映画紹介とイベントのお知らせ
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第226回になります。この番組は、大阪で映画トークバイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。マリオンです。大石です。よろしくお願いします。よろしくお願いします。お願いします。
はい、初めにお知らせさせていただきますが、昨年も開催しました映画紹介屋さんをJR大阪駅の六羽大阪で、今年も開催させていただきます。
日付が9月の6日土曜日と7日日曜日になってますので、よかったらぜひ来ていただけたらと思います。
はい、では、近況の話をやっていこうと思います。マリオンさん、いかがされてました?
そうですね、こないだの金曜日に、光小太郎さんのオリジンタビューに大石さんと一緒に出てきまして、恐竜について喋ってきましたっていう。
いやー、めちゃくちゃ楽しかったですね。
そうですね、楽しみやらけてたらという感じなんですけど。
ただね、残念なことに録音が残ってないっていうね。なので、ここで宣伝のしようがないっていう。
ただ喋って楽しかったねという思い出になってしまったんですけど。
残念。
いやでも、めちゃくちゃ濃い話しましたよね。
まず、光小太郎さんのオリジンタビューって何?っていう話ちょっと一応しとこうかなと思うんですけど。
これは本当に光小太郎さんって僕のずっとSNSでつながってる知り合いというか、友達なんですけど。
その人がインタビュアーになって、その人が好きなものみたいなものの期限みたいなものを聞いて回るみたいな話を、
個人的にやっていたものを録音して、今はポッドキャストとか形で配信をしてるっていう感じですね。
その中でジュラシックワールドもやってますし、恐竜でやりませんか?みたいな打診を受けまして。
それだったら大石さんも出てほしいっすみたいな感じで。
僕も恐竜好きなんですけど、熱量が違うんで。
これはもう大石さんも出てもらわないと話にならないなっていう感じだったので、
ちょっと2人で熱く恐竜の話をしたっていう感じですね。
Twitterのスペースでやってたやつですよね。
そうですね。スペース上で喋ってるのを録音してっていう感じですね。
なので、そのスペースを生で聞いている方だけが僕らの熱い映画トークを聞けたという感じなんですけど。
かといってね、トータル何時間ですか?
3時間以上は喋ってたので、誰が聞いとんねんという感じなんですけど。
Twitterのスペースってログの音声取り出せるはずなんですよね。
そうなんですか。
この番組でもスズメのとじまりを鑑賞直後に話した時あったじゃないですか。
やりましたね。
あれって個別録音とスペースから取り出した音声を合体させて作ってるんですよ。
ちょっと音が悪い部分があったんで、複数音声を組み合わせて作ってたんですけど。
確かね、スペースって音源取り出せるはずなんですよ。
多分最初の設定の段階で録音許可してないといけないんじゃないですかね、おそらく。
そういう。
その録音が許可できてなくてっていうので、このお話は文外不通になってしまったっていう。
2時間くらい話したタイミングで小太郎さんから脱進かというか、そういう話になり。
申し訳ございませんっていうふうになりまして。
いい話したんだけどな、もったいないな、聞いてもらえないな、もったいないな、みたいなね。
僕はにわかに僕だけが楽しかったのではってすごい不安なんですけど。
いえいえいえいえいえ。
大丈夫だったですかね。
僕もめちゃくちゃ楽しかったですし。
とりあえず小太郎さんに笑ってもらえたのは本当に良かったなと思ってます。
そうですよね。
もういいんです。あの場の3人が楽しければ問題ないのでっていう感じですしね。
で、あれでしたね、小太郎さんが是非とも山口さんにもっていう話を。
あ、本当ですか。
はい、されてましたよ。
ああ、それはそれは、何で出たらいいかちょっとわかんないですけど。
まあ、そもそもやっぱり今の映画バーというか、映画の話したすぎるラジオのオリジンインタビューというか。
ラジオというかポッドキャスト自体は最初は山口さん一人でやられてたじゃないですか。
はい。
その辺の起源じゃないですけど。
このラジオ内でも喋ってますけど、改めてそういうのを話してもらうとかでもいいんじゃないですかみたいなのはちょっと言いましたけどね。
ぜひぜひお呼びいただけたら。
僕もそれはちょっと山口さんとも繋がっていただけたら僕はすごい嬉しいなって思いますし。
了解です。
で、映画の話もちょっとしたいんですけども。
はい。
新作の映画でちょっと2本まとめて喋りたいんですけど。
チャオっていうアニメ映画とザ・スタマーあの夏っていうアニメ映画がありまして。
ちょっと計らずアニメを連続して見たっていう週だったんですけど。
なんかやっぱりアニメって奥が深いなって思わされた2作だったので、ちょっとその話をしたいんですけど。
