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2024-04-25 32:40

#8【奈良】“祈りの回廊”を巡る緑のドライブ Part1

“祈りの回廊”を巡る緑のドライブ 奈良の山寺と神秘の痕跡1日目

奈良県の南半分を占める“山の領域”。

その美しい山並みを、都の人々は古代から仰ぎ、畏れ、敬ってきました。山と都の接続する領域には、個性的な社寺や芸術が出現。今日にまで受け継がれるそれらのスポットは、さながら日本人の心の歴史を映し出すものです。

仏像、アート、薬など、自然との関わりが生んだ“神秘の痕跡”を巡るショートドライブへ。


〜 コーステーマの発表

〜 レジェンド・オブ・ナッツを旅のお供に 【中西ピーナッツ】

〜 パリッじゅわっのうなぎを堪能 【みしまや】

〜 “山の領域”を拝して。大和国一宮 【大神神社】

〜 秘仏が新たな光を背負う 【聖林寺】

〜 歴史を動かした“密談”とは? 【談山神社】

〜 門前町の老舗で翌日にスタンバイ 【大和屋】

〜 1日の振り返り


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大人になりたい旅がしたい。この番組では、旅行とお酒が好きな荒沢男性2人が大人だからこそ知りたい、ちょっとディープな国内旅行のモデルコースを紹介しながらお話をしていきます。
内田です。 春屋です。
今日からまた新しいところのモデルコースを紹介していくんですけども、
さっそく行きますかね。 今回紹介していくコースのタイトルは何でしょうか。
祈りの回廊を巡る緑のドライブ、奈良の山寺と神秘の痕跡です。
神秘的な。 ちょっと量々しくなっちゃいましたけれども。
けど、奈良をドライブで巡っていく。
そうですね。奈良というと一般的に鹿がいたり、東大寺の大仏があったりというイメージかなと思うんですけど、奈良市なんですね、それをあくまでも。
奈良、つまり昔でいう大和の国ですけれども、奈良市は本当に大和の国の一番北の方にあるので、
はずれなんだ。
もう北のね、本当に一番北なんですよ。
その南側むしろ大規模な面積を占めていて、今回は鹿とかは全然出てこなくて、山の方に何があるのかというのをちょっとご紹介していただきたいと。
今回も一泊二日ですね。
なのでこれ配信がちょっと詳細なに言ってわかんないけど、これももしかしたらゴールデンウィークに行けるかも。
そうですね。緑のドライブとかね。
ということで、暑すぎないやはり新緑の時期とか、5月くらいとかが一番いいのかなという想定でおります。
じゃあもう早速紹介、中身の方に見てもらっていいですかね。
はい。
今回はですね、ちょっとシチュエーションとしては、ドライブではあるんですけれども、例えば歴史好きの女性2人とか、ちょっと我々とはね、
全然違うけど。
全然違うんですけれども、ちょっと前回がビールを飲みすぎていたという問題がありまして、
男臭い感じだったね。
なるべく幅を持たせたいと思うので、ちょっとそういったシチュエーションで、なのであんまりお酒をガンガンとかではなくて、
ゆったりとした上品な、かつドライブも長くても30分くらいのショートドライブをつなげていくイメージで考えております。
じゃあ歴史上の方なんかにオススメ。
そうですね。あとお母さんと娘さんとかもいいかもしれません。
旅の出発地は近鉄奈良駅、あるいはJR奈良駅、奈良市の中心部ということにしてあります。
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ここまではJRだったり近鉄だったりで、大阪や京都から来ていただけるという感じかなと。
そうか、だからもうこれは割と関西圏の方にオススメという感じかな。
そうですね。でももちろん東京からでも来られますので、とりあえず午前中に奈良に着いていればいいかなという感じです。
そこで車を借りてというところからスタートになりますが、
