私は映画も好きなのですが、映画そのものより見た後にいろいろ考えるのが好きなので、自分の当初の考えと違う意見が結構な確率で出てくる当番組は、別視点で作品を再度見つめ直すことができます。
先日のイノセンス会も山口さんの話を聞いて、自分は人間側の立場でしか見てなかったんだなって膝を打ちました。
そういった気づきって他の番組ではなかなか味わえないんですよね。
月3回ほど映画の話ができる、聞けるチャンスがある場合もあり、本当にありがたいです。
健康的にも、今後のライフステージ的にも、無理しないペースで長く続けていただけたらと思います。
はい、ありがとうございます。
そうですね、元がこの番組って映画の話したすぎるバーから始まってて、
バーに来てもらえるようなきっかけになったらいいなっていうので始めたっていうのもあるので、
酒場で話している延長的なものは目指したいなっていうのがあって、今もそのつもりでやってはいるので、
そういうふうに捉えていただけてるんだとしたら嬉しいなっていうのもありますし、
逆にしっかり語ってるみたいに捉えられると本当に無理なんで。
無理です。
無理なんで、その温度感でキャッチしていただけてるととてもありがたいなと思ってます。
大阪の方のバーも来ていただいて本当にありがとうございます。いつも。今後ともよろしくお願いします。
はい、では次のお便り大石さんお願いします。
ナスナさんからいただきました。
店長メンバーの皆さん、こんばんは。横浜市のナスナと申します。
4月27日開催の映画バーに初めてお邪魔いたしました。
出迎えてくれた山口さんに、横浜から来たのですと図々しく主張したおかげで、
大阪京で満席にも関わらずカウンター席に座らせていただきました。
席を譲ってくださったお客様、本当にありがとうございました。
入れ替わり立ち替わり話し相手をしてくれた店長メンバーの皆様、
暖かく迎えてくださり本当に感謝です。
とても興奮し楽しい時間を過ごさせていただきました。
その間店長メンバーを独占してしまったので、他のお客さんには迷惑だったのではと思い反省もしています。
今度は恩返しの意味も含めて、他のお客様に優しく対応してあげたいと思います。
どうかこれからも無理せずに映画バーとポッドキャストを続けて、
私たち映画ファンを楽しませてください。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございましたじゃなかったですか。
本当だ。本当だ。
シームレスに。
すみません、普通に返しちゃいました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
私の大阪のバーにお越しいただいて、横浜から来たという風に、
ズーズーしくって書いていただいているんですけど、
むしろ言っていただけたおかげで、何としてでも入っていただかなければと。
そうですね。
勉強したっていうのすごい真面目だなと思って。
そうなんですよ、しかもそれが私が見る限りでは作品を通して、
本当に表面的な上辺だけの知識じゃなくて、
本当に理解をしようとされてるんだなっていうのが伝わってくるんですよね。
作品作りに対してものすごく誠実な人なんだろうなっていうのを、
作品を見ていつも思うんですけど、
だからなんか作品もそうですけど、監督のインタビュー、
映画監督のインタビューって映画作った時じゃないと、
パンフレットとかでしか読めないじゃないですか大体。
それが楽しみで、次はどんなことをテーマにしてくれるのかなっていうのがすごい楽しみです。
炎上って、炎上した人って基本ふてくされるじゃないですか。
ふてくされるというか、いきなり関係ないところからバカに殴られたみたいな感じで捉える人って多くて、
でもそこでもしかしたら自分の側に原因があったんじゃないかっていうところに
発想を呼ばせることができる人ってあんまりいないなって世の中見てて思うんですよね。
それで例えば自分と近い感性を持っている人、自分の身内、
だから自分を殴らない人に向けてだけ作品を作るっていうことも多分そこで選べたと思うんですよ、監督。
その界隈でだけやっていける人を目指すこともできたと思うんですけど、
そこで自分と違う人に向けて作品を作ろうとするっていうことを選べたってむちゃくちゃ勇気あるなと思って。
それだけで僕すごい高感度爆上がりですね、監督に対して。
しかもその当時というかその時、先生を流断捨てる回の作品が炎上したときに、
