1. 「独立後のリアル」
  2. #188 目的が無いという自由 〜..
2023-11-24 33:58

#188 目的が無いという自由 〜1日店長で感じたこと〜

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目的は大事、でも目的がないから楽しい。神保町PASSAGE1日店長の経験から色々考えることがありました。なんとなく行きたい、みなさんはそんな場所がありますか? お礼/1日店長後のリアル/どぎまぎ/店頭に立ちたい!/料理本を探す外国人/なんか来てしまう場所/ドンキと一緒はやめて/目的がない?/僕らは目的に縛られている/文学フリマという世界/ただ行きたい場所は少ない・・/ポッドキャストウィークエンド情報/ロンTつくりました! ここみち書店 ⁠⁠⁠https://passage.allreviews.jp/store/GK4WRIZMZGNSCCPH3K357X72⁠⁠⁠

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00:00
毎日1日店長やるといいんじゃない?
いや、それ、私の本業は何?って話になるし。
どこに何があるかよくわからない。
ちょっとパサージュとドンキホーテをちょっと一緒にされるのは、ちょっと。
なんか俺、本は手触りで買う感じがある。
手触りかもしれない。で、その日買わなかったとしても。
まあ、なんか僕らはこう、とにかく目的に縛られてると。
始まりました。独立後のリアル。Keikoです。
Hassyです。
このポップキャストは、人生を本気で変えたい人のコーチをしてきた2人が、
これからの時代を賢く生きるためのヒントを、愉快に無責任に話す番組です。
毎週金曜日配信です。
今日はまずは、お礼から入りたいと思います。
はい、そうですね。
今日はですね、11月の19日の日曜日に収録してるんですけれども、
昨日18日にですね、パサージュ、貧乏庁のパサージュで、
ここみち書店×独立後のリアルということで、
私たち2人で1日展示をさせていただきまして、
そうですね。
リスナーの皆さんにも来ていただきました。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
僕も初めての体験でしたけどね、
結構初めてのリスナーの方とかに応援したりとかね、
ポッドキャストのコーナーを作ってね、
出したりしてね、それを真ん中に持ってきて、
いろいろ見てくれたりとかね、関心持ってくれてよかったですよね。
ありがとうございます。楽しかったんですけど。
売れました?
売れましたよ。売れました。
いくらぐらい儲かったんですか?
いいんです、そういう。
リアルだから、独立後のリアルだから、1日展帳後のリアルだから。
そうですか。
じゃあ冊数で言っておくと、まあいいか。
でも冊数をちょっと聞いておくといいんですか?
冊数は25冊売れたんですよ。
それはちょっとアベレージとかは分からないけど、
ちょっとまとまった数が売れた感じが。
本当そうなんですよ。
私の棚は普段3階にあって、
来てくださった方は分かると思うんだけど、
パサージュって路面展と、
あとその3階にパサージュビスっていうのがあって、
ビスっていうのはフランス語でアンコールみたいな意味なんだけど、
私の棚は3階なんですよね。
だから3階に上がってもらわないと見つからない棚なので、
そこまで来てくれる方ってかなり奇特な感じがあって。
まあもう目当てで来てくれる人とかね。
まあでも実はカフェもあるから、
最近結構人気になってきてるみたいなんですけど、
今のところはまだそんなには知名度はないので、
なので、なかなか普段は本当にそう、
まさに目当てに来てくれる人が買ってってくれるぐらいの感じだから、
そんなに一度にたくさん売れることは、
1日店長でもやらない限りなかなかないので。
よかったね。
毎日1日店長やるといいんじゃない?
いやそれ、私の本業何って話になるし。
03:04
3日店長とかにするといいよ。
3daysみたいな。
そうするとだんだん飽きられんじゃん。
いつでも会える人ぐらいになっちゃうと、
もう飽きられて誰も来てくれなくなっちゃうじゃん。
確かにね。
1日っていうのはいいよね。
なんかプレミア感があるのか、
SNSでそれを見つけてさ、
もうすぐ終わっちゃうと思ってさ、
駆け抜けてくれた人が来てさ、
あれは1日店長なせる技だよね。
明日いないからね。
明日いないからね。
ハッシーもね、ありがとうございました。
一緒に店頭に立ってもらって。
そうですね、初めての。
初めての。
あんまり僕小売りとか、
昔からあんまり物は扱う商売したことないんで。
でもバイトとかはいろいろやってたじゃない?
