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2024-04-15 58:33

#5【富士宮&沼津】“急注目”の世界遺産〜山・海・ビール〜 Part1

“急注目”の世界遺産 山・海・ビールで堪能する富士の魅力1日目

2024年2月、大手旅行予約サイトBooking.comによる“アジア太平洋地域の人が訪れたい観光地”ランキングで世界4位に選ばれた、静岡県の富士宮市。そこには富士山が世界遺産たるゆえんの、本質と魅力がたくさん。自然や信仰に根ざしたデザインをぜひ読み解いてください!

さらに海から富士を望む沼津市は、クラフトビールとバーの聖地。教科書には載らない歴史の秘話を偲びながら、港でゆらゆらノスタルジック飲みを満喫しましょう!

【目次】

〜 2回目の収録にあたって

〜 コースタイトル発表

〜 なぜいま世界が“富士宮”に注目するのか?

〜 ローカル食堂で旨みたっぷりの“富士宮やきそば”を  【あるばとろす】

〜 世界遺産としての富士山をおさらい

〜 原初的な信仰をたどる 【山宮浅間神社】

〜 富士山信仰の根拠地に参拝 【富士山本宮浅間大社】

〜 第1のビール:富士の命の恵みを体感 【フジヤマハンターズビール 浅間大社タップルーム】

〜 世界に通ずるオンリーワンの“魅せ方”! 【静岡県富士山世界遺産センター】

〜 沼津へ移動しチェックイン

〜 第2のビール:駅前が嬉しいフレンディビール 【駅前ビール工場 リパブリュー 沼津】

〜 朝どれ魚介×日本酒をメインに 【季節料理 治作】

〜 なぜ沼津は“BARの街”になったのか?

