1. 大人になりたい旅がしたい
  2. #16【秋田】トトノウアキタPart1
2024-05-23 1:07:43

#16【秋田】トトノウアキタPart1

トトノウアキタ “おちこち”の交代浴1日目

今回のテーマは“ギャップ”そして“コントラスト”。立地条件から“深奥”というイメージが強い秋田県。しかしその歴史を辿れば、先進的な文化や技術をいち早く取り入れてきた“進取”の気風を見て取れます。この伝統は今日の観光スポットにも健在。

古と現在、絵画と実景、そして熱波と冷水……!

秋田で立ち代わり現れるコントラストは、日本人の遠近(おちこち)感に強烈な刺激をもたらします。


【目次】

〜 ????

〜 コーステーマの発表

〜 秋田のイメージについて

〜 秋田の旅始めは稲庭うどんから 【佐藤養助 トピコ店】

〜 ★歴オタ話★ “佐藤家の味”はなぜ“日本三大うどん”に!?

〜 多分野に渡る秋田の魅力 【秋田県立博物館】

〜 ★歴オタ話★ 菅江真澄は秋田に何をもたらしたのか

〜 なまはげの聖地でその個性を体感 【真山神社】

〜 なまはげの起源と正体に迫る 【なまはげ館】

〜 ★歴オタ話★ なまはげの顔は誰の顔?

