というか、好きだなって思えるっていうふうに改めて感じる一本だったなっていうふうに思いました。
なるほど。僕はですね、実は007あんま触れてきてない人なんですよね。
世代的にはピアス・ブロスナン直撃世代なんですよ。
ただなぜかずっと見ずに来て、初めてちゃんと見たのがスカイホールだったんですよね。
スカイホールは本当に僕予告で惚れに惚れて、
予告で列車からボンドがピッて飛び出してきて、大ピンチみたいなところでひょっと着地した後にカフスをクイックイッて触る予告があったんですよ。
もうあれがかっこよすぎて、わーもう絶対見るって言って見て、本当にスカイホールはめちゃくちゃ好きなんですよね。
そっからカジノ・ロアイアル、ダニエル・クレイグのカジノ・ロアイアルとスペクター見て、
ピアス・ブロスナンのゴーデン・アイをその後見たぐらいで、過去作魚分のチャレンジしたけど、
途中で止まったというか、全然やろうとしたけど見なかったって感じで終わっちゃったんで、
ほぼダニエル・クレイグだけ見てるって感じでしたね。
今作に関してはもう最高でしょっていう。
もしかしたらボンドに対する思い入れがなくて、もうダニエル・クレイグ・ボンドとして僕は見てるので、
本当に007のファンの人とは視点全然違うとは思うんですよね。
そこも含めて、ノータイム・トゥ・ダイはめっちゃ好きでしたね。
じゃあここからはネタバレがっつりで具体的な話に入っていこうと思いますので、
ネタバレを避けたい方はぜひ見てから聞いていただけたらなと思います。
じゃあ具体的な話に入っていこうかと思うんですが、
まずタイトルがいいですよね。
ノータイム・トゥ・ダイってめっちゃかっこよくないですか。
かっこいいです。
ポスターのノータイム・トゥ・ダイのタイポグラフィーもめちゃくちゃかっこいいですよね。
かっこいいわーって思いながら見てて。
僕ピアス・ブロスナンの007、さっき見てないって言ったんですけど、
タイトル好きなんですよ、あの時代の。
トゥモローネバーダイとか、ダイアナザーデイとか、
なんかよくわかんないけどダイが入ってるじゃないですか。
なんか言葉の意味はよくわからんけど、
とりあえずしばらく死ぬことはないんだなっていう自信にあふれてて、なんか好きなんですよ。
今回もそのパターンやなと思って、ノータイム・トゥ・ダイだから、
とにかく今回は死なないんだなっていうので見てて、
ただなんか抽象的なタイトルだなと思ってたんですよ。
でも中身見てみたら、超具体的に今死んでる場合じゃねえっていう事情がある話だったなと思って。
15:08
死んでる場合じゃないのに。
っていうのも含めてちょっと味わい深いですよね、このタイトルって。
タイトルついでで言うと、やっぱり007といえばオープニングじゃないですか、主題歌の。
今回もやっぱり洒落てますよねっていう。
なんかあれ見ると、来た来た!そうやそうや!
テンションが高くなりますよね、あそこで。
特にオープニング、結構銃が遺伝子の螺旋状になってるとか、
あと多分イタリアとかの彫刻みたいなのが随所に出てきたりとかっていう感じのクレジットでしたけど、
個人的に一番テンション上がったのって、
オープニングのドア玉のドア玉で水玉模様がボヨボヨボヨって出るじゃないですか。
そこめっちゃ渋いなって思ったんですよね。
めっちゃ懐かしいって思って。
何でしょうねこれ、名前あるんだけど忘れちゃったな。
これまでのオープニングでも多分使ってたような気はするんだけど、
あれが出てきた瞬間のテンションがすごいめっちゃ爆上がりしたっていう。
オープニングのところで、ギリシャ時代の像みたいなのがあるじゃないですか。
あれが作中で出てくるある計画のモチーフですよね、あれが要は。
名前忘れちゃった。何でしたっけ?
ヘラクレス計画でしたっけ?
見ていったらだんだん分かっていくというか、紐が解けていくみたいな、いつもの感じで良かったですよね。
あと僕、全然前の話覚えてなくて、
レアセドゥのマドレーヌがスペクターに出てた人って、
この話見るまで全然覚えてなくて、
あ、そうやったんやーと思って。
こんな雑に見てたんやーって自分でびっくりして。
密接に、カジノロワイヤルから密接に話繋がってますもんね。
ベスパーのお墓参りに行くとかっていうのもあるし。
このダニエル・クレイグ・ボンドって、カジノロワイヤルってルーキー時代でしたよね、確か。
慰めの報酬、僕は見てないんですけど、カジノロワイヤルの直後の話だったというふうに認識してて。
でも、スカイフォールは逆にロートル時代じゃないですか。
時代遅れ扱いされて、引退間際みたいな話の状態で、間がないんですよね。
ダニエル・クレイグ・ボンドって。
ジェームズ・ボンド自体がアイコン化してたキャラクターだと思うんですよね、本当に。
18:04
完璧な男、完璧な男像としての、まるで生まれた時からそのように完全であったように見える。
かつ、何か豊えることがない、永遠の存在のようにも見える、まさにアイコンって感じのキャラクターだと思うんですけど。
そのキャラクターの始まりと終わりを描くって、ズバリ、ジェームズ・ボンドを解体して再構築する気満々って感じじゃないですか、このシリーズって。
その間がないってことは、もう間は今までのボンドたちですよっていうことですね。
ショーン・コネリーとかピアス・ブロスナンとか、そこら辺が前世記なんで、始まりと終わりだけ描けますと。
そこで、それらのパブリックイメージを解体して、もう一回今用のジェームズ・ボンドを作り直しますんでよろしくって感じのシリーズだったなっていうふうに。
そんなに見てない立場からですけど、認識はしてて。
それに関しては、多分昔から好きな人からしたらちょっと苦々しい思いもあったりするとは思うんですけど、
僕としては本当に面白かったですし、ダニエル・クレイグ・ボンドが大好きっていうのもあって、こうしてくれてよかったなと思いますし、
こうしてくれないと今007を素直に見れなかったんじゃないかなと思うんですよね。解体再構築してくれないと。
そうですね。はっきり言ってしまえば、ジェームズ・ボンドというキャラクターはもう大遅れのキャラクターではあるわけじゃないですか。
今やる上でジェームズ・ボンドみたいなキャラクターを作るってまあ難しいと思うんですけど、やっぱそれを改めて描くってなったらやっぱり本当にもう、
こういうふうに再定義というかっていうのを繰り返していくしかない。今の時代を取り入れつつ再定義していくしかないっていう。
それは本当カジノ・ロワイヤルからノー・タイム・ツー・ダイに至るまでずっと再定義と復活とそれと、
女王陛下の007をずっとやり続けたシリーズだったなっていうのはすごく思いますね。
ともかく歴代のジェームズ・ボンドって結構俳優さんの顔に似てるっていうか、系統が結構同じ人で、同じ人というか、系統が似てると思ったんですよずっと。
だから最初ダニエル・クレイズになった時、正直えー、なんか全然ジェームズ・ボンドっていうイメージじゃないんですけどと思ってて、
ちょっと最初は嫌だったんですけど決まった時は。
なんか髪の毛の色が黒じゃない時点でダメみたいな話もありませんでしたっけ?
