もちこさん、突然なんですけど、最近何か面白い小説読みました? えっ、面白い小説ですか?小説は特に読んでない。
僕、最近ちょっといくつか読みたい小説があって、 宮部美雪さんのソロモンの秘宝とか、あと浅井涼さんのIn the Mega Futureとか、
あと竹部彩乃さんの響けトランペットとか、あの辺読みたいんですよね。 なんかちょっとずつ惜しいですね。
はい、ということで本日のテーマは、なんでこんな笑えるタイトルの覚え間違いが起きるのか? というのをテーマにしていきたいと思います。
Welcome to Deep Structure Radio. この番組は言語学者のKeiと、アシスタントのもちこが、言語学の面白さを広めるべく、
私たちが普段何気なく使っている言葉について、言語学という特殊なレンズを通じて、面白おかしく語っていく番組です。
それでは今日も言語の深層へ潜っていきましょう。
はい、1015thの言語学のお時間です。
はい、ということで先ほどね、結構間違えて覚えていたんですけれども、 正しいの何だか分かります?ちなみに。
宮部みゆきさんのソロモンの秘宝ではなく。
あ、調べてる。
これソロモンの偽証ですね。
とか、In the Mega Futureではなく。
In the Mega Search?
In the Mega Church。
探しちゃった。
とか、響けトランペットではなく。
響けユーフォニウム?
ユーフォニウムですね、はい、そうですね。
そういう感じで覚え間違いって多々起きるわけですよね、日常生活の中でね。
この覚え間違いがどうして起きるのかっていうのを、ちょっと言語学者の目線から見ていきたいなというのが今日のテーマでございます。
先ほどね、ソロモンの秘宝だの何だのっていう覚え間違いは、実は福井県立図書館の。
大好きです。
覚え間違いタイトル集という。
覚え違いですね、これも間違ってますね。
覚え違いタイトル集ですね、を参照してます。
もち子さんも今大好きですって言われたんですけど、これどういうのかちょっと簡単に説明してもらってもいいですか?
ありがとうございます。
そうですね、福井県の図書館の師匠さんたちですかね、日々SOSに応えてるわけですよ。
こういう本を探していると。
で、オパックっていうんですか、検索のパソコンとかだとたどり着かなかったとか、
そういうの少し得意じゃない年配の方とかのSOSに日々応じている時に起きる。
この本だったわ、みたいなのを最初は本当にシンプルなホームページで上げてたのがバズリ。
書籍にまでなるという。
そうですね、100万回死んだね、覚え違いタイトル集っていう本が出ましたね。
日々更新されてて、私結構初期から知ってたんじゃないかな、あのサイト。
1000超えてね、どんどん日々更新されていく。
よく見つけたなあっていうものもあれば、まあまあわかるわかるみたいなのもあればっていう。
非常に面白い取り組みをしているサイトだなあというふうに思って見ていた。
そんなサイトだと認識しております。
そうですね、師匠さんたちの日々の奮闘が垣間見える。
また、うろうぼいの間違いってどうしてこんなに面白いんだろうっていうようなアズレがいっぱい出てきているウェブサイトで。
概要欄の方に貼っておきたいと思うので、ぜひ気になる方は見ていただきたいんですけれども。
まあ先ほどのね、響けユーフォニウマが響けトランペットになっちゃうとか。
100万回生きた猫が100万回死んだ猫になっちゃうとか。
まあほぼあってますしね。
今回の題目としては、どうしてこの記憶から引き出すときに似通ったようなところででも何かが違うみたいな間違いが発生してしまうのかっていうのが今日のテーマでございます。
結論を短く言うと、記憶力が悪いからじゃないっていうのが一応今回の結論として持っていきたいところであります。
まず前提として人間が覚えている単語というか長期記憶に置かれた語の総称のことをメンタル歴史コン。
面白い。
心的辞書って言ったりするんですけど、これって辞書みたいに保管されてるわけじゃないっていう風にずっと言語学、特に心理言語学とかの世界では言われてるんですよね。
インデックスがアルファベット順だったりとか五重音だったりとかではタグ付けされてないというかそういうふうに格納されてないということなんですね。
だからAから順番に覚えてるとかではなくて、どっちかっていうとネットワークとして保存されてるんじゃないかっていうのが主流の見方としてあります。
なんとなくイメージは沸きますよね。単語を覚えようとするときにそうやって覚えろみたいにも習いますし。
だから意味的に近い単語だったりとか音が近い単語っていうのは割りかしまとまって覚えられてるんじゃなかろうかっていうのが結構古くから言われてるんです。
この議論の一番最初の出発点はどこかっていうと、1969年とかに出た論文が元でこの文が正しいかどうか判断してくださいみたいな実験をした論文があるんですね。
この論文の主な発見というかはカナリアは鳥だって言われるよりもカナリアは動物だって言われる方が判定に時間がかかるらしいんですよ。
大きく言うと動物の中に鳥っていうカテゴリーがあって鳥っていうカテゴリーの中にカナリアがあるわけじゃないですか。
回想がありますね。
カナリアは鳥だって言うと1回想しか動いてないんだけどカナリアは動物だって言われると2回想動いてるから意味的な回想が遠い方が判断しにくいんじゃない?
