“祈りの回廊”を巡る緑のドライブ 奈良の山寺と神秘の痕跡2日目
奈良県の南半分を占める“山の領域”。
その美しい山並みを、都の人々は古代から仰ぎ、畏れ、敬ってきました。山と都の接続する領域には、個性的な社寺や芸術が出現。今日にまで受け継がれるそれらのスポットは、さながら日本人の心の歴史を映し出すものです。
仏像、アート、薬など、自然との関わりが生んだ“神秘の痕跡”を巡るショートドライブへ。
【目次】
〜 前回の振り返り
〜 信じて仰ぐ“祈りの回廊” 【長谷寺】
〜 長谷寺が結ぶ縁について
〜 文化財の宝庫である至高の山寺 【室生寺】
〜 “アート・アルカディア計画”とは何か? 【室生山上公園芸術の森】
〜 ★歴オタ話★ 古代史の大いなる謎に迫る“太陽の道”
〜 “大和肉鶏”の弾力を噛みしめて 【鳥専笑楽】
〜 日本の健康はこの街が支えた 【宇陀松山】
〜 ★歴オタ話★ 日本人が見出した“神秘の痕跡”
〜 本草学の沸騰を伝える 【森野旧薬園】
〜 発祥の地で触れる“デザイナーズ・ソウメン” 【三輪山本】
〜 1日の振り返り
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大人になりたい旅がしたい。この番組では、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が、大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介しながらお話をしていきます。
内田です。
はるやです。
今回は、祈りの回廊を巡る緑のドライブ、奈良の山寺と神秘の痕跡の2日目。
ちょっとタイトルやりすぎましたね。これどう見てもちょっと気合い入りすぎてますね。改めて見るとね。
神秘の痕跡がすごいね。
これ後で理由は話すんですけど、何が痕跡なのかという話なんですけど。
それが分かる2日目ってことですね。
のはずです。
前回は、お宿で終わったんですね。
山戸屋さん。
で、ちょっと早めにチェックインして、この2日目のためにゆったり過ごそうっていう感じで終わりましたけど。
今回の内容が本丸っていう感じなんですかね。
そうですね。1日目はちょっとスタンバイメイっていった感じはありますね。
ゆったり過ごしたね。
はい。
じゃあその神秘の痕跡が分かる2日目ですね。
じゃあお願いします。
タイトルにですね、祈りの回廊というものを最初に挙げたんですけれども。
これは何かというと、奈良県ビジターズビューローさんという、本当に奈良県の公式のですね、観光案内のサイトのテーマから実は取っている。
パクリといえばパクリなんです。
ただこの祈りの回廊というのが、奈良全体の観光案内のキーワードになってはいるんですが。
僕が思うに、おそらくそれをアイディアとして着想したのが、このハセデラなんじゃないかなと。
まさに祈りの回廊なんですよ、これ。
ハセデラというのは結構有名なお寺。
もう本当に奈良を代表する観光地でもあるんですけれども。
それゆえに混むわけですね、普通に行くと。
特にですね、花の御寺と言われますけれども、お花がその季節ごとにすごく綺麗に咲くお寺でもありまして。
中でもすごく有名なのが、このまさに5月頃に咲くボタン。
一番見頃を迎えるわけですね。
なのでこの季節はやはり非常に多くの人がここを目指すということになります。
ですが、ここであえて我々はそれをうまく混雑を回避することで、
ハセデラが持つ本当の魅力になるべく迫っていきたいと思いまして、
あえてこのようなプランにしました。
どうするかということなんですけれども、
実はですね、ハセデラさんはですね、通常の拝観時間は、
確か朝の9時半だったか9時だったかちょっと忘れてしまったんですが、
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いわゆる普通の観光地の拝観時間なんですけれども、
それとは別に早朝言行というものをやっていらっしゃいまして、
これは朝の6時半とか7時からなんですけれども、
ハセデラにいらっしゃるお坊さんが、
実際にその修行の一環として、
お経を読み上げたり、参拝をしたりという行事があるんですけれども、
我々はね、イメージがつきますよ。
そうなんですよ。
あの時も朝早かったでしょ、すごく。
3時起きとかだったでしょ。
我々ね、多分前の回で、
中高が仏教の学校だっていうお話したと思うんですけど、
在学中に3回ぐらいお寺に行きましたね。
泊まるんですよね。
泊まります。
泊まって、一泊して、修行の体験をするわけですよ。
その時は、多分3時とかに起きたよね。
3時起きだったよね、あれ。
朝3時ぐらいに起きて、座禅して、精進料理食べて、雑勤掛けみたいな。
いわゆる本当に修行僧の方と同じ生活をしましたよね。
っていう体験をしましたけど、
だからそういう早朝言行、言行ってみんなわかんないのかな。
勤務の勤に行うですね。
修行ですよね、朝の修行ということですね。
朝のお勤めとかもね。
そのお勤めの勤めるが勤務の勤ですよね。
そうなんです、まさにあのイメージですよ。
それを朝6時半にやってるんだ。
当然のことながら、朝6時半に長谷寺に着くってよほどのことじゃないですか。
なかなか難しいね。
難しいと思うんですよ。
だからこそ前日にこの大和屋さんに泊まっておいたということなんですね。
なるほど、真ん前って言ってたもんね。
真ん前です、本当に目の前です。
で、早朝言行に行きますと、
当然まだ観光客の方もそんなにお見えになってないので、
