00:12
はい、始まりました、映画の話したすぎるラジオリニューアル第19回になります。
映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネ坊主を運営しています、代表の原口です。
前田です。
アリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、最近皆様どうされてた感じですか?原口さんいかがされてますか?
割と結構よく劇場にはいてて、はい。
1日3本を見てまして。
え?仕事してます?
えっとね、仕事早く終わって3本見れて。
それって。
この後もお二人にぜひ語って欲しいんですけど、
サイコゴアマンと屋敷女とアメリカンユートピアのボイドサウンドを見てきました。
ぜひ二人に語って欲しいな、はい。
1日あれですね、シネマと震災橋こもった感じですね。
はい、そんな月曜メイズデーを過ごしておりました。
それ、仕事上がりとかじゃなくて、普通に休みの日に行ったってことですね。
いやいや、仕事上がり。
え?ちょっと僕のソルバンでは時間の計算が1日24時間じゃないことになるんですけど。
意外とね、90本作品が撮影からいけたんだ、これが。
いけるんですか、それ。
いけるね。
だから狙えてますよとか言って。
狙いますよ。
あの、早くは仕事を始めて早く上がってます。
あー、なるほど。だいぶフリキシブルですね、働き方。
はい、スーパーフレックスです、はい。
なるほど、いや羨ましい。
はい、じゃあ前田さんはいかがされてますか?
私、あのさっき原口さんが言ってた、屋敷女見に行って、もうだいぶ楽しみにしてたんですけど、
本当にもう、なんて言うんですかね、最高という表現が適してるのかわかんないんですけど、
屋敷女はもちろん見たことあったんですけど、やっぱり劇場で、しかもあの、モザイクとかないんですよね、なしで。
それがちょっと初めてだったんで、もうなんか、レストランとかだとモザイク入ってるんですよ、屋敷女。
はい、まじですか。
今回もない状態で、かなり、かなりこう、なんて言うんですかね、これぞ映画体験っていうような、
そこがモザイクは入ってたの?
えーとね、確か最後の、最後のシーンですね。
あー、出すとこね。
屋敷女は出せないけど。
何かを出すところが、はい、えぐいから入ってんのか、そうか。
はい、なんかだからそれ以降、ちょっとホラー映画、なんて言うんですかね、超えられないから、ちょっと見れないなと思ってて、
で、ちょっと気分転換に、君の名はを見ました。
え?
ん?
新海誠?
え?
初新海誠さんの、
まじですか?
えー。
まさか、このタイミングで。
そうなんです。
心臓に悪いっすね、これ。
怖いな、びっくりした今。
はい、どうでした?
いやもう、恐れていた前田さんの初新海誠じゃないですか。
そう思うじゃないですか。
大傑作やないかと思って。
えー。
03:00
えー。
3回ぐらい泣きましたもん。
えー。
おー。
マリオンさんがガッツポーズをしています。
イェーイっていう感じですけど。
これはほんとね、前にマリオンさんに、新海誠と細田守一緒じゃないんですかって言って怒られたことを思い出して、
ほんとすみませんって思いました。
それは、ちょっとだいぶうかつな発言でしたね、それは、ほんとに。
あの時の私を許してほしいです。
あの時のマリオンさんの作品を忘れられないです。
隠しきれなかったっすね、さすがにはね。もう許します。
仲直り。
はい。
絶対好きじゃないと思ってた。
いや私も思ってたんですけど、普通に話めっちゃ面白いし。
おー。
なんかこう、映像も全てが爽快で、ほんとベタなところで泣いちゃいましたね。
はい。
早く2人を合わせてって思ってました。
それ見方として完璧でしょ、それ。
いや、四季音楽のトラウマを払拭するために君の名を見るっていう。
いや、正しいですよ、それ。
説明したい流れですね。
いやー、楽しんでますね。
いやー、いい話聞いたな。
今日これで満足したぐらいの勢いで、いい話聞きましたわ。
もう満足しました。
はい、マリオンさんはいかがされてましたか。
えーっと、そうですね、僕はサイコゴアマンを見ましたよ。
はい。
サイコゴアマンとかを見たぐらいかな。
映画としては今日のお題の変更とサイコゴアマンかな、見たのは。
サイコゴアマンね、やっぱああいうぶっ飛んだグロい映画、やっぱ夏には1本ぐらい見たいよねっていう。
すごい楽しかったですよ。
花火みたいなもんですよね。パーンって。
もう突っ込みどころ、まあ突っ込んだら負けですけど、やっぱね、なんかサイコゴアマンがちょっと不憫で可愛らしくなってくるんですよね、あれね。
なんか女の子に操られちゃって、しかもまたその女の子はだいぶドSというかだいぶ狂ったキャラクターなので、なかなかサイコゴアマン不憫な感じになってくっていうのがちょっとおかしかったですね。
もしかして、僕以外の全員、屋敷女とサイコゴアマン見てる感じですか、これ。
私はサイコゴアマン見れてなくて。
屋敷女と絶対セットで見てると思ってた。
材料が持たなかったですね。
逆に僕は屋敷女を見ていない。
あ、なるほど。
確かにね。
みんな、シネマアート新菜橋大好きってことでね。
僕はそのサイコゴアマンを見た後に、シネマアート新菜橋の会員の陽子さんがやってるポッドキャストに出させてもらって、映画の話ちょっとしたりとかして、結構充実した末を過ごしました。
活躍してますね。
楽しんでますね。
多分同じ日に行ってて、シネマアート。
なるほど。
バーの方に遊びに来てくれる人と、ちょうど僕帰るとき会って、シネマアートにいるんですっていう話してたので、多分その人と一緒に見たんじゃないかなって今ちょっと思ったんですけど。
06:03
一人で心細くなって行ったら知り合い来てるっていう。
違いでしたね。
なるほど。シネマアートちょっと今熱いですね。
微妙に僕行きにくいんですけどね。
何回行きたいんですけどね。
行っちゃえ。
屋敷モンナが一番見たいですかね、あえて言うなら。
本当に見てほしい。
ちょっと僕モザイクかかってないっていうのを聞いて、ちょっとすごい惹かれました。
逆にそれって市販に流通してるものがモザイクかかってるってことですよね。
そのセール版で外れてるやつあると思うんですけど、レンタルとかはモザイクというか黒くなってる。黒いお菓子入れられてるのかな。
あー。
私やっぱり音楽がいいんですよ。音楽っていうか音が。すごく気を狂わせてくるんですよ。むちゃくちゃに。
映画のモザイクって本当嫌いで、こちとら見ちゃいけないものを見に来てるんで提案でって感じになるんですよ。
全体的にあの映画全てが見たあかんものを売ってるのに、見たあかんとこそこだけ嘘でしょ。全部見たらダメでしたでしょってなると思いますよね。
いやーしらけるわーって。
そもそも全部ダメでしょって。
僕モザイクって言うと、フティ・シェイズ・オブ・グレイっていう映画があったじゃないですか。
めちゃくちゃ黒黒透けみたいな真っ黒なぼかしがドンって出てきてて、ほんとラッタというか、ほぼ映ってないんだけどみたいな感じで、何を見てられてるんだろうって気持ちになった覚えがありますね。
あれはそういう映画やん。
いやでもちょっと構造的な問題はありますねそれ。
なんかやるならもうちょっとエイリー馴染ませて欲しいというか、真っ黒ドンはちょっとさすがになんだろうみたいな気持ちになっちゃうというか。
いっそその黒のど真ん中にエイリー・ログを入れるぐらいしたらどうです?って。
それはそれクレームきそうだよな。
なんかいっそ切ったらいいんですけどねそのシーン。さすがにそれはナイルでしょ。見てても。いっそカットした方がまだ情緒としてはまともでしょ。
僕はですね、例によってそんなに映画は見れてないんですけど、今ゴーデン・カムイが全巻電子版で見れるっていうのをずっと読んでて、しばらく読んでなかったんですけど読み返してて、読んでる方います?ゴーデン・カムイ。
え、マジですか?僕だけしか読んでない?このメンバーの中で。
今うちの妻がハマっております。
なるほど。ってことは変に熱量を出しても誰にも伝わらないってことですね。危なかった。
ゴーデン・カムイは物のけひびれたみたいな話をしようと思ってたんですけど、ちょっとやめときますわ。