〜 風格と軽妙のレジェンド 【Frank BAR】


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00:03
大人になりたい旅がしたい。この番組では、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が、大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデル構想を紹介しながらお話をしていきます。
内田です。 春屋です。
2回目の収録っていうことなんですけど、どうでしたか、前回。
ちょっとね、軽く編集したやつを春屋にも渡して聞いてもらったんですけど、どうでした。
いやー、ちょっと自分が回を追うごとに早口になっていってたのがあからさまで、これは反省点だなと思って、今日は気をつけようと思って今すぐゆっくり話してます。
いつも以上にゆっくりな気がする。
心がけないとダメだなと思いました。
それもね、多分俺、癖で単語で区切って喋りがちなんだよね。
そうかもしれない。
だから、編集しながらこいつなんでこんな区切ってんだって自分に思ったみたいな。
そうだよね。
ちょっと反省点。
恥ずかしいよね。自分の声を聞く体験ってなかなかないからさ、すごく恥ずかしいのは正直なところでしたけど。
ちょっとね、いろんなことを意識しながら2回目を今回から、回としては5回目をこれからやっていきましょうか。
今回からはまた新しくコースを紹介していくっていう感じなんですけど、じゃあそのコースのタイトルは。
今回のコースのタイトルは、急注目の世界遺産、山、海、ビールで堪能する富士の魅力です。
富士ってことは富士山の海外。
そういうことになりますね。
そこの山、海、ビールを堪能していくと。
俺はもうこのタイトルにはめちゃめちゃ惹かれますよ。
これ実際コースは作りましたけど、かなり我々が普段している旅行とかメンバーを想定した感はありますね。
俺もちょっと事前にちょろっと見てはいるんですけど、確かにいろんなとこ回りながら酒を飲む旅行、飲んで回るって感じだよね。
そうです。
最高ですね。俺はもうビール等なんで。
そうだよね。俺らは結構ビールは飲みますね、どちらもね。
楽しみですね。
じゃあ早速紹介の方に行ってもらっていいですかね。
はい、承知しました。
最初に前段なんですけれども、とあるニュースを引用したいと思うんですけれども、
これ2024年の2月14日に静岡朝日テレビさんで放映されたものがウェブ記事になっているんですけれども、
旅行業界の中では実は結構話題を呼んだニュースなんですが、
今年の2月に世界でも最大手と言ってもいいでしょう、booking.comという旅行の予約サイトがあるんですけれども、
03:08
これは使っている人も多いんじゃないですかね。
多いと思います。特にインバウンドの方とかはね、世界的に結構皆さん使っている旅行サイトかなと思うんですけれども、
このbooking.comがですね、とあるランキングを発表したんですね。
それがアジア太平洋地域の旅行者が注目する旅行先というもので、
中国の方、韓国の方、もちろん日本もあるんですけれども、
そうした方々がどこへ旅行へ行くのかということを、
それがどこで注目をすべきなのかということをランキング形式で発表したんですよ。
対象は世界、全カ国の観光地を対象としている。
アジアの方がどこへ行くかという。
アジアの人がどこに行ったかのランキングね。
そうそうそう。1位はですね、スペインだったりヨーロッパの。
人気のところだよね。
そうですそうです。の中にですね、なんと世界4位に静岡県藤宮市というところが選ばれたんですね。
意外。
そう。
日本人はあんまり旅行先として、ちょっと言っちゃ悪いけど選びにくいというか。
そうだよね。
なんか藤さんがあるんだろうなっていうぐらいの印象。
そうだと思います。
これがなぜ選ばれたのかということをですね、ちょっとひも解いていくと。
実は日本人、我々もですね、この藤宮市の魅力というものを改めて見直す良いきっかけになると思いまして。
ちょっとこの自示ネタから着想して今回のモデルコースを選んだというところになります。
余談ですけれども、4位が藤宮市なんですが、実は3位には大分県の日田市というところが選ばれていて。
これも意外な感じだね。
だからやっぱり外国の方、特に中国の方が見る注目の旅行先というのは、ちょっとまた感覚が少し違ったりして。
これも面白い事実ですね、非常に。
やっぱ東京とかにみんな来るんだろうなと思ってたんだけど。
ちょっといろんな背景はあると思うんですけど、やっぱり中国、韓国の方って日本に本当に何回も来てる方多いと思うんですよ。
だから東京とか大阪、京都とかは割と来ていて、その上でリピーター向けのというところも今回のランキングを後押しした可能性はあるかなと見ています。
ということで、この藤宮市の話をちょっとしながら今回のモデルコースに行きたいと思います。
シチュエーションとしては、勝手にビール好きの男性3、4人というまさに我々のことですが、前回の京都が一人旅だったのに対して、今回はグループ旅行で、お酒好きのグループ旅行というふうにしておりますが、
ドライブをしなければならないので、残念ながらちょっと仲良くドライバーを決めていただいて、一部お酒が飲めない方も2日あるので分けるとか、そんな感じでお願いできればなと思います。
06:08
これだから一人飲めない人がいるとありがたいんだよね。
そういうことです。我々としても確かにいますし、例えばドライブやってくれた俺にガソリン代は俺らが持つよとかでもいいですし、ベストは4人で行って一人飲めないかつ運転ができる人というのがいると一番ベストですね。
飲めないとこの旅行はそもそもちょっと厳しい気もするんだけど、このコースね。
そう考えると、奴はよく来てくれてるよね。
そういうことなんです。我々はこのいいシチュエーションがパーツがハマっているのでいいんですけれども。
メンバー集めから頑張らないといけないかもしれない。
そうですね。ちょっとぜひそこは。
円満にね。
円満に。
ということで本題ですが、今回は車ドライブコースですので、出発点をインターチェンジに仮置きしておきました。
名前としては新富士インターチェンジというもので、東名高速あるいは第二東名というものもありますけれども、そこにインターチェンジに東京かあるいは名古屋か分かりませんけど、車でやってきたところからスタートをします。
じゃあそこに11時に着くように、もし行く人はちょっと計算して。
東京だったら9時とか9時半くらいに出れば着くかなという感じですかね。
新富士インターチェンジで高速道路を下りまして、下道を北上していきます。
インターチェンジは富士山の南側にありますので、だんだん富士山の方に近づいていくイメージですね。
車で20分ほど行ったところで、いきなりなんですけれどもランチを取りたいと。
ちょっと早めですね。
でもドライブしてると腹減ってくるんでね、不思議と。
早起きもしてるだろうしね。
どういうところに行くのかということなんですけれども、アルバトロスさんというところをご紹介したいと思います。
