00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第22回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わりイベント型のカフェバー、週間曲がりにて、
毎月月末にみんなで映画の話をするトークバー、映画の話したすぎるBARを開催している店長4人が、映画について雑談をするラジオとなっております。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています。代表の原口です。
村枝です。マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2回目の対面収録ですね。
はい。
マイガーゴジラVSコングの時、あの時はみんなで見た直後に話してたから、熱量おかしかったですけど、
今回はそれぞれで見てから集まって対面で収録しているって形ですね。
割と直後です。
そうか、僕以外は直後なんですね。
僕は昨日見ました。
あと今日、映画の話したすぎるBAR自体がこの後開催予定なんですね。
その流れで対面で収録している感じなんですけれども、
早速今回のテーマに入っていきたいと思うんですけれども、今回はエム・ナイト・シャマラン監督の新作、OLDですね。
はい、ではまず映画.comから解説読ませていただきます。
シックスセンス・スプリットのエム・ナイト・シャマラン監督が異常なスピードで時間が流れ、
急速に年老いていくという不可解な現象に見舞われた一家の恐怖とサバイバルを描いたスリラー。
人里離れた美しいビーチに、バカンスを過ごすためにやってきた複数の家族。
それぞれが楽しいひとときを過ごしていたが、そのうちの一人の母親が姿が見えなくなった息子を探し始めた。
ビーチにいる他の家族にも息子の行方を尋ねる母親。
そんな彼女の前に、僕はここにいるよと息子が姿を現す。
しかし6歳の少年だった息子は、少し目を離したときに青年へと急成長していた。
あれ?こんな話でした?
そんな話です。
違うやつ見てたかもしれない。
なんかプロット違気が微妙に。
それはネタバレ防止書が書いてるから。
なるほどね。
やがて彼らはそれぞれが急速に年をいっていくということに気づく。
ビーチにいた人々はすぐにその場を離れようとするが、なぜか意識を失ってしまうなど脱出することができず。
03:00
主人公一家の父親役をガエル・ガルシア・ベルナルが演じ、
ハントムスレッドのビッキー・クリーブス、ジョジョラビットのフォーマシン・マッキンジ、ジマンジシリーズのアレックス・ウルフラが共演すると。
M・ナイト・シャマラン監督の最新作というわけで、公開翌日の収録をしているわけなんですけれども、
ではまずいつもと同じように、サワリの感想と、あとシャマラン監督作へのそれぞれの触れてきた経緯とかも触れながら感想を言っていただきましょうかね。
じゃあ原口さんお願いします。
いろいろありますね。
とりあえず最初にシーズンをすると、どっちかというと怖い話だなというのがありますかね。
シャマランはチェック・スペースは確か見ていて、それ以降、ビジット以降は劇場で見ているかなというレベルであります。
ナイトさんいかがですか。
私は結構シャマラン監督の作品が好きなので、期待通り面白かったなと思っているんですけど、
作品は結構見てますな、途中の変なSFみたいなやつ以外は。
なんだっけ、アフターアーツとかエアフェンダーとか。
そこ以外は割と見てます。ミスターガラッドだけは見てないです。
なるほど。
原口さんいかがですか。
僕もシャマラン大好きというか、結構変なエピソードで好きだったりするんですけど、
シャマランをシックスセンス以降はちゃんとDVDとかですけど見てますね。
特にアンブレイカブルとかの2作に連なる3部作が超大好きだし、
あとヴィレッジもすごい大好きだし、
結構いろんなところでシャマランいいよねって言ってるような感じなんですけど、
そういう意味では今回のオールドも孫おことなきシャマランの映画だったなと。
そうなんだ。僕そこはわからなかったです。
特にハプニングに近いんじゃないかみたいなこと言ってましたけど、
本当確かにハプニングに近いところに帰ってきたなっていう感じでしたね。
あと意外とこれ、わからずも今の時代に結構リンクしたような話だったりするんじゃないかなっていう意味でも、
すごくタイムリーな映画でとても良かったと思います。
僕はですね、まずシャマランは多分あんまり触れてきてない人だと思います。
まずシックスセンスを見てなくて、シックスセンスが99年でしょうね。
高校1年の時なんで、その手の話題になった映画とかがすごい共有される時期で、
年代的にある意味ドンピシャだったんですけど、なぜか見なくて、
その後もあんまり見ずに、結局見てるのがスプリットとミスターガラスと、
その後でアンブレイカブルを見てるって感じなんですよね。
だからそこのサンセット、一応その3作って話の繋がりがある3作で、
06:02
そこだけ見てる感じではありましたね。
ちょっとそのミスターガラスユニバースじゃないシャマラン映画は初めてですね。
で、見た感想としては、変!変すぎ!
変、なんか演出の、そこそう演出する?みたいなのがめっちゃ多くて。
面白かったんですけど、面白い以上に変っていう感情が巨大ですね。
褒め言葉?
褒めてるのかな。個性と言われたらもう個性なんですけど、
いいのか悪いのかもはや僕、強化できないです。
とにかく変な映画でした。
というような感じで、触りの感想としては以上なんですが、
ここから先は具体的なネタバレになっていきます。
特に本作は、シャマラン監督自身がネタバレ厳禁を非常に宣言している作品なので、
ぜひ見てから聞いてくださいということで、
ここから先はすでに映画見た方だけ聞いていただけたら嬉しいかなと思います。
はい、じゃあ内容を具体的に触れていきたいと思うんですけども、
最初に監督のメッセージが…
変えましたね。
熱っ!