〜 ダイナミックな源泉露天風呂を堪能 【男鹿ホテル】

〜 秋田市内の位置関係について

〜 驚愕クオリティの海鮮“アンテナ居酒屋” 【秋田番屋酒場】

〜 秋田のBAR文化を牽引する 【Lady】

〜 1日の振り返り


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00:06
大人になりたい旅がしたい、秋田です。
今日は特別編ということで、実際に旅行に行っている様子を、ちょこちょこ、
録画してお届けしようと思います。
今はですね、朝8時前ですね、東京駅に来ています。
今回の旅は、俺と春矢だけではなく、他の人も来ます。
ということで、今から待ち合わせ場所に向かおうと思います。
大人になりたい旅がしたい、このポッドキャストでは、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が、
大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介しながらお話をしていきます。
内田です。
春矢です。
収録5月4日でもうゴールデンウィーク終わりかけみたいな感じですけど、暑くない?
暑い。
夏だよね、もう本当に。
ちょっともう短パンで来ようかなみたいな。
全然いいんじゃないの?
俺サンダルで今日着てるけど。
そんなゴールデンウィーク中に我々は部屋にこもって収録。
クーラー効いててよかったよ。
確かに。
じゃあやっていきますか。
今回からはまた新しいコースに入ってくるわけなんですけど、今回はちょっと特別編というか感じですよね。
そうだよね。何が特別というか。
このゴールデンウィークの前半ですよね。4月の27日から2泊3日で我々旅行に行ってきまして。
俺ら2人ともう2人ね。いつもつるんでるやつなんですけど。
その4人で実際に旅行に行ってきた箇所もコースに盛り込みながら紹介していくみたいな。
だからちょっと俺も語れる感じになって。
そうですね。今回はこの間我々が行ったプランと前に自分が個人的に行ったものをちょっと組み合わせているので、今回行ったところについてはぜひうちらも語っていただきたいなと。
実感を持って多分語れるんで。
まだね。だって帰ってきて4,5日だからね。
週間経ってないからね。
じゃあちょっと特別編な感じでお送りしましょうか。
そのコースの場所はどこでしょうか。
今回はですね、場所としては秋田県の紹介をしたいと思います。
03:06
そのコースのタイトルは何でしょう。
タイトルは、「ととのう秋田。おちこちの交代浴」です。
ととのうと交代浴とありますね。
そうなんですよ。これはね、今回我々が行った2泊3日の結構行く目的になっていたとある物件を麻雀したというのはわかるかなという感じがします。
おちこちっていうのが俺はあんまりよくわかんないけどね。
これは後でいずれ話すんですけれども、おちこちって古文の古語なんですね。
意味は漢字を当てると遠い近いと書いて遠近感、遠近法とかあると思うんですけど、あれのおちこちって言うんですよ。
つまり遠かったり近かったりっていうことをおちこちって言ったりします。
あっちこっちみたいなことなのかな。
多分なんか由来としてはそれに近いんじゃないかな。ちょっと俺はわからないんだけど。
なるほど。じゃあそういうコースですね。
そうですね。
じゃあ早速お願いしてよろしいでしょうか。
はい。
今回のコースなんですけれども、せっかく最近我々が行ってきたということもあるので、
シチュエーションとしては我々が行ったのとほぼ同じことをやってみたいなというふうに思っております。
なので2泊3日のコースになっていて、おすすめのシチュエーションとしてはアウトドアとかが結構好きな。
だけど一方でアートとかも好きなっていう。
男性4人程度。このちょっと4人というのが実は一つ肝になってくるので、
一人旅には実はちょっとこれ向かなかったりしますね。このコース。ままやろうとするとね。
確かに。
アウトドアとアートって相反してるけど。
そうそうそうそう。
確かにコース知ってる俺からすると。
そうなんですよ。そうなりますよね。知的で無邪気と言いますか。
どちらの知的好奇心を満たす方も楽しめるし、体を動かす方も楽しめるという感じで。
それはそれぞれの好みに合わせてアレンジしてもらえればいいのかなと思いますが。
といったシチュエーションで2泊3日になっております。
秋田というのがまず今回初めて登場するわけ。東北自体初めてかな。
そうなんですけれども、うちらは秋田というとどういう風なイメージを持っていますか。
秋田はそうだね、やっぱ霧担保、生ハゲとかかな。
あと俺はね、あれいつかな、中3くらいから高橋優さんを聞いてたんですよ。
高橋優さんね。
それでちょっと秋田は全然関連はないんだけど、俺と個人的な繋がりは全然ないんだけど、
06:07
なんとなく高橋優さんを通じて、秋田あるなっていうぐらいの感じではありますね。
そうですよね。高橋優さんね、秋田県横手市のご出身ということで、
確かに曲の中でもね、結構生ハゲを連想させるワードがあったりとかって秋田の結構古里のことを歌う方ですよね。
ありますね、方言の歌もあるし。
そうだよね。
あと主催のフェスを秋田でやってたりとかもしてましたね。
やってましたやってました。
そうですね、そんな感じですね。
今霧担保、生ハゲといったあれ出てきましたけれども、やはりその1つアイコンみたいなものがね、つぶぞろいで結構揃っている印象はありますよね。
印象としてすぐ生ハゲって誰が考えても思いつくものだろうし。
ただ一体どうしてそういうものが育まれていったのかというところをひも解いていくというのも、今回のテーマの1つでもあるという感じになります。
おそらくなんですけれども、なかなか秋田に行ったことのある人っていうのも、全員が全員行ったことあるというわけでは多分ないと思うんですよね。
メジャーな観光地ではないかもしれないね。
そうですね、うちは今回初めて。
そうだね。
その1つの理由といってはあれなんですけれども、秋田はアクセスが結構難しいところになっているのが正直ありますよね。
東京からというふうに考えると、まず1つ秋田新幹線っていう新幹線が走っています。
これを使えば東京駅から秋田駅まで直通で行けますよね。
あるいは飛行機もあるんですけれども、どちらにしてもちょっと時間がかかる。
特に秋田新幹線って使ってみると分かるんですけど、大体東京駅から考えて4時間弱にかかるんですよね、直通ではあるんですけど。
なるほどね。
一度東北新幹線の森岡、岩手県ですね。
森岡まで行って、そこから西の方に別の路線を切り離して入って行ったりして、そこまでスピードを出せなかったりとかっていろんな事情もあって結構時間がかかる。
なるほどね。1本とはいえ、まっすぐ向かっているわけじゃないってことですね。
そういうことです。座っていれば着くというのもあるんだけど。
なのでなかなかアクセスが難しいもあるんですが、それでも目的地にするとすごく面白い場所であるということになります。
今回は一応秋田駅を出発点としたいと思います。
なので東京の方はおそらく新幹線で行くのがいいだろうと。
僕は実は個人的によくやるのは、森岡にもう全泊してしまって、森岡からレンタカーを借りて秋田に車で入っちゃうっていう手もあるんですけれども、
09:00
一度今回はお昼ぐらいに秋田駅に着くということから始めたいと思いますね。
実際俺らが行ったときは本当に春屋は全泊してて、森岡でね。
残りの3人、俺含め3人は当日朝、東京駅から東北新幹線に乗って森岡まで行って、春屋と合流して、そこから実際レンタカーで森岡から秋田に向かうというコースだったね。
帰りにもね、車で森岡まで戻ってきてしまって、乗り捨てをせずに森岡駅発着のレンタカーをしましたね。
そのやり方も全然できると思います。
