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今日のテーマトークは、「ミッション・インポッシブル・デッドレコニング PART ONE」です。
はい、ではマリオさん、解説お願いできますか。
はい、映画ドットコムから解説読ませていただきます。
トム・クルーズの代名詞で世界的人気を誇るスパイアクション、ミッション・インポッシブルシリーズの第7作、シリーズ初の2部作となり、イーサンハントの過去から現在までの旅路の果てに待ち受ける運命を描く。
タイトルのデッドレコニングは、推定広報の意味で、航行した経路や進んだ距離、起点、変流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報を基にして行う広報のことを指す。
IMFのエージェントイーサンハントに新たなミッションが課される。それは、全人類を脅かす新兵器を悪の手に渡る前に見つけ出すというものだった。
しかし、そんなイーサンにIMF所属以前の彼の過去を知るある男が迫り、世界各地で命を懸けた攻防を繰り広げることになる。
今回のミッションはいかなる犠牲を払ってでも達成せねばならず、イーサンは仲間のためにも決断を迫られることになる。
シリーズを通して数々の命懸けのスタントをこなしてきたトム・クルーズは、今作ではノルウェーの山々に囲まれた断崖絶壁からバイクで空中にダイブするアクションシーンを披露。
共演はサイモンペック、レベッカ・ファーガソン、ビング・レイムス、パネッサ・カーヴィーらに加え、第1作に登場したユージン・キットリッチ役のエンディ・チェーニーもカムバック。
キャプテンアメリカシリーズのヘイディ・アトベル、人気刑事ドラマNYPDブルーのイーサン・モラレス、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズのポム・クレメンティフらが新たに参加した。
監督脚本はミッション・インポッシブル、ローグネーション以降のシリーズを出かけているクリス・フォア・マッカリー。
話まじ何もなくてびっくりっていう感じなんですけど、話何もないのにめっちゃおもろいなっていう。なんかすごいな、これなんか研ぎ澄まされた映画って感じしますよねみたいな感じはすごくしましたね。
もうなんかもう話自体がマクガフィンってそんなのある?みたいなっていう。
話自体がマクガフィンとはっていうちょっと驚きにちょっとねびっくりしまして。
構成自体が面白いし、あとはからずも今回の敵と言いますかっていうので、はからずもいろいろこう言い当ててる部分ってあったりもするよなとかも思ったりとかもしましたし、いろいろね。
アクションはもう当然のごとくね、相変わらず訳分からんことやってるなっていう、本当にすげーはトム・クルーズっていう一言に尽きるような映画ですごく楽しかったです。
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おじさんいかがでした?
一応前回も簡単にお話をしたんですけど、まあ面白かったですねやっぱ。
なんだろう、トム・クルーズが走るだけで人って感動すんだなと思って。
今作めちゃくちゃ走るじゃないですか、Eさん。
これでもかってぐらいに走るじゃないですか。
中盤以降、最初もうちょっと笑いながらというか、出た出たぐらいな感じで思ってたんですけど、
なんか走る姿にちょっと泣けてきちゃって、っていうぐらいもうめちゃくちゃ楽しかったですね。
で、あと結構スパイモの、例えば007シリーズもそうですけど、割とシリアス路線に走りがちなものが最近多かったかなと思う一方で、
本作めちゃくちゃコメディじゃないですか。
しかもミッション・インポッシブルっていう結構そのど真ん中のスパイモのど真ん中シリーズでしっかりコメディをやる。
だけどアクションは本物でもあるっていう。
そのバランスを成り立たされているのが本当にすごいなと思って、ちょっと本当、トム・クルーズあんた本当すげーよって思いましたね。
もう本当にトム・クルーズすごいよしかないです。
僕はですね、ちょっと先に謝っとくと、あんまりよくわからなかったんですよね、この映画のことが。
まずミッション・インポッシブルシリーズ弱者なんです、僕。
ローグネーションで初めて見て。
前作のフォールアウトと今作だけ見てるんですけど、まずミッション・インポッシブルシリーズって僕が中学校ぐらいの時に一作目が公開されて、超有名な床直前でピンって止まる映像があるじゃないですか。
あれはめっちゃ有名で、僕はあの映画をイメージだけでずっと賢い映画だと思ってたんですよ。
賢い映画だと思ってて。
敵も賢いし、その敵の賢さをトム・クルーズが紙一重で上回って勝つっていう話だと思ってて。
そういう作戦遂行者みたいな感じだと思ってて。
ローグネーションは結構その要素あったなと思って。
もう最後に種明かしして敵の鼻を沸かしてやるみたいになってたから、なるほどこれかと思ってたんですよ。
そしたらフォールハウトがあれなんかちゃうぞってなったんですよ。
あまり賢くないぞってなって。
で、今作どっちかというとちょっとアホ映画よりひどかったんですよ。
賢い映画ではないと思って。
計画に則って行動するみたいなのはないじゃないですか。
敵も味方も行き当たりばったりで、その場の内部間で行動してるから。
なんかこれ僕が想定してたミッションインポッシブルって実はなかったのではっていう。
むしろ肉体言語、こんなに肉体言語に頼ってるシリーズないんじゃねって思って。
そこで僕ちょっと胃がびっくりしてうまく飲み込めきれなかったっていうのがあったんですけど。
やっぱりトム・クルーズすごいっていうのを言いたいっていうのは前編にあるというか。
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トム・クルーズすごいって言うための伏線が張られ続けるから。
あの崖から飛ぶやつのために話が今作られていってるぞみたいな。
崖から飛ぶ足場を作るかのように、トム・クルーズが崖から飛ばないといけなくなる理由をみんなで作り上げていってるから。
なんかすごいぞと思って。
なんかそこを愛せたらこんな愛せる映画本当にないんだろうなとは思いました。
はい、っていう感じです一旦。
タオルさんいかがでしょうか本作。
はい、えっとそうですね。
トム・クルーズ主演作で言うとトップガンマーベリックがオールドスクールなまとまりの良いエンタメだったら、
こっちは本当になんか度級のスラップスティックコメディを超大作でやり切ったようななんかすごい個性の強い作品っていうふうに感じましたね。
僕も一番好きなのはローグネーションで、あれがちょっとこうなんていうかなスパイのロマンと頭脳戦とアクションがなんかバランスが良かったように思うんですけど、
でフォールアウトも好きなんですけども、もうこっち行くのかなっていうような感じはあってしょうがないかなとか思ってたんですけど、
今作見るとなんかもうそれをやり切った面白さっていうか、もう話はないことはないんですけど、なんか分離してましてね。
アクション見せ場があったらお膳立ての説明ゼリフと会話があって、じれたくなってきたらアクションが始まるっていうか、
なんかもう完全に分けて、もう撮り方も多分分けて撮ったような感じもしてたんですけどもね。
ある意味でまたやり切った感じがあって、それがですね、特に終盤の列車アクションはちょっと最近っていうか、もう声が出るぐらい面白くて、
それがなんかちょっとやっぱりよく言われてますけどね、バスター・キートンの時代からの古典的なスラップスティックのドタバタ喜劇を再現してるっていうか、
それを生身の肉体と最新の映画技術でやり切ってるっていうところが、なんかちょっとアクション映画の歴史を横断するような興奮まで感じて、
すごくそのやり切りっていうところではものすごく今回面白かったです。
で、3回ちょっともう行ってきてるんですけども。
早くないですか?