やっぱシャマランはいい。かっこいいわ。
今の好状況感が見て。
あのメッセージを出して、こういうことを言うし、
その熱さを感じるのって、たぶんシャマランとノーランぐらいかな。
ここで見てくれよっていう。
映画館へのこだわりプラス。
あとやっぱストーリーテラーとしての意地みたいなとこ、
結構二人共通してるなって僕は思ってて。
やっぱオリジナルなストーリーを作りたいっていう。
今回のオーロラは本作があるんだけど、
けどやっぱシャマランもどっちかっていうと、
自分のオリジナルキャプコンで勝負してきた人なので、
そういう意味でもすごく二人はいつも似てるなという気がしますね。
なのにシャマランは鼻で笑われがちっていうのは僕は結構不満なんですけど。
ノーランはみんなありがたがってるのに、
シャマランはみんな鼻で笑ってるんだけど、なんで?みたいな。
そうなのかな?僕はへと同じくらいになった気がする。
ジャンル映画だからちょっとわかんない。
まあ確かにその神妙なところ、
これ何これみたいなのはあるんですけど、
そういうところも、以上にもやっぱこう、
ぶっ飛んだストーリーとか、すごくちょっとナルシスティック。
ちょっとロマンチックですらあるみたいなところってすごく好きなんですよね。
俺はこれを言いたいんだっていうために、
何かをスポイルしたまま突っ走ってる感がめちゃくちゃあるなって思うんですよね。
本作もそうやったんですけど、
その演出でこれをやるかみたいなことを迷わずやりきってるっていうのが、
そこのノーランの方が物量構成みたいなとこがあって、
誰しもがとりあえず見たら100人が100人、映像として押し流されると思うんですよ。
09:02
シャマラン監督の作品はフィーリング的な部分で、
機械だなっていうのが刺さるか刺さらないかっていうのがでかいのかなって気はしてて、
映像的にはその特異な演出とか、
カメラワークも今回すごい明確な意図を持って変なことしてましたけど、
それが刺さらなかったら単に変にしか見えないのかなって気はして、
多分そこが大きく評価されやすい部分と、
ただ変であるっていうので評価が止まっちゃうところの差になってる可能性はあるかなって気はしますね。
これはそうだね。
ちなみに割と過去作でも本に出てるんですか?
出てますよ。
過去の動画にもいっぱい出てます。
だんだん回を重ねるごとに出番が増えていってるんでしょうね。
今回とか割と重要ですよ。
キャミの出演じゃなかったですよ。
物語中での役割デカってさ。
デカいというか、
しかも立ち位置的にもすごい立ち位置で出てきたじゃないですか。
まず運転手や、俺の世界を引き連れてやるぜって感じが。
結末的にネタバレばかりですから言いますけど、
黒幕となる組織に所属している人で、
公衆人物たちを謎のピースに連れていくっていう、
あのポジションって要はストーリーテラーですよね。
もろに自分のことだっていうのは多分言ってるんでしょうね。
ただ物凄い悪い人みたいな感じですけど、
いきなり出演来たらびっくりするんですよ。
あのメッセージを言った人だよ。
また見る役、全体を俯瞰する役。
完全にストーリーテラーとしての自分ですよね、黒幕はね。
上の方で徐々に本人を映していって、最初ってぼんやりで。
そうですね。
さあ、演出というかどこから話していきたいかな。
この本作の最大のアイディアの部分である、
都市を行っていくビーチっていう部分なんですけど、
まずそこまでメイクしないっていうのが、
すごい変というか、子供が都市にとったら、
別の役者を使っていくんですよね、都市の違って。
大人は、ある程度この話のギミックの部分を触れないと
ちょっと伝わりにくいと思うんで言いますけど、
そのビーチに行くと、華麗が加速するって言い方でいいんですかね。
30分で1歳都市をとる。
どうだね、30分で1年。
そう言われたけど、全然一律じゃないんですよね。
非常に詩的な都市のとり方させてたっていうのはあったのと。
子供は成長が早い、大人は成長が分かりづらい。
老化していくから結局は分かりにくいのは。
その一言で、大人の見た目をそんなに変えないままずっとやると。
多分あの話の昼間のうち、夜になるまでの、まだ人数がいっぱい残ってるうちでも、
12:00
大人のメンバーは大して見た目が変わらないんですよ。
なんかちょっと気持ち、メイクでシワの数増えたように見えるかなって気はするぐらいだったんですけど、
そこの都市をとっていくっていう話をやりたいっていう中で、
見た目のことは大人はあんまり見た目に現れないような一言で、
透き通してるとこ、すげーなって。
もうちょっとちゃんと入り込みやすくするんだったら、
ちゃんとメイク凝ってたらすげーってなるし、
そのメイクを都市とともに順番にやっていくっていうこと自体が
映画の魅力になると思うんですけど、
俺がやりたいのがそこじゃないから、そこにはこだわんねーって言って全くやらないんですよね。
あとは後半になればなるほど、全体の姿を映すと、
全然都市が撮ってないっていうのがより明らかになっていくじゃないですか、後半になればなるほど。
となると、めっちゃアップになって、
本当は、絵的に都市が撮ってないっていうのをカメラで誤魔化すって言った言葉が悪いんですけど、
都市を撮ってないってことを俯瞰させないようにするって言ったんですかね。
目に見えてわかりやすいのは、かごにシワができたとか、
そういうところがわかりやすいからっていうのがあると思うんですけど。
で、最終的には夜になって、
なんだかよくわかんなくなるからそこが誤魔化されるっていう。
そうですね。夜明けたら大半の登場人物死んでますからね。
色々あって。
そもそも時間の流れのコントロールがめちゃくちゃ恣意的というか、
全然一律じゃないんですよね。
主人公一家のお母さんが、もともと死亡があって、
それもあって夫婦離婚の危機であるというのが、
この旅行を決断したきっかけになっているって話だって。
でも要は、もうおそらく長くは持たないというので、
最後の旅行だし、夫婦としても最後の旅行だし、
子どもと一緒にいられる最後の時間であるっていう旅行で来たと。
そんな話は何となくうっすら予感はされてるけど、
説明はまだされてないわけですよね。
で、そのビーチに行って、色んな人に時間が経っていくんですけど、
結局あの話って、フォーカスが当たった人のところだけ時間が流れる感じでテンポが進んでくる。
今この人が年取るターンですってなって、
基本的にその人が年取るターンになったら、
その人は一回カメラから外れるんですよね。
カメラから外れて、「大変だー!」ってなって、
その人にカメラが動いたら、年取って何か大変なことがなってくる。
で、そういうこの人のターン、この人のターンみたいな感じで、
お母さんに至っては、私、仕様があるっていうのをみんなで共有したとこから、
一気に仕様がでっかくなっていくんですよね。
そもそも年、嫁に行くわけもない状態まで仕様がでっかくなる状態で、
あのビーチに来て、そっから仕様の話になってから、
それぐらいのゴルフボール台からソフトボールになって、
もうバスケットボールみたいな感じになって。
15:06
しかも、切って取ったらOKってなって。
あそこはOKだなって。
元気になるのって。
すごい回復力もね。
