Canvaの新機能
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。パーソナリティの水野太一です。
今日も、さやかさんと一緒にお届けします。この番組では、国内外の教育に関する最新情報や教育現場の課題、そして身近な話題をお届けしています。
こんにちは。高橋さやかです。水野先生、今日もよろしくお願いします。
さやかさん、よろしくお願いします。今日のテーマは、Canvaが発表したビジュアルツールキット2.0についてです。デザインがより身近になる注目のアップデートなんですよ。
Canva、よく聞きます。デザインツールですよね。教育現場でも使われているんですよね。
ええ。Canvaは世界中で利用されているデザインプラットフォームで、日本国内でも多くのデザインがCanva上で作成されています。今回の発表は、2025年4月10日にロサンゼルスのSoFi Stadiumで開催されたCanva Create 2025で行われました。
海内のニュースですね。具体的にはどんな内容なんですか?
今回の発表では、デザインに富んだスプレッドシートを作成できるCanvaスプレッドシートや、データをグラフに変換するマジックグラフなど、様々な新機能が発表されました。
マジックってつくと、なんだかすごい感じがしますね。それらのツールを使うことで、どんなメリットがあるんですか?
これらのツールを使うことで、アプリケーションやファイルを切り替えることなく、ビジュアルに富んだドキュメントやプレゼンテーション資料をシームレスに作成できるようになります。
例えば、先生方が授業で使う資料作りが、もっと簡単になるかもしれません。
先生が使う資料ですか。確かに、見やすい資料は生徒の理解を助けますよね。
私も家庭教師のアルバイトで、資料作りに苦労することがあるので、Canvaがもっと手軽に使えるなら、すごく助かります。
そうですね。Canvaスプレッドシートには、重要なデータや傾向を分析するマジック分析や、テキストの指示で関数を入力するマジック関数といった機能もあります。
関数をテキストで指示できるんですか?プログラミングみたいですね。
まさにそうなんです。Canvaコーディングという機能では、テキストで指示することで、図表やイラスト、計算フォームなどを作成できます。
計算フォームまで作れるんですか。すごい。でも、使いこなすのが難しそう。
そこはCanvaの得意とするところで、誰でも直感的に使えるように設計されているんですよ。
例えば、AIにシーンや照明、雰囲気などをテキストで指示して、写真の背景を生成したり、オブジェクトを削除したりすることも簡単にできます。
まるで魔法みたいですね。でも、そんなに簡単にいろいろできてしまうと、デザインの知識がない人でもそれっぽいものが作れてしまうってことですよね。
おっしゃる通り、誰でも簡単にデザインできることがCanvaの強みであり、注意点でもあります。
デザインの知識がない人が作ったものが、必ずしも効果的なデザインとは限りません。
なるほど。デザインの知識のある人が使えば、さらにクオリティの高いものが作れるということですね。
その通りです。Canvaは、デザインの知識がある人が、より効率的に作業するためのツールとしても非常に優秀です。
例えば、Canva Proでは、Magic Studio一括編集という機能を使うことで、複数のユーザーで大量のコンテンツを効率的に作成できます。
複数人で共同作業ができるのはいいですね。学校の先生方で分担して資料を作ったりするときに便利そうです。
そうですね。テンプレートに動的なデータをすぐに追加して、マーケティングキャンペーンや営業活動、社内コミュニケーションなどを簡単に作成できます。
教育現場だけでなく、ビジネスの現場でも役立ちそうですね。
ところで、水野先生、Canvaは海外でも広く使われているとのことですが、日本との違いって何かあるんですか?
Canvaは190カ国以上で利用されており、月間アクティブユーザー数は2億3千万人を超えています。
日本国内でも1億7千万点以上のユーザーが利用しています。
すごい数ですね。でも海外と日本の違いとなると、何でしょう?
例えば、Canvaで提供されているテンプレートのデザイン傾向が、国や地域によって異なるといった点が挙げられます。
日本向けのテンプレートは、日本の文化やデザインのトレンドに合わせたものが多く提供されています。
例えば、日本の文化やデザインのトレンドに合わせたものが多く提供されています。
確かに海外のデザインって色使いが大胆だったり、フォントが独特だったりしますもんね。
教育現場への影響
日本人が好むデザインとは少し違うかもしれません。
そうですね。Canvaはそれぞれの国や地域のニーズに合わせてサービスを最適化しているんです。
なるほど。Canvaは世界中で支持されている理由が分かります。
ところが、日本のデザインに対しては、デザインのトレンドに合わせたものが多く提供されています。
世界中で支持されている理由が分かります。
ところで、今日のテーマであるビジュアルツールキット2.0は、教育現場にどのような影響を与えると思いますか?
ビジュアルツールキット2.0は、教育現場におけるデータの可視化とビジュアル化を、より手軽に、より効果的に行うことを可能にします。
例えば、授業で使うグラフや図解を簡単に作成したり、生徒の学習データを分かりやすくまとめたりすることができます。
生徒の学習データをビジュアル化ですか、それって具体的にどういうことですか?
例えば、生徒のテストの点数や授業への参加状態などをグラフ化して、生徒一人一人の学習状況を把握することができます。
それによって、先生は生徒に対して、より適切な指導を行うことができるようになります。
それはすごい!生徒にとっても、自分の学習状況が分かりやすくなるので、モチベーションアップにつながるかもしれませんね。
ええ、キャンバーは教育現場において、先生と生徒の双方にとって強力な味方となるでしょう。
今日の話を聞いて、私もキャンバーをもっと活用してみたいと思いました。
まずは、家庭教師のアルバイトで使う資料作りから試してみようかな。
それはいいですね。キャンバーは、デザインの知識がない人でも簡単に使えるので、ぜひいろいろ試してみてください。
はい、早速、新しい機能を使ってみたいと思います。
ビジュアルツールキット2.0は、教育現場におけるデータの可視化とビジュアル化を、より手軽に、より効果的に行うことを可能にするツールです。
先生が授業で使う資料を簡単に作成したり、生徒の学習データをわかりやすくまとめたりすることができます。
キャンバーは、教育現場において、先生と生徒の双方にとって強力な味方となるでしょう。
私もキャンバーを活用して、教育現場を盛り上げていきたいと思います。
それでは、そろそろお別れの時間です。
最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
また次回も、ぜひ聞いてくださいね。
教育カセテラス、水野大地でした。
高橋さやかでした。さようなら。