あーそんなんもあったような気がします。
ちょうどAmazonプライムとかApple TV Plusとかで見れるんですけど、
ジェームズ・ボンドとしてっていうドキュメンタリーが見れるんですよ。
ダニエル・クレイグが007になってからの話というか、
21:00
ダニエル・クレイグと制作プロデューサーの話とかが聞けるドキュメンタリーがあって、
ちょうど彼が新しいジェームズ・ボンドですよって発表されて、ジェノロワイヤルが公開されるまでの話をしてたんですけど、
その時のスイップ誌とかの記事とかがめっちゃ辛辣なんですよ。
ここまで言うかってくらい辛辣される。
こんなんの中でカジノロワイヤル作ってたんだって本当に大変だなって思って、
みんなから本当にないわーって言われたのを、
あの一作でガラリと変えたんだなって思うと本当にすごいなって思いました。
そう、ないわーって思ってしまってたんですけど私も。
なんか結構今までの人っておもながというか、ちょっとなんかそれこそジェントルマンみたいなイメージだったのが、
結構ダニエル・クレイグってこうベビーフェイスじゃないですか。
ちょっと顔の系と違うなってずっと思ってたんですけど、
なんか見てるうちにどんどん好きになるし、
なんかこれまでのジェームズ・ボンドと全く切り離して単体で本当に好きになれるというか、
だからもうシリーズとしてなんか大傑作だったんじゃないかなと思いますね。
そうですね。今やるんだったらその成長するキャラクターとして描く必要があったのかなとはやっぱ思ってて、
その完璧なキャラクター、アイコンだけがあるキャラクターじゃそこまで持たなかったんじゃないかなと思うんですよね。
それで思い出したのがアイアンマンなんですけど、
アイアンマンのトニー・スタークもクズなんですよね。
クズなんですけど、やっぱそのアイアンマンのシリーズの中で成長していって、
そこがドラマになってたし、そこでみんな好きになっていってたっていうのもあるし、
ラストの至る所も同じなんですよね。
エンドゲームで、アベンジャーズエンドゲームで至る結論がノータイム・トゥーライと一緒なんですよね。
確かにそうですね。
ちょっとその汚れた英雄を成長させていくシリーズっていうのは結構今の時代に合ってたのかなとか思ったりはして、
やっぱりそのトニー・スタークもめちゃめちゃ愛されキャラになりましたし、
その意味で今の時代ってファンが育てる感がすごい求められる時代かなと思うんですよね、そのコンテンツに対して。
だからMCUのマーベルの映画のシリーズもやっぱりファンが育てたっていう感じあるし、
だからこそみんな愛着を持って作品を愛してるっていうのもありますし、
ただアイコンだけが存在してたら自分たちが育てたって感じはあんまりないと思うんですよね。
なんかもう見越しだけが存在してて、
もうあがめたって祀ってくださいじゃなくて、一緒に歩いていきましょうと。
24:04
作品とファンが一緒に歩いていきましょうって感じの方がきっと今の時代には合ってたんだろうなっていうふうには思ったりはしました。
あれですけどね、カジノ・ロアイアル、アイアンマンより前に始まってるんですけどね、タイミング的には。
そうですね。
ただなんかちょっと、シリーズってずっと話続いてるっていうのもあるんですけど、
一個前から、コロナのこともあって結構空いてたじゃないですか、
だから私も全然覚えてなくて、ちょっと見返そうと思ったんですけど、どうしてもちょっと時間なくて見返せなくて、話も半分ぐらい分からなくて。
一緒じゃないですか、僕と。
記憶力が2メガぐらいしかないんで、人の名前とか全然覚えられなくて、スペクターっていっぱいいるみたいな、そこら辺から。
アラディ・アルマス可愛いとしか思ってない時間が続いてます。
僕、あそこのシーンの話ずっとしたくてたまらなかったんですけど、スペクターのパーティーのシーン。
最強のツッコミの頃やと思うんですけど。
あそこ、キューバでスペクターのパーティーがあるからって、ボンドがキューバの工作員のパロマでしたっけ、と協力して潜入するわけですよね。
マスカレードとかやったら分かりますよ。仮面かぶってとかやったら分かりますけど、スペクターの幹部がいるところに、ジェームズ・ボンドのまま行ってバレないはずがないだろうと。
なにその、バレた?みたいなことを言ってんだと。それはバレるわ、みんな知っとるわ、言って。
それ前回もそうでしたけどね、スペクターの会合に。堂々と言って、今日こそジェームズって言われますからね。
いつものパターンというか、カボ隠さないっていうのはね。
スパイなのに名前も分かってるのか、そんな奴いないですから、ほんと。
飛行機乗る時とかに、空港の受付の人に、この人がボンドみたいな顔されてたじゃないですか。有名人やな、みたいな。
さすがやな、っていう。
パスポートとか本名で言ってるんや、と。美像のやつとかないんや、みたいな。
いやもう、顔パスですよね、顔パス。
顔パス。
ツッコミどころ満載っていうのは、別にこれまでもあったことだし、そのツッコミどころを超えて上品に振る舞える。
振る舞える、そしてこの長いとも思えるぐらいの、ゆったりとした時間こそが007の贅沢さっていうところですよね。
27:01
いやあの、あそこ結構混乱するんですよね。スペクターの幹部がみんな死んじゃったってなった後、どういう思惑が?っていう風にしばらくなってて。
で、あんな後、ずっと習慣されてるブロフェルドのとこに行くわけじゃないですか。
ブロフェルドがずっと余裕持って対応してるから、もしかしてこいつの思惑の内側なのかなって思ってて。
だからそのスペクターの今の幹部はもう古い世代だから、スペクターの悪の意志だけは次の世代に移ったから、もう今の奴らは全員殺しましたと。
で、俺さえももういらない存在だから、その今回のサフィンでしたっけ。
次の世代のスペクターはサフィンだから、俺さえも用無しだみたいなつもりで堂々としてるんだと思ってたら、
ある段に強がりというか負け惜しみというか、ちゃんと俺も全部失ってるみたいなこと言ってて、
あ、失ってたんや、堂々としてたけどあんた負けた側やったんやねみたいなので、めちゃくちゃ混乱して。
いや、そのスペクターの在庫処分っぷりの展開すげえなと思って。
すごいですよね。前作でタイトルにも出てくるような巨大な組織をあれで全部殺しましたみたいなやるって思い切りがいいですよね。
あと結局やっぱり、これは前作だから思いましたけど、結局やってることがジェームズ・ボンド個人への嫌がらせでしかないみたいな。
これはもう今回余計に出てるというか、冒頭のスパーの墓爆発させてダメージを負わせるとか、
マドレーヌへの疑心暗鬼を植え付けるみたいなのとか、もう完全にジェームズ・ボンドへの当て付けでしかないし。
好きやんって思いましたもん、あのあたりとか。ボンドのこと好きなだけやんって思って。
で、キューバでのパーティーも完全にジェームズ・ボンド1人を殺したいがためのなんかって感じだし、結局最後2人で会う場面も、
お前は一生孤独なんだよ、ガッハッハーって言って終わるみたいな感じは完全に個人への嫌がらせでしかないっていうのはいいけど、
ここまで来るかっていうとちょっと笑けてくるなっていうのは思いますね。
あそことかね、ダークナイトのジョーカーとか思い出しましたね、あの尋問シーンは。
でも、ジョーカーは精神的に絶対にバットマンには負けない存在だから常に上位にいるのはわかるんですけど、
あの時のブロフェルドって完全にもう手札ない状態だから、もう身へ張ってるだけなんですよね、あそこ。
しかも結末はボンドが間違えて触っちゃったそのナノマシンみたいなので、
30:03
ナノマシンというかその細菌兵器で事故的に感染しちゃって死ぬっていう。
あからずも死んだっていうやつですね。
まあシリーズのボスとしての適切な終わりではなかったような気はするけど、
最後まで堂々としてたので、まあなんかいいかなと思って。
やっぱり悪のボスっていうものはありたいなと僕を見ながら思いました。
