では近況入っていきたいと思います。
マリオさんいかがされてました?
そうですね、映画とかはいろいろ見てるんですけども、やんやん夏の思い出を見に行ったりとか、
あとウォーフェア、戦地最前線とかも見に行ったりとかしてるんですけども、
今回は文学フリマ京都に遊びに行ったっていう話をちょっとしようかなというふうに思ってまして、
はいはい。
まあ去年初めて京都で開催された文学フリマに行って、それから大阪でやってるやつと、また今回の京都とっていうので3回目になるんですけど、
ちょっと今回も参加してきて、また陽子さんと前田さんがまたブース出しているっていうことだったので、
ベスト回の時にも前田さんの方から告知あったと思うんですけども、
で、ちょっとまだ読めてないんですけど、パラパラと読んだだけでめっちゃ面白いそうなことばっかり書いてて、最高やなっていう感じの映画エッセイになってまして、
ちょっとこれは読み応えあるなみたいな感じで、ちょっとまた読んだらこう感想じゃないですけど、まあこのラジオで言うかもしれないですし、
まあちょっと前田さんとか陽子さんに直接会って、よかったですみたいな言いたいなっていうふうにはすごい思いましたね、はい。
結構リズマさん来ていただいたと伺ってます。
そうらしいですね、なんかこのラジオを聞いて今日来ましたみたいな人がたくさん来たらしくて、
で、あのブースのところにあの映画おみくじみたいなのを置けてたらしいんですけど、
なんか結構いろいろたくさん人が来たらしくて、おみくじの中身を補充するのが大変だったみたいな。
へー、いいですね、すごい。
そう言ってましたね、そう。
っていうぐらいちょっと、まあ僕が行ったときももう人何人かいたりとか、ブースの前にいたりとかしてましたし、
ちょっと僕自身はちょっとリスナーさんとお会いしたっていうのはなかったんですけども、
まあでも本当になんかいろんな人にこう読んでもらえてるんだろうなっていう気がすごいしましたね、はい。
ちょっと前田さん、Xのアカウントとかあるんですけど、鍵垢なので直接ちょっとお礼が言えないので、
ちょっとこの場を借りてお礼を言ってほしいっていうふうにちょっとことづてをもらってましたので、
はい、あのラジオを聞いてくださって文学フリマ遊びに来てくださった方、本当にありがとうございますっていうことでした、はい。
なんか文学フリマ自体が、なんか今回すごい規模自体が大きくなってたっていうのは、
まあちょこちょこ流れてきてたんですけど、あとあれですよね、あのオイスさんが前回買った本、
あのアクター賞を取られた方もブース出されてたみたいに見かけたんですけど。
へえ、そうなんですね、でも確かにあの人京都の大学出身だったはずなので、割とゆかりがある方っぽい。
あ、こっちの方なんですね、大学が。
そうですそうです、まあそれこそ今書籍読んでますけど、本当に大阪とか神戸とか、京都はもないかな、の描写が非常にいい感じで描かれてるので、
ほぼ全編関西弁みたいな、なんかそういうところも多分すごい、おそらくお住まいなんじゃないかなって思ったんですけど。
ほうほうほう、なるほど。
そうなのか、あと今回だとなんかびっくりしたのが、生き物係ってバンドあるじゃないですか。
ああ、はいはいはい。
の、あの水野さん?さんかな?が陣出されてるの知らなくて、あのブースに立ってらっしゃいましたね。
うん、あの東京でも、自分じゃないんですけど、あの高政さんが実際そのブースで本買われてて、
はい。
そう、挨拶されたっていう、挨拶しましたって話をしてて、そう毎回結構文掘り出されてるんですよね。
そうらしいですね。僕も初めて、なんかもうあのフラフラーっとあのブースを歩いてたら、
なんかちょっと紙を渡されて、これあの配布物とかいろいろあるじゃないですか、文学リマって。
で、なんの気なしにもらったら、あれ?生き物係の人やんみたいな、ちょっとびっくりしたみたいな、っていうのがあったりとかしましたね。
まあなんか、ずっとなんか陣というかいろいろなんか、いろんな人と対談するみたいな形式のやつですよね、確か。
はいはいはい、そうですそうです。
なんかされてるっていうので、えー全然知らなかったわって思って、まあちょっと買わなかったんですけども、はい。
そう、まあちょっと、個人的にはちょっと目標というかあって、今回文学リマ、はい。
あの、散財しないっていう。
おー、難しいことをしに行きましたね、それは。
そうなんですよ。ちょっとね、やっぱね、買いすぎちゃうので厳選しようっていうので。
わかりますわかります。
そう、なので、まあ今回その、買った本の冊数で言うと、1、2、3、4、5冊ぐらい?