切ってもするもんじゃなきゃいけないけど。
それもあるかなっていうのはあるんですけど、
要は、あのビーチが何か岩石の特殊な斜線によって
火炎が促進されるっていうのは、
あくまでこの話を取るための言い訳なんですよね。
そこで人々が混乱していくっていう状況を取りたいから、
それ以外の部分、年を取るっていうのを別に
絵的にすごい見せたいわけでもないし、
リアリティにのっとって、
全員が同じペースで年を取っていくってことをしたいんじゃなくて、
この人にまつわる混乱の話、
この人にまつわる混乱の話っていうものを順番に描きたいから、
そこはあえて時間のコントロールはそれぞれに対して
意図的にずらしてやってるし、
あと、これは映画自体が持ってる、
映画だからつける嘘だと思うんですけど、
カメラが離れた人にだけ何かが起こるっていう、
映ってないところだけ何かが起こるっていうのは、
映画の撮り方としての面白さとして、
すごく興味深く見てたとこではありましたね。
ヒップホップかな、ミッドサイズついてた黒人の人、
あの人一番労価がわからんかったんやけど、
それぞれ血が固まりにくいっていう病状が…
話出てましたね。
それ以外全然わからんけど、
黒人はわかりにくいぐらいって言ってましたね。
大人はわかりにくいのにさらにもう一個言い訳を足して、
そうなんや。
全然言ってる感じねぇな。
結構信じてしまうよ。
だからあの家族二人が浅井ちかを訴える感じやなって思って。
老化をするってことと成長するってことが、
微妙に混同されながら話が進んでいってて、
その細胞が老化していくのと体がでっかくなるの、
また全然違う概念だろうっていうのは、
一旦置いといて、子供たちはどんどんでっかくなるんですよね。
でっかくなることは置いといても、
明らかに精神年齢も成長してる。
そうにしてましたね。
主人公の一家の息子は6歳だし、
別の家族の女の子はたぶん2歳ぐらいか3歳だと思うんですけど、
その子がでっかくなってから、
このまま私プログにも行けないまま死ぬのかみたいな。
あ、プログ知ってんねやみたいな。
知識が増える。
精神年齢も伸びるし、知識量も明らかに増えてるんですよ。
だからそこもすごい理屈を取っ払ってやりたいというか、
2歳の女の子が時間飛んで16歳ぐらいになった状態の話を取りたいから、
16歳に相応の精神年齢にもしたいし、
知識量にもしたものを取りたいっていうのがあると思うんですよね。
そこの理屈は、まあいいじゃないかと。
俺が取りたいのはそこじゃないからってやりきる勇気。
18:00
勇気というか、ある種の猛進だと思うんですけど。
けどその割に子供できるじゃないですか。
やることやってんのねみたいな。
そこの知識はないのかみたいな。
っていうのはあるというか、
そういう展開したかったんだろうなって。
しかもあの展開のみんなの反応って結構、え?ってなりますよね。
怒ったりしないの?もうちょっとなんかみたいな。
結構あっさりみんな、ああ、なんかなっちゃったね。
バレんじゃねえみたいな。
だんだん終わってて、
すげえ終わり方するなとは思いますね。
すごい展開。
結構あのシーン、生理的にちょっと嫌だったんですけど、
なんかこう体が成長していくと同時に、
そういう自我の部分であったりとか、
なんかそういう性欲の部分であったりとか、
そういうものも一緒に成長していくっていうのは、
なんかちょっとすごい面白いなと思って。
体が大きくなっただけで、
さっきと同じみたいに触れ合ってると、
そういうムードになるっていうのは、
発想としてなんか面白いな。
発想としては面白いんだけど、
その描く方はなんだこれはってなるっていう。
突然すぎて。
そうなんですよね。
すごく描きたいもののために
都合のいいことが起きるので、
あのビーチってすごく科学的な理由付けされてたけど、
要するにドラえもんのもしもボックスですよね。
あれって。
すごい時間が過ぎるビーチがあったらっていう、
もしもボックス使った状態の話を
作りたかったんだと。
科学的にそこの理由付けを追うと、
とんでもないだけになるんですけど、
あくまで話を取りたいと。
そういうものとして見たら、
あの環境下で取れる混乱とか恐慌みたいなものを
一つ一つ丁寧にほぐしていってるなとは思うので、
そこは面白いとこではあったと思うんですよね。
なんかこのタブリングの時の
よくわからない現象に
人々が巻き込まれていくっていうような話なんですけど、
あの時って結構そんなオチというかって
なかったじゃないですか。
ないというか、この謎の現象に対する理由付けって
なかったんですよね。
でも今回割と現象自体は
そういう自然な現象があるっていう。
ただ、どうして彼らがここに来て
こういうことになってるのかっていう
オチはあったじゃないですか。
それが結構ハプニングとの違いとして
面白かったなというのと、
テーマとしてトロップ問題というか、
少数の人を犠牲にしても
何万人の人とか何千万人が助かる人って
どっちがいいというか、
そういう理由があるから
どうやってもいいよねっていうような
そのテーマ性は面白かったなと思います。
そうか。
確かにシャマラって
大多数の命を守るみたいな
対する考え方って
明確に多分ノーっていう人だと思うんですよね。
ミスター・ガラスのオチとかも含めて。
多分そういう意味でも
彼らしいと彼らしいんだろうなとは思うけど、
21:00
けど何かハプニングを知ってる身からすると
本当に何もこの理由を明かさないまま
あのビーチだけで終わってたら
本当にすごいことになって
ちょっと思う。
僕もそう思いました。
そういう理由付けとかが求められている
っていうのは何か
多分観客側の気持ちだと思うんですよね。
どっちかっていうと。
シャマランをどんでん返しの人って思ってる人
いまだにいるし
そういうのが求められてるから
やってあげてるみたいなところが
あるんじゃないかなって。
サービス精神かもしれないですね。
キャスインなぐらいですけど。
そうね、放り出されてもよかったなと思うし
結局オールドっていうテーマで
一瞬で人生が終わってしまうような
っていう環境っていうのが
追いとか死に対するテーマ性を持った話にも
もっとできたと思うんですよ。
あくまでちょっとジャンルスリラー的な
最終的にはジャンルスリラー的な
着地になったと思うんですけど
例えばイップフォローズって映画があったじゃないですか。
あれって何だかよくわからないものが
ずっと追いかけてくると。
それでセックスすると
追いかけてくるものは
その人に移るっていう話で
今回のイップフォローズっていうのは
映画に出された当時は
性病のメタファーかみたいな
言われ方もしてたんですけど
僕的にあれって
いつか死ぬっていうことに対する
理由だと思ってるんですよね。
それは絶対に避けられないと。
ただそれも絶対に迫ってくるものであって
ただ一瞬誰かと交わったことで
その死の恐怖とか
追いの不安とかは
一瞬忘れられるかもと。
それを繰り返していけば
本当に自分が死ぬべき時まで
その不安とかからは
気がするかもしれないみたいな
わずかな微かな希望みたいなのを残しつつ
全体としては不安感満々の話みたいな
あれはもう完全に死のメタファーの話
だったと思うんですけど