1回目は会話シーンが全然ついていけなくて正直。
わかります。
そんなもんかなぐらいだったんですけど、2回目吹き替え版で見たところですね、やっぱり情報量も増えてますし、耳で入るのが聞きやすくて。
案外お膳立ての話なんですけど、その中にちょっとEさんと仲間たちのドラマとか、AIの恐怖とか、なんかそういうとこがちゃんと入ってまして。
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で、よく考えると、仲間に入ったり退場していったりするメンバーとか、ちゃんとしたちょっとドラマが腰にあるような感じもして、
一応ね、ただまあアクションが始まるとなんかあんまりすごすぎて忘れちゃうんですけど、一応まあそういうのもあったなということはわかって、
全体としてもちょっとフォールアウトでいろいろできてなかったこともまたやり切って対策を作ったんじゃないかなということで、
思ってます。とりあえずそんな感じで。
あの吹き替えでご覧になって話がわかったっておっしゃられてたの聞いて、僕も吹き替えで見たんですよ。
結構僕話飲み込めてたんですけど、ただこれ字幕でやられたら全然飲み込めなかったんじゃないかなって気はして、話の部分全部口で説明するじゃないですか、ほぼ。
結構観念的なことというか、スパイの理念的な話をすることが多いから、字幕でこれ飲み込むのはだいぶ難しそうやなと思いました。
すごいですよ。字幕もそれそれそれしか出てこないんですよ。
エンティティってあるじゃない、今回の追いかけなきゃいけない敵というか、存在エンティティっていうね、あの英語で言ってましたけど、字幕だとそれって訳されるんですよ。
それってなんやねんってなるわけじゃないですか、それっていきなり言ってされると文脈わからんで、そればっかり代名詞書かれてもわからんみたいなのが続くので、もう何がなんやらですよ、字幕は本当に。
もう説明シーンは理解するのを諦めました。
なんかAIはやべえっていうことだけです、わかってるのは。
AIはやべえ。
どうやら今回はチェアマンというか、あの二人も使えないらしいっていう、そこまでわかればいいかみたいな感じで思ってました。
いやでもあのね、吹き替えしか僕見てないんですけど、あの予告で散々流れたキッドたちのピックアサイドっていうあのピチャピチャしたいやらしい喋りじゃないですか、あれがなくなってるのがむちゃくちゃ惜しくて、あの喋りむっちゃ好きやったから、
わかるね。
いやらしい喋り方するなっていうのを楽しみにしてた。やっぱ吹き替えだと結構爽やかで、あそこだけ聞きたいなっていうぐらいね。
あの問いかけのシーンもネットリしてて最高ですよねっていうね。
いいですよね。
言語で聞きたいなあれ。
しかもあのシーンに行くまでの流れちょっとびっくりしましたけどね。
ああ、なるほどみたいになりましたけど。
予告版の衝撃的なシーン、お前かってなるんですよね。
そうそうそうそう。
お前がたしかっていう。
はい、じゃあ中に入っていきましょうか。
どっから行こうかなって感じなんですけども、そうですね、どっから行こうかな。
タルさんなんかトピック的にあります?本作のまずここがっていうポイントというか。
トピックですか、そうですね、鍵が今回奪い合うんですけども、いかがでしたか?
12:02
結構僕ヤバいシナリオやなと思いました。
使い方が分かってないものをみんなで取り合いして、
使い方を分からないといけないっていうそのもの自体じゃなくて、
その使い道が別の幕画品として現れてくるじゃないですか、途中から。
鍵自体じゃなくて、その鍵の使い道を知らないとダメなんだって。
えっ、そうなの?みたいに。
なんかちょっとよく分からなくなってきて、数字が通ってるような通ってないような。
もうすでに世界中で取り合いしてるのにさらにその理由が分からないといけないっていうのが、
二段階幕画品がちょっとよく分からなくなってきて、
それって分からないといけないんだっけみたいなのが、
そもそもこの世界のみんなはどこまで分かってるんだっけみたいなのが。
そうですよね。
観客側は一番冒頭でその鍵の正体というか、どう使われるかを知るわけじゃないですか。
だから、そのことを登場人物がずっと問いかけ続けるというか、
俺はこの情報を持ってるって言うわけですけど、でもあれだよねって思いながら。
そうなんですよね。冒頭の潜水艦のシーン、僕たち見てて、
で、最終的に物語がたどり着く。よし、次行くのは潜水艦だ、いや知ってるみたいな。
もうその流れ知ってた。すっごい最初の段階で僕ら知ってた。
本当知ってるんだけど、だからこんなに物語の行く道を知ってて、
アクションだけでこんな持たせんのやべえなって思ったんですけど。
なんだこれっていう。
確かに観客に全部最初に見せましたね。
ちょっと感覚的かもしれないスパイが。
冒頭でネタバレ食らってるわけですよね、こっちはだから。
知ってる知ってるってなってて。
どうしても見てる人って話の方に意識が持ってきがちじゃないですか、やっぱり。
なんか話読めたなーとかでつまんないとかっていう人っているわけじゃないですか。
わかるんですけど気持ち。
そんな人に対するアンチテーゼのように、
バカ野郎、話わかってても映画って楽しんだぞっていうアクション見ろっていうことだなっていう。
さすがだなっていう感じですね。
そういうことか。
幕画品ってよくストーリー内で意味のないみんなで追っかけるもののモチーフとして使われるものだと思うんですけど、
それでもやっぱり出てくる以上はやっぱりこっちも追っかけちゃうっていう話の中心として、
でもそれを観客に対して全部言っちゃうっていう。
幕画品って僕らはわかってるから、
意味のないものを取り合いするんだなってわかるけど、そうじゃなかったら、
なんかすごい深刻なものを取り合いするんだ、しかもAIとか言ってるからすっげー難しい話なんだろうなみたいなのを、
多分そう見ちゃう人もいると思うんですけど、
いやいや、ただの潜水艦に刺す用のカーギなんですよって初めで言って、
これ自体はもうこれでしかないんで、
15:00
そこにあんま注目しないでくださいねって答え合わせをしとくって、
すごいアイデア。
これとりあえず取り合いするだけの話ですっていう。
もうそんだけわかればもう楽しんでっていう。
すごいなっていう。
だからもう途中で理解諦めても別にいいやって思えるんですよね。
本当にそうですよね。
またAIでどうとかってなったら、
多分今までやったらね、僕USBの取り合いしてた気がするんですよ。
でもそれってUSBそのものは情報だからやっぱりちょっと複雑な話になるというか、
そこに入ってるもの自体がめちゃめちゃ意味を持つものになると思うんですけど、
今回その意味をカギにすることで、
その複雑さをなくしてますよね。
もう刺して秘めるものですっていう以上の意味があそこにないから、
めちゃめちゃ純度の高いマクガフィンなんですよね。
カギってマクガフィンって書いてるとほぼイコールじゃないですか。
カギイコールマクガフィンって書いてますよ。
書いてる書いてる書いてます。
だからそこの潔さというか、
物語におけるモチーフの使い方論みたいなのが、
ちょっとその行き場で至っちゃってるというか逆に。
オープニングのあそこで。
まただからトム・クルーズは本当にトップがマーベックに引き続き、
映画とは何かみたいなものの根源に立ち返るような話をまたやりよったっていう感じが、
すごくしてしまうんですよね。
今回の作りというかマクガフィン論みたいな話とかもすごく古いんで。
意味のなさを自ら一番初めて種明かしするっていうね。
そうですね。
それをカギっていうものにして、
今でもマクガフィンでわけわからないものって、
確かにアタッシュケースに入ってたり、見せなかったりしたり、
確かに情報のUSBだったりしたんですけども、
今回はポケットに簡単に入るもんで、
それを奪い合うっていうところはちょっと新しいアイデアでしたね。
なんか本当に雑誌の通信販売に売ってるパワーがつくカギみたいな、
安っぽい感じのカギっていうところが面白くて。
あれを裸でみんなが取り合いしてるのが面白いですよね。
裸なんすよ今回。
そう。
そうです。
みんな擦れポケットに入れまくるから、
擦られまくるじゃないですか。
そうですね。
これが世界最高のスパイ戦なのかっていう、
ただの擦り合戦なのではってちょっと。
そうだから、
なんかもうちょっと泥棒、
ルパン三世みたいというか、
今回はローマでね、