いないだろうね。
本当に静かな環境で見学ができる。
で、実際にやると、
長谷寺というのは神言宗のすごい大きな本山なんですけれども、
そこの実際の信仰までお坊さんがいらっしゃって、
どういったことをやっているのかというのも間近に見られるので、
そういったちょっと楽しさもあったりはしますが、
この長谷寺が今回の祈りの回廊の中核ということにもなりますので、
ここをどういうふうに一番よく見えるかということで、
前日大和屋さんに泊まりました。
朝の早朝言行6時半に行くために、
そうです。
前日ゆっくりしたんだね。
お酒もあえてガンガン飲みたりはせず、
17時の宿に着いて、
お料理をいただいて、早めに寝ると。
静かに寝ると。
そういうことです。
早く起きて長谷寺に行こうと。
確かにお寺に行っても、
実際の修行をしている姿は見れないもんね。
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普通は見られないですよね。
普通は見れるんだね。
今思えば我々の三次置きも貴重なものではありましたよね。
貴重だよね。
普通に置きませんか、三次なんか。
やりたいかっていうと、またそれは別だけど、
貴重ではある。
貴重ではある。
長谷寺の場合は、それをやる意味が僕は結構大きいかと思いますので、
このお勧めをさせていただきました。
長谷寺というお寺なんですけれども、
これが一体何なのかという、
なぜ有名なのかということなんですが、
長谷寺という地域は、
コモリクっていう別名があるんですね。
アイショウと言っちゃう。
コモリクというのは何かっていうと、
隠れる国と書いてコモリクと読むんです。
その二文字でコモリクって。
ちょっと特殊な読み方ですね。
今の漢字とかでは全然違う。
それの意味するところは、
これも推測ではありますが、
おそらく山に覆われて、
平地の人から見たら、
謎の神秘のベールに包まれているような一体だった。
というのがおそらくこの隠れた国、
コモリクだったと思うんですね。
そこに、やはり神秘的な要素というのを、
大宮神社しっかり見出していたと思うので、
お寺が作られた。
本尊は先ほど、前回か。
松林寺の十一面観音の話をしましたけれども、
ここもやはり十一面観音という像が、
御本尊になっています。
ただ、何より驚かれるのは、
とにかく大きいんですよ。
その像が。
なんと造高10メートル強。
え、高っ。
当然届くとかそういうレベルじゃないんですね。
長谷寺というのは、
本尊が崖の上に立てられているような、
清水寺の本堂みたいなのに近い感じなんですけれども。
建物の要は、
上から下まで目いっぱい使って、
御本尊を安置しているというような感じなんです。
山の斜面を利用している。
そうです。
だから普通に行くと、
我々はこのお顔の部分しかほぼ見えないんですよ。
なるほどね。
ところが特別範囲観の時に行くと、
その地下みたいなところをくぐって、
お堂の裏側の方に地下をくぐっていくと、
ようやく足元にたどり着けるっていうぐらいの大きなものなんですね。
今安置されているものは室町時代のものと言われていますけれども、
それ以前にも奈良時代の時から、
この大木を使ってこの十一面観音像が彫られたという伝説があって。
それが古来多くの人を引きつけてきた。
長谷寺というのはこの十一面観音の御履歴が本当にありがたいものだということで、
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歴史上の偉人も多く参拝しています。
例えば源氏物語とかって今年の大河ドラマにもありますけど、
その場面においても長谷寺に参拝したことが、
一つ物語の歯車を大きく動かす事件だったりもして、
それぐらい当時の京都の人、あるいは奈良の人にとっても、
ここに猛出るというのは本当に重要な出来事だった。
なので信仰というものの本当に主要なトピックだったということですよね。
ただ他にこの見どころとしては、
この御本尊が安置されているところに行くまでに、
祈りの回廊があるんですね。
タイトルにあるやつ。
祈りの回廊、要はこの本堂へ向けて登っていく階段に、
木の屋根というか覆いがついていて、
それがその傾斜と遠近感が、
すごい絶妙なバランスで引き込まれていくんですよ。
すごい長く感じるね。
長いですこれ。
だけどちょっとトンネルをくぐっていくような怪しさもあったりして、
これがまさに回廊だなと思うので、
僕はここから祈りの回廊って取ったのかななんて想像をしています。
まさにこれで祈りに向かっていく回廊なわけだよね。
まさにそうです。
ここも本当に写真を撮るにあたってもすごいいいフォトスポットで、
下から覗き込むように撮ると遠近感がすごいダイナミックで人気なんですけど、
やっぱりそれも人がいないからこそそうやって撮れるというところもあるので、
早朝に行く価値がそこにもある。
もちろん本堂の方でお坊さんたちの修行の姿を見れるというのも大きな価値ではありますが、
というところにもあります。
これがもうタイトルにもある祈りの回廊であると。
本当にそれだけこのハセデラというのは日本の仏教の信仰においてすごく大きな役割を果たしているんですが、
実はこれ僕自身もかつて大学1年生の時にここに行った時に、
その例の特別配管で尾身足のところまで行ったんですよ。
それで僕は感動しちゃってうんうんなってたところ、
その受付の係の方がすごくご好意でいろいろ車に乗せて帰り送ってくれる。
年代も近かったというのもあるんですけど、