藤宮と聞いてですね、なかなかイメージが湧かないかもという話さっきありましたけれども、藤宮焼きそばって聞いたことないですか。
ありますよ。
我々部活やってた時に、俺らが中1の頃の高1の先輩いたんですけど、その人に学校の最寄り駅の近くに藤宮焼きそばの屋台の車みたいなのが来てて。
あれか、スーパーの。
そう、声優の。
駐車場ね、前の。
駐車場のところ。
あれ藤宮焼きそばか。
あそこに来てたのがキッチンカーがね。
あったあった。
そこでね、なんか食わしてもらったりとか。
500円のね。
09:00
そうそうそう。
あれそうだね。
そう。
忘れてたすっかり。
俺あれで藤宮焼きそばを知ったというか、初めて食べて。
美味いと思って。
美味しかったね、あれね。
麺もちり、ちょっと固めなのかな。
固めなんですよ。
あのお店はかもしれないけど。
で、なんつっても魚粉だよね。
あれが特徴。
よく覚えてるね。
おっしゃる通りです。
あと油かすね。
そう。
よく覚えてるね、もう全部言っちゃったね今。
あれうまくて覚えてるんですよ。
で、先輩に連れてってもらったっていうのもちょっと乗って。
そうね、部活結構夜遅くまで行った帰りとかにね、8時とか9時とか行きましたね。
そっかそっか、懐かしいな。
そういう思い出が藤宮焼きそばにはあるんですよ。
はいはいはい。
まさにでももう今内田が言ってくれた特色側なんですけども。
言っちゃった。
でも、味わいとして藤宮焼きそばっていうのは、いくつか定理と言いますか、そういったものがあるんですけれども。
藤宮焼きそばのこの専用の麺というものがあって、それが割と比較的硬めなんですよね。
しっかりしてる歯ごたえだよね。
そう、歯ごたえですね、まさに。
で、あとは今言った通りで、魚粉を使って和風の感じをかなり打ち出して、ソースではなくてっていう感じですね。
で、あとは肉かすですよね、が乗ってるというですね、グルメになっていまして。
結構B級グルメの中では知名度も高いのかなという感じがしたしますね。
割と前にB級グルメの採点みたいなのがあるよね、大会か。
あれで結構上位、優勝だったかな。
そうだね、だったと思います。
ちょっと調べないとだけど。
それがですね、せっかく藤宮に来たということで食べられればいいなと思って。
市内にはたくさんお店があるんですが、このアルバドロスさんはですね、地元のローカルか満載の鉄板焼き屋さんになっているんですけれども、とにかく味とコスパがいいというところで一押しです。
観光客の方ももちろんいるんですけれども、結構地元の方が居酒屋として利用されているケースもよく見ました。
これ目玉焼き乗ってるわ。
そうなんですよ。
うまそう。
これもエビとかもちょっと混ざっていて。
野菜もあるし、海鮮系もあるし、それを魚粉でまとめるという。
確かに居酒屋メニューもある感じなんですね。
そうですね。
今回は昼乗り用なので、どこまで居酒屋対応があるかわからないんですが、夜は間違いなく居酒屋としても利用することができます。
驚きなのがこの値段として、この焼きそばですね、なんと600円。
安いね。
1人前でね。
いいね。
これなかなかもう昨今ラーメンでも1000円っていう時代ですから、そこへ行ってこの美味しさとボリュームで600円というのは結構特筆すべきことかなと思いまして。
12:03
いいね。
全体的に藤の目焼きそばはやっぱりコスパがいいという感じはしますね。
B級だしね。
今回は数人共向け予定になっていますので、カウンターももちろんありますが、お座敷みたいなのもちゃんと用意してくださっているので、4,5人で行って、
例えば藤の目焼きそばだけじゃなくて、同時にお好み焼きとかも頼み始めちゃったりとか、みんなでシェアしたりとかっていうのもいいのかなというふうな気がいたします。
ビールですね。
そうです。
ここはとりあえずまずビールを飲もうかと。
普通の。
飲み屋として昼飲みをしようという感じですね。
なのでこの時点でドライバーはもう1人に限定されるとおそらく。
ここまでは皆さんで頑張っていいんだけど。
これは取り合いになるね。
取り合いですよ。
これでお昼を最初にパッと早めにいただくという感じです。
そこからいよいよ観光になっていくんですけれども、
富士山の話をしたいんですが、
富士山って世界遺産になってるというのはご存知ですか?
知ってる。
これちなみにどういったところが評価されて世界遺産になったかって覚えてますか?
これはね、僕知ってますよ。
富士山って山だから自然遺産かと思いきや文化遺産なんですよね、これね。
そうなんです。
知ってますよ。
これ結構ね、我々がちょうど受験とかしてる時でしょうかね。
もうちょい前かな。
でもそうなんです。
富士山信仰に関するいろんな神社とかも含まれてたかな。
そういうものを集めて世界遺産にしてるんでね。
そうなんですよ。
まさに今言った通りで、富士山山なので多分自然のものとして、
おそらく外国の方も結構そういう風に見てる方が多いと思うんですけど、
世界遺産のものとしてはですね、平成25年、つまり2013年に世界文化遺産に登録されてるんですね。
正式な名前としては、富士山信仰の対象と芸術の源泉という風なタイトルで登録されてる。
芸術も入ってる。
そうです。
よく浮世絵とかで有名な葛飾北斎のものとかありますけれども、
ああいう風にして富士山が日本における国民的知名度、江戸時代から当時から持っていたテーマだったので、
それを描くことで、これは誰もが富士山だってわかると。
そういった意味合いももちろんありましたよね。
なんか日本のシンボルみたいな感じで。
まさにシンボルですよね。
やっぱりひいげめに見えなくても、あの山の形って他の山とは別格じゃないですか。
美しいっていう感じ。
整っていてね。
すごい微妙な傾斜の反り具合が、バランスがこれしかないだろうっていう感じのバランスで。
15:02
で、頭に雪をかぶっていたりとか。
そんな感じなんですよね。
なので、この藤宮氏はですね、実はそういった取り組み、今の世界文化遺産と実は関連して注目度ランキングを上げたのじゃないかというふうに思います。
ポイントとしてなのでですね、あくまでも文化遺産なので、自然の富士山を今回登るわけではなく、
その麓に培われた信仰だったり芸術を巡るというようなモデルコースです。
山登るんだったらビール飲めないですから。
正直僕も山登ったことないのでですね、富士山。
実はわかんないんですけれども。
我々は体力派ではないので。
残念ながらすぐに尽きちゃうんで。
そうなんですよ。
で、最初に向かうところとしてですね、このアルバトロスさんから車では10分から15分ほど行ったところにある山宮千元神社というものをご紹介したいと思います。
千元神社、浅間と書いて千元、浅い間と書いて千元ですね。
というのがこの富士山信仰と紐づいているものなんですけれども、その中でこの山宮、山マウンテンの山にお宮の宮ですね。
を冠しているものが山宮千元神社。
これ何かと言いますと、この富士山信仰の対象とさっき話がありましたが、これのですね、いわゆる一番原始的な、原初的な信仰を留めている神社になるんです。
どういうことかというと、今我々日本人がですね、信仰、特に神社というと、
ヤシロ、鳥居をくぐって山道を歩いて、本殿の前でお参りをしてというのが一般的かなと思うんですが、