フィアットの500チンクエチェット出てきたりとかって、
出てきて、
カリオストロの城かな?みたいな感じで出ますけど、
本当になんか泥棒、
オーシャンズイレブンかな?みたいな、
華麗に騙すみたいな感じが今回すごく多いですよね。
みんないろんなところで擦られまくってて、
18:01
もうカギどこにあるかわかんないんですけど正直。
もうわかんないですよあんまり。
なんかね、そこも可愛いっちゃ可愛いっていうか、
例えばこれがアニメだったら、
そんなに違和感ないと思うんですよ。
ルパン三世の話の中でね、
敵から擦って実は持ってましたみたいなの言っても、
ルパンそういうことしそうだなみたいな、
思えると思うんですけど、
実写のリアリティで、
擦りで話が進むってあんまり、
何回も許容したくない感じがすると思うんですけど、
あえてそこでやるっていうのは、
キャラクター的な部分が抜き出された感じで、
話が進むので、
見やすいっちゃ見やすい。
物の移動としてこんなにわかりやすいことってないですよね。
ポケットから盗んだから誰それが持ってるっていう、
所有者の移動がめちゃめちゃシンプルで、
そこはわかりやすい。
そう考えても今あの人が持ってるわっていうのが、
端的なんで、
そこの混乱も全然ないんですよね。
もっと複雑化してもおかしくない話だと思うんですけど。
それこそトップガーマーベリックの時の、
ミッションの説明シーンでもそうですけど、
今作を含めて、
例えばトムが眼鏡をかけて、
鍵がどこにあるかっていうのを、
視覚的に捉えるシーンとか、
観客が要は何がどこにあるかっていう、
位置関係をすごい把握しやすく作ってるなと思って、
複雑化しない、
観客に無駄にその余白を作るんじゃなくて、
これはこうですと、
わかりやすさを全面に出すって、
ストーリーは最低限これを追ってくださいっていうところを、
まさに見事に提示してるので、
そういう意味で、
ある意味トム・クルーズが制作に入ってる映画としての、
一本の筋というか、
精神性みたいなのも感じますね。
アクションとしての人独を高めるための、
情報の圧縮率を上げてる感じはありますよね。
鍵になることで。
そうですね。
先ほど言われたように、
トップ間で先にブリーフで、
ちゃんと説明してからやるっていうのは、
あれがいいって思ったんですかね。
今回よりそれが強くて、
お膳立てをみんなでしっかりしてやるっていうことで、
これから何が起きるかちょっとわかるというか、
それが無理やりだったりもするんですけど、
そっち行くんだなということで走り出すっていうね。
それは思い切って今回、
お膳立てとアクションの分離をやった感じがありましたね。
トップ間って、
僕本当にすごい映画だと思ってて、
話の面白さ、エンタメ的な部分と、
語りたいこととか伝えたいことが、
100%シンクロしてると思ってて、
指先までピンと意味が詰まってる感じがするんですよね。
でもその意味が詰まってること自体が、
あんまり堅苦しくないというか、
やってること自体が飛行機飛ばしてるだけなんですけど、
それ自体がトム・クルーズが今やろうとしてることそのものみたいになってて、
21:04
本当に完成された一本だと思うんですけど、
逆に本作って、
やりたいこととそこらのためのつなぎっていうのが、
めちゃめちゃ明確に分かれてて、
突き詰めるとここってそんな意味ないよねみたいな、
ある種の善肉は多いと思うんですね本作は。
ただ、やりたいところへの集中させっぷりっていうのも、
本作すごいというか、
ここはつなぎですって、
もう本気で割り切って言い切ってることで、
そのメインのところの楽しめる順度が高いなと思うんですよね。
やっぱりあの崖のところとかもね、
もう崖飛ぶわって、
もう崖で飛ぶわこれはっていう、
そのボルテージ上がっていく感じはね、
やっぱめっちゃあったんで、
あえて全体として意味のないものが、
ストーリー上っていうか、
楽しむという意味では意味を持ってるっていうのが、
めちゃめちゃ割り切った作りしとるなっていうのはね、
すごいなと思いました。
だって、崖から飛び降りるシーンすごかったですけど、
なんでわざわざ崖から飛び降りないかんだろう、
みたいな感じでしたけど正直。
なんか一回飛び乗るポイント逃したからって、
そこまで行かないかんやったから、
みたいな気持ちになるんですけど、
もうやっぱつなぎっていうか、
本当にこれアクションメインで作って、
脚本後付けなんだって感じがめっちゃして、
その作り本当にローグネーションの時からやってるわけなんですけど、
なんかやべえ作り方してるなっていう、
逆じゃね?っていう感じなんですけど、
すごいですよね。
あそこで、
え、崖から飛ぶ必要なくね?ってトムが言ったら、
サノンペックがキレて、
いやこっちも石やべえって押し通してくるから、
すごい無理やり道筋を作り直したぞと思ってあそこ。
あれはクリストファーばっかり自身の怒りなんじゃないですか。
お前が言ったからだろって。
お前が言ったからだろって。
お前が言ったからだろ?
もう押し通しかないじゃん!みたいな風な、
魂の叫びが詰まっているのかもしれない。
なんか、
あれなんですよね、
イーサンハントよりトム・クルーズの方がちょっと狂ってるというか、
あれなんで、
ああいうところ、危険なところに行くのに、
ちょっと無理があるんですよね。
だから、
誰かに無理なことを言わせるとか、
今回マスクのあれが壊れたとか、
何か作らないと、
あそこまで行けないんで。
だんだんちょっと、
主人公よりも演じてる役者の方が、
何か危険なことをやりたがってるっていう、
ギャップが生まれてるんですね。
それ、
そうですね、
僕今回見てて思ったんですけど、
イーサンハント、
めっちゃ嫌そうな顔するんですよ。
そうそうそう。
やるんだから。
嫌そうだから。
で、
例えばこれがね、
ジェームズ・ボンドやったら、
24:00
もうひょうひょうとやりきると思うんですよね。
もうやるぞって言って、
ハーク・イシバルぐらいはするかもしれないけど、
余裕のなさみたいなのは、
あんまり見せないかなと思ったんですけど、
イーサンハントって、
やりたくないことをやらされてるんだっていうのが、
めっちゃおもろくって、
でも、
イーサンハントにやりたくないことをやらせてるのを、
トム・クルーズっていうのは、
めっちゃおもろいんですよね。
どんなに重厚造だよと思ってた。
本当に。
だって、もう、
崖から飛ぶの?って顔してましたからね。
嘘でしょ?って。
あれね、
ちょっと、
どうしようか迷っているところに、
カメラがすごく遠くて、
そこに、
あのね、崖のね、
ジャンプ台が見えてくるっていう。
イーサン後ろ!っていう。
見えてきたよ、ジャンプ台が。
工夫用に3Dでちゃんと崖っぽくしてましたけど、
僕にはちゃんとジャンプ台が見えてましたよ。
白い。
ひゅいって、
ちゃんとカーブしたね。
で、
なんか、プロモーションから、
僕たちなんか、
そこのマジックっていうかね、
なんかオチも効かされてるんで、
もうおかしくてしょうがないっていうか、
はい、来た!っていう感じですし。
本当ですよね。
アクションのネタバラシもされてるの楽しいんだもんな。
そうですよ、そうですよ。
アクションですらネタバラシされてる。
話もネタバラシされて、
アクションの裏もネタバラシされて、
こんなに楽しいんだっていう、
すごいですよね。
なんかちょっと、
最初、バイクジャンプのシーンって、
崖に作ったジャンプ台をやってるのが、
プロモーションで出てきた時、
え、そんなところある?って思ったんですね。
敵の基地にしても。
作りかけるんですよ。
ただ、案の定CGでね、
山肌にしてたんですけど、
そこももう、
手の内見せちゃってるっていうことが、
相当変わった映画だなっていう感じは。
ジャッキー・チェンの映画で、
NGシーンから最後に流れますけど、
それを最初に見せてるというか、
観客も一緒に作ってる時の感覚もね、
思い起こさせたり、
あるいは他のシーンで、
CGっぽいとか、
これどうして撮ってるんだろうっていう時、
いや、あれ撮ってるんだから、
トムは本当にやってるんじゃないかっていう、
マジックに、
映画を見る前からかけられてるような感じも、
してるなっていう感じがしたんですけど。
そうですね。
確かに。
どこまでやってんのかなっていうのを、
むっちゃ考えちゃうんですよね。
汽車の上での格闘とか、
テッドが近づく度に、
あれ下くぐらんといるのかな?
