今日のテーマトークは、星つなぎのエリオです。はい、ではマリオンさん解説お願いします。 はい、映画ドットコムより解説読ませていただきます。
トイストーリー、リメンバーミー、インサイドヘッドなど、イマジネーションにあふれた作品を送り出してきた ディズニーピクサーによる長編アニメーション。
何光年も離れた星々の世界を舞台に、一人ぼっちの少年と心優しいエリアが繰り広げる冒険と友情を描く。
好きなことにまっすぐな少年エリオは、何光年も離れた遠い星へ行ける日を夢見て、大好きな宇宙に思いを馳せていた。
しかし、一番の理解者だった両親を亡くし、周囲の誰にも理解してもらえず、寂しい気持ちを抱えている。
輝く星々のどこかに本当の居場所があると信じ、毎晩のように星空を見上げていたエリオ。
そんな彼の思いが届き、ある時、様々な星の代表が集う夢のような星々の世界、コミュニバースに招かれる。
エリオはそこで、心優しい一人ぼっちのエリアの少年グロードンと出会い、心を通わせて親友になる。
やがて、星々の世界を揺るがす脅威が迫るが、その危機を救う鍵はエリオとグロードンが交わしたある約束にあった。
Remember Meでストーリーアーティストを務めたマデリン・シャラフィアンと、私時々レスターパンダ監督のドミー・シー。
Remember Meで脚本共同監督を務めたエイドリアン・モリーナの3人が監督を務めた。
日本語吹き替え版では人気子役の河原エイドと佐藤タスクがそれぞれエリオ役とグロードン役の整理を担当。
はい、ではここから内容に触れる話入っていきますので、ネタバレ気にされる方がいらっしゃったら是非見てから聞いていただけたらと思います。
では、3人の感想、マリオンさんいかがでした?
そうですね、やっぱさすがピクサーだなっていうベルメイドの作品だったなとは思いましたね。
すごく丁寧に前振りも決めていて、それがちゃんとクライマックスに向けて回収されていくっていう気持ち良さがやっぱりあって、
やっぱりしかもまんまとちょっとこうウルっときてしまうというか、っていうのはすごいありましたね。
で、あとやっぱり宇宙が舞台っていうのもあってか、
やっぱちょっと去年とかすごいあの個人の話と宇宙がつながるような話が多かったなみたいなふうに思ってたんですけど、
あの夜明けのすべてとか、君の色とか、
異人たちもそうかなって僕思ってるんですけど、なんかそういったのにちょっと連ねてもいいような、
ピクサーがやるとこうなるんだなっていう個人と宇宙がつながっちゃうような話として、
そういった意味でもすごくなんかしみじみといい映画だなというふうに思いました。
もうちょっとあるシーンで結構普通にウルウルきて泣いてたっていうのがあるんですけど、
なのですごく僕は良かったなと思ってるんですけど、
ただちょっと結構これ、この映画の制作過程でのちょっとゴタゴタみたいな話をちょっと聞いてしまったがゆえに、
なんかちょっとなーって気持ちにもなったっていう感じですね。
なんかもっとその人にとって素晴らしい映画になったはずだっただろうなっていうこともやっぱちょっと思うとすごく残念ではあるっていう。
すごく出来は良いけどちょっとそこが残念だなというふうにはちょっと思いました。
はい、大井さんいかがでしょうか。
やっぱもうキャラクターが可愛くて、グロードンが本当に可愛かった。
あの見た目、あのビジュアルであんな可愛くなるのって難くないですかって思ったんですけど。
たぶんあのクマムシがモデルかな?ぐらいな感じの生命体ですけど。
代表の毛一本一本までちょっと可愛く最後見えてくるっていう。
なんかそういう意味で、やっぱりキャラクターの魅力を引き出すっていう意味で、ピクサーはさすがだなっていうところはまずありましたし。
単純に彼らが行ったコミュニバースにいた宇宙人の面々というかエリアンの面々のビジュアルの豊かさ、ほとんど人形いないっていう。
あの辺とかは本当になんか見てて楽しいなっていうか、なんかほんとマイエレメント見てる時の楽しさに近いような。
こういう世界あったらいいよねっていう、そういうファンタジーなところがやっぱりすごい好きだなぁと思いました。
ただちょっと子供向けにも感じてしまったのも正直なところではあって、確かにその一緒に来た親御さんに向けてのメッセージもあるにはあるかなとは思ったんですけど。
それこそここ最近のマイエレメントとか、あとは私だけのキレッサーパンダとかにあったような強烈な刺さり方みたいなものは少なくとも自分はあんまりしなかったなぁと思ってはいて。
さっきマリオさんがおっしゃったように、たぶん制作過程の底がかなり起因してるんだろうなぁと思うんですけど。
まあ実際はエレベーターだし、みんなが楽しめるところっていうところにたぶん落としどころをつけたんだろうなっていう感覚はちょっとあって。
特に冒頭の入りが割とすごい個人的なお話から入るところもあったんで、ちょっと期待はしてたんですけど、ちょっと期待を超えなかったかなぐらいの感じで僕は劇場アットにしたかなっていう感じですね。
