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  2. 第198回(1) オープニング~ミ..
2025-02-07 38:54

第198回(1) オープニング~ミッシング・チャイルド・ビデオテープ/室町無頼/小説版 機動戦士ガンダム etc…~

リスナーのM原さんをゲストにお迎えして、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX Beginning』の話をしました。

オープニングではメンバーの近況について話しています。

■ゲスト

・M原さん https://x.com/Mharayaruo

■メンバー

・山口 https://creators.spotify.com/pod/show/chottoeibana ・マリオン https://x.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://x.com/pteryx_joe

■映画の話したすぎるBAR in 週間マガリ

日時:2025年2月22日(土) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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00:12
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第198回になります。この番組は大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。
今回、ゲストにお越しいただいております、エムハラさんです。エムハラです。よろしくお願いします。お願いします。
来ちゃいましたね。来ましたね。もともと大阪にいらして、名古屋にもいらして、ついに番組の方にもお越しいただいたということで。
本当に今めちゃめちゃ緊張してて、もうやばいですね。何を喋っていいかというか。普段からただのファンとしてラジオも聞かせていただいてますし、映画バーの方にも参加させていただいてるんで。
今日は自分も参加する側になるとは思ってなかったので、どうなるか楽しみです。
後で聞いてみて、黒歴史にならないか心配ですが、頑張ります。
今回はテーマ作品が機動戦士ガンダムG-Werksということで、エムハラさん、ガンダムある程度お詳しいっていうのもあると思うので。
それはちょっとその日に来てですね。
お互い保管し合いたいというか、変に詳しいっていうスタンスでガンダムを喋るとマジでヤバいと思うので、そこは互いの命綱としてね。
ある意味マブとしてですね。
マブとしてね。
マブとしてね。
はい、その感じででは近況の話から入っていこうと思うんですけれども、ではマリオンさん、最近いかがされてました?
そうですね。今週は映画のほうは見てなくてですね。
今週東京に行きまして、東京で映画ファンの集いのほうに参加しました。
何回かラジオでも話しましたっけ?映画ファンの集い。
そうですね。なんか話されてたと思います。
東京のほうで映画の話したい人が集まるイベントみたいなのがあって、何回か東京のほう。
普段は東京でやってくださってるんですけど、コロナ前とかは大阪のほうでやってまして、それをきっかけに東京のほう遊びに行ったりとか。
行ってるっていうぐらい、結構もうずっと行ってるイベントって言ってもいいのかなみたいな感じなんですけど。
03:05
で、ちょっとしばらく会場がいつもと違う場所でやってたんですよね。六本木のところでやってたんですけど。
この間の1月のやつでついにコロナ前に開催していたロフトナイン渋谷でやるっていうことだったので、
ちょっともう行ってみようかなっていうことで遊びに行っちゃいましたっていう感じですね。
会場もやっぱすごい広いので、70人ぐらいいたのかな?
そこは入りますよね。
このネッキすごいなっていうか、毎回思ってて。
で、それをコロナ前とか本当毎月やってたっていう感じだったので、本当すごいなっていうか、東京には映画好きいっぱいいんなっていうか。
人口が多いなっていうのがすごい羨ましいなって本当に思ってたんですけど。
そんな感じで久しぶりに東京の人ともそんななかなか会えないので、本当に久しぶりに会えたり人もたくさんいたし、本当にそういう意味でも楽しかったですし、
本当初めてお会いする方ともお話もできてすごい楽しかったですし。
このイベントは毎回告知とかできるんで、何回か参加してたんですけど、今までちょっと告知、
映画の話しすぎるラジオとか映画の話しすぎるバーのことを宣伝とか今までしてこなかったんですけど、ちょっとやってみるかっていうことで、初めて告知のほうに行ったときにステージ立たせてもらって宣伝をしたんですよ。
大阪のバーね、誰が来るねんみたいな感じですけど、東京からねっていう。
誰が来るんですかね?
誰が来てるんでしょうね?
そこに今日はね、東京から来てる人もいますけどねみたいなゲストですけど、そう思いつつ、ちょっと告知とかしてたんですけど、ラジオのほうとかね、全然聞いていただけるかなと思ったんで。
してたら、告知中に僕聞いてますっていう人に声をかけていただきまして、嬉しかったですね本当に。
まさかこんなところにリスナーさんがいるとはみたいな。
たまたま僕が回った映画のトークテーブルと一緒にかぶらなかった人だったので、本当に全然気づかなかったので、本当に告知のときに声かけていただいて、イベントが終わった後に聞いてますって言っていただけて、本当に嬉しかったですね。
すごい。いいですね。
いるんだって思って、本当に嬉しくなりました。
逆に東京に住んでるのに一回も行ったことがないので、行ってみたくなりましたね。
すごく楽しいと思いますよ。
僕らみたいにバーとはまたちょっと違うカッチリとした感じというか。
トークテーブルみたいなのが用意されてて。
作品とかのトークテーブルみたいなのが。
作品だったり、今回は1月の開催だったので、12月やらなかったので、2020年の年間ベストとかのテーブルだったりとか。
06:02
あと映画を題材にゲーム大会みたいな、お絵かきクイズやるとか、そういう遊びのテーブルとかもあったりとか。
いろいろあったりとかするので、すごく楽しいと思います。
喋ったりもできるし、ちょっとボードゲームみたいな感じですよね、ある意味。
そういう遊びもできるしみたいな。
年齢層も幅広いですし、そういった意味でもすごくいいイベントだと僕は思ってるんですけど。
だから東京はこういうイベントがあっていいなっていつも思ってるんですけど。
普段大阪にいるんでちょっと分かんないんですけど。
何を言ってんだ、おいおいおいっていう。
そうですよね。
店長より僕より言ってるじゃないですか。
むしろそっち言ってあげてくださいみたいな。
人見知りなんですよね、なかなか初めて会う人とお話できないんで。
本当ですか?
ちょっと来ましたねっていう、それで本当に嬉しいですけどね。
ネタの境界線がどこか分かりにくいですね。
初参加だから何が本当なのかちょっと分かんないって言ったのに、
いつの間にか止まるじゃん、止まる。
ほどほどにしておきます。
次が映画ファンの集い3月にやるそうなので。
3月29だったかな。
最終土曜日だった気がするので。
そうですね、3月29にやるらしいので。
我々のやってる映画場はなかなか来れないっていう人はいるかもしれないですけど。
映画ファンの集いはやってますんで、東京の方はみたいな。
他にも多分イベントね、これ以外にもたくさんあると思うので、
そういうの行ってみるのはいいんじゃないかなっていう風に思います。
大阪もやってほしいですよね。
そうですね、やってほしいですよね。
このイベントなかったら僕は山口さんと出会ってないのでね。
そうなんですよ、マリオンさんと僕の慣れそめなんですよね。
映画ファンの集いの大阪開催が。
そうなんです。
ちょっと宇多丸さん的な感じで言うんだったらね、
映画ファンの集いなくして映画の話したすぎる場はなしみたいな。
本当そんな感じなんですよね。
本当そう思います。
我々のオリジンですか。
本当ですよ。これがなかったら本当に出会ってなかったので。
そういうなんか、いろんな出会いとかがある場所だと僕は本当に思うので、こういうイベントって。
そこ経由でやっぱり友達になったりとかできたりとかね、全然あると思うので。
僕はすごいこういうイベント、どんどんいろんなところで盛り上がってほしいなっていう風に思ってます。
僕も明確に映画ファンの集い参加してから映画友達の変わりましたからね。
うん、本当に。本当そうですね。
それまで、なんていうかこう地べたを這いずり回って映画友達探してたところに、
このところに金脈があるんだっていうのに。
09:01
ここを放ったらよかったんだっていうのがあったんで。
本当そうです。
映画の友達いないなーみたいな人はやっぱこういうイベントに参加するっていうのは本当いいと思います。
今週はこんな感じです。
はい、大井さんいかがされてました?
僕はですね、劇場で課題作以外見た映画だとミシングチャイルドビデオテープを見てきました。
最近ちょっと話題にはなってるかなと思うんですけど。
いや面白かったっすね、本当に。
宣伝でも結構言われてるんですけど、ジャンプスケアとか全くなく。
伏線回収的なものもあるというかちょっと淡い形で。
デノムは、監督というか演出人が石永劇を探しています、だとか。
あとは行方不明点だとかっていうのを作ってるようなスタッフの方が今回監督でやられていて。
なので、いわゆる最近流行りのモキュメンタリーホラー、Qとかの流れを組むようなものですね。
そこにちょっとだけ劇映画的な要素っていうのを組み込んでるっていう感じなんですけど。
なんていうか、すごい上品な怖さなんですよ。
ストーリー自体もある種、ホラー好きな人はわかると思うんですけど、
せすじさん的な昔からあるとある風習みたいなものが恩賞になっていたりとかっていうところ。
しかもその恩賞の呪いの出し方というか、その呪いが発覚するまでの過程、その語りみたいなものがめちゃくちゃ上質な階段として完成していて。
その語りだけでも随分引き込まれるし、そのぐらいの真実味みたいなものがすごい映画の中に入ってるなと思って。
とある山っていうのが舞台になっていくんですけど。
その山に関わる様々な色々な噂というか階段みたいなものっていうのが繋がっていって、結局この山は何だったんだろうかって話になっていくと。
主人公は弟を昔その山で亡くしてしまったというか行方不明になってしまった兄が大きくなって、再びその弟をその山に探しに行くって話なんですけど。
ネタバレとかもなかなか難しいような感じなので、ぜひぜひ見てもらって震え上がってもらえたらなっていうふうに思います。
今ホラー映画結構いい作品一気にガンって公開されている中でも特に注目作の一つかなと思うんですけど。
最近のフィックドキュメンタリー的なホラーブームの延長にある感じもあるし、やっぱりそのスタッフ人の実績に対する信頼感もあるし、やっぱりものすごい興味引かれますよね。
なので今回はあくまでフィクションの中の話ですよっていう体を取ってるんですけど、そのフィクションの中でモキメンタリー的な要素が入ってくるっていう。
12:05
フィクションの中のモキメンタリーっていう扱いだからストーリーも一応映画としてしっかり入っているし、かつその使い方、映像の使い方がまあ面白いなと思ったので。
確かにありそうでなかったというか、こことここはしっかり融合することあるんだっていう感覚にもなって、割と面白いバランスになっているなというか。
しっかり余白に怖さが宿るって感じがしたので、そこが本当にこの映画は僕は好きなところですね。
こんだけ話題になっているのに上映少なくないですかって。
そうなんですよ。
そうですよね、なんか少なかったっすよね。
そうですね、東京の方でもそんなに多くない。
もっとやってもいいんじゃないかなって思うんですけどね、これ。
見たかったホラーはこれでしょっていうぐらいには言い抜いてると思うんですよね、欲しかったものを。ちょっともったいないなーって、もっとガンガン来てほしさありますけどね。
そうなんですよね、だからちょっと上映増えてくれるといいんだけどなっていう気持ちはあったりします。
で、他の話、もう一個映画館で見てるわけじゃないんですけど、2月の前半に僕はニューヨークに旅行に行こうと思っていて。
最近なんでニューヨーク映画を見てるんですよ。
ニューヨークに行くタイミングでブロードウェイも行こうと思ってるんですね。
すでにチケット予約取ってるんですけど、ハミルトン見ようと。
いいですね。
リン・マニュール・ミランダですよね、演出、脚本。
彼の前作で映画になってるのが一個あって、イン・ザ・ハイツっていう映画があって、これはマンハッタンの映画なんですけど。
公開当時気になってたものの、結構コロナ禍で公開の期間も短かったこともあって、見れなかったことを結構後悔してて。
それが予約配信に来てたんで、ちょっと見たんですよ。
これがめちゃくちゃ良くてですね、イン・ザ・ハイツ。
リン・マニュール・ミランダの特徴って、ミュージカルなんだけど、ラップとかR&Bとか。
要するにこれまであんまりミュージカルとして扱われてこなかった音楽性で、ミュージカルをやり切るっていうところ。
まずそこはもう基本としてめちゃくちゃかっこいいってところがあるんですけど、
お話が故郷、要はラップ的に言うというか、R&Bじゃないな、ヒップホップ的な文脈で言うなら、レペゼンの話なんですよね。
イン・ザ・ハイツってワシントンハイツっていうマンハッタンのハーレムよりももっと北側の、本当に北端にあたるような場所が舞台なんですけど、
その地域っていうのはプレオリトリー関係の移民の方々がたくさんいる場所なんですよ。
そこの方々が自分が地元に帰るのか、それともここに残るのか。
しかもそこはもう結構現代劇なんで昔話風に語られるんですけど、完全に現代の話で。
15:04
徐々に徐々に家賃が上がっていっていて、我々では住めなくなるかもしれない場所だっていう話をしていて。
なんで、いずれなくなるかもしれない故郷、だけど今ここで生きている故郷っていうものを、本当に見事にいろんな視点から描いている。
この映画ちょっと見てて関連して思い出したのが、去年ドラマでやってた海に眠るダイヤモンドっていうドラマを思い出したんですよ。
このドラマは今は軍艦島って言われている長崎の羽島ですよね。
その羽島を舞台にして、そこの炭鉱で働いている人たち、あるいはそこで暮らしている人たちの物語というのを描くっていうお話だったんですけど。
なんかその羽島も結局今軍艦島になっている通りなくなっていく。
だんだんそこには故郷として戻れなくなっていく場所なんですよね。
それを僕らは知った上で見ているっていう。
で、イン・ザ・ハイツもある意味そういう、現代進行形なんだけども、もしかしたらそこには戻れなく住めなくなるかもしれないっていう危機、結構身近な危機っていうのがまず前提としてあると。
でもその中で、じゃあどう今を生きていくか、あるいはそこに生きていた人がいるのかっていうのを生活として描いてみせるっていうのが両方、両作ともすごいつながっている気がして。
なんかその点ってすごい大事なことだなというか。
その土地にどういう人たちがどういうふうに住んでいたのかを物語として描いて残してみせるみたいな。
なんかそういう気概って本当に僕結構好きな。
映画の中で、映画として描く意味ってそこにあるなとかって思ったりするので、この2作品をすごい。
海に乗るダイヤモンドもすごい大好きですし、イン・ザ・ハイツもめちゃくちゃ好きでしたっていう話をしたかったっていう。
急にイン・ザ・ハイツ見たんだって思ったので、そういう理由だったんだなっていうのと。
てっきりウィキッドのために見てたのかなって思ってたんですけど。
監督同じですよね、確かね。
そうなんですそうなんです。
あれですよね。
ジョン・レム・チュー。
そうそう。
クレイジー・リッチーの。
そうなんですよね。
だからそれで見たのかと思ったんですけど。
なるほど。リン・マニュエル・ミランダ文脈で見てたんですね。
そうっす。
だからある意味イン・ザ・ハイツもハミルトンも話は通じていて、移民が主人公なんですよね。
それってアメリカって移民の国じゃんって話したと思うんですよ、彼の視点からすれば。
だからこそハミルトンっていうアメリカの建国の父を主人公にするんだけども、
基本的にはペルトリカンだったり、アフリカアメリカンだったりでキャプシティングして描こうとする。
それは現代の移民の話をしようとしてるからだってことだと思うんですよね。
その作家性はすごいなんかイン・ザ・ハイツにももちろん通じているし、
なんとなく現在のアメリカへの暗示提示にもなってるような気がして、
今からちょっと見るのがすごい楽しみになってます。
イン・ザ・ハイツ、去年日本でもミュージカル化というかされてて、
ちょっと僕見てないんですけど、見ようかなと思ったんですけど、
今大石さんの話聞いて、面白そうだし、すごい現代的なテーマですよね。
18:01
しかも日本語版で翻訳するときにクレバが確かラップの部分を鑑賞してたっていうのを伺いました。
なるほど。
そういえば、江原さん舞台の旅でもありましたね。
そうですね。これも見てるって言うと、本当の舞台民の人からは、
お前なんて大したことないってなっちゃうんですけど、好きっちゃ好きですね。
ニューヨーク行くんですね。
去年散々ニューヨーク浴びたんで、そろそろ行くかっていう。
確かに。ニューヨーク多かったですね。
ニューヨーク映画多かったですね。
ある意味どこ行っても映画で見たことある景色なんですよね。
楽しんできてください。
ちょっとしばらくニューヨーク映画マラソンをしてます。
以上です。
僕はですね、室町舞台を見ていきました。
名古屋で江原さんにめちゃめちゃ押されて、
それは見よって思って行ったんですよ。
ありがとうございます。
その部分では満足できたと言いますか、
舞台が1400年代の室町時代で、
とにかく世の中が荒れてる時代で、
最近僕が見た映画だと、
忍多摩蘭太郎の映画の大体100年くらい前になる感じですかね。
背景にある民衆の暮らしみたいなところは、
やっぱり重なるところもあるんですけど、
ただ室町舞台のいいところは、
もっと直接的に酷い部分を見せてくるんですよ。
本当に僧侶による略奪というか、
借金の取り立てでそのまま、
家の女性をさらってくるとか、
人心売買をしてるであるとか、
とにかく道に飢えた人々と死体が転がりまくってるんですよ。
やっぱりそこは忍多摩蘭太郎が隠してた部分でもあるというか、
室町舞台は舞台が黄泉の乱直前くらいの京都なんで、
一番荒れてるっちゃ荒れてるところだから、
それは死体も転がってるであろうっていう部分ではあるんですけど、
やっぱり僕時代劇見るときは、
この世の地獄を見たいなっていうのがあるんで、
それをガッツリ見せてくれるんですよ。
本当にこの世の終わりみたいな画面がずっと続くんで、
それに対する満足度はあったかなっていうのはあったんですけど、
ただちょっと作品全体の完成度みたいなものに関しては、
全てにおいて一回り二回り物足りなさがあるなっていう感覚だったんですけど、
それも分かります。
なんて言ったらいいんですかね、
これを見たい方向性でどこも振り切ってなくて、
全部がポサで終わる感じがあって、
21:06
男同士の関係性燃えとかもガッツリ入ってるんですけど、
なんか掘り下げ足らんくないというか、
あんまり理解してやってる感じがないなっていう感覚で僕は見てたのと、
あと僕本作見てて一番見た感覚は、
この話全体が何かを成し遂げることができる話なのか、
何かを成し遂げられずに志の中場で終わる話なのかっていうところに対する着地が不明瞭だなって思って、
これはやり遂げたのかやり遂げられなかったのかどっちなんっていうのが分かんないんですよ。見てて。
それは空白を残して観客に預けてるとかではなく、
ガッツリ演出とかも説明的なんだけど、説明してるのによく分からないんですよ。
これって良かったの悪かったのどっちみたいになって、
見てて満足した上で、でもこれってああなのかなっていう、
自分用の余白を楽しむみたいなのがなくって、
ただなんかどっちつかずのものだけをガッツリ持って帰らされるみたいな感覚を覚えたんですよ。
だからその観客に答えを預けるっていうのと、答えをガッツリ与えるけどそれが不明瞭って実は似て非なるもんなんだなっていうのを感じたんですよ。
説明してるけどその説明が全部どっちつかずっていうのと、
そもそも説明を空白で残すっていうのは別の概念なんだなっていうふうに思って、
なんかすごい食べさせられたのに食い足りないっていう感覚の映画だったんですよね。
すごく今山口さんおっしゃられたことよく分かって、
山口さんおっしゃられたように室町描写は最高なんですよ。
僧侶が民家に押し入って略奪したりとか、
道に席っていうのを作って一般人が通ろうとすると、
お前この席通るんだったら金払えよみたいな感じで、
金を徴収するっていうのを僧侶が勝手にやってるみたいな僕の時代なんですけども、
ただ山口さんおっしゃられたようにこの映画じゃあ結局何なのっていうと何とも言えないというか、
伝わってこない部分がちょっとあるかなっていうのはあります。
そうなんですよ。この話、応仁の乱前夜の話なんで結局応仁の乱っていう、
日本の中世でも最大級の時刻がこの後やってくるんで、
この人たちは何かをやり遂げれたのかやり遂げられなかったのかってすごいよく分かんないし、
そもそもこの主人公の早稲田氷江っていうのは、
室町幕府の討伐を一応の目標にしてるけど、
そんなの成し遂げられないってみんな分かってるわけですよ。
この後応仁の乱が来るんだから。
じゃあ彼は何なのってなるんですよね。
もうちょっと敗者の美学みたいなのがあるのかなって思ってるんですけど、
24:04
そういうわけではない。
いや、それもあるんですよ。
あるんだけど、あるんだけどそうじゃない風にも描いてるから。
なるほどね。
どっちつか図なんですね。
どっちの椅子も用意してて、
でもどっちにも同時に座れないじゃないですかって言ってめっちゃ混乱するんですよ。
あれって僕が今座ってる椅子はどの椅子なんだってなって。
本当にどっちつか図なんですよね。
例えば応仁の乱のきっかけが別にこの映画っていうわけでも特にないから、
この映画じゃあ結局何なのって言われると難しいところなんですよね。
いや、僕全然見てないんで、
あれなんですけど、
僕ある映画の好きな友達と話してる時に、
あの横編見てるとすんごい政治家っぽい話でも聞かされるのかな気分になるみたいな話をしてる人がいて、
なんかそんな感じなのかなみたいなというか、
意思は高いけど何も成し遂げられないクソそうな感じみたいになって。
あ、でもちょっと室町時代そのものがそんな感じがあって、
やっぱりあの時代って鎌倉幕は終わって室町になったんだけれども、
ある意味何も成し遂げられなかった時代なんですよ、室町時代って。
そこが僕すごく好きなんですけれども、
それを考えると室町時代の描いた映画としてそれっぽいのかなっていう気がするんですよね。
逆にあの、この映画のいいところはさっき山口さん言ったところなんですけど、
現実、その室町時代描写がかなり地獄なんで、
その後例えば教科書を読んだ時に、
まあ織田信長ですとか有力な大名とかが、
世紀を廃止して民衆の通行を自由にしましたとか、
あとまあ僧侶、例えば織田信長が焼き討ちしましたとか、
そういう話ありますけど、
教科書とかで追ってると不運そうなんだとか、ひどいねとか、
そういう印象を受けるんですけど、
この映画を見てから見ると、
ああ、これめちゃくちゃ合理的なことをやってるんだとか、
宇田信長とか徳川栄康ってすごい偉人なんだなってのがわかると思うんで、
そういうのを思い巡らせるといい映画なのかなっていうふうには、
ちょっと歴史ファンとして思うんですよね。
なるほどね。
ちょっと今僕話して思い出した映画があって、
野望の城っていう映画があって、
あれは戦国時代に入ってる話で、むしろ戦国時代終わろうとしてる時代の、
豊臣秀吉が関東の北条氏を討伐するために攻めていってる時の、
一つの地域の話で、
押井城っていうところを石田光成が水攻めするっていうのの話なんですけど、
で、その水攻めに関しては、
まあこれ私立なんていいと思うんですけど、
失敗するんですよ、水攻め自体は。
27:00
ただ、豊臣秀吉の北条氏討伐自体が成功するわけなんで、
この話は何なんだろうって僕当時見て思ったのを今思い出して、
あの時の感覚に近かったなと思って。
この瞬間、局地的には何か勝ったようにも見える満足感あるけど、
対局的には負けっぱなしやぞみたいなことを見せられて、
これは負けの美学なのか、
わずかな勝利を勝ち取った話なのかっていうのを別にどっちつかずになってて、
なんなんやろうって思ったっていうのを今思い出して、
こういうのってよくあるなって。
今ちょっとふわっと思い出しましたね。
どうしても時代もそうなるというか、
勝者を描かない限り絶対どっかで負けてるんでみんな。
確かに局所的な勝利ではあると、
全体的な敗北ってことはよくありますからね。
だからこそ、一つの物語が切り取った範囲では勝利なのか敗北なのかっていうのは、
明確にするっていうのが物語なのかなって気がせんでもないんですけど、
ちょっと僕本作に関しては、
もう少し切り取る位置を変えてもよかったんじゃないかなと思って、
っていう感じで見てました。
ただ、この世の地獄を見れる映画としてはいいなと思いましたし、
去年でいうと、11人の俗軍とか本作とか、
東映がちゃんと地獄みたいな時代物を撮ろうっていう気概があることが、
僕すごい嬉しいんですよ。
それはすごい良いことだと思うんで、
この調子でやってほしいんですよ。
おすすめですね。
確かに、東映ってそこの気概みたいなのを感じるのありますよね。
時代劇もだし、厄材映画とか、
頃のうちやってくれてた時の東映最高だなみたいな風に思ってたんで、やっぱり。
そういう意味では確かにめちゃくちゃ応援したくなりますよね。
あんま美化してない現実をちゃんと描こうとするじゃないですか、割と全体的に。
その気概は描いたいなって思いますね。
はい、っていう感じでした。
では、絵マラさん最近いかがされてました?
ついに来てしまいましたね。
いつもラジオで聞いてるくらいが自分がやることになるかっていう感じなんですけれども、
トトト紹介させていただきたいと思います。
そうですね、課題作以外だと、
前回大井さんと山口さんがお話しされてましたけど、
アプレンティス・ドナルド・トランプの作り方と、
あと、サンセット・サンライズ、雪の華共に在りて、を映画館では見てきました。
アプレンティスは大井さんもおっしゃられて、
これは実は名古屋バーの前に大井さんが見られたという話聞いてて、絶対見ようと思ってたんですけど、
映画としてはすごい面白いんですけれども、
本当に多分どの立場の人が見ても、
トランプ大統領の支持者の方も、もちろんトランプ大統領のこと否定的な方が見ても嫌な気分になって、
30:06
ただそこがいいなと思うんですよね。
これがアメリカだし、このトランプ大統領の在り方がアメリカだし、
あなたたち人間なんじゃないんですかって突きつけられてる感覚っていうのが、
絶妙にちょっと嫌な気持ちになりながら、映画館が後にできるっていう意味でも、
映画としてのクオリティもすごく高くていい映画でした。
これは確かにアメリカとかだとそんなに古ってないっていうように聞くんですけれども、
日本は本当に逆にその公開タイミングが最高というか、
これはちょっと見た方がいい映画だなと思いましたね。
結局あれでしたね、アカデミー賞の主演と上演はノミネーションは行きましたね。
入りましたね。予想を入れててよかったなって思いました、ちゃんと。
ノミネートを逆にされないと、この世紀の映画でそれは逆にどうなのって思っちゃうというか。
そうですね。
本当にそれぐらいのクオリティの映画だと思います。
あとの2つはまあまあという感じなんですけれども、
今回の話に際してというわけじゃないんですけれども、
30年ぶりぐらいに小説版のガンダム、
富野由悠季監督が執筆している小説版のガンダムを1巻から3巻読みまして、
これ実は僕ガンダムって最初に見たのは劇場版のやつをレンタルビデオで見させていただいてたんですけど、
その次にテレビ版のガンダムってなかなか見たことがなかったんですね。
その当時の近くにあるレンタルビデオ屋に、
レンタルビデオだからVHSだとパッケージが場所を取っちゃうのもあって、
テレビシリーズのガンダム置いてなくて、
ガンダム見たいなとか知りたいなと思ってたんですけどないから、
近所の図書館にある富野由悠季執筆の小説を読んでたんです。
だから僕にとっては劇場版と小説版ガンダムっていうのが、
ある意味ではガンダムの幼少期の僕をガンダム館を作り上げた作品なんで、
30年ぶりに読んで懐かしいなと思ったんですけども、
同時に富野由悠季さん小説家ではないのでめちゃくちゃ読みづらいんですよね。
本当に読みづらいし、ただそれも味だなと思いながら、
自分の文章全然上手くないんですけど、
自分の文章の下手さはこの富野由悠季に影響を受けてるなっていうぐらいですね。
自分の根幹を築いてる作品だったなと逆に今にして思いました。
富野さんの悪文は有名ですからね。
そうなんですね。
クセになっちゃうんですね。
作詞ぐらいだとめちゃくちゃ切れ味良いセンス発揮するんですけどね。
文章だと途端にっていうことですね。
文字数を与えちゃいけない人なんですね。
33:02
かもしれないですね。
小説版ガンダムとテレビアニメのガンダムを何話か見て、
今日に臨んでるというわけじゃないんですけど、
特にあまり関係ないのかもしれないですけど、
39話を見させていただきます。
これはサブタイトルを見てもらうと、
なんでそれ見たかわかると思うんですけど、
まだネタバレになっちゃうのでお願いします。
すごい。番組の構成をものすごい気を使っていただいた話で。
素晴らしいな。
39話のサブタイトルを見るだけで大体、
何を言ってるか理解していただけると思うんですけど。
多分、あそこの辺りかなって気づいてはいます。
その1話だけど、ガンダムはベラボーに面白いなというか。
テレビシリーズを全話見るのってすごく大変だと思うんですけど、
1話であるとか、個別個別にこの回見てみたいなと思うのを見る分離はいいなと思うので、
そういう見方もガンダムをあまり見たことないとか、
初心者の方にお勧めなのかなと思いました。
はい、そんな感じですかね。
お便り3ついただいてますので、大石さん読んでいただけますか。
ゲコポンさんからいただきました。
これは名古屋のバーに来ていただいたリスナーさんですよね。
名古屋開催お疲れ様でございました。ありがとうございました。
反暴期で出勤日だったため遅れての参加になりましたが、
大石さんやマリオンさんにお会いいただき、
周囲の人間にはなかなか打ち明けられないような映画のお話ができてとても楽しかったです。
前田さんにもお目にかかることができ、
推しが喧嘩別れしたわけじゃなさそうでよかったという安堵感で、
席について早々にエクラエマックス気分になってしまったのもよく覚えています。
山口さんにはちゃんとご挨拶できず申し訳ありません。
クランバトルってガンダム動物園を皮肉ってますよね。
夜明けのすべての女性受けがイマイチなのは、
男のローリーで作られた社会労働環境なのに、
我々男性が女性キャラの苦悩を勝手に巻き込んで、
この優しさが広がればいいのにと願っている構図を俯瞰して引いているから、
などとお話したいことがたくさんあったのですが、
次の機会にお会いする時まで撮っておこうと思います。
皆様の実在を確認できましたので、
これからはお顔を思い浮かべながらラジオを楽しんで聞きます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
名古屋、本当にお越しいただいてありがとうございます。
本当にありがとうございます。
あの方ですかとやっぱりなりましたよね。
お便りくれさえましたよねってやっぱり気づきました。
一応前田さんとは喧嘩別れではないんで、それだけご理解ください。
いやでも確かに特にこれでこれからちょっと出ませんみたいなとか、
特になく卒業されていったので、
36:01
確かに喧嘩別れでもしたのかなって思われてそうだなっていうのはちょっとありますよね。
不足を取りかえますよね、それね。
どう聞いてもそういう風に見えますよね。
あれは見えない。
マジでちょっと不穏な空気漂ってるのかしらみたいな風に、
多分リスナー、僕がリスナーだとそう思うなって思いましたね。
確かに。
このタイミングでそうではないっていう風にご理解いただけたら助かります。
名古屋でもいろいろお話していただいたと思うんですけど、
クランバトルガンダム動物園。
ガンダム動物園、なかなか良くない言葉を使いますねっていう。
何なんだろうって思ってるんですけど、ガンダム動物園っていう。
ゲームセンターのガンダムの筐体におけるマナーの悪さをやゆった言葉。
なるほど。
勉強になりました、今。
ただガンダムが1対1で戦うような、そういう試合として戦うような作品、
これまでもあったからそこだけを拾えられなくてもいいかなって気はしますけどね。
あと、夜明けのすべてに関する言語化は、僕かなり精度高い言語化なんじゃないかなとは思います。
やっぱり我々、特に男性が夜明けのすべてみたいな優しい世界になったらいいよねとか言いながら、
ちょっと自覚はあるんですけど、やっぱりその瞬間も僕ら男性はちょっとずつ得してるし、
ちょっとずつ楽してるんですよ、それは。
それに対して、良くなったらいいねとかじゃなく、この瞬間お前がしろって言われたらせやなってなるから、
願うな、やれって感じるとは思うんで、そういうのもあるかなって気はしますね。
構造そのままで優しくなればいいとか言ってるからダメなんだよなっていう。
なるほどな。何も言い返せないですね。
実際あると思いますよ、それは本当に。
だから願うだけじゃなくて、小さい範囲でも何がしか関わっていかないとダメだなっていうのを改めて思いますね、本当に。
我々ちゃんと実在しておりますんで、また機会があればお会いできたらと思います。
お待ちしてます。
また名古屋行けたらなと思ってますんで、その際はよろしくお願いします。
ぜひぜひよろしくお願いします。
ではトークテーマ入っていきたいと思います。
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