ドライブの時にですね、皆さんどういう感じでドライブをするかって人それぞれだと思うんですけれども、
お菓子とかをちょっとこうつまみながらみたいなパターンもあるのかなという。
確かに欲しくなる。
あまり食べちゃうとあれなんだけど、ちょっと眠気覚ましとかでガム噛む方とかもいますけれども、
そういったお供を早速買いに行ってみようと。
ただコンビニで買うんじゃなくて、奈良オリジナルのものを買いたいと。
ご紹介したいのがですね、中西ピーナッツっていうお店なんですけれども、
ここめちゃくちゃ面白いんですよ。
その名の通り、ピーナッツ、豆菓子の専門店のお店さんなんですけれども、
創業は確か100年くらいの本当に老舗なんですが、すごく現代的な遊び心に満ちていて、
その老舗の古さっていうのをいい意味で感じさせない。
面白いです、ここのお店はすごく。
何を買うかというところで、これお土産にもなるので、いきなりお土産にもなっちゃうんですけど。
でもドライブだから最初に買っちゃったもんね。
そこ一つポイントですね。
これ実は内田には買っていってなかったかもしれないんだけど、
よく僕奈良に行った直後に人と会うときはここで調達することが多いんですが。
俺多分もらったな。
あげたっけ?あげた。そうだそうだ。
あれですあれです。あれが中西ピーナッツです。
柿の種とかがですね、柿ピーですねいわゆる。これめちゃくちゃうまいんですよ。
すごい種類あるっぽいよね。
そうなんです。
いわゆる普通の柿ピー塩味のものから辛めのものもあるし、
あと僕がオススメなのは梅塩なんですけれども。
この梅がまたうまくてですね、おつまみにもなるし、ちょっとしたおやつにもなるしというところで、
それをこの写真ね、今見てますけれども、このボリューミーなタンクみたいなものを売ってるんですよ。
これすごいな。
これと左一個。
これでもちょっとおしゃれで、この間友達が結婚した時にはそのご自宅へ遊びに行った時にこれをタンクをガンガンと設置して帰っていきましたけれども。
縦長の透明な筒になってて、なんかラベルはおしゃれな感じになってる。
そうですね。
これも柿ピーなんだね。
柿ピーです。
特別何かすごい何かが全然違うとかっていうよりも、やっぱり味の安定感のある味とボリューミー、そしてコスパ。
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あとはこの中西ピーナッツさんってキャラクターとかもいて、結構遊び心があって攻めた感じなんですよ。
土日なのに。
この辺が結構面白くて。
かつ一番のポイントとしては、これネット通販とか全然やっていらっしゃらなくて。
そうなんだ。
もう手に入れようとしたら現地に行くか、あるいは確か電話かファックスは確か受けているという感じで。
そこは真実性なんだね。
そうなんです。
っていうぐらいですね。
奈良に行かないとっていうところは結構大きなポイントです。
なるほどね。
僕もこれ自宅用に必ず買って行ってます。
このタンク。
在宅勤務のお供によくしてますね。
これは確かにドライブの時あるとついついおつまみに行きたくなるね。
そうなんですね。
あとはこういった今のおつまみ系だけじゃなくて、豆菓子、ピーナッツの専門店なので、いわゆるナッツクリームとか、そういったスイーツ系に使えるアイテムも多く揃えていらっしゃいますので。
そういった意味合いでもいろいろ楽しむことができるかなと。
そういうのはお土産で買っていくも良し?
そうですね。
あとこれ写真、アイスなんか乗ってるけど。
アイスあるんだ。
メープル&ナッツアイスっていうのがあるね。
あるんだね。これ食べたことない?これ。
ピーナッツ型のモナカが上に乗ってて。
本当ですね。かわいらしい。
かわいいね。
何かのキャラクターに見えるような気もするけど。
ドライブ前に食べたりするのもありだね。
ありだと思いますね。
要注意点としては、これもまた面白いんですけど、これだけドライブの観光客とかを意識した感じなんですけど、日曜日がお休みなんですね。
