映画イベントのお知らせ
始まりました、映画の話したすぎるラジオ 第226回になります。この番組は、大阪で映画トークバイベント 映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。 マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
はい、初めにお知らせさせていただきますが、 昨年も開催しました映画紹介屋さんをJR大阪駅の六羽大阪で、今年も開催させていただきます。
日付が9月の6日土曜日と7日日曜日になってますので、 よかったらぜひ来ていただけたらと思います。
はい、では、近況の話をさせていただこうと思います。 マリオンさん、いかがされてました?
そうですね、こないだの金曜日に、 光小太郎さんのオリジンタビューに大石さんと一緒に出てきまして、
恐竜について喋ってきましたっていう。 めちゃくちゃ楽しかったですね。
そうですね、楽しみやらけてたらという感じなんですけど。 ただね、残念なことに録音が残ってないっていうね。
なので、ここで宣伝のしようがないっていう。 ただ喋って楽しかったねという覚えになってしまったんですけど。
残念。 いやでも、めちゃくちゃ濃い話しましたよね。
まず、光小太郎さんのオリジンタビューって何? っていう話ちょっと一応しとこうかなと思うんですけど。
これは本当に光小太郎さんって僕のずっとSNSでつながってる知り合いというか、 友達なんですけど、その人がインタビュアーになって、
その人が好きなものみたいなものの起源みたいなものを聞いて回るみたいな話を、 個人的にやっていたものを録音して、
今はポッドキャストとか形で配信をしてるっていう感じですね。 その中では、ジュラシックワールドもやってますし、
恐竜でやりませんか?みたいな打診を受けまして、 それだったら大井さんも出てほしいっすみたいな感じで。
僕も恐竜好きなんですけど、熱量が違うんですよね。 これはもう大井さんも出てもらわないと話にならないなっていう感じだったので、
2人で熱く恐竜の話をしたっていう感じですね。
ツイッターのスペースでやってたやつですよね。 そうですね。スペース上で喋ってるのを録音してっていう感じですね。
なので、そのスペースを生で聞いている方だけが、僕らの熱い映画トークを聞けたという感じなんですけど。
かといってね、トータル何時間ですか? 3時間以上は喋ってたので、誰が聞いとんねんという感じなんですけど。
ツイッターのスペースって、ログの音声取り出せるはずなんですよね。 確か。
この番組でも、スズメのとじまりを鑑賞直後に話した時あったじゃないですか。 あー、やりましたね。
あれって、個別録音とスペースから取り出した音声を合体させて作ってるんですよ。 ちょっと音が悪い部分があったんで。
複数音声を組み合わせて作ってたんですけど。 確かね、スペースって音源取り出せるはずなんですよ。
多分最初の設定の段階で録音許可してないといけないんじゃないですかね、おそらく。 あー、そういう。
そう、その録音が許可できてなくて、っていうのでちょっともう、このお話は文外不通になってしまったっていう。
そうですね、2時間ぐらい話したタイミングで小太郎さんから脱進かというか、そういう話になり。 申し訳ございませんっていうふうになりまして。
いい話したんだけどなー、もったいないなー、聞いてもらえないなー、もったいないなー、みたいなね。
僕はにわかに僕だけが楽しかったのではあって、すごい不安なんですけど。 いやいやいやいやいやいや。
大丈夫だったですかね。 いやもう僕もめちゃくちゃ楽しかったですし。
とりあえず小太郎さんに笑ってもらえたのは本当に良かったなと思ってます。 そうですよね、そうそうそう。