バイトとかもあれだけど、
小売りでとかっていうのは、
焼肉屋とかだもんね、バイトね。
そうね。
よく知ってるね。
言ってたから。
でも社会人になってからは、
結構そういう広告を売ったりとか、
IT系の会社とかにいるとさ、
実際にお店構えてるとかっていうのは全然違うから、
めちゃめちゃ新鮮なポップをね、
けいこが作ってくれたポップを、
ちゃんと並べたりとか、
本がずれてたら立て直したりとか、
あとレジを打ったりとかね。
そうね、バックオードピってね。
そう、今一切現金も使わないからね。
そうね。
レシートも出ませんと。
そうそう。
SNSで、ショートメールで送りますか。
今入れてもらえますか、みたいなね。
そうか、とかね。
なんかクーポンつけなきゃとかね。
そうそう。
10回くらいレジやりましたけど、
ありがとうございます。
不完全年賞のまま終わる。
そうなの?
いや、っていうか、やっぱり慣れないよね。
ああ、そっかそっか。
ビッピビッピすごいさ、やっていく感じじゃないというか、
あんまりややこしい決済来るなと思いながらやっぱりやってましたから。
大体そういう感じじゃないですかね。
そうそうです。
なんかちょっとドギマギ、オロオロしてる、
しおりの場所が見つからないハッシーとか、
なかなか面白かったですよね。
いいよ、だからああいうね、
やっぱり素人になる機会っていうのは、
本当にあるしありがたいというかさ、
ご縁がないとさ、店長やるとかできないじゃない。
私だから、ココミーチ書店始めた一つの動機の一つはそれだもん。
本屋さんやってみたい。
八百屋さんやってみたいとあまり変わらない感じ。
本屋さんやってみたいっていう。
天井に立ってみたいっていう。
だからさ、今なんかそういうさ、
昔はそういうことをやってみたいと言っても、
もうなかなかできないかもなとかさ、
だけど今回みたいな場所とかもあるじゃない。
シェアしてやってるとかさ、
そういうとこも増えてるから、やろうと思ったらさ、
06:02
結構いろんなことできるのかもしれないですね。
いやぁ、面白かったなぁ。
いやぁ、ちょっと今日はだから、
ハッシーの一日書店員体験談。
書材無き店長体験談みたいな、そういうこと?
そうそう。で、どうですか?
いやぁ、ほんとね、今言ったように、
そういうオペレーション的なことに
慣れるのはすごく大変だなぁと思ったのもそうだし、
あとね、ひとつすごい、
けいこちょうどいないときに、
外国人の人がさ、結構人望庁っているじゃない。
で、なんかよくわかんないけど、
なんか面白そうだから入ってくんだよね、外国人がね。
そうだね、ちょっと店構え的にもさ、
ちょっと興味深い感じがあるもんね。
人もいっぱい入ってるからさ、
たぶんちょっと入りやすいらしくて、
全然パサージュの仕組みとかは全く知らずに入ってきて、
で、おもむろに、
料理の本はどのコーナーですか?って聞かれて、
なんかすごい、そもそも料理の本どこだ?
そういう場所じゃないみたいな。
普通の本屋じゃないじゃん。
料理コーナーはあそこですとかさ、
じゃないから、これどういう風に説明したらいいかな?
みたいな、なんか店の根本的な仕組みを
外国人の人にずっと説明して、
で、最終的に、
でも料理の本がどこにあるかは、
俺は分からないよって。
OK、OK、みたいになって、出てっちゃったっていう。
ありがとうございました。
なんかそういうさ、
氷の面白さとか新鮮さとかもあったんだけど、
なんとなく入ってくる人たちがいっぱいいるのが、
すごい面白かった。
特に土曜日だったからそういうとこあるのかもしれないね。
そうなのかね。
あの辺やっぱり人通りが結構。
もうそうだし、結構あの店が若い人たちが
ちょっとフラッと見に来るみたいな、
そういう場所になってるらしい。
代表の話によると。
その海外の人なんかさ、その典型だと思うんだよ。
あそこをすごい見に行こうとはさ、思ってないけど、
なんか結構いい感じの面白そうだなと思ってさ、
入ってくるみたいな人たちも他にもいたりとかして、
どんな気持ちで見てるのかなとかさ、
よく分かんないんじゃないかなと思いながら。
でも日本語読めなかったら全部一緒かもしれないよね。
でもなんかさ、ここの棚の横にはさ、
全然本じゃないものすらさ、置いてあったりとかさ、
そうだね。
なんかちょっとこう、面白いんじゃないかなと。
09:00
あの、そうね、なんかいろんな人がこうフラッと、
この本を買おうとか、
なんかこう、このカテゴリーの本をさ、買おうと思って来るとかさ、
そういう感じじゃない人たちが、変わる変わる入ってきて、
なんか一日いるとさ、流れが見えてすごい面白くて、
なんか午前中、買ってった人がまたここにいたりするんだよね。
まあ開店が12時だったから早めに来た人が、
またしばらく経ってからまた戻ってきてるってこと?
