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2025-03-24 34:53

第204回(1) オープニング~めまい/Flow/映画ドラえもん のび太の絵世界物語 etc…~

ロングレッグス』の話をしました。

オープニングではメンバーの近況について話しています。

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日時:2025年3月29日(土) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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サマリー

第204回のエピソードでは、ヒッチコックの映画『めまい』や韓国映画『ケナは韓国が嫌いで』が話題となり、映画の魅力や時代を超えた影響について語られています。また、映画の視覚的な表現やストーリーテリングの技法も深く掘り下げられています。このエピソードでは映画『私たちは天国に行けないけど愛することはできる。』を通じて韓国の高校生の人生と友情が探求され、映画『フロー』が描く動物の世界と環境問題に共鳴するテーマについても語られています。さらに、映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』の美術史を背景にした新しい冒険の仕掛けが紹介されています。『ドラえもん のび太の絵世界物語』では、美術史と歴史ロマンがテーマとなり、過去に存在したかもしれない国や珍しい青い塗料が物語の鍵を握っています。また、伸田が描いたドラえもんの絵が重要な役割を果たし、感動的な結末に繋がります。

映画トークのオープニング
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ 第204回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント
映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。 私、映画の話したすぎるBAR店長のマリオンです。
大石です。よろしくお願いします。 よろしくお願いしまーす。
山口さんの方がですね、ちょっとお仕事の関係、 ちょっと遅れての参加になるということなので、まずちょっと近況トークの方を2人で先にやっていこうかなと思うんですけども。
じゃあ、大石さん、近況いかがでしたか? そうですね、最近仕事めちゃくちゃ忙しくてね。
忙しいですよね。僕も実はちょっと忙しいんですけど。 年度末ですしね。
ね、いやーねーって感じですけどね。 年度末というシステムを作った人に何か称えればいいと思ってますけど。
映画は全然見れてないんですよ。見たい映画がたくさんあったんですけど、それこそフローとかも見たかったんですけど、全然見に行けなくて。
一応旧作なんですけど、旧作も旧作というかもはや古典って言った方がいいような気がするんですけど、
ヒッチコックのめまいを見まして。 ご覧になられたことってあります?
恥ずかしながらヒッチコック1本も見にここまで来てしまいましたって感じなんですけど。 でもそうですよね。僕も初めて見たんですよ、ヒッチコック。
あ、そうだね。 そうなんですよ。ちょうど前回お話しした斉藤和彦先生の講演の中でヒッチコックが引き合いに出されていて、
メールゲージングの1本の例として、めまいっていうのはよく引用されますよって話があって。
で、ちょっと気になるから見てみようかなと思って見てみたんですけど、めちゃくちゃ面白かったです。
めっちゃ面白かった、ほんと。
舞台はサンフランシスコで、ある出来事をきっかけに高所恐怖症になってしまって、職を辞した刑事っていうのがいるんですよ。
男性なんですけど、その刑事が自分の友達の依頼で、自分の奥さんが最近霊に取り憑かれてるっぽいから調べてくれって言われるんですよ。
で、確かに実際微行してみると、なんか怪しい行動をとってるんですよね。
なんか突然誰かのお墓の前に行ったりとか、あとその人の、しかもそれがもうずいぶん前に、
てかずいぶん前っていうかもっと前かな。
そのサンフランシスコが始まったぐらいの時期に生きてた肖像画とかで残ってる人のお墓だったりして。
で、なんかその人の宝石をたどるみたいなことをずっとやってるんですよ。
で、なんかちょっと怪しいなと思って近づこうと思ってみると、もういなかったりとか。
あれ、俺が見てたのは何?霊なの?みたいな。
そういう感じでどんどんどんどんこう、惹かれていくんですよね。
なんていうか、自分の興味ももちろんあるし、実際は大美しい方なんで、恋愛感情もちょっとそこに芽生いつつっていう感じになっていくんですよ。