あ、ほー。
結構コンパクトめじゃないですか、みたいな。
うん、いや、文振りの中ではかなりコンタクトが多すね、それは。
まあちょっと、これまでの文学リマに参加されてた方のやつとかあったりとかもしたので、まあなんかあんまり買わなくてもいいかなみたいなやつとかはあったっていうのもあるんですけど、
まあでも、まあ厳選したというか、買うものをした買い合って、やっぱりちょっと面白そうなものはたくさん見つけられたなっていう印象はすごいありましたね、はい。
あの、何だったかな、タイミーにはまって1年で80か70ぐらい職を転々とした人のエッセイとか、絶対おもろいやんかみたいな。
なんか、最近転職ばかり上手くなるってエッセイ流行りましたけど、それのレベル100番みたいな。
そうそう、いろいろこう、点々といろいろな仕事を体験してみての体験談みたいなのをまとめてるエッセイみたいなとか、なんかすごいやっぱ、まず引きが面白すぎるやんみたいな感じでちょっと買っちゃったりとかね、しましたし、はい。
あと本当、ネットにはとてもじゃないけど載せられないぐらい偏見を言い切っている恋愛本とか、いいですね。
こういうやつ、やっぱ読みたいわみたいな感じで買ったりとかして、まあ結構いいチョイスが自分でもできたんじゃないかなというふうに、いい買い戻したなっていう感じでしたね、はい。
いいですね。
はい、まあちょっとね、僕らもね、ジンを作るっていうことなので、僕らも出たいですね、みたいな。
ますね、うん。文振りでもいいですしね、出すの。
そう、出せるし、いいなとは思ってたので、ちょっと本当にあの、ぜひ皆さんお便り送ってほしいなって思いました、はい。
いやー、あの、なんでしょうね、そのタイミングってきますよね。
親が上位存在ではなかったって気づく時というか、その親というロールモデルから外れる瞬間みたいな、そこがあれっていう単に違和感ではあるのか、そこを境にも戻らないみたいなこともあると思うんですよ。
それが完全に一つのきっかけなのか、積み重ねなのかもわからないですけど、それって親側もコントロールできずにふと出てしまったのか、あるいはこういう側面があるって子に見せたいみたいなこともあると思うんですよね。
行儀のいい親だけじゃないぞ、みたいな。俺って昔あんちゃだったんだぞっていうのを見せたいみたいなのが、そういうのも多分あったりすんのかなっていう、この世の中には。
それが、まあ、良き者として子に届くかどうかはわかりませんねっていう。
そうなんですよね。多分、古くは息子と父親の関係はそれを良き者として描いてきた歴史があるんだろうなぁともちょっと思ったりとかして。
そこが、娘と父親になることでっていうのもありますし、そもそも時代的にも少し価値観が入れ替わってきてる。今だからこそ、疑問をそんなに高高に提出する映画ではないけど、でも明らかに明治的な、こう、描き方をされてるなっていう感じがあって。
なんかそこがすごい、この映画静かに良いことを、良いことというか、その確信をついてくるなっていう映画だったなと思います。
そうですね、なんか、ちょっと思った以上に胃がキリキリしそうな映画だったなっていう。なんかちょっとまあ、こう、大人って案外大人じゃないよみたいなものを、なんかちょっと知るみたいな感じの予告編だなとなんとなく思っていたんですけど。
で、多分そういう側面もおそらくあるのだろうなとは思うんですけど、結構ちょっと見え方が独特なところがあるというか、まあ視点がすごく新しい視点を持って、その大人と子供というか親と娘の父親と娘のその旅路を描いてるんだろうなっていうふうにはすごい話を聞いていて思いましたね。すごく見たくなりましたね。はい。