もういいんです、あの場の3人が楽しければ問題ないのでっていう感じですしね。
で、あれでしたね、あと小太郎さんが是非とも山口さんにもっていう話を。 あ、本当ですか。
はい、されてましたよ。 あーそれはそれは、何で出たらいいかちょっとわかんないですけど。
まあ、そもそもやっぱり今の映画バーというか、映画の話したすぎるラジオのやっぱりオリジンインタビューというか。
ラジオというか、ポッドキャスト自体は最初は山口さん一人でやられてたじゃないですか。
なんかその辺のなんかこう、起源じゃないですけど、みたいな、まあこのラジオ内でもね喋ってますけど、
なんか改めてそういうのを話してもらうとかでもいいんじゃないですかみたいなのをちょっと言いましたけどね。
うん、あー是非是非お呼びいただけたら。 いやもう僕もそれはちょっと山口さんともこう繋がっていただけたら僕はすごい嬉しいなって思いますし。
アニメ映画のレビュー
了解です。 で、ちょっと映画の話もちょっとしたいんですけども。
ちょっと新作の映画でちょっと2本、まちょっとまとめて喋りたいんですけど、
あの、チャオっていうアニメ映画と、ザ・スタマーあの夏っていうアニメ映画がありまして、
まあちょっと計らずもアニメを連続して見たっていう週だったんですけど、
なんかやっぱりアニメって奥が深いなーって思わされた2作だったので、ちょっとその話をしたいんですけど。
で、チャオに関してはちょっとなんというか、今なんていうんですかね、爆死みたいな。工業収入爆死みたいな。
ちょっとなんか悪い意味で話題になっちゃってるとこがあるんですけど。
で、まあ見たら、一般受けちょっとしにくいタイプの映画ではあったんですよね。
キャラクターデザインとかも、まあちょっとだいぶ癖があったりするし、話も、いや別に話が破綻してるとかいうわけではないんですけど、
なんかツッコミ誰もいないなーみたいなまま話がどんと進んでいくみたいな感覚。
ちょっとまあ振り落とされそうになるみたいな。作品ではあって。
なかなかこれはまあ難しいのかなーって思ったんですけど、
ただこれ、作ってるのがスタジオヨンドシーっていう、もうアニメ好きな方にとってはもうあのスタジオかって思うと思うんですけども、
まあそのスタジオヨンドシーがやってるだけやってもアニメ表現がすごいんですよね。
ヌルヌル動く、なんかアクロバティックなんですよね。
なんかもうその勢い任せのまま話進むというか。
で、ストーリーが人魚姫の話なんですよね。
で、なんか人魚のヒロインと人間の青年がカップルになるみたいな話になってて。
で、舞台がこれ中国なんですよね。上海かな?
そうなんだ。それも知らなかったです。
そこも知らないじゃないですか。えーってなって。
そこがちょっとだいぶ振り、ああそうなんだって思いながら見てて。
で、これ僕Xで見てて、ああなるほどなって思ったんですけど、舞台が中国で、で、こういうちょっともうかなりぶっ飛んでるみたいな。
けどそれがもうコメディ的で面白いみたいなのって、シャウシンチーの映画に近いんだなっていう。
はあー。
シャウシンチーのね、カンフーハッスルとか松林サッカーでもいいですけど、だいぶぶっ飛んではいるじゃないですか。
けど胸を熱くするものがあるみたいな、ハートフルであるみたいな。
チャオもそういう映画なんですよね。
ほうほう。
てかそろそろシャウシンチーも人魚姫って映画作ってますしみたいな。
あ、そうでしたね。はいはいはい。
なので、たぶんかなり意識してるのではないだろうかっていうふうには思いました。
いやでもこれはね、もう見てほしいです。もうめちゃくちゃ多分回数減らされてとんでもないことになると思うんですけど、いや見たほうがいいですよこれ。
うんうん。
すごいですよ。もうぶっ飛んでると思うので、説明ができないっすみたいなとこもありますけど、すごく神話通っていて、ハートフルな映画になってますので。