これはどこまでやってんのかな?みたいな。
案外CGも多い映画だと思うんですけど、
やってるんじゃないかっていう錯覚がね、
もうできちゃうみたいな感じですよね。
そうですね。
そうか。
27:00
やってるカードを初めに見せたことで、
どこまでやってるかっていうのを、
こっちにちょっと境界線を曖昧にさせてるのかもしれないですね。
もう全部やってるのかもしれないトム・クルーズがあって、
ちょっとこっちに惑わせるというか、
マジックの手口だと思うんですけど、
手品とかも。
この思考が誘導されてるというか、
本当は種が仕掛けがあるものなのに、
種の仕掛けもないように見えてしまうというか、
すごいマジックというか手品の手口やなと思って聞いてて、
めちゃくちゃ心理的にコントロールされてるなと思って、
そうなると。
単にトム・クルーズが、
俺すげえってアピールをして、
それ自体が映画の魅力っていうプロモーションになってるように見えて、
本編の現実と曲の境界線を曖昧にする役割が、
あのプロモーションにあったのかもしれないなって、
ちょっと今思いました。
すごい。
そういう感じが今回しました。
思いました。
そうですね。
ただツッコミどころも多くて、
ツッコミどころ話すといくらでも出てくると思うんですけど。
まず最初の潜水艦のシーンも、
なんでAIは自分こんなことをしたのかも、
よく考えるとわかんないというか。
私、オリエント急行が蒸気機関車ってツッコミました。
確かに。
そう思うとして受け入れました。
オリエント急行やから来ちゃえろっていう。
もうええかって思いました、そこ。
かつたぶんちょっと最近見た映画が、
インディー・ジョーンズがちょうどオリエント急行で汽車でだったから、
なんかあれだって思っちゃって。
すごい似てたじゃないですか、アクションの流れも含めて。
マック・ガフィンを奪い合うとかっていう流れも含めて。
自然と受け入れてた自分がいますけど、
よく考えたらおかしいですね、確かに。
たぶんそうです。
石炭食えずに暴走してるっていうのが長く続くっていうのも、
よくわかんないし。
いろいろあったように思いますけど。
めっちゃあるんですよ、ツッコミどころ。
でもそうはならんやろっていうとこはいっぱいあるんですけど、
ナットルエアロが押し通されるから、
もうまあいいかなって思いました。
いろんなところで本当にそれは。
ガブリエールが飛び降りるとことかも、
トラックのマットのようにポンって乗れるから、
水平方向の列車のスピードはどこに行ったの?
って思ったんですけど、
その速度で飛び降りられるんだったら、
じゃあ他の乗客も飛び降りられるのでは?って。
だったらもう飛び降りたらいいのでは?って思いました、あそこ。
ツッコミどころ今思い出そうとしたけど、
いっぱいあるから逆に思い出せなかったしね。
話が思い出せないからな、あんまりな。
30:03
そうなんですよ。アクションは思い出せるんですけど、
話に乗ってるってわけじゃない。
もう話はどうでもいいって思って見ちゃってるので。
楽しみ方がやっぱり別だから、
普通こういう映画って多分ツッコミどころを
散々上げられるものだと思うんですよ。
だいたい気になる部分で出てくるし、
それこそ007の時だってめちゃくちゃ出てきましたしね。
だけど今作はなんか浮かばないんですよね。
なるほどね。
不思議と。
それはないわけじゃなくて。
そこはね。
それはもう話的にはですよ。
もうちょっとガブリエルとか、
女殺し屋みたいな人のこととか、
もっと知りたいではあるんですけど、
いかんせんマジで何この人たちみたいな感じだったので。
特に女殺し屋の方はね。
本当に君は何だったのかいっていう感じだったので。
ちょっとね、話がないのはいいんだけど、
キャラクターに乗れなくなっちゃうという欠点がすごくあって。
で、さらっと流していっちゃったりとかするので、
なんかそれがおいちょっとどういうことやねんっていう風には
ちょっとどうしてもなってしまうっていうのがあって。
やっぱちょっと今作一番ちょっとおいって思ったのは、
やっぱイルサファウスとの対情はちょっとどうかと思うっていうのはあるんですよね。
レベッカファーガスの演じる。
おい、やめてくれって感じだったんですけど。
あれが衝撃的すぎてちょっともう動揺してましたね、見ながら。
あんないいキャラクターをここで?みたいな。
もうちょっとやめてよみたいな感じでしたね、正直。
あのキャラクターって結構歴代で出られてるキャラクターなんでしたっけ?
すみません、僕も実はゴーストプロトコルしか見てなくて。
ローグネーションから出てくるんですけど。
ローグネーションで中心となってある意味物語をひっかけ回すようなキャラクターで、
すごいいいキャラクターなんですよね、ローグネーション見られた方は。
僕もローグネーション一番大好きなんですけど。
そのキャラクターがあっけなく退場するのは結構ショックですよね、やっぱり。
今回の新しく登場したグレースでしたっけ?
もういいキャラクターなんですけど、
いやちょっとイルサの方が思い出あるからさ、こっちさ、みたいな。
もうちょっとローグネーションには勝てない。
正直僕もローグネーションが好きすぎて、あんまりちょっとフォールアウトもちょっとな、みたいな感じがするので、
同じくちょっと勝てないですよ、っていうのはあります。
僕がずっと飲み込めなかったのが、
ガブリエルがエンティティの計算に則って動いてるっていうので、
なんか全部が決まってるみたいな感じで行動してるけど、
なんか全部が決まってるから今やらなくていいわ、みたいな感じでシュッと帰ったりとか、
もうイルサかグレースどっちかが死ぬみたいなのも決まってるみたいな感じだけど、
33:01
なんかそれも成り行きにしか見えなくて、
ガブリエルがあんまり魅力的に見えなかったんでしょうね、僕正直。
まあちょっとそれもありますね。
それっぽさを言ってるだけのやつにしか見えなくて、
なんかね、組織力も別にないじゃないですか、あいつ。
殺し屋何人か部下にいるぐらいで、
あと本人があらごとに強いくらいしか強みがないから、
なんかこいつ悪の組織の親玉だぞ、みたいな。
どこまで行っても先回りされてるぞ、みたいな感じがなくって、
AIが言ってたんでそう決まってるんですよねっていう、
その先回り感って実はあんまり壊さないなってちょっと思ったんですよ。
もうそれって要は言ったもん勝ちじゃないですか、シナリオ上は。
もうそういうことになるからっていうシナリオの書き方してしまったら
その話になるから。
それって実質話ないのと義なのではって見えてしまうのは、
正直ちょっとあんまり良くなかったかなとは思って。
もっとリアルな悪いやつの怖さを見せて欲しかったかなっていう。
単にAIバックついてる遠征的な破滅願望あるやつって、
ちょっとキャラとしては面白めに書けるかなと思いましたね。
過去の因縁もめっちゃありそうだけど、
今回あんまり明かされてないシーンみたいなので。
そこを話はもうちょっとそこにね、
深掘りをするなりして盛り上げていくもんなんですけど、
そういうのはあんまり考えてないのでこの映画は。
アクション命って感じなのでしょうがないんですけど。
いやでもちょっとイルサがいなくなっちゃうのめっちゃ悲しいんだよな。
気づきますね。
気づきますよね。
めっちゃ好きだったので。
多いですねそういう方やっぱり。
僕もなんかローグネーションが好きだね。
好きですね。僕も自分のローグネーション好きですね。
僕は逆にフォールアウトに出て欲しくなかったぐらいなんですよね。
分かります?
言いたいこと分かります。
ローグネーションが完璧な世界なんで、
あそこの退場が完璧な退場だったんで、
退場っていうかね、別れが。
だからすごい良いキャラなんだけど、
作品で終わっても良かったかなとか思ってたし、
ちょっとフォールアウトでのイルサの立ち位置ってなんか、
上手く描けてなかったような感じもしたんで、
でもこれ以上増えるとワイスピンになっていくんで、
やったのかなという気はするのと、
話の流れでいくとちょっとね、今回グレースっていうのが
IMFに入るっていう、
その彼女がスイダみたいな感じにはちょっとなってたり、
スパイの被害じゃないですけども、
そういったところではやっぱりいつか死が訪れるんだよっていうことも
ちょっと入れてた感じはあったかなっていうには思うんですけどね。
36:03
だからグレースがそこに入ることがちょっと感動的になった感じも
ちょっとしたんですけどね、あそこで。
これが一本の映画やったら、
グレースがIMFに入って終わりって綺麗に収めてたと思うんですけど、
そうじゃないですからね。
むしろここからもう一回活躍するじゃないですか。
敵の女コルシアももう一回活躍するでしょうね。
まあ生きてますからね。
だからワンチャンイルサも生きてねえかなと思ってるんですけど、
それだったらワイスピーに本当になっちゃうからなっていうのがあって、
けどなんかちょっと気になってるのが、
イルサも女コロシアも同じ場所刺されて死んでますよね。
うん、片口。そうなんですよ。
なんかちょっとそれがずっと気になってて、
なんで同じ場所に刺さってんだろうって、
これ意味あんのかなとかっていうのはめっちゃ気になってて、
それはなんか伏線になってたりするのかなみたいな、
何も考えてないかもしれないですけど、
それちょっと気になってますね。
普通にあそこに刺さったらもう死ぬしかないからなのかなと思いましたけどね。
ほぼ心臓じゃないですか。
そうですね。
お腹に刺さるとかよりも、
もう死んでる感強いなと思ってあそこが。
でも血出てないしな、画面上は。
ちょっとその辺りあんまりね。
あとはさっきからワイスピーの話がよく出てると思うんですけど、
ローマのシーン。
大被りでしたね。
そうなんですね。
確かにそうでしたね。
これ同じとこ走っとるぞみたいな。
見た見た。
同じところで警察に捕まったぞみたいな感じやったから。
確かにそうなんだよな。
ローマって寛容なんですねっていう。
羨ましくないですか?