はい、僕はですね、グロードむちゃくちゃ可愛いですよね。
かわいい。
ほんと可愛いですよね。あの見た目でどうなるのかなと思ってたんですけど、もう出てきてからほんと可愛くて。
あの声じゃないですか、僕は言語版で見たんですけど、字幕で見たんですけど、もう字幕の方も可愛くてですね、声。
最終的に翻訳機なくなって、もうゴワゴワ、本来の声を出し始めてからはもはや可愛くて言ってるんですよね。
わかるわかるわかる。
確かに確かに。
そこはほんと良かったかなと思ってるんですけど、ちょっと気になってることがあって、グロードンが出てくるの遅いなって思ったんですよ。
で、それがエリオとグロードンの関係性の中にあんまりドラマがないっていうことになっちゃってると思うんですよ。
2人の関係性の中にそういう山あり谷ありはないですよね。
だから彼らの友情はちょっとなんというかもう仲良くなりました。もう仲良くなったんだから仲良いんですみたいな。
そこに2人が結びついていくことのストーリーは特にない。一緒に遊んだから仲がいいですぐらいしかなくって、むしろその互いの中に互いの自分の姿を見出して成長するみたいなことをいがけたんじゃないかなと思うんですよね。
2人ともそれぞれの社会の中でうまくなじめてないっていう立場にあって、それぞれがそれぞれの成長を促す、築きを促すみたいなことをできたかなと思うし、そういうのをやれるのがピクサーだったかなと思うから、結構そのあたりがなんて言ったらいいのかな、あくまで絵本的な感じの関係性に見えるというか。
その仲の良さ自体にドラマを作ってないっていうのは、ちょっと物足りなさに感じることもないかなとは思いました。っていう感じですかね。総合的には結構良かったとは思ってます。はい、ではお便り紹介させていただきます。まず1通目、大石さんお願いします。
はい、エマハラさんからいただきました。
本作は宇宙人たちのデザインも良かった。特にエリオンの友人となるグロードンは吹き替えの佐藤タスクさんの声も相まって本当に可愛く感じられました。グロードンの父グライゴン閣下の吹き替え松山健一も良かった。好きな絵が出ているので字幕でもう一度見ることも検討しようかしら。皆様が本作をどのように語られるか楽しみです。暑い日が続いておりますがお体にご自在ください。
はいありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。オルガオーパさん、そうですね。ちょっともうちょっと掘り下げれた背景があるキャラクターだったかなって気はするっちゃするんですよね。結構複雑な立ち位置だなと思いますし。
そうですね。それこそリロ&スティッチとちょっと似てますよね。この感じね。たまたま実写版やってる。同じ年にこれがやってるっていうのがすごい。たまたまなんか狙ってやってるのかわからないですけど。
リロ&スティッチ見てて本当ちょっとなんか不安になるぐらい生活が大変なんですよね。
そういう意味で本当に今作のオルガオーパさんもやっぱり仕事とエリオの子育てというのがあって、それがあることで自分のキャリアも断念せざるを得ないみたいな状態ってすごいちょっと似てるし。
でもやっぱすごく、ものすごく悩んでるなーっていうのがね、感じられるだけに、やっぱそこがもうちょっと見たいみたいな感じになるのはやっぱちょっと山原さんのお便りで確かにわかるなって感じがしますね。
できることなら宇宙飛行士になりたいみたいな感じじゃなかったでしたっけ?
そうですそうです。その候補に、候補になれるぞっていうところで、でもやっぱりっていうふうにあひらめてる自信ありましたもんね。
結構そこも本作の芯に食い込む余地のある設定だと思うんですけど、割とそんなに踏み込まないとは思うんですよね。
そうなんですよね。だから宇宙に飛び立つシーンで、オルガオーパさんがまさにその、ある種念願を叶えるっていうところがあるわけですけど、あそこもうちょっとエモーショナルにできると思うんですよね。
はい。
そうですね。
そうですよね。あの、バズが空飛ぶシーンみたいな感じが。
そうそうそうそうそうそう。
だよなとは確かにちょっと思いながら言ってましたけど。
そうなんだよな。なんかその、物語内で起きてることによるピンチと、キャラクターのなんとか実存の問題みたいなのが、合致するとむちゃくちゃ上がるじゃないですか。
はい。
やっぱトイストーリーでも、めっちゃピンチって時に、空飛んでピンチ切り抜けて、それ自体がバズの実存の話になるっていうところに、やっぱトイストーリーの上がるポイントがあると思うんで。
そこがちょっと、なんか、そんな踏み込まないですよね。
そうなんですよね。まあ、良くも悪くもなんですけどね、そこがね。
こっちをちょっと見てて感じてはいるんだけど、もっと来てもいいのになみたいな感じとしてるんですよね。