カナリアは鳥かな?うん鳥だな。鳥は動物かな?うん動物だなって言うのでステップがかかっちゃってるっていう。
じゃなかろうかという説がこの辺から出てきてるんです。
さらにもう一つ面白い実験があってMeyer & Schwaneweltっていう人たちがやったプライミングという実験があります。
これは画面に出てくる文字列が存在する単語かどうか判断してねっていう実験なんです。
その単語を出す直前に何か別の単語を耳から聞かせるんですよ。
そうすると意味的に繋がってる単語だと文字列は単語だって判断するのが早くなるらしいんですね。
例えばbreadっていう音をその判断させる課題の直前に聞かせるとbutterとかは判断が早くなる。
繋がりがあるから。そうそう出てる文字がbutterだったらこれは単語だっていう風に早く反応する。
逆にbreadとnurseみたいな。breadって聞かせてるんだけど出てる文字がnurse。看護師さんとかだと遅くなる。
じゃあベーカリーなら早かったかもしれないけどみたいな感じですね。
だから例えばドクターが見えててnurseって聞こえると早くなったりとかみたいなことがあると。
今これでパッとベーカリーとかドクターが出てくるのがまずもうそれだわって感じですもんね。
そうなので何かの単語を聞いた時とか単語を思い出してる時っていうのはある意味それに意味が近かったり音が近かったりするような単語っていうのが同時に脳の中で活性化している。
なんか余分に動いてるというか連想ゲームというかマジカルバナナみたいなのが起きてるってことですよね。
じゃないのっていう風なことがこうした実験から結構長く心理言語学の世界では言われてるんですよね。
なるほどまあなんかすごい感覚的にはとってもイメージが沸きやすい事象ですね。
これを前提におくとですね今回の100万回死んだ猫とかin the mega futureとかそういう間違いっていうのはその要はデタラメにならないわけじゃないですか。
そうですね。
例えば100万回死んだ猫が何だろうなんかとんでもなく違うの1回だけ生きた犬とかにはならないわけですよね。
それもすでにデタラメじゃないんですけど犬と猫動物でペットっていうカテゴリーで近いから。
まあとにかくそういう風に覚え違いっていうのはデタラメにならなくて最もらしい別の語で置き換えるっていうことが結構の割合でこの福井県立図書館の覚え違いタイトル集には発生してるなっていう風に私このウェブ
サイト見てて思ったわけですよ。
これは一体何でなのかっていうのが今回の大きな疑問なわけですけどこれは結局のところさっき言った意味が近い言葉だったりとか音が近い言葉っていうのを近くに保存しているからなんじゃないかっていうのが今日のポイ
ントでございます。
さっきちょろっと言ったんですけど音の近いものも近くに保存されてるっていう話があるんですよね。
例えばキャットとキャップとか日本語で何かいい例あるかな。
例えば鍵と鍵とかね音が近いのでやっぱり鍵って聞いた時に別に鍵関係ないんだけど音が近いからその鍵とかもこうちょっと一緒に思い出されたりするみたいな話があって。
実際の例なんですけど例えばゴリおじいさんっていうフランスの文学だったかななんかの本もゴリラ爺さんっていう思い間違いがあったりとかミスズ処方がミミズ処方になっちゃうとか
まあしょうがない。
っていうのはこれやっぱ音が近いんですよね。やっぱゴリってきたらもうラって言いたいじゃんみたいな。
その意味は大して近くないんだけどミスズ処方とミミズ処方じゃ全然意味違うんだけど音が近いからなんとなくそれを思い出そうとした時に違うところが発火しているような感じに見えるし
さっきの響けユーフォニウムが響けトランペットになっちゃうのは今度は概念的に近いじゃないですか。
もう正解ですよ。
トランペットとユーフォニウムはどっちも近間楽器だしなんならユーフォニウムって吹奏楽でしか使われないから
オケって使われる曲もあるかホルストの木星とかね平原さんのジュピターの元の曲ですよとかは使うんだけどとにかくそんなにこうすごくメジャーな楽器ではないと思うんですよね。
トロンボーンとかに比べると。
というところでオケ替えが発生してしまうとか。
まあでもこれもねマラカスとかじゃないんですよね響け鈴とかじゃなくてだからもう結構いいとこまで行ってて
まあその概念的にも近いし文字数も多分ちょっとあると思いますよ多分これ響けホルンじゃないんですよ。
なんか長い近間楽器っていうところで引っ張ってきたのが響けトランペットか響けトロンボーンくらいなんじゃないかなっていう風には感じましたね。
