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2025-09-28 04:25

「本を読め!」はもう古い?ゲームと読書をつなぐ新しい学び方

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今回の教育カフェテラスでは、東洋経済education×ICTの記事をもとに、「ゲームと読書の関係」について語ります。スマホや動画に夢中な子どもたちがノベルゲームを通して国語力を育む可能性や、読書との補完関係について、楽しく深掘りしていきます。

サマリー

ゲームと読書は対立するものではなく、国語力を育むために補完し合う存在であることが実証されています。特にノベルゲームは子どもたちにとって新しい学びの形となり、読解力や批判的思考を育む可能性があります。

ゲームと読書の関係
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。進行役の水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。今日もよろしくお願いします。
さて今回は、東洋経済オンラインの記事からのお話です。
掲載日は2025年9月13日。テーマは、ゲームと読書、そして国語力の関係です。
読書離れが進む中で、実はゲームが国語力を育む役割を果たしている、という意外なお話なんですよ。
ゲームで国語力ですか。ちょっとびっくりです。どういうことなんでしょう。
例えば、ノベルゲームというジャンルがあります。物語を読みながらプレイヤーが選択し、ストーリーが変化していくタイプのゲームです。
ここで必要とされるのが、文章読解力と判断力。そのプロセスが、まさにアクティブラーニングそのものなんです。
なるほど。じゃあ、ただ遊んでいるように見えても、読解力や考える力が伸びているんですか。
そうなんです。キャラクターの言葉の裏にある感情や伏線の意味を読み解かないと、正しく選択できない。
そして一度も選択で展開が大きく変わるので、自然に集中して読むようになります。
私も友達が逆転裁判にハマっていて、文章をすごく読むって言っていました。あれもノベルゲームの一種なんですね。
まさにそうです。意義ありというセリフで有名なシリーズですが、法律や証拠を読み解いて論理的に判断する力が試されます。読解力と同時に批判的思考も育ちますよ。
でも、保護者の方はゲームばかりして本を読まないと、不安になるんじゃないですか。
確かにそうですね。ただこの記事の筆者も強調しているように、ゲームと読書を対立と考えるより、補完関係と考えることが大切です。
まずゲームで基礎を作り、その延長線上に読書体験をつなげるのが建設的なんです。
なるほど。本を矯正するより、ゲームから国語力を育てる工夫をした方が子どもも受け入れやすそうですね。
ええ。その点で保護者ができる工夫として提案されているのが、ゲーム時間の一部をノベルゲームに振り分けることです。
それだけで、遊んでいただけなのに国語力が上がったという体験が生まれるんです。
それってすごく前向きですね。子どもにとっても成功体験になりますよね。
おっしゃる通りです。その成功体験がさらに読書へのモチベーションにつながります。だからゲームは国語力の入り口になり得るんです。
新しい学びの形
そう考えると、先生がおっしゃっていたゲームと読書は補完関係っていう言葉がよくわかります。まさかじゃなくて並んでいるんですね。
そうです。例えば平安時代の人々が和歌で感性や言葉を磨いたように、現代の子どもたちがノベルゲームを通じて国語力を養うのも自然な流れです。学びの形は時代によって変わるんですよ。
時代にあった学び方ってことなんですね。スマホ世代の子どもたちにとっては、本だけじゃなくゲームも立派な国語の教材になるんだな。
ええ。読解力は単なる語彙だけでなく、相手の意図を理解し、自分の考えを深め、表現する力ですから、その意味でもノベルゲームは有効なんです。
今回のお話を聞いて、ゲームに対して違うイメージを持てました。子どもの成長を支えるツールだって考えたら、子御舎としても前向きな気持ちになれそうです。
そうですね。遊びの中に潜む学びをどう見つけるかが、これからの教育に求められる視点だと思います。
はい。今日は本当にたくさん学ばせてもらいました。私は教育実習でも、子どもたちの好きなものを授業にどう取り入れるか考えていきたいです。
それはとてもいい視点だと思います。子どもに寄り添う工夫、それが学びを深める一番の方法ですからね。
最後に感じたのは、ゲームも本も子どもにとって大切な学びのパートナーなんだってことです。
今日はゲームと国語力というテーマでお送りしました。リスナーの皆さん、最後まで聞いてくださりありがとうございます。
また次回もぜひ一緒に教育について考えていきましょう。それではさようなら。
04:25

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