もう何の手札も残ってなくても、ちゃんと最後まで悪のボス全とした態度のまま死ぬっていうのはいいなって。
でもなんかその結構、今回ボンドにこう家族ができるじゃないですか。
いるというか生きてたみたいな。
そこから私結構ショックだったんですよ。
だからジェームス・ボンドという、なんていうんですかね、やっぱりイメージというか、
遠くってなって、それは結構なんか正直ちょっと嫌でしたね。
まあうん、わかりますね、そこは。
だから僕見てて、ダニエル・クレイグ・ボンドがジェームス・ボンドイメージを解体して再構築するんだったら、
これをやらんとしょうがないなとは思ったので、全然飲み込めたんですけど、
思い出ある人からしたら、ミトコーモンが一箇所に定住するみたいなことじゃないですか。
それはちゃうやんってなる人がいても全然おかしくないなと思って。
面白いね。
だからその要は、一人の女にこだわらないのがボンドっていう感じもあるのかなとは思って、
それをやっちゃったらもう終わりじゃんっていうのは絶対あるとは思うんですよね。
その一人の女を愛するのはまあいいと。
ただそっから先を描いてしまったら、もう次の島へはフラフラと飛んでいけないことになっちゃうじゃないですか。
そうなったらジェームス・ボンド像は揺らぐとは思うんですよね。
でもまあやっぱそこはもうめちゃくちゃ意図的にやってたよなっていうのは見ながら思って、
このシリーズカジノ・ロワイヤルでめっちゃ愛した人がいってなくしちゃってと。
そっから先ちょっとアバンチュール的に女の人とイチャイチャすることはあったけれども、
最終的にマドレーヌっていう次のソイト下体と思うパートナーを見つけて、
その人と最後まで行くわけじゃないですか。
だから女正しではあるけど女泣かせではなくなったなって思いながら見てて、
今までのボンドって女泣かせだったと思うんですよね。
今のダニエル・クレイグもやっぱセクシーだし、
一晩だけ女の人と付き合うみたいなこともできるけど、
33:02
完全にソイトゲルパートナーを見つけたら、
その人に一途になるっていうのが一貫してたと思うんですよ。
一途になるっていうとこまでは、いいじゃんって思える人は多いと思うんですけど、
そっから先変えちゃったら、それはジェームズボンドじゃないって思う人がいてもおかしくないと思うんですよね。
でもまあ僕はこうやるしかなかったよなと思いながら見てました。
僕もそういう同じような感じというか、
ここまで人間味を持ったキャラクターとしてジェームズボンドを作り上げてきた以上、
多分そこには行き着くだろうなっていうのは何となく予感はちょっとしてました。
でも若干安易というか、家族とかすぐ持ち出せやんみたいな。
まあそれはね、思います。
確かにちょっとハードボイルなイメージからちょっとやっぱりかけ離れてしまうというか、
まあ難しいところですけどね、そこはね。
そこでちょっと複雑な思いにはなったのは確かに僕も思います。
初め僕ボンドの子供だとは思ってなくて、
別のパートナーとの子供なのかなと思って、マドレーヌの。
で、ただそのパートナーはもういなくてで、
まあ何らかの理由があってそうなってるみたいな感じかなとは思ってたんですけど、
それで意味になったら、ボンド自身の子供じゃないけど愛せたら本物やなっていう。
何の本物かわかんないけど、本物やなっていう気はしたんですけどね。
明らか顔ちょっと似てる子役立ってましたよね。
手の色の話ありましたか?
手の色が話になって。
ちょっと似てるやんと思って。
そうですね。
いやもうこれやるしかないやろって思ったから、僕全然そこ反対意見ないんですよね。
それしかないやん。
おーっと思ったけど、まあまあまあと思いながら見てて、
今回ちょっと、何て言うんですかね、話としてちょっと複雑ではないんだけど、
悪役のサフィンも、マドレーヌに対する復讐からボンドに、何て言うんですか、
マドレーヌに対する復讐からボンドにも何とかかけてるのかみたいな、
そこらへんのちょっと意図も正直ちょっとわかりづらくて。
そこはね、わかりにくかったと。
ちょっとあんまりそこの悪役が、せっかくあんな良い、何て言うんですか、ビジュアルで来てるのに、
目的だけが謎やぞと思って。
いい生き作っとるやんみたいな。
ちょっとそのサフィンの目的が弱かったかなっていうのはちょっと思って、
マドレーヌに対する感情がちょっと不明瞭だったように僕は感じて、
36:05
まずなんで助けたのっていうのがあったし、
助け合った後、なぜこだわるのかっていうのも不明瞭なような気がして、
いやもう生かしたことが更なる復讐なんだったら、それで一貫してやったら良かったと思うし、
愛してしまったのだとしたら、それで一貫して描くべきだったかなと思うんですけど、
ちょっと不明瞭だったなと思って、
マドレーヌに執着を持っているっていうのは分かったんですけど、
それが何なのかっていうのがちょっと描写不足かなっていうふうには思いましたね。
あとそのサフィン、一応ダニエル・クエルボンドの本当の意味での最後のボスになるわけですけど、
最後のボスとある因縁を与えるために、例の予告で言ってた読み上げがあるじゃないですか。
まるで鏡を映したようだっていうくだりあったじゃないですか。
だから要はボンドの影であるっていう存在にしないと、
悪として映えないからっていうのがあると思うんですけど、
言うほど鏡映しじゃないよなっていうのは思って、
強引なんですよね。
だからマドレーヌに執着を持ってて、スペクターに対して因縁があるというので、
無理やりボンドの鏡合わせにしてたけど、別にそこまで似てないし、
ボンドと対立したのはもう割と偶然かなっていう気がして、
その意味で言ったら、やっぱり僕、ジェームズ・ボンドの影としての敵って、
やっぱりスカイフォールのあいつが一番ちゃんとボンドの影だったと思うんですよ。
だからMI6でかつてエージェントとして働いてて、
切り捨てられたと。
それが愛憎入りじまった感情として、
MI6とジェームズ・ボンドに向かうってめちゃくちゃ明確だったと思うんですよね。
やっぱりスカイフォールの良さってあそこだったと思うんですよ。
そこがないというか、無理やりボスに仕立てあげられた感じが
サフィンにはあるなとは僕はちょっと思って。
だからジェームズ・ボンドの物語のエンディングとしては、
やっぱりスカイフォールだったなと思ったんですよね。
そうですね。
NO TIME TO DIEはどっちかというと、
007っていうシリーズにピリオドを打つための話だったなと思って。
ちょっとそれぞれ終わらせるでも意味が違うなと思ったんですよ。
なるほど。
スカイフォール、スペクター、NO TIME TO DIEって全部最終回みたいな話ってあるんで。
最終回3回やってますからね。
最終回3回やってますって話なのはその通りで。
39:01
僕もやっぱりサフィンというキャラクターが一体何なのかが
よくわからないまま終わってしまったっていうのは本当にあって。
スペクターに恨みがあるっていうのはわかるけど、
スペクターを倒してキューバで倒すじゃないですか。
それでお前の目的終わったくないって思ってしまうし、
マドレーヌに対しての因縁もよくわからないままつきまとってて、
なんか別れたのにずっとつきまとってくる彼氏みたいな感じにしか見えないなっていうのは正直ありますよね。
そもそもジェームズ・ボンドと一緒に会うシーンとかもそんなないし、
全然最後の敵としてはもうちょっと魅力的な敵役にしてほしかったなっていうのはやっぱりありますよね。
キャラ自体は立ってるだけに惜しい気持ちありますよね。
そうそう。
あの声がね、もういいじゃないですか。
僕あの予告本当好きで。
でもスペクターを狙ったのもあいつだったんですか?
私それ自体ちょっとわからなくて。
そうですよね。
なんで狙ってたんですか?
だから親を殺されたから。
親を殺された。
あ、そういうことね。
わかりにくいですよね、やっぱり。わかりにくいですよ。
親がスペクターやってたってことですか?
スペクターの一員だったんですよね、親が。
そうですね。
え、そうなん?