なので、仮に土日で一泊二日という時には、土曜日の1日目に必ず買うというのがポイントです。
僕もこれは結構、奈良で何回かしくじったことがあるので。
他にピーナッツ行ったらやってなかった。日曜休みなのかって全然知らなかったりしたんです。僕と一緒に正直。
だから土日だって行くとして、お土産最後にしよっかっつって、日曜行きゃいいやって思ってるとやってないってことね。
これなかなかね、攻めてますね。いろいろ。
じゃあもうこのタイミングで行っといた方がいいって感じかな。
いいって感じかな。
かつ、奈良駅から考えると、これ隣の天理市ってところにあるんですけれども、本当にもう車ですぐ行けるところなので、ちょうどいいスタート地点にもなるかなという感じです。
じゃあここからスタートですね。
ちょっと最初にショッピングでしたが、お昼時にそろそろなりますので、ランチを行きたいと思います。
今回ご紹介するのは中西ピーナッツさんから、もう本当に車で5分くらいの同じ天理市内にある三島屋さんになります。
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ここはですね、うなぎの名店です。
特にですね、うな丼が美味しくて、かなり皮目をパリパリに焼くんですね。かなり焼く感じのうなぎ屋さんで、
その食感がですね、すごく美味しいんですよ。
うまそう。
この香ばしさが写真を見てもね。
確かにちょっと軽く焦げ目がついてる感じがね。
ご飯もちょっとこう色がついてるタレもね。
うまそう。
すごくお店自体も清潔感があって、すごい素直に入れるようなお店になっていて、
やはりすごくここも人気店なので並ぶことも多分想像できるんですけれども、
確かね、僕が行った時には名前を書いて、後は車の中で待たせてもらえたりみたいな感じもあるので、
そのあたりもうまくさばいてくださるので。
そこまで並ぶといっても大きな負担にはならないかなと。並ぶだけの価値はあるかなと。
ただ混雑で何時間もってやるとちょっと厳しいので、
なるべくお昼前、込む前にちょっとたどり着いておきたいなということで、
中西ピーナッツさんの次になりということになりました。
これは確かに12時前ぐらいには行けるかなっていう想定ですね。
そうですね。11時にならについていれば大丈夫かなという気がしますね。
うなぎはいいですね。
結構好きだよね。
好きです。
どういうところがあるんですか?
いや、うまいじゃん。
かば焼きと白焼きとかね。
これはもう普通にかば焼きの方がうまいね。
うな丼、うな汁とかやっぱり好きだね。
甘辛のタレでね。
好きですね。
やっぱりね、もちろんお値段はうなぎだからそれなりにはしますけど、
ちょっとこういったテンション上がる日には食べておきたいっていうのはありますよね、うなぎはね。
旅行だったらまあいいかって感じよね。
そうだよね。
まさにそういったお店になるのかなという気がしますね。
いいですね。
ここでですね、お昼を無事にいただけたということを考えて、
いよいよですね、ちょっと奈良の中部の方に南下していきたいというふうに思います。
始めに行くのがですね、大三和神社。
大三和神社。
大きな神の神社と書いて大三和神社と読むんですね。
神で三和って読むんだ。
この辺りのことを三つの輪と書いて三和とも言うわけなんですけれども、
この神社に行きたいと思います。
これは本当に大変有名な神社で、
ガイドブックとかテレビとかもう本当にすごい王道なんですけれども、
やはりこのから奈良の中南部に行く時にここは外せないポイントだと思っていまして、
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というのも、この間の藤宮の回でですね、
山宮宣言神社っていうものを紹介したの覚えていますか。
富士山信仰の原始的な、
そうですそうです。
富士山自体を神体って言っていいのかなとしてやってる神社ですね。
実はこの大三和神社もそれなんですよ。
ここにはですね、三和山という山があるんですが、