だから、描写に過不足があったかっていうわけではないというか、まあ見てりゃわかるんだよそれはっていう感じなんだけど、なぜかこう上がりきらない感じがちょっとなっていう。
うーん、まあ、やっぱりどうしてもエディオンにすごくフォーカスをしてるからこそ、なんかなぁとは思うんですよね。
なんかそこよりも、やっぱ宇宙飛び出したシーンって、やっぱり彼は孤独ではないっていうことをわかるみたいなシーンだと思うんですよね。
やっぱそこにフォーカス、主軸を置いてるからこそですけど。
はい、では次のお便り行きたいと思います。タウルさんから頂きました。
こんにちはタウルです。星繋ぎのエディオは冒頭の博物館での少年の孤独と宇宙への憧れを映像で語るシーンが素晴らしかったです。
私自身ボイジャー計画に心躍らされた少年だったので引きこもられました。
もしああいう宇宙探査機に人類紹介として映画作品を載せるなら、ミストの遭遇かETだろうか、いやチャプリンの街の日か、キャプラの素晴らしきかな人生では、そんなこともずっと考えてきました。
間違っても宇宙戦争ではないですね。ただ映画の方は見ていくうちにサクサク進むだけで深掘りがなく、いろいろ噛み合っていないなぁという印象が強かったです。
後で知ったのですが、監督交代で急ピッチで作り直されたそうで、その影響もあるのではないでしょうか。
以前のピクサー作品にあったテーマに合わせてキャラクター、物語、表現が一体となって、そういう心情を初めて可視化してくれたといった驚きはなく、
急ぎ足で無難に着地させようとしている印象が残りました。まあ少年の宇宙での冒険単としては、子供たちには十分すぎる面白さだと思いますが。
それでは皆さんのお話楽しみにしています。はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
めちゃくちゃあの、ETと未知との遭遇がどっちも入ってる映画なーっていう、ちょっと思ってました、それは。
そうですね。
それこそ一番最初にこうメッセージが来るとき、ちょっと未知との遭遇で使われてる音楽っぽいの流れますもんね。
それはすっげぇ悪いってこともないとは思うんですけど。
うん、なんかそれはそれで一個のこう作り方なんだろうなとは思うんですけどね。
うん。
とはいえ、なんなんすかね、この、プロットがいいからなのかもあればいいのかな。
絶対面白くなる要素はめちゃくちゃ詰まってるし、しっかりこちらもドライブというか、一緒に乗っかってるときは乗っかってるはずなのに、いわゆる引っ張られてない感じというか、グイッてされてる感じがあんまりない気がするんですよね。
うん、まあソツがないっていうか、ですかね。
まあ若干ないもの値段なのかもしれないですけど、それはね。
そう、贅沢言ってる気は全然するんですけど、それは。
うん。
ちょっと語れそうなものが多いがゆえに、ちょっとそこの語りきれいてなさみたいなのが気になっちゃうとこもあるかなって気がせんではないですかね。
ブンブンブンブン。
確かに語りたいテーマって、なんかいろんな切り口で語れるような作品にはなってますよね。
そうそうそうそう。
なんかいろいろ含んでるんで。
はい、じゃあ我々からトピック出していこうかと思うんですけれども、さあどこからいきましょうかねっていう。
あの、グロードンかわいい話はもうしなくていいですかみたいなっていうか。
まだしたい。
いやもうグロードンかわいいでいいですよ。
あ、でいいですか。
グロードンかわいいの話がいいです。
いいですか。
いや、なんかそのグロードンを始めとしたその他のそのコミュニバースの面々って、僕なんとなくですけどポケモンみたいだなって思い浮かびてたんですけど。
あー、あー、確かに。
なんかいそうな感じしませんでしたか。
なんかあのピンクのアノマロカリスみたいなやつとかちょっとポケモンっぽいですよね。
僕ミロカロスかなって思いました。
あ、そうそうミロカロスみてえだなって思いました。
なんかねミロカロスみたいな優雅さがあるなーとか、あとなんか岩っぽいやつはあれかなノズパスとかの大ノズあたりかなみたいな。
確かに。
なんかね、そういうちょっとねポケモンみをね感じてポケモン世代としてはね熱かったなっていうのはあったなーっていうのはありましたね。
それこそドミニシー監督、いやーでも記憶が定かじゃないけど、その、まあ本坂の監督の一人ですけど、私そのときレッサーパンダの作品のドキュメンタリーというか、舞台裏の方でちょっとポケモンの絵とか描いてるみたいな話してたような気がするんですよね。
あーなんかあった気がするなーとか、結構あれ違うか、でもなんかあのドミニシー監督がその二次創作的なのを学生時代描いたやつ、
ネットとかで見れたりするじゃないですか、今でも確か。あれとか見てるとなんかめっちゃ親近感湧きますよね。
なんかどうせらやんだなっていう。
うん、本当にそんな感じしますよね。
うんうんうん。
コミュニバースね、コミュニバース、あそこに着いた時点でまだグロードンと会わないっていうのはやっぱり僕物足りなさを感じるところで。