そう、またあの人いるなと思って。
で、なんかまた買っていくのか、見ていくだけなのか、
何度も出入りしてる人とかも見受けられたり。
なんかこう、買いに来る場所というよりはさ、
やっぱりあの場所が面白そうとか、
なんかこう行ってちょっと入っちゃうとか、
あの場所に行くこと自体が、目的でもないんだろうけど、
っていう、なんかすごい面白い、いい場所だなあっていうかさ、
なんかあるんじゃないかなみたいな。
なんかでも場所ってそういうもんかもね。
なんかそういう場所もあるし、そうじゃない場所ももちろんあるじゃない。
で、なんか普通の本屋さんとかも、そういう要素もあるけど、
でもなんとなくさ、想像もつくじゃない?
なんとなくビジネス本が平場になっててさ。
だいたい料理本はあの辺とかね。
そう、ちょっとマイナーなとこにあるんだろうなとかさ。
ちょっとドンキホーテっぽいっていうかさ、
どこに何があるかよくわからない。
ちょっとパサージュとドンキホーテをちょっと一緒にされるのは、ちょっと。
でもさ、ドンキホーテの一番初めの頃って、
あのぐっちゃぐちゃな感じで、
どこに何があるかわかんないっていうのが、
すごい受けて、あえてカテゴライズされてなくて、
みたいなこともさ、
俺ほんと1号店の杉並の方のさ、行ってた頃とかさ、
なんかほんとに、この店めちゃくちゃなんだけど、
たまに探してると、とんでもなく面白いものが安く売ってるみたいなさ。
なんか同じ、安くではないんだけど、
なんか滅多に見えないようなさ、
え、こんな本がとかさ、
猫ばっかりの置いてある本だなとかさ、
面白いじゃん。
面白い、面白い。
そういう発見がある感じがね。
そうなんだよね。
なんかだからさ、あそこで働いてる、
私たちは1日だけの店長だけど、
あそこでずっと働いてくださってる、
結構長い歴の長いスタッフの方とかは、
結構いろんな店主さんが入れ替わり立ち替わり本に搬入してくるから、
12:02
結構覚えてたりとかもして、
例えば、このテイストだったらここですよとか、
私もね、タコについてめっちゃ、
タコの本だけ置いてる人とか知り合ったんだけど、
そこで本当にタコの本ばっかり置いてあるわけ。
結構売れてるんです、しかも。
それ探しに来る人がいるってこと?
タコ関係の人もわざわざ来ることはないんだけど、
その棚だけ見るとタコになってるから、
どんな本がお好きなんですかみたいな、
タコありますよって言えるんだよね。
あと狸の本ばっかりとか、
青森と熊本の本ですとか、
オランダの本ですとか、
結構個性ある棚だったりとかすると、
こっちも結構記憶してたりとかするから、
旅行が好きでとか言われたら、
じゃあ青森の本ここにありますよとか、
そういうのできたりも、
私もさすがに何回か行ってると覚えるんだけど、
そうやって案内してもらう面白さももちろんあるんだけど、
本屋さんの面白みのもう一つは、
自分で発見しちゃった棚みたいなのとか、
なんだこれみたいなのを、
自分で発見する喜びみたいなものもあるじゃん。
あるある。
それもそれであんまり邪魔したくない感じもあって、
本屋の接客ってすごい難しいなって思ったりもするよね、
あの店頭に立つと。
声かけたほうがいいのか、そっとしといたほうがいいのか、
まさに場に来てるところでわざわざ邪魔しないほうがいいかなとか。
そうだよね。
ちょっと考えるよね。
いやなんか、そのポッドキャストのコーナーとかに来てる人とさ、
何人かに話したんだけどさ、
なんかタイミングは重要っていうかさ、
あんまりおすすめするっていうよりは、
その人が興味持ってるところに、
軽い野党史になればぐらいな感じはいいんだけど、
やっぱり探してる楽しみってあると思うからね。
そう、そう。
だから近寄って話しかけちゃうと、
どう思う?って言いながら、
歓迎されてるようで言いながら、
スーってなっちゃうこともあるじゃん。
あるある。
難しいなっていうか、面白いなと思うよね。
ああいう場所は、何か求められてる感じがあるよね。
なんか万人受けはしないんだけど、
それがいいんじゃない?