で、ある人のファンファタルモノでもあるんですよね、それっていうのが。
で、そこから刑事がその人にどんどん追っていくっていう中でどういう風に話が転がっていくのかっていう。
本当になんかノワールのお手本というか、教科書みたいな映画なんですけど。
これ見て思ったのが、あ、別れる決心ってこれが原作だったんだって思って。
へー、はいはいはい。
あの、展開がめちゃくちゃ別れる決心なんですよ。
えー、あー、そうなんですね。
そうそうそうそう。
あの、前半と後半の反転であるとか。
はいはい。
その、あることをきっかけにこう、まあ、なんていうかな、追ってく側が反転していく話とかになってるのはめちゃくちゃ別れる決心でそうじゃないですか。
はいはい、そうですね。
あ、だから、で、しかもそこにこう、なんていうか、エロティシズムみたいなものもあるんだけど、直接的にはあまり描かないってあたりもすごい別れる決心っぽい。
うーん。
し、その、まあ実際その斎藤彩子さんの講演の中でも、前半に関しては描かないメールゲージングだと。
すごく男性が理想化した女性の像を見ていると。
ただ、後半というかまあ特にラスト周辺に関しては、むしろ女性側から男性を求める。
女性が男性のことを理想化して見ていくような描写が出てくるんですよ、主体的に。
うーん、はいはいはい。
その辺もすごい別れる決心っぽいじゃないですか。
そうそうですね、うん。
そう、なので、なんか、ある種まあ、ヒッチコックってもよく映画の教科書とかって言われますけど、
まあいろいろなその撮影手法等々を含めて、あとストーリーテリングを含めて、なんか、今の映画にすごくつながっている。
今の映画でも、ずっと引用され続けているような、その撮影というか、映画の撮り方を知っている人なんだなあっていうのを見れたんで、
ちょっとヒッチコック、勉強してみようかなっていう。
勉強っていうか、もう普通に面白いんで、見てて。
韓国映画『ケナは韓国が嫌いで』の考察
なんかちょっといろいろ見てみようかななんて思ったり今してます。
ああ、なるほどな。
まあ、僕は一本も見てないんですけど、ヒッチコックを。
ただもうヒッチコックの影響を受けているであろうものはいっぱい、なんかもうすぐいっぱい見てしまっているんだろうなみたいな。
そうなんですよ。
感じなんですよね。
まあその本当別れる決心もそうだと思いますし、
まあなんかね、デパルマとかね、見たら、作品とか見たらそういうとこも絶対あるだろうし、
シャマランもそうかもしれないしみたいな。
確かに確かに。
なんか本当になんかすごいいろんなことをやり続けた人なんだなっていうのは、
まあもう知ってるよみたいな感じなのかもしれないですけど、
なんかでも改めてそこにこう触れるじゃないですけど、みたいなのがやっぱいいなあ、やっぱ僕も見なきゃなあみたいな、っていうふうに思いましたね。
でも本当なんかめちゃ面白いですよ、見てて。
うん。
うん、なんか引きの作り方というのか、その絵の結構とある場面とかは本当になんていうんだろう、2001年宇宙の旅みたいな瞬間があったりとか。
ええー?
あ、でもしかもこれこの時代にやってんだもんなとか思ったりとかしてたんで。
へー、いや気になるな。
いやー、あの古典に触れるっていうのもなかなかオツなものよのっていう。
本当ですよね、古典ね、触れなきゃねって。
なかなか触れる機会ないですからね。
ねー、本当、新作ばっか見てちゃダメだよ、本当、うーん。
やっぱ新作は新作は見るべきなんですよ。
そう、でもやっぱ新作見てるからこそ古典が楽しく見れるっていうのは間違いなくあるし。
まあそうですね。
そう、あと文学とかとか違って映画ってやっぱ終えるメディアだなって思って。
うん。
その原点たどりやすいじゃないですか。
うん、そうですね。
なんか文学とかだと最悪ギリシャ時代までいったじゃないですか。
そうですね、まあまあまあ。
なんかプラトンの話をちょっと読まなきゃわかんない引用とか。
難しいなーってなるんですよね。
あと聖書を読んでなきゃわかんない引用とかね。
なんかね、それはありますよね。
もちろん映画にもそういうところはもう深く掘ればあるわけですけど、
でもとはいえやっぱ映像的引用というか映画的引用って、
まあ終える範囲にあるんだなっていうのも思ったりして。
なんなら「ひちこくのうまい」とか一応カラーでトーキーですからね、言っても。
そうですね、全然敷居高くないというか、すぐアクセスできる作品ですよね。
そうそうそう、しかも今サブスクでより見やすくはなってるっていう。
うん、ちょっといいな、なんかお話聞いててすごく見たくなっちゃった。
ぜひぜひ。目前は「別れる決心を好きなマリオさんなら絶対好きだろうな」っていう。
いやもう本当にね、いいんすよ。
好きそうだなって思いました。
いいんすよ、もうカッコに縛られてて最高なんすよ主人公のケージが。