うんうんうん。
なんでしょうね、あの世界にたどり着いたっていう喜びとグロードンとの出会いの喜びのタイミングがずれてることのなんかしっくりこなさみたいなのがあって、グロードン自体が新しい世界に行けたことの象徴みたいになってないんですよね。
うんうんうん。
なんかそれこそですけど、劇場版ドラえもんだったら即出会ってるというか、なんならグロードンのきっかけに宇宙に行くぐらいでもいいですよね。
ははははは。確かに。ドラえもんだったらそうだったかもしれない。
そうなんすよね。なんかその、その世界のロマンとキャラクターへの愛着みたいなのが合致していると思うんですけど、むしろグロードンは後から出てくるし、その世界と相反する世界側の住人だから、なんかそのズレみたいなところにこう、なんでしょうね。
一つに重なったらもっと大きい山になるのが、ちょっと大きめの山が2箇所にあるみたいなので、そのエリオ自身の思い入れの箇所がどこにあるかっていうのが、分かりにくい感じがある。
うんうんうん。
コミュニバースに思い入れがあるのか、グロードンとの友情に思い入れがあるのかっていうのが、ちょっとブレる。あるいはそこが対立してどっちを取るのかみたいな話になってもいいじゃないですか。だってあいつがやってること最悪だと思うんですよ。
ははははは。
普通に人質と仲良くして、自分のコミュニバースでの立場を作るために人質として連れてきて、それと遊んで仲良くなってって、結構な裏切りだと思うんですけど、そこの穴なんやみたいな。そこのドラマってクリアしなくてええんやみたいなすごい感じ出て。
はっはっはっは。
確かになー。
しかも彼、子供になることを理由に両方から許されますからね。
いやー。
いやー、でも本当にあのー、エリオのキャラ造形めちゃくちゃいいなーって思ってて、ちゃんと嫌なガキだなって思ったんですよね。
そうなんですよ。
ちょうどいいクソガキなんですよね。
そこがね、やっぱりちゃんとお行儀のいい主人公じゃないのがすごく僕はいいなって思いましたね。
確かに確かに。
やっぱりあの、おばさんに迷惑めっちゃかかってんなーとか、とかね、あともう絶対こんな嘘バレるやろっていうことをやってどうなっちゃうんだろうみたいな感じの展開にもやっぱ待ってるし、
なんかね、ちゃんとね、あーもう無鉄砲でちょっともうダメだなーみたいな感じのキャラ造形になってるのは本当にすごいいいポイントでしたね、僕的には。
そうなんですよ。めちゃめちゃ手前合ってなんですよね、本当に。
うん。
そういうのがいいとは思います。
うん。
エリオのキャラクターそのものはいいと思います。
ガキって感じ。
そう。
いやだってあの、あれすごいひどいなって思いましたけど、あの、なんか無線クラブみたいな募集しといて、来たやつの無線をどうやって帰っていいよみたいな感じにする、あれ嫌なムーブですよねーとか思いましたもんね。
最悪。
あれひどいムーブですねーとかね。
あのー、エリオが地球代表などではなく、ただの子供だったってバレる流れがあるじゃないですか。
うん。
あそこももうちょっとなんというか、あそこが一番物語内の一番深い谷になり得るとこだと思うんですよね。
うんうんうん。
エリオが生きたいと思った世界は受け入れてくれなかったっていう、信仰の内面から見た時に一番そこの展開だと思うんですけど、なんかあんまりそこも、わーもう終わったーみたいな、もうアイデンティティクライスしたーみたいな感じなくって、
もうそのまま割とその精神的にその谷から戻るっていう過程はあまり経ずに、宇宙に戻ってグロードを助けますって行くから、そこのなんというか、宇宙に戻るとエリオ自身のトラウマからの復帰みたいなのが合致してないから、
同じこと何回も言いますけど、その展開と内面の上り下りが合致してないことに対する、うまくジェットコースターに乗ってない感があるなって感じを覚えてます。
そうっすよねー。まあだってあれも宇宙に行けたのね、おばさんが味方になったからだけですからね。
そうっすよねー。そこもあの、おばさんとの和解みたいなのもなんかシームレス。そこも特に主だったイベントなくみたいなの。
俺は男らしいんだっていう、だから泣かないんだとか傷つかないんだっていう、外部から自我を問い入れて、それによって内側の自我を守るみたいなことをやっていくことっていうのと、
あとその目的を与える、グロードンで言ったら、兵器になるっていう役割を与えられるっていうことが、あの鎧を着るっていう意味に重なってると思うんですけど、
じゃあその兵器になれというわけではないにしても、例えば学校の勉強できるようになりなさいであるとか、人と仲良くしなさいであるとか、
まあ人に優しくしなさいもそうだとはちょっと思うんですよね。
優しさという価値を社会の中で持ちなさいとか、それを親が押し付ける、あるいは親とか周囲の姿を見て子供が自覚的にそれを目指すっていうことってあると思うんですよね。