で、ザ・サマーアの夏に関しては、これ韓国のアニメ映画で、ハンジョンさんかな。
で今、ネットフリックスでちょうど長編のアニメ映画が公開されてるんですよね。
あの星で待ってるとかいうやつかな。っていうのでちょっと話題の人なんですけど、その人が手がけた映画で、元が文学作品、短編が原作、でレズビアンの2人の話なんですけど。
でこっちはちょっと、たぶん目指してるところは、新海誠という、雰囲気ちょっと新海誠っぽいポスタービジュアルしてるんですけど、夏の感じとか。
でもたぶんこれやりたいことはたぶん、山田尚子とかに近い。かなり繊細なアニメ表現でもって、繊細な物語を紡ぎ出したいっていう感じなのかな、とか思って。
劇中、腕時計の光が反射するみたいなシーンとかがあるんですけど、それなんか諸にリスターを置いてるからあったじゃないですか。反射する光に目が行ってしまうみたいな。
オマージュというか別にそういうわけではないんでしょうけど、ちょっとそういうのを見てるときは思い出しちゃうみたいな。
アニメ表現的にちょっと固い感じがまだ見受けられるみたいな感じがして、リスターを置いてるから、ちょっと繊細さを研ぎ澄ました大傑作なので、そこには迫るっていうのは難しいと思うんですけど。
なんかちょっとそれを見た上だとちょっと、うーんみたいな。アニメ表現的にはちょっとまだまだかなって思うんですけど。
ただ物語はすんごく繊細というか、ナレーションベースではあるんですけど、かなり深く説明はせずとも、なんかその時の出会えた喜びと、その二人がどうなっていくのかみたいなところまでをすごく丁寧に描いていて。
でまぁこれ、青春時代だけじゃなくて大人になってからの話もこれ、大人になってからの話の方が結構長い。
やっぱ大人になってからの揺れ動きみたいなのがかなりよくできてる。
すごくなんかね、やっぱ文学作品がベースっていうのもありますけど、なんかそこに対してなんか過度に説明的でもないっていう。
けど、その何とも言えないこう、気持ちのこう、わだかまりというか、こう、葛藤みたいなのはすごく丁寧に描いていて、これもね、なんか60分ぐらいの短い映画なんですけど、すごくいい映画でしたね、こちらも。
どっちも気になってはいたんですけど、こう、見に行く決め手にかけて自分の中で、ちょっとその行ききれなかったっていうので、タイミングを一視してしまったっていうのがあります。どっちとも。
そうですね。まぁちょっと、ザ・サマーの方も単館系、ミニシアター系でしか多分やってないので、なかなか見に行きづらいかもしれないんですけど。
いやでも、これもぜひ見てほしいなーっていう作品でしたね。
はい。今週はこんな感じです。
はい、大井さん、いかがされてました?
インサイドの感想
今週そうですね、劇場だともう課題作しか見れてない感じなんですけど、さっきまで配信でウィリアム・デフォーが主演のインサイドっていう作品を見てました。
ちょっとSNSで、まあ多分Netflixとかがそれこそ宣伝のためにいくつか流してて、トレーラーは見た覚えがあったんで、その、言語版というか海外版のトレーラー出たタイミングで。
ちょっと興味あるなと思って見たんですけど、ちょい難かったんですけど、まあ面白がれんこともないかなぐらいなバランスの作品だったなと思ってます。
で、お話しとしては、まあトレーラー見ると多分一目瞭然なんですけど、主人公はウィリアム・デフォーが演じてて、ほとんど劇中ウィリアム・デフォーしか出てこないんですけど、泥棒なんですよ。
まあ絵画泥棒というか、ネモっていう名前の絵画泥棒で、でニューヨークのマンハッタンのビルの上にあるペントハウスの中に、まあ貝が盗みに来るんですよね。
で盗みに来たら、警備の誤作動、まあ何人かチームでその犯罪を犯してたんですけど、外側で要は警備を飼いくるっていうかハックする担当の人のミスで閉じ込められてしまうと。