はい。
で、チャオに関してはちょっとなんというか、今なんて言うんですかね。
爆死みたいな。工業収入爆死みたいな。
ちょっとなんか悪い意味で話題になっちゃってるとこがあるんですけど。
で、見たら一般受けちょっとしにくいタイプの映画ではあったんですよね。
キャラクターデザインとかもちょっとだいぶ癖があったりするし。
話も別に話が破綻してるとかいうわけではないんですけど、
ツッコミ誰もいないなーみたいなまま話がどんと進んでいくみたいな感覚。
ちょっと振り落とされそうになるみたいな。作品ではあって。
なかなかこれは難しいのかなーって思ったんですけど。
ただ作ってるのがスタジオヨンドシーっていう、
アニメ好きな方にとってはもうあのスタジオかって思うと思うんですけども。
そのスタジオヨンドシーがやってるだけやってもアニメ表現がすごいんですよね。
ヌルヌル動く、なんかアクロバティックなんですよね。
なんかもうその勢い任せのまま話進むというか。
ストーリーが人魚姫の話なんですよね。
人魚のヒロインと人間の青年がカップルになるみたいな話になってて。
舞台がこれ中国なんですよね。上海かな?
そうなんだ。それも知らなかったです。
そこも知らないじゃないですか。えーってなって。
そこがちょっとだいぶ振り、そうなんだって思いながら見てて。
これ僕Xで見てて、なるほどなって思ったんですけど、
舞台が中国で、こういうちょっともうかなりぶっ飛んでるみたいな。
けどそれがもうコメディ的で面白いみたいなのって、
シャウシンチーの映画に近いんだなっていう。
シャウシンチーのね、カンフーハッスルとか少林サッカーでもいいですけど、
だいぶぶっ飛んではいるじゃないですか。
けど胸を熱くするものがあるみたいな、ハートフルであるみたいな。
チャオもそういう映画なんですよね。
てかそろそろシャウシンチーも人魚姫って映画作ってますしみたいな。
あっ、そうでしたね。はいはいはい。
なので多分かなり意識してるのではないだろうかっていうふうには思いました。
いやでもこれはね、もう見てほしいです。
もうめちゃくちゃ多分回数減らされてとんでもないことになると思うんですけど、
いや見たほうがいいですよこれ。すごいですよ。
もうぶっ飛んでると思うので、説明ができないですみたいなとこもありますけど、
すごく神話通っていて、ハートフルな映画になってますので。
で、ザ・サマーあの夏に関しては、これ韓国のアニメ映画で、
ハンジョンさんかな。で今ネットフリックスでちょうど長編のアニメ映画が公開されてるんですよね。
あの星で待ってるとかいうやつかな。
っていうのはちょっと話題の人なんですけど、その人が手掛けた映画で、
元が文学作品、短編が原作、でレズビアンの2人の話なんですけど、
こっちはちょっと、多分目指してるところは、
深海誠という、雰囲気ちょっと深海誠っぽいポスタービジュアルしてるんですけど、
夏の感じとか。でも多分これやりたいことは多分山田尚子とかに近い。
かなり繊細なアニメ表現でもって、繊細な物語を紡ぎ出したいっていう感じなのかなとか思って。
劇中、腕時計の光が反射するみたいなシーンとかがあるんですけど、
それモロにリズと仰いとるからあったじゃないですか。反射する光に目が行ってしまうみたいな。
そこオマージュというか別にそういうわけではないんでしょうけど、
ちょっとそういうのを見てる時は思い出しちゃうみたいな。
アニメ表現的にちょっと固い感じがまだ見受けられるみたいな感じがして、
リズと仰いとるから、繊細さを研ぎ澄ました大傑作なので、
そこには迫るっていうのは難しいと思うんですけど、
それを見た上でアニメ表現的にはちょっとまだまだかなって思うんですけど。
ただ物語はすごく繊細というか、
ナレーションベースではあるんですけど、
かなり深く説明はせずとも、
その時の出会えた喜びと、
その二人がどうなっていくのかみたいなところまでをすごく丁寧に描いていて、
これ青春時代だけじゃなくて大人になってからの話もこれ、
大人からの話の方が結構長い。
大人になってからの揺れ動きみたいなのがかなりよくできてる。
すごく文学作品がベースっていうのもありますけど、
そこに対して過度に説明的でもないっていう、
なんとも言えない気持ちのわだかまりというか、
ショーン・ベイカーと新作映画
葛藤みたいなのはすごく丁寧に描いていて、
これも60分くらいの短い映画なんですけど、すごくいい映画でした。
どっちも気になってはいたんですけど、
見に行く決め手にかけて自分の中で、
ちょっと行ききれなかったっていうので、
タイミングを一視してしまったっていうのがあります。どっちとも。
そうですね。
まあちょっと、ザ・サマーの方も単館系、ミニシアター系でしか多分やってないので、
なかなか見に行きづらいかもしれないんですけど、
いやでもこれもぜひ見てほしいなっていう作品でしたね。
はい、今週はこんな感じです。
はい、大井さんいかがされていましたか?
