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2025-09-27 05:12

先生必見!数学が苦手な子も前向きになる「説明したくなる授業作り」

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今回のエピソードでは、数学の授業で「正解」よりも「考えのプロセス」を重視するアメリカの実践事例を紹介します。問題を一問に絞る工夫、間違いを活用する方法、グループワークや動画制作による思考の可視化など、7つの方法を分かりやすく解説します。
にせ,みなさん、こんにちは。「教育カフェテラス」、水野太一です。

サマリー

このエピソードでは、数学の授業で生徒の思考力を育むための7つの方法について議論しています。特に、間違いを受け入れ、他者との考え方を共有することが学びを深める要素として強調されています。

数学の授業の工夫
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。今日もビスナーのみなさんと一緒に学んでいけるのが楽しみです。
さて本日のテーマですが、情報源はエディトピアの記事で、掲載日は2025年9月11日です。タイトルは、数学の授業で生徒に考えを示させる7つの方法です。
日本の授業でも、途中式を書きなさいと言われますけど、あまり意識されてない気がします。アメリカではどんな工夫をしているんでしょうか?
記事では、答えそのものじゃなく、思考のプロセスを見せることが学びにつながると強調しています。
例えば、試験問題を一問に絞ることで、答えよりも説明に集中できるようにしているそうです。
一問だけのテストって驚きですね。それで学習効果があるんですか?
はい。教師は難易度を調整して、生徒になぜそう考えたかを書かせたり、友達と共有させたりします。答えが合っているかより、どこでどう考えたかを重視しているんです。
なるほど。日本のスピード勝負のイメージと違いますね。答えを出す速さより、過程が大事ってことですか?
そうです。記事の先生は、正解はゴールだけど、学びはその途中の道のりにあると表現していました。
例えば答えは50.11です。では、どうやってたどり着いたかを話しましょう、と先に答えを見せちゃうんですね。
答えを先に知っちゃっていいんですか?それだとつまらない気もしますが。
そこが工夫で、答えを先に出すことでどうやって解くかに集中できるんです。正解を競うんじゃなく、発想の違いを見せ合う文化にシフトしているんです。
確かに、友達の考え方を聞くと、そんな発想あるんだって思うことあります。そういうのを授業で共有してるんですね。
はい。また思考を見える化する工夫もあります。黒板やホワイトボードにグループで解法を書いて、役割を分担して発表するんです。間違いも含めて外に見せるから、学び合いが深まります。
でも、間違えるのって恥ずかしいですよね。クラス全員に見せるのは勇気が要りそう。
確かに最初は抵抗があります。でも記事にある中学の事例では、間違いを歓迎する文化を作ることで徐々に安心できる環境になったそうです。間違いを直すことで、かえって理解が深まりますから。
なるほど。そういえば私も教育実習で答えを間違えた子の説明を聞いて、ここがひっかけだったんだと気づいたことがあります。
まさにそれです。記事では、わざと間違えた問題を作って発表し、別のグループが修正するという活動も紹介されています。裁判の証拠のように、自分の説明を他のグループが反論するんですよ。
それ楽しそうですね。ただ間違い探しのゲームみたいになって真剣に考えそうです。
思考を共有する方法
そうです。さらに作文型の問題解決も紹介されています。問題を文章として読み込み、私は押しなければならないという一文を書いて考えを整理し、解き方を言葉で説明します。
計算だけじゃなく文章にするんですね。英語の授業みたい。
ええ。言葉で説明できるは理解の証拠です。だから文章化は重要です。これを繰り返すことで数学用語も自然と使えるようになります。
数学が苦手な子でも書く力は伸ばしやすそうですね。日記みたいに積み重ねられるし。
さらに質問の仕方も工夫しています。子供ってこれ合ってますか?と聞きがちですよね。それをどうやってここまでやったの?と問い返す習慣を大事にしているそうです。
確かにやり方を聞くって大事ですね。私も家庭教師の時、答えより途中を見せてとよく言います。
最後に紹介されていたのは動画制作です。自分の解法を画面録画や短いプレゼン映像にして説明します。これだとクラスの仲間にも教材になるんですね。
自分の考えを動画で残すんですね。SNS世代にはぴったりかも。自分が先生になったつもりで説明するから力が尽きそうです。
その通りです。この方法だと将来の生徒にも役立つ解法ライブラリーができるのもメリットですね。
今日の話を聞いて感じたのは、数学の答え合わせから考え方のシェアに変わってるってことです。日本の授業でも取り入れてみたくなりました。
本当にそうですね。今日の7つの方法を見ても、間違いを含めて学びにする、言葉で説明する、共有するというキーワードが浮かびます。
今回の話を聞いて、正解を競うより考えを見どけ合う数学って素敵だなと思いました。自分の教育実習でもやってみたいです。
リスナーの皆さん、最後まで聞いてくださってありがとうございます。これからも一緒に教育の新しい視点を共有していきたいと思います。
次回もぜひ聞いてくださいね。
05:12

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