そのペントハウスの中に。で持ち主っていうのはどうやら多分1年かわかんないけど数ヶ月は帰ってこないような状況。
でもちろん食料もほとんどなければ、何か知らんけど水も止まるしみたいな状況になって、なんで大都会の中でサバイバルするっていう話になってくるんですけど。
なんかそう題材だけ見たら結構そのいわゆる極限環境ものっぽい題材を都会のペントハウスの中でやるっていう結構面白い試みかなと思ってたんですけど、
話見ていくとめちゃくちゃどっちかっていうとアート寄りな方に走っていくというか、その極限環境の中でウィリアム・デフォーが、どうやら昔その画家を目指したことはあるらしいんだけど、
結局いろいろな多分挫折を経て今海外泥棒に落ちてるっていう状況の人間で、その中でがもうどんどんどんどん追い詰められていく、綺麗な部屋の中でどんどん追い詰められていくんですけど、
追い詰められていく中で逆にアートに目覚めていくみたいな感じの作品になっていて、なんかそれこそラストとかちょっともう神話的でもあるようなエンディングを迎えるんですけど。
いやー結構、なんていうかな、変な作品だったんですけど、でもなんか見方によってはというか、アートを描くということとはどういう営みであるかみたいなこと。
あるいは、だんだんその閉じ込められている部屋がラスコーの洞窟なのかなみたいに見えてきちゃったりとかして、
なんかそういうある種アートの現象に戻っていくような話でもあるなーっていうのは見ながら思ったので、
なんかそういうアート、そしてまぁある種信仰っていうものもそこから生まれていくのかなっていうのも含めて、なんかいろいろ多分隠蔽というかメタファーが詰め込まれているような作品なので、
それこそあの近畿時報みたいに、明快じゃないけど考えたいなっていうものが好きな人というか、考察したいなっていう作品が好きな人には割とおすすめかもなーと思いました。
映画の視点の変化
うんうんうん。
いや全然知らんかったっすわ。
うんうんうん。
あー。
どっかの映画サインでって、そのトレーラーを多分偶然自分が見たので、そこでなんか知ってたってレベルだったんですけど、
ほんとにウィリアムでこう1人だけで持ってる映画とか1時間40分ぐらい、もうあの開演をずっと見れるってだけでもまぁ面白いんで。
うんうんうん。
ね、僕もこれ知ってはいたんですけど、ずっとユーネクストにあったんで見ようと思ってたんですけど、でまぁネットフリックスでね予約来たっていうので、
まぁやっぱりユーネクストよりネットフリックスに来た方がみんな見やすいかな。
そうっすよね。
だから話題になるよなーっていう感じはしましたね。
まぁちょっとまだ見てないので、あれなんですけど、だからもうほんとにあの未公開でめちゃくちゃいい映画ってたくさんあるんで、どんどんネットフリックスがピックアップしてくれりゃいいのにってちょっと思いましたね。
今回のちょっとインサイドでちょっとこうなんかこう、映画好きでおーって言ってる感じで見ると。
あーでもこれ多分劇場公開したら受けるの難かっただろうなーともめっちゃ思いますけどね。
うーん、そういうのありますよね。
役者いい、あ、有名な役者さん出てる見よう。面白いかーみたいなっていうやつね、まぁたまにありますからね、それをね。
本作はだから確かに劇場公開に踏み切れない気持ちもめっちゃわかるなと思いつつも、とはいえ一見の価値はあるぞみたいなバランスなので。
もちろんそういうのが映画館で流れてること、いいことではあるんですけどね。
いやーでも、あのー本当変わった映画を見たい方はぜひおすすめっていう感じです。
音楽と瀬浦の関係
はい、なるほど、こうしてこんな感じです。
はい、えー僕はですね、まずあのー、ちょっと前回のジャシックワールド回むちゃくちゃ反省してまして。
反省?