正直私もなんで炎上したのかなって最初わからなかったんですよ。
それぐらいちょっと複雑というか、作った側の意見を通すことができる余地も全然あると思うんですよ。
言い方が難しいんですけど、これはフィクションだからっていうところで。
ただやっぱりその実際の事件をモチーフにしているっていうところに対する責任だったりとか、
じゃあどうしてそれに反応する人がいるのかっていうところにやっぱ疑問とか関心を、
監督が持ったから私もそこに対して考えることができたので、それも含めてすごい面白いなと思って。
一緒にこの監督が何か作品を作るたびに、学んでいくものを一緒に見ていきたいっていうのがすごくあって。
この映画そんな真面目な映画じゃないと正直思ってるんですけど、
本当に意味がわかんないので。
なんかまあそもそも仏女って何よって話なんですけど、
ベースとしてリアルイベントがあったやつなんですよね。
仏女というリアルイベントを開催しますって言って、
そのイベントの趣旨としてはテレビ局っていわゆる心霊番組とか、
なんかそういうちょっとついてそうとか音量みたいなのがたまってそうなものが集まりやすいと。
というわけでテレビ東京主催なんですけど、
テレビ東京が61年目に向けて、
そういった邪気とかそういったものを払って、
次の61年目を迎えましょうみたいないうことをやるっていうイベントということで、
それの事前番組みたいなのがあって、
そこで仏女子っていうお祓いをやってくれる人の話が出たりとか、
あとなんでこのイベントやんのっていうことの趣旨説明みたいなことがあったりとかして、
実際に横浜の赤レンガ倉庫でイベントがあって、
配信もやってたので、
本編映像とかも当時どういう感じだったのかっていうのが見れるっていう感じ。
事後番組でその後にあったいろいろなことについてまとめましたんでどうぞみたいなっていうのが見れるんですけど、
その間にすごい何これみたいな映像ばっかり見せられたりとか、
主旨気持ち悪いっていう。
払ってるつもりなんか知らんけど、
でもやってることがチューニングを合わせに来させようとするというか、
映像をよく見ると不気味なんだけど何かがよくわからない、
映ってないようにしか見えないみたいなことがあるんですけど、
だんだん何かわかるようになってきたかもみたいな感じのものを見る側に植え付けてくるんですよね。
それがわかんないんですよね。
でも実際に映ってないし、でも映ってるようにも見えるなみたいな気のせいぐらいの感じなんですけど、
そういうのがちょっとずつ洗脳されていくみたいな、
別にそれがめちゃくちゃ大事になってるわけではないんだけど、
けどなんか嫌だなーみたいな気持ちになるみたいな、
ものが植え付けられた感がめっちゃ残るみたいな作品で、
嫌なこと考えますなーっていう感じというか、
テレビを使って実はめちゃくちゃ怖い何かが映り込んでてとか、
みたいな作品最近多いですけど、それが本物みたいな感じの人たちがやってる作品なので、
今一線でそれをやってる人の作品はやっぱり本当に怖いし不気味だし変だなっていうふうに思うような作品で、
やっぱすごく良かったですね。
なんかこの番組、フェイクドキュメンタリーホラー好きですよね。
一時期を境に。
皆さんが話題にしてくれたおかげで、僕もちょっとそういえばやってたなっていうので見たりとかするようになったので、
もちろん浜口隆介作品特有の会話のテンポ感とかその面白さもあり、
かつちょっとこれまでの浜口監督では見たことないような、
変わった画角からのショットだったりとかも結構たくさんあって、
なんかそういう意味でもすごい楽しかったんですけど、
多分おそらくご覧になる方いらっしゃると思うんでネタバレを控えつつ言うと、
テーマが結構良くて、
多分予告編とか見る限りだと都会vs田舎みたいなテーマ性なのかなっていう、
あるいは都会vs自然かもしれないですけど、
なんかそういうテーマがこう見え隠れするし、
実際そのこの悪は存在しないの前にギフトっていう石橋栄子さんが演奏されて、
その後ろでサイレントで流れてた映画っていうのがあって、
そのギフトの方でどっちかっていうとそっちがテーマだそうなんですけど、
悪は存在しないに関しては、
ちょっとそことも違うテーマに最後落ちていくところがちょっと面白いというか、
もうちょっと大きな射程、
人間の話をちょっと超える感じというか、
そこがねちょっと面白くて、
なんか似た感覚を覚えた映画で言うとラムとかがちょっと近い。
おー!