それでいろいろドライブにそのまま駅まで送ってくれるはずだったんですけど、
その方がすごい親切な方で、
いろいろ奈良のお勧めスポットをこれから一緒に巡ろうみたいな感じになって、
先ほどの大宮神社もそれで僕初めて連れて行ってもらったんですね。
それで結局夜ご飯もご馳走になったりして、
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それでこのハセデラをきっかけに、
すごい人の親切に触れたりというので、
今でもそのことは本当に一生忘れられない思い出になってるんですけれども、
そういった人の応援が実際僕もハセデラで行ったことで偶然にもできたっていうのもちょっとあって、
昔の人もすごくここにご縁というか、そういったものを見せてみて、
いろんな人が参拝していたっていうのも自分自身も実感した部分がありまして、
僕もハセデラに行ってその方の親切に触れて以来、
ならっていうものに特別な思い入れと興味を持つようになりましたね。
なのでそういったところもあって、このハセデラにはすごく個人的な思い入れも強いです。
すごい、ハリアっていろんなとこでいろんな縁を持って帰ってくるよね。
まあでもありがたいですよね。
でもやっぱりこのハセデラのその方に関してはちょっともう特別でした。
その後も結局東京とか、あと福岡とかでも実はちょっと会ったりもして、
本当に旅先でできた縁としては、
なかなか強い縁だね。
強いし、ありがたいですね。
本当にそうやっていつも親切にしてくださることが。
ちょっと雑なんですけど。
ハセデラは十分に朝見終わった後には、
大和屋さんに帰って朝食をいただくと。
なるほど。
そこからこれも朝早めのちょっと観光に行くわけですが、
もう一つ今回結構大きなポイントとして挙げているのが、
ムロウ寺というお寺になります。
これもハセデラから車で25分くらいのところにあるんですけれども、
やはりこの奈良の山の信仰文化というのを見る上では、
欠かせない特別なお寺です。
ここは何よりやはり山の中にあるっていうその雰囲気が、
ちょっと別格ですね。
すごいですここは本当に。
山寺、日本のいろいろ山寺ってありますけれども、
ちょっとここは特別ですね。
本当にこの山と一体化しているお寺なんですけれども、
山の登山道の中にこういう五重の塔が突然現れたりするんですよ。
すぐ隣が森な感じだ。
そう、森に囲われてるんです。
だからこういった本来この塔がなかったら、
もう大木に覆われてた中に、
突然この塔を作ったっていう昔の人もすごいなと思いますし、
それをこうよく残しているなっていうのもやっぱりすごいと思って、
ちょっとここの五重の塔が突然現れる感じとかはですね、
なかなかちょっと言葉にはできない感動と衝撃ですね。
これがなんか塔なのも木の縦のラインと並んでて、
まさに。
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不思議な一体感がある感じ。
そうなんですよ。
本当にそうで、もっと言うと、
この今ちょっと写真では見えてないんですが、
この塔の下もですね、実は階段になっていて、
これちょっと僕のインスタを今内田に渡したんですけども、
その角度すごいと思いませんか?
もうあの階段の下から見上げて撮ってるんだけど、
階段と五重の塔が一体となって縦に並んでる感じ。
そう、これもやっぱり見せ方をすごく細かな計算に基づいてると思うんですよね。
もうなんか横幅とかきっちり一緒だもんね。
そうなんですよ。
すごい。
これやっぱり昔の人のこの空間デザインというか、
そういったものに対する気構え、やる気の満ちた感じっていうのは、
ちょっとおそらく現代人が想像しているよりも、
遥かに緻密な計算と感動を色々と考えた上での結果だったんだろうと。
確かに現代の空間デザインって言われると、
建物の中の空間をいかに使うかみたいなイメージなんだけど、
これはもう森を空間に取り込んで、取り込んでというか、
森の中にどう作るかっていう考え方だよね。
そうなんです。
やっぱりそれは仏教の信仰とかでももちろん関わってくると思うんですけど、
やはりすごいなとシンプルに思います。
この五十の塔が一番クローズアップはされるんですけれども、
実はこの室児さんは、そもそも持っている文化財の数もすごいんですね。
ここも文化財がすごい。
特に平安時代初期に作られたと言われている仏様が本当に多く、
そして保存状態がめちゃくちゃいい。
まだ着色して残ってるんです。
すごいね。
これが混同と言われる建物に保存されていたものだったりとか、
いろんなお堂にそれぞれの時代の傑作が残っているんですけれども、
これがこうした山の中に残っているということもやっぱりすごくて、
像によっては今宝物館にあるものとお堂にあるものがあるんですけれども、
その自然光の中でまだ着色されている状態のものを見れるというのは、
本当に昔の人が見せようとしたものがまだダイレクトに残っている。
すごいな。
この点においてもやっぱり特別なお寺だと思いますね。
仏像って意外と気づいていない人いるかもしれないけど、
もう色取れちゃってるのがほとんどなんでね。
基本は取れてます。
そうだよね。
だから多分着色されている状態ってあんまりイメージしづらい。
そう思いますね。
だけどそれがもうここにあるんだね。
もちろん古びているところはあるので、
全部が全部当時のままではないんですけど、
どういう色使いをしたのかな、どういう風に見せようとしたのかなっていうのは、
よくわかるような状態には残っているような気がしますね。