とりあえずコースのスタートとしては12時に秋田駅ということですね。
なので東京駅を大体8時とか8時半くらいに出れば、12時に秋田駅には着いてるかなと思います。
例によってですね、最初にお昼に着きましたので、早速ランチをいただきたいと思います。
秋田の名物っていろいろあるんですけれども、そのうちの一つである稲庭うどんというものを食べに行きたいと思います。
これ稲庭うどん、この間も2回くらい食べましたか?3回食べたかな?
毎日食ったくらいだったよね。
そう、出てきましたよね。どうでしたか、稲庭うどん。
あれ、うどんっていうよりかはやっぱりちょっとそうめんに近いっていうか、細いし、ツルツルっと食べる感じだよね。
だからうどんだと思って頼むとちょっと違うかもっていう感じにはなるけど、今みたいなちょっと暑い時期とかはツルツル食べやすい感じ。
そうですね。まさにこのツルツル感、清涼感っていうのがやっぱり一番の魅力なのかなと。
コシももちろんあるんですけど、そのツルっていう形容詞がまさにそのまま当てはまるだろうという感じですよね。
で、稲庭うどんどこに食べに行くかということなんですけれども、秋田駅直結の駅ビルの中にですね、佐藤陽介トピコ店というものがあります。
この佐藤陽介っていうのが稲庭うどんの最大店のメーカーなんですね。佐藤陽介商店という。そこが直営しているうどんのレストランというふうになります。
で、稲庭うどんがどんな食感だったかという印象だったかというのはさっき話しましたけれども、そもそも稲庭うどんって何で有名になったのかっていうことなんですが、
これね、稲庭うどんが発祥しているのは、これ地名なんですよ。稲庭って。秋田県の湯沢市。お湯の湯に山水の沢っていうやつですね。
湯沢市というところに稲庭という地域があって、そこに生まれたから稲庭うどん。
12:06
よくあるパターンだよね。地名とうどんが作っている。さぬきうどんみたいなね。
ただ、さぬきうどんとかと比べて、この稲庭うどんというのはとってもエリアが狭いんですよ。この稲庭っていうものについて。
さぬきっていうのは、さぬきの国っていう香川県のことですから、それと比べて稲庭っていうのはその湯沢市の中のその一部のエリアのことだけなんです。
なんでその稲庭がこの全国の地名になっていったかということなんですが、この稲庭うどんというのはかなり特殊で、もともとはご当地グルメとかじゃなくて、ただの家業だったんですよ。
この佐藤陽介さんっていう佐藤さんの家に伝わっていたうどんなんです。
ああ、もうその家で伝承されてきてる。
お袋の味みたいな。
そういうことです。お袋の味が、今はもう全国、一説には日本三大うどんなんて言われてますけれども。
だから佐藤さんは当然稲庭にしかお住まいになったから、その稲庭うどんっていうふうになった。
だからすごくちっちゃい地域なのに、こういってうどんの前に地名を冠しているということがこの一つ原因になっている。
そこからどうやって広がっていくんだろう。
まず佐藤さんというのは何者だったかということなんですけども、この方もともと江戸時代の頃から秋田にお住まいの方だったらしいんですが、
ある時、江戸時代の初めの頃ですね、17世紀とかの話なんですけれども、佐藤吉沢門という方が、1665年に自分の家でうどんを作った。
というのがそもそもの始まりだと。
なんでうどんをそもそも作ったのかっていうことなんですが、秋田県ってご存知の通り豪雪地帯。
お米を秋に収穫はしますけれども、その後は雪に閉ざされてしまう。
なかなかやっぱり今みたいにスーパーとかないですから、食料をどう冬の間保っておくかっていうのは結構命に関わる問題だった。
そこの保存食の一つとして、このうどんというのを小麦粉を固めて切ってというので開発したのがそもそもの始まりだと。
なので稲妻うどんっていうのは今でも基本的には缶麺なんですよね。
確かに。
お土産のところとかいくつかありましたけど、缶麺で売ったのが多いと思うんですよ。
でっかいビニール袋にバラバラって缶麺が入ってるのをいっぱい見かけたわ。
そうですよね。さらきうどんとかだと生麺とか半生っていうのもあったりもしますけど、稲妻うどんってあると思うんですけど、缶麺が主流だと思うんです。
それはそもそも佐藤吉左衛門さんの以来、そもそも保存食だったっていうのがまず一つ大きなところだった。
15:08
ただこの吉左衛門さんがどういう人だったかちょっとわかりませんが、とにかくこの人の作ったうどんが大層おいしいということで評判になって、
やがてそれが秋田を江戸時代を治めた秋田藩の藩主佐竹さんという大名がいたんですけども、その人の耳にまで達するんです。お殿様の耳にまで。
かつこの保存食で缶麺だったということがあり、我々が今お土産買っていくのもそうですけど、
佐竹さんはその大名のお友達に対する贈答品としてこれを使い始めたらしいです。保存が効く缶麺なので。
そんなことでやっているうちに秋田藩との結びつきを強めていって、代々受け継がれていった。
もともとはさっき言ったようにこれ佐竹さんのお袋の味なのでもはやですね。父財門の味なのでですね。
この佐竹さんの一家にしかもうその製法というのは受け継がれなかったんですけれども、
やがて江戸時代の終わりになってくると、一死送電というだけでいいんだろうか。逆にこれ何かが下手したら絶えちゃう恐れだってあるわけですよ。
もうその知っている当主が突然亡くなったりしたらですね。
っていうので、その親戚にもちょっと教え始めた。その親戚の名前がこの佐藤陽介さんだった。
だからこの佐藤陽介さんについては1860年、つまり初代吉財門がうどんを作り始めてから約200年経ってるんですけれども、
その1860年に初めてその吉財門家からうどんの作り方を、秘伝のうどんを教わって作り始めたのがこの佐藤陽介さんの創業だし。
じゃあここで商業的に作り始めることになる。
そういうことですね。
まもなく江戸時代も終わって明治の中になっていくわけですけれども、それでもやっぱりこの佐藤一族のうどんとしてずっとやってきたわけですが、
やがてそれから100年ほど経った1972年、昭和時代ですね。
になると、今度はこれは佐藤一族のものだけにしといていいんだろうかということになってきて、
この佐藤陽介さんの当主が初めて佐藤一族以外の人にも地域の人にもそのうどんの製法を伝えたんです。
これがまだ50年くらい前の話なんです。
それでようやく佐藤系のうどんじゃなくて稲庭うどんになっていくんです。
今では佐藤陽介さん以外にもいくつか技術を教わった製麺所が作っていらっしゃるということになっていますが、
稲庭っていうすごい小さな地名がここまで発展したのはそういった歴史があるという感じになっています。
18:02
じゃあもうその稲庭に強く根差してたものが最近になってようやく広まってきているから、
稲庭っていう名前が感じているわけだ。
そうだろうね。
それで実際に秋田駅にも佐藤陽介さんが食べられますし、
こちらの店舗は佐藤陽介さんがやってらっしゃる店舗は東京とかにもありますので、
東京でも興味を持ってば食べに行けるという感じになっています。
夏場いいんじゃないですか。
いいですよね。
どういったものだったかというのはもう先ほど内田が言った通りですけれども、
やっぱり僕らの行った季節的にもやっぱり冷やして食べた方がおいしかったかな。
ちょうど天気良くてちょっと暑いかなぐらいの半袖で過ごしたいぐらいの気候だったから、
冷やしの方がうまかったねやっぱ。
そうですよね。
もちろん温かいのもおいしいと思うんですけれども、
ちょっと僕も実は冷やしでしか食べたことがまだないので。
ただここすごくやっぱりおいしいので秋田の旅の始めということにはふさわしい。
アクセスももちろんすごいいいので。
駅ビルだしね。
駅ビルなのでいいかなと思いました。
そこからですね、レンタカーをちょっと今回も使いながら旅をしていきたいと思います。
