困難な学びの重要性
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス始まりました。
パーソナリティは、大学講師の水野太一です。今日もよろしくお願いします。
こんにちは。アシスタントの高橋さやかです。水野先生、今日も楽しく学んでいきましょう。
はい、さやかさん。この番組は、国内・国外の教育に関する最新情報や、教育現場の課題、そしてその解決に向けた取り組みを紹介する番組です。
先生、堅いですね。簡単に言うと、未来の先生や、教育に関心がある皆さんと、教育について気軽に話す番組です。
その通りです、さやかさん。的確なまとめですね。それでは早速、今回のテーマに行きましょう。
はい、お願いします。
今回のテーマは、エデュトピアに掲載された、「深い学びは困難なレッスンから生まれる。」という記事からです。
2024年12月13日に公開された記事ですね。
この記事では、学習において困難に直面すること、つまり苦労して理解しようとすることが、実は深い学びにつながるという点が強調されています。
え、苦労することがいいことなんですか。なんだか意外です。
そうですよね。一見するとスムーズに理解できる方が良いように思えます。
しかし、記事によると、少し難易度も高い問題に挑戦したり、思考錯誤したりする過程で、より記憶に残りやすく、応用力も高まるというのです。
なるほど。でも具体的にどういうことなんでしょうか。
例えば、授業の直後に小テストを行うと、新しい内容の忘却を最大50%も減らせるという研究結果があります。
へえ、それはすごい。テストって結果が悪かったら落ち込むイメージがありましたけど。
そこがポイントなんです。テストで間違えること、つまり自分が何を理解していないかを認識することが、学びを深める第一歩なんです。
自分が分かっていないことを知る、ですか。なんだか奥が深いですね。
記事では、長期的な学習能力を構築するために、授業中に2、3個の自由記述式の質問を取り入れることを推奨しています。
自由記述式ですか。選択問題よりも難しそうですね。
ええ。しかし重要なのは、正解することではなく、自分の言葉で考えることなんです。
アクティブリコールというプロセスを通じて、記憶が強化されると言われています。
アクティブリコール、初めて聞きました。
簡単に言うと、記憶を呼び起こそうと積極的に努力することです。
例えば、「今日学んだ2種類の対立とは何ですか?」といった質問に答えることで、知識を定着させることができます。
なるほど。ただノートを見返すよりも、自分で思い出す方が効果的なんですね。
その通りです。記事では、生徒が知っているつもりになってしまう偽りの自信の危険性も指摘しています。
ああ、それすごくわかります。テスト前に完璧って思ってたら、全然できてなかったみたいな。
学習習慣を身につける
そういった過信を防ぐために、定期的な小テストが有効なんです。
テストを通じて、自分の理解度を客観的に評価し、改善点を見つけることができます。
でも、テストってやっぱり緊張しますよね。
だからこそ、テストを評価ではなく学習の機会として捉えることが大切なんです。
記事では、テストの前に、学習とは忘却を最小限にすること、テストは成長の限りというマントラを唱えることを勧めています。
マントラ、なんだか自己暗示みたいですね。でも、効果がありそう。
そして、テスト後には、間違えた問題や重要なポイントを振り返り、前向きな気持ちで学習に取り組むことが大切です。
なるほど、間違いから学ぶということですね。
さらに、記事では、集中力を高めるための工夫も紹介されています。
集中力、私も欲しいです。特にオスカツの誘惑に勝てなくて。
学習環境を整えたり、既存の習慣に学習を組み込んだり、定期的に自己テストを行ったりすることが有効です。
習慣化って大事ですよね。私も毎日、推しの動画を見るのを日課にしています。
それは素晴らしいですね。学習習慣も同じように習慣化できると良いですね。
そして、学んだ内容を人に教えることも、理解を深めるのに役立ちます。
人に教える、ですか。確かに。
人に説明しようとすると、自分は本当に理解しているかどうかが分かりますね。
その通りです。誰かに教えることで、自分の理解が曖昧な部分を明確にすることができます。
今回のテーマは、一言で言うと、苦労は勝手でもしろってことですね。
言えて妙ですね。困難を乗り越えることで、より深い学びが得られる、ということです。
今日の話をまとめると、学習環境を整えたり、定期的に学習を組み込んだりすることが有効です。
今日の話をまとめると、テストや難しい問題に積極的に挑戦して、自分の弱点を知り、それを克服することで、長期的な記憶と成長につながる、ということですね。
はい、さやかさん。素晴らしいまとめです。さやかさんも、将来有望な教師になれるように頑張ってください。
ありがとうございます。先生、今日の話を聞いて、私ももっと積極的に困難に立ち向かっていこうと思いました。
そうですね。それでは、そろそろお別れの時間です。
もう終わりですか?
はい。番組では、皆さんからのメッセージをお待ちしています。教育に関する疑問や質問、感想など、お気軽にお寄せください。
はい。先生へのメッセージもお待ちしています。
それでは皆さん、今回はこの辺で。
また次回も聞いてくださいね。