もっとそういう話に
取ることもできたと思うんですよね。
ただ割とそのあくまで
スリラ的な混乱を取りたい話なのかなと思って
それは僕がそういう
メタファーとか大好き人間なのを
別にして
あくまで面白いもの
デコで面白いものとして
取られた映画としては
すごい楽しんで見てはいたんですよ。
本作も。
もうちょっと多分
ちゃんと置いていくピースで
いろいろな展開とかを
もうちょっと深く描くとか
人生とか
成長とか
追いとか
そういう深いテーマまで
引き詰めることは多分できると思うんですけど
ただシャバランのちょっと蜃気楼なところのせいで
それはちょっとしにくいのは
確かにそれはあるんだろうなっていう
シャバランじゃなくなるかも
そうなんですよね
そうなんですよね
あとちょっと
いっとフォローズの名前出たんですけど
よく考えたら撮影監督一緒ですよ
マイケル・ジオラキスっていう人じゃないかな
今回
ストリートぐらいから
撮影監督が変わってて
結構エッチが効いた
暗い感じでめっちゃかっこいいなったな
24:02
映画って思ったんですけど
その人
いっとフォローズの人に変わってから
シャバランの映画としての魅力も
結構一段階上に上がったかな
っていう気がしてたんですけど
思ったよりシャバラン好きですよね
思った以上に好きですよ
思った以上にちょっとびっくりする
前々からマヨさん
シャバランめっちゃ好きで
深海誠に次ぐらいに好きって
僕は認識してるんですけど
僕は深海誠とシャバランと
レイミアンチャズラー
同じラインで並べてますからね
同一なのは分かりますよ
エゴイストでロマンチストで
ナルシストっていうところで
この3人僕は個人的に並べてるんですけど
僕はその流れは
会うときはめっちゃ好きなんですけど
基本的には結構引いちゃう感じなんですよね
刺さらなかったらめっちゃ引いちゃう感じの
存在なんですけど
確かに
この3人ともはやっぱ合わない人
とことん合わない人なんで
そういう意味では
前半のビーチの
本当に意味のわからなさは
意味のわからなさとして
やっぱり面白いっていうのは
ありましたね
結構状況を飲み込むの
結構時間がかかってたように思って
確かにそうだよねってぐらいに思って
多分もうちょっと
こういう場所ですよって
多分もうちょっと切り込んで
整理することは多分できたと思うんですけど
実際なんか
そんな場所あるなんて
信じられないような場所にいて
いざ状況に飲み込んでくださいって
意識するんじゃないかなと思った
それは思いました
自分が現実でああなった時に
納得するのは
あれぐらいのタイミングやろうなっていうのは
すごい飲み込めたんですよね
最終的に納得できたのは
先に泳いでて女の人が
死体にながって上がってきて
カバーをかけて置いといたのが
白骨かどころか
たぶん骨の成分も変わってた感じでしたよね
そこまで見てようやく
怪異が起きてると
単に事件じゃなくて怪異であると
理解できるんですよ
でもあの方のスピードは
明らかに違いますよね
そこはね
ジョジョの新しいスタンドが
出てきた時ぐらいの感じ
ジョジョが新しいスタンド
出てきた時って
意味がわからないことが起きるんですよ
そこはもう
画的なインパクトを最優先してて
何か認識してないところで
物が動いてるとか
時計が進んでるとかですよね
そういうのを
自分が認識できない怪異の状況に
巻き込まれたっていうのが
新しいスタンドが出てくる時の
導入部分なんですけど
あの感じなんですよ
それは意味がわからなければ
わからないほど面白いわけなんですよね
謎解きが進んでしまったら
そこの面白さは
一旦をがけしちゃってるんですよ
だからそのやっぱ
前半ですね
特に岩の成分がどうか
言われる前の方が
一層それ言わなくても良かったなって
27:01
なぜかあそこでは
ああいうことが起きるとっていう
それで良かったなと思うんですよ
本当に何の理由もわからないまま
あれが進んでいくって言った方が
多分面白くはなかったと思うんですけど
多分ハプニングの失敗があるなら
多分それを許してくれないんじゃないか
そうですか
ハプニングで失敗だとですか
僕は失敗とは思ってないですけど
世間一般会で結婚の失敗作みたいな
言われ方するので
そうかめっちゃ好きなんですよね
だからビーチ行くまでに
伏線の要素を結構置いてる
だから職業とか
制服会社のホテルとかって
職業聞いて回ってる
覚えてるみたいな
なんとも言えないバレバレな伏線を
入れてくるとか
子供の遊びで相手してる大人で
変な遊びしてんなって思ったら
繋がるんだみたいな感じになるとかね
そういう中で
お父さんとお母さん家族の
だけ年取ることもいいなみたいな
感じになるじゃないですか
人は共感というか
置いていくことに対する恐怖しかない
恐怖とかね
病気とかがどんどん進行して
逆になったりする中で
あの二人はお互いを許し合えたりとか
年を取ることが
そんな悪くないなっていう
あそこだけ急に入って
結構感動してしまって
そういうところを言ってくれるのが
シャブランも好きだと思ってます
みんなどんでん返しだよって思ってるけど
実はすごい
イノセントな人たちに対する
この話で一番熱く語ってくれる
マリオさんと思わないですか
いやもう
それは今日は確定事故でしょ
それは
ラストシーン
夜になって
お父さんとお母さんが
離婚寸前の不和であったりとか
っていうのが和解できて
寄り添っていく
しかも本当に老夫婦としての
片方は目が見えなくなり
片方は耳が遠くなりっていう状態
あとちょっと地方も入った感じの
そこがメイクじゃなくて
演技でやってるっていうのも
結構あそこは好ましかったなと
メイクで追いさせてしまったら
それはもうそういうもんとして
問答無用で受け取らざるを得なくなるけど
演技だからこそ
おいてなお寄り添ってる互いっていうものの
精神性の部分だけが
見えるっていうのが
良かったと思うし
あそこだけが
おいてなお死を恐れないってあれですけど
向き合っていくみたいな部分では
少しだけあそこは
何かテーマ的な部分につながるような
描かれ方になってたような気もして
良かったですねあそこは
うまいですよね
耳を重ねて聞く動作とかが
本当にお年寄りというか
見えたからすごいなと思う
シャマランって
家族の話結構多い人だったじゃないですか
困れた家族みたいな
ああいうのとかも
多いなと思いながら見てましたね
理解者
理解者
理解者
いやでもこんなこと言ってますけど
最初の時結構シャマラン苦手な人だったんですけど
30:01
まあその
小屋とかみたいに
はじめっきりやったけど
食べてたらこれで好きなのかみたいな
小屋に例えられるそんな
趣味であることには
ちょっとね
そうだよねってしか言えないので僕も
少なくとも日本全国の食卓に
乗る料理ではないでしょうか
シックスフェンスで
何故か日本全国の食卓に乗りましたけど
興味に
日本人だけはバッチリあるなみたいな
趣味だと思うんですよね
シックスフェンスってやっぱり
世界中のみんながそう思ったと思うんですよね
すごい人が来たって思って
確かにすごいんだけど
どんどん緩やかに世間の反応が
上がっていってしまうっていう
むしろ一時期はものすごい
定名までしてしまって
SFは何で撮ったの?