秋田駅の周りにレンタカーは結構ありますので、
それのどこかを使ってレンタカー、車借りてもらうと、
初日はですね、北の方に行きたいと思います。
秋田駅から車で25分ほど北の方へ向かったところにですね、
最初の目的地ですね、秋田県立博物館というところがございます。
この秋田県立博物館というのは、
自然科学、あるいは歴史、人文系の学問、
いろんなところの多分野を、秋田のまつわる多分野の学問を展示、解説しているところなので、
本当にどんな人が行っても楽しめる場所ではあるんですけれども、
ちょっとですね、今回時間の関係で、
その中の一部のところだけをちょっとピックアップしたいと思います。
それがですね、この県立博物館の中にある、
菅江増美資料センターというところになります。
この菅江増美という人物、おそらくあまり知られていないんじゃないかな。
そうだね、俺も知らないわ。
大学受験の日本史の資料集にね、ちょろっと載ってるんですけれども、
名前だけみたいな感じ。
名前と多少行跡くらい。
でもかなり難問という部類にも入るんじゃないかなという方なんですが、
実はちょっと今回のですね、旅を紐解くにあたって、
この人というのは非常に重要な存在になってくるので、
最初にちょっと行きたいと思います。
菅江増美さんというのは江戸時代の後期に生きた旅行作家なんですね。
21:02
この人はもともとは三河の国、つまり愛知県の今の東の方ですね。
に生まれた方なんですけれども、ちょっといろんなうよ直接があって、
人生の大半を旅の中に過ごしたという人なんですね。
特にこの東北地方だったり北陸地方を歩いてずっと、その後50年くらい旅を続けた人なんですけれども、
そこでですね、いろいろなもの、その東北で見たもの聞いたものというものを文章にしたり、
あるいはスケッチも得意だったので、スケッチをしたりして記録していったっていう人なんですよ。
小説とかではなく旅行記みたいな感じ。
そうですね。今でいうだからスケッチ付きなので、
ガイドブックあるいはインスタグラムと言ってもいいかもしれないんですけれども、
ビジュアルと文章でもって東北がどういうところなのかというのを記録していった。
という人なんですね。
なぜそれなのにこんなに検証されているのかというところなんですけれども、
この菅山隅さんというのが記録した内容というのは、ただ単純においしかったとかきれいだったとかじゃなくて、
東北に暮らす人々が何を考えどういった気持ちで生きていたのか、
どういうふうな営みをしていったのかっていうのを国名に記録していったんですね。
今もこれ同じなんですけれども、多分その地域の中のお祭りとかあるいは行事みたいなものって、
地域の人々にとってはもうおじいちゃんおばあちゃんの世代からずっとやってる当たり前のものっていうふうになってるかもしれないんですけど、
よその人間がこれを見るとこんな不思議な行事があったのか、なんでこんなのやってんだろうっていうふうに疑問に思ったりすると思うんですよね。
今でもそういうのあるよね。
何だみたいな。
ありますよね。記載というかね。
1.9とかね。
よくやってるね。
やってますよね。世界でいろいろお祭り参加したりとか。
あれにある意味近いんですよね。この人は秋田県の人からすればよそのものですから、
よその目から見て不思議だな、奇妙だな、あれ面白いなと思ったものを国名に記録した。
それがですね、後々その資料というのが実はとても役に立っていって、
つまりもう近代化されてそういった昔からの伝統習俗ってどんどんなくなっていってしまった。
中で増美がビジュアルも含めて残したものというのが、
近代になってから昔ってどんな行事だったんだろうっていうのを手がかりとしてすごい役立ったんです。
それは一般に民俗学、民俗学の俗は人面の俗っぽいっていう俗です。
要は日本の行事とかそういったものを人々の営みを調べる学問ですけど、
24:01
そういったもののもう実質的な素になったんじゃないかというくらいに評価される記録を残した人物。
それだけじゃなくてもちろん歴史学の研究だったりとか、服装の美術の問題だったりとか、
とにかくありとあらゆる多分野においてこの増美の残した資料というのが大変役だったというのが実はあって、
そんな即席をこの須貝増美資料センターからは結構みっちり解説しています。
後々になって、研究しようと思っても今はもうなくなった風習とかいうのの資料が残ってたのが増美さんなんだね。
そういうことですね。
それは大事だわ。
大事なんですよ。
この人、80になるくらいまでずっと旅を続けて、最後はこの秋田の中で亡くなってしまうんですけれども、
いろんなところ旅はしたんですが、秋田になんと28年間いた。
ほぼ秋田じゃん。
そうなんです。
いろんなところ行ったとはいえ、秋田がほとんどなんです。
今の秋田県の県内ぐらいの範囲をずっといたっていうこと?
そうですね。正式に言うと秋田藩の領地ですね。秋田藩佐竹さんの領地の中にいたんですよ。
これどういうことかっていうと、この人ね、さっきよそ者って話しましたけど、旅行はもちろん許されてはいたんですが、
いろんな東北の諸藩を巡っていた時に、あまりにもじっとよそ者が見て記録をぐちゃぐちゃしているものだから、
スパイだと思われて怪しがれたりしてですね、迫害にも結構あっているんですね。
まあ、想像はできるわ。
この人そもそも本造学、これ覚えてますか?本造学。とあるところで実はこのポッドキャストに登場してるんですけど。
あのね、江戸時代後期に大流行した薬作りの話。
薬草とかのやつか。
あれの自然科学を収めた人なので、その先生として東北に招かれたりもしてたんだけれども、
その本領の方がこういう記録を取ってしまったがために、怪しまれてクビになっちゃったりとかっていうことも結構してるんですよ。
ところが佐竹さん、秋田の佐竹さんに関してはそういったスパイ云々という細かいことを言わずに、
むしろあなたのその力でもってこの秋田というものをどんどん記録していってほしいってむしろ依頼をしたの。
そのスパイ行為だとは思わないからと。
おー、理解があったんだ。
そう、この増美の業績に対して理解があったんですよ。
で、これなんでこんなことをこの佐竹の殿様が許したかっていうのはちょっと後で話すんですけれども、
とにかく実はこの菅井増美を最初に紹介したのは、この人自身の問題はもちろんあるんですが、
27:00
この秋田という国、この佐竹が治めていた秋田藩というのは、
こういうね、よそからの来るものというのを進んで取り入れるフード、寄附を持ってたんですね。
これを結構他の中でも特筆される特徴でして、当時においては。
で、なぜそれがそういうふうな寄附を持ったのかというのはちょっと改めてお話しますが、
その一つ象徴的なのがこの菅井増美なんですね。
だけど実際に秋田藩は江戸時代で最後になりましたけれども、
この今の世の中においてもこの菅井増美はこうして秋田においてこうやって領籍が検証されているということになります。
なんとなくのイメージだけど、東北とか寒い地域ってより小さいコミュニティで固まるようなイメージあるから、
なんでここだけそんな受け入れる体制だったのかはちょっと不思議だね。
そうなんですよ。
それは実は歴史的な必然によるものじゃないかと僕は思うので、
この3日間かけてその話は順次していきたいんですが、
こういった秋田藩というのがすごいオープンだったというか、
現実を進んでどんどんいろいろ取り入れようとしていた藩だったというのを一つ覚えておいていただければと思います。
そんな増美さんの資料の展示をしているところをまず巡るということですね。
そういうことですね。
そこから車でさらに50分ほど北に向かいます。
そうすると秋田県の小賀藩島というところに着くわけですね。
小賀藩島というのは男の鹿と書いて小賀藩島。
秋田の地図を見てもらうと本当に海にポコッと突き出た部分があると思うんですけど。
