1. 今日の10分de1テーマ
  2. 今日の10分de1テーマ「『会..
2022-11-10 23:37

今日の10分de1テーマ「『会社という迷宮』というすごい良い本を低いクォリティで紹介する」

spotify

本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

[beats by type-AB]


00:02
というわけで始まりました。本日はですね 図書館で書いてきた会社という迷宮という本をですね
読み始めたらめっちゃ面白くて、めっちゃ面白いというか めっちゃ自分がずっと思ってたこととか
多分このラジオとかでもよくですね話していたことと すごく一致する部分が多くてですね
そういう意味で言うとね、なんかすごい新しい発見があるというよりは そうだよなぁそうだよなぁみたいな感じで
共感するところが多いみたいな感じなんで まあいわゆる自分強化系読書なんだと思うんですけど
すごくですね、そういう意味で言うと新しい発見があるというよりは 気が合うって感じなんですけど
本でですね、その会社という迷宮という本を
読んだんで、ちょっとその感想みたいな話をしたいんですが 読んだってまだですね、最初の4分の1がしか読んでなくて
なんだけどこれはやばいと思って、もうあの たまにあるですね
一文一文がこう、なんていうか濃すぎて
頭の中で音読しながら読むのでめっちゃ読むのに時間がかかるみたいな本って たまにあるんですけど
まさにそういう種類の本でですね これはすごいなと思いましたね
で実はなんでこの本読んでるのかというとですね 僕も理由がよくわかんなくて
なんで理由がわかんないかというと
図書館でですね、ちょっと気になった本とかで予約するんですよね
なんですけど
結構予約してからその届くまでが 本によってはすごい時間がかかる本があると
そうなるとですね届いた時に あるこれこんな本借りてなんか予約してたっけみたいなことがあるんですよね
この本もそういう本でですね 予約届けましたみたいなメールが来てですね
こんな本なんか予約したな確かになんでだっけみたいな感じで 読み始めたらめっちゃ面白かったと
ついでにその時ですね同じタイミングで届いていた 清原の本が届いてたんですけど
これはマジでなんで予約したのかわからんと思ってですね あの結構ですこちら発でそっちはもうその借りなかったんですけど
でですねこの会社という名球という本を読んだらすごい面白かったと
でですねこれの面白さみたいなのをですね ちゃんと何というか語るには割と話すことをですね
03:01
たぶんちゃんと整理しないとダメだなと思ったんですけど ただですねまああまり労力をかけないでやるっていうのがですね心情なんで
事前の整理をしないでおこうということですねぶっつけ 本番で話すんですが
えっとですねその まあこれはそのなんて言うんですかね
ちょっと話が飛ぶとですね 以前僕多分このラジオで話したことあると思うんですけど
えっと スピノ座の話をしたことがあると
でその スピノ座的な感覚で書かれている本なんですよね
でですねそれも何のこっちゃって感じなんですけど これすごい雑に言ってしまうと
アリストテレス的なあの 形に注目するものを分類したりとかものを
分けるときに形に注目するっていうそのアリストテレス的な方向性と あとですねその力
それぞれが持っている力に注目するというスピノ座的な方向性っていうのが 大きくそのものの捉え方として2パターンあったりですね
で形に注目する方が非常にわかりやすいんで あの今はそのアリストテレス的な
何というか捉えものの捉え方っていうのがまあなんですかね 日常生活でも学問の分野でもその仕事とかそういう分野でも
主流であるとなんだけど その
その実というかえっと あの逆にですね形に注目しすぎるとその
個別のものとか人が持っている力に注目するというそのスピノ座的な視点がですね なくなってしまうというか
そっちのことを忘れてしまうのでそうなるとですねいろんなそことかが起こると あのなのでですね結構そのスピノ座的な考え方っていうのを何か
常にですねまあやっぱそのアリストテレス的な考え方というのはわかりやすくて便利 なんですよね
物を分類するときに 島は島があるから島真似みたいな こっち島ないから普通の真似みたいな感じでわかりやすいんですけど
えっと なんだけど
だしだからこそすごい流星を極めているわけですけど
まあ普通に過ごしててやっぱそっちにどんどん傾いてきちゃう けどそうなるとですね