あのー、いくらなんでも言い過ぎだなって思って。
あーそうですか。
編集しながらまぁあのー、普段はね、ちょっと言い過ぎだなって部分カットしたりしてるんですけど、僕の発言ほぼ全部言い過ぎなんで、なくなるわと思ってカットできなかったんですよ、今回。
すごい。
なので、今回ちょっとあのー、まあそのー、責任を取るわけじゃないですけど、見直してきたんですよ。
あーなるほど。
あーそうなんですね。
はい、で今回は字幕版、前回吹き替えだったので字幕版を見てきたんですけど、まずあのー、字幕の方が話がわかりやすかったです。
あー、あ、そうだですね。
はい、あのー、なんか話がふわふわしてる分、字幕の端的な言い回しの方が理解がしやすかったのかなっていう感覚ですかね。
うんうんうん。
端的にバンってこう、数文字で言い切ってくれるから、あ、そういうこと、ここってこういうことだったみたいな、思ってたより飲み込めてなかったっていうのはありましたね。
うんうん。
で、あのー、前回言い過ぎた部分はちょっとあのー、振り返ってまいりました。
で、まずあのー、ティタノサウルスに感動するシーンなんですけど、一応、あのー、説明はありました。
うんうん。
説明はされてる。
うん。
ですけど、ただあのー、ちょっとそれが映画的必然性がちゃんとあるかと言われると、微妙かなっていう感じで、やっぱりその、ジアシックパークの感動と比べた時に、なんかそこまで必然性がないなって感じには見えるかなっていうのはありました。
一応説明はあるっちゃある。
うんうんうん。
ただ、その、なぞるために説明してる感じにはなってたかなっていうのはありましたね。
うーん。
で、あそこはもう少しセリフで、その部分をちゃんと言及した方が良かったかなと思います。ちょっと説明不足かなっていうのはありましたね。
あとあのー、家族チームとのチーム分岐号に関心を払ってるかどうかは、かなりふわっと流してました。
確かに。
見直したら。
うん。
あー。
かなりふわっとしてる。
うん。
関心があるような、ないようなっていう感じで、ここも、あの説明不足だと思います。
うん。
うん。
はい。で、あのー、あと、川の流れがどうこうって僕ちょっと言ったと思うんですけど、ここ明確に変わってて。
あ、ほんとですか。
あのー、その川のシーンの前半は、ほぼ清水なんですよ。
うん。
川の流れがあるのかどうかも分かんないぐらいの清水状態で、
で、ボートに乗った後、右方向に越えていくんですよね。
うん。
スクリーン右方向に向かって越えていくんですけど、それが、ボートがひっくり返った後、
今度は、そのー、画面で言うと左方向に、その瞬間から激流になってるんですよ。
はっはっはっはっはっ。
へー。
ふふっ。
で、それが起きるためには、まずその、そのボートをひっくり返したやつがいるわけじゃないですか。
うん。
うん。
そいつに追い抜かされてひっくり返された後、そいつと逆方向に流れるために、わざわざそのシーンに流れがついてるんだと思うんですよね。
うんうんうん。
そうじゃないと、そいつの横をくぐり抜けていくように流れていっちゃうことになるんで、
うん。
やっぱりあそこは、そのー、ボートとそのひっくり返したやつの位置関係が逆になってるか、川の流れが逆になってるか、しかも流れは明確に急に激流になるっていう、
すごい、はっつけてるような、前半と後半で別のシーンをはっつけてるようなシーンにはなってて、
うん。
あの、もうこれ完全に僕の推察なんですけど、
脚本でこういうことが起きるっていうことを過剰書きしていって、それを位置関係とか吟味せずに落とし込んでいったら、こうなっちゃったんじゃないかなっていうふうに見えました。
なるほど。
うん。
はい。あのー、僕はあそこすごい違和感あったんで、
うん。
あ、やっぱりそうだったっていうのは、なったんですけども、なんかわざわざこれを確認するために見に行ったの、ちょっとどうかと自分でも思ってますけど、はい。
あと、本作その、復活の大地、現代リバースですけど、やっぱりその、チタノサウルスに感動するところと、ラストで恐竜で綺麗に締めて、