そもそもなぜ人はどういうものに昔の日本人は神様という存在を見出したのかというときに、
そういった今はね、ヤシロの中にいらっしゃる神様に対して手を合わせますが、
それ以前はその自然の景色だったり山だったり川だったり、それそのものに神様を見出していた。
いわゆる自然信仰と呼ばれているものなんですが、それが実はこの神社が色濃く受け継いでいるものになります。
まあ考えたらそうだよね。
建物とか信仰する対象を人が作る前は何を信仰するかって言ったら自然しかないわけだもんね。
そういうことですね。やっぱりああいった近くに富士山だったり、
ああいったものがあるとこれはもう人知を超えた何かだというのは当然今の我々も思うわけであって。
確かにちょっと神聖に見えるなっていう気はするね。
そうなんですよ。この山宮千元神社はですね、
行ってみると本当に樹林の中を灯籠が一列にバーっと進んでいくようになっていて、
まずそれ自体もすごくそのアプローチも神秘的で惹かれるものがあるんですが、
18:01
その山道を抜けた先に、正式に言うと陽廃所って言われている。
陽廃というのは遥かに拝むと書いて陽廃という行為なんですけれども、
初めて聞いた。
これは遠くにある神様を拝むというような、
なので遥かっていう距離感で拝むということですね。
この陽廃所というものがその奥にあってですね、
これが実は神社における本殿の役割を果たしているので、
建物として神社の屋代の前で拝むということはないんですね。
なるほど。
この陽廃所へ行ってみると当然のことながらですね、
その先に見えているのが富士山。
今写真もちょうど我々見てますけれども、
ちょうどですね、垣根に囲われた陽廃所が一種の聖域として整えられていて、
その先の木の間から見事にこの富士山の頂上に
もう完全に計算して合わせられた景色が見られると。
これは確かに拝みたくなる感じ。
ちょっと神聖な気持ちになる。
そうだよね。
まして薄暗い森の中を抜けた先に、
ある時突然富士山の姿が現れるというような、
そういった視覚的な効果も狙っているのかなという感じがします。
なのでこれがいわゆる富士山が信仰の対象として見られた
本当に原初的な例だなという感じになりますので、
こちらも当然のことながら世界文化遺産の一つの構成資産として認定されているものになりますね。
これは確かに独特な感じがするわ。
かなり独特です。
いわゆる神社と思っていくとちょっと意外な感じがあると思います。
残念ながらですね、実は僕行った時には曇っていて、
富士山見られなかったんですね。
なので本当にタイミング次第なんですけれども、
ぜひ晴れていたらですね、綺麗にくっきり見えるはずなので、
富士山のこの信仰を辿る最初のステップとしてここは、
あえて選んだというところになります。
原始的なところから始めようということですね。
そういうことです。
そこからですね、また車で12分ほど、今度は富士山から少し遠ざかって南の方に降りていきます。
富士宮市の中心街に今度来てきますね。
ここで行くのがですね、富士山本宮千元大社というものになりまして、
やはり千元大社、先ほどの山宮千元神社もそうでしたけれども、
浅間と書くこの千元ですね。
いわばボス、トップの神社がこの富士山本宮、千元神社の中の一番トップというものがこれになります。
なので山宮千元神社で見たように、
当初は自然信仰として拝んでいた富士山が、徐々に時代を下るにつれて、
21:04
宗教あるいは信仰として徐々に体系づけられていって、
それが神社の造形に、
我々が普段思うような信仰の形に整ってくる過程をこの順番で回ることで見られるということですね。
ここの特色としてはですね、いわゆる富士宮市の中ではおそらく最もポピュラーな観光スポットになっていまして、
結構ここは混むと思います。
もう朱塗りのですね、すごく大きな鳥居が道の入ったところにありまして、
そこからさらに遥か遠くに富士山がやっぱり望める。
この赤い鳥居と富士山の姿が一枚に収められるというのは、
海外の方は特にやはりですね、日本に来たなという感じはもちろんするんだろうなと思いますので。
綺麗な朱塗りの。
そうなんですよ。色がすごく綺麗ですよね。
映えますよね。
特に青空の下にいるとですね、やっぱりこの色がね。
そうなんですよね。
また富士山がちょっと青みがかっているから、コントラストできれいに見えるね。
そうなんです。
このまさに神社のホームページは桜がちょうど咲いている時の絵ですけれども、
もう本当にザ・日本というようなですね、象徴的な景観で、
これもやはり外国の方の人気を集める理由はよくわかるというものかなと思いますね。
この富士山本宮宣言大社なんですけれども、
主にですね、中世にすごく盛んになった信仰で、
今この藤宮市とか静岡市のあたりは、
昔駿河の国という国だったんですけれども、
そこのやはり治める人たちは、やっぱりこの神社の勢力を無視はできなくて、
大変そことも政治的な被害も強く受けたような神社になります。
実際にですね、現在の社伝とかはですね、
徳川家康公がこれを寄贈したというものに手掛けたというものになっていまして、
家康は最後関ヶ原の戦いの後にですね、江戸幕府の将軍になった後は、
この寸布、今の静岡市に隠居して、
そこで最後、生涯も実際静岡市内で最後なくなるんですね。
それは少年時代にこの地を治めていた今川義元という人の下に人質に取られていたというのもあって、
静岡市がいわば第二のふるさとのようなイメージもあったと思います。
なのでこの駿河の国一体は今でも家康関連の史跡というのは大量に残っていて、
その代表的なものがまさにこの神社かなと思います。
なんか去年も盛り上がってたみたいだね。
そうですね、どうする家康やってましたけれども。
あとはこの神社の見どころとしてはですね、
本殿が千元造りというここが発祥の特殊な建築様式でして、
24:01
どういうことかというと、
簡単に言って社殿が2階建てになっていて、廊下区みたいになってるんですよ。
神社の本殿って平べったいと言ったらちょっとあれなんですけれども、
奥行きがあって、
高さで上に仰ぐみたいなのってあんまりないと思いますけれども。
確かに言われてみれば。
ここはそれをあえて2階建てにしてちょっと高さも出すことで、
これは本当に推測ですけれども、
おそらくやっぱり富士山への視線の持って行き方とかをイメージしたんじゃないかなと、
僕は勝手に思っているんですが。
確かに。
平屋と富士山が並んでるとちょっとこう、
そうそう。
1個の視界に入らない感じもあるけど。
それで高さを出したのかもしれない。
かもしれないなと。
でも納得いくねそれは。
なのでここ行った際には、
宣言作りの高さのある神社というところにも注目をしていただけると、
より深く楽しめるかなと思います。
お待ちかねの第1のビールが次に登場してまいります。
この宣言大社からわずか徒歩1分ほどのところにある、
富士山ハンターズビール宣言大社タップルームというところをご紹介いたします。
名前に宣言大社が入っているのね。
そうですそうです。
タップルームがもう1つあって、
それはちょっと藤宮市のさらに車で行かないといけないところなんですけれども、
この宣言大社の前はだから観光客の方とかも立ち寄りやすいようにですね、