多分売っても響かない感じで僕寂しくなると思うんで、やめときます。
じゃあもう今日の題入っていきましょうか。いつもよりオープニングトーク長くなっちゃいましたね。
じゃあ今日はですね、変更の話をしようと思っております。
09:13
では、映画ドットコムから解説読ませていただきます。
変更、言葉が消えた日。2017年に発売された台湾の大ヒットホラーゲーム、変更を実写映画化。
国民党政権下の白色テロ時代を題材に描いたダークミステリーで、第56回金馬賞で最優秀新人監督賞など5部門を受賞した。
1962年、台湾では中国国民党による独裁政権の下、市民に相互監視と密告が強制されていた。
ある日、スイカ高校の女子生徒ファンが放課後の教室で眠りから目を覚ますと、周囲から人の気配が消えていた。
誰もいない校庭をさまよう彼女は、政府によって禁じられた本を読む読書会メンバーで、密かにファンを慕う男子生徒ウェイに遭遇。
一緒に学校から脱出を図るが、どうしても外に出ることができない。
やがて二人は、学校で起きた政府による迫害事件と、その原因を作った密告者の悲しい真相にたどり着く。
はい、例によって皆様の騒ぎの感想を伺っていこうかと思うんですけども、原口さんいかがでしたか。
はい、こういう人は先に試写で見て、また劇場で見たんですけど、オンラインでイヤホンをしてみると音がゾワッとホラー感があって面白かった。
で、やっぱり見ながら、その現実の世界と閉じ込められた悪夢のような世界の、どっちを見てるんだと錯覚起こしながら、混乱しながら見ながらも、
最終的になんかこうね、いろんな嫉妬にまみれながらも面白かったですね。まずはサーリーそんなとこから。
はい、前田さんいかがでした。
えっと、すごくバランスのいい作品だなと思っていて、なんかもっとこうホラー映画っていう感じかなと思ってたんですけど、
一概にこうホラー映画っていうジャンルでくくれないような、いろんな面白さがあったなと思い、結構感動しましたね。
はい、まにもさんいかがでしたか。
やっぱりあの僕ホラー、日々なので結構何でもすぐ驚いちゃうんですけど、やっぱり見ながら普通にホラーシーンに関してはめちゃくちゃビクビクしながら見てすごく怖かったし、
やっぱりその当時のちょっとラマっぽい感じも含めて、この映画見るまで僕やっぱ台湾の歴史みたいなの全然知らない状態で見たので、
実際こういう自由が迫害されてた時代があったっていう、これを見ながら初めて知る機会になったし、
やっぱりそこで粛清とか密告とかに怯えながらも、でも自由に行きたかったっていう、その当時の人々の切なる思いみたいなのとか、
あと今回の現の真相にあたる部分での後悔とか、っていうのがちゃんとなんか息づいたすごくいいホラーだったなというふうに思いました。
僕はですね、ちょっと前田さんの感想に近いかもしれないですね。
12:03
バランスのいいホラー、ホラーって感じがそこまでなくて、ホラーでもあるし、青春の話でもあるし、社会派の話でもあるしが、
それぞれちょうど同じぐらいの大きさで入ってる感じの映画になってて、
一概にそのホラー映画ですって感じではないというか、結構どの側面で見てもそれなりの完成度になってる映画で、
結果的に結構たまむしろというか、見方が結構多様な映画になってたかなとは思いましたね。
なんか結構楽しく見たって感じで、ちょっともうちょっと怖くてもよかったかなっていうのが、
僕も怖いのめちゃくちゃ苦手なんですけど、見終わった後あんま怖くなかったなとかっていう生きりを出しちゃうんですよね。
もうちょっと怖くてよかったみたいな。
見てる最中は死ぬほど怖くて、これもうわーって思ってたんですけど、
もうちょっと怖くてもよかったなっていう気持ちが少しだけあったりっていう、欲張ったことを思ったりはしました。
じゃあ詳細に語っていこうと思うんですけど、
このラジオ基本的にネタバレと言いますか、見てる方前提で我々4人喋っていきますので、
こっから先はどちらかというと見てる方向けの内容になります。
もしまだ見てなくてネタバレ的な要素がない方がいいなって方は、
ぜひこの映画見てからこっから先聞いていただけたらなと思います。
ではまず原口さんあれでしたっけ、結構台湾詳しいみたいなことをおっしゃってましたっけ。
旅行で2回行ったりしてて、あと私の妻が台湾中国語、いわゆるファ語というものを学んだりしてて、
家にも結構台湾の資料がいろいろあるので、ちょっと今手元にも持ってきてるんで、
なんか疑問点あればできる限り答えさせていただきます。
いいですね、助かりますね。僕バックボーン何も持ってないんで。
実際あれなんですか、関銀礼時代みたいなの、中国国民党時代の名残みたいなのって今の台湾って見られるもんなんですかね、どうなんでしょう。
今はそうじゃないけども、資料感は結構あるからちょっと。
でもそんなには学校授業でもあんまり闇の歴史触れられていない、いわゆる近代史の闇の部分やから、
日本の学校授業でも近代史がそこまで授業時間中触れられないみたいな感じであんまり知られてない。
どうしても半分当時者だと触れにくいみたいなところがありますよね。
だからあんまりこの時代の映画ってそんなになくて、ゴハットみたいな感じのところがあって、
空輪って少年殺人事件とか非常上司ぐらい。
だから最近の台湾選手選外だとも全然開原例が明けた後の話が多い。
いやちょっと恥ずかしながら本当知らなくて、台湾と中華人民共和国の対立があるとかっていうのはある程度もちろん大前提として、
ある程度知りつつも、じゃあそこにあった具体的な歴史とかって本当知らなかったんだなと思って、
15:01
いやここまですごかったのねっていうのは本当ちょっと僕初めて知ったぐらいでした。
なんかあれですよね、時代的にはテルサテンとかジュリワングとかオーヤンフィーフィってこの大変な時代を生きてた人たちなわけですよね。
いやなんか、あっそうなんやと思って。
具体的にその映画のシーンでここがみたいなのがあります。
ホラー的な意味で言うとやっぱりその前半の方がホラーとしてより強調されて描かれてたと思うんですけど、
ホラーのジャンルで言ったらなんて言うんですかね、ちょっとうまくそんな詳しくないから言えないですけど。
なんか監督が意識したのがサイレントヒル。
僕はどっちかというとサイレントヒルを思い出しました。
はいまさにそこらしいです。パンフレットの元まさに。
そうですね僕も記事で見かけて、サイレントヒルやったことある方います?ゲームのサイレントヒル。
ないですかね、基本謎の断絶された空間の中をずっと彷徨って、
稀に異形の怪物、こういうモンスターみたいな、なんかわかりやすい形をしてないんですよね。
すごい異形の何かがいて、それをから戦ったり逃げたりしながらって行くんですけど、
僕がやったことあるのはサイレントヒルのプレイステーション1の時代の、
まず街中にずっと霧がかかってて、主人公ラジオを持ってるんですよね。
で、謎の異形の怪物が近づくと、ラジオのノイズ音が強くなっていくんですよ。
で、こっち行ったらオルワっていうのを、こう行きたくないなって思いながら、
こう彷徨って道を見つけていくんですけど、その中で学校の中に入ったり病院の中に入ったりするんですよ。
で、その霧が出てる屋外は、まだ霧が出てるものの明るくて、単に荒廃した街みたいな感じなんですけど、
建物の中に入ると、なんか血塗られたような真っ黒な壁面の空間になるんですよね。
で、その中をヒントを探していかないといけないんですけど、
ズバリこの変更の中で描かれた学校の雰囲気そのものだと思います、サイレントヒルの雰囲気は。
本当に何が嫌って、自分が操作してここを歩いていかないといけないのが嫌なんですよ、サイレントヒルは。
映画だと勝手に進んでくれるわけじゃないですか。
でもゲームって主体的なんですよね。
自分がここを歩いていくってことは選ばないといけないっていうことが死ぬほど嫌なんですよ。
で、ラジオのノイズ大きくなっていってるけど、どう考えても行く先こっちやわっていうのを、
自分が操作していくっていうことをしないといけなくて、
話の軸はサイレントヒル寄りに寄っちゃったんですけど、
自分がすごく無力な状態、謎の回と戦うような力も持ってない状態で、