マジっすか?
はい。
ラム僕めちゃくちゃ好きなんですよね。
あ、だとしたら多分ですけど悪は存在しない。
凄まじくいいと思います。
いやーいいですよね。
こういう話かなって思ってたのが、
あ、なるほど。
いや、なるほど。
こう期待値上がりますね、それ。
そう、しかもなんていうかラムにもすごいテーマ性も結構似てるというか似てる気がして。
うんうんうん。
えー。
あーそっか、そこに行くんだっていうところが結構、
最後まで見てて、最後ほんとパンって終わるんで、
しばらく、あ終わったなーみたいな結構呆然と煙巻かれたような感覚になるんですけど、
見終わった後しばらくだんだんだんだん考えていくと、
あーそういうことかっていう風にどんどん後付けで意味が埋まっていくというか。
いやー。
濱口さんやっぱ上手いのが、要は意味が最初分かんないから意味分かんなかったので出てもいいんですけど、
絵とかその、やっぱ映画としての絵がとにかく強いというか上手いんで、
考えさせられちゃうんですよ、脳裏に焼き付け、焼き付いちゃって、その絵が。
うんうんうん。
いやーだから、何回でもやっぱなんていうかな、味わえる作品になってるし、
ちょっと忘れられない一本だなっていうぐらい強烈に残って、いやーすごいっすよ。
ははは。
はぁ。
断然期待値上がってきました。
ははは。
いやー、いやもう期待はしてたんですけど、似てる映画がラムだって言われてなんか、
はぁ?何?ってなってますけど今僕。期待してるけどなんかすごいなんか途端に不安になってきたなみたいな。
ははは。
本当に訳が分かんないもの見せられるんじゃないかっていう不安が、すんごいあるんですけど。
そう、結構尺度は短いんですけど、でもめちゃくちゃ内容詰まってるんで全然そんな気がしない。
いやもうなんか、こちとらね、ハッピーアワーとかでなんか5時間とか撮ってきてるからなんかすごい短く感じるんですけどみたいな感じですけど、はい。
で、エンゲージすると世界を革命する力が手に入るんです。
で、その世界を革命する力を手に入れるために、
生徒会のメンバーは戦うんですけど、
別にその生徒会とウテナは仲が悪いわけじゃないんですね。
ただ何かお互いの人生の中で対立することというか、何かを決めないといけないとなった時に、
決闘をするんです。
で、決闘をして勝った方が、アンシーとエンゲージする相手になるんですよ。
で、そのアンシーとエンゲージしてる人が決闘の常に舞台に立つ側になって、
それに対して決闘を挑んでいく側っていうものが決闘するっていうので話が進んでいくんですね。
何を言ってるか伝わらないですので。
基本的にメタファーで構成されてる話として捉えるのがいいんですけども、
まずアンシーはいわゆるトロフィーなんです。
何かを勝利することで達成しているトロフィーとしての扱いの女性っていうことになってるんですけど、
で、その世界を革命する力が何かっていうのは結局のところよくわからないんですよ。
ただその登場人物たちでその生徒会のメンバーが言ってる世界を革命する力っていうものを目指して競い合ってそこに挑んでいくんですけど、
ただその世界を革命する力という餌にすられてみんなが動かされているっていう状況自体が、
ある種の支配構造なんじゃないかっていうところにだんだん疑いが及んでいく話なんですね。
その学園自体がすごく箱庭的な世界なんですね。
この世界にはこの学園しかないような箱庭的世界の中でこの世界を革命する力にすられたって言っていいと思うんですけど、