SFっていうか
エアベンダーとか
アフタースとか
何でか分かりませんけど
ただあの辺のは
僕もシャマラン好きだけど
用語できんくらいつまらないので
ほんとそれぐらい
自分の企画じゃない
雇われ仕事みたいなのを
やられたりとか
アフタースの時はほぼ名前出てなかったですからね
やっぱそのシャマランって
名前出すことがもう
人呼べないって思われてたし
そこからビジットで
自分の家担当に入れながら
自己指揮で電話取り
こんなかっこいい奴いないでしょっていう
シャマランに伝えたいぐらいですよ
こんなに代弁してくれてる人がいると
シャマランは
そういう人がいるってことは信じてます
ミスター・ガラスのラストを見れば
それは分かります
俺を見てくれてる人は
この世界にいるっていうのを
常に確信しながら戦ってるなっていう
そうなんです
私今さっき気づいたんですけど
息子?
ヘレディタリーの人
そうですよね
予告段階で僕も
ヘレディタリーの人だとしか思ってなかったんで
全然顔とか覚えられないんで
なるほど
それよりも子供から成長していく上で
3人くらい役者顔ってないですか
そうですね
それが全員ちゃんと似てるからすごいなって
それは思いました
なんか結構出てる役者さんって
渋いけど結構有名な人ばっかりだなって
いうのがあって
ガエル・ガルシア・ベルナルフとかもだし
結構驚いたのが
妊娠しちゃう女の子
あの子ってあれですよね
ストーリー・オブ・マイ・ライフで男女かな
男女?
病気で亡くなっちゃうことをやってたあの子だった
え、そうなの?
エリザ関連です
確かそうですよね
ベイビーティーズとか
そうだって
後で気づいた
この人見たことあるなって思ったら
クレジット見てそうだって思いました
そっかそっか
あんまり横編ではそんなに出てこないですけど
33:00
本編見て初めて
おーこの人あったんだって
終盤の話いきます
この話自体のオッチが
製薬会社の知見やったっていう話になるわけですよね
知見の実験会場であると
非常に時間が圧縮された状態で
長期間に渡るような知見を
1日のうちにできるから
非常にその
薬品の開発効率がいいと
基本的にそこのビーチに呼ばれた人は
何らかの重い疾患を持っている人が
選ばれててっていう形
だから初めにホテルに呼ばれた時に
それぞれにあったドリンクっていうのが提供されるのが
あれが薬やったってこと
主人公の一家だと
お母さんの腫瘍か
お医者さんの一家だと
お父さんの精神疾患
看護師とセラピストのご夫婦は
奥さんの転換ですよね
知見対象だったっていうことかなと思うんですけど
話としては非常に深い
ホテルの中で
お父さんが
ホテルの支配人かつ
薬会社のマネージャー的な人
今年で見た悪薬の中で
一番ムカつくなと思う
こいつムカつくわ
今日ビーチで亡くなった家族みんなに
黙祷を捧げようとか言って
人類全体の健康に貢献してくれたから
多少の犠牲しかたないよねとか
スキーチかまして
俺たち悪くないよねっていうのを共有しているの
分かりますよ
トラック困難とか
命の殲滅っていう理屈も
100万人死ぬんだったら
10人死ぬ方がまだいいよねっていう理屈も
分からんでもないですけど
にしては雑でしょ
雑でしょ
だって普通にお父さんの精神疾患が
重症化したことで死んだ人
だいぶいるじゃないですか
雑すぎでしょ
その仕事の雑さで
命の重さを語るなんて
なりません?
しかも最悪
本人たちだけ問題じゃないですか
家族巻き込んでて
しかも2歳ぐらいの子供まで
結果的には死んでるわけですよ
お前らに命の重さを語る資格は
ねえとしか言えないです
アイデアとしては面白い
時間的なことを
現実における何かに
生かすってなった時に
知見って切り口が面白いなと思って
確かに結構
なるほどな
開発に時間がかかるもので
単純に
芸術的な部分であるとか
アイデア的な部分が
まだ足りないものって
老いが早くなることで
全然活用できないことなんですよね
だから老いるっていう形で
時間が圧縮されたものを生かすのに
何が一番いいってなったら
知見っていうのは
実は一番ベストの方法なんじゃないかなって
気はするなと思って
そういうのを噛み合い具合は
非常に面白いなと思いましたね
お医者さんの精神疾患って言ってくださって
あれは精神疾患で
36:00
気がおかしくなってるってことなんですよね
最初は認知症かなって
ちょっと思いました
認知症
なんかカレーとかで認知症なんかなって思ったんですけど
やっぱりあれは精神疾患なんですかね
最初から何か
最初からちょっと
お疑うというか
そうですねおかしい感じで
どんどんちょっとおかしくなっていく感じが
すごいシャマランの
沈迷の演出を上げて
すごいこの人
やばい人だっていう風に
どんどんおかしくなってるこの人みたいなのは
上手かったんじゃないかなと思ったんですけど
最初は単に偏屈な人
にも見えたし
黒人のラッパーの人が
事件を起こしてるんだっていうものを
前提で話してるのも
ある種の差別的な発想からそう言ってる
っていう風に見えないこともなかったので
一応その
一般的な精神状態の
人の範疇で見えてるけど
話し通じない人やなっていうのが
あったんですけど
お母さんの手術のあたりから
なんだったかな
謎の質問
ジャック・ニコルソンと
アーロン・ブラウンドが出てる映画って
なんだっけっていきなり言い出す
誰かいい加減答えてあげてって
あそこで
ああいう変な質問ぶっこむって
ほんとなんか
変なことなってるぞこれはっていう
なんて言い分かるパワーだったんですけど
ギリギリ手術入るときの
コンセントレーションの
手術をしてたけど
だんだん混乱してる中で
操縦してるから
あれこの人不安定やぞってなってきて
最終的に完全に
混乱状態というか
あかん感じになってたわけですけど
僕答え分かんなかったなと思って
今調べてるんですけど
どんどん気になってくるから
ほんとに早く誰か答えて
みんなめっちゃ無視してるから
そう
検索してみたら
ああいう
精神疾患の人を
最終的に
完全なモンスターにしちゃう
映画久しぶりに見たなと思って
ちょっと文静的にも
どうなんだろっていうのもあるし
ちょうどヘッドの漫画の
ルックバックで
精神疾患の人を
もう完全な
それを含む
かないといけない
つまり
その精神疾患の人を完全なモンスターとして 描くのどうなんだっていう意見で
自主規制とか入ったタイミングだったんで