その三和山自体を信仰の対象としているのがこの大三和神社なんですね。
三和山は三つの輪の山の方かな。
神様がここに宿っているという意味で、
神奈美三和山というものになります。
この写真をね今見てもらってるんですけれども、
三和山が向こうに山が見えますが、
その前に鳥居が見えると思うんですよね。
これは国道沿いのところに本当にあるんですが、
こういうふうにして神社というよりも、
本当にスケールの大きな地域全体で鳥居から三和山を拝んで、
陽配するというような、
これもやはりすごく原始的な信仰の形を今留めている。
おそらくこういった陽配の中では、
かなり有名な部類に入る神社かなというふうに思いますね。
やっぱり山を神聖視するんだね。
そうですね。
特にこれはもうあくまで推測ですけれども、
奈良時代平城京があったとき、
あるいはもうちょっと前の藤原京とかっていうのがこの近くにあったりもしたんですけれども、
そういった時って都を山のこんな斜面に作るのは厳しいので、
やはり平地に作るわけですよね。
それは京都とかもそうなんですけれども。
だけど、そうした平地から見るとこの山っていうのはよく高くなっていて、
かつ奈良のこの中部南部の山々っていうのは、
それが青い山並みが連なっているっていうところで、
そこから逆に自然の恵みを得たり、
逆に言うとそこから災害も得たりというような、
ちょっとこうやっぱり人知を超えた何かの連なりっていうふうに、
どうも見ていたんじゃないかなと。
確かにちょっと神様とつながる要因は何個もあるって感じなんですね。
そうですね。
大宮神社はその一つ象徴的なスポットなんですけれども、
これから見ていくお寺とか神社っていうのは、
やはりこの一つの真理がすべて共通していると。
山に対する平地の人から、都人から見た山っていうものの、
一つの印象を様々な解釈で持って表現したのが、
今日これから見ていく神社だったりお寺だったりなのかなというふうな気がいたします。
じゃあそういう点ではちょっと富士の方とつながる部分はあるのかな。
そうですね。
この大宮神社ですね。
境内は非常にそれも木々が生い茂っていて自然豊かなところになっていて、
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三羽山の山の上には登らなくても、
今写真に出ている拝殿というところまでは普通に平地で行けますので、
そこまで山道を散歩して平地でもって、
拝殿で参拝をして、
というのはちょうどいいお散歩にもなるかなというところでございますね。
結構おしゃれも豪華な感じ。
そうですね。
やはりこの地域を代表する、
大和の国一宮と言われているぐらいの優秀正しい格式を持っていますので、
日本史全卓の方はおそらく教科書でもこれは出てたスポットだと思います。
なのでまずはお腹の食休みも兼ねてちょっとお散歩をして、
この大宮神社にまず参拝をして旅の安全を祈願するといったところですね。
ここからがまた少しディープなスポットに入っていくんですが、
大宮神社から車で15分ほどさらに南下したところに、
松林寺というお寺があります。
剣法ですか?
字は一緒ですよね。
松林寺剣法。
多分直接の関係はないと思うんだけど、
字は一緒ですよね。
字は違うくない?
あれ?何だっけ?
少は何?
少ないか。
少ない。
少ない林だっけ?
ごめん、字違いました。
字も違いますし。
こちらの松林寺は聖なる林の寺で松林寺。
それで松林寺。
松林サッカーとかするわけではない。
ない。全然ないですね。
この松林寺なんですけれども、
ここはお寺で一番の見どころは仏像なんですね。
この松林寺があるのが、
今まで我々がうなりとか食べてきた平野部から、
徐々にこの山の領域に走りかかるちょうど間にあって、
平野を見下ろす傾斜の中にあるんですけれども、
そのあたりもなので、
人々が山に対する信仰の一つ境界線としたあたりなのかな、
というような感じが僕はしています。
一番有名なのが、
本尊にあたる十一面観音竜像という、
十一面観音という仏像があるんです。
