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2025-04-18 05:44

部活動改革の波紋:吹奏楽連盟が警鐘!学校と地域の連携で文化を守れ

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部活動の地域移行が進む中、長年学校文化の中心だった吹奏楽部が岐路に立たされています。部員数の減少、指導者の負担、そして地域移行への反発。今回は、全日本吹奏楽連盟の懸念を紐解きながら、少子化時代における吹奏楽部の新たな可能性を探ります。学校と地域の連携、小規模アンサンブル化、合同団体設立など、未来への提言を通じて、吹奏楽文化の持続可能性を考察します。

サマリー

部活動の地域移行が吹奏楽部に与える影響について議論されています。吹奏楽連盟はこの改革に懸念を示し、地域社会との連携が求められています。

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教育カフェテラス、今日も始まりました。
パーソナリキは水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。
今日もよろしくお願いします、水野先生。
紗友香さん、こちらこそよろしくお願いします。
部活動の地域移行
今日は部活動の地域移行というテーマで、
特に吹奏楽部を取り上げてお話したいと思います。
吹奏楽部ですか。
私が通っていた中学校や高校の友達にも、
吹奏楽部に所属している子がいました。
そうですね。今回のテーマは、
2025年3月26日に東洋経済オンラインに掲載された
全日本吹奏楽連盟、学校と完全に切る方向は納得しがたい
という記事が情報源です。
2022年に文化庁とスポーツ庁から出された
部活動の地域移行の方針が、
吹奏楽部にも大きな影響を与えているという内容です。
部活動の地域移行ですか。具体的にはどういうことなんでしょうか。
簡単に言うと、これまで学校の中で行われてきた部活動を
学校から地域社会へ移行させるという政策です。
少子化が進む中で、部活動を維持していくのが
難しくなってきている背景があります。
なるほど。部員が減っている学校も多いですからね。
でも、なぜ吹奏楽連盟は納得しがたいと言っているんでしょう。
記事にもありますが、吹奏楽の歴史は
学校の吹奏楽部の発展と密接に関わっているからです。
特に吹奏楽コンクールは技術向上に大きく貢献してきました。
学校から切り離されることで、そうした活動が
維持できなくなるのではないかという懸念があるんです。
確かに、コンクールは目標になりますよね。
記事では、吹奏楽部員数が減少しているというデータも紹介されていますね。
はい。中高生全体の人口減少とほぼ同じように
吹奏楽部員数も減っています。
2017年から2021年にかけて14万人も減少しているんです。
それは深刻ですね。原因は何でしょうか。
教員の働き方改革で部活動の時間が減ったり、
ブラック部活という言葉があるように
部活動に対するイメージが悪くなったり、
コロナ禍で活動が制限されたり、いろいろな要因が考えられます。
新しい吹奏楽の形
働き方改革は先生たちにとってはいいことですが、
部活動にはマイナスに働くこともあるんですね。
そうなんです。そして、さやかさんがおっしゃる通り、
多種多様な選択肢が増えたことも影響していると思います。
帰宅部を選んだり、他の部活動や公害活動に目を向ける生徒が増えているんです。
選択肢が増えるのはいいことだと思いますが、
吹奏楽部にとっては悩ましい問題ですね。
記事の中では、少人数で室内楽的な団体に転換されています。
それは、少人数で室内楽的な団体に転換するというアイデアも出ていましたね。
ええ。少子化に適応するための一つの考え方です。
ただ、多くの吹奏楽関係者は、ある程度も人数が必要だと考えているようです。
記事にもありますが、歴史的に成功した吹奏楽団は、
50人以上のメンバーを要していましたから。
確かに、大人数で演奏する迫力は、少人数ではなかなか出せないかもしれませんね。
そうですね。記事では、部活動の当事者は生徒だけでなく、
顧問の先生や保護者、指導者など、吹奏楽に関わる大人たちも含まれると指摘しています。
みんなで考えていく必要があるんですね。
先生方は、自分のテリトリを守るのではなく、子供たちのために動くべきだと。
おっしゃる通りです。記事では、これまでの価値観から脱却し、
新しい吹奏楽の価値を想像する時代だと訴えています。
具体的には、どんな新しい形が考えられるんでしょうか。
記事では、いくつかの例を挙げています。
例えば、少人数の室内楽として活動したり、複数の学校が集まって合同で活動したり、
地域の一般団体と合同で行ったり、小中高の垣根を超えた団体を立ち上げたり。
いろいろな可能性があるんですね。
で、そして、そうした活動を支える運営団体やスポンサーも必要になります。
私立学校や保護社会、地元企業など、さまざまな主体が関わることが考えられます。
地域全体で子どもたちの活動を支えるというイメージですね。
その通りです。記事の最後には、まず会より始めようという言葉が出てきます。
会より始めようですね。身近なところから始めようという意味ですよね。
そうです。私たち大人ら率先して行動し、新しい水素学の価値を創出していく必要があるというメッセージが込められています。
今日の話を聞いて、部活動の地域移行は水素学部にとって大きな転換期だということがよくわかりました。
ただ、それはピンチであると同時に、新しいチャンスでもあるんですね。
さやかさんのおっしゃる通りだと思います。これまでの形にとらわれず柔軟な発想で、子どもたちが楽しく水素学を続けられる環境を作っていくことが大切ですね。
私も未来の音楽家たちのために何かできることを探していきたいです。
頼もしいですね。それでは、そろそろお別れの時間です。
はい、水野先生。ありがとうございました。
教育カフェテラスでは、教育に関する様々な話題をお届けしています。
次回の配信もぜひお楽しみに。
それでは皆さん、また次回お会いしましょう。さようなら。
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