なんかイオンみたいな感じで出てるね。
まさにあれですね。あそこがその小賀藩島になります。
目的地としては神山神社。
地としては真実の神に山に神社というところを目指します。
この神山神社なんですけれども、
小賀藩島は海に突き出た得意な地理的条件ですとか、
あるいは藩島の中には高い山がそびえていたりとかっていうので、
ずいぶん古くからいわゆる守原道、山岳信仰みたいなものの拠点になっていた。
そういった修行者たちがここに集っていたようなんですね。
なのでその拠点として古くからこの神社はあったんですけれども、
平安時代とかになっていくと、いわゆる密教、神言宗とか天台宗とかっていう仏教と結びついていったりして、
信仰の拠点としてずっと守られ続けていった。
江戸時代に入ったら、例の秋田藩の被害を受けてずっと栄え続けてきたというところになります。
この神山神社ですね、実際に行ってみると、
30:00
小賀藩島の山の中に分け入っていく途中なので、
本当に巨木に薄そうとした森に囲まれた、なかなかミステリアスな雰囲気を持っている場所になりますね。
やっぱり修行するっていう色が強い神社なのかな。
そう思いますね。
なのでこれまで神社っていろいろ登場しましたけれども、
特にその中でも山岳の色が強い。
似てるところで言うと、室尾寺の奥の院っていうのをこの間話しましたけれども、
ああいった感じで結構岩肌も出てきていたりとか、
あるいは結構印象的だったのは、山道の途中で巨木みたいのが突然出現するんですけど、
それを巨木を分けていくように、
左と右で巨木の周りに階段が作られていたり、
要はもう人の歩く道よりも木が優先なわけですね。
それがジブリの映画に出てきそうな感じの、
そういったちょっと神秘的な神社になっております。
確かにこの車殿も今写真見てるけど、木の色まんまっていう感じで、
よくある宿主塗りのさ、きれいな神社だとは全然雰囲気が違う感じだね。
そうですね。
ちょっとそういった神秘的な神社なわけですけれども、
ここはですね、神社そのものももちろんいいんですが、
同時に生ハゲ、いわゆるその生ハゲが行われる舞台でもあるんです。
なので生ハゲについて知りたいなと思ったら、ここを目指すのがおすすめです。
実際にですね、この新山神社から歩いて本当に至近距離5分ぐらいだったと思うんですけれども、
のところに生ハゲ館というものもあります。
英語で生ハゲミュージアムって書いてありますけれども、本当そのまんまです。
つまり生ハゲという極めて特殊なこの存在、行事というのが一体何なのか、
ということを解説するミュージアムになっております。
じゃあそもそも生ハゲってどういったものかなんとなくわかります?
生ハゲ、小さい子に対して泣く子はいねがあって、
デバボー帳みたいなのがあって、
風景は想像つくんだけど、何してるのかって聞かれるとなんだろうって思うね。
ちゃんと勤勉に育ちなさいよみたいな、そういう行事なのかなっていうイメージ。
あまりにもこのインパクトがちょっと強いので、
そっちのビジュアルとか映像の方がどうしても立ってしまう感じはしますけれども、
この人たちは何なのかということです。
この鬼のような感じのね。
確かにこれが何なのかとか、
あの行事自体の意味とかはあんまり詳しく知らないかも。
そこを実は知れるのがこの生ハゲ館ということなんですけれども、
33:02
そもそも生ハゲっていうものの名前の由来なんですが、
確かにね、不思議な名前だよね。
ちょっとインパクトあるしね。覚えやすいというか覚えやすいんだけど。
これももちろん諸説ありなんですけど、
生ハゲって本当に誕生を謎に包まれているのでよくわからないらしいんですけれども、
この生ハゲ館とか神山神社とかでよく言われているのは、
昔ですね、秋田の人々が冬寒い中で囲炉裏を囲んでいると、
手足にですね、ナモミって言われている低温火傷の跡みたいなものが皮膚に浮き出ることがあったそうなんですね。
それ別に要は冬日から別に囲炉裏にいたっていいんじゃないかって話なんですけれども、
要はずっと家の中でぐーたらしている。
そんなことやってるからそのナモミがお前の体についてるんだろうということらしいんですよ。
そのナモミっていうものを剥がしに行く。
そういったぐーたらしている精神を叩き直してやろうっていうので、
ナマミを剥がすが生ハゲになったという説があるようですね。
ストイックだね。
ストイックです。そうなんですよ。
いいじゃんね。寒いんだから。
今考えるとそんな豪雪の中で何をするんだという話になっちゃうんだけど。
逆に危険だと思っちゃうけど。
でももしかしたらさっきのようにお米は作れなくてもうどんなら作れるだろうということもあったろうし、
後々出てくるんですけど秋田の工芸品はだいたい武士が冬の間の内食で作っていたという話もありますから、
働き方はいろいろあるにも関わらず囲炉裏のところでぬくぬくと当たっているのはどういう要件だということがそもそもらしいんですね。
だからさっき勤勉に育つように、悪い子はいないかというのは怠けている者はいないかというような意味合いだったようですね。
そういう一説があるということね。
そうですね。それが小賀半島一帯のそれぞれの集落に生ハゲというのが受け継がれてきた。
だからこの生ハゲ館って僕一番素直に驚いたのは、生ハゲってテレビとか教科書とかで見る一つのスタンダードがあってそれが当たり前だと思ってたんですけど、
これ今生ハゲ館のホームページのトップ見てもらったら分かる通り、生ハゲといっても非常にいろいろな生ハゲがいるんですよね。
顔も違うし、青いやつも緑のやつもいるみたいな。
決まってないんだって感じだね。
そうなんです。つまり各集落によって生ハゲの表情って全然違うんですよ。
なるほどね。
この仮面を作る人も当然違っただろうし、この生ハゲ精揃いみたいな。
これが本当に辛いな。
36:01
これ実際にこのミュージアムの中に行くと、この生ハゲがずらーっているんですよ。
これですね。
すごい数いるな。
えー。
合唱コンクールのひな壇埋め尽くしているみたいな。それぐらいの数いますよね。生ハゲ精揃いなんですよ。
確かによく見ると顔が全然違って、なんとなくこのワラーを着てて、出馬傍聴みたいな雰囲気は似てるんだけど、全然違うキャラクターな感じだね。
そうなんです。
これがですね、要は少し爽快なわけなんですけれども、生ハゲの名の由来はさっき話したんですけれども、そもそもなんでこんなことが小川半島にやられているのかっていうことも不思議なわけですよ。
それも本当によくわからないんですが、いろんな説がある中で言うと、
一つはこの生ハゲの正体について、やはり小川半島の山中に籠っていた修行者たち、修玄者たちのことをこういうふうに見立てたんじゃないかっていう説もあったりする。
確かにそれはさっきの名前の由来と合致しそうな、勤勉に修行をされている人に叱られるみたいな。
山から降りてくるっていうような感じも含めて。
確かにね。
生ハゲはね、今は主に大晦日に訪れるということになってますけれども、そういった節目節目にだけ山から出現する人っていうこともこの説の裏付けになってるのかもしれません。
あとは、面白いというか、なかなか不思議なことで言うと、異国からの来訪者だったんじゃないかっていう説もあるんですね。
すごいところで言うと、漢の武帝。
え?
中表録の古代の皇帝で実在した人物ですけれども、その人が秋田に来たんじゃないかっていう説があったり。
本当?それ。
あとは、ちょっと信憑性が高そうだなと思われるのは、ロシアの人たちが日本海を渡ってきた。
その人たちの姿を映してるんじゃないか。
なんかね、それは聞いたことあるな。
確かにロシアの人って白人ですから、ちょっと寒い時期に顔が赤みがかったりとかね、するのがこの赤い顔につながってるのかなっていう。
そうですよね。
そういう繋がりはあるよね。