いやー、ぜひぜひ。もう結構本当、男性性を描く映画のこう、一個の系譜に入るんじゃないかなっていうぐらい結構良かったので、本当にオールドジョイと比較するとまた面白さがあるなっていうところもあるので、そこもぜひぜひ見てみてくださいっていうのと、あともう一作、バンジー会長オールグリーンズっていう、こちら方画なんですけど、
あのー、監督が猿学長であいましょうの児玉隆監督。
はい。
あー。
問題作ですね。
そう、うちの番組的にはね。
ちょっといろいろ思い出したくないことが思い出してしまいましたね。いやでもあの、すごい映画うまい人ですよね、本当に。
いやそうそうそうそう。で、今回の映画も主人公女子高生3人で、茨城県の東海町、原発があったり、過去にはそれにまつわるような悲惨な出来事があった場所ですけど、その街で舞台にしてこう、描かれていくお話なんですね。
で、3人は3者3様でそれぞれ家庭が貧乏であったり貧困であったり虐待であったり、あるいはこう、ネグレクトみたいな状態だったりとか、まあいろいろな家庭の不安みたいなのを抱えていたりして、で、そういう中で、どうこの地獄を乗り越えるかっていうところで、お金がなきゃそもそもここ抜けられねえじゃんっていう話になっていくんですよ。
で、結構この作品特徴的だなって思ったのが、舞台になる学校が工業高校なんですよね。
で、主人公の最初のモノローグで語られるんですけど、その今この高校にいるっていうのは勉強をしてこなかった、そこを諦めた人か、あるいは貧乏な人だっていう、要はもうその自分がここにいる時点で社会のヒエラルキーは決定づいてるっていうような世界観で描かれていく物語なんですよね。
で、主人公の、みのみさらさんが演じてる主人公とかは、そのヒップホップをやっていて、駅前でそのラップ、フリーラップみたいなことをやってると。
で、そうしてる中で、ひょんなことからトラックメーカーの人が気に入ってるらしいよって言って声かかっていくんですけど、そこでちょっと襲われかけるみたいな状況になる。
で、そこを結構快活にくぐり抜けるんですけど、そのくぐり抜けたタイミングで、運よく対魔の種を手に入れるんですよ。
運よく。
運よく。で、この対魔の種を使って人儲けしてやろうっていう話になってくるんですけど。
これそういう話なんですね。全然知らなかったんですけど。
そんな、クライムムービーですかこれも。
がっつりクライムムービーです。
そうなんですね。
そうなんですよ。で、その人儲けしてやろうってところに、他の女の子、それぞれ家庭環境だったりとか、あとは経済環境みたいなものが恵まれない女子が2人またそこに組んできて、3人でなんとかこの理不尽な世界を逸脱してやろうというか、見返してやろうっていう風になって。
学校の演芸部で対魔を育てるって話になってくるんですけどだんだん。
いいですね。軽い感じで犯罪やってくる感じいいですね。
そうなんですよ。めちゃくちゃ明るい感じで犯罪をやっていくっていう。
だから地方ものというか、日本地方貧乏ものみたいなものと、あとはちょっと台風クラブ的な、反抗期青春ものみたいなものが本当にうまくマリアージして、あとクライムムービーっていうのが3つ入ってるって感じなんですけど。
この映画、とにかく主演と3人女の子がいるんですけど、その3人を演じられてる南沙良さんとあと出口夏希さん、あともう1人お名前忘れちゃったんですけど、その3人がまあ良いので、多分結構評判はいいかなと思ってるんです。
スキルマーケットとかの、まあ主にこの3人の爽快さというか、っていうところがすごくこの映画の根っこでそれを強く支えてるんだろうなっていうのは見てて思いましたし、実際その見てて楽しい映画なのは間違いないかなと思いました。