今週、そうですね。劇場だともう課題作しか見れてない感じなんですけど、
さっきまで配信でウィリアム・デフォーが主演のインサイドっていう作品を見てました。
ちょっとSNSで、たぶんネットフリックスとかがそれこそ宣伝のためにいくつか流してて、
トレーラーは見た覚えがあったんで、
海外版のトレーラー出たタイミングで、ちょっと興味あるなと思って見たんですけど、
ちょい難かったんですけど、面白がれんこともないかなぐらいなバランスの作品だったなと思ってます。
お話しとしては、トレーラー見ると多分一目瞭然なんですけど、
主人公はウィリアム・デフォーが演じてて、ほとんど劇中ウィリアム・デフォーしか出てこないんですけど、
映画のレビューと評価
泥棒なんですよ。絵画泥棒というか、ネモっていう名前の絵画泥棒で、
ニューヨークのマンハッタンのビルの上にあるペントハウスの中に、絵画を盗みに来るんですよね。
盗みに来たら、警備の誤作動、何人かチームで犯罪を犯してたんですけど、
外側で警備を駆け抜くっていうか、ハックする担当の人のミスで閉じ込められてしまうと。
そのペントハウスの中に。持ち主っていうのはどうやら、多分1年か分かんないけど、数ヶ月は帰ってこないような状況。
で、もちろん食料もほとんどなければ、なんか知らんけど水も止まるしみたいな状況になって。
なので、大都会の中でサバイバルするっていう話になってくるんですけど。
題材だけ見たら結構、いわゆる極限環境ものっぽい題材を都会のペントハウスの中でやるっていう結構面白い試みかなと思ってたんですけど、
話見ていくと、めちゃくちゃどっちかっていうとアート寄りな方に走っていくというか。
極限環境の中でウィリアム・デフォーが、どうやら昔、その画家を目指したことはあるらしいんだけど、
結局いろいろな多分挫折を経て、今海外泥棒に落ちてるっていう状況の人間で、
その中でが、どんどんどんどん追い詰められていく、綺麗な部屋の中でどんどん追い詰められていくんですけど、
追い詰められていく中で、逆にアートに目覚めていくみたいな感じの作品になっていて。
なんかそれこそラストとかちょっともう神話的でもあるようなエンディングを迎えるんですけど。
いやー結構、なんていうかな、変な作品なんですけど、でもなんか見方によってはというか、
アートを描くということとはどういう営みであるかみたいなこと、
あるいはだんだんその閉じ込められている部屋がラスコーの洞窟なのかなみたいに見えてきちゃったりとかして、
なんかそういうある種アートの原初に戻っていくような話でもあるなーっていうのは見ながら思ったので、
なんかそういうアート、そしてまあある種信仰っていうものもそこから生まれていくのかなっていうのも含めて、
なんかいろいろ多分隠蔽というかメタファーが詰め込まれているような作品なので、
それこそあの近畿時報みたいに、明快じゃないけど考えたいなっていうものが好きな人というか、
考察したいなっていう作品が好きな人には割とおすすめかもなと思いました。
全然知らんかったですわ。
どっかの映画サインでってそのトレーラーを多分偶然自分が見たので、そこでなんか知ってたってレベルだったんですけど、
本当にウィリアムでこう一人だけで持ってる映画とか1時間40分ぐらい、
あの開演をずっと見れるってだけでもまあ面白いんで。
ショーン・ベイカーの作品
うんうんうん。僕もこれ知ってはいたんですけど、ずっとユーネクストにあったんで見ようと思ってたんですけど、
でまあネットフリックスでね予約来たっていうので、
まあやっぱりユーネクストよりネットフリックスに来たほうがみんな見やすいかな。
そうっすよね。
だから話題になるよなっていう感じはしましたね。
まあちょっとまだ見てないのであれなんですけど。
だからもう本当にあの未公開でめちゃくちゃいい映画ってたくさんあるんで、
どんどんネットフリックスがピックアップしてくれりゃいいのにってちょっと思いましたね。
今回ちょっとインサイドでちょっとこうなんかこう、
映画好きでおーって言ってる感じで見ると。