それに引き寄せられた生徒たちが戦っていく。ただその戦いっていうのは結局誰の思惑で起こってるんですかねっていう話になっていくんです。
それってどこに実体があるのかなっていう話なんですけど、
そこにはアンシーっていう存在がトロフィーとしてのバラの花嫁と言われる存在なんですけど、
女性をトロフィー扱いするってなると当然フェミニズム的なテーマも入ってますし、
そういう過不調整的なものに対する問題提起っていうものも含まれてるんですよね。
この学校内における社会構造っていうものの中に生徒会っていう上位の立場で関わってるメンバーっていうものの、
権威主義的な構造時代がどうなのかっていうテーマも入ってたりで、
本当に一言で何て言ったら伝わるかわかんないんですけど、
ただそういう風なことが直接的には口で表現されないまま、
決闘というメタファーを通して描かれていくんですね。
これ3クールあるアニメで、1クール目と3クール目はエリートたちによって作られた構造っていうものに対して挑戦していくような話になるんですけど、
僕が一番好きなのは2クール目の黒バラ編って言われるタームの話なんですけど、
基本的にこれってエリートの話なんです。
世界を革命する力っていうのに挑戦する資格を得てる人間たちの話なんですけど、
2クール目で何者でもない人たちの話になっていくんです。
それはウテナの親友だけれども別に特別な才能がない親友の女の子であるとか、
あるいはこの当初単なるモブでしかないと思われてた女の子がその決闘の舞台に立てるようになる話があるんですよ。
それはその時だけ、その時に与えられた嘘の力でしかその舞台に立つことはできないんですけども、
そこでだけエリートに挑戦することができるんです。
そのここでだけ選ばれたものと立ち向かえるけれども、
持ってる力は仮初めでしかないっていうこの歪んだ状況を描き出していくのが、
その2クール目の黒バラ編っていう話なんですけど、
僕ここが大好きすぎてですね、
これ以上口で説明できないというか、
僕が噛み砕けてないからアレなんですけど、見てみないとわからない、本当に。
ただ見たら絶対何がしかの意見が出てくる話だと思うので、
もうね、とにかく誰か見てっていう。
誰か見てのためにここであげました。
少女学院メルテナ全39話見てくださいっていうです。
伝わらないですよね。
でもあれなんですね、
マール・ピング・ドラムとか、
ヒカルさん、サラ・ザンマイと結構僕の世代、
多分僕が見てた世代で思い出残ってるって作品あげる方が結構多い作品の撮られてる監督さんなので、
なるほど、それでその複雑なルール性かって今ちょっと理解できた気がします。
そうですね、マール・ピング・ドラムとかイエリック・マラシとかサラ・ザンマイとか、
多分その世界だけのルールが設定されてる話で、
そのルールを噛み砕くのに結構エネルギーがいるんですけど、
そのルールを噛み砕けたらもうそのどっぷり入れちゃう話でもあるんですよね。
なんかそれは結構ピング・ドラムとか好きな方は言ってましたね。
入りは大変なんだけど一回入っちゃえば後はすごいからって言って、
押されたことが何回かあります。
そうなんですよね。
ちょっともうその前衛舞台技術みたいな感じがある作劇なので、
そういうとこも含めて一度入っちゃえばズンズンいけちゃうんじゃないかなと思うので、
で、これ一応アメリカの映画です。
あー、なんか、はいはいはいはい。
たぶんね、知ってる人は知ってるんちゃうかなって思うんですけど、
ある都市伝説があるんですけど、
ファーゴって映画わかりますか?
