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みなさん、こんにちは。教育カフェテラスへようこそ。進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今回もよろしくお願いします。
紗友香さん、もし宿題を生成AIに丸投げできるとしたら、子供はどうすると思いますか?
うん。正直に言うと、私が子供だったら、頼っちゃう気がします。なって楽ですもんね。
ですよね。今まさにその、子供が楽をするためにAIを使ってしまう問題に、学校はどう向き合うかというのが大きなテーマなんです。
考えなくなっちゃうのは確かに心配ですね。
今回は、日経BPの教育サイトに、2026年6月24日に掲載された記事を元にしています。
教育関係者が集まるミルエディケーションエキスポという催しでの議論なんです。
先生たちはAIについて話し合ったんですね。
そこで強調されたのは、AIの性能ではなくて、授業の設計こそが学びの良し悪しを決めるという考え方なんです。
性能じゃなくて設計、先生の作り方次第ということですか?
その通りです。AIを答えを出してくれる機械として使うと、子供は考えなくなる。
でも、子供が考えざるを得ない状況を作れば、AIは深い学びの道具に変わるんです。
考えざるを得ない状況、具体的にはどんな授業なんでしょう?
小学校のとても面白い実践があります。宮沢賢治の山梨という物語を使った国語の授業です。
山梨、教科書で読んだ記憶があります。独特の世界観でしたよね。
この物語は、5月と12月という2つの月の場面で書かれているんです。
そこで先生は、AIに別の月の場面を作らせてみたんです。
賢治が書いていない月をAIに想像させたんですね。
そうなんです。すると子供たちは、AIが作った場面と本物を見比べるために、もう一度原文を読み直し始めた。
これは賢治らしくない。本物はもっとこうだと言い出したんです。
あ、AIの答えがかえって本文に戻るきっかけになったんですね。
記事ではこれを子供を教材へ押し戻す装置と表現しています。
AIに考えさせるんじゃなくて、AIをきっかけに子供が原文と深く向き合うんです。
丸撫でテーブルと加わるPGの道具にも深める道具にもなる。使い方次第なんですね。
中学校の実践も紹介されています。こちらは生徒もAIの使い方を三つのタイプに整理しているんです。
三つのタイプ。気になります。
一つ目が代行。自分でできることまでAIに肩代わりさせてしまうことなんです。
これはまさに私が心配していた丸投げパターンですね。
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二つ目が補強。自分には難しい作業をAIに手伝ってもらうこと。
例えば考えはあるけれどうまく言葉にできないところを助けてもらうんです。
これはちょっと前向きな使い方ですね。
三つ目が一番大事で触発です。
AIとやりとりするうちに自分では思いつかなかった新しい気づきが生まれることなんです。
触発。AIとの対話からきらめきが出てくる感じですか?
そうなんです。学びを本当に深めるのはこの触発だというんですね。
ただしそれには生徒が自分の考えの軸、自分軸を持っていることが欠かせないというんです。
自分の軸がないとただ流されちゃいますもんね。
鋭いですね。軸がないままAIに頼ると代行になる。軸があってこそ触発になる。
同じ道具でも結果がまるで変わるんです。
お話を聞いていると結局先生がどんな問いを用意するかなんですね。
まさにそこなんです。
記事の共通の結論は授業の目的がはっきりしていることがAIをうまく使う大前提だということでした。
道具を入れる前に何のためにやるのかを考えるんですね。
目的が曖昧なまま新しい道具を入れてもただ楽をするだけで終わってしまう。
目的が明確ならその道具は学びを何倍にもしてくれます。
これってAIに限らず何を学ぶときにも言えそうです。
いいところに気づきましたね。ではそろそろまとめましょう。
今回は生成AIの時代に考えざるを得ない授業をどう作るかというお話でした。
さやかさんいかがでしたか。
代行・故郷・触発という3つの分け方がすごくわかりやすかったです。
丸投げじゃなくて触発を目指したいですね。
ぜひその言葉を覚えておいてください。
それでは教育カフェテラス今回はここまでです。
お聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございました。また次回お会いしましょう。