あ、復活したんだなっていうのを示した方が良かったとは思います。
それだけでこの映画見え方全然違うかなっていうのを思ったのと、あとあの、お父さんが亡くなってた方がこれ話作りかなり綺麗だったんじゃないかなっていうふうに思いました。
なるほどね。
はい。
はい。っていうね、あの、詳しくは前回を聞いていただきたいんですけど、前回の僕はマジで酷いです。ほんとに。
いやー。
はい。
そう、すごいテンションでしたからね、2人ともね。
まあそうですね。
いやー。
いや、マジであの、マリオさんにキムズビデオの監督って言われて、確かにそうやなって思いました。
あの。
僕が言ったんだって。
いや、多分僕が。
大地さんが言いました。
自覚はありますっていう意味で。
そうそう。
まあまあ。
あとそうだ、僕ちょっと、ジュラシックワールド言い忘れてたことがあって、ちょっと一緒に言っていいですか。
はい。
映画音楽好きって言ってて、最近全然触れてないんですけど、
はい。
今回、アレキサンドル・デスプラが音楽やってるのめちゃくちゃ熱いんですけど、個人的には。
おー、な、熱い。
はいはいはい。
まあ、まず僕が一番好きな作曲家であるっていうのもあるんですけど、それがまず一個と。
で、ギャルス・エドワースとアレキサンドル・デスプラのコンビって、実は一回やりかけたんだけど、なくなっちゃったんですよ。
おお。
ローグワンで実はこのコンビになる予定だったんですけど、ローグワンって再撮影とかの関係があったじゃないですか。
その関係で結局マイケル・ジアッキーに変わってしまったっていう経緯があったんですけど、
なので、僕はずっとアレキサンドル・デスプラのスペース・オペラのスコアがずっと聞きたかったし、
ジョン・ウィリアムズ的なね、文脈でのスコアをずっと聞きたいなと思ってたんですけど、
それをようやく叶えてくれたっていう意味でめちゃくちゃ熱かったっていうのを喋り忘れていて、
まあちょっと差し込むちょっとあれがなかったんですけど、ちょっと。
隙間もなかったんで、もうちょっとここで触れときたいなって思っただけだったっていう感じですね。
はい。
なるほど。
あの喋りにそれ差し込むのちょっと差し込みにくいですよね。すいません。
いえいえ。
こちらも申し訳なかったです。
いえいえ。
いやーやっぱデスプラはいいですよーみたいな話がね。
ちょっとそんなことする空気じゃないなって思ったんで、別にいいんですけど。
でも確かに、なんかいつも他のジラシックシリーズって割とジョン・ウィリアムズの原曲に近いようなニュアンスで使ってたかなっていうイメージがあるんですけど、
この作は割と音楽結構オリジナリティあるというか、あんまりオリジナリティによらない形での作曲がされてたなと思うんで。
まあそうですね。
それは思いました。
こんだけ1作目なぞってるのに、音楽は意外となぞらないなっていう。
たぶん島の時のテーマが流れるぐらいだと思うんですよ。
ジラシックシリーズといえばこれみたいなやつは外す。そこは外さないけど、なんかベースのバリエーションとかはガンガン変えていくというか。
もちろんジョン・ウィリアムズが作った音楽をベースにしつつ、雰囲気というかテイストとかを。
それはこれまでのワールドシーズンの3作全部はマイケル・ジャッキーの方がやってたんで、それよりも全然素晴らしかったんですけど。
なんかよりデスプラらしいちょっと上品さもありつつ、ジョン・ウィリアムズ的なサウンドが聞けるという意味で、僕はすごくありがとうって感じだったんですけど。
映画音楽好きとしては結構ね、僕個人的には上がったっていう。
なるほどなー。
はありましたね。
なるほどなー。結構3社見てるとこ違いましたね、改めて。
そうですね。
まあそういうもんですよね。
なるほど。
すいません、差し込んでしまいました。
映画の感動体験
ちょっと他にもいろいろ見てて、軽く触っていこうと思うんですけど、まずシネヌーボーっていう大阪の映画館でバスター・キートンのアラムシャ・キートンを見てきました。