すごい顔があるんだね。
そうですね。
本当に頭のところに小さなお顔がたくさんついているといったものなんですけれども。
本当に頭にぐるっと顔がある。
そうなんです。
そしてその上にもう一個顔がある。
あれがいろいろ異名がそれぞれにあって、
いろんな表情を受け止めている。
人間のあらゆる感情を。
これが奈良時代の作品と言われていて、
その時の当時の作品で今残っているものの中でも、
本当にもう最高傑作とも評されるような、
おそらく仏像好きの方なら結構ここは知っている方も多いんじゃないかと思います。
ただ、実はこの松林寺の十一面観音竜像は、
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もともとさっきの大宮神社の近くにあったそうなんですよ。
大宮神社の近くにあったお寺の仏様だったらしいんですが、
明治時代にいわゆる神仏分離礼というものが出て、
神様、神社ですよね。
と仏様、お寺を分離しますと。
その上でどちらかというと仏教の方が、
敗仏希釈なんて言われますけれども、
ちょっとダメージを受けたと。
いう時にその貴重な観音様をここに避難させてきて、
なんとかそれで受け継いだというような歴史もありました。
そういったこともあってですね、長年秘仏とされていたんですが、
明治時代にフェノロサっていうお雇い外国人なんですが、
こういった美術研究の方が、外国の方がいて、
その方がこの秘仏だったのを見れたと。
行った時にこれはっていうことで大変驚いたそうなんですね。
ごめんね、秘仏っていうのは一般の目に触れないところに、
大切に保管をするっていうことでね。
ベールに包まれていた。
このフェノロサアスルを見る機会を得て、
見た時にすごい衝撃を受けたということで、
それで一躍また注目を浴びたんです。
仏像っていろいろ見る時に、
お寺の中で見たり、博物館で見たりとかっていろいろあると思うんですけど、
この11面観の竜像、今はですね、
この松林寺の中の倉庫、収蔵庫で見ることができるんですが、
この収蔵庫がすごいんですよ。
これね、最近改装リニューアルしたばかりなのですごく綺麗なんですが、
ただ綺麗というだけじゃなくてですね、
注目していただきたいのが、
この仏様が後ろに半月状の甲を描いて、
白い部分が屋根にあるんですけれども、内観のですね。
それをその前にひざまずいて手を合わせて見た時に、
本当に美しい満月をこの仏様が背負っているような格好に見えるんですね。
それをどこまで計算されたのか、僕の勝手な感想なのかわからないんですが、
僕個人的には割とお寺で自然光の中で仏像を見るのが好きなんですけれども、
ここはちょっとただの収蔵庫ではもうない。
この仏様の見せ方っていうのはすごいなと思いました。
デザインとその計算され尽くした構造っていうのは、
なかなかここまでのものは見ない。
もう収蔵庫って名前ではあるけど、もう展示だよね、これは。
もうこの仏様のための美術館と言ってもいいと思います。
実際にこのイメージありますけれども、
この仏様に行くまでもこの小さな階段を上がって穴をくぐった時に、
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わっと現れるそのアプローチ。
もうやはり参拝する方の心理だったり目線というのを本当に細かく研究されて作られたんじゃないかなと思いまして、
もちろん仏様自体がまず見どころとしてすごいものなんですが、
ちょっとぜひこの収蔵庫というもの自体にも注目していただけるとより楽しめるんじゃないかなと思います。
これはなんか銅線も含めて、
イヤホンなしに神聖なものに見える感じがしそう。
信仰というのが信じて仰ぐと書きますけれども、まさにそれを体現しているかのような。
そういう信心を沸かせるような感じなんだね。
上を見上げた時に仏様がこの収蔵庫にいらっしゃって、
その先に何をイメージしたか僕はわかんないですけど、
僕は月に見えたんですけれども、
広い宇宙だったり世界だったりというのを、