ただ謎の閉ざされた空間を抜き出すためにはどうしても前に進んでいかないといけないと。
そこにはどんどん意味ありげなものがあって、
それをトレースしていって、ここから抜け出そうとしなければならないっていう、
ここから出ないといけないって考えてること自体が怖いみたいなのは、
結構この変更と近しい部分はあるなと思って。
ズバリズバリそうです。
僕も見ながら、これ絶対サイレントヒルやわと思いながら見てました。
18:01
まさに抜け出せない学校。
そうですね。
本当に監督自身がめっちゃゲーマーらしくて、
この変更のゲームをリリースされた日にクリアした。
すごいですね。
メランコリックで美しいストーリーにも強く心を動かされて、
これ映画にしたい、したいって業界関係者に言いまくったら、
プロデューサーが映画を買って、実にこれが出来上がった。
全然怖いの苦手なんで、ホラーゲームとか持ってのほかなんですけど、
やっぱり映画見ながら思ったのは、やっぱりゲーム原作なだけあって、
ゲームっぽいなとは思いましたね。
やっぱり学校を探索する感じとか、
何かちょっとヤバい怪物に追いかけ回されて隠れるっていうあたりのシチュエーションとかは、
モロニターゲームとかで見たような感じのシーンだなという風には思ったんですけど、
やっぱりそういう業はめちゃくちゃあるんですね。
あの横スクロール感とかすごいよなと思う。
それもちょっとですね。
サイレントヒルとかは、真横から見るようなアングルってそんななくて、
いわゆるバイオハザードみたいな斜めの固定カメラがあって、
そこを歩いていくって感じなんですけど、
サイレントヒルはバイオハザードもそうだったんですけど、
固定カメラなのが操作しにくいっていうのが
怖さに繋がっていったっていうのがあったと思うんですよ。
で、一番初めのバイオハザードとかもそこを狙って作ったって話は聞いたことあって、
要は完全主観だと操作しやすいんですけど、
自分が操作しにくいから、
後ろ!後ろ!後ろ!みたいな感じを、
自分が思い通りに動かせないことの怖さ。
ホラー映画で何でか知らんけど追いかけられてた転ぶみたいな、
もどかしさをゲーム自体が表現してるみたいなところがあったかなと思うんですけど。
どっちかというと変更って、
プレイ結局、この映画見るにあたってゲームやろうと思ってたんですけど、
時間なかったんですけど、
ゲーム画面のキャプチャーとか、
この映画を扱った記事の中でいくつかが出たのを見る限りだと、
結構真横アングルのカメラ、商品からのカメラが多いなって思って、
多分その感じはあんまないなと思ったんですよ。
どっちかというと背景に何が飾ってあるっていうのを、
めっちゃちゃんと見て欲しいカメラの置き方だと思うんですよね。
廊下に真横から開くカメラがあって、
そこに何が貼ってあるか。
言論統制時代の、
されてたことのモチーフとかが、
めっちゃパパパって貼ってあったりとか、
その何らかの人の写真が、
天地逆さまに貼られてたりとか、
横に貼られてたりとか、
ちょっと何かまがましさがあったりとか、
映画の中でも出てましたけど、
人が亡くなった時に貼り出す、
モチーフの貼り出しみたいなのがあったりとかっていう、
操作性というよりも、
散りばめられた不穏さみたいなのを楽しむゲームなのかなと思って、
そのあたりは映画にもちゃんと引き継がれてた感じはありましたね。
前田さん、ホラージャンル的にはこの方向性のものって、
慣れ親しんでる感じなんですか?
いや、でも結構なんか、
ジャンル分けするの難しいなっていうのはちょっとあって、
ゲーム原作のホラーっぽいところもあるけれども、
全体的にはちょっとそうじゃない要素の方がやっぱり強かったりするなと思うんで、
そういう意味で原作のゲーム自体がちょっとやっぱりすごいなと思っていて、
21:04
元々のテーマとか、
ゲームでこれを表現しようとしたっていうところが、
結構珍しいというか、面白いなと思いました。
今回このテーマを選ぶにあたって、
原口さんから共有してもらったネットの記事、
これはゲーム原作でこの変更を映画化したことに関する記事で、
ゲームの制作会社の側は、
そんな政治的なものにしようという意図が強かったわけではないっていうのがあって、
あくまで優れたホラーゲームを作りたいと思って作ったと。
その中で、より幅広い人が持っている恐怖を
題材にした方がいいであろうということで、
台湾の人々が最大公約数的に持っている恐怖は何かってなった時に、
白色テロ時代の言論統制とか、
その弾圧をテーマに選んだってなってて、
政治的なエンターテイメントを作るのって、
すごい難しいというか、
どうしても反対意見とか気にして作りにくい部分ってあると思うんですよね。
自粛してしまったりで。
でもこの変更、
まずゲームとして面白くしたかったっていうので、
これを選べているのすごいいいなと思うんですよね。
で、みんなが怖いと思うものを、
だからホラーの題材に選んだって、
すごい真っ当というか妥当だと思うんですよ。
今の時代に、
例えば吸血鬼とか狼男を押せることって、
すごい難しいと思うんですよね。
それをホラーの題材にしたとしても、
それって何かの、
すでにポップカルチャーの中に定着してるから、
それを引用しているだけだと思うんですけど、
本当に怖いと思えるものを題材として選ぶって、
すごい大きいなと思って。
で、その中で政治、歴史ってすごいなと。
政治とか歴史ってめっちゃ怖いじゃないですか。
めっちゃ怖いじゃないですか、本当に。
ポリティカルなものを忌避して、
どうしてもそこに触れないようにするよりは、
この恐ろしく巨大な怪物的な何かを
喰らってやるぜみたいなのいいなって、本当。
こんなゲームが、こんな映画が作られるの、
すごい羨ましいなと思って。
あくまで本当に一部的な判断でしかないんですけど、
台湾のそういう部分、
すごく今健全なんだろうなってちょっと思ったりはしたんですよね。
なんかその私の中では、
逆にそれだけ台湾の人たちにとって、
言論統制とかっていうのが、
単なる歴史ではなくて、
もしかしてまたそういうような状況が来るかもしれないっていう危機感が、
やっぱり常に今もあるからだと思うんですよね。
それは、例えば今香港の問題だったり、
そういう問題が、
日本よりもやっぱりもっともっと台湾の人の方が、
明日は我が身というか、
むしろなんなら今も戦い続けてるっていうような感覚があるから、
それを恐怖の題材でパッとそれが出てくるのって、
やっぱりちょっと今私日本に住んでたら、
その感覚はないなと思ってて、
表現の自由を守りたいとかっていう気持ちはあるけど、
やっぱりどっかでそんな今すぐ、
言論統制がされてた時代のこととか、
されることっていうのをリアルには想像できないので、
その感覚がなんか本当にすごいなと思って、
この映画の中でも本当に有名になったものが、
そういう主張をしてるような感じじゃなくて、
24:01
単純に映画としてストーリーとして面白いし、
途中からどんどんミステリーの要素も強まってきて、
ミステリーだったり、ちょっとラブストーリーというか、
人間ドラマ部分が入ってくる中で、
最後の方にクリーチャーみたいなやつがバーンって出てくる時に、
怖いんだけど、この怖さの正体って何なんだろうっていうのを、
そこで改めてもう一回考えさせられるというか、
単純にその化け物の見た目の奴らが怖いんじゃなくて、
こいつらがそういう権力を持っていたり、
そういう自由を永遠に奪われるっていうことが、
それを具現化しているっていう描き方がものすごく上手いなと思って、
だから本当に最後ボロ泣きしてしまいましたもんね。
めっちゃ恥ずかしかったです。
ちょっとずれた意見になっちゃうかもしれないんですけど、
日本で学校でホラーを描こうとしたら、
基本学校の階段になると思うんですよね。
で、学校の階段ってちょっと何なのかなと、
その比較として考えてみてたんですけど、
学校の階段って基本小学校でしか出てこないものだと思うんですよ。
本作みたいにあるって基本高校生の年代ですよね、変更の。
日本の高校で学校内のホラーってあんまないような気がしたんですよ。
なんかあるとしたら、こっくりさんとか、
あっち系ですかね、都市伝説系とか、
そういうのは一時的にJホラーでは流行ったなって。