だってあんなにこういろいろ文化財とかは、
世界遺産とかたくさんあるような場所で、
あんな大規模なアクションが撮れるって、
羨ましいなって見られてくれる東京って感じですけど。
確かに。
階段のところで赤ちゃんに引きかけるとこまで似てませんでした?
赤階段ね、近いとこありましたよね。
ガタガタガタガタって。
ありましたありました。
同じ場所だなって思いましたけど。
本作結構全体的にファイヤーブーストに構造似てるっちゃ似てるんですよね。
そうですね。
二部構成なのもそうなんですけど、
お前の大事なものを傷つけてやるみたいなの。
なんかこの前見たぞみたいに思ったから。
確かに。
あと橋につけてある爆弾とかのつけ方も、
ダムにつけてる爆弾つけ方と一緒でしたよあれ。
使いましかな?みたいな。
めっちゃ似とるなと思いました本当に。
Eさんの立ち位置もちょっと似てきましたよね。
ファミリー、世界平和とかスパイ戦というよりも、
仲間の話になってきたような。
感じも強いですし。
だからみんなが集まっていくとこってガレージっぽいですよね。
確かに。
39:02
YSPでいうところね。
ミッション・インポッシブルって司令出るときめっちゃドライじゃないですか。
君たちが捕まったとしても当局は感知しないみたいにめっちゃドライなことを言って終わるじゃないですか。
冷酷なスパイ組織なんだなって思ったら、
結構仲間内熱いなって思いながら見てて。
絆熱いぞこいつらっていう。
全然冷鉄じゃねえぞっていうのはね。
いつも思ってますけどね。
あといつも後ろ立てなくなってるなっていうのを思いながら見てるんですけど。
何回IMF解体されたと思ってるんですか?
何回も解体されてますよね。
解体じゃーみたいなのって結構あった気がするんですけど。
いつも今回は誰も味方がいないって言ってるイメージあるんですよ。
毎回IMF機能しなくなるので。
そうでもなきゃあんな無茶しませんからね。
組織として脆弱すぎるってのは思いましたけどそれは真実。
今回組織としての脆弱さが説明されててびっくりしたんですけど、
我々は司令を出すだけっていう。
向こうが気に入ったらやるかもみたいなこと言ってて、
マジでそんなゆるいの?と思ったらそこ。
イーサンハントが司令を気に入るかどうかみたいなこと言ってませんでした?
めっちゃびっくりして。
もうそれなんかね、副業のマッチングアプリみたいな感じですよね。
気に入った人が取ってくださいみたいな。
このイラスト描ける人募集みたいな。
イラストレーターが来るみたいな。
近いみたいな。
そういうとこ含めてなんですけど、
結構IMF含めてなんか可愛いんですよね。
全体的に。
可愛い。
意外とドライじゃないというか、
キットリッチも正直見舞いじった結構嫌なやつなんですけど、
めっちゃ可愛げあるから、
最終的にグレースのこといい才能持ってるじゃんみたいな感じで、
お前さっきまで鍵買おうとしてましたよね?みたいな。
何をどの面下げてると思ったけど。
めちゃくちゃこいつ極悪に嫌なって感じで出てきましたけど最後の方とか。
キットリッチの悪役っぷりってこれで回収して終わっていいの?っていう感じだったけど、
それで終わって、
でもなんかね、丸く収まってる感じはするっちゃするというか、
なんか全体的に可愛さを感じたのは僕良かったかなっていうのと、
なんかそこは結構好ましいなと思いながら見てましたね。
可愛さというか可愛げのある意味真ん中にいるのかなって思うのがやっぱり、
イーサン・ハントを演じるトム・クルーズ自体のやっぱり、
可愛げもめちゃくちゃあるかなと思って、
フィアットで街を暴走するシーンで、
今回のパターンの彼女が運転が下手っていう設定が突然生まれ、
その下手な運転に何とか付き合うっていう、
あの下りとかやっぱめちゃくちゃ面白かったですし、
42:00
フィアットが壊れた後にハンドルを握ってただただ呆然とする、
ローマの街を歩くイーサン・ハントっていう、
あれとかもうちょっと笑わずにはいられないというか、
ほんとスラップスティックのコメディとして最高なんですよね、あそこ。
結構ピンチにね、弱いというか動揺してるところがほんと可愛いなと思って、
さっきも言った通りジェームズ・ポンドやったら動揺せんだろうなとか、
あとワイドスピードのドミニクも動揺せんだろうなって感じがあるんですけど、
やっぱイーサン・ハントめっちゃ動揺しまくるとか焦りまくるので、
お前ら何とかしてくれみたいなのがやっぱ結構可愛い具合があるというか、
そこの完璧超人っぷり一点とじゃなさが、
結構好感を持って見れるとこでもあるし、
あとちょっとそのドキドキして見れるとこでもあるなと思ったんですよ。
やっぱ本人がやりたくないことをやるってすげー大事だと思うんですけど、
それって例えばジェームズ・ポンドというよりは、
ダイハードのマクレーンとか、あとインディ・ジョーンズとかがそっち寄りだと思うんですよ。
めっちゃやりたくないことやってるっていう感じ、
そこがちょっとねそのドキドキにもつながってるなぁと思って、
単に何でもこなせるヒーローじゃない感じっていうのがあるし、
あとあれって僕、トム・クルーズの二面性の片側の表れだと思うんですけど、
やっぱりトム・クルーズってアドレナリンジャンキーなんだろうなって気はしてるんですけど、
ただそういうスリルを味わうためには、
こんなことやりたくねーって感情がいると思うんですよ。
やりたいからやりたくないなんです。
それがいると思うんですよ。
そこを合わせ張ってないと、なんていうか、ちょっとドキドキしたいんじゃないかなと思って、
ちょうどね、この試合1の時にこういう話したんですよね。
必然性の話ですね。
やりたいからやりたくないっていう感情が必要っていうのがあって、
それをイーサン・ハントとトム・クルーズっていう両面でやってるっていう、
全体トム・クルーズがやりたくないイーサン・ハントにやらせるっていう構図が面白すぎるなと思って。
そうなんですよね。
で、なんだかんだでそれで切羽詰まって、最後には走るしかなくなるっていう展開に行くっていう。
トム・クルーズが走るのって感動しますよね。
いや、ですよね。
あれはね。
今回は多かったですね。
多かったですよね、今回。
2回あったじゃないですか。
空港の屋根走るところと、あともう1個。
ローマ?
ベニスか。
ベニスか、ベニスを走る夜。
夜はだいぶ走りまくりましたね。
だいぶ走ってましたね、長い尺で。
空港のやつは走った先がないという。
どこを走ってる?