まあでもこれたぶん劇場公開したら受けるの難かっただろうなともめっちゃ思いますけどね。
そういうのありますよね。
役者いい、あ、有名な役者さん出てる見よう。
面白いかみたいなっていうやつね。
まあたまにありますからね。
本作はだから確かに劇場公開に踏み切れない気持ちもめっちゃわかるなと思いつつも、
とはいえ一見の価値はあるぞみたいなバランスなので、
もちろんそういうのが映画館で流れてることはいいことではあるんですけどね。
いやでもあの本当変わった映画を見たい方は是非おすすめっていう感じです。
はい。
こうしてこんな感じです。
僕はですね、まずあのちょっと前回のジャシックワールド回むちゃくちゃ反省してまして、
反省?
あのいくらなんでも言い過ぎだなって思って。
あーそうですか。
編集しながらまああの普段はねちょっと言い過ぎたなって部分カットしたりしてるんですけど、
僕の発言ほぼ全部言い過ぎなんでなくなるわと思ってカットできなかったんですよ。
すごい。
なので今回ちょっとあのまあその責任を取るわけじゃないですけど見直してきたんですよ。
あーなるほど。
そうなんですね。
はいで今回は字幕版、前回吹き替えだったので字幕版を見てきたんですけど、
まずあの字幕の方が話がわかりやすかったです。
あーそうなんですね。
はいあのなんか話がふわふわしてる分字幕の端的な言い回しの方が理解がしやすかったのかなっていう感覚ですかね。
うんうん。
端的にバンってこう数文字で言い切ってくれるからあそういうことここってこういうことだったみたいな。
思ってたより飲み込めてなかったっていうのはありましたね。
であの前回言い過ぎた部分はちょっとあの振り返ってまいりました。
でまずあのティタノサウルスに感動するシーンなんですけど、
一応あの説明はありました。
説明はされてるんですけど、
ただあのちょっとそれが映画的必然性がちゃんとあるかと言われると微妙かなっていう感じで、
やっぱりそのジェラシックパークの感動と比べた時に、
なんかそこまで必然性がないなって感じには見えるかなっていうのはありました。
一応説明はあるっちゃある。
ただそのなぞるために説明している感じにはなってたかなっていうのはありましたね。
であそこはもう少しセリフでその部分をちゃんと言及した方が良かったかなと思います。
ちょっと説明不足かなっていうのはありましたね。
あとあの家族チームとのチーム分岐後に関心を払ってるかどうかはかなりふわっと流してました。
見直したら。
かなりふわっとしてる。
関心があるようなないようなっていう感じで、
ここもあの説明不足だと思います。
であのあと川の流れがどうかって僕ちょっと言ったと思うんですけど、
ここ明確に変わってて。
本当ですか。
あのその川のシーンの前半はほぼ清水なんですよ。
川の流れがあるのかどうかもわかんないぐらいの清水状態で、
ボートに乗った後、右方向に漕いでいくんですよね。
スクリーン右方向に向かって漕いでいくんですけど、
それがボートがひっくり返った後、
今度はその画面でいうと左方向にその瞬間から激流になってるんですよ。
それが起きるためにはまずそのボートをひっくり返したやつがいるわけじゃないですか。
そいつに追い抜かされてひっくり返された後、
そいつと逆方向に流れるためにわざわざそのシーンに流れがついてるんだと思うんですよね。
そうじゃないとそいつの横をくぐり抜けていくように流れていっちゃうことになるんで、
やっぱりあそこはボートとひっくり返したやつの位置関係が逆になってるか、川の流れが逆になってるか、
しかも流れは明確に急に激流になるっていう、
すごい張り付けてるような、前半と後半で別のシーンを張り付けてるようなシーンにはなってて、
これ完全に僕の推察なんですけど、
脚本でこういうことが起きるっていうことを過剰書きしていって、
それを位置関係とか吟味せずに落とし込んでいったらこうなっちゃったんじゃないかなっていうふうに見えました。
なるほど。
僕はあそこすごい違和感あったんで、やっぱりそうだったっていうのはなったんですけども、