それはちょっと見てみたいな。
18:02
そしてその仏様の後ろに描かれている絵だとか、
一つ一つを撮っても、
なんというのか、
本当に魅惑的というか、怪しさと美しさをここまで両立できるかというですね。
マンダラみたいな絵が後ろに書いてある。
そうですね。
というちょっともうここはとにかく言っていただくしか正直ないんですけれども。
なんか不思議な魅力っていうのはわかるな。
なかなか他にはないようなお寺ですね。
もちろん仏様だったり五重の塔もいいんですけど、
さらに体力に自信のある方は、
この五重の塔を越えた先にですね、
奥の院と言われているさらにちょっと奥のお堂があって、
そこに行くまでを一つ谷を越えて、
歩いておそらく15分くらいなんですけど、
谷を越え山を越えみたいな、
本当に自然の山の中に自分が迷い込んでいくっていう、
そのアプローチを自分も体感できるんです。
その先には奥の院と呼ばれているお堂があるんですけれども、
そこへ行くまでにもですね、
その昔の人が何に神秘の痕跡と言いましたけれども、
信仰を求めたかっていうのがわかるようなものが至るところに、
その痕跡が残っていて、
ちょっとそれはなんかゾッとするような、
ちょっと怖さと言ったら違うんですけど、
ちょっと緊張感を持たせるようなですね、特別なちょっと道ですね。
地図に載ってるけど、
確かに入り口から本堂があって、
それをまた越えて、
これ地図上だと省略されてるけど、
そうですね、むろおじのホームページではそうなってますね。
ここに谷があって、それを越えていくんだ。
そうです。
谷というとロッククライミングとかじゃなくて、
全然階段があるだけなんですけれども、
結構登り下りはあるので、
見客の方はぜひという感じです。
あとお時間に余裕のある方という感じですね。
急な石段を登り切るとってもう書いてあるもんね。
本当にその通りです。
それ以外は何者でもない。
ただそこに行くまでにもやっぱり本当に森の中を、
だから主役は森なんですよね、むろおじにおいては。
その中に突然そういった人工物が現れるっていうのが、
すごく不思議な感じがします。
独特な雰囲気を感じるね。
で、むろおじの参拝を終わりましたら、
そこから車で5分ほどのところにですね、
むろお三条公園芸術の森という美術館があります。
野外美術館なんですね、これね。
雨だとちょっとやや厳しいんだけど、晴れていたらぜひという感じです。
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先ほど内田がですね、五重塔のところとかで、
自然の中に森を活かして取り込んでみたいな話だと思うんですけど、
まさにそのエッセンスを受け継いでいるのがこれなんですね。
それを芸術に転用している感じなのかな。
そういうことなんです。
これはですね、誰が何のために作ったかということなんですけれども、
このむろお出身の井上武吉さんという彫刻家、
もうお亡くなりになった方ですが、がいらっしゃって、
その方が日本のこの山の方が仮想化してしまっている現状を見て、
何かしらの地域起こしというか、魅力を作っていかないとダメだと考えた時に、
この方は彫刻家で芸術家だったので、
そのむろおの、おそらくやっぱりむろお寺も意識したんじゃないかなと思うんですけど、
その山、自然の中に突然人工物が現れるっていうその感動と驚きっていうのを、
現代的な観点でも作ろうとされたというふうに僕は推察しています。
なるほど、じゃあ現代版むろお寺みたいな感じなのかな。
ある意味そういうことかもしれない。
それをちょっとかっこいい名前にアートアルカディア計画といって、
実際行政もそれにやろうということで決めたんですね。
この井上さんは実は我々にちょっと馴染みがあるところで言うと、
箱根にある彫刻の森美術館っていうのがあるところで、
あれを作った方でもあるんですよ。
そうなんだ。
だからこの野外美術館とかを作るのはある意味プロフェッショナルとか、
そういった方でもあります。
ところがですね、残念ながら井上さんはこれを設計している途中に病気で亡くなってしまうんですね。
なので途中で主役がいなくなってしまったんですけれども、
それを受け継いだのがダニカラバンさんというやはり彫刻家で、
この方はイスラエルの方です。
日本の人じゃないんだね。
そうなんですよ。井上さんと信仰のあった方で、
こういった野外美術館とか環境芸術って言いますけれども、
そういった自然とアートの一体させるものの、
これも本当に第一人者だった。
この方が井上さんのあるいはムローの魅力をという志にすごい感銘を受けたそうで、
自らこれの引き継いで、井上さんの意思を引き継いで設計を進めたというものになっています。
見どころとしてはですね、やはりこの野外アートということで、
先ほどムロー寺が主に建築物でしたけれども、
昔の建築物でしたけれども、
ちょっと現代的な前衛的な文様とか、
あるいはちょっとそのモニュメントがこの森の中に置いてあるというのが面白いところですね。
よく有名なところで言うと、このちょうど波の形で、
何というのかなこれはね。
これは波線型の道が伸びていて、
24:05
その先が渦巻き状になっている感じかな。
そうですね。これ一言で言うと映えるじゃないですか。
非常に。よりもちょっと縦で広角で見るとこういう感じなわけです。
森の中に一本これ金木犀だったと思うんですけど、木が立っていて、
そこから不思議な波々模様と渦巻きが自分の方に伸びてきている。
