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2022-10-12 16:32

第85回(1)『マイ・ブロークン・マリコ』オープニング

『マイ・ブロークン・マリコ』について話しました。

オープニングではメンバーの近況の話をしています。

※まえださんは収録お休みとなります。

■メンバー

・山口 ・原口 ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2022年10月29日(土)

場所:大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2022-10

■当番組のグッズの販売を開始しました

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00:13
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第84回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わり店長によるイベント型カフェバー、週刊マガに似て、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています、代表の原口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
以前の回でお知らせしていた通り、今回も前田さんは収録参加お休みとなっております。
はい、では3人で話していけたらと思うんですが、原口さん、近況いかがですか?
キネボーズとしては、今日ちょっと試写でチケットトゥパラダイスっていう、
ジョージ・クヌルニーとジェリア・ロバーツ協会のラブコメディを見てきたりしました。
はい。
あとが、オンラインシャーズとかでね、ちょうど今、日活ロマンポルノNOWっていうのをやってて、
うん。
1個目が、ちょっと思い出しただけだけど、あの監督。
松井大吾監督。
松井大吾監督の変顔をテーマにした作品で、今、今週末からやるのが、
白石浩二監督が撮ったSMをテーマにしたもの。
はい。
なんか面白かったんですけど、あともう1個これから見るのが、
ガメラとか撮ってる金子駿介監督が撮ったゆりものがあったりするじゃん。
一応10年前、5年前にやったリブート作品は結構ね、アート映画寄りやったんですけど、
今回割とエンタメ作品寄りがあって結構面白いので、
ロマンポルノって思って引いちゃうより、
ちょっと脅威持って見てみたら結構面白い作品があるんではないかなっていう作品になってます。
納得ですか?
なるほど。
金子駿介監督といえば、1999年の夏休みとか。
そうそうそうそう。
あれ、まあそれっぽいじゃないですか。
はい。
うん、なるほど。
で、今回のがゆりの雨音っていう作品が撮られるんでね。
はいはいはいはい。
まあ程よくまあね、日活のロマンポルノって10分大きい絡みとかね、
で、90分ぐらいとかで条件がある中なんで、
結構まあ、1999年夏休みよりは濃厚なゆりものなのかなっていう。
うんうん、なるほど。
はい。
そんな感じですかね。
はい。
今ちょっと仕事の方が気持ち気持ちよりちょっと忙しいんでまあちょっと落ち着いてます。
はい。
マリオさんいかがでしょう?
そうですね。
体調不良でお休みしてたのもあって、
特に今回のお題映画以外で見てたのはあれですかね、
ラムと、あと秘密の森のその向こうぐらいですかね、見てたのは。
うんうんうん。
秘密の森のその向こうは、やっぱセリーヌシアマすげえなっていうのは改めて思いましたね。
うん。
あと、燃える女の肖像が僕好きすぎるのもあって、
まあちょっとそれと比べちゃうとはあるんですけど、
まあこっちはこっちで、なんて繊細な映画なんだっていう風にはすごく驚かされましたし、
03:02
やっぱりなんか子供の子供性がちゃんと出てるというか、
うん。
なんかすごいなっていうのを思いましたね、改めて。
うん。
まあ大人っぽいところはあるんだけど、