もうそういうの好きですっていう。
それに対して今の私を見てくれないのかっていう、その女性側のカットというかすれ違いというかね、最高なんすよ本当に。
最高ですね、いいですね。
ぜひぜひ。
ちょっと見てみます。
今週こんな感じです。
じゃあちょっと僕の方の話にしたいかなと思うんですけど、僕はちょっと新作3本ほど見てまして、
1本が前回山口さんが話した言ったら、「ケナは韓国が嫌いで」と、
もう1本韓国映画で、「私たちは天国に行けないけど愛することはできる」と、
あとちょっと大石さんもさっき触れられた「不老」を見てきました。
まず「ケナは韓国は嫌いで」なんですけど、結構ギリギリなバランスで成り立ってるっていう話されてたじゃないですか。
山口さんされてましたね、先週。
確かにな、なるほど言わんとすることがわかったというか、
いわゆる、そういう側面ももちろんあるんですけど、韓国という国のありようというか、なんとも息苦しいみたいな話。
だから、私は韓国じゃないニュージーランド飛ぶんだみたいな話。
で、そこがなんかちょっと嫌な感じ見えないかなみたいな、若干みたいなところがありったと思うんですけど、
結局これ、そんなふうには見えなくって、なんでかなって思ったとき、
たぶんこれ、私は最悪とかに近いタイプの映画なんじゃね?って僕は思ったんですけど、
結局、その韓国に生きる女性としての生きづらさとか、
韓国という国の現代社会のそもそもの窮屈さみたいなのももちろんあるんですけど、
結局、このケナという主人公のある種のモラトリアムみたいな話だったなって、トータル。
30代、ほんと30代ぐらい、30代になるかならないかぐらいの、ちょっと長いスパンの話にはなるので、
なので、なんかすごい、私は最悪的な30代モラトリアム映画館がやっぱあって、
最後の終わり方とかもすごいそんな感じちょっとしたし、
あとなんかその家庭で触れるものとかも確かにちょっと近いところがあったりみたいなのはあったかなと思ったので、
だからてっきり僕はなんかもうちょっとそういう82年生まれキムジウン、キムジウンだっけ?
そうですね、原作者が同じなんでした。
でしたっけ、うろ覚えですね、でもまあそういうちょっとあの韓国発信のフェミニズム文学みたいな、
まあその系、あの物語だと思うんですけど、なんかメインがちょっとそっちもやりつつ、
その鑑賞見終わった後の感覚はちょっとそっちの30代モラトリアム期の巡る話っぽく見えるみたいな。
なるほどなるほど。
というふうに僕はちょっと受け取りました。
なんでそのモラトリアムっぽく見えるバランスになるんですかね。
うーん、何だろうな、難しいんですけど、感覚でしかないんですけど、
なんか別にじゃあニュージーランドに行きました、でも人生ハッピーバラ色ですみたいな、そんなわけでも別にないっていうのと、
まあ確かにあの韓国に住んでる頃よりかはすごいあの気持ち穏やかというかまあなんかのびのびと暮らせているとこはもちろんあるんですけど、
なんか別にそんななんか、ニュージーランドはニュージーランドで別に大変なことあるしみたいな、
って話にもなってるし、
まああとそこの韓国でのその彼女のことを知ってる家族であったりとか、彼氏のことだったりとか、
もうまたなんかなんというかその、
なんて言ったらいいんだろう、
のこともまたちょっと思いながら見てるとちょっとこう、
なんだろ、難しいな、
なんかそこに対して唾をペッて吐きかけているような、映画でももちろんないから、その過去に残っている人たちのこともね。
つまりどちらかが正解でどちらかが不正解っていう、すごいはっきりとして微分化した分け方はしてなくて、
まあそうですね、それはしてないですね。
結果的にはそれぞれの選択があるよねっていうところにうまくバランスとして収めてるというか、
そういうところかなっていう、
でやっぱ彼女自身がどういう生き方を選んでいけるのかっていうところの話にやっぱなっていくんですよね。
そういった意味でもなんかいろんなことに、友達とワーキャー騒いだりとか、落ち込んだりとか、
あるちょっと出来事に遭遇したりとかみたいなのを含めて、
映画の核心
そういったことを含めていろいろ彼女内に今人生どうしていけばいいんだろうみたいなことをすごい考えてるみたいな映画だったなっていうふうに思って。
そういった結局人生について考える映画としてすごく成立というか切実というか。
そうですね、そういう話だと思います。
うん、なるほどな。それはなんか確かに良さそうですね。
うん。僕がちょっとなんかそう思ったっていう感じなんで、解釈全然違う可能性はあるんですけど。
僕はちょっとそういうふうに思ったっていう感じでしたね。
なるほどなるほど。
で、「私たちは天国に行けないけど愛することはできる。」っていう映画なんですけど、まずタイトル良くないですか?