ここ入れますので、そこに前に立って写真を撮るとかいうのは結構インスタグラムとかでも人気のあるカットかなと思います。
これ不思議な感じだね。
不思議だよね。
何とも言えない。
そうそうそう。
意味ありげな感じに見えるし。
これぜひ花巾小桜に写真載ってますから。
はい。
見てみてくださいこれ。
はい。
やっぱりアートということで正解が何かというのはわからないというか、もしかしたらないのかもしれないんですけど、
いずれにせよこれに代表されるように、この森の中に不思議な現代アートが置いてあって、
それを楽しみながら写真も撮りながら回遊もできるという野外美術館ならではの爽やかな気候の中で楽しみたいなと。
なのでいつの季節もいいんですけど、特にやっぱり緑が色づいてかつ暑すぎない5月ぐらいが一番僕はベストなのかなと思いました。
野外美術館ってこう、美術館よりより開放的にリラックスして楽しめる感じがあるよね。
そうだよね。そう思いますね。
結構お客さん、僕の印象だとかなり若い方が多いような気がします。
20代30代の、それこそカップルでとか、女性で何人かのグループでとかいう方が多かったような気がしますね。
まあ映えるしね。
映えますよ。これだけじゃないんですよ。しかも色々本当に色んなアートが顕在しているので。
かつそれぞれがですね、やっぱり意味があるんですね。特に太陽の道っていうものがあるんですけど、これは北緯34度32部っていうものを実はですね、太陽の道と言い表しているんです。
なにか意味があるのかなこれは。
これは非常に不思議な話なんで今でも謎なんですけれども、実はこの北緯34度32部には日本の歴史とか信仰に関わる神社とかお寺がこの一線に並んでるんです。
これは三重県の伊勢神宮の方から始まって、さっきの室尾寺、長谷寺、あとはこの三条現実公園も通っているわけですね。
あとは一節には卑弥呼の墓と言われている奈良県の橋墓古墳とかっていう早々たる古代遺跡とか神社とかお寺がこの一線にあえてなのか偶然なのかわからないが並んでいるという事実があるんですよ。
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これを昭和時代のとある歴史研究家がこれは何か必然的な意味合いがあった。つまり昔の人は緯度経度まで観測した上で何かを建ててたんじゃないかっていうような説があって、それを太陽の道と言い表している。
それを利用した後もあるってことだね。
そうですね。おそらくダニカラマンさんあるいは井上さんがこの太陽の道がこの敷地の中を通るということをわかっていたはずなので、それを示すためのアートが実際に作られている。
へえ、不思議。
これはわからないです。本当に今もなぜなのかは。
それか何か要因があるところがたまたま34の32分になったのかもしれないし。
やっぱり何かしらの必然的な何かはあったはずなんですよね。わざわざ。だって山の中にあんなお堂を建てたりってもう大変じゃないですか労力として。
だからやっぱり何か大宮神社とかの話もありましたけど、当時の日本人がそういったお堂建てよう神社建てようって思わせる何かがそこにあったはずなんですが、ちょっと僕にはまだそこは正直正解はわからないです。
まあでも偶然ではないんだろうなっていう感じだよね。
そんな気はするよね。なのでそういった地域の歴史信仰とかっていういろんなエッセンスが縦横無尽にここには実は駆け巡らされている。
実際に今そうしたインスタグラムとかのあれもあって、若い人もこの芸術行為を目指して無労にわざわざ入ってくるということで、このダニカラバンさんもうなくなってしまいましたが、井上さんとこのダニカラバンさんの当初の頃ね、森の中でこの地域を活性化させようというところもある程度は今形になっているのかなというような気もいたします。
でここでちょっとね午前中結構詰め込んだのでお昼を食べに行きたいと思いますね。車で30分ほど行ったところにある道の駅宇田寺大宇田というですね。
不思議な名前だ。
宇田というのがこの辺の地域名なんですけども、そこにちょっと車を置いて、そこから徒歩1分のところにある鳥船省楽さんというところに行きたいと思います。
笑う楽しいで省楽。
鳥の専門で笑う楽しいですね。
昨日がですね結構うなぎそしてヘルシーな入面とかだったので、ここで割とちょっとがっつり系の食事も食べたいなと思いまして、ここはですね鳥料理の専門店なんですね。
もう店名がそうだもんね。
ランチで言いますと、唐揚げだったりあるいは鉄板焼きだったり塩焼きだったりという、鶏肉をあらゆる方法で楽しめるいろんな選択肢が用意されてる。
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なるほど。うまそう。
これ正直テーマによっては間違いなくビールだったなと思う。
そうだね。
ちょっと残念ながら僕実はここ一人でしか行ったことがなくて、必ず運転してたので、ちょっと残念ながらビールここに飲んでもないんですけれども。
いやーでもうまそうだな。鶏が焼いてるのにネギがちょっと乗ってたりとか。
そう、このタレがねまたすごくおいしいんですよ。
おーおいしそうだなこれ。
しかも味も選べたりしてね。だからお二人で行かれるんだったらそれぞれの味で試してみてもいいかもしれない。
シェアしてね。塩っぽいのもあるね。
そうそうそう。
うわーうまそう。で、いろいろ福祉に刺さってる焼き鳥なんかもあったりとか。
そうですね。これは夜もやってるんで、もしかしたら夜のメニューかもしれないけど、でもあったはずです。
これ大和肉鳥っていうのがあるの?