都市伝説とかになるんですかね。
だから学校の階段で妖怪みたいなものが、
もうちょっと重大なティーンエイジャー向きになって、
都市伝説になったようなイメージがある。
なるほど、そうですね、確かに確かに。
僕が思ってたのが、学校の階段って小学校でしか、
基本あんまり聞かれないものかなと思うんですけど、
なんで小学生って階段好きなのかなってちょっと思ってたんですよね。
幼稚園とか保育所とか、あるいは家庭で育ってたのを出て、
大々的に社会に触れる初めてのとこだと思うんですよね、小学校って。
そうなった時に、あれ思ってたよりこの世界って自分に優しくないぞっていうのに、
気づいていっちゃうんじゃないかなと思うんですよ、小学生って。
ちょっと待って、本当にまた私の中で山口さんが…
ごめんなさい、ごめんなさい。
いやいやいや、これはすごいなって思いながら聞いてる意味なんですよ。
いや、思ってたより世の中が自分に優しくなくて、
そんな優しくなさを咀嚼するために、
何か形のある恐怖を作ろうとするのかなってちょっと思ったんですよね。
それが学校の階段だったりするんじゃないかなと思って。
自分が今、家とは違う場所にもともと恐怖っていうものが存在して、
例えば七不思議とかがあって、
そうやって怖いけど同時に知りたいっていう願望もあると思うんですよ。
それってやっぱりその、なんかこの世の中の恐怖というか、
得体の知れなさに対して咀嚼したいというか、
飲み込みたいみたいなのが思いとしてあるのかな、
本能的にあるんじゃないかなってちょっと思ったりはして。
都市伝説とかもそうだと思うんですよ。
世の中って実はこうなんだぜって言いたい。
27:01
訳のわからない恐ろしい秘密があって、
それが世の中に存在してるって思いたいみたいなのがあると思うんですよ。
それってやっぱり日本の、
例えばその小学生が学校の階段に求めるものとか、
高校生が都市伝説に求めるものって、
形のないものというか、
まだ自分が知らないものっていう感じがあるんですけど、
そのこの変更だと、
政治っていう圧倒的に存在しているものじゃないですか。
日本の少なくとも戦後教育の学校の中だと、
その政治が怖いっていうのはあんまないなと思うんですよね。
戦時中とかもめっちゃ政治怖いっていうもののど真ん中だと思うんですけど、
戦後経て多分そういうの切り離されたと思うんですよね、基本的には。
もちろんずっとありましたよ。
ずっと政治的な問題ってあったけど、
少なくとも小中学生とか学生レベル、
大学入ったらもちろん学生運動とかに飛び込んでいくから、
高校生になったら変わってきますけど、
小中学生ぐらいって多分政治と切り離されてたと思うんですよね。
でも本当はその言論統制とかって、
小中学生とかも当事者になるわけじゃないですか。
だから学校の中になんだかよく分からないものじゃなくて、
政治っていう明らかに巨大で恐ろしいものが入り込んでしまってると、
っていうのがこの変更だなと思って、
少なく日本で子供時代を過ごした人間として、
日本にあの変更が生まれてくる土壌はないなって思ったんですよね。
そこがやっぱすごいなと思うし、恐ろしいなと思うし、
やっぱりそれ実時だからですよね。
日本って終戦でちょっと何らかのリセットボタン押されたと思うんですけど、
台湾の白色テロ時代、解禁令時代って、
だんだん冷戦下で共産主義陣営と反共産主義の陣営の対立が
ちょっとだんだん弱まってというか、
その中でなくなったと。
ごめんなさい、本当に詳しくなくて、
今回しゃべるために軽く調べた程度なんであれなんですけど、
グラデーションで繋がってるから、
ここまで生々しく描けたんだろうなと思って、
日本みたいな断絶じゃないなって、
そのリアリティ、実際にだんだん変わっていくのを知ってる人がいる中で生まれてきたもの、
なんかその得意性ですかね。
ちょっと適切な言葉遣いできてるかわかんないんですけど。
学校に政治家がどう関わってくるかっていうのは、
多分日本とだいぶ違うんだけど、
最初見ててよくわからなかったのが、
パイ教官という人物。
あれはパイ教官じゃないですか。
教官ですよね。
それとは別に先生っていう学校の先生がいるわけですよ。
この教官って何って思って、
パンを踏みて分かってるけど、
あれ要は国民党の教官っていう意味。
要はそれで、
相手が学生と言うのも反政府分子やスパイを徹底的に取り締まると。
だから日本で考えたら、
学校に公安がいるっていうことかな。
超怖いよなっていう。
30:00
超怖いですよね、それ。
超怖いですよね。
こういうことが今聞いて思ったんだ。
中学校、小学校もおったのかわからないけどね、当時。
にしても、
ここにそんな公安の人がいるって超怖いよなっていう。
教育機関なんて、
一番見張るべきとこっていうのは、
確かにその通りって言ったらその通りですもんね。
思想教育してるような。
思想教育してる中で、
その中で反乱分子ってなったら、
まっさぎに学校を取り締まらんとダメってなるし、
教師ってなったらある程度知識人だろうし、
多様な文化に触れてるだろうから、
そういう言論の統制からしたら、
一番警戒すべき存在ですよね、知識人って。
そういう人間をちゃんと取り締まると。
打倒だからこそ、
わかんないですよね。
日本人わかんないですよね。
何事ってなりますよね、あれ。
台湾、やっぱり最近まで長平成もあったと思うんで、
そういうところもやっぱり感覚は違うと思うんですよね。
圧倒的に。
台湾が違うというよりも、
日本が違うような感じもするんですけど。
ああ、そうそうですね。
そういう意味では、
映画って、特にそういう歴史的なことが入る映画って、
本当日本の感覚だけだと全然理解できないこととかって、
急に入ってきたりするじゃないですか。
それを思わず感じさせられるような作品だったなと思って、
もっと本当にワーキャーするような映画かなと思ったのに、
深い映画ですね、結構。
でもホラー部分にちゃんと丁寧というか、
やることやってる感じはありましたね。
そこがあんまりないがしろになる感じは全然なくて、
もともとあくまでホラーゲーム作ろうっていうところから走ってるから、
そこを照り抜いたらダメっていうのももちろんあったと思うんですけど、
驚々しい学校の世界になって、
もちろんその背景もですけど、
なんかよくわからない女性との影?影じゃないな。
謎の幽霊でもないし、
何らかの女性との形をした異形の存在が廊下を歩いてきてっていうところ、
あれは学校の階段的な怖さで分かりやすいものだったりはしつつ、
明らかに異形の追跡者が出てくるっていうスペクタルクル的なホラーもありつつ、
割とそのバランスの良さというか、そのあたりは良かったですね。
政治性みたいなのがちょっとあんまり先場知らずに、
ちゃんとホラーとして作ってるってところも面白いなと思いながら見てましたし、
あと、いわゆるさびれた学校っていう、
床にもホラー的なシチュエーションの場所はやっぱり怖いんですけど、
ドラマパート?いわゆる。
そんでもうちょっと怖いなってシーンちょっとありませんでした。
現行の女の子の母親が本当にある意味呪いをかけている、
そして叶ってほっとしているみたいな場面は完全にちょっとホラー的というか、
そうせざるを得なかった悲しみもあるけれど、
結構ななんかすごい、人を呪うとか呪われるとかの下りはすごくホラー映画的というか、
33:04
僕はそこはちょっと肝が冷えるタイプの怖さがあったなって思ったんですけど。
あのお母さんは道教をやっていて、念仏を唱えている犯人けど、
あそこで木のみくじを振ってるのを覚えてた。
あれって結構台湾でポピュラーなやつで、
お寺がたくさんあるんですけど、お参りをしてもらったらおみくじを引くんですね。
で、あれだからね、見た目が柿の種みたいなやつの木のおみくじで、
2つを投げて、いわゆる柿の種の丸く盛り上がった部分と平らな部分、
あれが口号に出たら、自分の願いとかお願いが神様からよろしあっていますって言われてるってことになる。
あれちょうど口号に出て、だから父親に対する呪いに対してえでって言われてるっていう。
なるほど。
っていう怖さがありますね。
あそこって生浴び打仏って唱えてませんでした?
道教って生浴び打仏なんですか?