で、結構それを否定しきるのムズイなと思って、じゃあその本来やった自分の自我だけでいけんのかなみたいなのは、怖さとしてあるなとは思うんですよね。
たしかに子育てしてるうちにやっぱりこういう大人になってほしいみたいなのって、絶対ゼロにはできないですもんね。
そこのバランス取りみたいなのってやっぱ、世のお父さんお母さんはめちゃくちゃ考えて、そこに思い悩むこともたくさんあるんだろうなっていうのは思いますけどね。
グロードンの星の嫌なとこは1個しかないっていうところだと思うんですけど。
まあそうですね、ないからね。
で、例えばこれが男らしさじゃないものがあるっていう世界なだけで、まあ選択肢2個になり得るけど、あの世界って多分男女関係なくゴリゴリの兵士なんですよね多分。
お母さんもどっかの星に戦争を打ってるって言ってたから、すごい男女の役割分担さえないマッチョの世界が。
だから若干プレデターみたいな感じじゃないですけど。
プレデターは狩人としてなんで、侵略国家的なあれとはまたちょっと違いというところはあるかもありますけど、確実に弱肉強食の世界観じゃないですか、やっぱあれって。
そうですね、入口にエンブレムばっかり飾ってましたからね。文字通りの。
確かに、勝った骨ですよね。
戦って勝ち取った惑星のなんか獣の骨みたいなのを立ててましたからね。
めちゃめちゃプレデターやね。
加えてこの、なんかギャグで済まんぐらいの侵略者やこいつらっていう。
そうなんですよね。
ちょっとギャップというか、男に二言はねえみたいな感じで、意外と律儀なんすね、みたいな。
そのへんのは、子供向けのマイルドな仕様なのかもしれないんですけど、僕はそのギャップも込みで面白いと思いましたし、キャラクターとして。
特に最初出会ってネゴシエーションするぞみたいな瞬間の、なんか噛み合ってるけど噛み合ったぞみたいな、ああいう掛け合いとか好きですよね。
結構面白いシーンではありますね、あそこは。
ちょっとよくよく考えると、ええのこれっていうのがあるだけで。
そうですね。
なんか撃ってるやつもなんか多分何かしらの生物だと思うんだけど大丈夫かなみたいなのかね。
どこかの異星人だと思うんだけどな、あれもっていう。
そうそう、これ奴隷かなんかかなーみたいなのか思うと怖いですけどね。
意思のないクレー射撃とかみたいにしてくれないかなーみたいな、って思いますけど。
そうですね。
このグロードンのあまり無邪気な様が、どうしてもちょっとひけ目を感じるとこがあるというか。
結構エリオ悪の強い人間だけど、グロードンがひたすらいい奴なので、この倫理観のバランスって言ったらいいんですかね。
そのグロードンの無邪気さとエリオの悪邪さのアンバランスさがこの二人仲良くしてるのいいんかなみたいな気持ちをちょっと覚えちゃうとこがあって。
まあ、あれですね。あくまでクソガキだからってことですね、エリオは。
そうですね。
孤独ゆえに感もちょっとあるからこそ、100%でエリオのこと責められないのもちょっとあるってあるんですけどね。
そうですね。
やっぱり彼の抱えてる、孤独というか、自分は一人ぼっちなんだっていう気持ちと、誰かに愛されたいっていう気持ちが結構切実ですよね。
両親も亡くなってっていうこともあるし、なかなか友達とも関係を築くことができないしみたいな。
そういう気持ちの人たくさんいると思うんですよね。
だからそういうのがやっぱりこう、そういうテーマはどうしても好きになっちゃうなーっていうのがあって。
だから本当にコミュニバースにいたとき、本当に嬉しい気持ちになる気持ちすごいわかるんですよね。
で、あと僕この映画で一番泣いたポイントは、地球からコミュニバースに行くときのスペースデブリの嵐を、地球からの無線を繋いで脱出していくシーン。
そこちょっと熱かったですね、確かに。
もうあそこでちょっとめちゃくちゃ泣いてしまって、あの瞬間に一番僕たち孤独じゃないって思えたっていうか。
いやまあ孤独なんですけどね、本当宇宙の星々と同じで、本当にぽつんと暗い中でひとつ輝いてるだけなんだけど、
けど周りを見出すこんなにもたくさん人がいて、そこに繋がりがあるみたいな。
そこでこう繋がれるみたいなのに、結構あそこで結構およい泣いてしまったんですよね。
本作の冒頭とラストであるセリフで、その人が宇宙を見るのは、それはこの根源的な問いかもしれない。
それは人は孤独なのかどうかみたいなセリフがあったと思うんですけど、
結構あのセリフのがあることが、すごい本作を引き締めてるなっていうのはあるんですよね。
なぜ空を見るのか星を見るのかっていうのと、その孤独とか孤立っていうのが繋がってる感じっていうのは、
ちょっとさっきまでの僕の言い方だと、そこがもう少し語れたんじゃないかっていうふうには言ってたんですけど、
それでも冒頭とラストにあのセリフがあることで、結構引き締まってるなっていうのは感じたんですよね。
そういう話だよなって、そうだよねっていうのが確信できるというか。
そうっすね。あれ誰が言ってるんだっけ?