うん、めっちゃいいですね。
素晴らしいなって、なんていい一文なんだろうって感じなんですけど。
で、舞台が1999年の韓国の高校生の話なんですよね。
で、テコンドーブに所属している主人公の女の子と、
その女の子のお母さんが少年院の先生をやっていて、
で、そこの仮出所というかのする女の子を住まわせたりとかみたいなことをするみたいなことをやってたりする。
で、そこで知り合った女の子と仲を深めていくっていう。
それがちょっともう結構、主人公テコンドーブに所属している主人公の恐怖が結構大変で、
いわゆる大罰が当然みたいな。
あー、時代的にもってことですね。
時代的に。
で、なおかつもうちょっとそのコーチもだいぶコーチという立場を利用して、女子生徒にみたいな。
わー、なるほど。
もう最悪なことをやってるみたいな感じの人で、
で、そんな中で結構、コーチの言うこと聞けなかったりする主人公だったので、
で、部員からみんなからいじめじゃないですけど、やれよやれよみたいなボコボコにされてたりみたいな。
そんな時に助けてくれたのが、実はその少年院の仮出所でやってきた女の子だったみたいな感じの出会いから始まって、
ちょっといつしか友情を超えた関係性にちょっとなっていくと。
感じなんですけど、ただ残酷にも、当時の韓国ではっていうのとか、
あとその、先ほどお話したテコンドーブのコーチとかの悪行みたいなのもあって、っていう話があって、
結構かなり彼女たちにとってシビアなものが、シビアな世界観というか、現実が浮き彫りになってくという話になってて。
やっぱ思い出したのは、ハチドリですかね。
あー、そうですよね、確かに。
多分年代的にもというか、ハチドリは確か中学生の女の子だったと思うので、
その子がちょうど高校時代になって、ちょっと年代ずれるのかもしれないですけど多少。
でもちょっと似た時代の時の話かなと思うので、
ちょっとその時に生きる韓国の少女たちのある種の生きづらさみたいなのを描いてるような話でもあるし、
社会に根強く残っている、そういう男尊女卑的なものであったりとか、
そもそもちょっとマイノリティに対しての考え方っていうのがまだ整ってないような時代に、
っていう話になるので、かなり結構辛い話になっていってしまうんだが、というのが、
ものができますかね。
まあ、ちょっとハチドリがあるので、ハチドリと比べるとだいぶちょっとフィクション感強いというか、
結構コテコテ感はある話ではあるんですが、
にしてもちょっとやっぱりちょっと彼女たちの置かれた状況とか考えたらやっぱり辛くて、
ちょっとやっぱり泣きそうになっちゃうし、
なんとか本当彼女たちに幸せになっていただけないからみたいな気持ちに見てる子もやっぱりなってしまうみたいな感じで、
本当ちょっと力強い一本だったなっていう感じでしたね。
なるほど。
フローの評価
最後フローなんですけど、
いや、これやばいですね。
おお、そうですか。
大傑作来たなっていうか、
それはちょっとアカデミションフローだなってなっちゃうぐらいちょっとすごかったです、これ。
へー。
正直予告とか見る限り、
ちょっとインディーゲームっぽいなって思ってました。
僕もインディーゲーム感だな、インディーゲームっぽいなっていう世界観のいい感じのね、オープンワールドチックなやつかなって思ったんですけど、
いやでもやっぱりちょっと偶然の一致なんでしょうけど、
たまたまなんですけど、結構野生の島のロズともテーマが結構かぶってるところあるんですよね、今回。
確かに、どちらも動物映画ではあるってところはまずありますしね。
そうそうそう、動物映画であり、ある種その中で描かれている環境問題語の話っていう感じも匂わされているだとか、
人間のいない世界の話というかね。
であったりとか、あとその中で種族も異なる動物たちが一つの船の中で何かをやっていくということみたいなのは、野生の島のロズの中でもそういうのが描かれているので、