どこを走ってるじゃないですか。
なんていうかな、その後話も続かないし、単に走って終わりっていう。
45:05
だからギャグとしての走りなんですね。
そうなんですよね。
で、あいつどこにいるかなって言ったら後ろで走ってるっていう。
でもあのシルエット見たら誰もがイーサンハンドラってわかるやんっていう。
走ってなんぼですよねってのあるんだよね。
なんかロケ地で走りやすそうなとこ見つけたら話を書くんだろうなって気が。
走っていただくっていう。
いやでも、それがあって、要は走りはギャグですって言い切った後でベニスでのあの走りはなんかちょっと来るものがあるんですよ。
あれは、はい。
なんかそれこそトップガンの方でトム・クルーズが今はまだ終わりじゃないっていうことを言って、
それはまさにアクションだったり実写だったりっていうところだと思うんですけど、
生身を張って走るというアクションを撮るっていうことが、
どれだけ映画をそれだけで面白くできるかってことに彼は挑戦してる気がしちゃって。
で、実際それがやっぱり伝わる部分があるというか。
だって本当に何歳ですかって話なんですよ、あの人。
何歳であんなに桃をあげて、あの速度でずっと走る。
もちろんカットは切ってるんで、もちろんカットは撮ってると思うんですけど、
とはいえ、いやすごいなと思ってしまって。
やっぱあれは人の心を動かすというか元気づけるには十分すぎる絵だなと思って自分は見てました。
やっぱあの必死さだと思うんですよね。
トム・クルーズ必死だなっていう感じの絵になるから。
で、やっぱトム・クルーズやべえやつだ、すげえやつだって散々言われてるけど、
別に余裕があるわけじゃないっていうのが伝わるっていうのはすげえ大事だと思うんですよ。
本人必死だしめちゃくちゃしんどい、でもやるんだっていうのはやっぱ感動するんですよね。
あと僕、空港のところさっきちょっとギャグになってるってお話あったんですけど、
あそこ感動したというか、結構グッときたところがあって、
本当に橋が見えないところを走ってるんですよね、あの人。
もうゴールが見えてないところを走り続けてるんですよ。
で、そこにやるのって狂気と背中合わせのひたむきさだと思うんですけど、
そこをぜんぜん言いながら、イーサン・ハントがトム・クルーズが走るっていうのは、
彼の人生そのものだなと思って。
ゴール見えてないし、そもそも今なんで走ってるかもよくわかってないですよみたいな。
なるほど。
いやなんかね、無限地獄の中にいるぞと思って。
でもそれを彼は選んだんだなっていうのがね、なんかすごいものを見せられてるなって。
なんかね、グッときましたあそこ。
確かにな。
今作結構いろいろアクションシーンありますけど、お好きなアクションシーンとか皆さんあります?
今作の中で1個挙げるとしたらみたいな。
列車ですね。
特に列車の最後落ちるところ。
48:00
縦のアクション。
めっちゃ面白くて、そこが抜けてる乗り物にぶら下がるって、
ジャラシックパークのロストワールドでもあった絵だと思うんですけど、
そこに車両が1個1個落ちていってステージが変わるっていうビジュアルが変わってるんですよね。
あれむちゃくちゃ面白いなと思って。
車両ごとのピンチがあるんですよね。
ステージが変わるんですよね。
油断して滑ったりとか。
食堂車になったらテーブルが足場になるとか、
足場できたぞって。
足場があるステージになったぞみたいな。
今度はピアノがぶら下がってるタイムリミットがあるステージになったぞみたいな。
変わっていくのが見事だなと思いました。
ああいうの見ると本当に嬉しくなっちゃいますよね。
ここまでアクションのギミックというかシチュエーションが面白いのって、
なかなかないなっていう。
映像でドヤッていうのとかは全然あるんですけど、
舞台立てがシンプルですごくそれだけでハラハラするみたいなのが、
最新の映画だけど古典を忘れてない感じっていうのが素晴らしいよなって。
古典を忘れてない感じっていうのがクリス・フォアばっかりと組んでからそれは顕著かなって思ってるんですけど。
マリオさんだと1個あげるとしたらどのシーンとかってあります?
フィアットが出てくるシーンは好きなんだよなっていう。
僕はやっぱり車が好きなんですけど、
ワイルドスピードが出てくるスーパーカーとかもちろん好きなんですけど、
僕はどっちかっていうとコンパクトな車で速いみたいなのが好きなんですよね。
小粒だけどめっちゃわけわからんぐらいバゲモノみたいなエンジン積んでめちゃくちゃ爆速で速いみたいな。
そういう可愛らしさと怖さを持ったようなハッチバックとか言われるタイプの車のスポーツタイプなんでホットハッチって言われるやつなんですけど、
ああいう近いようなテイストがある車を今回チョイスしてるのでフィアットっていうコンパクトな車。
ちなみに本編始まらない予告編でフィアットね、チンクジェット500の最新モデルのコマーシャルが挟まっててちょっとフフってなったんですけど。
そうなんすか。
あれ?これから見るよなこの車みたいな。これのだいぶ旧型のモデルやけど見るよなっていうふうに思ったんですよ。
やっぱあれはやっぱり車好きとしてもなんかいいなっていうふうに思いましたね。
確かにあのシーン結構コンパクトだけどすごいスピードもあって、ローマの細い道をどうアクションに応用していくかって結構活かすかって結構工夫が必要かなと思うんですけど、
車のサイズほどちっちゃくするっていう、すごい確かにアイデアだなって思いましたね。
本作は実はちょっとフォールアウトとかと違って、アクションの舞台立てというか、やってることって目新しさって全然ないんですよね。
51:02
普通のカーチェイス、密戸前の追いかけっこ、単なる夜の殺し屋との格闘とか。
暴走列車もね、先ほどインディージョーズで見られたと言いましたけど、本当によくあるスカイフォールでもあったし。
なんか一個一個もう一回ここで面白いことって何かなって考え直してやってる感じで。
フィアット乗ってあれですよね、ワイパーが動くなんてもう何回見たかあのネタをちゃんとやるし。
で、ひっくり返ってグレースと位置が逆になるっていうのも案外アニメではできるけど、実写でちゃんとやってみせて面白いとかね。
ぐるぐる回るとか、本当に知恵と肉体でやっていくっていうところで面白いもの作っていくっていうところが、今回の映画の一番もしかしたらいいところかなと思ってるんですけど。
泥臭いですよね。
そうですね、案外。
そのひたむきさみたいなのは確かに魅力というか、すごく好感を持って見られるなと思って、この映画自体を。
そうですね、あと列車アクションで言うとよく考えたらね、ミッションインポッシブルの一作目も最後に列車アクションでしたよね、よく考えたら。
そうなんですよね。
あの時はCGマシマシのヘリコプターで行ったりとか、あれはヒッチコック風スリラーって感じであれはあれで好きなんですけど、なんかあれのちょっと切直線じゃないですけど。
そうですね。
もっとブラッシュアップしたような、もっと肉体的にもちゃんとしたような、活劇としての列車アクションみたいなのをやりたいなみたいなのが多分今回あったって感じはすごくしましたよね。
あそこで汽車っていうのはものすごいアクション映画史に対するリスペクトのように僕は見えましたね。
今汽車である意味って、なんていうか、単純に絵的に面白いっていうのはあると思うんですけど、汽車でアクションってちょっとそこの意味ってやっぱあるじゃないですか。
バスター・キートンに始まり、そこにある意味はちょっと背負ってる感じが伝わるかなとも思ったんですよね。
ルミエールの最初の映画みたいなのが列車の到着みたいなところから始まったし、キートンも何回もやってますし、スクリーン、横にちょっと長いスクリーンと合うんですよね。
確かにね。
先ほど一作目と同じって言われましたけど、よく言われてるのがこれ、描き直しが多くて、ミッション・インポジシブルシリーズの集大成みたいな感じはちょっとありましたね。
もちろん一作目のキトリッチが出て、列車もありますし、あそこに乗ってた名前どう忘れしたな、ブローカーの親分みたいな女性の娘が今回乗ってるんですよね。
54:02
一作目のマックスかな。一作目出てきたマックスっていう女性の娘がバネスタ・カーヴィーが演じてる。
ホワイトウィンドウ?