そうですねなのでこういう概念が近いっていうのは意味の網に引っかかってというか出てきてしまっているんじゃなかろうかと。
もう一つ例えばこれも爆笑霊として出てきてたんですけど霧島部活辞めるっていうかおい霧島お前部活辞めるのかっていう。
なんでこの目線みたいな。
これもあの意味としてはもうほぼ一緒じゃないですか。
なんか主張というかね。
そうそうそうで多分その構造としてもなんか人名が来て。
セリフっぽかったみたいな。
後ろがセリフっぽかったみたいなその語順とかリズム感の枠みたいなものだけがこう残っていて。
そこになんとなくこう当てはめてしまったっていう例だと思うんですけどそういう引き出しの間違いがあったりだとか。
あとはさっきの100万回生きた猫100万回死んだ猫みたいな。
生きる死ぬで意味が反対なんだけど逆に背後っていうのも同時にアクティベートしがちなのでそういうところでひっくり返しちゃった。
100万回生きた猫はたぶん99万9900回死んでるんで全然合ってる。
そうだからそういう意味でもストーリーの方から引っ張ってきちゃったみたいなことも多分あると思うんですけど。
どの間違いも結局何かしらのサンゴネットワークで近いところで起きている。
とんでもなく遠い間違いは起きないっていうのがまず一つ面白いところというか人間の単語の覚え方とか記憶の仕方っていうのはネットワーク的だっていうことの証明なんじゃないかなというふうに思っていると。
もう一つ面白い話があって記憶って熱像するんですよ人間。
ハルシネーションしますよね我々が。
これを古典的実験で実は調べた研究があってロディジャー&マクドルモッチっていう人たちがやったやつなんですけどベッド休む目覚ましうたたね夢枕みたいに連想の強い単語を提示するじゃないですか被験者の前に
ね。
それを覚えてくださいって言ってどの単語があったか後でリピートしてねっていうタスクをやらせるんですよ。
そうすると提示してないのにも関わらず眠りとか睡眠みたいな単語を高確率でリストにあったっていうふうに答えちゃうんですって。
でこのある種近い部分が永遠に刺激され続けていると存在しなかったはずの項目がもっともらしく作られてしまうっていうのもあると。
なのでこれがある種この記憶間違いの正体に近いんじゃないかなっていう気もしていて。
例えば最初に言ったのはソロモンの秘宝系。
もうあれはソロモンの偽証っていうのが元々のタイトルなんですけど。
まあそもそも偽証っていう単語がそんなによく使われる単語ではないし。
あとなんかソロモンって言われたらなんかこう歴史とかさなんかこうファンタジックな。
トレジャーな感じ。
来そうな気するじゃないですか。
みたいなのでこう特有のその言い回しが活性化しちゃって勝手に記憶の中で汲み上がっちゃってたりするんじゃなかろうか。
インザメガフューチャーもそうですよね。
あれは多分もうバックトゥーザフューチャーに引っ張られるんじゃないかと思うんですけど。
みたいなのとかっていうことでそのある種記憶を想起するっていうのは覚えてることをそのまま再生してるわけじゃなくて再構成してるっていう側面があると。
だからその網の中に引っかかっちゃったのがそのままこう誤りの形として覚え違いとして出てきてるんじゃないかななんていうことをこの福井県立図書館覚え違いタイトル集を見ながら思って。
今回はこういう禁煙の間違いが起きるっていうのはある種ネットワークのせいなんだよっていうお話をしてみたいなと思って持ってきました。
そういうふうに入ってるんだなっていうのがある種わかるチャンスですよね。
まんま覚えたそのまんまのものを取り出してるんじゃなくてあくまでも組み直してというか組み立て直して出してくるところにエラーが出るという。
AIこういう間違いしないんだろうなっていうすごい人間らしいまさにヒューマンエラーというかなのかななんて素人ながらには思いましたね。
そうですねこれ最後ちょっと余談というか応用というかという話なんですけど要はこの発想を勉強に生かすとするなら英単語とか勉強するじゃないですか我々。
特に高校生とかね覚えなきゃいけない単語たくさんあると思うんですけど一つはやっぱセットで覚えるってすげー大事なことだと思うんですよ。
その場面この場面で使う単語だなとか医療関係の単語だったなとかあるいは動物関係の単語だったなとかっていうその意味的なネットワークっていうのはすごく頭の中に強く残るのでできればまとめて覚えちゃった方
がいいよっていう。
そういう思想の英単語中ありますよね。
何でしたっけ?