おお、なんか豪速球やなって思い浮かびて
そうですね、あとなんか
これ人気症かなって思ってしまってたんで
なんか前も言いましたけど、また人気症かって思ってた
またかって思ってた
こんな人気症になりたいのかって思ってたっていう
これちょっと違うかなって思いましたね
単にあの場に混乱をもたらす目的の人って感じでしたからね
あと、転換の人を不穏さを出すための演出に使うのも ちょっとどうかなって思って
39:00
それは事実いくまでにもあるよね
別に転換じゃなくてもいいわけですよ
心臓の病とかでもいいわけですよね
ぐーってなるっていうのがあったらいいだけじゃないですか
あれをなんで転換にしたかっていうと
まずホテルの段階であの方が転換の発作が出て
ガクガクガクってなるのが
これから起こる何かに対する不安感を煽るためにあるわけですよね
で、実際にそのビーチに行ってからも
最終的にその転換の症状が事件の薬によって抑えられたけど
その薬が切れるタイミングで発作が出て死んじゃうっていう形ですけど
要はその死に方が
この言い方もちょっとあれなんですけど
絵になるから転換なわけですよね
あともう一つ言うなら
予告に使えるからだと思うんですよ
転換シーンが
オカルト的な何かに取り憑かれてとかだったら
今の時代だったら別に
現実的な疾患とオカルト的なものって切り分けて見れてるから
オカルトだったら大丈夫かって気持ちあるんですけど
ガクガク震えながら泡吹く人っていうものを
転換っていうチョイスで描いて
しかもそれをスリラ映画の不安感を煽るための材料に使うのは
少しどうかなって気持ちはあるっちゃあるんですよね
だから転換自体をフィクションの中で見たのは
久しぶりだっていうのがあったんですけど
それなんでかっていうと
触れるのがめちゃめちゃ難しいからだと思うんですよ
絶対にこの手の問題が付きまとうからっていう
逆に昔ってもっと転換を描いたフィクションってあったと思うんですよね
なんでかって派手だからと思うんですよ
人間が泡吹いてガクガクガクってなるの派手だから
恐怖はあるのにピッタリだけど
それを今やるとどうなんだろうって絶対になるじゃないですか
それをやれちゃうしゃまらんがいいのかどうかっていうのは
僕にはちょっと判断つかないですね
別にその時期性が全て正しいわけじゃないし
逆にもう表現の自由ですべては表現されるべきとも思わないんですけど
このオールドの中において転換の扱いが
ベストとは言わないまでにもうベターだったのかどうかっていうのは
ちょっと僕分かんないなと思って
っていうのはありましたね
なんかちょっと話しすぎちゃうんですけど
予告編結構流れてたじゃないですか
結構見せてたじゃないですか
予告編見せすぎ問題って結構あると思ってて
予告編で煽りすぎてて
3分の2ぐらい見てませんかみたいな
なんかそのせいで
早くみんな気づいてって思っちゃうじゃないですか
その時間がもどかしいというか
もうこっちは途中まで知ってるから
早くそこに行ってくれみたいな気持ちになってた
だからビーチ行くまでちょっと長めかなって思って
モダリカンのカーナーみたいなホテルのシンクラをつけて
こっちは行ってないって知ってるからみたいな気持ちで
主人公らが来た翌日にいっぱい来たね
42:00
確かに結構長かったですね
ビーチに行く前に
あとなんかたぶん意図はしてないんでしょうけど
計らずも今のコロナ禍時代の感じとも
すごくハマった映画の映画じゃないかなっていうのを
すごく思っていて
あそこだけ時の流れが違っていてっていうのって
今の状況ともすごく似てるというか
時の流れは変わらないのに日常が止まってしまってるから
同じような状態になってるっていうのは
すごくコロナ禍になる前から企画自体は動いてたので
たまたまなんでしょうけど
そういうのすごく今ぴったり合った映画だったんじゃないかな
と思ったんですよね
時間の流れにいろんなものが失われてしまう悲しさとか
それを取り戻そうとする焦りみたいなのもすごく出てたし
それとプログに行けないみたいなくだりとかは
割とそのままコロナの今の若い子が思ってるような
セリフって感じですよね
治験っていうのも微妙に重なるんですよね
薬が早くできたらっていう部分で
実際ワクチンできてますけど
開発もある程度時間かかったわけだし
そこでもし治験が速やかに済んで
治療薬が早くできたらっていう思いはあるっちゃありますけど
偶然なんですかね
狙ってやったのか
狙ってやったのだとしたらだいぶ面白いし
こんなウイネス感染拡大状況下を
治験っていう部分で具体的なものとして
なぞらえたっていうのも面白いし
コロナ禍とは時間が失われることであるっていう
捉え方自体が面白いなと思うんですよね
時間を失うという病気であるとっていう
そう捉えると面白いなっていうのは確かにありますね
日本の場合、治験って
薬の最終段階で一般の人に打ってくる
だと思います
アメリカはそれが違うからどうなのか
そこも大きな問題があって
たとえあのビーチで数十年にわたる治験が
1日で終わったとして
それを認可されるのかどうかっていう問題があって
確かにその途中段階のものを
実験するのには使えるでしょうけれども
最終的な完成品は絶対にそれを証明するために
かなり長期間の治験の実験結果を
出さないといけないじゃないですか
どう考えても
それをその証明をしないためには
まずあのビーチがあって
そういう実験をしましたっていうことを
世間に公表しないとダメなわけですよ
レポートして出さないとダメにいけないでしょ
アメリカのエリアに54みたいな
だからもうあの治験をしてますっていうものを
政府も分かってて
製薬会社にだけその特殊な治験に対して
承認を出してる
あるかも
他の国に負けるぐらいだったら
アメリカが先に出した方が
それはまああり得るっちゃあり得ますからね
45:00
確かにそうですね
コロナのワクチンも
ちょっとそういうワクチン戦争みたいな
開発戦争みたいなのあったし
陰謀論がはかどりますからね
中途半端にそういう陰謀論というか
噂を聞いちゃうせいで
ワクチンを予約するときに
選べるじゃないですか
これどれ選んだら正解なのか
選ぶのが怖くて
選べたからといってなんだって感じがあるんですよね
逆に選ばせないでって思いましたもん
選ぶ
何を基準に選んだらいいかも分からないので
意図が分からない
その見方したらあるし
言い抜いてる映画にも見えますね
一つ分からなかったのが