スペクターで最近兵器を作っていて、その関係者だったサフィンの両親は殺されてしまうわけですよね。
マドレーヌの父親にあたる人が、ミスター・ホワイトっていう役名が多分ついてたはずですけど。
で、それをミスター・ホワイトに復讐するために彼は封面をつけて彼の家に行くわけですけど、
ミスター・ホワイトはいなくて、小さかったマドレーヌからのを助けるっていうところで物語が始まっていくわけですけど、今回。
いや、ホワイトに復讐しとけよって思いますよね。
そうなんですけどね、いなかったっていうね。もうちょっと調べてから来いよって感じですけど。
しかもマドレーヌもさすがにそれはちゃんとボンドに言えよみたいなとこありますよね。
何の思い当たるとこないみたいなかって言ってて、あるやろって。
そんな大事なこと言うやろ、普通って思いますよね。
いや、ダニエル・クレイグ・ボンドやったら、言ったら許しますよ。
絶対許してくれる。
君のすべてを愛そうって言いますよ。
隠したらやっぱダメなんですよ。隠し事が一番良くない、ほんと。
一番最初、喧嘩になるじゃないですか。面白かったのが、車の中で、車に乗ってるときに敵に包囲されて、めっちゃ撃たれるけど、
棒がすごい車に乗ってるじゃないですか。で、何とかしてよって言ったら、何とかなるんやと思って。
42:06
最初から何とかしといてよと思いながら、あのシーンめっちゃ面白くて好きでした。
あんな命懸けのいじけあります?いじけすぎでしょ、ボンド。
めっちゃ拗ねてんなーっていう、ちょっとおかしい。
オーダーを過信しとるなと思って。
あそこね、ちょっとどうでも話なんですけど、イタリアの石造りのホテルみたいなところで泊まりに行くわけじゃないですか。
で、部屋入る前からめっちゃラブラブで、一刻も早く服脱ぎたいみたいな、よくあるシーンやと思うんですけど、
ドア開ける前から結構チューしとんなーみたいな。早すぎやろーみたいな。
もうちょっとこらえるよーみたいな、どうでもいいことを考えて見てましたね。
早すぎやろーと思って。ホテルマンもだいぶ見てるやろ、それ。
切れながらね、とりあえず車で逃げようってなる時も、めっちゃ切れてるけどドアは開けてあげてるんですよね。優しいと思って。
いや、それはボンドですから。
今回、すごい賛否分かれてますね。
そうなんですね。僕、いいなーとしか思わなかったので、だんだんその賛否分かれてるのが聞こえてきて、あ、そうなんやと思って。
冷静に考えたらそうなんですよ。賛否分かれて当然なんですよね。ボンド像を崩したんだから。
普通に面白かったとしか思わなかったんで、個人的には3ですけど。
どうしても単体で、この作品単体でっていうのは、シリーズとしてのものになりますからね。
そうですね。ここまで来たんだなって、どうしても思っちゃうというか。
えー、でも思い出したら悲しくなってきました。
なんかもう私、最後ほんまに正直、ハッピーエンドっていうか、引退エンドと思ったんですよ。
それはね、僕も思ってて、ちょっともう多分聞いてる人も分かってると思いますけど、ボンド死ぬんですよ。
ちゃんと改めて言っておきますけど、ボンド死ぬんですよ。
遺伝子情報が汲み込まれてる、あれ細菌兵器ってことでいいんですかね?あれは。
ナノボットとか言ってましたけど。
ナノマシンなのかな?
まあ、近しいやつですね。
で、その人に触れたら、その人が死ぬものが体の中に入ってしまって、もうそれは解除できないと。
だからもう、愛する女にも子供にも触れることはできないっていう呪いを残して、細菌は死んじゃうわけなんですけど。
それで最後、ナノボットの工場をミサイルによる攻撃で焼き尽くすために、ボンドは最後島に残っちゃって、ミサイルの攻撃で工場と一緒に焼き尽くされちゃうわけですけど。
45:06
まあ、僕正直生き残ると思ってたんですよね。
Qがこれはもう解除できない、もう無理なんだっていうのが割と中盤で言ってたじゃないですか。
ブローフェルドだけ死んじゃうナノボットが手についた時にそのくだりあったと思うんですけど。
ブローフェルドだけが死んじゃうナノボット、すごいすごいすごいなと思いますけどね。
あそこでもう絶対解除できないって言ってたのって、僕が思ったのはボンドを完全に引退させるためのQの方便やと思ってたんですよね。
だからMI6に対してはもうボンドについてはこれは解除できないんだと。
ただ、あの時点でボンドの体の中に入ったのはブローフェルドだけというかスペクターだけ死んじゃうウイルスなわけじゃないですか。
スペクターだけ死んじゃうウイルスは害がないから、まあいいからほっといたけど、後々それがカードとして使えるって言って置いといて、
最終的にもう人類全員死んじゃうナノボットウイルスが体に入って、ボンドは永遠の孤独ですみたいになったけど、
実はQはそれの解除の仕方を知ってて、でもMI6にはそれがそうじゃないっていう嘘をついていることで、
もうジェームズ・ボンドは完全にこの世の中から引退すると、幸せに暮らしたエンドになると僕は思ってたんですよ。
そうじゃなかったんですけどね。
そもそもミサイルに間に合ってないやんっていうところと、
君が何でも助からないぞっていうのを完全に押し付けてきたんで、マジかよって思った。
人工は死ぬことはそうそうないですからね。そういう意味でも死ぬと思ってなかったし。
最後の決戦の場所に関してはまずびっくりしたのが、北方領土かよと。
北方領土かよっていうのがまずびっくりしたところでしたけど。
でもちょっと日本感を入れてくれてるのは嬉しかったですね。
タフィンも変なウェイキアみたいな服着てるらしい。
ウェイキアでしたね。
僕はあのトンチキ日本感大好きなので。
トンチキ日本感を出すにしてもチャレてるんですよね。
わかる。
ちょっと上品ですよね。上品さがやっぱ007だなって思いますけど。
他の映画のトンチキ日本感って他国も混ぜてくるじゃないですか、アジアの。
中国っぽいとか、香港っぽいみたいに混ぜてくるけど、今回は結構それなりに日本要素だけあったなと思って。
ちゃんと日本。
解釈が合ってるかどうかはわかんないけど、別のものは混じってはなかったですよね。
48:00
間違いなく日本だけをトンチキにしただけな感じだなっていうのはあったんで。
やったぜって思い出したね、僕はあのあたり。
京都の石をこうやってやる。
石堤がこうね。
何の意味もね。
あれってちょっと高くなってて、間通れるようになってたけど、
多分あそこあえて通れるようにしたらコンセプト的には間違ってると思うんですよね。
あそこに入れないようになってるからいいんだと思うんですけど、入れるようにしちゃうんやみたいな。
雰囲気大切に雇ってるっていうね、あなたたちを。
畳がこうシャッて開いて。
あれめっちゃ好き。
いやもうちょっとギャグかよって感じですけどね、あそこね。
そんな仕掛け作るっていう。
めっちゃ面白かった。
どう見てもコンクリート打ちっぱなしの上に畳並べてるだけに見えるのに、畳がシュッて開いてちょうど下に逃げれるって。
大好きあれ。
しかもほんま、そもそもあれボンド来んかったらあのシステム何のために作っててんっていう。
でもあれはもうやっぱおもてなしというか。
何のっていう。
おもてなしの部屋にあの子くんがいると。
やっぱそのボンドを迎えるっていうおもてなしが何かって言われたらやっぱりそのギミックやろうなっていう。
ギミックでおもてなししないとやっぱりその茶の湯の心にはならないじゃないですか。
トンチェキ日本やるにしてもなんかオシャレっていう話さっきあったと思うんですけど、逆にオシャレじゃないシーンで、実はサフィン側だったCIAのやついたじゃないですか。
あの仲間殺したやつですね。
ピッカーウォーカー。
昔のKPTの人ね。
あいつ初めて出てきた時にYシャツの下にランニングシャツがめちゃめちゃ透けてて、すごいイケてないんですよねあいつ。
イケてない。
あれ見てこいつ絶対ボンドの味方になれないだろうと思って。
こんなイケてない奴がボンドの味方になるはずないじゃないかと思って。
ボンドがインナー着てる時ってやっぱり輪郭とかあんまり出ないようなインナー着てたんですよね。
後々のシーンで。
それはボンドだってインナー着るやろうと思って見てたらやっぱりノースリーブのインナーでピッチャリついてるからシャツの上から透けないようなの着てたんですよ。
あのCIAの裏切ってやつはめちゃめちゃ中のインナーが透けちゃう感じになってて。
いやそれは、それはもう007の味方にはなれないですよお客さんって。
51:04
そこまで考えてスタイリングしてたとしたらすごい。
いやでもやってると思いますよそんな。
やってそう。
だってQとかも内勤じゃないですかその技術者だけどやっぱその似合った服着てるじゃないですか。
イギリス紳士たるオシャレさじゃないですか。
なんかあのあいつの感じはやっぱアメリカ人はダセーなーみたいな感じ。
みたいな感じだなーと思いながら見てて。
あとあの007がボンドじゃなくなるっていうくだりあったじゃないですか。
私あのセリフ結構好きで、なんかあれももう結構前でしたけど、
なんか当時結構な賛否を呼んでたような記憶があって、
次の007はなんか女性でどうのこうのみたいな話がチラッと一瞬出たときに、
なんかそのチラッとだけ覚えてるんですけど、
今回こういうことかと思って。
なんかその007がただの数字に過ぎないっていう、
なんかああいうセリフとかもすごいなんか良かったなと思って。
そうですね。
永久決盤だと思ってた?みたいなこと言うのもいいなって。
ちょっとメタ入ったセリフでもありますしね。
そうそう。
でまああのあそこって正直ちょっとハスに構えた見方しようと思ったらできると思うんですよね。
黒人の女性が次の007になってるって、
ちょっとそのポリコレかよみたいな見方できちゃうとこもあると思うんですけど、
この問題正直その007っていうものがずっと男性的なアイコンであり続けたことが
今の時代に合うかっていうのに対する回答としては、
僕すごいバランスだったんじゃないかなと思って。
黒人の女性が007になったっていうことと、
そのジェームズ・ボンドが主役であるっていうことを一緒にやってたので、
なんかそこにあんまりしこりというか、
わだかまりはなく話になじんでたなと僕は思ったんですよね。
なんかいい着地だったんじゃないかなって。
そうですね。上手いなと思いました。
むしろああしたことで、
それでもやっぱりジェームズ・ボンドはヒーローであるっていうのが際だったと思うんですよね。
確かに。
だから007はあくまで数字でしかないと。
それでもやっぱりジェームズ・ボンドがヒーローであるっていうことを言うためには、
むしろその007っていうものが解体された方が単なる数字になってしまった方が、
やっぱりそこのヒーロー性は際だったなとは思って、
僕すごい良かったと思いますよ本当に。
全肯定というか、むしろ今回のボンドガールは007なんだって、
54:04
すごく良くないですか。
僕めちゃめちゃ好きなんですよ、あの結論。
ずっとアクセサリーでしかなかった存在。
もちろんアクションのパートナーにはなり得たけど、
完全にそのボンドと対等にはならなかったっていうのが、
ボンドガールの立ち位置だったかなっていうふうに僕は認識してたんですけど、
いやもう対等ですと。
なぜならボンドガールも007だからですっていう、
僕完璧な回答やなと思うんですよね。
今日もうほんまに強ええなって思いましたしね。
めっちゃ強いですよね。
めっちゃ強いし。
そう、なんかやっぱ他にもパロマっていう女性のキャラクターもいましたけど、
なんか多分これまでの007だったらきっとなんかちょっと彼女がヘマをやらかして、
ボンドがカバーをするみたいな展開が多分あったんじゃないかなと。
今回別にそんなことはなかったじゃないですか。
なんならボンドいなくても全然一人でこなせますけどっていうぐらいの大活躍を見せるし、
あとちょっとボンドといい感じの関係になるのかなって思ったらちょっと外してくるっていう辺りの、
ちょっとしたチャーミングさとか。
キャラクターもそもそもチャーミングっていうのもありますけど、
なんかそういうキャラ造形とかも含めて、
やっぱ時代に007を作るにあたってどうするかっていうのはめちゃくちゃ考えられてると思いますよね。
あの出し方っていうか、パッとそのシーンだけで引くっていう、
あの登場させ方すごい好きでしたね。
定時で上がるんでみたいな感じ。
もう時間になるわっていう感じの、いいっすよね。
この後ちょっと出てくるのかなと思ったら、これで終わりなんやみたいな。
本当にキューバだけやったっていう。
良かったですね。
あと007でやっぱ死ぬっていうのはやっぱ女性が多かったと思うんですね。
ボンドガールってやっぱ死ぬボンドガールがやっぱりシリーズにはいたりするじゃないですか。
やっぱそういうのが今回いなくて、代わりにジェームズ・ボンドが死ぬと。
ジェームズ・ボンドという男がいたんだよっていうのを女性から語るっていう終わり方をするっていうのも、
やっぱ今の時代というか、あの時代にジェームズ・ボンドを描く上での最大と最低限、
そしてこれからっていうのがあのラストにやっぱ。
僕はすごくあのラストは見た直後はちょっと驚いてしまったけど、
やっぱり本当見終わって数日経ってから思うと、
本当しみじみこういうラストしかなかったなってやっぱ思えるんですよね。
そう考えたら、今回めちゃくちゃ女性に囲まれて、
そういう意味でも結構新しいというか新鮮な立ち位置でしたね。
今気づいたんですけど、よく考えたら娘もボンドガールと言えるっちゃ言えますね。
57:04
女性をガール扱いするってちょっと舐めてる感もあるじゃないですか。
対等な存在としてはちゃんとは見てないよねっていうニュアンスをどうしても含んじゃうと思うんですけど、
まあ子供に対してガールつけても全然おかしくないというか、めちゃめちゃ妥当というか。
本当にボンドがヒロインっぽいっていうのはやっぱり本当、
みんなボンドのこと頼りにしてるのが今回いっぱい出てたというか、
フェリックスライターとかY6のメンバーも含めて、
久しぶりにジェームス・ボンドだってみんな嬉しそうじゃないですか。
ああいうの見てると本当にほほえましいというか。
やっぱ相変わらずキルは可愛いですね本当に。
本当。メガネ男子としてはやっぱああいうのに憧れますよね。
ああいう人になりたいってやっぱり言いますけど、まあなれないっすよね。
なれないっす。
Qのお家に行くっていうのがなんかいいですよね。
しかも泊まってたんやって。Qの家に泊まってたんやっていうのがね。
もうなんかグイってきますねグイって。
あとまあ、諜報機関が悪に対抗するために人類を殲滅するような超兵器を作るっていうのは、
多分どのシリーズでもそこに至るんやなみたいなのは思いながら見てて。
今回だいぶMのマッチポンプ感あったなっていうのは。
序盤から最近兵器作ってる研究所みたいなとこがサフィンの一味に、
サフィンというかあれはスペクターかスペクターの一味に襲われるわけですけど、
あれまあ多分ロンドンの真ん中だったと思うんですけど、
せめて郊外でやるよってちょっと思って。
いくら高層ビルやからってあんな大都会の真ん中でやるのかっていうのもあるし、
なんか兵器化した天然とお弁当箱みたいなのを軽いノリで置いてたりしてたじゃないですか。
いや、いくらなんでも赤やろうとあそこは。
奴らはまああの後すぐ死んじゃいますけど、
ちょっといくらなんでも倫理観ぼやけすぎやろうと思って。
君たちとは思って。
でもなんかあのシーンで敵が突入してくるときに、
屋上から来て窓の割り方とか、
エレベーターのところ落ちるけど磁力で割るとかは、