ホワイトウィンドウなんですよ。
そういう設定なんですか?今聞いて知った。
来たって感じは。
あれそういうことか。
一作目もキトリッチがフランスの、フランスというかヨーロッパの高速列車でしたっけ?あれに乗ってきてるんですよね、最後。
そっか、そうでしたね、そうでしたね。思った以上に一作目の子を見てるとニヤリとする話って言われたんですよね。
女すりっていうことでいくと二作目のパートナーがそうだったし、手品っぽくパッパッとキーをトム・クローズが見せるのは一作目にもあったのかな。
M5ディスクをこっちにあるよとかやったのとか。
あとベニスでの夜の失踪ってローグネーションのね、ロンドンでの失踪にすごく似てて。
あそこでもイルサがナイフで敵と格闘してるのをトム・クローズが追うっていうか、そういったところが。
だから今回はちょっとそこをドラマチックな感じもあるんですけど。
他にもあったように思いますけど、いろんな今までやってきたことの描き直しっていうかエッセンスも入れて。
ほぼこのDead Reckoningの1と2で終わりなんでって言われてるんで、そういうこともやってるというか。
ネタにも詰まってると思うんですけど、もう一回ちゃんとやろうぜっていう感じもあるのかもしれないですね。
集大成として。
あと映画史的な引用とかってあるんですかね。僕あんまり思いつかなかったんですけど。
タオルさんツイッターで言及されてたようにお見かけしたので。
本当にキートの大列車追跡と、
あとマッカリが言ってるのはバート・ランカスターが出た大列車作戦っていうやつがちょっと似てる感じはありますね。
車両を繋いだりとか。
あと崖から落ちるのはカサンドラ・クロスっていうのが有名で、ちょっとそれっぽいの買ったりしたし。
車両のやつは確かにロストワールドですね。あの面白さも一回やろうっていう感じもあると思うし。
で、ひっくり返るとこでピアノとか追ってきたりするのはポセイドンアドベンチャーの豪華客船がひっくり返るときのいろんな装飾物とか、
ものが落ちてくるのに似てたり。
あとヨーロッパの大草原をバイクで走るっていうのはもう大脱走のスティーブ・マックインのイメージがありましたね。
ちょっと小さいジャンプ入れてきて。すごく似てるんですよ。
画面からちょっと消えたと思ったらポーンとジャンプしてくるっていう。
57:01
あとヒッチコックで行くと39夜っていうやつが女性と逃亡するんですけど、手錠かけられて逃亡したりするんですよね。
電車に乗って行ったり。
あとなんかアパートの鍵貸します。
で、たくさんデスクが並んでるところが最初の重要書類をもう一回タイピングするってやつ。
なんか昔のに戻ったって感じと合わせて。
わざとああいうバーッと見えるところでやったんだろうなとか。
なるほどね。
いっぱい小ネタはあるんですけど、本作ってなんかあんまりいやらしくっていうか、
これをオマージュしましたよっていうのは案外ないのがいいのかなっていう感じで。
そうですね。オマージュというより面白いものを集めたって感じ。
集めたって感じですよね。
なんかやってるうちに似たとか、
どっかに2人の友とまっかりの間で共通の映画の言語としてあったものが出てきたっていう感じが。
引用というより面白いものを突き詰めたらそれになったっていう感じがあるなと思いますね。
確かにそうですね。冒頭の潜水艦とかだって、潜水艦が舞台の映画面白いのたくさんあるとか、
砂漠もね、アラビアのロレンスみたいな感じの格好をみんなしてて、こうザーって行くとかね、
っていうのとかもめっちゃおもったりとか。
一瞬なんか、トム・クルーズでいうと、ダークユニバースとかのあれかとかって思ったけど。
ありましたね。
一発目でポシャッとやったとか思い出したけど、砂漠っていう。
マンミーでしたっけ。
マンミーでしたっけって思いましたけど。
そういう古くからある、でも面白い要素がいっぱい詰まった、本当に滑劇だけを詰めたみたいな、
本当に映画なんだろうなっていうのをずっと思いますよね。
本当にトム・クルーズという人が映画そのものを体現するようになってきてしまってるというか、
そういう見方しか僕らができなくなってしまうぐらい、本人も自覚的なのかもしれないですけど。
トム・クルーズ自身が映画とか映画工業を背負い出してるので、一人でなんかっていうのがあるだけに、
余計に今回しかも敵がAIじゃないですか。
そうなんですよね。
絶賛、脚本家と俳優組合のストライキでAIの是非とか問われてる間に、このテーマかっていう、
はからずもよっていう、すごいなっていうふうにちょっと思いましたけどね。
すごい嗅覚ですね。
それこそさっきインディ・ジョーンズ言及しましたけど、最新作の運命のダイヤルで、
ハリソン・フォードを若返らせる技術にAIを使ってるわけですよね。
多分あれハリソン・フォード本人が演じてないと思うんですよ、アクションシーンに関しては。
だけどハリソン・フォードが演じたことにできちゃうっていう。
まさにそこが今回のストの大きな問題点じゃないですか。
本人が演じてなくても本人が演じたことにできるとしたら、俳優の価値ってどこにあるんだろうっていう。
まさに今作って、はからずもだと思うんですけど、まさにそれを通ってるというか、こっちは本人がやるぞっていう。
1:00:05
本人がやって、本人が走って、本人が列車の上で戦うことに、
本物が伝わるから、観客が絶対伝わるから、それを信じようぜって言ってる感じがあって。
それ自体はやっぱり今のストライキーの一番大きな本質の部分だと思うんですよね。
まさかこんな重なるとは思ってもいなかったけどなっていう。
このストを受けて作った映画じゃないじゃん、これ。
はからずもって感じというか、別にAIって設定も最近よく聞くし、
AIやべえぜみたいな映画あるし、これ入れよっかって軽く感じで言ってるのかもしれないですけど、
意外とAIとの対立構造って結構バカにならん問題として今立ち上がってるよっていうのをここに来てね、
まざまざと感じるようなストライキーという事件、現在進行形で起こってることなので、
それはちょっとどうしても重ねちゃうよねっていうのは見ながらやっぱり思いましたね。
なんか考えすぎかもしれないですけど、ガブリエルがAIは先々を読んでるんだっていうことで言って、
イーさんに挑戦してきますけど、あれもAIの計算高い逆音作りとか、
起承転結を考えてしまったところに対するアンチテーゼ的なね、それをやっつけるみたいな感じのイメージはありましたけど。
なるほど、AIのすべてを計算軸で組み立てたストーリーじゃなくて、ネットレコーニングだと。
推測方法で、たぶん今ここら辺にいるかなみたいな感じで、たぶんこうしたら面白くなるかなみたいな。
それにフィジカルを全ペットしてやるっていう、もう絶対にAIにできないことをやるっていうのは。
いやー、でもちょっと映画の作りまでそんなネットレコーニングしなくていい?って言ったけど、
誰が映画の作りまでネットレコーニングしろって言った?みたいなんですけど。
誰が推定方法やるって言ったよ?みたいなね。
確かにね。
そういうふうな見方をしすぎてるところもあるのかもしれないですけど、まあちょっとそういうふうにどうしても見えちゃいますよねっていう。
なんかものすごく計算高くやったんじゃないんだけど、作ってるうちになんかそういう映画を撮るっていうか、
ここで俳優が動いて、それを撮ってお客さんを楽しませるんだっていうことを突き詰めていくと、
なんかそういうメッセージになってきちゃってる感じはすごくしますね。
本作見てても、AI側に体がないっていうのが結構気になるというか、目につくんですよねやっぱり。
ガブリエルはあくまでエンティティを利用しようとしている側であり、命令に従うことになってしまってるだけの存在であって、
1:03:00
エンティティそのものっていないじゃないですか。
そこが皮肉というか、AIに絶対にできないことじゃないですか、フィジカルって。
トム・クルーズはそこに対して最強の武器を持ってるわけですよ。
そこがすごい象徴的だし、エンティティって名前がまた実体っていう、高度に発達したAIによってそこに高度な頭脳を持った生命がいるかのような実体があるかのように存在してるってことだけど、
フィジカルだけはどこまで行っても持ち得ないっていうところに、この話のキーポイントは多分あると思うんですよね。
だからもう結果的にめちゃくちゃ意味のある話になってますよね。
トム・クルーズがこれをやることで。
すごいものを見せられてるのでは?