見たことありますかね。
劇中、近海が隠されて、その近海を巡るクライムコメディみたいな話じゃないですか。
で、この映画の冒頭ってこれ実際に起こった話ですって出ると思うんですけど、
それを本当に信じて、その近海を探しに来た日本人が亡くなったっていう都市伝説があってですね。
実際にファーゴの場所で亡くなった女性の方がいて、
で、あるメディアがそういう報道したせいで、そういう都市伝説がついちゃったっていう話っぽいんですけど。
あのファーゴのあれ本当の事件です、あれっていうのを本当に信じ込んじゃった日本人女性が
本当にファーゴに近海を探しに行って、そこで亡くなったっていう。
なるほど。
っていう、そういう不思議なというか、そういう都市伝説があって。
それに着想を得た話ですね。
面白そう。
面白そうですね。
で、主人公が本当に25歳ぐらいの女性なんですけど、クミコという女性なんですけど、
本当に結構、前半日本が舞台なんですけどちゃんと。
結構日本の嫌なとこ全開な映画になってて。
いわゆる若い女性に対する日本の何とも言えない空気感。
会社では大荷物扱いされてたりとか、親からもなんかどうでもいいと思われてるというか、
あんた早く結婚ぐらいしなさいよみたいな言われ方をするとか。
でも本当に孤独を極めてる女性なんですよね。
で、ただそのファーゴというところ、ファーゴのビデオすり切れぐらい見てるんですけどその女性確か。
で、そこだけは本当だと思い込んで、アメリカに実際に行くっていう話なんですけど。
本当に辛い話にどんどんなっていくんですよね、正直。
本当に孤独で、誰もこの孤独っていうのを、なんか彼女の孤独を理解してもらえないまま、
この結末にたどり着いてしまうんだなっていうのがひたすら悲しくもあるし。
で、アメリカの舞台になるとちょっとだんだんファンタジーみたいになってくるというか、
主にビジュアル画なんですけど、赤い頭巾を被った赤頭巾みたいな風貌にだんだんなってくるんですよね。
映画のポスターとかのビジュアルとか見てるとそんな感じなんですけど。
だんだんそういうちょっと残酷なファンタジーものっぽさも出てきたりとかするし、
その中で言葉全然喋れないので、すごいいろいろ伝えたいことが伝えられなくてってなって、
どんどん余計に孤独を深めていったりとかしてしまうっていうのがまた切なかったりするっていう。
撃てな撃てなってなったけど。
僕本当は最後の方が良かったと思うんですよ。
だって何の基準点にもならないじゃないですか。
いきなりテレビシリーズのアニメとか言ったら。
もう何でもありなんやってなったから。
では、大石さんの見て欲しいものリスト。
どうしようかな。
なんかたくさんあるようで意外と難しいな。
特に真莉愛さんあんなにその映画勧められてどうしようかなって思ってるんですけど。
そうですね。
おそらくあんまり見られてない気がするけど、いいよっていう意味で、
ドゥニビルルーヴの複製された男ってご存知だったりします?
見てはないんですよね。
僕は見ました。
見ました。
見ました。
けど、ドゥニビルルーヴでもそこかいって感じがすごい。
僕一番最初に見たドゥニビルルーヴの作品あれなんですけど。
すごい。
面白いんですよというか、ちょっと変な映画なんですけどね、複製された男。
ジェイク・ジリエンホールが主役なんですけど、大学教員をやっていて、
大学教員をやった彼の元に通る知り合いから、お前映画出てたよなみたいな話が来るんですよ。
そんな覚えないけどなと思って、
友人から借りたDVDを見てみると、本当に自分通り2つのやつが演技してるんですよ。
で、はてこいつは誰だっていうのを追ってくっていう、よくある話とよくある話なんですが、
結構ね、この映画のある種その、ここで終わるの?ってところで終わるっていう、ちょっと変な終わり方をするところも結構この映画は特徴的ではあって。
落ちのあれね。
そう、落ちのあれ。
あれね。
あれね。
あれ、今、それはドゥーンのパート2とか、あとはそれ以外のドゥニビルヌーヴのブレードランナーでもいいですよとかを振り返ってみると、
あ、そういやこの人ずっとこのこと話してるなっていうことにちょっと気がつくというか。
なんかドゥニビルヌーヴ監督の根底にはこの呪いがあるんだろうなっていうのが、癖された男には詰まっていて。
あの当時は多分ちょっと読み取りづらかったんですけど、僕自身も。
ただなんかすごい映画、すごいわかりづらいけど面白い映画見たなって感覚だったんですけど、
今になって彼が結構メジャーになった上でもう一回あの作品のことを振り返ってみると、
あ、ずっとあのこと言ってんなっていうのがすごいわかりやすく出てくるので、
なんか今だからこそ意味を持って見れる映画かなっていう気がするっていうので、
あんまり多分ご覧になられてないし有名にもなってないとは思うんですけど、
ちょっとお勧めしたいなと。
特にズニビルルーヴ監督作品がなんかいいなって思われてて、
もしまだ見られてない方がいらっしゃったら、今このタイミングでぜひ見てほしいなとは思います。
名前はね聞いたことあるんですけど、見たことはなかったですね、タイミングもあって。
しかも結構難解ですよね、この映画。
めちゃくちゃ難解というか、モチーフとメタファーにあふれまくっちゃってちょっと難しいんですよね。