奈良県の地鳥なんですけど、大和の肉の鳥と書いてその鳥扱いもあるので、この地域ならではの地鳥を楽しめる。すごい良いお店です。
その鳥聞いたことなかったな。
うん。これね奈良県に行くと結構奈良市内とかでもここの焼き鳥とかもあるんですけれども、すごくこういい意味でこうパンパンに張り詰めたような弾力のあるような僕は印象です。
ぷりっぷりな感じ。
ぷりっぷりですね。それをこうね、から揚げ、何にしてももちろん美味しいんですけど、その専門店でいただけるというのは非常に美味しいです。ここは。
なるほどね。鳥とご飯とお吸い物みたいな定食になってますね。
朝ごはんもねちょっと早かったり、いろいろ朝から結構ガンガン見たので、ここでしっかりボリュームのあるものを食べておいた方がいいかなと思います。
いいですね。
なぜこのエリアに来たかということなんですけれども、実はですね、ここの鳥船省楽さんからさらに歩いて5分ほど行ったところに宇田松山という城下町があります。
ここは昔の江戸時代とかの建築だったりをまだそのまま残している、いわゆる建築の保存地区になるんですけれども、ここをちょっとノスタルジックなお散歩をしたいなという感じです。
宇田松山というのは、中世からいろいろお城があったりして、この一帯の中心地であったんですけれども、もう一つですね、今ここを語る上で欠かせないのが製薬の聖地なんですね。
薬です。
薬。
これですね、この事実を知ると僕はすごく驚いたんですけれども、この宇田松山の本当に狭い区画なんですが、そこから排出している偉人というか、実業家というのが老都製薬、アステラス製薬、つむら、この辺のいわゆる僕たちが誰でも知ってる日本製薬会社はここから排出してるんです。
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じゃあもう今の日本の製薬があるのはここがルーツなんだ。
そうです。特に老都製薬とつむらさんは、これ創業者が実の兄弟なんですね。
そうなんだ。
そうそう。でこれがその宇田松山の薬老爺さんのご兄弟がそれぞれの会社を開かれた。もちろん会社の名前とかいろいろ今の名前じゃないんですけれども、ルーツをたどるとそういうことになる。
っていう結構これ驚きました僕は。想像たる。
そうだよね。もう誰でも知ってる名前だもんね。
そう、だから宇田の花粉症の薬とかももしかしたらと思ったんですよね。
そうだったかな。俺もちょっと去年が辛すぎてね、俺も初めて医者に行ったんですよ。
処方箋ってこと?
処方箋。それをね今飲み始めてて。今んとこ大丈夫ですね。
これからの時期だからね。
そうそう。でも去年までは市販薬で耐えてたんで。何飲んでたかちょっと忘れちゃったけど。飲んでるだろうね。
そうだと思います。だしそういう処方箋自体にもねやっぱりこういう製薬会社の技術の進歩と、多分いろんな研究もされてると思うんですけど。
そういうのがあって我々の花粉症なのか何なのかが救われているので。
そういう意味で言ってこの宇田松山というのは本当に小さな城下町ですが、今の日本に果たした貢献度というのは非常に大きい。
そうだね。我々の健康を支えてくれてくれる。
本当そうなんですよ。実際この松山の城下町の中にはそういった薬に関するスポットが残ってます。
今の中でいうとアステラ製薬を創業したルーツになっている藤沢さんという方がいるんですけれども、その方の母方の実家が今治療館になっていて、
その宇田松山がどうして薬の聖地になっていったのかという歴史だったり、今のアステラスに至るまでのいろんな薬の開発だったり宣伝の話とかもいろいろあっていますね。
あとはそもそもなんでここが製薬の聖地になったのかという話なんですけれども、
それは気になるね。
これはすごい古代の話なんですが、どうもここで薬狩りというものが行われて、いわゆる薬草とかそういったものがこの辺に多く自生していたようなんですね。
そうかそうか。今我々が薬って聞くと、人が作ってるんでしょって思ってるから想像つきづらいけど、
確かに昔は薬は草とか薬草から作ってるから、それを買ってたんだ。
狩猟の採集してたわけですね。というのが古代から行われていた。
僕が神秘の鉱石って両両しいタイトルつけた一つの理由がこれでして、
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要は生き死に行って誰しも訪れるものではありますけれども、それを逆らえない運命のはずなのに、一時的に好転させる、あるいは止めることができるっていうのが薬だと思うんですよね。