ちょっとその辺は僕知らないけど、とりあえずあれは道教なんですよ。台湾。
台湾行くとそういったお寺さんがたくさんあって会うことができます。
なるほど。
そうなんだ。
ああってあれを見て。
なんかその主人公、主人公というか女の子がそんな母を見てすごく嫌になるわけじゃないですか。
だけど自分も同じようにその子といなくなればいいって願うときに、
お母さんの映像が入ってくる瞬間の感じとか、
ああいう人を憎んだり、人を呪うような気持ちでいる自分がすごく怖くなるような感覚とかもすごく伝わってきて。
さらに前山口さんがヘレディタリーの話のときに言ってて、すごくそうだなと思ったんですけど、
自分のせいでそうなってしまうという恐怖ってあるわけじゃないですか。
しかもそんなつもりじゃなかったのに、ちょっと嫌がらせしてやろうと思っただけなのに、
自分のせいで同級生とか大好きな人とかが死んでしまう状況の怖さっていう、
そういう結構いろんな種類の恐怖が入れられてるなっていうのがあって、
そういう精神面でも追い詰めてくる感じもすごく良かったですね。
そうなんですよね。サイコロジカルな怖さもあるんですよね。
単にモンスターとかだけじゃなくて。
内面的な後悔とか罪悪感とか恐怖とかが具現化した世界に行っちゃうみたいなのって、
割とよくあるのかなとは思って。
そこに関してはかなり丁寧なぐらい説明してくれる映画でしたね。そこに関しては。
もっと分かりにくくても良かったのではぐらいにはちょっと思ったんですけど、
後半とか割とこのホラー的な現象は何を意味してたのかの説明していくぐらいの勢いになるじゃないですか。後半。
もっと意味わからなくても良かったのかなってちょっと思ったりはして、
そんな説明しなくても伝わるし、
多少その説明が足りなくて、どうはついつまが合うんだろうみたいなその行間があるぐらいの方が怖かったりするのかなとも思ったので、
36:08
割と純粋にその罪悪感の話になっていくので、そういう意味での怖さは少しうるすれたところはあったんですよね。
なんかもうちょっと突き放してくれても僕は良かったなと思って。
確かに怖いのって本当第1章ぐらいでしたもんね。後半はちょっともう悲しさというかいろんな格は上回って。
そうですね。やっぱりなんか切なさの方が見終わったとはめちゃくちゃ感じるところだったかな。
やっぱりその自由じゃなくなっていく世界、やっぱり何が辛いってやっぱりいろんな余裕とか豊かさがなくなっていくことだと思うんですよね。
女の子は先生に恋をしているというか、
インモラルというか、あんまりちょっと禁断の恋じゃないけど、ちょっと屈折した恋にはなるんですけど、
やっぱりそういうある意味、たとえば不倫とかもそういう系風になると思うんですけど、
やっぱりそういったものをする余裕とか、すらもやっぱりああいう束縛された世界は奪っていくっていう、
やっぱりそういうところに僕はすごく切なさを覚えるというか、
やっぱりそういうことができる、普段こういう不倫の騒動とか見ると何だこれはみたいなことが多いけれど、
そうなっているという風なことは一喜一憂できるぐらい本当に平和なことなんだなっていうのは思うんですよね。
そうですね。
この話に関しても結局、生徒と教師が恋愛関係になること自体の何らかのロマンチックさであるとか、
問題性みたいなところじゃなくて、あくまで結局その政治的なものにそれが利用されていくっていうところになっちゃうっていう怖さというか、
全部そこに集約していっちゃうんですよね。
ちょっとした嫉妬心とか猜疑心とか不安とか、本来いろんな形で現れてくるものだと思うんですけど、
全部それが政治的なものに集約していっちゃうんですよね。
それが実現できてしまうから、
あの人を密告すればあの人を排除できるとか、
今持っている自分の不満であるとか、
満たされなさが満たされるっていうことで、
どんどん利用されちっちゃうんですよね、すべての感情が。
それで一旦は解決するというか、
分かりやすい答えを与えてくれるから、
誰かが連行されてひどい目にあって自分はそうはならないっていうので、
そこでその分かりやすさ、自分は残される側だから正しくって、
あいつが間違ってるっていう答えを与えてくれるのってすげえ怖いなと思って、
実際の物事ってそんな分かりやすい答えってないと思うんですよ。
でもああいう体制、密告社会とかになると、
魔女狩り的な言い方もできると思うんですけど、
俺が正しい、あいつが間違ってる。
で、あいつはひどい目には拷問を受ける、あるいは殺される。
私は生きると。
このシンプルさってすごい甘美だなと思うんですよね。
39:01
ちょっとした心の隙間に忍み込んできて、
それを享受したくなるってめっちゃあると思うんですよ。
この映画の恐怖って多分そこですよね。
もちろんその体制そのものの恐怖ももちろんあるんですけど、
自分がその隙間にひるっと忍び込まれたら、
誰かを巻き込んでしたくなるっていう。
で、ちゃんとそれに呪い返されるっていうのがあの世界ですよね。
あの異形の学校の姿というか。
やー、やだなーって。あそこ行きたくねーなーって。
だからあのクリーチャーみたいなのがやっぱ顔が鏡っていうのもすごくそういうことですよね。
呪われたり呪われ返されたりっていう。
真影を覗くとき真影をまたお前も見ているのだっていう、
ああいうやつっていうことですよね。モチーフとしては。
剣兵のような姿をしたモンスターがいて、
サハシソウに系統している人間を追いかけてきて殺すと。
その殺し方も首を掴んで持ち上げて首を絞めて殺すっていう。
要は首吊りをイメージした殺し方をしてくる感じですけど。
そいつの顔が鏡でっていう。
ちょっとわかりやすいなっていうのは思っちゃったりはしたんですけど。
あれ自体が結局自分の外側にある体勢の恐ろしさだけじゃなくて、
その体勢の恐ろしさを成り立たせているものって一人一人の弱さってことですよね。
だから言論統制とかして支配的な社会構造を生んでしまうのは、
その一人一人の弱さが形作って、
ああいう何かを弾圧するような怪物的なものを生んでしまうと。
それは一人一人の中にあるものだから、
そいつの顔をまっすぐ見ることはできないってなると。
ただやっぱりその最後主人公、女性との決断が、
いやもう私は忘れないと見つめると。
その罪性であるとかおぞましさ、
自分が選んでしまった決断の恐ろしさを私は忘れない。
その被害に遭った人たちのことも忘れないってなったら、
そいつは壊れちゃうんですよね。
みんながそれぐらい強かったら、
あんな世の中にはならなかったんだろうけれども、
残念ながらそうではなかったと。
ただ、あの瞬間だけは、
主人公はそれに勝てたというカタルシスはあるなと思って。
ちょっとビジュアルの話になるんですけど、
椅子並んでるの怖いですね。
椅子並んでるの怖いなって思うし、
何が怖いんですかね。
椅子だけ並んでるのめちゃくちゃ怖いなと思って。
なんて言ってるのか。
規則正しくその椅子が並べられてるっていう辺りに
ちょっとした全体主義感が漂うとかじゃないですかね。
そこに当てはまっていくようにならなければならないっていう
器だけが存在してるっていうのが怖いのかなってちょっと思って。
人間が、そこに一人一人の人間はいないのに、
そこに整然と並ばなければいけないという構造だけが存在してるっていうのが。
42:04
この後人々がやってきても、
そこに個性とか存在しなくって、
全員この椅子通りに並びますと。
こうなんてありませんと。
全体しかありませんっていうのが、
もうすでに分かっちゃってるっていう感じなんですかね。
ちょっと嫌だなっていう。
それで言ったら、ちょっと違うんですけど、
首吊られてるのすごい怖くて。
怖いですね。
もっとグロい死体とか死に方とかっていっぱいあるんだけど、
首を吊ってるとか吊られてるっていうビジュアルってすごい気持ち悪いですね。
なんなんですかね。結構インパクトがあるなと思って。
首吊りしてる、首が吊られてる死体を見て、
みんな盛大に拍手してるみたいな場面の、
おぞましい空間っていうか異常性みたいな。
すごくなんだろうっていう、
ちょっと気味さがめちゃくちゃ出てたなって思いましたね。
だいぶ話ずらすんですけど、
主人公2人、女の子と男の子いて、
男の子ちょっと役名も役者の名前も覚えてないんですけど、
彼めちゃくちゃ男前じゃないですか。
女の子めっちゃ可愛くないですか。
まあそうですね。
坊主で男前ってわかるってめちゃくちゃ男前やなと思って。
こいつめっちゃ男前やなっていうのが、
坊主の段階でもうドーンって出てくるから、
この人すごいなって思いながら見てて。
なんかもうみんな爽やかだから、
こんな話やめて今からポカリセットの撮影しようやと思います。
確かに主役の女の子はポカリのCM出てそうだなって。
最近のポカリのCMの何とか瀬奈さんでしたっけ。
中島瀬奈さん。
中島瀬奈さんの雰囲気あるなと思って、
ポカリのCMいけるやろうっていうのは確かに思いました。
あのメンバーで普通に酸っぱい青春モノやって欲しいですよね。
確かに。幸せバージョン。
なんか私、母が台湾人なんでしょう。
そうなんですか。
これめっちゃ途中で言う。
そうなんですか。
だからといって、生まれは台湾なんですけど、
3歳で日本に来てるんで、あんまり記憶もなくて、
そんなめっちゃ詳しくないので、
ちょっと最初のトークの時に黙っとこうと思って。
確かに最初に出ちゃうと、
みんなめちゃくちゃ構えるし期待してたかもしれないです。
どれぐらいご存知なんだろうって感じで。
なるほど。
最高のタイミングのインターセプトかもしれないですけど。
だから、そんなに歴史に詳しいとかってことじゃないんですけど、
ちょくちょく馴染みのあるもの。
さっき言ってた木の。
占いのやつ?