ギリありそうでちょっとワクワクしますよね。
もう開発されてるんちゃうかみたいな。
いや、あのギミック面白かったですね。
なんか最近、アクション映画界でこう、
マグネットパワーって結構流行ってませんかって個人的に思ってるんですけど。
自爵なんでもありかよみたいな感じだったんですよ。
確かに確かに。
僕あとあれですね、
アイケル・ベイのシックス・アンダーグラウンドっていう
ネットフリックスのアクション映画があったんですけど、
1:00:01
あれもなんかちょっとどうこしたマグネットパワーみたいなのを使ってて、
なんかみんな自爵使ってんなっていうのを最近ちょっと思うんですけど。
やっぱり、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
あの、
お茶目な部分みたいなのがちょっと出しにくくなった曲品です それの後どうやってシリーズ続けていくのかみたいな感じなのを
スペクターとかノータイムトゥーダイでずっとやってたと思うんですけど 今回のでようやくそれが形になったんじゃないかなっていうのは思いますね
スペクターの時はちょっとまだやろうとしてたけど ちょっとまだ硬いなって感じがしてしまって
そういう抜けの良さは今後作が一番良かったなって思います
あの マリオンさんが女王陛下の007
あの時代のやつは女王陛下の007って言った方がいいのかな に何度か触れてたじゃないですか
そこちょっと触れといた方がいいかなと思って あー
そうですね 女王陛下の007って 要はすごく今の時代に通じるそのハードボイルドなジェームズボンドで
あと一人のヒロインに恋をするけれどもみたいな ちょっと悲しい結末が待っていてっていうところとか
まあ結構今のアニエルクレイグのボンドに通ずる イズムっていうのがある映画で
そのイズムというかオマージュを捧げてますよっていうのが今回結構よく出てたのが 劇中のスコアのテーマの中に女王陛下の007のテーマが入ってきたりとかもしてたんですよね
あとエンディングテーマで音楽 歌が流れると思うんですけど あれは女王陛下の007の挿入歌なんですよね
なのでずっとカジノロファイアルからのそのハードボイルドな路線っていうのと ヒロインに異実なところっていうところが女王陛下の007からのイズムを継承しているっていう
がまあ言われているところって感じですね 僕もその女王陛下の007がそういう作品っていうのは聞いたことはあって
ジョージ・レイゼンビーが唯一ボンドをやってるってやつですよね ただまあ結局それをやりきれなくてというか受け入れられなくて
1:03:01
ショーン・コネリーに戻ったっていう まあだからダニエルクレイグでやろうとしたことをやれなかった
ボンドっていう立ち位置って感じですかね それを今回やり遂げたと
なるほどね あとちょっとこれは不満点なんですけど
今回の音楽 主題歌じゃなくて劇版の方ですか 劇版 ファンスジマーがやってるんですけど
あんまり好きじゃない
なんて言うんでしょうね あと007のテーマとかふんだんに使ってて
ちゃんと盛り上げてるのはわかるし 特にあとキューバのシーンとかのエキゾチックなトランペットの音色とかも最高だったんですけど
いわゆるファンスジマーっぽい音楽 ダークナイトとかイメージしてもらえばいいと思うんですけどああいう感じのがドコドコドコドコとなってるっていうのは
正直007にあんまり合ってないなって思ってしまうというか
なるほどね ずっとあんまりピンとこないなっていう思いがちょっとずっとあって
それだったらピアース・ブロスナンの時代のボンドとか あと慰めの報酬までの音楽をやってたデビッド・アーノルドとかに戻した方が絶対良かったなって思うんですよね
っていうのはちょっと心残りというかちょっと個人的な不満ポイントですね
あんまり僕音楽印象に残ってなくて ただなんか優雅さみたいなのは欠けてたような気がしますねなんとなく
そうなんですよ 元のイタリアのシーンとか流れる曲はちょっと優雅な感じするんですけど
後のは本当になんか印象に残らないというか ただエイムズ・ボンドの007のテーマ使って盛り上げてただけって感じの
しかもその使い方もなんかこう なんかワンパターンだなーって感じがどうしてもちょっとしてしまって
まだデビッド・アーノルドだったら今回のそのイーアイリッシュの曲 ありますけどああいうのとかもふんだんに使ってこうメロディアスで優雅な
奇品あふれる音楽を作れたと思うし スカイフォールとスペクターの音楽をやってたトーマス・ニューマンぐらいのエッジの効いた
すべて計算づくでこうすべてカッチリはめ込むぐらいの勢いで作り込むみたいなのがあれば良かったんですけど
ちょっとそれもちょっと足らないかなーって気が個人的にはしてます
なるほど あのジェームズ・ボンドのテーマであるあのベンベレベンベンベンベンベンっていうのもなんか微妙に外してたような印象があったんですけど
ちょっとペナーっとしてるというか
話というか構造的な部分で完全にその007を外しにかかってるんだったら
1:06:00
合わせれるところは徹底的にもう肩をやり切ってもいいのかなとはちょっと思って 外しすぎると
なんだろう元の座標からただずれただけにもう受け取られかねないかなって気はして
要は解体しなくていいところは徹底的に守るっていう方が解体できるところの解体した感は映えるかなって気もしたんですよね
なんかこうどこを変えてどこを残すかっていうのはまあ007に限らずですけど
すごく大事なことと思うんですよねこのシリーズを続けていく意義みたいなのにも関わってくるし
そこをちょっと外してしまうとやっぱりなんだかな的になってしまうというか
もう名前だけしか残ってないじゃんみたいになってしまうのもまあなんか違う気はしますしね
何のかのと話してたけどまあツッコミも入れながら話はしてましたけどやっぱまあ僕好きっすね
おタイムトゥーダイ好きですねー いいですよそれはもう好きなのは好きなんですけどっていうところでございます
まあはい レアセル
人気ですよね 私なんか正直そのなんて言うんですかね
すごい独特な魅力というか雰囲気あるじゃないかと思ってるんですけど結構 そのボンドガール的な人で言うとやっぱりカズノロワイルドベスパーが一番好きだったんですよね
好きだったというか 会うって感じ
会うって感じ 結構レアセルなんて言うんだろう
ちょっとこう 正当派な感じではないじゃないですか
なんですかね まあそのボンドガールって言われて出てくる感じではないなとは思いますね
今回のそのノータイムトゥーダイの話の内容とかを考えるとすごいピッタリだと思うんですけど
なんかああいういろんななんて言うんですか立ち位置の女性という意味では 合ってるなと思うんですけど
そうって思ったんですけど結構私の周りだとすごい好評で
でも正直その今回のノータイムトゥーダイの横切りを見た段階で一番最初ぐらいの横切りを見たときに
マドレーヌは多分20分ぐらいで死ぬなって思ってたんですけど 経過の007知ってる身からすると
あのままこうスペクターでこう2人で前に乗ってどっか行って終わるじゃないですか と幸せの果てに待ってるのはやっぱり悲劇でっていう流れになるんだろうなって思っていた
のですよね正直 僕はいつ死ぬかなってずっと思ってたんですけど
まあ悪側のボンドガールは死ぬっていう流れで言うと まあ今回で言うと悪というかグレーでしたよねその途中までが
グレーの存在としていているかな死ぬかなぁみたいな 悪かな善かなぁみたいな感じでしたけど今回結果的には全員善側というか
1:09:09
悪側のボンドガールはいなかったって形にはなりましたよね あのベスパーのお墓が出てきた時点で
まあ知らないかなと思いましたねその同じ作品で2人ちょっとなんて言うんですか 死ぬポジションの人出てくるのはないかなと思ったんで