お店を設けていらっしゃるということですね。
今回のテーマに山・海・ビールとあえてしたのは、
当然富士山というのはいろんなね、
もちろん信仰としても芸術としても、そして自然としても素晴らしいものなんですが、
この富士山があるおかげで我々の恩恵をこむっていることは、
お酒作りなんですよね。
というのは、富士山があえてすごい傾斜でもって、
あとは富士の樹海なんてありますけれども、
ああいった森の中でですね、降ってきた水をそこに蓄えて、
それが複流水として、さらに山から離れたところにもすごく清らかな水が行き渡る。
なるほどね。
そうしたその富士山の複流水というのは、
栄養価ももちろんあるし、そして綺麗だし、水質がいいということで、
お酒が作られる根拠に一つになっているというのがポイントです。
なのでただ単にビールを回るというよりも、
富士山の意識しながらビールを回ると、
その地理関係とかそういうことかと分かるような感じがあるんじゃないかと。
富士山の恵みの一つでもあると。
間違いないです。
この富士山ハンターズビールさんなんですが、
実際にですね、富士山の複流水と、
そしてその富士山陸で採れる農作物を合わせたクラフトビールを作っていらっしゃる会社になります。
もう地のものっていう感じですね。
地のものです。
なんかオシャレなサイト。
27:00
そうなんですよ。
富士山もきっと載ってるね。
やっぱりこのかなり富士山の恵みというのは、
すごく近いというのもあるのでですね、
強く意識されている。
大麦とかホップとかっていう穀物もですね、
あえて農薬を使わないで、
本当に自然の環境の中で豊かに育てたものになりますね。
自社で栽培しって書いてあるね。
そうなんですよ。
あーすごい。
これすごいですよ。
だからこうした、もちろん水だけじゃなくて、
こうした農作物が豊かに育つというのも、
富士山の環境の一つの恵みですので、
本当に富士山の恵みを総結集したようなビールになっています。
これですね、名前にハンターズビールと書いてあると思うんですけれども、
それがですね、実は理由があって、
いわゆるジビエ。
あーなるほど、それでハンターなの。
そうなんです。
富士のですね、裾野に行きますと、
やはりイノシシやシカが最近特に多いらしいんですね。
野生のですね。
そうだろうね。
それをですね、いわゆる農作物を荒らしてしまう害獣ともみてとれるわけですが、
駆除するだけではなくて、
ちゃんと狩猟としてとって、
有効活用させていただいて、
私たちの体にいただくというようなことを、
自ら取り組んでいらっしゃるビール醸造者になります。
なるほど、本当にその土地のためにというか、
その土地が大好きでやってるんだなというのが、
何か伝わってくる感じだね。
そうですね。
実際にこのタップルームに行っていただけると、
なおさらそれが理解できるかなと思いますね。
実際に行ってみるとですね、
本当にこの年古とか、
ちょっと面白い遊び心のあるですね、
年古はつまりお米ですよね。
昔の江戸時代の年古を意識されてると思うんですけれども、
あとは柑橘系もそうですし、
地元のヒノキを使った風味をつけたりとかっていう、
かなりおしゃれで遊び心あふれるビールをたくさん展開していらっしゃって、
それをタップルームに行くと、
例えば鹿肉のソーセージですとか、
あとイノシシのお肉を使ったジャンキーみたいなものですとか、
そういったものと合わせていただけるというのが、
この魅力になっています。
美味しそう。
これはヨキって読むのかな?
かな?
ヒノキのエールっていうのが、
これ結構色薄くて、
そうなんですね。
あんま見たことない感じ。
美味しそうだね、気になる。
そうなんですね。
小さな斧を意味するヨキって書いてあるね。
この一つ一つの素材であったりネーミングを取ってみても、
それぞれの地域のヒントが、
地域を理解するヒントが隠されているなという感じがいたしますね。
宣言対象の観光地ですぐ飲めるというところで、
30:02
ちょっとおやつ感覚でおつまみとかもいただける。
あとここ嬉しいのが、
ビール苦手な方でも、
これは測り売りもしてくださっているので、
ちょっとパイントとかじゃ多いかなという方でも、
何百ミリリットルという単位で、
自分で指定できるんです。
なのでたくさん味を楽しみたいなと思った方は、
ちょっとずつ飲み比べするのもいいでしょうし、
むしろガッツリ行きたい方はガンと行ってもいいかもしれない。
そんな楽しみ方ができるタップルームになっています。
こういうのはやっぱ飲み比べたくなっちゃうね。
なりますよね。
ちょっとそれでおやつタイムというかビールタイムを挟んだ後に、
いよいよ今回の目玉の観光物件にご案内します。
それが今のタップルームから徒歩約8分ほど歩いたところにある、
静岡県富士山世界遺産センターというものになります。
まさにだね。
まさにです。
どうも先ほどのbooking.comのランキングには、
おそらくここが一番大きく寄与しているのではないかというふうに、
テレビなどでは放映されていました。
どういう施設かというと、
この世界文化遺産である富士山と、
それに関連する信仰や芸術というのを、
一つに取りまとめて展示しているミュージアムになっていて、
ここを訪れると、なぜ世界遺産に富士山が登録されたのか、
そしてどういう文化芸術が世界遺産に足るとみなされたのか、
というのが一目でわかるというような施設になっています。
まさにそれを紹介するための場所ってことだよね。
そういうことです。
特に見どころとして実際に行ってみると、
富士山、我々はちょっと登山で今回できませんが、
その登山を疑似体験するように、
螺旋階段のようにスロープで徐々に上の階へ上がっていくようになっていて、
その間に実際に富士山で見られる1号目からどんどん上がっていった時の
自然環境がプロジェクションマッピングみたいな感じで
透露されているわけですね。
それで富士山の登山を疑似体験しながら、
その途中途中に富士山信仰と呼ばれていた、
富士を一つの神様と見なして、
それと仏教とかを結びつけていった信仰があるんですけれども、
その信仰が残したマンダラっていう絵図のようなものだったりとか、
あるいはこの富士山を元にですね、
いろいろな物語とか伝説も生まれてるんですけれども、
そういったストーリーもなぜ富士山のところに生まれたのかということを
ビジュアル豊かに解説しているスポットになります。
これ面白そう。
もう体感3776メートル。
そうです。その通りです。
もう頂上までね。
この螺旋を登っていけば、
富士山の文化を知れるっていう感じなんで。
自然環境を疑似体験しながらその文化も知られる。
すごい良い作りだねこれ。
これこだわってますよね。
33:01
でまさに今良い作りだねって話出ましたけれども、
これあの中身もね、もちろんこれすごいんですけれども、
もう一つ大きな見どころとしては、
これ建築がすごいんですよ。
この外観すごくないですか?
これすごいね。
なんていうの?
おチョコみたいな、下がすぼまってて上に広がっていく感じ?
内田らしい例えというか。
でもそういうことですよね。
形としては本当そうなんですよ。