わざわざこれを確認するために見に行ったの、ちょっとどうかと自分でも思ってますけど。
あと本作、復活の大地、現代リバースですけど、やっぱりチタノサウルスに感動するところと、
ラストで恐竜で綺麗に締めて、復活したんだなっていうのを示した方が良かったとは思います。
それだけでこの映画見え方全然違うかなっていうのも思ったのと、
あとお父さんが亡くなってた方がこれ話作りかなり綺麗だったんじゃないかなっていうふうに思いました。
なるほどね。
詳しくは前回を聞いていただきたいんですけど、前回の僕はマジで酷いです。
すごいテンションでしたからね、2人ともね。
マリオさんにキムズビデオの監督って言われて確かにそうやわって思いました。
僕が言ったんだって。
僕が。
大地さんが言いました。
自覚はありますっていう意味で。
あとそうだ、僕ちょっとジュラシックワールド言い忘れたことがあって、ちょっと一緒に言っていいですか。
映画音楽好きって言ってて最近全然触れてないんですけど、
今回アレキサンドル・デスプラが音楽やってるのめちゃくちゃ熱いんですけど、個人的には。
まず僕が一番好きな作曲家であるっていうのもあるんですけど、それがまず1個と。
ギャルス・エドワースとアレキサンドル・デスプラのコンビって実は1回やりかけたんだけど、なくなっちゃったんですよ。
ローグワンで実はこのコンビになる予定だったんですけど、ローグワンって再撮影とかの関係があったじゃないですか。
その関係で結局マイケル・ジアキンに変わってしまったっていう経緯があったんですけど。
なので、僕はずっとアレキサンドル・デスプラのスペースオペラのスコアがずっと聞きたかったし、
ジョン・ウィリアムズ的な文脈でのスコアをずっと聞きたいなと思ってたんですけど、
それをようやく叶えてくれたっていう意味でめちゃくちゃ熱かったっていうのを喋り忘れていて、
差し込むあれがなかったんですけど、隙間もなかったんで、ここで触れときたいなって思っただけだったっていう感じですね。
なるほど。
音楽と作曲家の話
僕の喋りにそれ差し込むのちょっと差し込みにくいですよね。すいません。
こちらも申し訳なかったです。
いやー、やっぱデスプラはいいですよみたいな話がね。
そんなことする空気じゃないなって思ったんで、別にいいんですけど。
でも確かに、いつも他のジュラシックシリーズって割とジョン・ウィリアムズの原曲に近いようなニュアンスで使ってたかなっていうイメージがある。
この作は割と音楽結構オリジナリティあるというか、あんまりオリジナリティによらない形での作曲がされてたなと思うんで。
まあそうですね。
それは思いました。こんだけ1作目なぞってるのに、音楽は意外となぞらないなっていう。
たぶん島の時のテーマが流れるぐらいだと思うんですよ。
そうですね。ジュラシックシリーズといえばこれみたいなやつは外す。そこは外さないけど、ベースのバリエーションとかはガンガン変えていくというか。
もちろんジョン・ウィリアムズが作った音楽をベースにしつつ、雰囲気というかテイストとかを。
それはこれまでのワールドシーズンの3作全部はマイケル・ジャッキーの方がやってたんで、それよりも全然素晴らしかったんですけど、
なんかよりデスプラらしいちょっと上品さもあるつつ、ジョン・ウィリアムズ的なサウンドが聞けるという意味で、
僕はすごくね、ありがとうっていう感じだったんですけど、映画音楽好きとしては結構ね、僕個人的には上がったっていう。
なるほどなー。
はありましたね。
なるほどなー。
結構3社見てるとこ違いましたね、改めて。
まあそうですね。
まあそういうもんですよね。
そういうもんです。
なるほど。
すいません、差し込んでしまいました。
はい、ちょっと他にもいろいろ見てて、軽く触っていこうと思うんですけど、まずシネヌーボーっていう大阪の映画館でバスター・キートンのアラムシャ・キートンを見てきました。
これシネヌーボーが定期的にやっているサイレント映画に伴奏をつけるっていう上映で、そのピアノ伴奏を活動されている鳥貝亮さんっていう方がピアノ伴奏される上映に行ってきたんですけど、