でもやっぱりちゃんと子供っぽいところはほとんど子供っぽいというか、
クレープ作る時のシーンとかもめちゃくちゃ可愛らしいなと思いながら見てたんですけど、
うん。
で、やっぱなんか三世代の緩やかな団結というかシスターフットみたいなのが描かれてるのもすごくいいなと思ったんですけど、
うん。
なんかその強固な絆というよりかは、
そういうものがあの時私はこう思っていたよっていうのをなんとなく知ってもらえたらいいよぐらいな感じに留まってるのがなんかいいなと僕は思いましたね。
うんうんうんうん。
理解してほしいまではいかないんだけど、
あなたはあの時そういうことを思っていたのねっていうのがなんかわかったっていう、
それだけでも気づいてもらえただけで嬉しいみたいな、
そういう強いんだけどちょっと弱いような淡いような、
そういったなんか団結みたいなのが描かれててすごく丁寧な映画で良かったですね。
僕は車の後部席から運転席のお母さんにお菓子食べさせるシーンがむちゃくちゃ好きで、
あそこもいいですよね。
いいですよねあそこ。
しかもお母さんもねちゃんとうっとしいなって感じじゃなくてちゃんと食べてあげてるし、
なんかすごい仲いいんですよね。
運転中にやめてくれって思わないところがまたいいなっていうか、
すごく良かったですね。
はい。
で、ラムはそうですね正直キョトーンとして終わってしまったんですけど、
まあまあね、でもね。
え、な、何これというか、だって誰も突っ込む人いないじゃないですかあの世界。
なんか突っ込みそうな人もほだされちゃうし、
え、これは何?みたいな。
まあなんか見ながらこれはどういう意味なのかな。
メタファーなのかなみたいなのをめっちゃ考えながら見ちゃったのもあって、
結局これ考えない方が良かったんだなみたいな。
案外普通に受けた方が良かったかなとかいう風に見終わった後には思ったんですけど、
まああとプロデューサーの名前にもありましたけど、
タルベーラっぽい静かな映画だったなっていうのがあって、
僕秘密の森のその向こうのその次にラムをはしごで見たんですけど、
どっちも静かな映画だったので、ラムの第一集の時ちょっとうどうとしてたっていうね。
分かります。
あんまり静かな映画を2本連続ではしごするのは良くないっていう学びでしたね。
でもすごく終始不穏な映画でめちゃくちゃ面白かったですけど、
本当冒頭の雪中の馬がダーって走るとこはもうなんか、
サタンタンゴの始まりのシーンみたいとか思いながら見てたので、
やっぱりちょっと静かだなと思いながら見てました。
はい、そんな感じですかね。
はい、こんな感じでした。
僕は今日のテーマ以外だと、十数年ぶりにサマータイムマシンブルースを見ました。
四畳半タイムマシンブルースが今ディズニープラスで配信されているので、
それを見るにあたってまずサマータイムマシンブルースを見直そうと思ったんですけど、
06:00
僕、四畳半の方、1話の途中まで見てるんですけど、
思ってたよりそのまんまっすね。
マジでそのまんまやってますね。
そうなんですね。
完全になぞってるというか、
マジで四畳半神話体系とサマータイムマシンブルースを合体させたことをするんだなっていうのが分かって、
その上で何をするかっていうのはここから楽しみにしたいなと思うんですけど、
サマータイムマシンブルースの方は元が劇局なだけあって、
見直すとやっぱりコンパクトな話だなっていうのは改めて思ったんですよね。
で、すごいミニマルな話だなっていうのがあったんですけど、
驚いたのが若い頃の室津よしが出てて、
むっちゃ痩せとるわと思って、そこがびっくりしたんだと。
あと女性陣、上野ジュリーと牧陽子が出てるんですけど、
むちゃくちゃ可愛いんですよ。
今2020年代になって、中堅というかかなりの大物といっていい立ち位置にいる俳優陣が、
2000年代の若手の頃を見るっていうのが結構味わい深いなと思いながら見てて、
なんかすっげーいいわこれと思いながら。
結構ね、2000年代の映画って、
地続きだけど昔だなっていうのが重複してるタイミングだなと思って、
90年代ってもう過去だなっていうのが分断してる感じあると思ったんですけど、