ちょっと偶然なんですけど、ほんとたまたま似てて、
それをまたセリフなしで、泣き声は聞けますけど、動物の仕草であったりとか、泣き声であったりとか、みたいなことでストーリーを語っていくみたいなのが、まあちょっとすごいなって思っちゃいましたね。
年会の流れが全て見事。
ほうほうほうほうほう。
まあ、野生の島のロズってさっき言ったテーマ以外のものも含んでるんで、もっといっぱい詰め込まれてるものではあると思うんですけど、
その一部分をものすごく磨き上げて作ったら不老になるんだろうなっていうふうに思いましたね。
へー、なるほど。
確かにインディーゲーム感ありますけど、逆に何が悪いの?みたいな感じなんですよね。
はいはいはいはい。
良いぞ、これは、みたいな。
おおー、なるほどなるほど。
良いぞこれはこれで、みたいな感じでしたね。
うんうんうんうん。
確かに今の時流的にこう、3Dでマットな、というか2Dアニメっぽくやるみたいな。
うんうんうん。
こうマットな質感のものでやるみたいなのが結構時代の流れになってきてるじゃないですか、そもそも。
そうですね、もうスパイダーバース以降というか。
そうそうそう、スパイダーバース以降。野生の島のロズもそういうところがあったし、
フローもその流れの一個だと思うなーって思ったんですよね、まだ質感的に。
なるほどなるほど。
リアルなんだけど、よく見ると質感はちょっとマットだったり、ちょっと2Dの手描き感も残ってる。
けどその外の背景とかはめちゃくちゃ実写的。もう水の表現とか特にそうですけど。
あー、まあ確かにそうですね。
なるほど。
本当に今のアニメの流れ、映画の流れとめっちゃバッチリ合ってるし、そもそもみたいな。
そこは本当に合って。
なので別になんか、確かにゲームっぽさありますけど、
全然今それ、むしろその表現いいよねっていう感じになることの方が多いなって思ったんですよね。
本当にあれですよね、ゲームを作るためのブレンダーでソフトで作ってるんでしたよね。
そうなんですよね。いやちょっとブレンダーでここまでやるのやべえなって思いますけど。
まあそうですよね。
いやそうなんですよ。それがまずすごいっていう感じ。
それはできるのはわかるけどっていう。
やろうと思えばできるのかもしれないが、だからってやるかねみたいなレベルのクオリティの高さというか。
僕ちょっと見てないんですけど、たまたま見に行ったときにその前作のアウェイですかね。
あー確かに今やってますよね、最上映。
最上映やってるとこあると思うんですけど、横剣流れてたので見たんですよ。
初めてそのときにアウェイの映像を見て、え、ここからこうなるの?ってレベルの映像の進化にも大変驚いたっていう感じでしたね。
これはすげえなって思いました。最後まで見たらいろいろ考えさせられますんで、本当に。
どうやってストーリーテリングするんだろうってのもすごい気になりますし、鳴き声というか動物だけで。
そう、いろいろ意味こもってんなーって思いますよね。
最後そうやって終わるんだーとか思うとちょっといろいろ考えちゃうなーって。
見たいなー。
もうちょっと猫かね、かわいいしねーみたいな、もう見なくない?いいのよーみたいな。
リアルだなーって思いましたし、動物も。本当にちょっともう圧巻って感じでしたね。
なるほど。
これはすごかったですね。
ここはこんな感じでしたね。
ちょうど山口さんいらっしゃいました。
お疲れ様です。
じゃあちょっと来て早々なんですけど、近況を伺ってもいいですか?
ドラえもんの新作
ちょっと巻きでいきますね。僕はテーマ作以外だと、フローと映画ドラえもんのび太のエッセカイ物語と、劇場版もののけ第2章ひねずみを見てきました。
フローはね、僕そんなにピンとこなかったっていうのはありました。
本当ですか?あれ?