で、この映画好きな人はあと1分くらい飛ばしてほしいんですけど、ちょっとここから文句言います。
ただ割とその女性、地方の女性だからこそ落ちる苦悩というか、苦しみみたいなものを切実に描いてるようにはこの映画見えるんですけど、
描き味がポップな映画というか、あるいは制作人、原作者含め男性が描いているというせいか、ちょっと伊画化されすぎてるなって自分はちょっと感じてしまって。
なんていうんすかね、その描かれてる状況とかはリアルなんですけど、なんか展開とかそこに入ってくる要素みたいなものがちょっとかき割り的なというか、
なんならちょっとアニメのリアリティーに近いぐらいな感じがあって、逆に理想化されすぎてるのが違和感だなぁってちょっと僕思っちゃったんですよ。
そう、だからこれすごいニュアンスとして伝えづらいあれなんですけど、
当事者的な切実さはあまり描かれてないように、自分にはどうしても見えてしまったなぁとちょっと思って。
なんで、そうなんかめちゃくちゃ確かに面白いし、よくできてるし、ポップで爽快、本当なんか1月お正月に見るには本当にちょうどいい映画なのは間違いないなとは思うんですけど、
描いてることのリアリティーがある程度リアリズムに乗っかってるので、それらの要素が全部深掘りされずにサラッと流されてるように見えてしまったし、
実際それじゃあ深く描けばいいかっていうとそういうわけでもないような気はするんですけど、
なんだかちょっと消費してるな感が映画を見てて自分の中に残ってしまった。潔癖すぎるかもしれないですけどね。
のがなんか自分の中で今飲み込みづらいなーって思ったポイントです。
なるほどね。何でしょうね、その作り手の性別とか、その描かれる側の性別とかがあんまりそこに影響してるっていうのは、ちょっと思いたくなさはあるっちゃあるんですけど、
例えば同じくヒップホップやってた若者の話やったら、SR埼玉のラッパーとかも田舎でラップやってて、
でも地元の先輩後輩の関係者の中にもうガンジュ絡めでここから抜け出せねーみたいなのを、
もうなんか当人たちはまあ表記にやりたいんだろうけど、こっちはずっといたたまれないみたいなのを楽しんでるみたいな、
でもちょっとそこの切実さに対しては誠実な映画だったりはしてたので、
そこを正直僕、そこを女性で描くってもっときつくなる可能性全然あると思うんですよ。男性主体に描かれるより。
そこをポップにするっていうのは、いいのかなどうなんかな、なんか見れたもんじゃなくなる可能性もあるかなって気持ちちょっとしたりとか。
いや、難しいですよ。だから逆にそれだから見れるっていう意見もあるのもめちゃくちゃわかるなと思うんですよ。
ただ実際問題、まあ僕が見た回の劇場の多くの方は男性だったし、実際感想多分上げられてる方のほとんども男性っぽいなと勝手に思ってるんですが、
なんかちょっとそこに不均衡があるように自分は思えちゃうし、あとそのラスト、この映画のラストってある意味こう典型的な展開というかステレオタイプな展開に対して、
なわけねえよバーカって言って終わるんですよ。で、その気持ちよさはあるんだけど、なんかそれ含めてステレオタイプな気が自分はしちゃうぞって思ったりして、いじわるすぎるのかもしれないんですが。
うわー、なるほどね。難しそうやな、バランス取り難そうやなというか、向いてないので何もこれ以上言えないんですけど、僕も。
思ったのは、いわゆるネイビーシールズってめちゃくちゃプロフェッショナルで強い人たちってイメージあるじゃないですか。
そういう彼らをある意味かっこよく描くじゃないけど、彼らのすごい体験みたいなのを題材にした映画もたくさんありましたけど、
