娘の緊急事態
こんにちは、みかんです。7月4日、金曜日、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、一人暮らしの子供が高熱で倒れる、その時親ができること、そんな話になります。
離れて暮らすご家族、お子さんがいらっしゃる方、ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
2日前の話になります深夜、一人暮らしをしている20代の娘が、高熱を出して気を失い倒れたという出来事がありました。
幸いにも大事にはならずに済みましたが、今日はこの実体験から得た教訓と、親としてできる具体的な事前対策について考えたことをお話ししたいと思います。
まず何が起こったかお話しさせてください。
2日前のことです。夜中に娘から電話がかかってきました。
電話に出ると泣きじゃくる娘の声が聞こえてきました。
高熱が出ている、トイレに行こうとして気を失って倒れて頭を打った。
体に全く力が入らない、泣きながら過呼吸になるんじゃないかと思うような息遣いで、やっとやっと話している感じです。
苦しいのか、この状況が怖いのか、パニックを起こしているようでした。
私はすぐに駆けつけたいけれども、こちらは北海道駆けつけられません。
私も心配で胸が苦しくなりました。
尋常じゃない娘の様子に、私は救急車を呼んだ方がいい、私が呼んでもいいよと伝えます。
でも娘はそんなことも考えられない。ただただ、はぁはぁ辛そうでした。
ゆっくり質問を投げかけると娘は下痢もしている、頭も痛いと言っています。
そのうち娘の息遣いが、ちょっとずつちょっとずつ落ち着いていったように感じました。
私は水を飲んだらいいよって声をかけて、その後水を飲む音がして、
そしたら娘から大丈夫になってきたと一言、私は少し安堵しました。
ベッドに戻ったようで、でもまだ辛そうな息遣い。
電話をつなげながら15分ほどでしょうか、声をかけながら様子を伺っていました。
なんとか大丈夫そうだから切るね、そう言って娘は電話を切りました。
私は良かったと思ったと同時に、別の大きな不安が押し寄せてきました。
もし娘が意識を失って、私からの電話にもLINEにも全く反応できなかったら、
事前対策の重要性
もし具合が悪くなって救急車を呼んだとしても動けなくて、
オートロックを解除できないとか、ドアの鍵を開けられなければ救急隊は家に入ってこられないんじゃないか、
そんな疑問が頭の中をぐるぐる回りました。
私は不安の中、夜中にですね、頭を打った時の対応をネットで調べてみたり、
救急隊の対応についてAIのジェミニーに聞いてみたりしました。
救急隊についてジェミニーに回答してもらったことは、
救急隊は緊急性が高いと判断した場合、様々な方法で室内へ侵入するとのことでした。
まず管理会社や大屋さんに連絡を取り鍵の解除を依頼します。
それが難しい場合は警察に協力を要請し、ドアを破壊して入ることもある。
困難な場合は消防隊に助けを求め専門の機材を使ってドアや窓を破壊して侵入することもある。
そんな感じでしたかね。
あくまでもこれはAIの回答で本当かどうかは確かめていません。
命が最優先されるのは当然のことだと思いますが、
何よりその間に時間がかかれば子供の命が危険にさらされる可能性があるかも。
改めて事前の対策が重要だなと思いました。
私は今回のことを機に対策を考えてみました。
3つあります。
まず1つ目は、もしもの時の安心シートの作成です。
万が一の際、救急の活動がスムーズになるための情報をまとめたメモを作成して、
部屋の目立つ場所、例えば冷蔵庫のドアとか玄関の近く、電話の近くに貼っておくようにしようと考えました。
早速娘用、息子用、私と夫用のもしもの時の安心シートを作成しました。
どんなことを書いたかというと、
例えば緊急連絡先、マンションの管理会社や大屋さんの連絡先、
24時間対応してくれる救急相談センターの番号、
生年月日、血液型、アレルギーの有無などを書き込みました。
目的は本人が落ち着いて助けを求められるようにということと、
万が一の時に第三者がそれを見て早急に動けるようにするためです。
そして私自身も子供用、子供のマンションの管理会社の連絡先、緊急時の連絡先を改めて控えるようにしました。
親がその情報を把握していることは迅速な対応に不可欠だと思ったからです。
そして2つ目の対策として、予備の鍵の預け先を考え直しました。
教訓と今後の備え
同じ東京に住む息子に娘の予備の鍵を預けようと思います。
私は札幌に住んでいます。息子なら比較的早く娘の元に行けます。
もしもの時に信頼できる身近な人に鍵を預けることで少しは安心できます。
そして3つ目、最も大切だと感じたのが子供たちとのもしもの時の話し合いです。
子供たちと改めて今回の出来事を踏まえて緊急時にどう行動するかを具体的に話しようと思います。
体調の異変を感じたら我慢せずにすぐに親に連絡すること。
近くに知人友人が住んでいるのであればその知人友人に緊急連絡が入ることがあるかもと伝えておくのもいいかなとか
救急車を呼ぶことになるかもそんな状況の時には意識がはっきりしているうちにドアチェーンを外しておく。
可能なら玄関の鍵を開けておく。1階なら窓の鍵をどこか開けておく。
そんな多様も最悪ありかなと思ったり細かい点まで確認しようと思います。
もし皆さんのご意見があればぜひお伺いしたいです。
娘は早々結果ですね胃腸炎と診断されたそうです。
今朝のLINEのメッセージでは熱は下がったけれどお腹の調子はもう少し。
今日はやっとぐっすり眠れたとのことです。
ちなみに夜中に電話をくれた後に朝1回生存確認をしてから
その日の夜12時ぐらいまで娘と連絡がつかなくなってしまいました。
電話をしても出ない。LINEも既読にもならない。
私は一日中ドキドキヒヤヒヤしていました。
命があればそれで十分ありがたい。
そんな命の大切さを考える時間ともなりました。
娘が生きていてよかった。ちょっと大げさかもしれないんですが
娘と連絡がついた時そんな気持ちになりました。
一人暮らしのご家族がいらっしゃる方
もしもの時の備えについて考えてみてほしいです。
たった1枚の安心シートや信頼できる人への鍵の預け先とか
ほんの少しの準備がいざという時の大きな安心につながります。
自分や家族の身に何が起こるかなんて誰もわかりません。
命を守るための備えできることがあるなら後回しをせずに
今すぐしていきましょう。
暑い日が続きます。どうぞ皆さんもたくさん睡眠と栄養をとって
免疫力を上げて元気でいてください。
今日は長くなりましたが
子どもが深夜高熱で倒れるその時親ができること
緊急時に守る備えについて考えたことを話しました。
最後までお聞きくださった方本当にありがとうございます。
何かうまくいく引き続き良い時間を過ごしてください。
また次の配信でお会いしましょう。