医者の奥さん
妻が最後洞窟で
変なことになってたじゃないですか
あれだけ理屈分からなくて
どうしてあの人だけ
肩が何か変な位置で固定されて戻ってしまった
治ってしまったとか言ってたじゃないですか
1個目は分かるんですけど
その後どんどんボキボキなって
なんでだ
なんでだみたいな
そうですね
サスペリアみたいになってました
骨が弱ってたんじゃないですか
骨が弱ってて
転んだだけで骨が折れちゃう
みたいな状態
そうそうそう
カルシウム糖とかこういうのも
あんなことをやる人
1人だけすごい扱いが
確かに
すいません老化が良かったな
1人だけ化け物みたいな扱いを
メイクが欲しいみたいな
3夫婦だけ完全モンスター側に扱いますからね
そうですね
主人公家族以外はほぼ一緒だっていうね
最近映画見ると
本当にちょっと人が集まってるシーンで
マスクの人とかちょっと気になりだしちゃって
いろんな人によっては
そうそれが一番の弊害
そこの完全に映画と現実のズレですよね
めっちゃ見たら大丈夫かなみたいな
思ってしまうんですよ
こういう時は大丈夫なのかなっていうのは
めっちゃ思いますね
作られたものは全然それでいいかなって思いがあるんですけど
まず撮る時どうしてるのかなっていうのは
なんかクレジット見たらね
COVID-19の
アンケースパックのクレジットありましたけど
結構出だしてる
すごいね
他の映画でも見た気がする
これが何十年後とかに見たら
そのクレジット入ってるのね
すごいことだね
これ何のクレジット
当時だよ
思い出した
今後ってその動物虐待のあれと同じように
ずっと入ってくるかもしれない
しばらくはね入ってくるのかなっていう
しかもやっぱ
ああいうコロナ禍での映画撮影って
たぶんものすごい厳格だし
お金もめっちゃかかるっていうことだから
なかなか大きいこういう対策
シャマランのお金をかけてる方ではないかもしれない
なかなかお金かけて映画撮るってときに
その分のお金もかけなきゃいけない
だから大変ですよ
48:01
モロニービーチやから
そうそうそうそう
あの岩のやつってセットなんですよね
確かに
そうなんですか
私あれぞあそこがきっとあるんやと思って
いつか行きたいなと思って
東宝シェイバーズの予告のやつで
映画撮影で
東宝シェイバーズの予告のやつで
撮影はドミニカでやってる
セット作っとって見た気がしたんですけど
であとこれ楽園
今日から楽園を作る
これ違ったのかな
本物かどうかすごい気になってて
壁とか
僕が作った壁を持って行って
元の壁に書き込ませる必要があったと
壁は漆喰、発泡体、絵の具、砂を使用して
作り元からあった壁に取り付けたと
違う景色なんや
潮な部分には
そういうセットにされる
編集で資格効果チームが岩の写真などを使用して
デジタル加工で壁を広げるという
ああいう感じの壁をイメージで欲しかったよね
で一部を作って
最終的にはサンタバーバラで
サマナにある雄大なビーチを主な撮影場所として
選んだって書いてます
結構岩の感じとかグロテスクで
印象的やったんですよね
何かの内蔵みたいに見える
怪獣の内蔵にあるそんな感じだっけ
そういう意味付けなんでしょうねきっと
閉ざされた世界だ
閉ざされた世界であるので
舞台劇みたいになって思いながら出て
できるよねあれは
基本廊下のメイクってそこまで
持ってないので演技で廊下を見せてるし
身長とか大きくジャンプするときは
別の役者さんが入ってくるし
基本的に年代がジャンプするときとかって
舞台袖に履けてからまた入ってきてっていう
カメラが外れるっていうのと
舞台袖に履けるって同じ意味合いじゃないですか
だから舞台劇みたいなと思って
やってることのスケール感とか規模とか
やり方とかがすごい舞台っぽいなと
思いながら見てたんですよね
入り口になる岩の裂け目のところを中心にして
あの周りの岩のセットだけあれば
舞台にしてもいけるんじゃないかなって
あとホテルのセットぐらいですよね
舞台っぽいですね
カメラワークとかすごい長回しっぽい感じの動きをして
やっぱそこはちょっと映画っぽいところになるのかなと
カメラが動いてるときにいつの間にか変わってるとか
地面に長いカメラの動きで時間の流れを
描くみたいなのはすごく上手かったんじゃないかなと
あの撮り方するのも映画好きなんやなって気が
51:02
あとみんなで輪になってるときに
ぐるぐる回りながら
実際にしゃべってる人がそのときに映ってなかったりするんですよね
話題の中心にいる人は
その瞬間にカメラに映ってなくって
状況がわかんないんですよね
その状況をしゃべろうとしてる人たちの様子と声が聞こえるんですけど
じゃあ実際どうなってるのかみたいなのが
すぐにわからないんですよね
カメラが動いててあそこも不安不安ってなって
面白いなとか見ながら見てましたね
あと割とお眠い目の話なんですけど
2話から廊下の斜線が出てるのは
3号に入ったら避けられるというのがわかるわけじゃないですか
どういう理屈やっていう気持ちはあるけど
それはグッと飲み込んで置いといて
3号の洞窟みたいになってるところに入っていって
主人公一家のお姉さんが服が引っかかって
このままじゃ溺れちゃうみたいなのになるじゃないですか
そこでシーン終わって次
試験やってたホテルのやつらの話になって
実は生きててみたいなのになるじゃないですか
どうやって生きてたのみたいなのやるんやと思って
そんなもったいぶらんでも行きするなと思って
実際にどうやって逃げたかってなったら
3号が割れて逃げましたって
それはもったいぶるしかない
別にそれしかないやろって
あの状況で逃げられるのは服破るか3号が折れるかしか
どっちかしかないからそれはそうやろって別に
確かにな
私もあそこら辺から入らなかったなって思いました
ホテルらへんスパッと終わっても良かったかな
男の子の友達が最後出てきて手が出てきて
ノート渡すあたり
ああ生きてたんだってわかるじゃないですか
警察官にノート渡すあたり
そこの説明
それで終わってもいいと思うんですよ
確かにその前にビーチが行った人の
手記みたいなものがあってどうもあそこで
すごく淫算なことが行われてるっていうのの
ヒントみたいなものがあるけどそれで罪を証明できるとは思えないし
すぐ警察動けるとは思えないんですよ
ただあれが警察の手に渡って
何らかの解決を見せていくんだろうなで
終わった方がいいかなって思って
予測を説明していくと