あれ多分実際に誰かが言ってる言葉ですよね、あれ多分。
なんですよね、きっとあれ。ちょっと僕はあんまりわかってなかったですけど。
なんか思い出すんだよな。
めっちゃ誰が言ってたんだっけって思いながら結局調べなかったんだよな。
誰かの言葉の引用だよなとは思いつつも。
まさにそれこそそのテーマって、マリオさんが冒頭で話されたこの夏星を見るとかにも通じるテーマ性ですしね。
まさにそれこそ去年あった孤独と宇宙を繋げる映画もあるし、そういう部分もあるし。
あと予告出ましたけど、プロジェクトヘールメアリーとかもちょっとそういうとこあるしっていう。
そうか、いや、宇宙暑いっすねやっぱねっていう。
あとなんかこれ、同世代として勝手に暑くなってるっていうか、バンプファンだから暑くなったんですけど、
日本語歌曲として、日本語のテーマソングとしていろいろピクサーって毎回出たりしますけど、
このテーマにバンプオブチキンはちょっと正解引いてるなってちょっと思ったりはしました。
そうですね。
ちょっとその辺分かってなくて、僕も字幕版で見たんで流れないんですよ。
なるほどなるほど。
だから今回のバンプオブチキンの曲聞いて、あれ、もともと。
あ、そうです。もともとリリースされてるリボンっていう曲で。
やつですよね。
そうですそうです。
本作のために作ったみたいな曲とかはないんですよね。
ただ、本作で扱ってるようなテーマ性、宇宙と孤独、でもそこに行ったら一人じゃないかもしれないっていうのって、めちゃくちゃバンプオブチキン歌ってんじゃんっていう。
バンプオブチキンって結構宇宙をテーマにしたアルバムとか曲とかをずっと紡いできたアーティストでもあるので、
それを天体観測から始まりですけど、オーベルピリオドとかは完全に一本で宇宙の旅をするようなアルバムになっていたりとか、
しかもそこで語ってるのは寂しさだったりとか、孤独みたいなものに対してどう寄り添うかみたいな話をずっとしてたりするんですよね。
だから割とマイアルバムアルバム宇宙っていうのは結構キーになるテーマなんですけど、
本作のテーマと物語に対してバンプオブチキンはさすがに正解すぎるなと思って。
多分これ提案した人はどうせらないんじゃないかなって思って、単純にテンションがそこを上がりました。
たしかに日本語版のエンドソング、なかなかいいとこ引っ張ってくる感ありますよね。
最近のピクサーの宣伝手法として強く使われますけど。
でも2分の1の魔法の時は全力少年じゃなくて僕の隣だよなって思ったことがあるんですけど、個人的には。
ドラえもんのイメージがあるからなぁ。
僕結構今回のテーマソングは好きですね、ライブ方が。
ギャグ周りで言うと、クローンの扱いがすげー面白かったなっていうのはありましたかね。
てかあれパーマンのコピーロボットですね。
なるほど。たしかにそうですよね。
自分自身の消失に何ら頓着しないところがクールすぎるなぁと思って。
あ、終わりましたね。じゃ溶けますんでみたいな感じで言うのいいですよね。自由意志ないなみたいな、自分の意志ないあたりがね。
植物の肥料にでもしてくださいって言って。
じゃよろしくーみたいな感じになるのいいですよね。
あんなに饒舌に流暢に会話できてたのに、全部字がなかったんだ、そうだよねってなって。
なんかチャットAIみたいな感じですよね。
そうですよね。そのバランス感なんだよな、あれ。
たしかに。なんかね、問いかけてもらったりして、「さすがですね!」みたいにちゃんと言ってくれるみたいな、チャットGPTとか触ってるといつも思うんですけど。
そんな感じありますし。
だいたい、あのクローンが出てくる、だいたいホラー描写になるのめちゃくちゃ面白いんですけど。
ちょっと幽静からの物体Xっぽいというかね。
そうですよね。プレパラートに乗せた毛がヒョコヒョコヒョコって行くところって、幽静からの物体X感ですし、おとりになってくれるシーン完全にホラー映画でしたけど。
あの動き完全に、あの、ジェームズワンのホラー映画でよく見たよみたいな感じですよね。
あの基地のところね、なんかあの、ちょっとピクサーの悪いところ出てるなっていうのが良かったですね。
しっかりあの動きね、怖いのね、あれね。僕あれだな、ママって映画の思い出しましたけど、ホラー映画。
すごいああいうカクカクした動きでこっちに迫ってくるみたいな、不気味なやつがあったんですけど、あれっぽくてね、最高ですね。
その、ちょっと話戻しちゃうんですけど、やっぱ僕エリオが、グロウどもを見て何かに気づいて欲しかったかなって気がして。
それがきっかけでおばさんとも和解するであるとか、あるいはその成長するみたいなのがあって欲しかったかなっていうのは思ったんですけど、
そのグロウドンの中に自分を見出したというより、あくまでグロウドンは友達だから助けるっていう感じになってたから、
そのなんでしょうね、なんて言ったらいいのかな、その友達がいたから成長できたって話にならなくてもいいんじゃないかなっていう、
その自分自身を見出すことができたから成長できたっていう話に、それがまあ自分と鏡合わせとしてのグロウドンで、
その中に自分を見出したから成長したっていう、その友達がいたから成長できるんだよみたいな感じにならないというか、
そうじゃない見え方をする話になってもいいのかなみたいな、ちょっと言い方難しいんですけど。
ある種のエリオンの成長のきっかけというか、そこへの因果って多分あんまり劇中で、冒険がそうさせたっていうふうに捉えてもいいのかもしれないですけど、
とはいえやっぱり、友達も作れなかったエリオがっていうところは結構重要なキーだとは思うんですよね、地球では少なくとも。
