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2025-04-18 07:57

難波先生が教える!子供たちが輝く「自由進度学習」導入のポイントと実践例

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今回は、札幌市立小学校の教師である難波駿氏が実践する「自由進度学習」に焦点を当てています。難波氏は、子供たちが自らの興味やペースに合わせて主体的に学ぶことを重視し、教科を横断した学習やICTの活用など、様々な工夫を凝らしています。自由進度学習の具体的な方法や成果、そして導入における注意点などを詳しく解説します。

サマリー

難波俊先生が実践されている自由進度学習は、子供たちの自発的な学習意欲を引き出す革新的な方法です。この内容では、自由進度学習の導入ポイントや技術の活用によるメリット、注意点について詳しく紹介されています。

自由進度学習の概要
教育カフェテラスの時間です。皆さん、こんにちは。水野太一です。
皆さん、こんにちは。高橋紗友香です。
この番組では、国内外の教育に関する最新情報や、教育現場の課題、そして解決に向けた取り組みを紹介しています。
先生、今日もよろしくお願いします。
はい、紗友香さん。今日も一緒に楽しく学んでいきましょう。
今回のテーマは、東洋経済オンラインに掲載された、大切にしている生産性の向上と学びの進度という記事です。
この記事では、札幌市立小学校の難波俊先生が実践されている自由進度学習について紹介されています。
記事の掲載日は、2025年3月31日です。
自由進度学習ですか。ちょっと聞いたことがある言葉です。
自由進度学習とは、子どもたちが自分の興味や関心、理解度に合わせて、学習のテースや内容を自分で選択できる学習方法のことです。
なるほど。自分のテースで学べるんですね。なんだか楽しそうです。
ええ。難波先生は、この自由進度学習を2017年から導入されているそうです。きっかけは、小学6年生の歴史の授業だったそうですよ。
歴史の授業ですか。
はい。当時、歴史への学習意欲が旺盛な子どもたちが多かったので、小田信長、豊臣秀吉、徳川家康を学ぶ探伝で、
4時間あげるから、自分の好奇心をよりどころに学んでみるのはどう?と提案してみたそうです。
子どもたちの反応はどうだったんですか。
子どもたちは信長から学び始める子、次系列で進めて家康を重点的に学ぶ子など、自分の興味とペースで主体的に学ぶ姿が見られたそうです。
すごい。子どもたちが自分で考えて学んでいるんですね。
そうなんです。難波先生は、この時の手応えから、自由進度学習を積極的に取り入れるようになったそうです。
先生は、普段から自由進度学習を行っているんですか。
そうですね。授業で取り入れています。
例えば、図工の時間に電動糸のこぎりの数が限られている場合、家庭科と同時進行で授業を行います。
なるほど。
そうすると、子どもたちは自分なりに見通しを持ち、互いの状況を確認しながら課題に取り組むことができるんです。
注意点と効率的な実践
それってすごく効率的ですね。
ええ。それに、子どもたちが友達と協力し話し合う時間も増えるんです。
まさに、個別最適な学びと、共同的な学びの一体化ですね。
その通りです。
自由進度学習って、すごく良いことばかりのように聞こえますが、何か注意点があるんでしょうか。
良い質問ですね、さやかさん。難波先生も、注意点としてこなすだけの実践を挙げています。
こなすだけの実践ですか。
はい。自由進度学習では、通常、見通しが持てるように進度ごとのタスクを設定します。
しかし、教員が意識していないと、子どもたちは単なる作業のようにタスクをこなすだけになってしまうことがあるんです。
それだと、各自が孤立して、勉強も個人の活動になってしまいそうですね。
ええ。対話も生まれなければ、共同的な学びも生まれません。
それでは、個別最適な学びと共同的な学びの一体化とは言えないでしょう。
なるほど。教員は、共同的になれる場面や、友達と対話できるような雰囲気を作っていく必要があるんですね。
その通りです。
自由進度学習って、ICTとの相性も良さそうですよね。
おっしゃる通りです。難波先生も、一人一台端末を活用することで、自由進度学習の準備が多くなりました。
自由進度学習の準備が大幅に楽になったとおっしゃっています。
具体的には、どんなメリットがあるんですか?
例えば、発展問題はネット上のコンテンツを利用できるので、大量のプリント準備は必要なくなりますし、
分かりやすい動画もあるので、子供が自分でつまずいたところに遡って学び直すことも簡単になります。
それは便利ですね。先生の負担も減りますし、子供たちも自分のペースで学習を進められますね。
ええ。ただ、ICTの利用も孤立してしまう側面がある点には注意が必要です。
どういうことですか?
例えば、タブレット端末を使って振り返りを書こうと言うだけでは、子供は無言でコメントを打ち込むのみで、一人で完結してしまう可能性があります。
なるほど。ICTを使うことで、かえってコミュニケーションが減ってしまうこともあるんですね。
ですから、ICTは使い分けが必要で、人間性が失われないよう気をつけているそうです。
子供たちの主体的な学び
ナンバ先生は、具体的にどんな対策をされているんですか?
低学年なら、あの子の発言が素敵だと思ったなら直接伝えに行ってごらんと声をかけたり、
高学年なら、班の人を大事にしようね、自分が学んだことは班の人にフィードバックしてね、と日頃から班活動を基本とするなど、
共同に軸足を置くことを大切にしているそうです。
素晴らしいですね。ICTを効果的に活用しつつ、子供たちのコミュニケーション能力も育てているんですね。
ええ。自由進度学習を取り入れたことで、子供たちにはこれは自分の勉強なんだという気持ちがたきらかに芽生えているそうです。
それはすごく大事なことですね。
ええ。この単元は8時間でなど見通しを持てるという点は大きく、子供たちは自分の進度に合わせて勉強する感覚が備わるようになったそうです。
自分の勉強だという自覚があるので、休み時間中に勉強を始める子もいるそうですね。
ええ。家庭学習で進めてくる子もたくさんいます。
自ら学ぶ姿勢が身につくなんて、理想的ですね。
そうですね。ナンバ先生は学力とは学ぶ力であり、興味を持って主体的に学ぶことこそが大事だと考えているそうです。
まさにその通りだと思います。
さやかさんはこの記事を読んでどんな感想を持ちましたか?
そうですね。自由進度学習は子供たちの主体性や学ぶ意欲を引き出すとても素晴らしい方法だと思いました。
うんうん。
ただ、先生の準備やサポートが不可欠だということもよくわかりました。
そうですね。自由進度学習は子供たちに任せっきりにするのではなく、先生がしっかりと計画を立て、子供たちの状況に合わせて柔軟に対応することが大切です。
はい。私も将来教師になったら、ぜひ自由進度学習に挑戦してみたいと思いました。
それは素晴らしいですね。
さやかさんなら、きっと子供たちの個性を尊重し、主体的な学びをサポートできる先生になれると思いますよ。
ありがとうございます。水野先生。
今回のテーマでは、南波先生が実践されている自由進度学習についてお話ししました。
はい。自由進度学習は子供たちの主体性や学ぶ意欲を引き出すとても有効な方法だということはよくわかりました。
それでは、そろそろお別れの時間です。
はい。先生、今日もありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
教育カフェテラスでは、これからも教育に関する様々な情報をお届けしていきます。
次回の配信も楽しみにしていてくださいね。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。
さようなら。
さようなら。
さようなら。
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