なるほど墓参りするということはもう死の役割は一人にしか当てがわれないと そうなるほどね
そう思ってたのでそこは安心して見てたんですけど
なるほどなるほど
そうですね ちゃんとやっぱベスパーの墓に行くシーンでやっぱベスパーのテーマが流れるんですよね
もうスーッときてしまって あのテーマ大好きなんですよね いい曲作るなぁデビッド・アーノルドって思ってたんだ
なるほどな
またこうでしたっけ あの紙に書いて燃やす収集秘密をっていうのがこうちょっと研究されてましたけど
あそこでこう許してくれみたいなこと書いてるのとかもなんかもういろいろ思い出して泣きとりになりましたねあそこ
でもなんかしょうもないこと言っていいですかマジで マジでしょうもないんですけど
ちょっと今の彼女 こっちは勝手に今の彼女ポジションで目で見てるわけですよね
からすると 元カノンのことめっちゃなんか引きずってるやんみたいな
不倫じゃったからっていうのはわかるけど デートに来てちょっとそれはないわっていうのはちょっと思っちゃいましたね正直
許してあげてください 許してあげてください そのために燃やすために行ったんです
許してあげてください 燃やすために行くんやったら一人で行けよと
まあね 今の彼女に行くなと何行こうと
彼女は知らんからいいけど よく考えたら最悪っすねそれ
あれ新婚旅行みたいなもんですよねあれって要は そうですよ
元カノンの墓参りに新婚旅行の行き先選ぶって考えたら結構ですよね
墓参りとかはいいよと 過去に大切な人は大切なままの存在でいいけど
一人で行ってくれとそれなら 行き先変えてくれと
確かにそれはそうだ それはそうですわ本当だおっしゃる通り
なんかごめんなさいねなんか あそこでもうめっちゃうわーって泣いてたから
ちょっと代表して謝っときますけど
ちょっとそこらへんの複雑な気持ちが そこも含めてのボンドの愛嬌というか
女性が許してしまうところのずるさはあるんですけどね
なんか普通にあそこEIになってもよかったかもしれないですよね
1:12:00
お前スパイクターだったのかみたいな
いやあんた箱参り行ってたんやろ みたいな喧嘩になっても
夫婦喧嘩みたいな
そうそうほんまにそうですよ
いやそんな視点気づけなかったな
おっしゃる通りですわ
全くそんな視点なかったので本当にああこういうとこやなって思いました
そういうとこですよ
女性は結構そういう複雑な気持ちちょっと一瞬って覆った人は結構いるんじゃないかなと思いますね
一瞬
あの我々過去に端的しすぎ問題が結構あるのでね
あとラストのことに関してなんですけど
まあこの話って要はボンド父になるなわけですよね
でもその正規の女たらし
既大の女仲瀬のジェームズ・ボンドが身を固めるとっていう
そのためには子供できるのが一番切実だよねってことで
まあ子供ができちゃうわけじゃないですか
でもダニエル・クレイグとしてのジェームズ・ボンドはもうできないよねと
なぜならもう子供がいるからっていう
もうこれ以上ない終わり方やと思うんですけど
まあ最後その自己犠牲によって愛した人と子供を助けるというのは
終わり方として大変美しいとは思うんですねやっぱり
ただやっぱりそこはね
さっきも言ったけど生きといて欲しかったなとは思うんですよね
Qがトリック使ってでも生きといてくれたらよかったなとは思って
ノータイムトゥーダイですよ
死んでる場合じゃないんです
そして父になるを描くんだったら
やっぱりその不在の守護者っていうのはずるいんですよね
結論としては死んで守りましたと
でもやっぱりそれはね
生きてこそなんですよ
父になるっていうことは
あの後ねその5万円ぐらいのスウェットとか家で着てて
子供にご飯食べさせてたらゲロ吐かれたりとか
おむつ替える時におしっこかけられたりとかしてこそ父なんですよ
そこまでやってこそ父になるってことなんですよ
死んで守ったはやっぱりねずるいんですよね
それは結論としては
その意味でもやっぱり生きてほしかったし
ダニエル・クレイグのボンドが子育てしてるとこ見たかったですよ
めちゃくちゃ見たかったですよ
それはジェームズ・ボンドじゃないって言われたらその通りだけど
僕はダニエル・クレイグが子育てしてるとこ見たかったんです
でもうあんた寝かしつけんの下手やなみたいなのを
マドレールに怒られてるようなエピソードが見たかったんですよ
僕は不在で不在だけれども家族を守ってるっていう
1:15:05
父親像自体が古いなと思うんですよね
家庭の外で働いて家族を守ってるんだとそれは結構と
でもやっぱりそれって古いとやっぱり思うんですよ
家族を持つっていうことはやっぱ家庭に入るっていうことだと思うし
一緒にいるってことだとは思うんですよね
やっぱり自己犠牲で守りましたって
なんか楽な結論だなとは思っちゃうとこはあるんですよね
その父になるっていう選択をするのであれば
そこまでやり切ってもいいんじゃないかなと
その007っていう物語は綺麗に収まるけれども
父親っていうものになるんだったら
そこに対するそれを磨くっていう責任をやり切るっていう覚悟を
持ってやってもよかったんじゃないかなと思うんですよ
ねっていう
半分イチャモンみたいな意見ですこれは
物語の作劇場おかしくなる話だとは思うんですけど
単純に見たいでしょダニエル・クレーグが子育てしてるところ
なんか5万円のスレッド履いてる前提の話めっちゃ面白かったんで
今回来てるメイビーノステイトあるじゃないですか
あれめっちゃいいなと思って調べたら6万円ぐらいしてるんですよ
マジか
ダニエル・クレーグが着る6万円と考えたら600円ぐらいですよね
で多分じゃあ
よそに着ていく服装で6万円だったら
スレッド5万
5万銭でも2万円か3万円ぐらいのスレッド
家で着てそうじゃないですか
でもその2万円のスレッドを
ゲロとかおしっことかで汚されるのが父親になるってことなんですよ
本当に
それちかしいのかわからないですけど
あの爪にリンゴ食べさせるシーンはちょっと子育てっぽい感じのシーンではあったかなっていうのはありますね
いやあのシーンめっちゃ良かったですね
あの絵が良かった
このちょっとぎこちなさも含めてちょっと笑っちゃう感じとかは
そういう部分ではあったのかな
物語の決着としては
多分そこまですると
さっきも言ってましたよ崩れちゃうから
あそこでぐらい留めるって感じなんでしょうね
ジェームズボンドとしてやっていいラインがそこまでだったんだとは思います
なので今僕が言ってたことは全部イチャモンです本当に
なんかあの5万のスウェットで思い出したというか
本編始まる前に時計のCM入りませんでした
オメガのね
そうそう
ほんでやらしいわとか思いながら見てて
1:18:00
本編で時計をもうここぞとばかりに
オメガのためだけにシーン作りましたみたいな
勝手なことを言うじゃないですか
それ毎度毎度ですけど
それが何か直前にCM見てるとそれが面白くて
僕の時はオメガのCMなくて
ランドローバーのCMがあったんですよ
敵側が乗ってるSUVの車のCMがあったんですけど
ただ今回結構
ボンドたちが乗ってるのは確かトヨタのランドクルーザーとかで
ランドクルーザーにボコボコにされてたけどいいのかそれ
いいのかランドローバーってちょっと思ったっていう
ちょっとどうでもいい話ですけど
劇場によってCM違うのちょっといいですね面白い
僕はドルビーシネマです
梅田ブルクセブンで見ました
一緒です
僕は明治のアースシネマで見て
そこのドルビーアートもすでに今日はいいところで見たんですけど
だからやっぱりそのオメガのCMも最後に
震災橋のオメガのお店の広告だったんですよね
何か関係あるのかなそんな
まあ広告入れてるんじゃないですかね
トヨタも入れたらよかったのにね
でも結構あのランドクルーザー結構古い方やったしなっていうのはありますけど