そうですね。
これって今我々はもう当たり前なんですけど、冷静に考えると多分古代の人ってそれにすごく驚いたんじゃないかなって思うんですよ。
神に抗う行為ではあるのか。
というか、要は誰しもが逆らえないはずの、逆らえはしないんですけど結局最後はね。
それに抵抗していく感じだよね。
要はそれもまた人知を超えた何かだという風に。
そうかそうか。
それがこの奈良の大和の国のこういった山の中に、そういった神秘的なっておそらく当時の人は思ったであろう薬草とかっていうのがここに自生していたなぜか。
確かに。
これが要は薬というアイテムを考えていくと、実はこれはまあおそらく当時の人のインパクトってのはすごく大きくて、だからこそ今のね、この宇田松山にずっと製薬の聖地としても受け継がれていったポイントだったのかなという風に思うわけですね。
そういうものと信仰のシンボルである自社仏閣がこう近接してるっていうのがまた不思議な感じ。
だからやっぱりいろんな関係性があるんだろうね。今はちょっとお伺いしれないような部分において。
実際もう一つの見どころとして森野旧薬園っていうところがあるんですが、ここは現在も薬草園として薬草を栽培しているんです。
森野さんというのは元々この辺りに住んでいた江戸時代からに住んでた方の名前なんですけれども、江戸時代の後期に本造学っていうブックの本に草は薬草のそうですね、で学ぶと書いて、今でいう薬学、自然科学の分野が大流行した時期があったんですよ。
それはちょっと西洋の影響とかもあって、その神秘のコンセプトだった薬をさらに進化させようとした人たちがたくさん出てきた時代があったんです。
その時に幕府もそれを大変重んじて、当時解体神書とか医学の発達というのもありましたので、それとセットになってジェネレーションを起こしていくんですけれども、その時にやっぱり薬草を取るなら松山だろうということになって、公共治療としてこの薬草を狩りに行くんです。幕府の人が。
その時にこの森野さんがすごい優れた道案内をして、結果幕府のこの薬草採集に大きな貢献をしたということで、認められて実際薬草園をこの人に開くことを許したということで、その薬草園が今も残ってるんです。
39:04
っていうねすごくマニアックなんだけど、ちょっと面白いんですよ。この薬ってものだけでどれだけ多くの人がいろんなことを考えて手間をかけて、そしてそれを歴史に残したかというのがですね。
それは確かに薬は大事だよね。薬がなかったら我々もね、もしかしたら死んでたかもしれないわけですよ。
そういう薬草を今でもここで作ってるんですか。
実際にその薬草園も見学できるんですね。あとはその本造学っていうものが流行した時の当時のこの資料だったり、どれだけのこう本当に面白くてこの資料が、本当に薬草の図鑑みたいなのを一生懸命絵で描いたりとか、これはどこで取れたどこで取れたってコレクション箱みたいなものが残ってたりして、
本当に薬作りというものにすごい情熱を注いだ人たちが昔はいたんだなということでね。面白いです。非常にちょっとコアだ。コアですが面白い資料感がありますし、あとは今ですね、ここなんで最後に言ったかっていうと、今実はここはくず餅のすごい有名なお店になっていて、ショッピングもできるんですね。
この吉野とか奈良の中南部っていうのはくず餅が有名で、それの売店がこの中にあるので、最後のお土産にこれも買っていけるというところもあります。
最後ですね、もう奈良市内の方に戻っていきますが、車で30分ほど行って、その前日に行った大三和神社の近くに戻りますと、三和山本という手延べそうめんの会社さんがあります。
昨日の夜に入面を宿でいただいたと思いますが、そうしたものでもし味が気に入ったなと思ったらこちらで、ここだけじゃなくていろいろメーカーさんあるんですけれども、こちらでおそうめんとか入面の麺をお土産に買っていくのがおすすめです。
たくさんね、メーカーさんはあるんですけれども、なぜここをあえてピックアップしたかというと、このショップ自体がですね、すごいおしゃれなんですよ。
なんかこれパッケージもすごいロゴとか凝ってる感じだね。
このロゴ誰が作ったと思いますか?
ええ?いやちょっとわかんないな。
これですね、佐藤柏さんってわかりますか?