占いのやつとか、
あと男の子が持った人形とかも家にあって。
答えがギの人形。
そうですそうです。
ちょくちょく懐かしさというか、馴染みのある。
45:01
だから結構中国語も全然喋れないんですけど、
ある程度やっぱり聞き馴染みがあるので、
へー。
すみません、謝罪でまして。
それでお父さんにぜひ見てほしいなと思って。
この映画。
この映画。
進みようと思ったら四国に来ないっていう悲しい。
変更が。
そうなんですよ。四国にも来てほしい。
結構対策でもないから作れないですね、確かに。
台湾映画は確かに土壌はないですよね。
日本に今広く見られる。
あんまりね。
そうですね。
配給のツインさんに頑張ってもらわないと。
確かに僕全然台湾映画見てないな。
それこそさっきチラッと出たの、
ウリンチェ、非常上司とかも見たことないですし、
絵作ってね、よく生聞くやつですけど。
ウリンチェね、いつか見たいと思いつつ、
絶対家で見れないから。
まあね、4時間近くあるので。
どっか映画館でやるときに見たいなと思ってるんですけど。
いやでもこの時代の話なんですね、クーリンチェって。
あれは大人がその中で動いてて、
でもあくまでも子供の話。
結局そういう統制されてる文学とかに触れなければ
割と普通に暮らしてるとかっていう背景もあるんでしょうね、
そのあたりって。
結構あの話の背景ってこんな大変やったんやみたいなのって、
韓国映画とかでもありますよね。
サニーってあったじゃないですか。
サニーも危険な話だから。
あれ普通に女子学生として暮らしてるけど、
背景も普通に軍事政権なんですよねって考えたら、
いやーなんか怖いなと思うしすごいなと思って。
一応これ大学時代にアイイロナツコイっていう台湾青春映画があって、
それが初めてかな、学生の時に。
青春映画のように見えて、
この間リマスターで見たらしっかり台湾ニューシーマンやった。
結構だから割と2000年代からちょいちょいやってましたね、
台湾青春映画っていう。
それこそね、大阪アジア映画祭だともいろいろやってました。
まあそうっすよね、確かに。
で、やっぱ最近ダイバーシティ系の話が非常に多いです。
台湾映画、触れようと思ったら機会はいくらでもあるってことですね。
結構ね、青春映画は古き良き日本のドラマ感がすごくあって。
まあまあそれは。
で、定番の水しぶきのシャワーが虹に当たって綺麗に見えるとかね、
定番でしょ、あれにしてると。
古き良き日本のイメージがそこなのがめっちゃ面白い。
懐かしいとこはあるんでしょうね、その辺りは。
まあそんな中で変更が、おととし2019年の台湾映画ナンバーワンヒットと。
やっぱジャンルの対策が出てくると身近になりますね。
やっぱり文芸的な作品だと好きな人しか見に行かないっていうのはあると思うんですけど、
48:04
アクションとかホラーとかそういうジャンル的なものでめぼしいものが出ると、
すごい一気に身近になるというか、それきっかけで触れる機会も増えたりするでしょうしね。
ちなみに余談なんですけど、3年前に台湾に行った時に台湾でカメ止め、カメラを止めるなを見たんですけど、
台湾人にも普通に受けてました。余談ですが。
台湾に行ってカメ止め見るっていう腹口さんがすごいですよね。
特技の妻が見てなかったので、ちょうどやってたから見ようかと。色んなとこやってたんで。台湾人も普通に笑ってました。
台湾って映画どれぐらいなんですか?
どれぐらいっていうの?
値段。
1200円、300円くらい日本円で言って。
まあまあ見やすいですね。
今はちゃうだろうけど、コロナの前は普通にオールナイトギミックかなり1日に何回もやってた。
その辺もちょっと前の日本っぽいですよね。
かなり映画は普及してるし、よくやってる。
シネコもあと一応ミニシアター系の劇場もいろいろあります。
台湾映画見たいですね。
クーリンチャとセデックバレーぐらいしか名前知らないですよ。
でもセデックバレー知ってるのはすごいぞ。
セデックバレー名前だけはよく聞きません?
僕も知ってますね、セデックバレー。
セデックバレーも3時間超だからなかなか見られないですけど。
いろんな意味で見にくいですけどね。
監督してるウェイダーションがカノーっていう台湾の広報会計の手書き対応してるし。
はいはいはい。
なるほどね。
ちょっと変更の話に戻るんですけど、
変更ってタイトル、学校に変えるじゃないですか。
だからラストのシーンってすごい大きいんだろうなっていうのは思って。
この映画で一番元の本編というか、
実際に学校に閉じ込められるシーンって割と分かりやすいかなと思うんですけど。
ラストの現代パート。
生き残った男の子が歳をとって学校に戻ってきてるって、
あそこすごい一気に分かりにくくなると思ったんですよね。
あそこで一気に意味が開けるというか、
感じてくれってあそこで一気になるなって思って。
なんか皆さんどう感じてたのかなって。
あのラスト。
多分そこまでは大体みんな同じような話として捉えてると思うんですけど、
あそこで一気に選択肢広がってると思うんで、
なんか聞いてみたいかなと思ったんですけど。
ラストってどこらへんからラストですか?
あのあれです。
まず八日参りしてから学校行って、
もう学校は並行してるからあれにあれって言って、
最後その先生が隠してた女子生徒に対する手紙を見つけに行ってっていうところですね。
なんか私ちょっとだけ分かってないというか曖昧になってたのが、
この質問ヤボかもしれないですけど、
女の子は最終的に留まって自分も死んじゃうわけなんですけど、
51:05
どこまでがそこでこう急に主人公の男の子のところに戻って、
現実とその子が見てた夢というか、
なんかその話がどこまで本当のことってあれですけど、
あの女の子が先生とか他のみんなは処刑されちゃったんでしょうけど、
あの女の子のことをどういうふうに捉えたらいいのかなってちょっとずっと思ってて、
でもいなくなっちゃったなっていうのは分かるんですけど、
あの子だけが結構その現実じゃない世界の話の中で終わっちゃってるんで、
結構そこを私どう捉えたらいいかなとは思ったんですよね。
確かにそこは踏み終えるような感じは僕もしました。
他の人は基本的にその弾圧によって拷問とかあるいはその死刑で亡くなってるっぽいですけど、
その事実として言われてたっぽいことは、
舞台の壇上で首吊ったみたいなことは言ってましたよね。
そうかそうか、そういうシーンありましたもんね。
ただ、あのおそらく罪悪感とか後悔を生んであろうその内面世界の中で、
おそらくその何だろう、それじゃないものを選んだのかなとは思うんですけど、
それが何かって言われるとちょっと僕もよく分からなかったかもしれないです。
残る意味はそんなによく分からないというか、
前向きになった後なので、残らなくてもいいのではと。
生きるという役割を果たしてもよかったのではないかなとは思って、
よく分からなかったんですよね、確かにそこは。
やっぱりあの時代っていうのは、いわゆる精神世界的な頃なので、
やっぱりその子は自責の念に駆られて火をつってしまって亡くなってるんだろうなっていうところで、
やっぱりあの世界の中だけでは私が救われたっていう感じだって思ったので、
でも死んだ事実として言うのはもう、どう考えてもひっくり返らないので、
やはりあそこはやっぱり残るしかなかったというか、
ここで残らざるを得なかったっていうのが悲しいんじゃないかなって思いますけど、
最後の学校のシーンっていうのを含めて思ったのは、
やっぱり事実を忘れないでほしいという切なる願いなんじゃないかなっていう感じが捉えてて、
だから結構映画っていう範囲で見てたけど、
結構見終わった後はすごい社会派な映画見たなっていうふうな感じで、
後味を持って劇場後にした感じだったんでしたね、僕的には。
やっぱりお墓参りするのにも、結構年経ってましたけど、おじさんになってましたけど、
ようやく来れたって言ってたじゃないですか。
それだけやっぱりあの時代ことがすごいトラウマというか、心の傷になってることになってるし、
ようやくこの長い年月が経ってようやく母前に立つことができたっていうぐらい、
54:04
やっぱりひどい時代だったんだろうなって思うし、
やっぱりそれは忘れちゃいけないことだろうなっていう。
そこにやっぱり願いというか、ちゃんと当時の人たちの誤解とか思いとかもちゃんと描いてるからこそやっぱり忘れないでほしいなっていう意味が、
ここは結構強いメッセージ出てたんじゃないかなって思いましたけど。
あの最後の学校の様子がすごい印象的で、
おぞましい世界になってたあの学校。
闇と血のような色で血塗られたような学校の世界。
精神的にはそういう恐ろしい世界になってたし、
現実においても弾圧が吹き荒れてた地獄のようなところだったんですけど、
ラストの現代パートのところで何もないただの廃校になった学校のようにも見えて、