警察すぐ動かんやろとか
実際にそれで罪になるかどうかっていうのも
証明難しいやろとかって考えちゃうんですよ
だったらいっそ手帳渡すとこで終わったら
ここから何かが解決していくんだろうなっていう
予測が大きくなるわけじゃないですか
それで終わっていいと思うんですけどやるんですよね
何なんですかね
正直さとはどうですかね
警察の他の部屋では全然動いてくれへんのに
今回めっちゃ早く動いてくれるやつ
あかん土屋ですよ切れるでしょ
54:02
わけのわからん猛言押し付けてくんなよってなるでしょ
あと最後
リゾートから兄弟が警察のヘリで帰っていくときに
おばさんびっくりしちゃうかなみたいな
すごい軽口で終わるでしょ
その軽口で終わっていいんやこの話って思って
一旦精密検査とか受けたほうがいいよみたいなぐらい
このまま返されるみたいな
結構失ったもので巨大なんですけど
お父さんお母さん亡くなったし
自分は6歳になった子供が50代になってるわけですよね
どう生きていいけどみたいな
そこへおばさんびっくりしちゃうやんみたいな
それでよっていいんやっていう
すごいな
そこがシャマランカのゆえんですよね
なんかおかしいわ
でもそのおかしさを
細部とは言えないぐらいの
ほぼ半分ぐらい覆ってるおかしさを
全部それでもいいって覚えるぐらいの設定だったり
そういうのがいいですよね
面白かったと言わざるを得ないなって思って
面白かったなって
それ以上に変っていう感情があるんですよね
漫画でさっきジョーの話で言ってましたけど
すごい伊藤順次的やなって
伊藤順次も変が先走る作家ですかね
なるほどな
結構喋った感じですかね
そうですね
最初はこれ喋れるかなみたいな感じだったじゃないですか
なんとか
やっぱ対面の方が喋りやすいですね
普段ディスコードっていう
リモート会議ツールで話してるやつを収録してるんですけど
結構まあとかできちゃうし
喋り詰まるんですけど
対面の方があんまり喋りも滞りなく喋れたりするなと思って
やっぱ違いますね
これからもイベント開催時は昼間やりますか
2人にならない限りは
毎週はちょっときついよね
それは不可能です
めちゃめちゃ仲いい人でも毎週は
できれば映画の話したすぎれば
開催日は対面収録できたらいいかなって感じで
今後やっていきましょうか
9月か
何がありましたかね
10月は007?
やりましょうよ
細かいこと語らずにフーとか言ってるかもしれない
オープニングフーとか言ってる
それでいきましょう
毎回悪役の人がセリフ言うのが好きすぎて
また聞けるって思う
57:00
あのセリフいいですよね
ライセンスドッキリ
かっこいいってなる
何回聞いたか覚えますよね
聞いたことあるタイトル
トフガンはまだやってないんや
僕しか作ってないんだよ
そんなバカな
そんなバカな
007が前作アマゾンプライム公開
アマゾンプライムでしたっけ
全部解禁
僕もそんな見てないですね
K-1ブロスガン時代の日曜のテレビで
見てたりしてたんですけど
話意外とちゃんと見てなかったり
ちゃんと見たって言えるのは
ダニエル・クレイグーになってから
007がすごく好き
この世代の男の人好きなんですね
僕ガスでずっと見たりしますもんね
いくらかのレーザーディスクがあるね
ちょっと思ってたことなんですけど
ダニエル・クレイグー版ボンドって
敵がいつもボンドと同じような過去を持った
ボンドの影みたいなやつばっかりじゃないですか
サイフォールは
セクターはもろにそうですけどね
ダニエル・クレイグー版最初は違和感があったんですけど
だんだん好きになっていく
オールドのコンプレックス
作品に対してオシャレすぎません?
オープニングとエンディングの演出とかも
アルファベットが画面に押さわらないぐらいで
こう動いてるの
あれオシャレやけどこの物語自体が
あのシャレって感じで
スプリットとかオシャレだったじゃないですか
24分割したエンドロール流れる
なんかこだわりがあるんでしょうね
オシャレにすることに
気の利いたことするようになったな
ほんまにそんな映画かっていうパンフレットですもんね
失礼な
結構素直なジャンル映画かなって気がするんですよね
やっぱりパンフレット作らへんぐらいの映画
最近そう結構ここもここも話してる
トホトワ小っちゃいやつや
ミスターがその時パンフレット作ってくれなかったんですよ
未だに起こってます
オキャッコトホトワがあんまないことが多かった
たまにいきなりそう小っちゃいやつ作るのや
アンブレイカブが多分ディズニーだからかと思うんですけど
上野ミスターだったから
関係作れなかった
フリー映画員もなかったじゃないですか
意外に
あんだけ公開に来て時間あるんだろって気がしません?
1:00:01
いろいろ事情があるんでしょうね
会社から見とるのさと
そろそろ終わりましょうか
ではお知らせは
この後すぐ我々映画マンシャスギルバーに向かいますので
一旦お知らせはなしですね
以前このラジオの中で僕が
クラウドファンディングの協力をお願いしてました
大阪の泉大津で行う泉大津の
野外映画イベントなんですけれども
詳細が決定したので一応お伝えさせていただきます
イベント名が泉大津野外映画祭と言いまして
場所がモントパークっていう
広場みたいなところになります
開催日時が2021年の9月18日土曜日
上映作品が第一部が
お母さんと一緒すり替え仮面を捕まえろ
第二部が千と千尋の神隠しとなっております
入場は鑑賞自体は無料
有料エリアはそういうVIP席みたいなものが
ある感じですね
ただ確かシステム的にフードの購入だけ
必ずしていただくようにお願いしているような
システムになったはずです
詳しくは泉大津野外映画祭で検索いただけたらと思います
もしご興味あれば千と千尋の神隠しを
野外で見れること恐らくもうないんじゃないかな
って気はするので
よかったら遊びに来ていただけたらなと思っております
また我々が店長に入って映画の話を
皆さんと楽しむっていう映画の話したすぎるパーは
大阪の南森町の週間曲がりにて
毎月月末の週末を
メドに開催をしております
9月まだ決定しておりませんが恐らく最終週の
土曜日かなになるかなと思われますので
決定しましたらまた
次回の放送にてお伝えさせていただきます
では永安話したすぎるラジオ
オールドの回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょうさよなら