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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ、第183回になります。
この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長のマリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ちょっと今回まず山口さんが仕事の関係がちょっと遅れて参加ということになっておりますので、しばらくの間はちょっと2人で進める形になりますね。
オープニングからお便りぐらいまではちょっと2人で喋っていけたらって感じですかね。
はい、って感じでちょっと進めていこうかなと思うんですけども、まずちょっと9月21日、22日に開催されました映画紹介屋さんが無事終わりましたということで。
いやー、本当にお越しいただいた皆様ありがとうございました。
いや、本当にありがとうございました、本当にね。どうでしたか?率直な感想というか、大石さん。
あのですね、楽しすぎました。楽しすぎてその後1週間ぐらい逆に虚無みたいな。
あー、でもちょっとわかる。
わかりますよね。
わかる。なんかすごい楽しいこと終わってやり切ったぞーって後の、あーもう何もないなーみたいな感じはすごいありました僕。
なんか会社で働きながら、あれ私がいるべきのはあっちなのでは?ちょっと勘違いするというか。
なんかすごいこれに向けて一生懸命やってきたぞーみたいなものがなくなってしまったんで、本当にあと12月まで何をやればいいのかみたいな。
もう年終わったよーみたいな感じでいいぞーみたいな気持ちにはなりますよね。
ほんとね、軽い燃え尽き症候群ですよね。
確かにそれはちょっとわかる。
だからそれを実感して、それだけ楽しみだったし楽しかったんだなーって思ったというか。
なるほどなるほど、いやーそうですね。
マリアンさんはどうでした?
僕もやっぱり最初めちゃくちゃ不安だったじゃないですか。
ちゃんとその人に合った映画おすすめできるかなーとか、なんか自分より詳しい人来たらどうしようとか。
もう開催前めちゃくちゃ不安でどうしようどうしようばっかりしてたと思うんですけど裏で。
してましたしてました。
けどまあいざ蓋を開けてみたらなんかすごく僕も楽しくって、やっぱ僕映画の話誰かとするの好きだなーっていうのを改めて実感するような機会になりましたね。
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なんか普段それこそラジオを聞かれていないような方だったりとか、あるいは映画バーに来られたことない方も割とたくさんいらっしゃっていただいて。
そうですね、確かにリスナーさんもいらっしゃったりとかね、バーの方でお客さんに来られた方とかも全然来てくださったりしますけど、
全然もう会ったことない、本当に初対面の方ばかりというか。
あとこのイベントがなかったらたぶん知り合ってもないですよねって感じでしたよね。
そうですね、たぶん駅で会ってもお互いすれ違っていたであろう方々とこんなに映画の話をたくさんできるなんてっていう貴重な機会をいただけたなっていう感じですよね。
でも一人当たり20分だったじゃないですか、結構僕は手一杯というか、とにかく映画進めなきゃみたいな感じだったんで、
ちょっとそこが楽しかった反面ちょっともうちょっと腰を落ち着かせて喋りたかったなっていう心残りというか、もっとそうすればよかったなみたいな反省とかもちょっとあったりしたんですけど、
なんか大井さんとかそういうのあったりします?
そうですね、結構紹介屋さん終わった直後に、「ああ、あれオススメでなかった。」とか、
結構その休憩の5分とか10分の間に、「ああ、あれ絶対あの人お好きだろうな。」っていうのを結構思い浮かべる機会っていうのは結構多かったんですよ。
確かにそれはやっぱちょっと20分という制限時間の中でどうしても思い出せなかったりとかありますよね。
それはすごいなんか悔しい思いをしたりもちょっとしました。
それは確かにそうですね。
逆になんかその本当にお客さんとの会話の中で、すごくもうこれぞっていう最適解を見つけた時の喜びとかもすごいあって。
分かります。すごいなんかエクスタシーですよね。
本当に。
本当に、ああつらかった、本当だなっていう感じがすごくて、あれちょっと導き出すの偉いなみたいなふうに自分思えたくなるみたいな瞬間とかもやっぱあったりがしました。
逆にもうこの人にこの映画をオススメのために私は映画を見てたのかっていうぐらいぴったりな映画を。
それは結構ありましたね、ありました。
お互いにこうなんかちょっとあらすじ話すだけでもそれめっちゃ見たいですみたいな感じでいただけたりとかして。
それは本当にやっぱ言ってもらえることが多かったですよね。
すごい面白そうですとかえーとか知らなかったですみたいな人とか結構いらっしゃったりとかしたので、本当になんか進めてよかったなというか思いましたね。
いやーなんか本当、素晴らしいイベントに呼んでいただけたなと思ってこんな人生になるとは思ってなかったなって感じです。
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本当ですよね。
大阪のルクアっていう商業、大阪駅の日比谷の商業施設になるので。
埋めた駅直結ですからね。
そうそうそうそうちょっとね、ルクアって言われてもなんやねんって言う方もいるかと思うので、そういう感じの規模感って思ってもらえると、
なんかすげーとこでイベントやってたんだなみたいな風になると思うんですけど、僕ら自身も思ってるしっていう感じなんですよね。
で、ちょうどその映画紹介屋さんで一件お便りをいただいておりまして、
はい。
マリコッティさんという方からお便りいただいてます。
はい。
本日の映画紹介屋さんにドキドキしながら参加させていただきました。
熱が冷めやらぬうちに感謝をお伝えしたくお便りをいたしました。
最近は夫と身内と保育園の先生としか会話をしてないため、初めてお会いする方と突っ込んだ映画の話がたくさんできるなんてうまく話せるのかと不安とワクワクが過ぎるぜが入り混じった気持ちで参加しました。
大石さんと話させていただいたのですが、一言二言で気さくな方だと分かり楽しくなってしまってすぐに映画スイッチがオン。
だいぶ圧が強い状態でお話をしてしまいました。
大反省です。
私がご依頼したのはパターソンとパーフェクトデイズが全然理解できないので、鑑賞の手助けになる映画を教えてほしいというものでした。
パターソンを見てから何年もモヤモヤしていたのですが、抱えていたモヤモヤを誰かに受け止めてもらって、しかも解説や解釈を話してくださり、また私の理解を進むように寄り添ってもらって、その上映画を紹介してもらえるというのはすごく心満たされる時間でした。
いろいろな映画の話を時間いっぱいして、楽しかった、もっと話したいという印象で終えましたが、後からすげえプレシャスな時間だったな、というかすげえいい企画だな、めちゃくちゃ前向きになる力もらったなと感謝の気持ちがどんどん湧き起こっております。
イベント終了してから今日までこういう面でもよかった、こんなところもよかった、いかに楽しかったかをもうかれこれ10回は夫に話しています。
なかなか書いてしまいましたが、もう本当に思い出してもすごく楽しかったので感謝しかありません。ありがとうございました。
皆さんのラジオにもものすごくお世話になっております。
子供を寝かしつけて、無音で部屋真っ暗で、ただ無の時間だったのですが、片耳イヤホンで聞けるラジオがあるだけで楽しい時間に変わっています。
映画ってやっぱりいろんな見方ができるな、見聞広がるなとワクワク聞いています。
これからも見かけながら応援しております。とのことで。
ありがとうございます。
ありがとうございます。めちゃくちゃ恐縮しております。
もうベタンボベじゃないですかっていうか、ちょっと嬉しいですよね、こんなにお便りいただいたら。
そうなんですよ。この方、パターソンとパーフェクトデイズが全然理解できないっていう背景には、男性の特権性があるように感じてしまうっていうふうにおっしゃってて。
おっしゃる通りだよって思って。
おっしゃる通りすぎてね。
特にパーフェクトデイズはその気が強いと思うんですけども。
ああいう質素な生活できるご身分で良いですなと見える一面は全然ある映画ですよね。
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パターソンもパターソンでめちゃくちゃ結婚してるパートナーのお世話になっとるやないかいってところも見え隠れしたりとかして。
言われてみて確かになって、すごい鋭い視点だったなと思ってます。
これ結構難しくないですか。こういう感じで来られて、パーフェクトデイズとパターソンが分からないそんな私にちょっと理解を助けてくれるような補助性となるような映画ってことですよね。
一応オススメしたのが、ピクサー映画のソウルフルワールドをオススメしたんですよ。
あの物語って何か目標というか、自分の出世というか目標を実現するために生きていた男が、そうじゃない生き方を見つける話じゃないですか。
日常の些細なことに喜びだったりとか、そういうものを感じる話というか。
だからすごいパターソンとパーフェクトデイズの主人公たちが、その前に何があったのかってことを描いてるのが僕はソウルフルワールドじゃないかなって思っていて。
っていう話をちょっとしたんですよね。
なるほどね。これ僕来てたら答えられる自信がないもんな。
本当ですか。
ちょっとめちゃくちゃ考え込んでしまうなというリクエストだったので、やっぱおじさまさすがだなと思いましたけど。
いやただ、逆にむしろ求めておられたのって、女性の視点からそういう日常の豊かさであったりとかっていうのを描く作品なんじゃないかなって、オススメした後に気がついて。
なるほど。
そうなんですよ。あくまでソウルフルワールドも男性の視点だし、ちょっと思い出しただけもご紹介したんですけど、それもどちらかというと男性監督的な視点も結構ある話だなと思ってしまって。
ちょうどご紹介した後の休憩時間で、これが良かったっていうのがいくつかあって、ちょっとこの場で追加でちょっといいですか。
いいですね。お便りくれたら追加でっていうおかわりがもらえるかもしれませんよみたいな。
まず一つが、これちょっと見づらい映画なんですけど、バスドフォス監督っていう方が撮ったゴーストトロピックって映画があって、このラジオでもちょっとだけ触れたんですけど。
一回お話しされてましたよね。
そうですそうです。これある意味非日常、移民日政の主婦がバス終電を乗り逃しちゃうって話なんですよ。寝過ごしちゃうというか。
で、知らない土地にたどり着いてしまって、そこから歩いて家に帰るっていう、その一日の話なんですけど、この映画の冒頭がすごいいいなと思っていて。
これが私の視点って言いながら、家の洗濯物がカゴの中に置かれてる絵が5分ぐらいずっと映されるんですよ。
それで主人公の語りがそこで書かれていくんですけど、あくまで主人公は夜勤というかかなり夜に働いて、夜にお掃除とかをしている移民日政のおばさんなんですけど、
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おばちゃんの日中の風景みたいなものがそこに描かれると。で、それはある意味、主婦として家の中の家事、洗濯とかケア労働をしている状態を映してるんですよ。
ただ、そんな彼女がある夜に終電を逃すというその1個のきっかけ、ある意味魔法みたいなことで、世界がグッと広がるというか、日常の見えなかったところだったり、これまで見ないことにしてたことみたいなのに触れていくというか、気がついていくような物語になっていくんですね。
なので、まさにソウルフルワールドは男性の話であるならば、ゴーストトラピックはすごく女性の話だなっていう気がして、主人公の視点の優しさというか、気づき方みたいなものも含めて、おそらくパーフェクトデイズとかパターソンにはない形の見方というか、そういうものを提示できているような作品に思えて。
なるほど。
はい。なので、これすごく見づらい映画でめちゃくちゃ申し訳ないんですけど、配信とかにもないし、たぶん劇場で公開するタイミングで見に行かない限りはなかなか見づらいっていうすごいマニアックな映画で本当に申し訳ないんですけど、もしできたらこの映画どこかの機会で見れたら見ていただきたいなっていう。
いや、良さそうだもんなっていうのもあるし、本当にマリコッティさんに刺さるかもしれない映画だなっていう感じもすごいしたので、ちょっとぜひ見ていただけたら嬉しいですよね。
そうなんですよね。ツタヤとかでDVDがあると本当はいいんだけど、ちょっと何とも言えないので。
配信にもないんだなあ、これなあっていう。
そうなんですよ。なので、パターソンとマフィストデイズにご納得いただけないのであれば、むしろこっちかなっていう。
なるほど。
はい。ちょっと休憩中にハッって気づいたんで、ちょっとこれをどうしても伝えたくて喋っちゃいました。
いやいや、良かったですよ。ちょっと後悔というかね、モヤモヤが晴れたじゃないよってわけじゃないですか。やっぱちょっと伝えられなかったなみたいなのがあったりとかして、全然なんか。
本当お便りでね、感想いただけたら本当に嬉しいしね、我々としてもすごく嬉しいですし。
あとそれこそなんですけど、この間山口さんが一人で平日に曲がりの方で映画バーが開催してたんですけど、僕お客さんとして普通に行ったんですね。
で行ったら、六話で切れたお客さんが何人もいらっしゃってて、本当に嬉しかったですよ、本当に。
わー、それはすごいですね。
あー、お話ししましたねみたいな方がたくさんいて、大井さんが担当してた方とかも来てましたし、そこであの時はまだ映画は観れてないんですけどみたいな。
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全然いいんです。
もう全然、もう気が向いた時全然大丈夫なのって言いながら、そしてまた映画の話したりとかしたり、またお客さん同士でまた話が挟んでいたりみたいな感じになってて、
あーなんかすごく、すごい効果絶大だったというか、またなんか一個いろんな人の繋がりが増えたりとか、その人にとってもっていうのが増えていいきっかけになったりとかしてるのかなーって思うとすごく良かったなって思いました。
そうなんですね。
いやーそうか、それはすごい嬉しいですね。
なんか僕ちょっと申し訳なくて映画、その多分感想とかいろいろ話したいのになかなか映画バーには顔出せないんで。
そうですね。大井さんはちょっとなかなか来れないんで。
やっぱそういう方こそね、お便りという手がありますというかね。
はい、その場合もしかしたら僕がお代わりする可能性があります。
僕ってか僕マリオさんも。
追加でね。
はい。
追加でももしかしたら追加というかもあるかもしれないじゃないですか。
逆にその大井さんが担当だった人じゃなくて、今度は僕からいやこれも良くないですかみたいなとか山口さんからこれが良かったんじゃないですかみたいなとかも出るかもしれないですし。
本当になんていうかお便りテーマじゃなくても気軽に送ってほしいですよね。映画紹介してほしいですっていうお便り。
これをきっかけに何か向上的なお便りテーマとして全然募集は続けていきたいですよねって話はしてましたし、今後も続けていけたら良いかもしれないですね。
ということで本当にありがとうございました。
ありがとうございました本当に。
今度はもう一つ打って帰ってお知らせがありまして、今度ですね我々がいつも映画バーを開催している週刊まがりのお店の11周年イベントが開催されるんですけども、そのイベントに私マリオンと大井さんが参加しますよというお知らせになります。
日程がいつなんでしたっけちょっと待ってくださいね。
日程がですね、10月の26日かな。
そうですね。
ですよね。
そうですね、はい。10月の26日の16時オープン、22時クローズというイベントになってまして。
場所がいつもの曲がりじゃないんですよね。
そうですね。場所が京都九条にあるホテル市京都というホテルで開催されます。
基本これ結構自由に参加してもらうというか、これ前回の10周年イベントの時も店長がずっとそこで固定でいるみたいな状態だったんですけど、結構フラッと入ってフラッと出たりみたいな、我々店長としては出て参加というかしますけど、
18:05
店長でありお客さんとしてでもありみたいなすごい緩い感じでの参加になりますので、なのでなんかこの時間に絶対いますというわけでもちょっとないじゃないんですけども、いたらもしかしたら僕らもいるかもみたいな感じだったりとか、
あと週間曲がりは映画バー以外にもたくさんバラエティ豊かな店長さんいらっしゃいますので、そこでの交流とかも全然できますみたいな感じになってはいます。
今回はちょっとテーマがあるんですよね。
そうなんですよね、テーマが夜は短し百物語ホテルというタイトルがついてまして、この会場となるホテルとかホテルのラウンジとかバーを楽しみながら時々こう様々なお仕事や界隈の怖い話、不思議な話、都市伝説などなど、
そういった話が聞けるといったイベントになってます。なので一種の階段バーと言いますか。
人気イベントですね、週間曲がりは。
そこで百物語と名をつけてるだけあって、100人の怖い話をしてもらって、で我々も聞こうじゃないかみたいなイベントですよね。
なので我々も階段話というか怖い話を持ってかなきゃいけないですけどもねっていう。
何があるだろうかって感じですよね。
怖い映画なんだよ、たくさん見てるんですけどね。
だから怖いつながりであれば多分何でも本当はいいので、怖かった映画の話をして終わるとかでも全然いいとは思いますし、もしかしたらそういう話をするかもしれないですし、
本当にちょっと個人、僕だったり大石さんが経験した本当に怖い話をするのかもしれないですしという感じですよね。
そうですね、ありますよ。
僕もありますよみたいな僕はあるので、そういったお話をするかなみたいな感じかもしれないですね。
いろいろテーマは決まってるんですけど何とも緩い感じのイベントになっておりますっていうのがあるので、
でも週間曲がりという場所の空気感みたいなのとかは会場は違えど感じられるイベントにはなってるかなと思いますので、
どんな感じのお店なのか気になるみたいな方はちょっと足を運んでみてもいいのかもしれないですし、我々と喋りたいみたいな。
もしいるのであれば、いるのかわかりませんけどね、いるのであればお越しいただけたら、もしかしたらお話ししましょうみたいな感じでもできますし、
ぜひぜひイベントになってますので、京都でもおしゃれなところに多分あると思いますので、会場のホテルの外観を見ると、
おしゃれですよね。
おしゃれなので、ぜひぜひお時間合う方は遊びに来てくれたら嬉しいなと思います。
21:03
ここまでざっと喋りましたけども、そろそろ緊急トークみたいなのやっていこうかなと思うんですけども、
大井さん最近何かご覧になられましたか。
ちょっと今週見て話したいなって思った2作品ありまして、多分これマリアさんも見られてるんじゃないかなって思うんですけど、
まずあの、哀れみの三少、ヨルゴスランティモス監督の最新作、ご覧になられました?
はい、見ました見ました。
いかがでした?
いやー、戻ってきたなーっていう感じですよね。
ヨルゴスランティモスの不条理で笑っていいのかわからないようなおとぎ話きたなみたいな。
感じの映画院はなってましたね。
説明が大変難しい映画院になりました。
そうなんですよ。たぶん口で説明してもあんまり説明にならないというか。
そうですよね。そもそも形式がアンソロジーってやつですよね。3つ話があって。
それを同じ役者が演じていくっていう。
で、特にその3つの話に関連性というかつながりがあるわけでもなくていうか。
ただどこか通定するテーマ性はあるのか?みたいな。
テーマ性という意味ではすごくリンクしてるんだけど。
話のこの物語の登場人物と一緒に絡むみたいなことがあるわけではない。
そうですね。
唯一、またこれネタバレにならないと思うんで言いますけど。
最後のおじさんだけ一生目に戻ってきたなって感じはしましたけど。
ちょっとループ感が出てくる人がいますけども。
改めてエルゴスランティモス監督ってすごい支配というテーマを描き続ける人なんだなっていうのは見てて思ったところではあって。
僕特に一生目好きなんですけど。
一生目。
ジェシー・プレモンを演じるサラリーマンが上司というか社長ですよね。
会社の社長に完全に人生をコントロールされているっていう話ですよね。
ウィリアム・デフォーが演んでる社長に。
すべて完璧にコントロールされていて。
ある日そのとんでもない無理なんだ言われて俺は無理だってなって捨てられるっていう話になっちゃうんですけど。
そうなんですよ。
支配されることの窮屈さはまずあるじゃないですか。
ただそこから解放された時の不安の方がより不安感が強いっていう。
あの不条理感ってちょっとわかっちゃうなって気がして。
そうですよね。
支配されててすごい嫌だって思ってても実は案外安心してんじゃんみたいなところ痛いところついてくるみたいな。
24:01
支配の行動ってグロテスクだけどそこ結構安心しやすいポジションでもあるよねみたいな。
ありますよねっていう。
あれはなんか本当グロテスクなんですけどグッときちゃうというか。
あといちいちおかしみもたくさんあるというか笑っていいんだか悪いんだかわかんないところも面白くて。
部長が彼に贈る贈り物たちあるじゃないですか。
何あれっていう。
なんだったんでしょうねあれはっていう。
アイルトンセナのヘルメットとか。
アイルトンセナのテニスプレーヤーのボルトマッケンローの試合の時にぶっ壊したラケットみたいなとか。
なんでっていう。
なんなのそれはっていうそのおかしみとかも結構面白くて。
僕ね2話が好きですね。
なるほど。
妻が行方不明になってしまったってすごい悲しみに暮れてる男性がいるんですけど。
である日妻が救助されて戻ってくるんだけどその奥さんが別人じゃないかと夫はずっと疑っていて。
いよいよ本当その疑念を全くも晴らすなんていうかその疑念に囚われてしまって奥さんは何とか違うよって言ってあげたいんだけどみたいなことから始まるとんでもないことが起こっちゃうっていう話になりますけど。
いやーなんていうんだろうな。
人間誰しも変わってしまうものだと思うんだけどそれに適応できないというか。
拒否してしまうというある種のその。
わがままさみたいなのっていやなんか分かっちゃうよみたいなとこありませんかみたいな。
そうなんか彼はその奥さん新しく帰ってきた奥さんを支配しているように見えるじゃないですかすごい表面的に捉えると。
ただ彼は彼で過去に支配されているようにも見えるんですよね。
そうなんですよね。
だからやっぱそういうとこだから本当にあのときに言うと旦那さんのそのある種のそのある種の幼さみたいなところがまあ同じ一男性として本当にお前もそういうとこないかって言われてるような気がすごいしまして。
あーなるほど。
僕も最後とか最後もネタバレなんで何も言いませんけど完全にあれ、ネタバレになってないかちょっと不安ですけども完全にあれは幻想だろお前のっていう感じがしがましちゃったよ。
お前さーってすごい人だったなーというかそういうとこだぞってやっぱ言っちゃうよねっていうのもありますし。
あと展開的に大爆笑っていうかお前らそんなことやってたんかという意味でも大爆笑ポイントというか笑っていいのか笑っちゃいけないのかわかんないポイントがありますっていう。
そういう意味でちょっとやっぱインパクトがあったなーというのはありますね。
27:03
アメリカ映画で時々ああいうシーン見ますけどあれ本当にやってんのって結構思ってるんですけど。
ねえねえ。あ、あるんだそういうのって思いましたけど。
あれはあれとして扱っていいのかいっていう。
あるんだしかもそこがっつり出しますねみたいな。
映し出しますね映像でみたいなびっくりしましたけど。
本当に苦笑いですよねあれ本当に。
しかもそれを見ようって言ってる時になんていうんですかそのシチュエーションですよね。
それは確かに今じゃねえよみたいなタイミングで見始めるので、あのーみたいな感じでしたよね。
ただ本人はどうも切実な思いで見たがってるっていう。
なんかあれもこう肌から見てるとおかしいというかね。
おかしいですよね。
やっぱちょっとあれもあるし本当に大西さんが言ったように過酷にとらわれてるからといいますか。
やっぱそういうのに僕はちょっとこう食らっちゃうものがあるなっていうことをこんな映画ででも思うようになるわって感じですね。
いやーなんか2時間半で結構カロリー高めではあったんですけど面白かったですね。
しかも結構長い映画ですけど全然長く感じなかったんですけど。
分かります分かりますなんか短い映画3本見たというか。
あーまあそうですねそれもあるからだと思うんですけど。
なんかやっぱ話がこう展開していくしその舞台設定もまあすごくトッピーじゃないですか。
だから飽きないなっていう。
何を言ってるんだみたいな。
なんでそんなことがみたいなことが普通に起こるみたいな。
3話目とかそうでしたよね。
3話目はね。
えーみたいな。
本当に本当に。
そんなことがみたいな。からのあのオチですからね。
いやー。
とんでもねえなって思いましたけど。
もう意地悪だなあこの人はって思いましたね。
意地悪だなあと思いましたね。
あれだからえっと哀れなる者たちの撮影中に撮ってたらしいですもんね。
あーへー。
あーそうですか。
だからなんかその片手間でそのまあ結構被ってるじゃないですかキャストも。
まあそうですね被ってるんですよね。
なんかこうVFXの編集の待ち時間とかでちょっと余った時間とかができた時にじゃあもう映画撮っちゃうみたいな感じで撮ったっていうのがインタビューで書かれてましたけど。
まあでもなんか本当に好きなように撮ってるなと言うか。
まあそれができるのってまあ哀れなる者たちとあと女王陛下の時にっていう超大成功作をサーチライトピクチャーで撮ってるから余計にできることなんだろうと思うんですけど。
そうですね。
いやーブラーに乗ってますよ本当に。
あー。
面白かったです。
だからちょっと思ったのはあのアリアスターが某は恐れているを今年公開されたじゃないですか。
なんかあのテンションに近いなっていう感じというか。
あー確かにそうですね。
あの本当に撮りたいもの撮ったって感じというか。
哀れなる者たちとか女王陛下の時に見てわーすごい良かったって感じで見たらはい?みたいな。
30:03
そうそうそうそう。
元々こういう人だったよねみたいなというかね。
そう振り返れば確かにそういう映画を撮ってる人ではあるんですけど。
そうそう支配とかってか本当にこの人人間関係のことパワーゲームだと思ってるんだなっていうことに改めてこう気づきましたみたいなというか。
そうですね。
パワーゲームかなんかだと思ってるみたいな感じがねすごい。
だからそれをこう角度変えたら哀れなる者たちになるし女王陛下の時になるんだなっていう。
っていうそうそう。
だから本当に面白かったなーって一緒に見て面白かったし。
人には勧められんけどもみたいな。
そうそうそれですそれです。
本当お勧めはできないけど。
でも見て良かったですね。
確かにね本当に良かったですね。
あとなんかもう1作多分マリオさん見てるかなって思ってる作品がもう1作あって。
ベイビーワールド9でナイスデイズ。
はいはいはい見ました見ました。
見ました?
はい。
いかがでしたこちら。
えっとねなんて言ったらいいんだろう普通に面白かったんですけど。
あんまちょっと僕なんというか変な見方をちょっとしてしまっているところがあって。
ちょっと説明が難しいんですけど。
はいはいはい。
今回特に魅力としてこの作の魅力というかまあ敵ですよね。
うんうん。
池松壮介演じる冬村カエデ。
あーそうそうそう。
そう冬村カエデだったはず。
池松壮介演じる殺し屋の役ですよね。
うんうんうん。
が何とも言えない不憫かわいなんていうかすごい強いやつでしたけど、
すごい悲しいやつだったじゃないですか。
そうなんすよねー。
ずっとあれを見てなんというか好きなものという共通言語があるのに誰とも繋がれない人っているよなって思って。
うんうんうん。
なんか特にそれなんというか僕もそういう時があったし、
大学の時とかそんな別に映画とかアニメとか好きな人とそういうこうネットでの繋がりとかはまあありましたけど、
うんうんうん。
リアルでの繋がりみたいなのなかったので。
うん。
本当に孤独だったなというか、孤独というかだんだん孤高、自分の周りに孤高な雰囲気が漂ってくるんですよ。
ああー。
でもその好きなものに対しての一途さとかある種のストイックさとかがあるからそれでどんどん人生進めてられるんですけど、
うん。
けどなんか人との関わりとかどんどんなくなっていってなんかこの人誰も寄りついてこないみたいな人いるよなって思っちゃって。
うんうんうん。
なんかその悲しみというかはなんかそのシンプルにあのキャラクターの悲しみとかじゃない悲しさもあるけど、
そのオタク趣味とかの中でそういう人いるよなとか。
うんうんうん。
逆にもう煙たがられたりする人もいるじゃないかそういう人っていうのが。
うんうんうん。
のことを思い出してしまってこうなんとも。
33:01
で主人公の2人はちゃんとそのまあ好きなものという好きなものというかまあものも一緒でまあ共通言語まあ殺し屋というね。
うん。
共通言語があってでも2人はちゃんと仲良くやれててみたいの対比がなんというか厳しいと言いますかあの。
うんうんうん。
結構強烈にこう来るものがあると言いますかみたいなのをちょっと感じてしまってそうなんですよね。
だからなんというかこんな見方してるのはあんまりいない気がするんですけどなんか。
いやいやいや。
あのだからこの絵が言いたいこととしてあれかなオタクよりリアルを大切にしようみたいなことなのかなみたいなふうに思ったくらい。
いやーそうですよね。
そういうちょっと変な見方を僕はしました。
はい。
冬村楓ね切ないんですよねあいつ本当に。
本当に強いじゃないですか。
めちゃくちゃ強いですね。
めちゃくちゃストイックで本当に殺し屋に生き甲斐持ってる人だなって思うんだけど誰ともそれ共有できてないじゃないですか。
だからあの途中後半でちょっと仲間っぽいのできるじゃないですか。
はい。
あの仲間に話してる時のあのテンション感というか。
そうなんですよもう。
まあちょっとあれですけどあの映画界隈で例えるんだったら本数自慢から入るような感じですよね。
年間500本ぐらい見てますみたいなことを言うみたいな。
そうですね。
仕草でそれコミュニケーションではないんですよね自慢とかっていうのって。
なんか多分そのコミュニケーションになっていったらこれがマウントとかそう捉えられちゃうなっていうふうにだんだんわかってくるし僕らもそういう時期ありあったしっていう。
そうそうそう。通ってきてるんですけど。
あの瞬間の彼にとってはすごい素直でなんかもう犬が尻尾振ってるみたいな。
だからちょっとそういうところも含めてやっぱ昔の俺こんなんやったわみたいな思い出して嫌な気持ちになりますというか。
あのとかはやっぱってすごくそのだから本当この映画を見てすごい今回もアクションすごいですよねみたいな話とかが全然しなくなっちゃって僕の中で。
いやでもあのキャラクター作るのは本当にすごいと思いますしやっぱ最近の雪松聡介すごい役者だなっていう機会がやっぱ多くなってきたというか。
すごいなと思いましたね。
僕のお日様とかも見た後だったのでスケートもできればあんなに軽やかなダンスのアクションもできるわみたいなすごいなと思いましたし。
全然経路が違うじゃないですか。
肩や繊細で肩や劇場型みたいなすごいなと思いました。
なんか僕ちょっとだけ思ったのが役者同じだからっていうのもあるんですけど新仮面ライダーのドキュメンタリーやってたじゃないですか。
あれに対する本当に本人がやるアンチテーゼっぽく見えるなって気がちょっとして。
もう特にラストのあの殺人というかその2人の格闘シーンあれもちろんそのアクションなわけだから絶対そのどういうふうにそれを段取りがあるはずだと思うんですよ。
36:12
で新仮面ライダーってドキュメンタリーでずっと描かれてたのに庵野さんがそれが段取りっぽすぎて違うっていうのを永遠と言い続けるっていう話だと。
はいはい。
記憶してるんですけど。
ただベビュアリキュエルのラストシーンはあったとしてもいやでもこれはもうなんかちょっとサムライタイムスリッパーで山口さんがおっしゃってたことにすごい近いですけど。
いやこれは本物だよって言いたくなるぐらいの迫力というかがあってなんかアクションってまだまだできるじゃんってことをしっかり。
しかもまさに新仮面ライダーでそれをある種あの話ってそこのシーンを最後CGにするっていう非常に経験的なラストを迎えるっていうのが映画含めてドキュメンタリーの面白さなんですけど。
それに対するやっぱり違うじゃんっていうのを見せてきた感じもあってなんか池松さん本人にとってのリベンジでもあるのかなアクションというジャンルにおいてのっていう気もちょっとして。
確かにやっぱりちょっとそれは連想しました。
ですよね。
ちょっとやっぱりカタヤみたいなところがありましたよね。
でもなんかやっぱりそれだけではないものというかやっぱりキャラクターというものをそこにうまく馴染ませることというか。
その生きた形で描くことによってあるいは演じることによってその嘘が本当になる瞬間っていうのがしっかりあるなっていうのをなんかこの映画を見てやっぱ思わされる。
毎回VVRK見るたびに面白いって思うんですけどアクションに関しては。
本作はそういう文脈も含めてめちゃくちゃ楽しめたなっていう感じでしたね。
そうですね。
あとやっぱりちゃんとなんか話とかアクションがやっぱりシンクロしていく感じとかもすごいやっぱりあるじゃないですか。
ありますあります。
あの時あったアクションが最後とかそういう連動性とかもすごくよかったりとか。
あとその主人公と今回の敵の対比。
僕が言ったようなその2人と1人という対比とかっていうのもすごいなんか前作とかの戦ってた兄弟とかもまあなんというかナルトで言う逆だったかもしれないみたいな感じのやつですけど。
それとかもなんかすごいやっぱ連動性というかなんかこう物語のシーンを盛り上げるとかすごく上手いなと思って。
なかなかすげえわと思いながら見てましたね本当に。
そう。
面白かったです。
だから本当にこのシリーズはしっかりバトル漫画的というかバトルモノとしてずっと見てたくなる連載を追いたくなるような感じの作品で。
もっとなんかやっぱり今後も続いていってくれたら嬉しいなっていうのは思いましたね。
あとバトルモノあるあるですけどあの分かり合った頃、要は彼らとって戦闘ってコミュニケーションなんで。
分かり合えた頃にどっちかが死んでるっていう虚しさがあるっていう。
39:00
確かにそれは毎回悲しいな分かり合えたのに感じですね。
だって分かれた瞬間には死ぬんですよね。
分かり合えた瞬間に死にますっていう起きてるんですね。
バトルモノ特有のですけどね。
その切なさも含めてやっぱりこのシリーズは好きだなって思いましたね。
僕も今週しゃべりたかったのはその2本だったので僕もしゃべりきったのでいいなって感じなんですけど。
じゃあそのままお便りコーナーの方いきましょうか。
そうですね。
今回のお便りのテーマが人間が理由だというちょっとなんか広いやら狭いやらみたいなお題ですけども。
それでちょっとお便りを募集したんですけども。
ではちょっと読んでいきましょうかね。
僕からもいきますかね。
じゃあお願いします。
まずフリッパーさんからいただきました。
ビーガンズハム。
お便りが選ぶ基準としては職業が殺し屋的な作品は対象から外しました。
ニキン狩りは苦手な部類だけど話自体は面白くやはりフランスらしいおしゃれさがありますよね。
そんなことから人間を原料にしたハムの味に魅了された夫婦がバンバン殺してハムにしていく姿は私的には気持ちが悪くなることなく見られるギリギリでした。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
これご覧になられてます?
いや、見てないんですけど、一回多分前田さんが多分オープニングとかなんかで触れてた記憶がありますね。
確かに確かに。
そうなんだ、これも人間狩り映画かっていうか。
言われてみれば。
そうですね、人間狩ってハムの味にしてハムにしてるっていうとんでもない狩人ですよね。
フランス映画なんですね、しか見たことが。
そう、それ知らなかったですね。確かにヨーロッパ系なんだろうなと思ってましたけど。
なんかだんだんとその結局その狩っていく側の夫婦がハムの味に魅了されていくってあたりがちょっと面白いなと思って。
多分最初は恨みとかそういうところから入ってるはずなんですけど、そうじゃないところにだんだんその物語のエネルギーがシフトしていく感じというか。
そっちの話なんだってちょっと思って。
そうですね、今ちょっとポスターとか見てるんですけど、ポスターのキャッチコピー、人狩り行こうぜって言ってましたね。
人狩りは人です。
煽ってますね。
確かに人間狩り映画っぽい。
確かに。
確かにちゃんとなってるってことで、確かにこれは人間狩り映画なんだろうなっていうか見てないのでちょっと何も言えない、これ以上言えないのが申し訳ないんですけども。
気になってくわ、先に。
これも見たいですね。
そもそも人間狩り映画、フリパさんも苦手な部類って書かれてましたけど、見ます?
人間狩り映画って何だろうって考えてきましたけど、一歩曲げなきゃいけないから、分かんないですよ正直。
42:06
どういうのを人間狩りと捉えるのかっていうかね、それは後でお話ししますけど。
じゃあ次のお便りちょっと読ませていただきます。
無回転観覧車さんからで作品名がThe Hunt、まさしくって感じですね。
まさしくでないという感じですね。
とにかく面白いけど情報を入れないで見た方がいいと言われ、何の情報もなく鑑賞しました。
冒頭の悪趣味極まりない人間狩りゲームには思わず顔をしかめましたが、後半は主人公の熱いバトルアクションに興奮しながら鑑賞しましたとのことで。
こちらはご覧になってます。
これも見てないんですよね。
でも確かにこれ聞いたことあります。後半実はびっくりするというか、別の映画にジャンル転換するっていうのは、なんか僕も聞いたことがあるんですけど、僕見ててなくて。
そうだから多分きっとサプライズとかね、オーバーロードとかアビゲインとかそういう類の良いホラーアクション、ホラー映画とかスプラッターというか、そんな感じの映画なのかなっていうのはちょっと思ってたんですけど。
あとマリグナントみたいなそんな感じですよね。
ああそうですね、マリグナントとかそういう抜けの良いゲーションの高いホラー映画って言ったんですけど、なのかなーみたいなふうには思ってました。
ここに上がってる今の2本の中でも見てないので、やっぱ人間狩り映画見てないですよね。
たぶんですけど、割と僕自身はなんかあえて触れないというか、やっぱ見に行かない部類だなっていうのを改めて思ったんですよ。
あんまり見てないかなーっていうのはちょっとありますね。だから今回僕も作品1本あげますけど、ひねった感じってますか?
僕もそうです。無理矢理出しました。
無理矢理ひねったみたいな感じにはちょっとなってますね。
じゃあちょっと我々からも人間狩り映画出してみますか。
はい、じゃあちょっと僕からいきますけど、まあ人間狩りってなんやねんみたいなね、こうありましたけど、狩る側と狩られる側みたいなのがいて、狩られる側としてやっぱ一番でっかい獲物ってなんだろうなって思ったときに、そうだ大統領だって。
というわけで僕はビッグゲーム、大統領と少年ハンターという映画を持ってきましたっていう。
全く知らんです。
主演がサミュエル・エル・ジャクソン。
サミュエル・エル・ジャクソンが大統領。
彼を乗せたエアフォース1があるテロリストに狙われ、ミサイルで爆撃されてしまい、フィンランドの森の中で不時着してしまうんですけど。
その森にはテロリストがうようよいるわけですよ。
劇中に大統領狩りの始まりだみたいなこと言うやついましたけど、ビッグゲームって言ってました。
45:03
という感じで完全に人間狩りと言いますかね、一匹狙いのですけどね、これはね。
フィンランドの山の中とかね、分かんないじゃないですか、アメリカの大統領が。
確かに確かに。
その中で出会ったのが13歳くらいの少年ハンターと出会うんですね。
オスカリンっていう名前の少年と出会うんですけど。
はいはい、ポスターのイメージアートになってる彼ですね。
あ、そうですそうです。
彼は13歳で、ちょうど一人前のハンターとして認められるためのテストみたいなのを受けてるみたいな知りなんです。
はいはいはいはい。
けど彼、あんまりハンター向きじゃないと言いますか、弓も入ることができないみたいな。
で、お父さんからもちょっとこう、お父さんがすごい、自分と同い年で熊を飼ったことがあるみたいな。
すごい有名なハンターらしくて、余計にちょっとこう、彼のひけ目と言いますか、自分はできないみたいな、もんもんとした感じになるんですけど。
そんな少年と大統領が出会って、このピンチをどう切り抜けていくのかというような映画です。
なるほど。だから、飼られる側から、ある種族をどうサバイブしていくかっていう話。
そうそうですね。そういう話ですね。
で、話としては以上っていう感じなんで、特に触れることはないって言うとあれですけども。
抜けのいいアクション映画と言いますか、大味な。
80年代、90年代ぐらいでありそうだな、こんな感じのノリみたいな映画になってて。
で、時間も90分というタイトさで見れるので、実にちょうどいい映画っていう感じになってまして。
ちょっとね、大統領が飼られる映画多いじゃないですか。
多いですよね。
エンドオブホワイトハウスや、ホワイトハウスダウンや、みたいなのとか思い出したんで、この流れでこれだろうっていう。
今度やるシビルウォーとかもちょっとそれっぽい話らしいですもんね、見てる限り。
大統領狙うぞみたいな話。
ある意味人間狩りと言いますか。
というふうに思ったので、いかにも森の中で人を探して殺すぞっていう話なので。
ホワイトハウスで大統領殺すぞよりもハンター感と言いますか、人間狩り感も出るかなと思いました。
確かに暗殺じゃなくて狩りですもんね。
これはもう完全に狩りです。
狩りに来たやつを狩り返すって話ですもんね。
そうなんです。
なので今回はひねって、若干ひねってはいますけども、これでもだいぶひねりは抑えたほうですっていう感じですかね。
じゃあ大石さんの人間狩り映画は何ですか。
僕にとっての人間狩り映画はロストワールドジュラシックパーク2。
恐竜が人間を狩る。
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主語は恐竜です。
恐竜がですね。
人間が人間をじゃなくて。
しかも狩り映画は、そもそもジュラシックパーク1ってそんなに死人が出ないというか、パニックムービーの割には被害ってそんなに少ないんですよ。
プレイオープンみたいな感じ。
あくまで視察なんで。
それに対してロストワールドジュラシックパーク2って、もう一個あった島、恐竜が繁殖させたらもう一個ある島に人間たちが入っていくって話だと思うんですけど。
なので結構大勢がすごい勢いで狩られていくんですよ、恐竜たちに。
最初恐竜捕まえようとする話でしたね。
そうだから恐竜狩りに行く話ってもあるんですけど最初。
狩りに行く話だったんですよね。
狩るつもりが逆に狩られる側にみたいなって話でしたね。
そうですそうですそうです。
僕特に大好きなシーンが、ラプトルのいる草原を駆け抜けなきとヘリポートに行けないっていうシーンがあるんですけど。
一作目でもラプトルで相当怖い存在だと思うんですけど。
一作目のラプトルってどちらかというとホラーアイコンというか、ちょっとシャイニングニュークでジャック・ニコルソンみたいなキャラクターだと思うんですよ。
ただこのロストワールドジュラシックパーク2のラプトルってもっと狡猾で身軽で、どちらかというとエイリアンとかそっちの側に近いような感じ。
もう本当にこの草原のどこにいるかわかんなくて、結構狩られていくと人が倒れて尻尾がフルフルって浮かび上がるっていう。
あれが幼い時みたいなのにめちゃくちゃ怖くて。
怖かったなーって。
いやー、もし自分だったら絶対狩られてるなーみたいなこと思ったりとかして。
僕もそこで絶対死んでるなーって思いましたよ。
ロストワールドはスピルバーグが一番恐竜が人間を狩るとしたらどう狩るかっていうアイディアをこれでもかって詰め込んだ映画だなと思っているので。
T-REX2台、2匹のシーンも最高ですし。
あとロスに上陸するっていうT-REXが。
誰もが一度は夢みたいなやつですよね。
もう本当に始終最高だなっていうシーンに溢れてると思うので。
僕にとってのやっぱ人間狩り映画で最高点はこれだなっていう。
いやー、僕よりもひねってたっていう印象。
もはや人間を餌としか見てないですからね、これはね。
飼ってますけどっていう。飼ってるけどっていう。
やっぱ好きですね。
人間狩り映画、僕はロストワールドジェクトパック2をちょっと推したいですね。
ちょっと今山口さん入って来られましたので。
51:02
お疲れ様です。
すいません、仕事に待ちの時間があってお二人の会話を音だけ聞いてって流れだけ把握してる状態なんですけど。
ちょっと時間あんまないので体調に曲げていきたいと思うんですけど。
人間狩り映画、あんまデンクて考えた末に。
やっぱりそうですか。
ちょっとね、植人族とかプレデターとかなんかベタやなっていうのが浮かんじゃって。
ちょっとひねりたいなと思ってたら、ちょっともう主観でいこうかなと思いまして。
主観っていうのはファーストパーソンビューで。
一人称っていう軽側っていう意味で今回上げてみたいのが、
放題ハードコア、現代ハードコアヘンリーっていう映画なんですけど。
ゲームにおけるファーストパーソンシューティング、一人称視点でのシューティングゲームのような映画。
っていうのが7年ぐらい前かなにあったんですけど、僕これすごい好きだったんですけど。
まず映画って基本的に一人称じゃないじゃないですか。
多分それはストーリーテリングでめちゃめちゃ不便があるから、
多分そういう映画が過去に作られててうまくいかなかったっていうのが経緯としてあって、
基本映画って三人称で撮られるものっていうのがあると思うんですけど、
本作はファーストパーソンシューティングのゲームがいっぱいあるから、
それでやっちゃえと言わんばかりにやりきってるんですよね。
ただちゃんと人を殺す側の楽しさが満ち満ちた映画ではあるんですけど、
それだけじゃなくて、一人称であることをちゃんとストーリーテリングに生かしてる作品なんですよね。
要は主観っていうものは自分が何かっていうものを観客も観測してないんですよ。
っていうのが本作のストーリーの肝なんですけど、
それってゲームもそうというか、
ゲームって自分の主観として見ると自分が何者かって見えないわけじゃないですか。
それをあえて自分が何かっていうのを説明するっていうのをストーリーの中でやっていくっていう形なんですけど、
これあれですよね、インターネットミームの落ち着いて聞いてくださいって目覚めた人がお医者さんから言われてるメタリアソリッド5だったかな。
あれっぽい感じなんですよ。
だから君の名前教えてくれって入力して、そこが自分の名前入ったら登場人物が自分になるみたいな、
その主観であることを活かしてるじゃないですか。
本作は基本的には主人公ヘンリーって名前なんですよ。
ヘンリーって名前だけが存在してて、自分が何者かっていうのは見えない。
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ただ映像として映るのは自分が銃を持って手が出て敵を撃ち殺していってるとか、
手榴弾を投げて敵を吹き飛ばしてるとかっていう部分なんですよ。
本当に一人称視点でアクション、どんどん殺戮を繰り返していくんですけど、
自分が何者か分からないっていうのを見つけていくんですよね、そこで。
なるほど。
例えば会った人と会話していく中で自分っていうもののヒントを見つけていったりとか、
あとすごい肝になるのが鏡なんですよね。
鏡に自分が映ったっていうことで、
それで自分が何者かっていうものをちょっとだけヘンリーを確認するみたいなのがあったりとかっていうのがあって、
そういう面白さがあるんですけど、さらにこのゲーム的なアイディアを映画に見つめてるすごい良い展開があって、
ヘンリーっていうのは名前を代入した主人公キャラみたいな感じとして存在しているんですけど、
だって自分がヘンリーかどうかっていうのは人から言われないと分からないわけだから。
そこにヘンリーじゃない自分みたいなものが存在してるみたいな話になるんですよ。
これちょっとネタバレになるからすごい言いにくいんですけど。
だからゲームやっててプレイやって何回もやり直すわけじゃないですか。
そうじゃないクリアできなかった主人公は死んでるわけですよ。
その生き残った主人公と死んだ主人公の差みたいなのを描くんですよね。
なるほど。
その生き残った自分は何かっていうのがヘンリーって名前に象徴されていくんですけど、
だから本作放題がハードコアっていう、いかにもファーストパーソンの視点であることだけを抽出したアトラクション的な映画っぽくなってるんですけど、
ヘンリーっていう名前が代入されるっていうのがむちゃくちゃ大事なんですよね。
自分は名なしの自分が何者かも分からない存在なんかじゃなくて、
俺はヘンリーだっていうのをちゃんと握りしめないといけない作品なんで、
ハードコアヘンリーであるべきなんですよ本作は。
えー。
あーなるほど。
っていうね、見た目の痛快さというか、
人を殺していく快楽に乗って見ていくと実はストーリーにガツンとやられるっていう映画で、
僕はむちゃくちゃ好きな映画なんですけど。
ただね、1個酔うんですこの映画。
あーまあうん。酔いやすい視点ですよね。
せひょうでよく言われてたのが酔うっていうのはよく言われてて、
しかもこれゲームやったら自分がそのつもりで動かしてその通りに動くから、
一致するわけじゃないですか。
自分の認識と映像が合ってたら酔いって生じにくいと思うんですけど、
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映画って別に自分の意思で動いてくれるわけじゃないんで、
めちゃくちゃ多分振り回されるんですよね。
あー確かに。
多分苦手な人めっちゃ酔うんじゃないかなっていうのはあります。
うーん。
はい、でもちょっとハードコアヘンリーおすすめしたい1本かなと思います。
人間狩り映画家と言われるとちょっとこじつけかも。
っていう感じですね。
今回3人ともだいぶ苦戦してますね。
あるといえばあるんですけど、真正面から上げるべきかっていうところもありますし、
そもそもあんま見ないぶりだしっていう、この2パンチですよね。
そう、なんかこれ上げたらいいけど見てないみたいなのも結構あって。
そうです、それもちょっとありましたね。
今回それより上がった2本とか特にそうでしたね。
ちょっとフェアに自分が見た範囲で行きました今回は。
ではここからはテーマトークの話に入っていきたいかなと思います。