今の方じゃないからなっていう
やっぱそのプロダクトプレイスメントって言葉あるじゃないですか
その商品の広告として物語の中に組み込まれてるっていうのがありますけど
もう007やっぱそれが大前提というか
そのオメガの時計欲しいさそりゃね
アストマーチン乗りたいさそりゃっていう
ボードのスーツを着こなしたいさっていう
だってなんか延期になって取り直したみたいな話ありませんでした
あそうなんですか
まあちょっと噂なんで本とかとかまで調べてないんですけど
なんか肩が古くなるから
なるほどそれは大事ですねそれは大事だ
確かに007ってその小金持ちの男が女の人連れて見に行って
なんかこれ買おうってなる要素はいっぱいありますよね
まあまずその海外旅行がそうですけど
アストマーチン欲しいなとか
オメガ欲しいなとかトムホード来たいなとかって
ちょうど金ちょっと持ってる人がお金使いたくなる要素満載ですよね
なんかそういう理想なんだろうなと思って
ジェームズボンドって
そうですねなんか確かにこう時代の価値観としてはちょっと古いけど
残っててほしいっていう部分もちょっとありますよね
1:21:00
そういうなんだろう
そういうベタなものもあっていいんじゃないっていう
その意味でもやっぱりその007が解体と再構築するのって大事あったのかなと思って
要はそのあのまま古い世代の007像を引き継いでたら
結局そういうちょっとした良い服良い車良い時計みたいな
その贅沢というかお金を使うっていうことが
取り残されていっちゃう部分もあるんじゃないかなと思うんですよね
そこでその007が現代的なアプローチをして
それでもやっぱりちょっと良いものを身につけてるってなってるのって
古い世代のおっさん趣味にそういうお金の使い方が出してしまわない
再解釈をするって意味では結構大事だったのかなとも思って
今の時代にガシガシ稼いで
良いもの身につけて良い酒飲んで良い車乗ってって
まぁそこまで全員が信じられる時代じゃないとは思うんですけど
それ自体が持ってるやっぱエレガンスってあるじゃないですか
それ自体を否定しないためには
まぁそれの旗振り役となるジェームズボンドが
今にあった存在となる必要があったっていうのは
もしかしたらあるのかなって思いました今
ション・コネリーのジェームズボンドになるのは
ちょっとさすがに今
あんたそれはダメでしょって思っちゃうと思うんですけど
ダニエル・クレーグのボンドが今いたら
いやあなたエレガントですよねって
素直に思えると思うんですよね
それって結構大事なことだなと思って
なんか断絶をさせないというか
素直に良いものを残していくために
解釈を改めていく手段としての
ダニエル・クレーグ・ボンドがいたのかなって
ちょっと思ったりはしましたね
そうですね
まぁあとやっぱそういう意味でも
やっぱ最後に
エームズ・ボーン・ウィル・リターンって
やっぱ最後毎度出るわけですけど
やっぱ今回も出るわけですよね
もう完全にある意味今回で終わりって感じはするけど
やっぱそのフレーズが追って出てくるっていうのは
やっぱりこれからもBrawl7
今の時代に
時代が変わりゆく中で
エームズ・ボンドというキャラクターを
これからも描いていく
試行錯誤をしながらも描いていくっていう
力強いメッセージだと思うんですよね
まぁもしかしたらその
白人男性
ジェームズ・ボンドやってるっていうのがもう
人種も性別も変わるっていうことも
もしかしたらあるかもしれないけど
まぁそれでも
やっぱり007
ジェームズ・ボンドという
やっぱ作り続ける
っていう強い意思はやっぱそこに最後感じて
やっぱそこでもこうちょっと
どくるというか
ちょっとまぁメタな視点ではありますけど
ごくグッときましたね
いやでも次のボンドハードル高いですね
めちゃくちゃ高いですよ
めちゃくちゃ高い
なんか
1:24:00
てか毎回ジェームズ・ボンドの映画見終わった後
次のボンドどうするんってやっぱりなりませんか
スカイフォール見終わった時も
これ次どうするんって感じになったし
スペクター見終わってもこれ次どうするんって思うし
ちょっと時間空けないと
いやでもね毎回そうやから
次も異例とか思いつつ
見守って育てていくような感じになるんでしょうかね
そうですね
結構でも本当でも
最低限とか
部活みたいなのを
ある意味突き詰めてやったので
この後本当どうするんだろうっていうのは
本当にちょっといなっているというか
あえてダサくが入ってくるっていうのもありですけどね
それはありです
一回で終わってるみたいな
視聴者としてはありですけど
作ってる側としてはもう寝てくださいって話ですけど
どんだけ金が飛ぶよっていう話になっちゃいます
でもヒットしてるみたいで良かったですよ
延期延期で
そうですね待ってましたからね本当に
来ましたね本当に
こんなとこですかね
そうですねなんか毎回結構語ってしまいますね
なんか最近その2本立てとかフリートークが続いたんで
ここまで一本がっつり喋ったの
だいぶ久しぶり感があって
なんかすごい充実感がありますよ
あっという間ですかね
いやなんか私
前回私が参加した収録が霧島の時だと思うんですけど
あの時も大概喋り終わってから
本編より長く喋ってるやと思うんで
自分たちで面白かったんですけど
語りがいがあるというかなんか話が尽きないですね
いや僕いいよねで終わるかなってちょっと思ってたから
やっぱりキャッチボールすると広がるなって思いますね本当に
だって話し始める前に思ってなかったこといっぱい出てきましたもん途中で
そうですね本当に
逆になんかいや今回はちょっと許されへんみたいな話もどんどん聞きたいですけどね
なんか一人ぐらい怒り狂ってる人いてもよかったと思うんですけど
映画バーに殴り込みに来てほしいですね
あのボンドなんや
まあじゃあそんなとこで終わっておきましょうかね
はい
次回は今度こそ空白で行きましょうか
はい
空白であと映画バー当日の収録で
デューンをデューン砂の惑星を久々の対面収録でやる感じではい行きます
はいはいではお知らせになります
これまでも開催しておりました映画の話したすぎるバーを10月も開催させていただきます
1:27:00
場所が大阪の南森町にある日替わりイベント型カフェバー週間曲がりで
日にちが10月の16日土曜日時間が17時オープンの21時クローズラストオーダーが20時半となる予定です
今回はアルコール提供ありになる予定ですのでお酒でも飲みながら
ノータイムトゥーダイの話をできたらいいですよね
マティーニは出せないかな
マティーニ作れるのかな
作れるか
マティーニと思って飲んだらいいんですよビールを
マティーニの準備だけしといてもいいかもしれないですねせっかくやし
リンゴにします
リンゴ食べさせるの
むいて
しかもボンドのマティーニって作り方微妙にめんどくさいんですよね確か
めんどくさいですねめんどくさいし
そんな感じです
ノータイムトゥーダイに限らずこれまでポッドキャストで話した作品であるとか
それ以外の作品の話
自由にしていただける場としてお待ちしておりますので
ぜひ遊びに来ていただけたらと思っております
またこの番組ではお便りを募集しております
番組や取り上げた作品の感想などを送りいただけると嬉しいです
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アドレスはポッドキャストの番組説明文に記載しておりますので
そちらでご確認くださいと
はいでは映画の話したすぎるラジオ第29回
007ノータイムトゥーダイの回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら
さよなら
01:29:16

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