昔の人は特にそういったふうに見てたんじゃないのかなということを思わせるような作りですね。
なので仏像とかそういった興味がある方、
あるいは興味がなくてもここはすごいというので、
ぜひお勧めしたいなと思う次第です。
小林寺からですね、さらに山の上を上がっていきますと、
山の名前が遠野峰。
これちょっと読み方難しいんですが、
少ないの大いに、武士の武に峰と書いて遠野峰と呼ぶ、
もう昔から本当に奈良の歴史に欠かせない山なんですね。
この遠野峰というのがなぜ歴史的な意味合いを持ったかということなんですけれども、
ここには今、丹山神社、
三段の丹と山で神社だね。
御弁の丹という三段で、
今三段といったのが、
前打ち合わせがこれなくちょっとびっくりしたんですけれども、
ここがですね、歴史的な意味を持ったのは、
ここで歴史を動かす三段が行われたんです。
はからず。
これはですね、おそらく小学校の教科書にも載ってたと思うんですが、
いわゆる大化の改新。
645年みたいな感じで覚えさせられたと。
それは要は、当時権力を握っていた蘇我氏を、
中野大江の王子と中富の鎌足という人物が倒す、
というようなクーデターだったわけですけれども、
その倒すクーデターの相談をしたのがこの山だったと言われています。
三段だ。
まさに三段。
それで丹山神社ということなんですけれども。
そうなんだね。
ただ、ここも実はもともとはお寺だったんですね。
お寺が神社になったの?
そう。それがさっきの大嶺神社と松林寺の観音様でも起こった神仏分離礼のことなんです。
24:05
要はもともと日本の神社とお寺って、
信仰の由来は別だったりするんですけれども、
神仏集合って言って、それが一体になっているものが結構多かったんです。
日本的だよね。
そうそう。いい意味でちょっと混ぜちゃったじゃないですけれども。
だから実際今有名な神社の中にも、今はもう亡くなってしまったお寺が神社の中にあるみたいなケースは結構あったんです。
ここもその一つだったんですけれども、
もとは明楽寺というお寺だったらしいんですが、
ここは実は中富の鎌足、この人は後で藤原というものをせいを賜って、
藤原の鎌足と言って藤原氏の祖になるわけですけれども、
その人のお墓がここにあったんです。
だから藤原氏にとっては聖地だったわけですよ。
その鎌足さんを祀った神社であって、
藤原氏というのはもちろん京都に移った後もすごい絶大な権力を握りますから、
その秘語を受けてこの神社、明楽寺ですね。
当時は明楽寺もすごく発達した。
そのためにですね、すごい経済力とか勢力が強かったので、
中世になってくると戦いにも結構この人たち出てくる。
遠宮の総兵というのは結構な武力を持っていたそうで、
そのためにいろいろ戦争とかに巻き込まれてしまったりというようなところもありましたが、
奈良の中南部の超巨大勢力がこの遠宮です。
今はですね、丹山神社となって、
その鎌足さんのゆかりのいろいろな史跡が見れますし、
あとはとても本当に神力が美しいところです。
要はこの緑の中でですね、本当にお堂の回廊を巡って、
本当に手に触れるような距離で神力の青々とした緑を体感できるというので、
今回緑のドライブとした一つの理由でもあります。
確かにこれ写真でも神力の時期に多分写真撮られてて。
本当ですね。
緑と車殿の朱色がいい感じに見えてますね。
そうですね。
すごい境内も広いので、
人はもちろん有名なスポットなんですけれども、
すごいごった返すということはない。
うまい具合に適度な距離感を保ちながらスムーズに配管ができるかなと思います。
という奈良の中南部を語る上でまず欠かせない遠野峰の話でした。
ちょっとですね、意外かもしれませんが、
今回の旅のテーマは割とゆったりとしたお酒バンバン飲むとかじゃない感じたので、
観光地としては今日はここで最後にしておきます。
早めにちょっと切り上げて。
そこからですね、車で25分ほどちょっと東の方へ行っていただいて、
今日の宿ですね、大和屋さんという旅館に泊まりたいと思います。
今回はもうこのお宿をお勧め。