2000年代、地続きだけどちょっと区切れてるぞっていう感覚があって面白かったんですよね。
結構ね、2000年代映画で、
ああ、そういえばあの役者さんこういうの出てたな、あれ見たなみたいなのを思い出してて、
僕すごい印象に残ってるのが、茶の味っていう映画に、
土屋杏奈が女学生役で出てるシーンがあるんですけど、むちゃくちゃ可愛いんですよ。
違法を打つ女子学生として出てるんですけど、むちゃくちゃ可愛いんですよね。
あのちょっと今の土屋杏奈のパブリックイメージとは違う役で出てるっていうのがすごい味わい深くて、
本当に20年のプチタイムスリップを楽しむっていうんで、
2000年代映画見るの結構これいいんじゃないかっていうのに気づかされたっていう。
確かになんかいいですね。
そうなんですよ。ちょうどね、ピンポン僕この前初めて見て、
若いユーラーだったら最高やなって思いながらね、見てたから、
いいと思います。非常に味わい深い楽しみ方ができるかなと思って。
あのちょっとひとネタ大元のヨーロッパ企画の舞台、サマータインマシンブルースが、
映画館で上映されるっていう話はご存知ですか?
そうなんですか?
ちょうどね、こちらと梅田ブルックセブンで10月13日に映画館で上映されるっていう、ヨーロッパ企画の舞台が。
ああ、そうなんですね。
だからまあ、劇死にともまた違うだろうけど、ヨーロッパ企画のリアルな面白さが伝わるかなっていう。
09:02
そうなんですよ。僕、舞台版こそ見たいんですよね。これは。
なんか今回のは2018年に上映されたやつがやるとかで。
ああ、そうなんですね。
面白いですよ、舞台版。
10月13日、1夜限りではあるんですけれども、梅田ブルックセブンで。
もしタイミングが合えばどうぞーって。
やっぱ同じことをやるにしても、映画でやるのと舞台でやるのとって全然面白さが違うなと思うんですよね。
この話、聖地Xの時も話したと思うんですけどね。
はいはいはい。
やっぱ舞台には舞台にあった温度感っていうのがあるとは思うんですけど、
サマータイムマシンブルースって本来のカロリーが舞台にあるなと思うんですよね。
そうですね。
舞台でこそポテンシャルが発揮される話だろうなっていうのは期待したいとこですよね。
僕は舞台版見てるんですけど、やっぱり同じ役者さんが時系列ぐちゃぐちゃで行ったり来たりするので、
しかもその同じ人がやるわけじゃないですか。
上手から来たり下手から来たり、いろんなとこから出てきたりっていう、やっぱそれ舞台ならではの面白さですよね、そこがね。
それは見ててすごく面白くて。
続編も一応あるんですけどね。
サマータイムマシンブルース1モアっていうのも、1モアも面白かったですし、
ぜひね、見る機会が映画館であるんだったらめっちゃ見てほしいですね。
やっぱ場所移動しないですからね、サマータイムマシンブルースは。
それこそ演じ分けの妙を楽しめるっていう意味では、やっぱり舞台こそ本領っていう感じはするかなって気がしますね。
ちなみに四畳半タイムマシンブルースにはヨーロッパ企画の人も声優で出演してます。
あれでしょう?四畳半神話体系の方にいないキャラでしょ?
しかも脚本の上田誠さんも出てますっていう、声優してますっていう。
なんかオープニングに浮いたキャラいるなぁと思ってたんですけど、なるほどなってなってました。
そうか、出てるね、はいはい。
どうぞお楽しみにということで。
あとまぁ、ちょっと映画ではないんですけど、久々にシリーズアニメ、新作シリーズアニメを見始めてまして、
機動戦士ガンダム彗星の魔女っていう作品を見始めたんですけど、
これはね、ちょっと言及しておきたかったんですよ。
なぜかっていうと、僕が生涯ベストアニメといっては分からない少女革命ウテナそのまんまなんですよ。
タイムライン上でもウテナやウテナやといろんな人が言ってるのでね、逆に気になってきたんですけど。
僕ずっとウテナはマリオンさんに押し付けてきましたけど、これこそウテナのエントリーとして適切な作品かなとは思ってるんですね。
女性同士の連帯の話なんですよね、少女革命ウテナは。