普通に今日本にある廃校になった学校とそこまで景色変わんないのかなと思って、
あんなに恐ろしいことがあった場所なのに客観的な状況としては何もなかったかのようにちょっと見えてしまうと。
不良とかが入ってきて落書きしたりとかの荒れてる雰囲気はあるんですけど、
あの恐ろしい時代のことなんてまるで何もなかったかのようになってるのがすごく寂しいし怖いなと思って、
覚えておこうとしなければ消えてしまうものなんだなと思って。
で、それを覚えてる人はごく一部。
しかもその覚えておくっていう選択をする勇気を持ってた人しか多分覚えておけないのかなって、
その忘れようとしてしまう人もいてしまうと思うんですよ。
その中でちゃんと覚えておくというよりは向かい合おうとする人って感じですかね。
覚えておくことだけができるかもしれないけど、だから墓参りしたりだとか学校の中に帰ってくるっていうことを選べる人ってきっとそんないないんじゃないかなって思ったりはして、
そういうちゃんと覚えておこうとする人、向き合おうとする人っていう人がいなければそこはただの廃校になった学校になってしまうけれども、
そこに伝えようとする人、覚えておこうとする人がいればこのおぞましい歴史を後世に伝えたことができると。
ただ油断したら単なる建物になってしまいますよっていう。
割とヒリヒリした感じがあるなと思って。
なんかね、すごい寂しかったんですよね、あれ。油断すると消えちゃうんだなって思って。
なんかあの懺悔って概念があるじゃないですか。穢れが残るっていうの。
いや、残んないんだなって。
残んないんだわ。
死んだ人の思いとかって残念ながら残んないんだわって。
ちゃんと意思がないと消えるんだわって。
消されるんだわって、誰かによって。
怖ぇなって思ったんですよ。
なんかある意味で、ちょっと前のシーンで、先生が捕まって牢屋から出ていくときに、直前に男の子に、
57:00
お前は生きろって言うじゃないですか。
未来は自由だっていうセリフがあったと思うんですけど、
その時に私、未来は自由だっていう、未来に今自分たちが生きてるんだなと思ったんですよね。
だから、何て言うんだろう。
何もなくなっちゃったっていうのは、ある意味で自由になったからなんだろうなっていうのはちょっと思ってて。
だからそれが今の私の状態というか。
だから忘れちゃいけないものは本当あるんだけど、
もうそれが忘れちゃうぐらい平和な状態に今あるっていう。
そこのありがたさというか、結構そういうのを最後のシーンは思ったりしましたね。
そうですね。でもそこで覚えておかない自由とかを享受してしまうと、
あっという間にあいつら帰ってくると思うんですよね。
覚えておかない自由というよりかは、そもそも知らんとかそういう時期になっちゃってるじゃないですか。
もはや。
知ろうとしない自由というか。
人類として伝え続けていかなきゃいけないっていうとこですよね。
あの憲兵モンスター帰ってくるんですよ、また。
帰ってきてなんか首絞められるなと思ったら自分の顔してるんですよね。
嫌ですよね。嫌ですよね。自分なんですよ、やってるのは。嫌ですよね。
サブクロみたいなの被せられるわけですからね。ほんと嫌です。
ほんまや。
あれ被せられるの嫌っすよね。なんかほんと嫌。
嫌。あのビジュアルきついですね、なんか。
やっぱこれフィッシング・ヤングーマンの時にも言いましたけど、
直接的に口をつぐませるみたいな殺し方って結構つらいですよね。
顔って声を出すところだし、個人を特定するところじゃないですか。
何かを見るところだし、何かを聞くところだしって、
その人間の尊厳みたいなのが詰まってるところですよね、顔って。
でもないですって。尊厳ないですってされるの嫌だわと思って。
ですね。
だからね、これ日本版のサブタイトルは言葉が消えた日だけども、
現代の方はディテンションっていう英語のサブタイトルがついてて、
これ、身柄を拘束する行為の拘禁っていう。
だから変更拘禁っていうのが非常にあれを表してるのかなっていう。
拘束じゃなくて拘禁。
だいたい話できた感じですかね、どうだろう。何かあります?
ちょっと見てないけど、30年後ぐらいの世界がNetflix版のドラマになる。
そうなんですか。だから90年代ってことですかね。
そうそう。でもちょっと69年ぐらいの時代の振り返りがあるらしいんだけど、
結局同じような話らしいんだけど。
だから日本だとNetflix版がさっき公開されたけど、
現場としては映画ドラマって流れる。
見方によってはなんかあれですね、ITみたいな話にできるかもしれないですね。
なんかあいつが帰ってくるから頑張って止めようぜって。
オカルトと戦うというか、めちゃめちゃ具体的な政治活動をするって話になっちゃいますけどね。
ドラマ版も興味が湧いたので、Netflixで見てみようかなと。
1:00:01
やっぱゲームやりたい気持ちはあるんですよね。
ゲーム気になりますね。
気になるけど、怖いのやだなー。
同じ話でもゲームの方が絶対怖いと思うんですよ。
絶対怖いじゃないですか。ホラーゲーム絶対無理なんだよなー。怖いなー。
主人公を移動させるの嫌じゃないですか、ホラーゲームって絶対。
嫌なんです。
自分が動かしてとかめちゃめちゃ嫌じゃないですか。
ホラーゲームとかお化け屋敷とか本当大っ嫌いで。
でもこの話のテーマ的にはきっとゲームの方が合ってるんですよ。
自分から見に行かないとダメだから。
自分からそれの事実に触れていかないとダメだから、
多分きっとゲームの方が合ってるんですよ、このテーマ的には。
嫌ですけどね。本当怖いって。
でもこれ台湾のインディーゲームらしいな、だから。
そうですね。
そこがすごいな、本当に。
すごいですよね。
確かに。
結構後半、テーマ的な部分とかポリティカルな話よったんですけど、
普通にホラージャンルとしてよくできてるんですよ。
そこがこの映画、すごいバランスの取れてるとこというか、
ポリティカルな側面とかテーマだけが前に出た映画だと、
多分こんなに広く見られなかったと思うんですよ。
ゲーム作った人も言ってたんですけど、
あくまでまずホラーゲームとして面白いものを作りたかったっていうのが、
結果的にそれをプレイした人たちの中に、
歴史とか政治に対する興味が出てきたって、
僕理想やなって思うんですよ。
そういうテーマとかメッセージのある映画って、
すごい難しいなと思うのが、
あまりそこが専用化しすぎると、
もともとそれを共有してる人しか見に来なかったりするって問題あるなと思ってて、
その問題意識もう既に持ってますよねって人だけが来ても、
しょうがないのって部分もあると思うんですよね。
やっぱりそこってバランスというか、
やっぱり広く見られるもので、
前提として知らなくても面白いものになってて、
その中に入ってるっていうのが、
娯楽の中で何か歴史とか政治に対して何かを語っていくのに、
いいバランスなのかなって僕は思ってて、
それをものすごい高いレベルで達成してる映画であり、
いいゲームだなと思ったんですよね。
実際ものすごい興味のある人が出て、
台湾の政治家の人もこの作品を名前挙げたみたいな話もあったので、
本当にそうだなと思うんです。
まず面白いから若者が食いついたなっていうのもあるし、
やっぱりそういうものがあるのってすごいいいことだなと思って、
本当にいい映画だったなと思って。
普通に日本の人もバンバン見て、
じゃあ日本はどうなんだろうとかって、
思ってほしいなって思ったりする映画でしたね。
じゃあ日本はあって、
よく考えたら別に日本も谷ごとじゃないよねってなったら理想かなって思います。
いやーでも面白かったですね本当に。
いい映画だったなと思いました。
はい、以上です。
次のテーマどうしましょう。
次のテーマどうしましょうかね。
YSPとか言ってたけど。
あのーちょっとまた難しい目の話になってしまったので、
1:03:00
IQ下げますか。
IQ下げますか。
あのーどうなんでしょう。
いいかな。
ワイドスピード。
ワイドスピード。
はありですよね。IQ下げる意味では。
それ今週末買ったでしたっけ。
そうですね。
で、あとこれありなんじゃないかなと思ってるのが、
元彼と墜落だけは絶対に避けたいけん、
これ話すのありなんじゃないかなと思ってるんですよ。
全然見る気なかった。
そっか、やめておきましょう。
タイトルだけで満足したみたいな。
面白いのかもしれないけど。
ちょっと本当に軽いジャンル言っとくのありかなって思ったのと、
あるいはサイコゴアマンありなんじゃないかなと思ってるんですけど。
サイコゴアマンいいんじゃないですか。
サイコゴアマン。
サイコゴアマン。
いきます?サイコゴアマン。
あと何か候補はあります?何か思いつきますか。
あ、でも屋敷女行ってみたくないマイラさん。
私はあれですけどなんか屋敷女、
シネマーでは1週間ですもんね。
あ、もしかしてもう終わります?