えっとその物事がその一つ一つの事物っていうのが
力 あの力を持っているそしてその力によってこそ分類されるべきだっていう
そういう考え方をですねえっと どうしてもなくしてしまってそうするとですね
現実認識に相互ができてきちゃうんですよね なんでこんなこと起こっているのかなとか
06:04
なんかすげー違和感があるとかなんかすごい非常に悲しい気持ちがするとかですね みたいなことの
多くのゲームもこれだって僕は思ってるんですよねその
気がついたら形にしか注目しておらず 物の持っている力っていうのを無視しますしてしまっている
だからこそ悲しいこととかいろんな行き違いが起こる っていうようになことが僕のまあその世界観としてあるわけですけど
でですねえっとそれは本当にあのもう今までもいい 結構このラジオにも何回か行ってきたことの気がするんですよね
でですねまさにこの本がですねそういう視点で書かれてるんですよね でこの書いてる人はですねあのコンサルタントの人で
えっと この本どういう
どういうなんか理由で借りたのか本当思い出せないんですけど コンサルタントの人と付き合った時にコンサルタントのことが気になって借りたのか
まあそういう感じなのかもしれないんですけど でですねまあしかもすごい面白かったんでですねこれは多分
昔なんか結構昔に書かれた名著に違いないとだからこそその えっと
何だろう予約してから届くまで人気で
なんていうかなかなか手元に来なかったんだろうなと思ったらですね 全然今年発売された本でマジかみたいな
なんか今年の本オブザイヤーぐらいの感じやぞみたいな感じですね あのまあそういう感じあのびっくりしたんですけど
えっとですねまあ本当にですねなんというかあの なんだろう
知性も感じるしなんというかちゃんとですね人間見て 話してんなっていう話してるというか
なんだろうな まあそうですね人間をちゃんと見てえーと書いた書かれた本だなというふうに
まあ思うんですけど えっとですねこれ何から話したらいいんだろうな
最初にですねコンサルタントあのお断りって本 ところが始まるんですよ
こういう人は読まないでくれみたいなところから始まるんですけど それはですねあの
わかりやすく具体的で役に立つものが持っていると思っている人は
読まないでほしいと 具体的な事例の紹介とかソリューションとか
なんか新しいコンセプトとか経営手法とかそういうものはこの本には一切ないって書かれてて
むしろですねそういうものをすごく否定する 本なんですよねこの人のその主張として
コンサルタントっていうのが8その今は流星を極めていると もうここ
あの数十年でですね230年くらいですげーコンサルタントってのが増えていると なんで増えてるのかって言ったら
09:05
8その 経営者が
なんていうか ある手法なんですかねあの
ちょっと言い方あるなんですけど心を失ったからだみたいな話なんですよね だからえっとで答えが欲しくなってまあわかりやすい答えっていうのをわかりやすく
なんかその都度ですねいろんな 定価を失うかへ今こういうのがこういう
のが新しいソリューションですよみたいな感じですね 出してくれるコンサルタントにすがるからコンサルタントが増えてるんだみたいな話
えっと でもそれは良くないよねみたいなそういうようなスタンスなんですよね
でですね
さて a ちょっとですねあの話の途中で腰が痛くなって一旦中断したんですけど ここ数日前めちゃくちゃ腰痛に襲われててですねそういっぱなしだと
痛くなるんでちょっと今一旦中断して横になってたんですよ えっとですねどこまで話したっけかな
あそうそうそうえっとまあそういうこう
うんまあそのわかりやすくてすぐに役に立つ こういうメソッドみたいなことを全く信じてない人なんですよね
でですねこれ本当にまあ僕もそうでですね あのまあ
なんだろうあの僕でもむしろですね結構あの 周囲に対してはわかりやすく
メソッドを言う方なんですよね わかりやすくメソッド言うんですけど
で なんかですねそしたらはすごいそれを使えばなんかうまいことできるんじゃないかっていうふう
にですね えっと
なんかあの人に多分思わせる方なんですけど えっとじゃあですねそう具体的にじゃあやるって言った時には
もうなんて言うんですかね めちゃくちゃ生物なんでその編集という仕事とか物語を作る仕事って
なんかですねそんなちょっとメソッドわかってる知ったぐらいで 絶対すぐうまくできないだろうしめちゃくちゃ俗人的なもんやとっていう