それこそDUOとかは文脈めっちゃ意識してたりとか。
それを売りみたいなのはやっぱここなんでしょうね。
だからその意味ネットワークを使ってしっかり覚えようねっていうのも一つあると思う。
理にかなってるんですねとても。
逆に似た音の語を同時に詰め込むと混乱するからやめとけよみたいなことも多分言えると思う。
表裏一体ですねそこは。
あとは思い出しって最高生だから思い出す練習をするっていうのも大事だと思うし。
あと音を発音を結構あんまりしない人っているじゃないですか。
単語中覚えるとき結構電車の中でずっとこう眺めるだけみたいな人多いと思うんですけど。
逆に言うとさっきその発音によって発音が近い単語がアクティベートされる。
その頭の中にポッと出てくるっていうことはきちんとした発音を覚えておくっていうことによってより単語の定着が強化されるかなって思うので。
しっかりその発音もまとめて意味と一緒に勉強していくっていうことが。
結局なんかよく言われることの着地にはなっちゃうんですけど。
その裏付けっていうのが単語ネットワークメンタルレキスコの中にあるんじゃないかなっていうことを思いながら。
今日覚え違いタイトル集ですねをご紹介したいなと思って持ってきました。
ということでまとめるとこの覚え違いの理由。
そして図書館員の人がこれにたどり着ける理由ってのは多分同じところから来ると思うんですけど。
単語の記憶っていうのがネットワーク上になってるから。
逆に言うとその覚え間違いうる覚えタイトルを聞いても図書館員さんはこれはきっとこの辺で禁言でこういうことがあるんだろうって。
その人たちが思ってるかどうかわかんないですよ。
そういうことになってるんじゃなかろうかっていうのがまず一つ目のポイント。
そして人間がこうやって単語ポコッとスッと思い出せる。
コミュニケーションの中でねパッと思い出せるっていうのが速い。
その速度がすごく速い理由っていうのもこのアミメ上だから。
ということだと思います。
そして同じ理由で最もらしい偽物ができてしまう。
ということなのかなというふうに思っています。
是非福井県立図書館の覚え違いタイトル集面白いのでリスナー皆さんも見てみてください。
それでは今日の101号室の原画はこんなところで。
次のコーナーに行ってみましょう。
ミッドナイトオフィスアワー
このコーナーでは大学のオフィスアワーになぞらえてリスナーの皆様からのお便りをご紹介していきたいと思います。
本日も非常に面白いお便りが来ております。
もち子さんお便り読みをお願いします。
はい読ませていただきます。
口なしさんからのお便りいただいております。
Kさんもち子さんこんばんは。
こんばんは。
いつも楽しく拝聴しております。
主に歌詞やセリフの話にはなりますが、
私は韻が踏まれている掛け言葉、日本語の英語読み、英語の日本語読みと言葉遊びがされているものが大好きです。
ただ聞いただけではわからない部分も文字を見ておおうとなることがあります。
例を挙げるとともなりそらさん。
鬼の宴の宴が始まんで。
漢字が始まる月曜。
万デーってことですね。
今宵はかえサンデー。
これが帰る日曜で、サンデーと日曜がかかって。
グランロデオさん。
トラッシュキャンディーのいつのまにいつのまに。
アドさん。
テニオハさん。
ギラギラのなんてファニー。
不意に不安に。
ミセスグリーンアップルさん。
クス式の私に効く薬はどこだは歌い方が毒だに近いので、
毒だとドクターにもかかっているのでは。
などなど。
タイムマシーン35さんの太らせるネタも好きです。
そしてKさんは気づいていますでしょうか。
オープニングで言っている。
それでは言語の深層へ潜っていきましょうという上トーク。
DSR第16回からつけている字幕ですが、