すごいんですけど、ストーリーがあると見るのか、それともストーリーがそんなにないものとして見るのかっていうのは、ちょっと僕は後者として見て。
もちろんあるんですよ。あるんですけど、そこはちょっともう合わんかなっていう感じではあったんですけど。
劇場版もののけは、前作も僕見てるんですけど、今回2作目で、もともと良かったんですけど、がぜん面白くなりました。
もともとちょっと江戸時代っぽい架空の日本っぽい世界を舞台にしてて、かつそこの王国がメイン舞台になってるんですけど、前作がそこに王国の中にいる個人の悲しみみたいなものにフィーチャーした話だったのが、今回その王国そのものの構造みたいなところに話がだんだんフォーカスが当たっていってるんですね。
で、あとその前作から続く関係性みたいなもの、個々人のキャラクター性とか関係性みたいなものが、前作の時点ではあんま見えてなかったものが、だんだん流度が上がっていくことで、意味合いが分かってくるというか、ちゃんと奥行きを持ったものとして話が見るようになってきてて。
めちゃくちゃ面白かったですね。2作目。1作目から輪をかけて面白くなったっていう感じかなと思います。ちょっとその1作目見といた方が多分面白いとは思うんですけど、2、3作目からでもいけるかなとは思いますね。
で、一番熱があるのがドラえもんなんですけど。
結構、今回すごいらしいみたいなだけ聞いてるんですけど。
で、去年も良かったんですよ。地球シンフォニーも良かったんですけど、今回も良くて、今回のテーマが美術なんですね。
で、前回が音楽だったんですよ。で、今回その美術をテーマにしてるんですけど、まずオープニングが、この世界の美術史における様々な名画の中にドラえもんたちが入ってそこを冒険するみたいな、そういうイメージの流れのシークエンスがオープニングに入ってるんですけど、もうそこだけでむちゃくちゃ良いんですよ。
ようの東西を問わずに様々な名画とドラえもんたちが、その絵の中に入った状態の画面が夢を叶えてドラえもんを背景に流れていくんですけど、それが良くて。
で、ラストがね、漫画のドラえもんでそのオープニングが締まるんですよ。
だからその美術史が連なっていく中の最後に、日本の美術のカルチャーの一つとしてそこに漫画が入り込むっていう。
そのちょっとメタなところも含めて、僕そこでもちょっと泣いてまして。
すげーなー。
ちょっとそれすごいですね。
で、今回がフィクションの舞台じゃなくて、実際の過去の歴史にあった中世ヨーロッパの、今はもう歴史に残ってない国を舞台にしてるんですけど。
結構、映画ドラえもんって、その有史以降の純粋な過去に冒険する話ってあんまりないんですよね。
そうですよね。
確かに確かにそうですね。
例えば過去に戻る時って恐竜時代とか石器時代とか、その人間の歴史の中に組み込まれてない時代に行くことが多かったり。
あるいはその中世を舞台にしてても、中世ファンタジー的な世界のものだったりとか、その過去そのものに行くことってあんまりないんですよね。
で、今回それをやってて、その藤子F・藤代先生の原作時代だと多分やったことないはずなんですよね。
ドラえもんの美術史
で、多分それってその歴史っていうものに対する捉え方の違いかなと思ってるんですけど、F先生はその歴史を描く時でも、SFのために歴史を使うんっていうふうに僕は受け取ってて。
で、本作はそのSF的な設定もその歴史を描くために使ってるかなっていうふうに見えてる部分があるんですけど、それがそのSF的な題材を借りなくても、その美術っていう歴史はずっと続いているわけですよ。
SF的なギミックとは関係なく、その歴史っていうものは連綿と続いてて、そのドラえもんたちのパワーとは関係のないしっかり繋がった縦軸があるっていうのが、やっぱそれってF先生が意外で来なかった部分かなって僕は思ってて。
ドラえもん以外だったらね、タイムパトロール本とかで、その純粋な過去にタイムスリップするって話は意外だったりはするんですけど、やっぱりドラえもんはSFというか、そのSFギミックを描く話なんですけど、やっぱり本作はその純粋な歴史ロマンなんですよね。
その歴史ロマンが何かっていうと、かつてあったかもしれないけど、今歴史に残っていない国があったかもしれないっていうところなんですけど、そこに注目しているっていうのがすごいいいなっていうのがあって、あとその物語を駆動させるエンジンみたいな要素として、