どっから思ってるんですよねどっから持ってるかもろを持ってですね いやなんでわざわざとされてえっとメソッドみたいなことを言うかというと
できる気にさせるためなんですよね できるんじゃねえかっていう気に
編集者とかクリエイターを になってもらうためにメソッド的なことを言うんですけど
それでできるとは思ってないっていう面がありますと でですねまあ本当に多分えっとこの人はねでもそのもうメソッドを言うっていうことも
まあ多分してないんですよね でこの人はじゃあ何をしているのかというと
えっと クライアントつまりこの場合はまあ会社の経営者でしたね
12:03
会社の経営者に わかると
なるまで わかるまで対話相手になるっていうことがもこの人のその
なんていうかあのコンサルとしてのまあ仕事なんでしょうね わかるってなんじゃあ何なんだっていうと
えっと 客観的にわかるじゃなくて主観的にわかることだった
えっとだから英語で言うとなんとなんだっけな 一応ねその英語2つ言ってたんですけど
a 駄目だってでもね
ちょっとグダグダなんですけどとりあえずマシなの経営者が主観的にわかるってことを 目指して話していると
でですねその主観的にわかるっていうのは本当に その人の中で腹落ちして
もう
そうかっ ってなるっていうことなんですよねそのそうかっていう実感が伴っているかどうか
で それが伴ってない客観的なわかるはだけだとフワフワしてしまうと
だからですねその主観的なわかるにまで落ちるまでただ対話相手になる っていう
ことらしいんですよね でですねじゃあその主観的にわかった
まあまずですね主観的にじゃあわかりましたってなったら あとは実はもやることは決まると論理的に
いや現状効果 っていうことがですねその人の中で主観的にも腹落ちしたら
じゃあこうだなっていう風に次は論理的に あの直感的につながると
だからその主観的にわからないとただ客観的な 形に振り回されちゃうんですよね
そのよその会社のビジネスボディはこうですとか なんかあの
今の市場はこうですみたいなことに振り回されると でなのでそうならずに主観的にわかるまで付き合うっていうのがこの人のやり方であると
でですねその ここもだからそのえっと
なんだろう さっきのその形と力っていう話なんですけど
うん客観的なこういうビジネスモデルが今いいですよみたいなことは 形だと思うんですよねすごいわかりやすい話でですね
なんですけどその経営者っていう一人の生きている人間 とかその会社っていうですねまぁその
なんか歴史とか積み重なっていろんな人がですねの営意の中動いているもの がの中で
はがその分かるという状態になる その分かることっていうのは力だと思うんですよね
15:05
わかりづらいと思うんですけど その自分の持っている力その経営者自身の人間として持ってる力
会社自身が一つのある種魔法陣とか言いますけど一つの人間のようにですね持っている 力っていうものを無視して
形に振り回されると まあ良くないよねっていう話なんですよね
それはまあえっと例え話で言ってたんですけどまぁその 健康診断っていうのは
じゃあなんですかね体の断面すごいまーらいでとって じゃあそれでその人のことがわかりますかったもちろんわかんないわけですけど
ただえっと診断とはそういうものであると じゃあその
えっと それそれを診断をもとに
えっとその診断のために 診断を良くするために生きるっていうことは本末転倒じゃないみたいな話なんですよね
自分の命のために健康があるのであって 健康のために命があるわけじゃないと
で今はその多くの会社とか経営者っていうのはその 自分の持っている力自分のその意思のエネルギーとか
もしくはその会社を創業した時のですね夢とか志みたいなものを
失いもしくはあのそれはずいぶん昔だから忘れ去られていて
形式的にえっとそれをこの会社をどう この市場の中で継続していくかということに
だけ救急としていると それは本末転倒なんじゃないのということをまあこの人は
教会しなおか言っていると でですねすごい面白かったのはですねあの
戦略の話っていうのがあってでその 戦略っていうのはその今すごいその経営の場面で経営戦略とか言って言われているし
まあそのあるいろんな企業の音その ir 情報とか見ると
なんだろうあの 四半世紀の中心からねえっと来季の戦略はとかね経営戦略とかで発表して
いるんだけど 戦略って
発表したら 良くないんじゃないかってそんなよくないんじゃないのというか
その戦略ってえっとえっとその勝つためのものでしょ で勝つためのものなんだとしたらそれを言うってどういうことみたいな