これシネヌーボーが定期的にやっているサイベント映画に伴奏をつけるっていう上映で、そのピアノ伴奏を活動されている鳥貝亮さんっていう方がピアノ伴奏される上映に行ってきたんですけど、
いや良かったですね。まずバスター・キートンの映画をちゃんと見たのが初めてだったんですけど、面白いですね。
この生演奏と映像が合致するっていうことの感動がすごくて、全然ずれないんですよね。
もちろんそこが腕なんだと思うんですけど、サイレント映画ってやっぱりほっとったらただ動いてるだけになるところを、エモーションを後付けしているっていう。
その後付けに何も違和感がなく、むしろもう完成されたものとして、今目の前で演奏してるっていうのがすごいことだなと思って、ちょっと機会があればまた行きたいなと思いましたね。
すごい行って良かったなと思いました。で、後、劇場版東京MER南海ミッションを見てきたんですけれども、かなり面白いです。かなり面白い。
で、テンコ盛りです。まず医療の話なのに、予告で見てご存知だと思うんですけど、火山噴火してるんですよね。だからもう災害レスキューと医療がごちゃ混ぜになってて、もうテンコ盛りです。もう要素盛り盛り、本当に。
すごいテンションの映画で、本当に見てて思うのは、実際にあんなことしちゃダメなんですよ。危なすぎる。綱渡りすぎるし、ちょっといくらなんでもこれはダメだって思うんですけど、ただそれが現実にあってほしいっていう、祈りの反転なんだなと思って。
もうみんなが力を合わせて危険を顧みず、自分をないがしろにしてでも、リタのために頑張るって。世の中がそうだったらいいのになっていう、実際の現実って悲しいこといっぱいありますけど、それに対してこうやって解決できたらいいのになっていう、祈りだなと思って。
実際にそれをやっちゃダメなんですけどね。ただ、フィクションだからそれがあっていいっていうのが結構感動もしましたし、良かったなと思って。あと、主役の鈴木良平さん、演技全員すごくて、医療現場なんで、特に車の中にオペの機能があって、移動先でオペをするっていうのがこのシリーズの肝みたいなんですね。全然知らなかったんですけど。
だからその災害レスキューの後に手術のシーンがあって、災害の時点でとんでもないテンションで進んでるのに、手術のシーンがさらにそれを上回るテンションなんですよ。これすごいなと思って。別にその映像的なすごいことが起きているわけではないじゃないですか。
ただそれを演技テンションと、とにかく巻きの編集カットでガンガン競ってくるんですよね。その医療用語とかをバンバン使いながら本当にそれが正しいのかどうかはもうわかんないんですけど、とにかく巻き下げられてテンションどんどん上がっていくんですよ。
で、それを演技している役者の皆さんすごい中で、やっぱり主役の鈴木良平さんの一極めだって異常なテンションの演技。ちょっと僕、鈴木良平さんって結構体作りですげーっていうイメージの方だったんですけど、演技でもとんでもないなと思いましたね。すごいですこれ。見て面白いってなるいい映画なんじゃないかなと思いましたね。
と、あと合間の時間に見れそうだったんで、この暗い水の底からという映画を見まして、鈴木浩二、中田秀夫のリングコンビの2001年ぐらいのホラー映画ですけど、離婚した女性が娘一人と一緒に新しい生活を始めたらそこで怪奇現象が起こるって話なんですけど、
僕は結構な傑作だと思って、ただあんまり秀夫は賛否結構入り混じってるんですけど、話の面白さの肝がホラーというよりは、離婚した一人側の女性が子供を連れて生きていこうとすることの大変さとホラーみたいなのが入り混じってる小技なんですよね。
そこの緊迫感がすごくて、怪奇現象そのものよりも社会の方が怖いってなるんですよね。むしろその怖さが常に良義的に描かれてるというか、むちゃくちゃ上手いなと僕は思ったんですね。
細かいところ上手いな上手いなって言い出すと結構喋れちゃうんで、もしよかったら見ていただけたらと思います。これは僕はいい映画だと思ってますっていう感じですね。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。