知ってますよ。
あの方が作ったんですよ、このロゴとか全て。
ええ、なるほどね、それはおしゃれなわけだ。
このちょっとね、あの繊細ですごく頼りない感じに一見見えるんだけど、すごくシャープで文字を決める感じがね。
洗練されてる感じだね。
洗練されてます、まさにまさに。
佐藤柏さんっていうと、日本で見たことない人はいないぐらいのロゴとかクリエイティブを作ってる人ですよね。
42:11
そうね、もう毎日何かしら見てるよね、この方が作ったものはね。
ね、ユニクロ、セブン&アイホールディングス、あとは日進とか。
そうだね、Tポイントカードも。
はいはいはい。
あと楽天さんか。
うんうんうん。
うんうん。
今治タオルのロゴとか。
GUもだね。
ああそうか、我々今治行きましたよね。
行きましたね、買ったよね今治タオルね。
そうそう、あれお店もすごいスタイリッシュな感じでね、ロゴと合わせて綺麗な感じに整えられてみたいな。
ちょっと話逸れるけど、今治タオルのもちろんロゴもね、すごいんですけど、今治タオルが復活した、あそこまでのものになったっていうのが、実は佐藤柏さんの功績ってすごく大きいらしくて、今後もしあの辺の話をする機会があれば、そのことにも。
そういう人がこのそうめんとかのロゴも作って。
そうなんですね。
すごいですよね。やっぱり内田が今本当に何も見ずに、おそうめんのこのパッケージを見て、これすごいねって言ったのはやっぱりそれだけの引き付ける力があるわけですよね。
なんかがあるんだね。
もちろんこうしたね、パッケージ自体もおしゃれですけれども、ショップに行ってみると、ショップの中にカレー産水底辺があったりとか、ここもすごくシックで洗練されてる、それ以外の形をして出てこないんですけど、ここ行くだけでもすごく面白いです。
ましてね、おそうめんもたくさんありますし、ちょっと今回は時間の関係でショッピングの立ち寄りでしたけれども、レストランも併設されているので、お食事どころでおそうめんとかをいただくこともできます。
東そうめん、乳麺、西乳麺、湯葉山菜乳麺、ウニホタテ乳麺なんてのもある。
すごいいろいろね、乳麺をそうめん一つとっても本当にいろんな見せ方がありますよね。
で、これ白髪って読むのかな?
だかな?白髪だね。
白髪だね。
っていう、この独自のそうめんのブランドなんですかね。
そうだね。
それもいただけるんですね。
なのでここでいただいて、おいしかったなと思ったらそのショップで買って帰るというような効果ですかね。
あのね、保存も効きますし。
そうめんね、そうめんなんかだんだんおいしくなってきたなって感じがする。
わかる。
年々。
そうそうそう。
あのー、すぐにできるのもいいし、夏とかやっぱ重宝しますよね。
45:02
そうなんだよね。
子供の頃別に身に向きもしなかったというか、味気ないなと思ってたんだけど、なんかそれがおいしくなってきたなって気がするね。
薬味とかもちょっと工夫したりしてね。ネギ、生姜。
それ、お土産で買ったりとかしてね。
すごいこれ細いんですよ、三和そうめんって。一般的な大そうめんと比べて。
なので、本当に繊細ですがすごく味は、やっぱり僕は氷で湿めて夏にいただくのが個人的に好きですけど、お土産としてもいいかなという感じです。
とか、ここ発祥の入面もね。
そうですね。そうめん自体が発祥の入面。
そうなんだ。
そう、そうめんというもの自体がここから発祥してる。山本津川、三和という駅だから発祥してる。
なるほどね。
ここでお土産を買って、それからやはり30分ほど北上して出発地であった金鉄奈良駅に、あるいはJR奈良駅に帰って車を返すというところで、この一泊二日は終わりになります。
なるほど。
じゃあ、この二日目を振り返っていきましょう。まず早起きを。
頑張って。
頑張って。
6時半に長谷寺に向かう。長谷寺に6時半に着くように向かう感じですかね。で、そこで早朝権業を見学なんかして、あとは十一面観音竜像も超でかいやつですね。
それのおそらく顔だけですかね。
一般的な時は期間限定で足まで見れる。
足まで見れる。その大きさなんかを目の当たりにしてもらってね。
はい。
そこから大和屋さん、宿に一回戻って朝食をいただく。そして車で30分弱ですかね。で、室王寺に行きます。ここがもう自然の中にあるお寺。自然と一体になったお寺って言っていいのかな。
そうでしょうね。
そういうなんか不思議な雰囲気を感じてもらって。で、そこから来るまで5分、室王山上公園芸術の森。ここがまあさっき言った室王寺の自然と人工物が一体になって存在しているのをまあアートに落とし込んだ感じの野外美術館ですね。
はい。
ここでこの室王寺から続く雰囲気をアートとして楽しんで、まあ映写なんか撮ったりもしてね。
そこから車で30分ちょいで道の駅宇田寺大宇田に車を1回止めて、そこからすぐの鳥仙省楽さん。ここで鳥をいただいてガッツリ目に体力をチャージして。
48:11
はい。
そこから徒歩5分宇田松山。ここでまあ薬の歴史にちょっと触れたりとか、あとはくず餅ですね。ここでお土産を買うもよし。ちょっとまあ散歩的な感じかな。
なんかあのこの街の中におしゃれなカフェとかも結構あるので、国民化をリノベーションした、そういうのも調べていただけると面白いかもしれません。
じゃあまあちょっとおやつ食べたり、散歩ですね。してもらって。そこからまあ車を取りに戻ってもらって、そこから30分弱岩山本さん。まあそうめん。ここで生まれたそうめんですね。
あの地域でね。
うまれたそうめんをまあ食べたりお土産にしたりとかして、そこから車で30分奈良駅に戻ってもらって、ご自宅へ帰っていくという2日目でした。
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ということで、次回はまたちょっとおまけ回。お楽しみに。ということでありがとうございました。
ありがとうございました。
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