だから宇宙人だから友達、仲良くしようとしてる、友達になろうとしてるっていうところで、ちょっと留まってるのかなーって気は僕もして。
もう少し確かにそこに、グロウドン側の絵描き込みも若干まだ足りてないっていうのもあると思うんですけど、
例えばグロウドンがすでにコミュニバースの中にいるんだけど、やっぱり種族的な意味合いでちょっと敬遠されてるとかっていう描写があった方が、何かこう重ねられるようなものがあったのかもなとはちょっと思ったりはしますね。
そうですね、僕がその既存のピクサー映画と比べてばっかりの、あんまり良くないとは思うんですけど、僕がピクサー映画好きなのって、別にこれが登場キャラクターだからとか、あるいはこの世界を冒険したからとかじゃなく、
これって自分たちの話だよなって思える。自分たちもこういうふうに成長したよなとか、あるいはこういうふうに生きてたよなっていうのを見出すからむちゃくちゃ刺さるかなっていうのがあって、やっぱりそれはあの、
インサイドヘッドとか、私ドキドキレッサーパンダとかむちゃくちゃそれだったんですよね。これって冒険はしてるけどあくまでイメージであって、普通に私たちの話ですねっていうのがやっぱ僕は好きだとこだったんで、やっぱりこれ、その冒険とかグロードンとの出会いにしかならない感じがちょっと僕は感じてるとこあって、
何かのメタファーじゃないなっていう。もうコミュニバースの話であり、グロードンとの友情の話ではあるんだけど、自分たちがいるこの世界、この人生のメタファーではないなっていう、そのメタファーだから偉いとかっていうのも絶対違うんですけど、もう好みの問題として、やっぱりその自分たちもそうだったなっていうとこが、やっぱこう心に刺さる部分かなっていうのは、
思うんで、そうなってたら、まあ僕的にはもっと嬉しかったかなっていう感じはあるんですよね。
おそらくそうなりそうだったっていうのがあるんだよなーっていうのがあって、やっぱりそれこそインサイドヘッドとか、私ドキドキレッサーパンドにしろ、やっぱりその作り手たちの実感込みでだったりとか実体験とか、実感込みで物語に落とし込む。
なんかもう、その人のことが目に浮かぶみたいなレベルの、なんかその自分の物語みたいなものをやっぱり描こうとしてるからこそ、見る側にもよりそのパーソナルな物語がより刺さるみたいなところってすごくあると思うんですけど、
今作ちょっとそこがやっぱり達成できなかったっていうのがやっぱりそこをゴタゴタにありますよね。今回に関しては。監督3人いますけど、クレジットとして。でなんかでも、結局1人降りちゃったんですよね。
降りちゃったというか。イドリアン・モリーナさんが頑張って普通にやってたんだけど、作ってそこからそのディズニーのところに見せたときに、やっぱりエリオ自身の設定の中にあるクイア制とかっていうのを結構バッサリカットされて、そういったので降りちゃったというか。
ドミンシーとマデリン・シェラフィアンの2人で最終的に完成させてみたいっていう経緯があるらしくて、だから本当はやっぱりそのイドリアン・モリーナ自身のもうちょっと実感とか、もうちょっとしっかり反映された映画にもっとなっていたりとかしたんじゃないかなっていう、そこの惜しさというか。
っていうのはちょっとどうしても感じてしまうよなーっていうのはありますよね。
そうっすよね。まさにそれってグロードンとかにちょっと重ねようとしてたのかなっていうキャラクター性だったりしますしね。
そうですよね。あの、鎧着せるのとキャンプ行かされるのってほぼイコールじゃないですか。
うんうんうん。
なんかそういうのに馴染めねえみたいなのは多分もうちょっと濃ゆく描いた方がわかりやすくはなったとは思うんですよね。
そう。
それこそ似た話、なんだっけ、ネットフリックスのアニメのニモーナ。
あ、はいはい。
ニモーナでもちょっとあったじゃないですか。
うんうんうん。
そう、あのディズニーがそもそも、あれドリームワークスじゃなくて。
ブルースカイスタジオですかね。
ブルースカイ。あれを描いとったタイミングにニモーナの企画自体はあったんだけど、ディズニー側が跳ねたために完全に企画ごとなしになって、
で、それをアンナプロダに描いてもらって映画化したっていう話がありましたけど、あれもまさにクイアの描写が少し入っていたっていう。
ま、だいぶ入っていたのも結構印象的だったと思うんですけど。
そうですね。
なんかちょっとそこに対してのこう、特に子供にそれをっていうところのなんか障壁みたいなものがちょっと感じちゃってるのかなディズニーって思っちゃったりはしますよね。
うん。
ま、商業的な観点とかもあるんでしょうけど。
うーん。
たぶんそういうのが入っているのだけで上映ができませんみたいな国もあるだろうし。
まーねー。
たぶん考えたりとかするんでしょうけど、けどよって感じしますけどね。
その分でいいんですか?みたいな。
うちにはちょっとなりますよね。
その、名前のない孤独には寄り添うけど、その孤独に名前がついたら許容しませんってなっちゃってるってことじゃないですか、それって。
うん。
栄養はなんか孤独ですっていう。
うんうんうん。
それやったらやっていいけど、じゃあなぜ孤独なのかっていうクイアだからですみたいになったら、許容しませんっておかしくないですかって思うんすけど。
うん。
その、じゃあ現実の孤独に寄り添えないってことじゃないですか。
うん。
フィクションの孤独はもう嘘の孤独でしかないし、嘘の寄り添いでしかないってことになんないですかっていう行き通りはあるんですよね。
うんうん。
結局エソラごとでしかないっていうのを、自分っていうのはやめてくれませんかって思うんですよね。