見つかった絵、現在歴史には残っていない国のものとして見つかった美術品、絵画があるんですけど、そこに使われている塗料、青い塗料が現代では表現できない塗料だっていうのがあって、それをちょっと探しに行くみたいな要素も入ってる話なんですけど、
それって中世時期の絵画の塗料とかの表現として、すごい史実に沿ってるというか、青い塗料って、例えばラピスラズリを砕いて塗料にしてたりとか、実際そういう非常に青の塗料自体が珍しいっていうのがあって、そこを実際にこの話のストーリーテーリングに組み込んでたりはしてるんですね。
そういうその美術史そのものに対する、なんていうか交渉のしっかりしてるっぷりというか、そういうところも含めてすごく出来が良くって、あとまあ起承転結みたいな部分も良いですし、
前年もその音楽をテーマにしてて、ドラえもんたちとは関係なく、この人類が紡いできた音楽史っていうものそのものがテーマになってたし、今年は人類史における美術史がテーマになってたりっていう、ちょっとね、今、映画ドラえもん延熟期やなって思ってるんですけど。
ただね、ちょっと一個だけ言いたいことがあるんですよ。その中世ヨーロッパにおいて非常に珍しかった青い塗料っていうのがその物語のキーになってるから、青っていうものがちょっと特別な意味合いを持った色として扱われてるんですよね。
はいはいはい。
青いものは特別なものとして扱われてるんですけど、じゃあドラえもんもっと特別なものとして扱うとダメだと思うんですよ。
それちょっと思いました。
確かにね。ドラえもん青のゴンゲですよね。
明らかにあの時代にあんな青いもの存在してないんですよね。
もっとそこフォーカスして、ちょっとそのドラえもんをよりちょっと神聖化されたものとして、ドラえもんがめちゃくちゃ青いからこそ起こせるんだっていう奇跡みたいなものを描くこともできたんじゃないかなと思うんですけど。
ちょっとそこ弱くて。
いやーちょっとそこもったいないんですけど。
あとあのもう1個挙げてくれたことあって、劇中で伸田がドラえもんを描いた絵っていうものが登場するんですよ。
はいはい。
で、その伸田のパパがその伸田に対して作中で絵を描く宿題が与えられてるから描いてるんですけど、
上手く描こうとするんじゃなくて本当に描きたいものを描かないとダメなんだよって言って、伸田のお父さん画家目指してたからちょっとそういうエピソードも入ってきてるんですけど、
その伸田が描いたドラえもんの絵っていうのがちょっとした物語のキーになっていくんですけどね。
なるほどなるほど。
もうね、その伸田が描いたドラえもんの絵がね、あんまりに伸田お前ドラえもんのこと好きすぎやろっていうのが詰まりすぎてて。
もう僕その絵を見てるだけで泣いてるんですよね。
あーなるほどな。
すごいんですよ、その伸田が描いたドラえもんの絵が。
本当にもうこの物語すべて、ラストのラストこの美術史をすべて総括するようなストーリーを描いた後に最後の締めが伸田が描いたドラえもんの絵なんですけど、
僕もそこの下りで号泣ですよ号泣。
あーなるほど。これすごいな。
いやー、なんというか圧倒的な作品クオリティみたいなものは去年の方がすごかったんですけど、
今年は手堅い作りの中でかなりレベルの高いことをやってるっていう、天才的な前作に比べて秀才としてやりきってる今作っていう感じで見てて、
すごい良いなと思ってるんですけど、前年本年と伸田が苦手なものに挑戦していくっていうストーリーが続いてるんですよね。音楽と技術っていう。
いつかね、体育テーマやってくれないかなってちょっと思ったんですけど、
伸田が最も苦手なもの、運動、スポーツ誌っていう人類におけるスポーツ誌っていうものを総括するような映画ドラえもんやってくれないかなって僕はちょっと思いました。
なんかそれやってくれたらもうなんか全国の体育嫌いの皆に捧ぐ系の映画になりそうですよね。
いやー、そしてスポーツ誌はまた闇もあるからなー。
いやー、描けること多いと思うんですけどね。
いやー、ドラえもんすごいな。まだまだ惚れるんだなっていうか、それが一つすごいですね。
ちょっと巻きで喋るために声もでっかくなって、なんかちょっと圧強くてすいません、なんか。
熱を伝わりました。
いえいえいえ。熱が本当に伝わって良かったです。
はい、すいません。そんな感じです。
はい、ではテーマトーク入っていきたいと思います。
34:53

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