いや、すごいものを見せられてるんだけど。
見るからにすごいことしか起きてない。
起きてないと思ってたストーリーでさえ、実は結構今の時代性を読み取るとおやってなってくるっていう。
ストーリーなんかなくてもフィジカルでやってること自体が意味なんですよね。もはや。
本当にいつの間にか映画を背負う形になっちゃいましたね。トム・クルーズ本当に。
結果的にだし、自覚的にだしっていうね。それも両方だと思うんですけど。
なんか話して意味のあるものを見てたんだなって気がしてました。
意味のあるものを見て。
あまりに切な的すぎるような気がしてたんですよ。見てて。
今この瞬間面白いから辻褄とか後付けでいいやっていう。
ちょっとそれはだいぶ分裂を起こしてるように僕には感じられてしまったんですけど。
なんか統率が取れてないというか。
でもある種その統率の取れてない生きたものづくりっていうところに欠けてるんだなぁと思って。
なんかめちゃめちゃ上がってきましたね。何かが。
確かにそう考えるとすごく思想の強い映画ですよね。確かに。
次回作期待し上がりました本当に。
次回作どこまでやるんだろうって感じですけどね。
何するんだろうっていうのはあるんですけど。
やること残ってんかな。あるか。いくらでもあるか。
ネタとしてはやっぱりモノクロで映ったガブリエルとの遺婚の場面が
そこまで詳しくはやらないかもしれないですけどもう少し説明がありそうだと思うし。
あとCIAで追っかけてきたあの人が一瞬トム・クルーズと目が合うシーンがあって歌わなかったり
最初の登場でイースさん知ってますかって言ったら知らないって言うんですけど
1:06:00
逆に知ってたんじゃないかなとか。
なんか彼もフィーチャーされそうだし。
種は植えられてますよね。
はい、いろいろあると思いますね。
ただAIと戦うってどういう絵になるんだろうって。
相手フィジカルないですからね。さっきおっしゃってましたけど。
想像できないんだけど。
鍵を刺そうとするだけですよ。
そこのシンプルさがいいんですよ。
鍵を穴に刺して回したらいいんでしょっていう。
一応終わるんですかねパート2で。
どうですかね。
でもトム・クルーズは絶対引退はしないじゃないですか。
まだ全然動けるし。
なってくるとまたコソっと続きそうな気もするんですけどね宮崎駿的に。
でも綺麗に終わってほしい感じでもあるんだけどなーっていうのは。
僕はまだ願ってますよ。僕はローグネーションみたいな綺麗な終わり方を。
僕はあの終わり方心底感動したので本当に。
ガラスに閉じ込めてっていうシーンがめっちゃかっこよくて。
あのシーン見るだけで本当に感動なんですけど。
どんなにトム・クルーズがやべえアクションしててもあのシーンが好きすぎてごめんと思って毎回なるんですけど。
それぐらいちょっとなんか綺麗なねラストとかもちょっと期待したいなとは思ってますね。
そうですね。やっぱなんていうか作戦を遂行して罠にかけるっていうのが本シリーズの魅力の一つではあると思うんですけど。
ちょっと忘れられつつあるけど。
スパイ大作戦ですからねもっとは。
そこに立ち戻るっていうのはありかもしれないですね。
ぜひそこにまた挑戦してほしいと思います。
なんかキャスティング見ると一作目でトム・クルーズがCIAに忍び込んで中途になるときに入ってきたり出たりしたアナリストがいると思うんですけど。
彼がキャスティングされてるんですよね。
だからもうやっぱりもう一回CIAとのそれも出てくるのかなっていう。
だからちょっとやっぱりEさんがIMFに入ったところのやつとか若い時の話はちょっと入れてくるのかなとか。
でもなんかインディージョーズみたいなCGはやってほしくないなっていうのがあったりしてるんですけど。
まぁやんないでしょうね。
トム・クルーズなら逆にそれはやりたくなさそうな気もしますけどね。
感じもしますね。
だから今回みたいにちょっとEさん自身はもう黒い影みたいな感じでやるのかもしれないですね。
でもやっぱ今作もそうですけどさっきかなり過去作の引用があるというのがおっしゃったんで。
やっぱちょっと次回作までに他の作品を見ていこうかなと思いました。
1:09:01
ミッション・インポッシブル。
少なくともローグネーションは見ようって今日お話をしてて思いました。
あーローグネーション。
終わりがやべえかっこいいので。
見ます。ローグネーションはまず見ます。
ローグネーションはミッション・インポッシブルシリーズを超えたスパイオンの面白さが。
ありますしね。
あります。
なるほど。
ちょっと僕も大好きです。
1作目もすごくちょっとヒッチコック風スリラーっぽく感じがあってすごく面白かった。
結構毎作味わいが違うシリーズなんですね。
全然違います。
そうですね。全然ちょっと違って。
特に4作目までは監督を毎回変えることに意味を見出して、
テイストもちょっと変えて試行錯誤してきたっていう感じがすごく強いんで。
好きなミッション・インポッシブルシリーズって聞くと人によってすごく大きく違うんですよね。
へー。
確かに違いますよね。
ゴースト・プロトコルファンもすごく多いし。
そうですよね。
グラッドバードですね。
ジョン・ウーの2作目が好きだっていう。
あージョン・ウーだ。
ハトも出てくるぞちゃんと。
ジョン・ウーの2作目も。
なるほど、ジョン・ウー印の。
そうですね。
ジェイジ・エイブラムスですよね、3作目とかはね。
そっか、エイブラムスなんですね。
で、1作目はブライアン・デパルマですし、ソソタル監督がやってますよね。
なるほど、ちょっと他作品もしっかりチェックしてパート2に挑みたいと思います。
ちゃんと話が…
あるのかな?あるのかな?よくわからない。
話はないかもしれないがっていう。
いやーでもまあ本当にどう決着しようが次回作注目だなと思いますよ本当に。
楽しみです本当に。
はい、えーではミッションインポッシブルデッドレコーニングパート1の話を終わりたいと思います。
はい、次回どうしましょうかね。
次回って?
次週何やりましたっけ?
あんまり思いつかなくて。
上映中のものは話してないのでいうと、一応パールはまだ全員見て話してないし、語りはするって感じなのと、
あと僕はまだ見てないんですけど、バチカンのエクソシティストはちょっと気にはなってます。
あー、通称バチクソね。
そう、通称バチクソ。やたら評判がいい。
なんかもうこのリアクション言いたいだけやないかみたいな気がするんですけど、バチクソって言いたいだけやろみたいなリアクション方よっていう。
そう、これはでもちょっと知り合いの間でも好きな人をめちゃくちゃお好きなようなので、少なくとも自分は見ようかなと思ってるんですけど。
そうですね、まあちょっとホラーっぽいのだとね、イノセンツとかもね始まるんですね。
あーそっか、確かに確かにイノセンツ。
ちょっと気になってます。
脚本あれですよね、私は最悪の。
そうですね。
ですよね、エスキル・フォークットさん。
1:12:00
で、また北欧スリラーというか北欧ホラーなわけですよね。
最近北欧ホラーめちゃくちゃいいの多いから。
うんうん。
なんかだからまとめて夏のホラー特集とかありかもしれないですね。
一気に3本とか2本とかやるのっていいけどね。
イノセンツはありかもしれないですね。
うん、イノセンツはいいかもしれないです。
うん。
やります?イノセンツ。
やります。僕は賛成です。
いきますか。
はい。
じゃあもうイノセンツでいきましょう。
はーい。
はい。
では、お知らせになります。
8月の映画は話したすぎるバーを開催する予定です。
場所は大阪の南森町にある日刈り弁当型カフェバー週刊回り、
日時は8月26日土曜日、オープンが19時、クローズが23時となっております。
えーと今回開催大阪なんですけれども、
大石さんが参加される予定となっております。
はい、久しぶりに参加させていただきます。
はい、なのでぜひその意味でもお越しいただけたらなと思っております。
また今後の番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想、次回テーマ作品の感想などご自由にお送りいただけると幸いです。
また次回バー開催情報、ポッドキャスト、次回テーマ作品の告知も行っておりますので、
ツイッターのフォローもよろしくお願いいたします。
ツイッターじゃなくなるのか?
ツイッターでいいんじゃないですか?
Xでしたっけ?確か。
Xのフォローもよろしくお願いいたします。
ん?まあいいや。
あとこの番組のイメージキャラクター、映画の話し、スタッフ切り猫、仮は知られたグッズを販売していますので、
よろしければご購入くださいませ。
お便り、受付先、ツイッターアカウント、グッズ販売サイト、イズム番組説明文に記載しております。
はい、それでは映画の話し、スタッフ切り猫ラジオ第127回
ミッションインポッシブルデッドレコーニングパート1の会議を終わりたいと思います。
タオルさん、今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。失礼しました。
はい、非常に頼りになりました、本当に。
また何かあればお呼びさせてください。
はい、ありがとうございました。
はい、それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。