うん。
現実の孤独に根差してるからこそその孤独って本物なわけで、だからこそ自分自身はクイアじゃないとしても別の形の孤独っていうものは、自分がそうだからそれに寄り添ってくれてるねって思えると思うんですけど、
全てのタグ付けを消して、なんか孤独ですだけ残すのって、本作が別にそうなってるとかじゃないですけど、そればっかやってたら何にもなんないっすよって思うんですけど。
うん。そうっすよね。
嘘の寄り添いばっかやって、そんなの正しいんすかって思うんですけどね。
そうっすよね。だからこの映画が多くの人にとって、その孤独とかについての映画としてすごく共感を得たりとか感動を呼び起こすみたいなことはあると思うんですけど、
なんかもっとものすごく特定のある人にめちゃくちゃぶっ刺さってしまうみたいな映画になり得たよなっていうこともちょっとイフというか、もしもそういうことがっていうのが想像できちゃうので、だけにちょっと惜しい気持ちになるっていうのは個人的にはありますからね。
ですし、その孤独が具体的であるから、そうでない人には共感されないわけでもないじゃないですか。
そう、そうなんですよね。
全然それって具体的であればあるほど、そうでない人にとっても寄り添える、寄り代にもなると思うんですよ。
うん。
そういう要素をやはり削ってしまっていたんだなってことを思いながらもう一回ちょっと振り返ってみると、その足りてないところって確かにそういう具体性が削られてる。
うーん。
っていうふうにやっぱり思い至るので、もちろんその要素をできるだけ削らないように多分受け継いだ二人の監督は頑張ったんだろうなっていうのもある意味感じられるんですけど。
そうですね。それはそうですね。下手したらね、なんかグズグズでバラバラ空中分解した映画になってましたみたいなことになりかねなかったと思うんですけど、でも全然見てた分には全然そんなふうなことは感じなかったわけで。
うんうんうん。
僕もこのことを後に知ったので、見終わった後に、なんかでももっといい映画になったんだろうなーみたいなことをちょっと思って、ちょっと惜しいっていう気持ちになってしまったっていうのはありますね。
ちゃんと今回の映画でもおいおい泣いてる身ですけども。
はい。
そうですね。いやー、ちょっと、もうちょっと体重乗せてほしいなっていうピクサーには思いはあるんですけど。
いやでもあの、冒険談としてやっぱ面白い話だったと思うんですよね。
うんうん。
で、たぶんその特にお子さんとかが見たら、宇宙の友達に出会う話であり、宇宙を冒険する話として楽しめるっていうのはあるとは思うんで。
なんかそれはそれで、そうあって叱るべきというか。
うん。
うん。
まあまああの、ピクサーにはこれからも期待したいなとは思ってるので。
うんうんうんうん。
そうですね。もちろん次のやつも楽しみですよ。あのビーバーになっちゃうやつ。
あー。
なんか、レッサーパンダで今度はビーバーなんだみたいな。
ってことですね。
みたいな。どういうことだなみたいな。
うん。
ちょっとね、またあれも楽しみにしてますけど。
うんうんうん。
あとちょっとあの、実際の人が言ったであろうあのセリフ誰が言ってたのかなみたいなのを調べたんですけど。
カールセイガンだそうです。はい。
あー。
カールセイガン?
って人です。
なんかテラフォーミングの話とかなんか言ってた人。
あー。
なるほど。
天文学者であり、SF作家であり。
うんうんうんうん。なるほど。
とか核の浮遊とかかな。
結構じゃあ有名なことを唱えてる人。
そうですね。
ではあるって感じですね。
そうですね。
あれなんですね、日本語機械だとあの宇宙飛行士の野口さんがやってたんですね。
あ、そう。なんか声優は出てたんですけど、誰なんだろうって思った。
どこでって思ったけど、そうかそうか。
野口聡一さんじゃないですかみたいな。
いや、確かにプロではないなって思ったんですよ。
プロの声優ではないなって声だと思ったんですけど。
なるほど、野口さんか。
いや、俺小さい頃野口聡一さんに会ったことあるんで。
え!?
あ、そうなんだって思って。
あ、そうなんですね。
あの、まああのなんか、講演会みたいなやつですけど。
あー。
会ったことあって、あのボーイスカウトやってたことあるんですけど僕。
はい。
野口さんもボーイスカウトやってて、なんかその日本全国のボーイスカウトが集まるみたいな大会みたいなのがあるんですけど、
その子にゲストで呼ばれててみたいな。
へー。
っていうので、見たことありますっていう。
なるほど。
っていう、特に話も広がらないやつなんですけど。
そういうのがあったなっていうのを今思い出したっていうだけなんですけど。
はい。
なるほど。
あの、めっちゃどうでもいい話の広げ方するんですけど、
ボーイスカウトやったってことは、ああいうキャンプとか行ったことあるってことですよね?
ありますあります。
あー。
あります。
ありますよ。
まあ、あんま好きくなかったですからね。
だからね、そういう意味でもね、エリオのキャンプってちょっと分かるんだなっていう。
いや、ていうか、僕映画でああいうキャンプって常に悪しきものとして描かれてるとこしか見たことないなと思うんですけど。
そうですよね。
確かに。
そうですね。
いやでもね、結構ちゃんと嫌いというかなんか楽しいこともあったし、なんかでもやっぱ体力勝負のとこもあって嫌なこともちょっとあったんですけど、
結構長くはやってたんで。
うーん。
あー、なるほど。
そうですね、小中までずっと行ってたんで、まあなんかだから、ちょっと気持ちわかりますけど。
いや、なるほどな。
うんうんうん。