今作見ると、意外と普通だなぁみたいな感じしたというか、普通って言うとちょっとおかしいんですけど、もちろんちゃんと訓練とかもう乗り切って固い絆でね、結ばれてるような人たちだと思うんですけど、
でもどんなに訓練している屈強な男でも、爆発くらったらもう延々泣くしかないし、みたいなところって、結果普通やなってなるんですよね。
ちゃんと痛いって泣くんだみたいな、結構うるさくて泣くしというか、結構みんなボロボロになるし、あんまかっこよくないんですよね、普通に。
それがリアルだと思うんですよね。
そこを描いてるっていう意味では、興味深いかなというふうにはすごい思ったんですけどね。
なんかね、多分めちゃくちゃ嫌なことしか言えなくなるんで、もうやめようと思います。
僕はそこそこ楽しみました。面白かったなという感じでした。
なるほど。ちょっと僕は合わなかったですね。
あとちょっと時間限られてるんで、どこまで話せるかわかんないんですけど、配信でアメリカンサイコを見たんですよ。
見たことないなぁ、そういえば。
最近ね、この番組のインスタグラムがあって、お知らせの投稿とかするんですけど、そうなった時にホーム画面とかが映って、
映画アカウントだなって思われてるから、映画のポストばっかり流れてくるんですよ。
なぜか全部外国のポストなんですよ。
で、その子に結構ね、アメリカンサイコネータ流れてくるんですよね。有名な名刺比べのシーン。
ご存知ですかね。名刺を比べ合う。
なんか映画自体見たことないんですけど、それはなんか見たことあります。
ちょっとそれがミーム化してるというか、一つのウォール街で成功する男像みたいなモデルみたいになってるんですよね、あの作品の主人公自体が。
結構一回見ときたいなと思って見て、結構面白かったなっていう感じなんですけど、
主人公が80年代のウォール街で、一応成功してると言われてる。
親が社長で、副社長やってるんですよ。
で、金も持ってるし成功してる。いわゆるヤッピーってやつ。
あんまり僕ヤッピーって言葉知らなかったんですけど。
で、一応成功してると言われてるんですけど、やってることはね、この同じような副社長やってるやつらのグループみたいなのがあって、
その中で誰の弁士が一番かっこいいかみたいなのを競い張ってたりするんですよ。
なるほど。
だからその空虚なんですよね。めちゃくちゃ。
で、ずっと他人の品定めしてるんですよ。
もちろん人の弁士もそうだし、人の着てる服が何のブランドかとか、
あるいは女性のことは容姿をどうこう、あるいはあの女はバカそうだとか、
そんなことばっかりやってるんですよね。
で、自分のこともそれで空虚だと思ってる。
自分っていうものはそういう抽象概念なんだっていう。
そういう存在の概念があるだけで中身は空虚なんだみたいな言ってるんですけど、
強烈な欲望があって、それが殺人衝動なんですよね。
で、その殺人をしていくんですけど、
一方でオール街をサムイケてるやつ風に振る舞ってる。
でもそれも振る舞ってるだけなんで、超高級店のディナーの予約を取ったふり、
でも予約取れないから、相手をめっちゃ酔わしてその店に行ったふりしてるけど、
実際には違う店で食事してたりとか、
アリバイ作って行ったふりしてるとか、そういうことばっかりしてるんですよ。
むちゃくちゃ空虚なんですけど。
で、本作見てて、その空虚さっていうのは主人公だけじゃなくて、
その世界そのものというか、
80年代のビジネスの背景主義的なものが繊維化しすぎた中で、
そもそもこの人たち、この街自体が空虚でしょっていうことを言ってる話にはなってるんですよ。