っていうのも、もしかしたらそういった外国の人由来のデザインなんじゃないかとかって言われたりもしてるけれども、ちょっといろいろな説があって、これは今もなお明らかではありません。
ただし、この今のような生ハゲ行事は1810年頃には行われていたのは間違いないようなんですね。
なぜそれがわかるかというと、それを初めて描いて資料に残してたのが、さっきの菅谷増美なんですよ。
39:07
彼がいなかったらその生ハゲがいつ行われているか。
正直増美も初回を見たわけではないので、増美がいた時代には少なくとも怒られていたということしかもはやわからないんです。
彼が絵に描いてるのが、今日本の記録資料に残る初めての生ハゲの姿。
ちょうどその頃って、いろいろ幕末に差し掛かろうとする時期ですから、異国戦が日本の近海に現れていた時期でもあるので、
ちょっとそこで言うとロシア人とかいうのはそういったところからも出てくるのかもしれませんが、
もっと古くからもちろんあったかもしれないから、本当にもしかしたら漢の武帝の時代からあったのかもしれないし、これはわかりません。
ただいずれにせよこういった生ハゲの不思議な行事だったり、これだけ多種多様な生ハゲがいるのかということはこのミュージアムでよくわかるかもと思いますね。
これは生ハゲを見るだけでも面白そうだね。
面白いですね。もちろん映像とかも見られますし。
生ハゲ面作り実演とかもある。
すごいね、これね。
作ってるのを見れる。
世界でただ一人の生ハゲ面掘り師の方がいらっしゃるんですね。
唯一なんだ。
お面も買えるわけですね。
お土産。オリジナル限定生ハゲグッズ。
これ写真見るとお面も売ってるのかな?
売ってるんじゃないのかね。
これ家にあったらすごいね。
すごいですよね。超ド迫力の。
確かにここでしか買えないかもしれない。
これ確かに家に置いたらキリッとしそうだね。
いつまで酔っ払って帰ってきてんじゃねえぞと。
酔いが冷めるかもしれない。
ダラッとできない。
というのが生ハゲ館でした。
ちょっと小川半島離れているというところもあって、
大体これを見終わるとおそらく4時半とか4時ぐらいになっちゃってるかなという気がします。
なので小川半島と一体この生ハゲ館一回離れまして、
秋田市内に帰る前に立ち寄ってみたいところがありまして、
それがこの生ハゲ館から車で10分ほど行ったところにある小川ホテルというところです。
ここは泊まるわけではなく。
もちろん泊まってもいいんですけれども、
今回は秋田市内のちょっと紹介もしたいので、
泊まりは秋田市内の一泊目はしています。
何しに行くんだって話なんですけど、
日帰り温泉ですね。
温泉だけ使って行くみたいな感じね。
今回はそういった用途にしました。
これ今小川ホテルのトップページ見ていますけれども、
この露天風呂がすごい綺麗なんですよ。
すごいね。
四季折々の風景の写真が今出てますけど、
42:04
桜もすごいし、新緑もすごいし、
秋はライトアップされてて、冬は雪で。
そうですよね。雪見風呂ですね。
露天風呂にしても結構外の開放感がすごいね。
結構特筆されるべき露天風呂だなと僕も思いました。
これ行った時に。
変異みたいのがないもんね。
そうなんですよ。
もう本当に桜がまんま見えたりとかっていうので、
綺麗ですよね。
小川半島は秋田県全体でもありますけど、
すごいいろいろ温泉の名所が多いですから。
小川半島においてももちろん温泉が流出していて、
特にこのホテルについては、
当館では小川ホテルのページに書いてありますけれども、
500メートルほど離れたところに自家源泉を所有しており、
日々生まれたての天然温泉を贅沢に駆け流しでお楽しみいただいております。
自分している源泉は地価約10から15メートルと非常に浅いため、
自然の影響を受けやすく、
季節によりその色合いは微妙に変わります。
ちょっとまんま読んでしまいました。
生まれたての温泉というキャッチーなフレーズがありますが、
大変泉質が良く、
それだけであんなに広々とした開放感も味わえるという、
まさに一石二鳥というような日帰り温泉になっていますね。
その色合いが季節で変わるっていうのは、
何度行っても良さそうな感じだね。
当然季節ごとに景観も変わっていくわけですから、
そういった意味でもやっぱりお勧めだなというふうに思います。
ホテルなのでもちろん宿泊ができて、宿泊も良いと思うんですけれども、
日帰り温泉もすごく受け入れてくださっていて、
結構時間の幅も確か広かったはずなんです。
日帰り入浴15時から21時、最終受付20時ということで、
午後、夕方以降であればかなり時間を選ばずに入れるかなと。
今回まさに今小川ホテルに着くの大体4時半頃かなと見込んでいるので、
一番ちょうど良いぐらいの感じになるかなというふうに思っています。
ここまでずっとドライブしてきているから、ちょっと休んでね。
そういうことですね。
良いね。途中で温泉に入るのが良いね。
そうなんですよね。
ゆったりできて良いわ。
特にこの後秋田市内に帰るわけですが、
飲み行く前に温泉に入っていくっていうのがなおさら良いですよね。
良いですね。確かに確かに。
お酒もより美味しく感じられると言いますか。
夜に向けて。
夜に向けてのスタンバイとして、せっかく小川半島まで来ているので、
ここに立ち寄っていきたいと。
この小川ホテルさん以外にも色々日帰り入浴できるところは、
この小川半島にはたくさんありますので、
色々調べていただくと、ご自身の好みに合うものが見つかるような気もします。
45:00
なるほど。
ここからまた車で1時間ほど南に下って秋田市内に戻っていくわけですね。
余談なんですけれども、この小川半島って、
ちょうど西に日本海が目の前になっていますので、
実は夕日の名所としても有名なところなんですよ。
なので、この時間、季節にももちろんよる、あとは天気にもよるんですけれども、
仮に4時半くらいに小川ホテルに入浴をして、
1時間くらいで17時半とかでホテルを出たならば、
ちょうど秋田市内に戻る車は、
本当に夕焼けを見ながらというような、
サンセットドライブができるかもしれない。
というところも運次第ですけど、楽しめるかもしれません。
いいですね。
そういったことをしたとしてですね、
秋田駅の方に戻ってくるのが、
大体6時半くらいになるかなというふうに思います。
今回ホテル一泊目は特にしてありませんが、
秋田駅の周辺は、
ホテルもちろん県庁所在地でいろいろあります。
あるいは、秋田というのはですね、
翌日またちゃんと回るんですけれども、
秋田の駅と、いわゆる久保田城、
秋田藩の久保田城ですね。
昔の城下町っていうのはやや離れてるんですね。
都合大体15分くらい、お城と駅の間が離れていますので、
駅の近くに撮っていただいてもいいし、
そのお城の方に撮っていただくと、
繁華街はそっちの方が近かったりもします。
なのでその辺り、ただ駅からお城という辺りを目安に、
どこかしらを撮ってもらえるといいのかなという気がします。
繁華街の方がもしかしたら夜、
お店とか行きやすいかもね。
そうですね。
もちろん駅の周りもありますけれども、
そういった位置関係だというのは、
ちょっと事前に地図を見てね、
ホテル撮るときに考えてもらえたらいいかなと思います。
6時半くらいにチェックインをしたとして、
温泉も入ってきているので、
荷物を置いたら早速飲みに行きたいなという風になります。
実はここまでのコースというのは、
以前僕が一人で行ったり、
別の友達と行ったりしたコースなんですけれども、
ここからはまさに1週間前に行ってきたコースが、
この1日目に関しては一緒なので、
ぜひ内田からもたくさんコメントをもらえればいいのかなと思います。
ここまでは俺は行ったことない所だったから、
ここからは話していきましょう。
最初に行くお店なんですけれども、
秋田晩夜酒場さんという所をご紹介したいと思います。
ここね、よかったね。
概要だけ僕から最初にお話をしますと、
今ホームページのトップを見ておりますが、
キャッチフレーズとしまして、
ようこそ晩夜へ、ようこそ秋田県小賀市へ。
そっか、ここ小賀のお店だったね、確かに。
そうなんです。
さっきまでね、生ハゲ館とか小賀ホテル行ってましたけれども、
48:03
あれ全部小賀市のスポットなんですが、
その小賀市と連携、提携を結んでいて、
小賀市のアンテナ居酒屋というような位置づけになっているものなんですね。
小賀半島ね、三方海に囲まれておりますから、
大変魚介がやっぱり有名な、
昔ながらの野種あふれる漁師料理というのが郷土料理で、
さっきの小賀ホテルも宿泊するとやっぱりそういった海鮮、
郷土料理、漁師料理というのがやっぱり食べられるようなんですけれども。
そういった海鮮居酒屋になっています。
じゃあここからちょっと内田にも感想をいただきましょうか。
ここはやっぱり全部うまかったね。
そうだよね。
基本的にやっぱ魚、魚介類なんですけど、
まず最初驚くのはお通し。
はいはいはい。何が出てきましたっけ?
お通しでホタテの、あれ何ていうの?
あの七輪かな?
七輪か。
七輪でホタテが貝ごと2個ぐらい焼かれたのがお通しで来るんです。
そうなんですよ。
あれびっくりするね、まじで。
それを醤油たらしてね。
あれは美味しかったね。
お通しからしても本当にどっかすごい良い旅館に来たかのような、そんな印象でしたよね。
でその後、お店の方が八方寿司ロールに今日のおすすめみたいなのを持ってきてくれて、
あの時は何だったっけ?
今日の朝どれの魚みたいな感じで持ってきてくれたのが、
確かカンパチのカマとかね、サバとかね、そういったものだったかと思います。
そうですね。
じゃあもうそれ全部いっちゃおうって言って全部頼んで。
そう、まぁ4人だったのでね。
うん。
とかあとは、ぬすみ魚?
はい。
あれちょっとまじでびっくりしたんだけど、
物理を醸したぬすみ魚ですね。
あれはいわゆる刺身盛りなんだけども、
そうそうそうそう。
あれがびっくりするのが、550円。
信じらんないよね。
だいたい5、6種類ぐらい2枚ずつみたいな感じで、550円。
ただ数量限定って書いてあって、1日5食限定って書いてあったかな。
だったかな、何食だったか。
だからそこは運次第だと思うんだけど、あれは550円では食えないと思うね。
ほんと日本有数のコスパな気がしますね、あの刺身盛りはね。
しかもめちゃくちゃ美味しかったしね。
書いてあるね、毎日限定5食、555円か。
これはやっぱ美味かったね。
これは我々の同行者がね、あまりにも美味しすぎて、
もう1回5食でも余ってればいけるんじゃないかってね、スタッフの方に言ったら、
笑顔でね、こちら1席に1回マレースもらってもらっても、それはそうだよね。
51:07
1席で5食頼まれたらたまたまじゃないね。
なのでそれを思わず頼みたくなるくらいに美味しかったですよね。
結局これの後に刺身単品でね、頼んだりもしましたし。
そうですね、海鮮好きの人にはここはとびっきりですよね。
そしてやっぱ最後にね、名物というところで、秋田県小賀半島の石焼きというのをいただきましたね。
これはちょっとパフォーマンス的にもびっくりするよね。
オケにエビとか魚とかが入っている味噌汁みたいな感じだったかな。
そこに焼いた石をね、ぶち込むんだよね。
でこうジャーってグツグツ鳴って、それをいただくっていう感じですね。
焼き石を入れた瞬間あれはすごいですよね。
香りがそこでグワーって広がるんでね。
ジャーっていうその一瞬で沸騰していくオケの中のものと香りとね。
もちろんいただいても美味しいですし、味噌汁なんだけど魚の旨味がもうギッシリ。
粗汁とかっていうのにだから近いと思うんですけど、一応鍋扱いだよね。
我々もね、4人で行ったけれども2人前くらいでも頼んだはずなんだけれども、
もう4人でやっと食べれるくらいの。
これ4人だからつって3、4人前頼むと結構たぷたぷになるかも。
そう思います。それまでに食べてると結構ボリューミーでしたね。
しかし順番も良かったね。最後に頼んでね、締め的にね。
そうだね、鍋つってもなんかこう具材がたくさん入ってるとかっていう感じでもなかったから、
味噌汁的にね、いただくといいかもしれない。
当然お酒の方もね、秋田といえばやっぱり日本酒がすごいところですから、いろんな地酒がありましたよね。
メニュー開くと見開き1ページ丸々日本酒でね、すごい量あったね。
でまたそれと別に本日のおすすめみたいなのもあって。
いやーちょっとあれは飲みすぎちゃったな。
そうだね、内田はちょっと飲みすぎたんだよね、かなり飲みすぎて。
はしゃいじゃいましたね。
はしゃいじゃいましたね。
それだけね、やっぱりお料理お酒の満足度としてはめちゃくちゃ高いですよね。
個人的にうまかったのはイカ天だったな。
そう、イカ天おかわりしてたもんね。
おかわりしてた。
同じものを2回。それだけ美味しかったよ。
イカがね、ふわふわでね。
あのスーパーとかだとさ、結構こう、弾力で噛み締める感じだけど、全然そんなことなくて。
54:06
衣の裂くの後にイカのふわっていう、あれがねめっちゃうまかった。
衝撃だったよね。
だからやっぱり素材ももちろんいいだろうし、処理の仕方とかそういった料理のね、技術もすごいんだろうなと思いますよね。
あの結構荒っぽい感じのね、大雑把な西焼き鍋とかもそうなんだけど、すごい多分繊細な計算でいろいろ作られてるんだろうなという。
いやー美味しかったな。
そしてね、その特筆されることがもう一つあると言えばね。
これ、まあ俺ら普通に飲んでたんですけど、途中で店員さんのアナウンスみたいなのが入ってね。
急に暗くなってね。
そう。なんだと思ったら生ハゲが出てくるんだよね。
この店内を生ハゲが練り歩いて、で俺らの席のとこにもガーって来てね。
怠けてねえか酒を。
叱られてね。
そうですね。
現に怠けてたしね。
ね。
とか飽きたぞ酒はうめえかとかね。
言ってましたね。
うまいレーズンみたいな。
美味しいね。
そういうパフォーマンスもあってね。
そうなんですよ。
さっきの生ハゲ館とか神山神社とかでは、お面だと動かない、民族飼料としての生ハゲというのは見てきて、映像とかはとても見られるんですけども、実物が動いているというのはまだ見てなかったわけですが、なんとこの居酒屋で見られるという。
これは確かに迫力すごかったね。
すごいよね。
やっぱりあの人が迫ってきたじゃないですか。
長江廊下。
あれ怖かったよね。
ちょっと怖いよね。
あれ面白かったな。
あれ子供は泣くだろうなって思いますね。
パフォーマンスだったとしても。
そのパフォーマンスがなくても、カウンターの一席に生ハゲ座ってて。
L字型カウンターの結節部分見たら結構いい位置に生ハゲがいるんですよ。
ずっと座っててね。
あれ気づかないで近づいたら結構びっくりするよね。
もしかしたら生ハゲと席によっては飲める感じで、右を見たら生ハゲがずっといるみたいな。
そういう遊び心が溢れたね。
ちょっとそういった観光客向けっぽい要素もあるんだけど、でもまずそもそも料理、酒、魚の旨さがちょっと尋常じゃなかったですよね。
しかもコスパも良かったですね。
そっか、小川のお店だったからあれだけ生ハゲを出してたんだ。
そういうことなんですよ。だから石焼き鍋も食べられるしというところですね。
というのが秋田晩夜酒場さんですね。
場所としては秋田駅の近くになっております。
本当はこの後もう一軒ぐらい行こうかみたいな話になってたんだけど、ここで満足した感じだったね。
57:07
もうあまりにも美味しすぎてお腹いっぱいになっちゃったし、というところですね。
ただもう一軒行ったんですよ。
居酒屋みたいなところに行こうとしてたけど、それを無くしたって感じだったね。
バーに行ったということでですね。
次にご紹介するのが秋田晩夜酒場さんから歩いて15分ほど歩いたところにあるレディーというバーになります。
これ場所なんですけれども、先ほど秋田の街が秋田駅周辺と昔の城下町の方にややちょっと離れてると言いましたが、秋田晩夜酒場さんは秋田駅のすぐ目の前なんですけれども、
このレディーさんに関しては昔からのハンク街である川端というところになります。
この川端というのがちょっと難しい読み方で、川は普通の川なんですけれども、
端というのが反対の端、反するっていうので端というので川端。
不思議な感じだよね。
これが昔ながらの秋田の城下町のハンク街になるので、
こちらのエリアの楽しみを今回はちょっと入れてみたという感じになっています。
レディーさん、これ僕も実は職場の秋田に行ってすごく良かったというお勧めしてもらって、
僕も今回初めて行ったんですけれども、こちらはいかがでしたか?
ここやっぱりお店の雰囲気がすごく良くて落ち着く感じ。
店内とかネオンがあったりとかして、いい感じだったな。
結構そのお店がある道はちょっと寂しい感じの道だったんだけど、
店内入るとそこはもうバーのいい雰囲気があって落ち着いて、結構長いこといたんじゃないかな。
いましたら2時間くらいいたのかな。
結局そうだよね。
バーもいろんなタイプありますけれども、ここは割とレトロな感じの。
それこそネオンとかの感じ。
我々の座らせていただいたボックス席だったんですけれども、
その壁に赤いライトネオンみたいな感じでカンパリって書いてあったんですよ。
そのカンパリっていう文字に照らされながらずっと飛んでいったんですよ。
あそこで撮った写真が面白かったな。
みんな赤くなってて。
だからちょっと怪しげなレトロなネオンサインが店内の至るところにあるのがムーディーな雰囲気だったかなという気がします。
ちょっと秘密基地的な雰囲気もあるかもね。
そうですね。
こちらは創業60年ほどの秋田の本当に老舗の秋田のこういったバー文化みたいなものが本当に象徴的な存在だということでして、
1:00:08
実際だからやっぱりすぐには真似できない風格というか怪しさっていうのは立ち込める感じはありましたよね。
結構メニューもオリジナリティがあったりして、オリジナリーカクテルもいただきましたね。
あとは映画特集ページみたいのがメニューの中にありましたよね。
映画に関連して作ったお酒のページとかもあってね。
そういう特集でね。
あとはゴッドファザーとかありましたけれども、
昔の名作映画から撮ったカクテルがこんなにあるんですよというようなちょっといろんな発見をもたらしてくれるようなと思いました。
あとはあれですね、チャームもすごかったですね。
チャーム?
お通しとか。
確かに。
あれいっぱいあったね。
4人で行ったとはいえね、サンドウィッチとかハンドサイズのちっちゃいサンドウィッチとかもついてきちゃって。
ふたさらあったね。
そうだよね。そうなんですよ。
あれ確かに思ったらすごいね。
なかなかそこまでチャームだけでああなるというのはね、あんまり見たことがないような気がしましたよね。
僕個人で言うとですね、やっぱりその翌日につながってくるところとかで言うと秋田杉のジンとかね、あれ美味しかったですね。
この日暑かったというところもありましたけれども、すごくそういった土地の素材を生かしたオリジナルカクテルとかもありましたので、
やっぱりお勧めしていただいてよかったなと思いましたね、素直に。
ちょうど窓の外に川端っていうくらいなので、川が流れてるんですよね。
それがまたちょっと川にもいろんなレディーさん以外にも飲食店のサインがチカチカしてたりして。
そうか、俺そっち側の席じゃなかったから見れなかったな。
カンパリを背負ってた方だったから。
まあそうですね。
それ見れなかったな。
そういった昔ながらの飲食店街にあるからこその空いた雰囲気を出せるんだろうなというところでお勧めの場になっています。
そこから約10分くらいでおそらくホテルどっかしらには到着できると思うので、これで一旦1日目を終わりにしたいなという感じです。
ということで1日目が終わりましたので、この1日目を振り返っていきましょう。
まずお昼の12時に秋田駅を出発すると。
秋田駅の駅ビルの中にある佐藤陽介トピコ店。
ここで稲庭うどんをいただくと。
もう早速秋田の郷土料理というか名物をいただくと。
1:03:03
そこからレンタカーを借りて車で25分ほど。
秋田県立博物館菅谷増美資料センター。
秋田をメインとした民族学とかに活かせる資料を残した菅谷増美さんの功績をここで見ると。
他にもいろいろあるんでね。
ここだけでもたくさん見どころあるんですよ。
なのでコースによってはここをじっくり巡ってもいいかもしれないし。
小川半島じゃなくてこっちをメインという風にしてもいいかもしれません。
ということでそこから車で50分小川半島の方ですね。
向かいまして新山神社。
ここは割と修行職の強い神社というか山の中にある神社ですね。
そこからまた徒歩5分ほど生ハゲ館。
ここで生ハゲについてどういうお祭りなのか。
生ハゲとは何なのかみたいなことをここで見れたりとか。
生ハゲグッズ買ったりとかもしたりして。
そこから車で10分ほど小川ホテルさんで日帰り温泉ですね。
ここでドライブちょっと疲れた体を癒したりとか。
夜に向けてちょっと回復してね。
してもらって。
ここから秋田市に戻っていきます。
約60分ほどして秋田駅近くのホテルとか繁華街川端のあたりのホテルとか好きなところにチェックインをしていただいて。
ここから晩御飯ですね。
秋田晩夜酒場さん。
ここで小川の魚介類をもう腹いっぱい堪能してね。
タイミングが合えば生ハゲのパフォーマンスも見れたりなんかして。
そこから徒歩15分ほどバーレディーさん。
ここはもう多分落ち着いちゃうんで長居しちゃうと思うんですけど。
本当に店内にも少女はいっぱいあったりとかね。
名店ですよね。
多分レジェンド的なマスターがいらっしゃると思う。
ここで締めのお酒を飲んでいただいてホテルに戻ると。
ここで1日目が終了です。
この番組ではお便りを募集しています。
番組の感想・質問・リクエスト・旅の情報・不通だなど何でも結構です。
番組概要欄に記載しているお便りフォームのURLから投稿をお願いいたします。
またYouTubeのチャンネル登録、高評価、コメント、
ポッドキャストのフォロー、レビュー、
それから我々の関連SNSアカウントのフォローなど、
1:06:01
ぜひよろしくお願いいたします。
そして、感想をつぶやく際。
これ今まで言ってなかったですけど。
初めて見た。
感想をもしつぶやいていただける際は、
ぜひハッシュタグつけていただきたいと。
なるほどね。
我々の番組のハッシュタグね。つけてもらいたいと思います。
ハッシュタグおとたびポッドキャストです。
おとたびはひらがな。
ポッドキャストはカタカナ。
なるほど。
これでちょっと作りましたんで、
ぜひつけてつぶやいてもらえると嬉しいなと思います。
よろしくお願いします。
お願いします。
はい。
はい。
来た、1日目。
半分ぐらい俺は知らない場所だったけど。
うんうんうん。
小川の方をね、行けなかったですから。
そう、今回行かないってことですね。
うんうん。
夜はやっぱ良かったですね。
うんうん。
お店がやっぱり良かったんでね。
あれは良かったね。
うん。
本当に。
いやー、良かったですね。
ふふふふ。
時間揃え。
2日目以降。
2日目以降は、
割と俺らが言った通り?
通りに近い。
ほぼほぼ通りです。
コースになるんでね、また感想なんかも交えながら話していこうかなと思いますね。
はい。
ということで、今回はこの辺で。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
01:07:43

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