上トークがなかった回を除いて、
28回のみ深い層の深層ではなく、
隠れていたものを明らかにする方の深層。
あことの相手の愛の方ですね。
になっていることに。
初めて見た時はあれ?と違和感を覚える程度でしたが、
改めて確認したところこの回だけでした。
と同時に、
普段気にしていない隠れている部分に着目する点では、
この深層、こちらの漢字も間違っていないなと思いました。
Kさんやもち子さんが普段の生活で、
これはうまいと思った言葉遊びや掛け言葉はありますでしょうか。
ちなみにラジオネームの口なしですが、
最初は詩人に口なしにしようとして、
さすがに思い留まりました。
とお便りいただいております。
はい、口なしさんお便りありがとうございます。
いいねこの人。パンチが効いてますね。
いいですね。楽しいですよね。私も好きです。
面白いですよね。こういう掛け言葉とかね。
言葉遊びみたいなやつね。
詩人に口なしでもよかったですけどね。
めっちゃいい。
ありがとうございます。
ちなみにこの第28回の深層から話しますと、
誤食です。
というのも字幕をね、
ウィスパーXっていうオープンAIが作っている文字起こしの
それをパイソンでプログラムコードを組んで起こしているので、
それの誤食です。すみません。
ただ、ちょっと気づいてもらえたら嬉しいんですけど、
意識はしてます。
どっちにも取れるようにって思って、
この上特を作ったっていうのがあって、
ディープストラクチャーラジオなんで、
深層構造の方に潜っていくよっていうのと、
普段気にしてない真相の部分、真実の部分を見たいよねっていうので、
一応意識はしてるので。
28回のそれは誤食だったんですけど、
意図としては音で聴いてくださっている。
SpotifyとかYouTubeでも耳だけで楽しんでくださっている方には、
どっちかなって考えてもらえるっていうところに
引っかかりがあったらいいなっていうので作っているので、
そこに気づいてもらえたっていうのは非常に嬉しいところではあります。
ただ、28回の字幕に関しては完全に誤食です。
ということで、非常にありがたいことなんですけれども、
もしかしたらこれなんか気に入っている掛け言葉とか歌詞とかセリフとか、
始まんで解散でもいいですけど。
面白いですね。この歌知らなかったんですけど、めっちゃいいですね。
いつの間に、いつの間にとかね。
こういうのなんかあります?
J-POPでもそういう言葉遊び上手なアーティストさんいらっしゃいますよね。
結構アイドル系でもね、そこを袖でかけてるのかみたいなのがあると、
Night and Day、悩んでとか、音がそう聞こえるみたいな。
Night and Day、悩んで。
そらギミアは見てた。
嵐の歌にありますよ。Night and Day、悩んでみたいなのが。
ほぼ音だと一緒になってくるみたいなのとかもありますし。
あとそうだな、パッと思いついたのは、星野源さんの時を。
あれ東京かけてるんですよね。
あー、時を、東京、そうね、なるほど。
本人も歌い方的にも東京に聞こえるように歌ってて。
東京のコンサートとかだとよりその色を、東京ってもはや東京って言ってるみたいな。
そことかけてるみたいなのは、個人的には口なしさんの話と一緒で、
上手いなみたいな感じで、それも探したいし、それに気づけた自分も嬉しいし、みたいなのはあるかなって思いましたね。
なるほどね。こういうのって歌詞カード見て初めて気づくみたいなのもあるじゃん。
それが楽しいよね。
レイさんありますか?
僕はかけ言葉みたいなのとか、文字と音で遊んでるみたいなのは思いつかなかったんですけど、
個人的にすごい好きなのは、ディズニーの歌がめちゃくちゃ上手いなと思ってて。
英語版の方ですよね?
そうそう。日本語版は日本語版ですごいんですよ。翻訳、これだけでも1回分になると思うんだけど、翻訳って難しいじゃないですか。
1つには、英語の方が1行に収まる音の数が多い。それは音符に対してシラブルを合わせていくので、
日本語に比べて1回の音の中に詰められる情報量が英語の方が圧倒的に多いわけですよね。
それをどうやって日本語にする時に情報量を上手に減らしつつ、でも重要なことは減らさないみたいなことでやってるかっていうのはすごい面白いんですけど、
私、大人になってからアラジンも実写化したりとか、英語版とかで見た時に、これすごいなって思ったんですよね。
まず1つが、アラジンのフレンドライクミーっていう最高のお友達みたいなやつがあるんですよ。
めっちゃ早口な先生ね。
そうそうそうそうそうそう。こいつの英語版の脚印がすごくて。
これ今今回ちょっと歌詞持ってきたんで、頭出しだけちょっとやってみたいと思うんですけど、音源使えないからね。
歌うんですか?
アカペラでね。これ何がすごいかっていうと、4行で1つの詞になってるんですよね。
それで1行目と3行目と2行目4行目で韻踏むんですよ。
なるほど。
例えばこの頭足のところは、
っていう風に、
Thieves、盗賊とSleeves、袖で韻を踏んでるし、Tales、お話とFails、失敗するで韻を踏んでる。
っていうのがすごい上手に、これずっともこの韻のフォーマットで一生進んでいくんですよ。
っていうのがめちゃくちゃ上手だなと思って。
かなりラップっぽいんだよね。
だからジェニーをビル・スミスがやったやつも同じようにラップのシーンがあったりとかするんですけど、
すごいこの脚印の踏み方がめちゃくちゃうめえなと思って感動したんですよこれ。
っていうのがFriend Like Meね。
でもう一つ、リトルマーメイドの中にUnder the Seaっていう人形のアリエルが陸上に行きたいんだっていうのも、
羊のセバスチャンっていうエビ?カニ?赤い子が止めるっていうシーンで歌われる曲。
海めっちゃいいよみたいなやつですよね。
そうそうそう。海めっちゃいいよみたいなやつ。
これも結構脚印がすごくて、これもやっぱり1と3で踏むんですよ。
その4行1つの歌詞の中で1と3で踏むんですよね。
あるあるなんですか?それが英語系の歌。
多分ね、文学とかで詩とかの時にそれやるんだよね。
それを引き継いでるっていう点でもうまいし。
漢詩とかでもありましたね。2行目と4行目とか。
そうそうそうそう。中国のね。とかもうまいし。
で、例えばこのUnder the Seaも最初のとこやると、
The seaweed is always greener in somebody else'slake. You dream about going up there.
The greener to thereで踏んでるわけですね。
But that is a big mistake. Lake to takeで踏んでて。
Just look at the world around you. Right here onthe ocean floor.
Such wonderful things surround you.
だからaround you to surround you.
One more is you're looking for. Floorと4。
Under the sea. Under the seaで来て。
Darling it's better down where it's wetter. Betterto wetterで踏んで。
Take it from me. Up on the shore they work allday.
Out in the sun they slave away. They eat awayで踏んで。
While we're devoting full time to floating underthe sea.