不思議。なんかこれ本当に立ってんのって感じ?
そう。でもねこれすごくて、
設計されたのはバン・シゲルさんという、
すごい日本を代表する建築家の方なんですけれども、
これね、上半分は実際の建築物なんですが、
下半分はこれ水に映ってるんですね。
リフレクションなんですよ。
実際にこれはちょっと山梨県の話ですけれども、
富士湖の方とかに行くと、
その逆さ富士と言われるようなんですね。
富士山がこう。
湖に。
湖にこう。
なのでちょっとこれとは逆なんだけど、
すぼんでる。
広さ狭さの感じがね。
だけれども、
そういった文化と景観というのを意識して、
今見るとこの水の下の方に、
我々がよく見るような富士山の姿がある。
それを意識させるために、
上の建築はあえて逆の作りにしていて、
それを木でこうね、
すごい頑丈に木で覆うことで、
日本の木材建築のすごさと、
高い技術。
そしてそのさっきの螺旋のこのスロープを、
この円形の建築にしていることで、
ようやく実現できるという。
確かに確かに。
これももうまさに一つの、
これ本当に今現代日本の名建築として、
代表的なものになってますね。
これ伝わってんのかな口で。
ねえ。
ちょっとね表現力が乏しいから、
ちょっともうこれ調べてみてもらいたい。
もうこれは100分は一見にしかです。
まさに。
これめちゃめちゃ綺麗。
綺麗ですよね。
だし、いわゆる逆さ不二とは、
逆の状態になってて、
不思議な感じもちょっとありつつ、
幻想的な感じ。
そうですね。
これは今我々が見ているのは夜の写真ですけれども、
夜はこういうふうにライトアップはされますが、
お昼はお昼でね、
もちろん青空の下にこれが出現して、
それはすごい綺麗なものになっているので、
共に楽しめるかなという感じがいたしますね。
確かにこういう建物じゃないと、
中のその螺旋スロープの構造はできないね。
そういうこと。
だから機能と、
この外観の美的感覚と、
そしてその富士山というもののテーマですよね。
進行芸術の原生になった富士山というものを
強く意識したも、
本当にこれ以外は多分ありえないだろうという感じのバランスとテーマ性。
これが世界遺産センターとしてやっぱりすごいですよね。
すごいね。
全然知らなかった。
これすごいです本当に。
中ももちろんすごいです。
特にですね、
36:00
これあのまあ螺旋のスロープの先ありましたけれども、
それを最後登り詰めた先に何があるのかということでですね、
螺旋のスロープを登っていた先には、
展望台が用意されていて、
ここでも本当に真正面に富士山が拝めるというようなものになっています。
これがいわゆる逆さ富士だよね。
そう、その通りなんです。
まさにこれ水ではないんですけれども、
これ建物の中屋内の床がですね、
あえてリフレクションするような材質になっていて、
それを遠くから建物の中から見ると、
逆さ富士がこの屋内においても出現するというすごいこだわりなんですよ。
さらにこの屋内のですね、
椅子とかインテリアを一つ見ても、
逆さ富士の格好をしたですね、
椅子があえて配置されていたりして、
このすごく特殊な、
多分富士山というテーマ以外では成立しない造形なんですけれども、
それをマクロにもミクロにもですね、
表現したすごいテーマ性、一貫したテーマの建築デザインだなというところになっています。
はいはいはい。
これ、だからこの建物みたいな椅子になってるんだね。
そういうことです。
あえて、それ自身もやっぱり床が反射する材質なので、
さっきの建物と同じタイプの逆さ富士じゃないんだけれども、
逆さ富士が再現されてきた。
なるほど。
これがスロープを上り切ったところでこれが見れるってことですね。
そうです。
すごい楽しいね、このセンターは。
アトラクションといったらちょっと軽いですけど、
ただそういう楽しみ方も正直できるなと思います。
これ面白いな。
これがやっぱり外国の方にも大変人気を集めているようで、
先ほどの静岡朝日テレビさんの記事でもこちらの取材がされていましたね。
確かにこれは体験としていいから、外国の人に受けるのも頷ける。
たとえ展示があまり読めなくても、
二次体験、そしてこの富士山の景観が待っているというのがですね、素晴らしいですよね。
これいいな。
こういった本当に優れた施設を作ったというところに、
おそらく藤宮市が注目を集めた要因の一つなんだろうと思います。
なるほど。
これは本当にすごいですね、ぜひ行っていただけると。
これを見終わりますと大体もう夕方になっておりますので、
今日の宿の方へ向かいたいと思いますが、
今回はあえて藤宮市には泊まらず、
移動して今度海側の方から富士山を考えてみたいと思います。
そのためですね、宣言対象の駐車場に泊めた車をピックアップして、
車で南東の方へ45分ほど行ったところにある沼津市というところへ向かいます。
39:03
沼津というのは結構東京に住んでいる人たちからすると、
いわゆる静岡県の玄関口にあたるようなイメージかなというふうには思いますね。
静岡県下でも有数の大都市であります。
ここに宿をとっておりますので、
18時前にはこのホテルについて一旦チェックインをしていただくというふうになります。
駅の近くにもホテルたくさんありますので、ビジネスホテルとかもたくさんあります。
じゃあ今回もどこかというわけじゃなく、
その辺りのホテルを自分で探して通ってもらう。
そんなに探すのには苦労しないかなという感じです。
この沼津は今、移住者とかも増えていて大変注目を集めている街なんですけれども、
我々の観点から言うと、
ここは本当にクラフトビールの聖地とも言えるような、
新鮮気鋭のクラフトビールがどんどん生まれている場所なんですね。
なのでまずビール巡りをこの2日間をかけてしたいということで、
最初は先ほど藤宮市のビールをいただきましたが、
今度はまず1軒目ですね。
駅前ビール工場リパブリューというところに行きたいと思っています。
これですね、本当に沼津駅から徒歩すぐ1,2分だと思いますが、
ビルの中に入っているタップルームになっていて、
地下にあるんですけれども、地下を入っていくと、
本当にビールの醸造している樽がガラス越しに向こうにあって、
そこから直接作ったものをどんどんタップで注ぐというような、
なので工場って書いてあるのはそういうことですね。
本当に作ってるんだね。
そうです。工場絞り立てのビールをいただけるということになっていますね。
なんかオシャレな感がいっぱいある。
そうなんです。今見ているのはナチュラルーツっていうやつですかね。
これオシャレですよね。
これ常に20種類くらいだと思うんだけれども、
タップが用意されているので、
本当にどんなビールが好きな方でも、
おそらく自分のお気に入りには出られるんじゃないかなと。
クラフトビールっぽいオシャレな感がめっちゃ並んでるって感じ。
そうだね。クラフトビールってこのラベルも面白いですよね。
非常に。これサッカーのあれみたいじゃないですか。
このビールはどんな感じのチャートね。
ユーロとかのワールドカップとかの国旗がこうやって丸い形になると思う。
あれに僕は何か見えてしまう。
それだけ個性豊かなビールをそこで作ってる。
そういうことです。
これは実は確か設立されたのは本当にここ10年から。