そうですね、お勧めです。
27:01
なぜここに泊まるかというのはちょっと次回話すんですけれども、
ここは場所としては長谷の寺というすごく有名な長谷寺ですね。
俺でも聞いたことある。
鎌倉にも同じ長谷寺というものがありますけど、
ちょっとそことも実は関係があるんですが、
奈良の長谷寺ですね。
目の前にある料理旅館さんですごい老舗のところなんですけれども、
お食事とかですと、ここもすごく山が豊かで川の沿いなので、
川魚ですね、鮎とか山菜とかっていった山と川の恵みに加えて、
先ほど大三和神社のところにあったんですけれども、
三和地域で発祥した乳麺。
これはおそうめんの温かい版ですけれども、これを味わいます。
なのですごくヘルシーで健康的な、
女性向けだね。
女性の方が特に我々でも全然いいんですけれども、
というところになっていて、
実は長谷寺の近さというのが今回のポイントになってくるので、
ここをあえて指定して選びました。
それなんですけれども、そんなに部屋数が多いわけじゃないので静かに過ごせますし、
規模はそんなに大きくはありませんが浴場もあるので、
ゆっくりと足を伸ばしてお湯に浸かることもできますので、
それこそ買ってきた中西ピーナッツをちょっとつまみながらでもいいですけれども、
そういったすごいヘルシーで、
昔のお寺の前の街並みの風情も感じられる料理旅館に
ここで泊まっておくというところで1日目を切りたいと思います。
なるほど、晩御飯は宿のご飯をいただく感じ?
周りには夜ご飯はなかなか食べるところが少ないので、
食事付きを基本としてもらえればと思います。
じゃあそこであゆとか山菜とか、
これはだからやっぱり春に行くのがいいんだろうね。
そうですね、でも季節は本当にいろいろ、
その季節ごとの名産がありますので、
こだわらなくても別にいつでも楽しめはしますね。
浴場ね、欲しいね。
ビジネスホテルじゃそうはいかないからね。
そうなんですよ、シャワーだけってなかなかね。
今回はこの大和屋さんに泊まって1日をとりあえず。
ちょっとスタンバイなような1日でもあるかもしれません。
じゃあ2日目に向けてゆったり宿で過ごす。
そういうのもね。
ちょっと今回そういった旅にしました。
ちょっと早いですけど、1日目これで終わりなので、
1回振り返って終わりとしましょうかね。
まず最初に11時に近鉄奈良駅、もしくはJRの奈良駅に着いて、
そこでレンタカーを借ります。
そこから車で15分ほどで中西ピーナッツ。
30:03
ここで柿ピーだったり、豆菓子を。
ドライブのお供とか、あとはお土産なんかに買って、
そこから車で5分、三島屋さんでうなぎをいただく。
そこから車で15分ほど行って大三和神社。
大きな神の神社と書いて大三和神社なんですね。
ここで三和山をご神体とする原始的な信仰を感じられる神社ですね。
本当に日本でも有数の古さを持つ神社と言われて今伝わっています。
ここで三和山を拥拝して、その後車で15分、松林寺ですね。
これは聖なる林の寺、松林寺ですね。
ここで11面観音竜像。
秘物だったけど、今はもう見れるということなんで、
すごく計算されている収蔵庫。
ここで見れると。
それから車でまた10分ほど行って丹山神社。
密壇の壇に山神社。
で、丹山神社ですね。
ここで大化の改新の密壇をここで行われたのかということを見てですね。
また自然と社殿の雰囲気を感じながら。
そこから車で25分ほど行って山戸屋さんという宿に泊まって、
今日はゆっくりしましょうかっていう。
翌日に備える。
翌日に備えて、ゆっくり1日を終えましょう。
ということで1日目はここまでですね。
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ということで今回はこの辺で。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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