で、それが面白いなって。
だからその主人公はその空虚さの中で殺人をしてるんですけど、
周りのやつも殺人してないだけで一緒なんですよ、そこ。
なるほど。ある種サイコではあると。
殺人してるかしてないかだけの差しかなくて、全員サイコなんです、本当に。
はいはいはいはいはい。
っていう話にはなってて、
ビジネスパーソンって嫌ですよねっていうふうな見え方になる話にはなってるんですけど、
僕それ見てて、じゃあ自分とどこまで差あるのかなって思いながら見てたんですよね。
その主人公っていうものは、自分がどう見られるかっていうことにしか基本的には行動原理なくって、
内側にある衝動って殺人衝動と性欲と他者に対する嫌悪感しかないんですよ、内側にあるのは。
それ以外は全部自分がどう見えるかっていうことしか考えてないんですよね。
だから他人とのコミュニケーションの中に自分という概念を社会の中に作り出していくんですよ、カッコつけることで。
でもそれって本当にそれって自分と違うって言えるかなって思って、
こうやって一応映画を好きな人としてイベントやったりとかポッドキャストやったりして、
山口っていう人は映画好きでそれを発信してるんだなっていう情報を世の中に出して、
僕はそれによって自分を作ってるわけじゃないですか。
それの中身が本当に詰まってるっていうのを、
そういうビジネスの世界を嘲笑うことで自分はちゃんとできてるっていう、
それが映画っていう芸術だからあなたは中身ありますよねって自信を持って、
自信を持って僕あんま言えるなって思ったんですよ。
本当かなって。
僕はこの映画の登場人物よりはほどは空虚じゃないと自分では思ってます。
ちゃんと中身がある人間だと思ってますけど、
その中身があると思ってること自体が空虚じゃねっていう、
結局他者に見られる情報交換の中で自分というものがアルフレをしてるだけなんじゃないかって言われたら、
ないことはないよって思っちゃったんですよね。
主人公たちは名刺を比べして、
いかに他のやつよりいい紙を使ってるかっていう、
でも全部白い紙なんですよ。
紙の種類がちょっとだけ質感違うだけだったりとか、
あと金の白押しで自分の名前売ってたりするんですけど、
その金の白押しがどの本と使ってるとかっていうもので、
わずかな差をつけて比べ合ってるんですけど、
これって僕らが映画評審するときにね、
あそこで微妙な差がニュアンスでていいんですよねって言ってるのと、
何が違うのかなと思って、
そういうどんぐりの性比べの中にこそ人生の意味があるって言ってる我々と、
彼らの差ってあるんかなって思ったんですよ。
本当にビジネスの世界だけが空虚なのかっていうのを思って、
そこでね、自分じゃない世界を空虚って言って距離取って楽するのは、
ちょっと無理だったんですよね。
お前もやかんなって。
なるほど。
のを見てて思って、むしろ僕そのしょうもない、
ちょっとした紙の質感とか金白の本当の美さを比べて楽しんでるのって、
ある種、僕ちょっと豊かだとも思ったんですよ、そこって。
白って200色あるねんって言葉もあるじゃないですか。
その感性自体は豊かなわけですよ。
その白っていう1でしかないものの中に200の情報量を読み取るのは豊かなわけじゃないですか。
別にその人と比べることがスタート地点でも別にいいと思うんですよ。
名刺作りに命かけてる人だっているわけだから、
ただこれをミームとしてあざ笑ってるだけでは、自分は救われないなと思って。
別にお金儲けに頑張るのでもいいじゃんっていう空虚でさえなければ。
その空虚じゃなさを保証するものは、ビジネスかどうかとか芸術かどうかとかではないぞっていうのを、