なのでディボーティングとフローティングで踏んでるっていう風に。
もうインインインインみたいな。
で、英語って基本的に東音の方を好むじゃないですか。
ぱっといい例が出てこないけど。
例えば我々アカデミアにいるとよく言われるのが、
Publishはペリッシュみたいな。出版するか死ねみたいな。
あるんですけど、それも大じゃなくてペリッシュ滅ぶっていうのを使うことによって
PublishのPとペリッシュのPで頭で音を踏むっていうことをよくやるんですけど
歌になった時に脚音で合わせるっていうのってすごくこう
魅力的なんですよね。
なんかラップっぽいって思っちゃいますね。
ラップ自体がそういう脚音をうまく活かすあれですからね。
しかもこれ何が面白いかっていうと
アラジンに出てくるジーニーっていうのは主役じゃない。
一応ね。
主役を助ける脇役みたいな話じゃん。
アラジンの中のジーニーの役割って。
タイトルアラジンですからね。
リトルマーメイドもセバスチャンってあくまで脇役なんですよね。
アリエルをサポートしてくれる人っていう立場じゃん。
これってちょっと話が言語学から沿っちゃうかもしれないんだけど
ちょっとオペラっぽいなって思ったんだよ。
オペラってだいたいヒーローとそれを助けてくれるサブ役みたいなのがいるんだよね。
そのサブ役ってだいたいお茶目なというか
おちゃらけポジみたいな3枚目みたいな役が出てくるんですよ。
多分ジーニーもセバスチャンも結構その3枚目ポジに近い人たちが
こういうリズム感よく楽しく
おちゃらけながらでもサポートをきちんと出すっていうのを
この曲で脚印を踏むことで上手に表現してるなっていうふうに思っていて
調べてみたら両方とも同じ人たちが作ってるんだって。
そうなんですね。
っていうところもあって
私この印をすごく上手に使ってる
ディズニーのこの映画の曲っていうのがめちゃくちゃ面白いなと。
これ英語ならではじゃないですか。
そうですね。
日本語でもできるけど
でも日本語訳しちゃうとこの英語の印の気持ちよさみたいなのがなくなっちゃうから
これはぜひ
多分日本語のディズニーソングに馴染みのある方多いと思うんですけど
ぜひちょっと原曲も聴いていただいて
印のこのハマり方を楽しんでもらえたらいいなっていうのは
このお便りいただいた時に最初にパッと思ったので
ぜひこの2曲ちょっと注目して聴いていただけたらなというふうに思います。
さてそろそろ101号室の明かりを消す時間です。
もち子さん今日覚え違いタイトル集の話してきましたけどいかがでしたか。
先ほどのお話とも重なっちゃうんですが
やっぱり極めて人間の脳らしくて面白いエラーだなと思いました。
そうだね。さっきももち子さんも言ってくれたけど
AIはこの間違いしないよね。
AIのハルシネーションじゃないヒューマンエラーなんだなっていうふうに
やっぱり何が違うのみたいなそういう話多分出てきているとは思うんですけど
すごくここのネットワークってそれをもしてるけれども
やはりここでこういう吐き違いをするっていうのは
似てるようで人間にしかできない面白さなのかなっていうふうにはすごい感じましたね。
そうですね。あと誰も悪気がないっていうのが可愛くて面白いですよね。
このお前違いタイトル集は。
でも結構お店の名前とかもやっちゃいがちかもしれない。
こういう名刺とかも。
え、やっぱこうなんだろう
あの引っ張られるんですよ。パッと例は出てこないので
ちょっとそんな急に例えばって言われるとそれ出せないんですけど
それこそこういう名刺。その役者さんのお名前だったりとか
お店の名前だったりとか
それこそなんだ
焼肉屋さんでこう焼肉キングだっけジャンボだっけみたいな
どっちもありますよね。
とかもそうですし
人のお名前もあれなんとかさんパッて名前出てこないよみたいな時に
一生懸命出そうとする時に
なんかこうやっぱすごい全然関係ない人は出てこないと思うんですよね。
なんかこう例えば田中さんだっけ鈴木さんだっけだったら
割と一般的というか重い苗字の人だったんだな
そこで多分あのなんだろう
西音寺さんだっけは多分田中さんだったか西音寺さんだったかは悩まないと思うんですよね。
だからこうあれ西音寺さんだっけ龍ヶ崎さんだっけみたいな
かっこよくて珍しい名前だったなみたいな感じで
やっぱり区分されていくみたいな感じで
なんかこう引っかかりっていうところに何かしら勝手に共通項を持ったり
区分をしたりっていうのはこう
人間がこう自分のリソースの中で収納する時に
やっちゃってることなんだなっていうのの片鱗が見えた気がしてとても面白かったです。
そうですねこの覚え違いタイトル集だけではなくて
日常でこういうのってすごくたくさんあると思うので
ぜひそういうのもコメント欄とかお便りフォームの方に送っていただけるといいかなと思います。
番組ではリスナーの皆さんから言語に関する素朴な疑問や番組の感想などをお待ちしております。
詳細は概要欄にあるグーグルフォームズリンクまで
ぜひ覚え間違いなのか思い出し間違いなのかわからないですけど
あればお送りください。番組のフォローと高評価もお願いします。
はいそれから番組公式Xもございます。
XのIDはアットマークDSRLOOM101
大文字でDSR小文字でROOM数字で101です。
フォローもお待ちしております。
それでは皆様からのお便りお待ちしております。また次回お会いしましょう。
ディープストラクチャーラジオお相手はアシスタントのもちこと
言語学者のKでした。