いや良かったですね、まずバスター・キートンの映画をちゃんと見たのが初めてだったんですけど、面白いですねっていうのもあるし、
この生演奏と映像が合致するっていうことの感動がすごくて、全然ずれないんですよね。
もちろんそこが腕なんだと思うんですけど、サイレント映画ってやっぱりほっとったらただ動いてるだけになるところを、エモーションを後付けしているっていう、その後付けに何も違和感がなく、むしろ完成されたものとして今目の前で演奏してるっていうのがすごいことだなと思って、
ちょっと機会があればまた行きたいなと思いましたね。すごい行って良かったなと思いました。
で、あと劇場版東京MER南海ミッションを見てきたんですけれども、かなり面白いです。かなり面白い。
てんこ盛りです。まず医療の話なのに、予告で見てご存知だと思うんですけど、火山噴火してるんですよね。
だから、災害レスキューと医療がごちゃ混ぜになってて、てんこ盛りです。要素盛り盛り、本当に。
すごいテンションの映画で、本当に見てて思うのは、実際にあんなことしちゃダメなんですよ。危なすぎる。
綱渡りすぎるし、ちょっといくらなんでもこれはダメだって思うんですけど、ただそれが現実にあってほしいっていう、祈りの反転なんだなと思って。
みんなが力を合わせて危険を顧みず、自分をないがしろにしてでも、リタのために頑張るって。
世の中がそうだったらいいのになっていう、実際の現実って悲しいこといっぱいありますけど、それに対してこうやって解決できたらいいのになっていう、祈りだなと思って。
実際にそれをやっちゃダメなんですけどね。ただ、フィクションだからそれがあっていいっていうのが結構感動もしましたし、良かったなと思って。
あと、主役の鈴木良平さん、演技全員すごくて、医療現場なんで、特に車の中にオペの機能があって、移動先でオペをするっていうのがこのシリーズの肝みたいなんですね。
全然知らなかったんですけど。だからその災害レスキューの後に手術のシーンがあって、災害の時点でとんでもないテンションで進んでるのに、手術のシーンがさらにそれを上回るテンションなんですよ。
これすごいなと思って、別に映像的なすごいことが起きているわけではないじゃないですか。ただそれを演技テンションと、とにかく巻きの編集カットでガンガン競ってくるんですよね。
で、その医療用語とかをバンバン使いながら本当にそれが正しいのかどうかはもうわかんないんですけど、とにかく巻き下げられてテンションどんどん上がっていくんですよ。で、それを演技している役者の皆さんすごい中で、やっぱり主役の鈴木良平さんの、もう一極めだって異常なテンションの演技。
ちょっと僕、鈴木良平さんって結構体作りですげーっていうイメージの方だったんですけど、演技でもとんでもないなと思いましたね。すごいですこれ。見て面白いってなるいい映画なんじゃないかなと思いましたね。
はい。と、あと合間の時間に見れそうだったんで、「ほの暗い水の底から」という映画を見まして、鈴木浩二・中田秀夫のリングコンビの2001年ぐらいのホラー映画ですけど、離婚した女性が娘一人と一緒に新しい生活を始めたらそこで怪奇現象が起こるって話なんですけど、
僕は結構な傑作だと思って、ただあんまり秀夫は賛否結構入り混じってるんですけど、話の面白さの肝がホラーというよりは離婚した一人側の女性が子供を連れて生きていこうとすることの大変さとホラーみたいなのが入り混じってる小技なんですよね。
そこの緊迫感がすごくて、怪奇現象そのものよりも社会の方が怖いってなるんですよね。むしろその怖さが常に良義的に描かれてるというか、むちゃくちゃ上手いなと僕は思ったんですね。
細かいところ上手いな上手いなって言い出すと結構喋れちゃうんで、もしよかったら見ていただけたらと思います。これは僕はいい映画だと思ってますっていう感じですね。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。