2016年とか17年だったと思うんですけれども。
なのでまだ歴史はすごく浅いといえば浅いんですけれども、
実はこれを作った方が2人共同大賞みたいな感じでいらっしゃって、
42:02
その1人がこうしたビールの上手を学んでいた方なんですけれども、
その人が自分のビール上手賞を作ろうと思ったときに声をかけたのが、
お料理が得意だった高校の同級生だったということで、
高校の同級生2人でこれを立ち上げたっていうようなストーリーもありまして、
ちょっと我々とはスケールもあまりにも比較にならないぐらい偉大なんですけれども、
そういった実はストーリーでこのビールは生まれていると。
大人気ですね。
本当に混んでます。
タップルーム。
こんなんが駅前あったらそれは人気になるよね。
なりますよね。
ただすごくキャパシティも多いので、
4,5人で言ってももちろんテーブルで囲めて飲めますから、
そのあたりも今回集団の行く旅だからこそここはオススメかなという気もしておりますね。
これはフードなんかもあるのかな。
もちろんです。
フードもですね。
うわ、うまそうなのがいっぱい。
うん。
ビールのための飯みたいのがめっちゃ並んでる。
まさにです。
でもお肉もお野菜もそれぞれあってですね、
ラムチョップが特にうまかったですね。
うわ、うまそう。
写真でも大きくなってますけれども、
名物と言っていいんじゃないかなと思います。
いいな。
0件目1件目という意味ではね、
本当にこれは素晴らしい。
ここまで来たらもう運転もありませんから、
もしここで運転で犠牲になっている方がいるのであれば、
ぜひ真っ先に飲ましていただいてあげて。
ここで値切らってあげるっていう感じでね。
そういうことです。
というのが1件目のご紹介でした。
ここからですね、ちょっと我々仕様なので3件ほど、
3時間目でここでなってるんですが、
ちょっといろいろ思い切りを変えたいと思います。
まず2件目に行くのがですね、
季節料理自作さんというですね、
もういわゆるここは海鮮と日本酒のお店です。
全然違うね。
違います。
沼津というのは、沼津旅行というのがですね、
有名な旅行がありまして、
ここも海鮮グルメのメッカというか、
沼津という街自体がですね、
なっている一方で、
静岡県は日本酒作りも大変盛んなところですので、
そこが味わえる地元感満載の居酒屋ですね。
毎日仕入れる鮮度が自慢ということで、
地酒も豊富に取り扱えて書いてます。
そっか、水が綺麗だから日本酒も作れる。
もちろんそういうことですね。
本当に沼津旅行というのは、
沼津の駅から歩いても30分ほど、
バスで行けばもう10分ほどのところにありますので、
そんな近いんだ。
近いです。
これ実は後で行くんですけれども、
やっぱりそこの鮮度のお魚というのはですね、
もう自慢といえばこれ以上の自慢はないんじゃないかなと。
もうそれだけで十分だよね。
そうなんです。
ただそれの一方でここはですね、
すごく揚げ物とかが美味しくて、
先ほどビールでちょっと揚げ物食べちゃいましたけれども、
45:02
この鶏の唐揚げもそうですし、
僕は個人的にはこの魚のフライとか、
コロッケとかがですね、
すごく印象に残っていますね。
魚のフライはそりゃ美味いでしょう。
そうなんですよ。
まさにお刺身も当然美味しいんですけれども、
こういった楽しみ方もいろいろできるよと。
なるほどね。
なのでもう本当にいろんな居酒屋メニューがあるんですが、
ここのならではの鮮度で提供していただける、
本当にシチュエーションとかですね、
人数も幅広く本当に楽しめる。
使い勝手のいい居酒屋で、
かつすごく美味しいといったところになりますね。
これが2軒目。
2軒目。
ここがなので料理として一番メインになるかな、
という気がいたします。
そっか、だから最初のタップルームでは、
ちょっと小腹満たす程度にしておいて、
この季節料理自作さんの方で、
がっつりちゃんと食べるみたいな感じかな。
そうだね。
それぞれお腹の配分を考えながら。
といった感じですかね。
最後になんですけれども、
実はですね、
沼津というのはもう一つ特色があって、
バー文化がすごく根付いている町として有名なんです。
そうなんだ。
東日本におけるバーの、
聖地といったのは僕が勝手に言ってますけれども、
本当にバーの密集度はすごく高くて。
実際に沼津市の公式の観光サイトとかで見ても、
バーの町沼津として売り出しているほどの、
バー文化の根付いている町なんですね。
市が押し出してるって感じなのか。
そうです。
それぐらいやはり歴史を持っているバーが多く、
かつ本当に市街地に密集しているので、
それぞれおそらく押しのバーとかがあるんじゃないかなと、
そういう精査としています。
なんかサセボとかのイメージがやっぱあったけど、
そうなんですよ。
沼津もそうなんだね。
やっぱりバーの根付く町って、
いろんな理由があって、
サセボとかは海軍とか自衛隊とかっていうところが由来だと思うんですけれども、
沼津に関しては、
小説あるようなんですが、
一つ言われているのは、
実はこの翌日の校庭に組み込んでいるんですけれども、
沼津御用邸というですね、
昔の校室の別荘が実はありまして、
そこが校室だけではなくて、
明治大正昭和のいわゆる政治家だったり在海人だったりというのが、
たくさん別荘をここに構えていたんですね。
その人たちが東京からもたらした西洋料理だったり文化というものが、
徐々にこの沼津の市街の方にも流入してきて、
かつそういった文化人の方をおもてなしする場としても、
やっぱりバーというのが必要だろうというふうに広まっていったんじゃないかという説があるようです。
なるほどね。
ちょっとハイカラな文化を持ってきた感じなんですね。
そういうことですね。
その中でもですね、
特に本当にもう代表的なバーということで、
フランクさん、フランクバーというバーをご紹介したいと思います。
48:03
こちらはですね、先ほどの季節料理作家さんから10分弱でいけるんですけれども、
なんといってもすごいのがこのマスターなんですね。
この方、正確な年齢は存じ上げないんですけれども、
本当におそらく80歳くらいのレジェンドです、本当に。
写真載ってますね。
はい。
80歳。
おそらくそれくらいなはずですね、レジェンドで。
おそらくお店は確か50数年も経由してある。
そんなあるんだ。
というもうヌマズのバー文化の生きし引きというか、本当に象徴的な存在です。
特にですね、ドリンクの特質すべきところとしては、
これは期間限定なんですけれども、シシリアンドライバーというオリジナルカクテルがあります。
これはヌマズって温暖な気候ですので、柑橘類の生産が盛んなんですけれども、
その一つであるブラッドオレンジを使ったカクテルなので、色が本当にもう朱色というか真っ赤。
それをウォッカベースでやった、いわゆるスクリュードライバーと、
このオリジナルシシリアンドライバー、ブラッドオレンジを使ったスクリュードライバーといったようなイメージらしいです。
これ、すごい色がまず映えると言っちゃあれですけれども、特徴的なのに加えて、
この柑橘の旨み甘みというのがすごく濃縮されていて濃厚なんですけれども、
それをうまくやっぱりお酒と混ぜ合わせることで、
それが変に残らず、爽やかな飲み口で、その凝集された甘みだけを堪能できるという、
本当に僕これ飲んですごく感動しました。
やはり沼津という土地柄というのももちろん大きいと思いますね。
それに適したお酒の文化とこうした農作物があるということですね。
期間限定なのでちょっと行くタイミングによってはという感じなんですけれども、
そういったお店で、あとはもうやはり本当にもうこのマスターがすごく素敵な方で、
かっこいいですよ。すごくレジェンドなのでちょっと一見緊張しちゃうんですけれども、
すごく明るい方で、本当に文字通りフランクなんですよ。
親しみやすくてそんな全然こっちがバーって言うとちょっと緊張もしますけれども、
それをうまく解きほぐしてくださって、かついろいろ土地のことだったりお酒のことだったり、
もちろんそれ以外のこともお話もしてくださる方で、
そういった意味でもやっぱりお酒を楽しむ場としてやっぱり本当に重要なんだなという感じがしますね。
なんか岡田からもすごい優しそうな包んでくれそうな雰囲気が漂ってる。
そうなんですよ。本当に話しやすいって言ったら言ったけど、フランクですね。
横口良さそうだね。
横口です。テーブル席とかも数こそ多くないけれどもありますので、
集団で行ってもカウンターじゃなくても座れる場所はあるという感じです。
51:02
あと特にですね、余談なんですけれども、
バーって我々言ってますが、バーってそもそもどういった語源かって知ってますか?
いや考えたことないな。
当たり前のに結びついちゃうじゃん。
そういう名前としか思ってないわ。
僕もこの店に行く前は正直そう思ってたんですけど、
実はこれも諸説あるという前提ですけれども、
アメリカでこのバーという言葉が生まれたそうなんですが、
その由来というのが、いわゆるカウンターの中とかそばに、
当時の西部の開拓の話とかと思うんですけど、
馬を止めておくためのこういう木の棒、アイスバーのバーだよね。
これを必ず設けておいて、そこに馬を繋いだとか、
あるいは馬じゃなくて、これは人を区切るために、
酔っ払いが変に入ってこないためのバーだったという、いろんな説があるらしいんですけど、
それが実はバーっていうそのものの由来なんですって。
このフランクバーさんだと、いわゆるカウンターには、
これも彫刻がすごいんですけれども、
そのカウンターの前に座席側のところにいわゆるバーがあって、
そこに肘を置きながらカウンターとそのバーを共に使えるっていう、
そういう意味でも本当に本場のバーというか、
語源のバーがそこにある。
再現されてるっていうようなところも含めて、
やはりバーの聖地沼津ならではの体験ができる、すごくお勧めのお店です。
これはちょっとまったりしそう。
でも暗すぎなくて、割と明るい感じのお店なので、その点でもいいですよね。
店の雰囲気としては喫茶店みたいな感じがするね。
そんな感じです。
ここでオリジナルカクテルでも、もちろんウイスキーとかマティーニとかもすごく名物らしいので、
そういったバーで最後に1日を締めるというところで、
そこから徒歩5分くらいかな、駅の周りにあるホテルに帰っていただいて、1日目が終了となります。
じゃあこの1日目を振り返っていきましょうか。
まず11時、朝の11時に新富士インターチェンジに着くようにおのおの家を出てもらって、
そこの新富士インターチェンジから下道に降りてって、車20分ほどでアルバトロス。
これ平仮名だね。
平仮名です。
平仮名でアルバトロスっていうお店で、
藤宮焼きそば、鉄板焼きを食べながらビールなんか飲んじゃったりして、
その後車で12分程度、山宮宣言神社。
これが富士山信仰の原始的な神社。
富士山をやしろの代わりに陽梅する神社ですね。
そこからまた車で12分程度行くと、富士山本宮宣言大社。
54:06
これがもう富士山信仰の総本山っていう感じなのかな。
ここで朱色の車殿とバッグの富士山を見てお参りをしまして、
そこから徒歩1分程度で富士山ハンターズビール宣言大社タップルーム。
ここで富士山の恵みである水とか農作物を使ったクラフトビール。
そしてその陣にいるジビエの食べ物なんかを。
ごめんなさいちょっと補足なんですけど、
こちらのタップルーム、夜はやってるんですが日中オープンするのは、
今この収録当時の情報ですけれども土日のみらしいので、
これはあくまでも土日のモデルコースとして見ていただけると嬉しいです。
平日だと昼間はやってない。
今のところそのようですね。
じゃあそこはちょっと注意してもらって。
そこでジビエとビールを楽しむ。
そこから徒歩8分で静岡県富士山世界遺産センター。
これはもう本当に富士山を知るための体感をしながら知識も得られる。
そして建物も美しい。
そこから徒歩5分駐車場に車を通りに行って、そこから沼津に移動します。
沼津駅近くのホテルをどんどん探してもらって、そこにチェックインします。
そこから駅前ビール工場立派部流沼津さん。
ここでもう本当に多種多様なクラフトビールを、新鮮なビールをいただく。
これも言い忘れちゃったんですけど、やはり富士山の副流水を使って仕込んでおりますので、
富士山の恵みの一つ。
あと季節料理自作さん。
ここで沼津の魚、沼津の日本酒、これをいただく。
もう富士山と沼津の恵みをたくさんいただく晩御飯って感じだよね。
そして最後締めにフランクバーに行ってもらって、そのバー文化に触れてもらうと。
そしてそこから歩いてホテルに帰ってもらって、1日目終了という感じですね。
これやっぱ基本ドライブだけど、基本的にはもう何とかしてもらって。
お酒の猫とはちょっと何とかメンバー選定から踏まえて。
半身運転はくれぐれもしないように。
それだけはダメですね。
この番組ではお便りを募集しています。
聞いていただいているプラットフォームの番組概要欄にお便りフォームのURLを記載しています。
そのURLを開くとGoogleフォームに飛びますのでそこからお送りください。
番組の感想、質問、リクエスト、旅の情報などなど何でも結構ですのでお気軽にお願いいたします。
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それからですね、前回まで多分紹介してなかったと思うんですけど、
我々のX、インスタ、それからあとはるやの個人的な旅行情報を載せているインスタがあるんですね。
歴史好きの方へ向けた個人アカウントが作っていて、
そこはスポットごとにご紹介をしているアカウントがあります。
本当に編集者の熱量を込めまくっている感じが。
インスタというメディアにふさわしくない文章だらけなので、
読み物として読んでいただけると、もし興味があれば、
はなきんアンダーバー小桜とはなきん小桜です。
それらSNSのアカウントですね、そちらも概要欄に記載しておりますのでそこから覗いてみて、
よかったらフォローなんかしてもらったりとか、
あとこの番組自体のフォローもぜひよろしくお願いします。
それではこの辺にしておきましょうか。
はい。
ということでありがとうございました。
ありがとうございました。
58:33

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