もともとリーブルでもサイコゴアマンも屋敷女もやんねん。
絶対もう一回見に行くと思う。屋敷女。
コロナの影響でリーブルってたくさんやってるからだいぶずれてん。
スクリーンずれてるからだいぶずれてん。
後ろ倒しになったんですね。
そうそう。だから結果的にシネマートだけ先やってんの。
もともとはリーブルがメインカーのはずやってんけど、
メインカーがずれていくっていう今のちょっと逆転状態があって。
シネマートの方がフットワーク軽そうですもんね。
まあね、2スクリーンでね。
そこまでは多くないか。
どうしましょう?
確かリーブルが20回ぐらいかやるから。
サイコゴアマンはどうですか?
サイコゴアマンでいきますか。
サイコゴアマンでいいんじゃないかな。
サイコゴアマンでいきましょうか。
サイコゴアマンで。
じゃあ来週はIQっていうか推進週間としてサイコゴアマンでいきましょうかね。
ちなみに再来週なんですけど、
原口さん、スーサイドスクワットいきませんか?
スーサイドスクワットいきません?
多分これ単発で見れるやつですよ。
ジェームズガン最高傑作と言われてますよ。
ミルクもアサヒトさんもね、天才かよって言っててな。
多分これは前後の文脈ないので、多分いけるかなっていうので。
どうですか?
スーサイドスクワット。
基本あれですよ、スーサイドスクワットって犯罪者として見れるとは思うのに。
アホな犯罪者だと思うので。
ダークヒーローっていいのかな?
そうですね、ダークヒーローかな。
多分前後の文脈関係ないかな。
だからこそ僕見たいっていうのもあるので。
どうですか?スーサイドスクワット。
再来週あれですよね、あと、ドントプリーズ2もあるからちょっと目玉が2つあるかなと思ってるんですけど。
確かに。
ドントプリーズ2か。怖そう。
2はあのじいちゃんが正義具合になるっぽいな。
いや、疑ってますよ、それは。
絶対何か裏があると思ってますけどね。
女の子守る的な感じは確かに出る。
1:06:00
ドントプリーズ2もやりたい気持ちはあるんですけどね。
スーサイドスクワットが多分一番目玉かなとは思ってて。
あとちょっとね、ホラー続くじゃないですか。
ホラー続くというか、変更やって、サイコロマンホラーじゃないか。
まあまあでも、ホラー系というかまあまあね。
ちょっとジャンル偏りなので、あと、あれですかね、ドントプリーズ2は普通に見に行く感じでいいですか。
話としてはスーサイドスクワットで、その翌週はドライブマイカーを頑張って。
その翌週?ちょっと待ってくださいね。
20日の週ですかね。
何時間?179分。
何時間ありますけどね。
無理な気がする。
味わい深い作品ですよ。
どうですか前田さん、ドライブマイカー。
3時間あるんですか。
3時間あります。
179分。
ちょっと100分が限界な私に3時間。
また考えましょう。
じゃあもう一旦、とりあえず次回はサイコゴアマンで、翌々回は一旦スーサイドスクワットのつもりでいきましょうか。
じゃあサイコゴアマン見ときます。
僕もサイコゴアマン見に行きます。
頑張って屋敷女も見ます。
屋敷女本当にいいと思いますよ。
でも語るのは難しいかもしれない。倫理的に、初見ですか?
初見です。
本当に初見の人が劇場で見れるの、うらやましいくらいですよ。
フレンチはすごいなーっていう。
フレンチはオシャレ以外も面白いぞと。
ある意味オシャレかも。
ちなみにその翌週はオールドいいかなと思ってるんですよね。
オールドいいですよね。
大賛成です。
この辺からホラーもガンガン入ってくるんですよね。B級も含め。
オールドはめっちゃいい。
東宝とはマスコミ社がないって言ってて、聞いてみたらシャマランがネタバレするの遅れてるか知らせないっていう。
見逃されてないですね。
おもろ。
ちょっと9月入ったらちょっと僕が見る限りメボシーのないくって、9月入ってから何かあります?
9月?
9月はアナザーラウンド。
全然知らないっす。
あれですよ。今年のアカデミー賞の国際長編。
ほー。
マッツミキルセンター、アナザーラウンド。
アナザーラウンドね。マッツミキルセンター。
ちょっと読まれた方がいいです。
これは聞くれた方がいいんじゃないですか、やっぱり。
そうですね。
あと、シャンチーもあるけど。
シャンチーはたぶん、普通に漢風ものとして見るのがいいのかなって思ってますね。
まあでも、なんやろ。
ちょっとだけ。
個人的に、監督と仲良いんだけど、先生、私を隣に座っていただけませんか?っていう振り物。
はい。
面白そうですけど。
あれは空白。
あー。
そうそう。
1:09:01
これ結構楽しみにしてる。
これ見るの怖いんですよね。絶対怖いやつじゃないですか。
いやその、例の自分のせいなのが一番怖いのの、サイタルモンでしょ、これ。
えーと、あとあれだ。えーと、燃える女の肖像の監督のトム・ボーイ。
あ。
あれ、あの監督なんですね。
えー。
燃える女の肖像の監督のトム・ボーイ。
僕、期待してるのはカラミティなんですけど。
あー。
カラミティ。
ロングウェイノースの監督のやつ。
その際ではすぐ見れるのかな。
あー、その問題がありますね。
ちょっと配給もちっちゃいとこなんで。
ぜひ取り上げたいですね、カラミティは。
うんうん。ロングウェイノースがね、本当にね、すごかったですからね。
そう、なんかもう高畑さんとか好きそうな監督だからね、ほんと。
ベタモテ名してましたよね、高畑監督ご存命の時に、ロングウェイノースは。
なんだかんだあるか。なんだかんだありそうですね。
8月公開のやつ、9月に話ししてももちろんいいですしね。
十分楽しそう、9月も。
そんな感じですかね。はい。
はい。
では、お知らせになります。
これまでも開催しておりました大阪の南森町にあるイベント型のカフェバー。
週間曲がりにて、8月もA1話したすぎるバー開催させていただきます。
日にちが8月の28日土曜日、最終週の土曜日ですね。
日時が今のところ16時オープンの20時クローズで、
アルコール提供なしのソフトドリンクのみの提供になる予定です。
現状大阪府緊急事態宣言出てしまっているので、
時間繰り上げかつアルコール提供なしのオープンにはなるんですけれども、
その分しっぽりとビーガン話できたらいいかなと思っております。
今回話した変更の話もそうですし、
これまで我々が話してきた作品、
竜と蕎麦菓子の姫であるとか、
プロミシングヤングーマンとかももちろんですし、
それ以外の夏公開の映画、
あるいは好きな映画全般とかそんな感じの話でも結構ですので、
ぜひ平和な話ししに遊びに来ていただけたらと思っております。
日時と万が一変更になる可能性もありますので、
週間回りのSNSをフォローいただくか、
このラジオの以降の回で最新情報はお知らせしていきますので、
そちらでご確認ください。
あともう一点なんですけれども、
ちょっと僕が企画に少しだけ関わらせてもらっている、
屋外型の映画上映イベントっていうのがありまして、
大阪の泉大津の屋外で映画を上映するっていうイベントがありまして、
ちょっと具体的な日時はまだ決まってなくて、
9月開催とだけなってるんですが、
泉大津野外映画祭というものがありまして、
そのイベント内で上映する作品は決まってまして、
1本はお母さんと一緒なので、
1:12:02
映画ファンの方には楽しんでいただくというか、
地元の家族に楽しんでいただくっていうものなんですけど、
もう1本がすごいんですよ。
千と千尋の神隠しをやるんです。
へー、すごい。
千と千尋の神隠しを屋外で見れることって、
そうそうないと思いますので、
ぜひ注目いただきたいなと。
興味ある方は、
泉大津野外映画祭で検索してみてください。
あと、まだクラウドファンディングで資金集めてまして、
開催自体は決まってるんですけども、
クラウドファンディングはまだ実行してますので、
よかったら一度検索いただいて、
もしご協力いただける方がいらっしゃれば、
ぜひクラウドファンディングをご協力いただけたらなと思っております。
はい、以上です。
では、映画の話したすぎるラジオ第19回、
変更の回をこれにて終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。
さよなら。
さよなら。