一人はある種ヒロイックな存在でありつつ、もう一人は女性の負の側面を煮詰めさせられたような存在として役割を与えられてて、
その2人の関係性の話になっていくんですよね。
12:02
で、彗星の魔女の方はまだそこまで踏み込んでないんですけど、1話の導入が本当にウテナの1話なんですよ。
そんななんですね。
やってることは、学校の中で決闘をして花嫁を奪い合うって話なんですよね。
そういう話なんですか、ガンダムが今回。
花嫁を奪うっていうことが、全てを手に入れるっていうことの土台として扱われてるって話なんですよ。
彗星の魔女の中でも、お前はトロフィーだって言うんですよ。
直球ですね。
直球ですよ、まんまですよ。言いたいことそのまま言ってますよ、これは。
これはもう完全にウテナにあったのと同じモチーフなんですよね。
花嫁を奪い合って決闘をすると。
その花嫁と婚約してるものが大いなるものを手に入れるっていう話っていう。
これはもう完全にウテナなんですよ。
ウテナはもう25年以上前のアニメですけど、むちゃくちゃ今でも通用するというか、今でも通用するって言い方適切じゃないなと思うんですけど、
全然今でも見れると思いますし、25年前にやったことを今でも語らないといけないっていうのもあるんですけど、
逆にウテナは少女向け漫画から出てきてるというか、原作がアニメの方でコミック展開してたって感じなんですけど、
モチーフは少女向け漫画にあるんですけど、今回はガンダムなわけですよね。
そもそもの対象が、あまり一般化してはいけない言い方だと思うんですけど、ガンダムは一般的には男性向けと言われているものですよね。
少女向け漫画は少女向けと言われているものとしてあると思うんですけど、
同じモチーフを少女向けの題材を借りてやるのか、男性向けの題材を向けてやるのかっていうのはまた違ってくる感じですよね。
ガンダムを女性が見てはいけないとかそういうことを言ってるわけではないんですけど、傾向としてジャンルが与えられているターゲットの最大公約数みたいなものを同じものを語るにしても、
そのターゲットによってその見合い変わってくるよねっていうのがまたちょっと面白いなと思ってて、超注目してます。
注目度がね、他のアニメ、10月から始まりましたけど、いろいろありますけど、やっぱりちょっと段違いで結構注目度が高いアニメなので気になってはいたんですけど。
僕もウテナって言われたら反応せざるを得なくなるので、とりあえずゼロ話と1話を見てっていう感じなんですけど、
またそのモチーフ、どこかヒロイックな役回りを持っている女性と、女性の良くない面的なものとして扱われているものを見直された女性への連帯の話ってマイブロークンマリコじゃないですか。
そうですね。
そうなんですよ。だから僕今回ちょっと彗星の魔女は養分に買ったんですよ。
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なるほど。ちょっと見てみたくなってきたな。
最終的にはウテナにたどり着くんです。マリオンさんはウテナにたどり着くんです。
道筋ができているっていうね。
もうガイドラインがあるんでね。
もうね、ちゃくちゃくと埋められてるから早く見ろってことなんですけどね、これがね。
彗星の魔女の脚本の大光一郎さんはウテナのノベライズを書いてたんですよね。
そういう繋がりがあるんですね。
そうなんです。だから多分わかっててやってるとは思ってるんですけど。
なるほどな。
ちなみにそのウテナの脚本をやってた榎木戸陽司さんは新世紀エヴァンゲリオンの脚本を書き、そしてフリクリの脚本を書きっていう。
いやーもうね、この辺のこれ全部好きなやつやっていうね。
そうなんです。
なんでしょうね、この世界系的なるものじゃないですけど。
インガの糸は繋がってますよ。
こんだけ好きって言ってるんだから早く見ろよってことはあるんですけどね。
相性いいってわかってるじゃん、自分っていうね。
まあっていう、彗星の魔女の話を借りたウテナのプレゼンをしました。
じゃあそんな感じでテーマトーク入っていきたいなと思います。
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