普通勝つための秘策は あの言わないでおくべきのものでしょう
なのにどの企業もこういうこれがうちの戦略ですっていうふうに掲げているとそれは なぜかって言ったら
18:04
a 株主のためにちゃんとやってますっていうので形式的に掲げていたりとか
まあなんとなくそのえっとそういう希望的なものっての掲げとかないとまあ本当に 株主従業員がなんか納得しないかなっていうんでなんとなくあげてるだけで
本物の戦略戦略だったら絶対にそんな大ピラにしないでしょ 今言ってるわけですよね
でですねほんとその通りだなと思うんですけど a 一方でですねそのじゃあその戦略っていうのはじゃあ大抵のものはわかりやすい
ものであると なんだけどえっと
わかりやすい戦略ってのありえんのかっていう話なんですよね えっとまあ本当に例えば ir 情報でえっとなんだろうな
来年はとにかく コンテンツを量産しますって書いてあって
コンテンツを量産してで a
なんだろうコンテンツ量産した結果買ったねみたいなことがありえんのかみたいな話ですね なんかその
えっと そもそも戦略っていうのは
わかりにくいもののはずであると さっきその
経営者の人が腹に落ちてわかるっていうまで対話相手になるって言ってたんですけど じゃあわかるじゃあこれをしようって言った時は
じゃあ何かの戦略に基づいて えっと最初に戦略を決めて動いているのかって言ったそう
ではなくて 戦略っていうのは何かうまくいった後に
事後的に評価されるものだとこれはこういう戦略だったねっていうのは感じなんだけど 現実はそんな
えっとものではなくてもっと生物であると その時のその経営者の気持ちとか
まあいろんな人の 感情とかあと周囲の環境とかいろんな偶発性みたいなものの中で
よしやるぞって思ったらうまくいかねえな じゃあこうするかああするかみたいな試行錯誤みたいなのを経て
その事業とか会社っていうのはまあ動いていくもので 最初からこういう戦略をやるぞと思ってやってるわけじゃないんだと
でですね でその
だしそのじゃあ8 経営者がわかったと思った状態って
経営者はわかりましたとその経営者はそのわかったことを シンプルに周囲にそのは自分がわかった感じそのものを伝えられるの方それは無理な話ですよね
無理な話なのだし えっと本質的にだからその
なんだけどその 誰にも伝えられない自分にわかっている感覚っていうものをもとに結局経営っていうのか会社
っていうのは動かしていくので
21:01
結局よくわからないもの人にうまく説明できないものによって
本当にその物事っていうのは動いていくと 結局じゃあその外に向かってですねえっと株主とかその
従業員のためにですね発表する戦略っていうのは 戦略がないんだと
ただなんかやっとかなきゃいけないからやってるものなんだみたいな感じですね もっと本当になんというかあの
本当の戦略っていうのはその個人の中で主観的にわかったものによって作られている ものなんだという話ですね
まあ本当それもそうだなと思ったんですよね でなんか本当ですねえっと以前なんか確かこのラジオで回る
会社の中での授業みたいな話をした時に えっとそれはすごい感動的なその始まりだとある人のすごいその
個人的なその常念でもってですね始めた授業であって でそれはすごいあの感動したとなんだけどじゃあこれを継続しろ
ずっと継続しろって言われたらどうすのかなって話はしてたんですよね やっぱその人のですねあの主観的な本当に個別的な思い出できたものであって
それを継続させようというのは どうしてもその形式化を免れないというなればそのその時に例えばのせいだしてたのは
えっと桃太郎ですよね桃太郎があの まあなんていうかねよしやるぞとって鬼ヶ島に行って鬼退治するっていうことをやったんだけど
それすげーいいねってなってこれちょっと授業にしてずっと継続してやってくれ ってなったら
でですねまだ桃太郎がいた頃まだ良くてですね 桃太郎がじゃあ死んだりとかしてですね代わりの2代目桃太郎3代目桃太郎とかになって
最初のですねよっしゃ鬼ヶ島は退治しに行くぞっていうその感じを維持できるのか って言ったらできないですよね
それはもう絶対形式化も免れないし 最初の情熱ってのはないよねみたいな
話したと思うんですけど まあそのことについて話してるわけですよね
というの感じですねまぁちょっとめっちゃ時間かかったわりに全然うまいこと話せないなと思いました けどとりあえずお勧めの本ですので
ぜひ皆さん読んでみてくださいよろしくお願いします
23:37

コメント

スクロール