うん、そう。
だからある特定の棚とかで、
もう座り込んで読んでる人とかもいて、
たぶんその人は、
他の棚は興味ないかもしれないんだけど、
それでいいんだよね、たぶんね。
本当にさ、目的思考がすごい強い人とかさ、
にとってはさ、とんでもなく迷惑な。
苦痛だと思う。
で、なんかさ、そういうね、
逆に言うとそういう人たちはさ、
15:01
アマゾンとかでさ、
そうなのよ。
買うからさ、
そうなのよ。
本屋が減ってくる理由もそれじゃない?
それの反動的にさ、やっぱりそういうことじゃなくさ、
なんか俺、目的がある意味ないんだと思ったわけ。
来る人の?
そう。要はこの本を買おうとか。
なんか本を買いたいのかすらも、
俺はわかんないと思ってて。
でもちょっと、ちょっとなんていうか、
ちょっと行ってみようかなみたいな、
そういう感じだよね。
その目的地にはなってるってことでしょ?
そう。なんか絶対なんかの本を買おう。
でもない。
昨日のポッドキャストとかもさ、
こういう領域が今、結構なんかホットなんだとか、
そういう関連だけでこんなに一つのさ、
すごい量でしょ。
そうだよね。
私びっくりしたもん。
なんか企画立てた時に言っちゃったけど、
そんな本あんのかなって正直思ったんだけど、
前日あなたは47冊搬入しましたからね。
すごいですね。
すごいでしょ。
ほんとだよね。
よく持ってったね。
よく持ってた。
すごいね。重いのもあったからね。
そう。すごい重いやつあった。
聞き買い買い時点とかも大変なことになる。
大変だ。あれ意外と重くないんですけどね。
そうですか。
もっと重いやつある。
そうですか。
だから、何の話だっけ?
目的のないフラッ…。
そういうのがなくなってるから、
街の商店街がさ、どんどんシャッター通りになっていっちゃうのってさ、
要は人って用はないけど、ちょっと出かける場所は欲しかったりするじゃん。
そうね。
でも出かけてつまんないことが明らかにわかってるんだったら、あんまり出かけたくないじゃん。
なんか目的じゃないけど、そこに行ったらなんか楽しいことあるかもな、
ぐらいな感じの出かける場所ってさ、
昔だったらもうちょっと商店街とかプラプラ歩いたりとかさ、
そういう機能を果たしてたかもしれないけどさ、
そういうのがなくなっちゃってるじゃん。
すごいなんかね、便利になるっていうのは、きっと目的が明確になって、
それに到達することがすごく早いとか、勝手にレコメンドされてくるとか、
そういうことじゃない?
だからそっちに触れば触るほど、逆が際立つというかさ、
さっき言った知らない世界が広がってる感じがいいよね。
本屋だとさ、わかるじゃん。
でもあそこに行くと、え、ポッドキャストはこんなの?とか、
そういう場所に行かないと、知らないものを発見するって難しいよね。
18:01
そうだね。だからそういう意味では、あそこは仮に、
くすのきさんとかの本もあったりとかもするからさ、ビジネス本とかのさ、
そういう人を目当てでめがけてきたとしてもですね、
田原町さんの本をめがけて、田原町さんの棚もあるんですけど、
めがけてきたとしても、なんか周りのものが目に入っちゃうよね。
周りの、なんだこれは?みたいなものが目に入っちゃうから、
それはそれである種、いい、面白く機能してるかもしれないね。
あとは彼の棚は、彼が読んでる本がそのまま入ってるから、読み終わった本が。
その人の思考を知りたいときには、そこの棚に行くとね、
その人が何を読んでるかが分かったりとかして。
そういうふうな面白さもあるんですよ。だから付箋貼ったままとか。
稽古のあれだよね。付箋貼ったままの本。
忘れてた博士の。
売れてたもんね。でも逆に、付箋貼ったままぐらいがありがたいっていうか。
そうじゃなきゃ、普通に本屋で買ってもいいんだけど、あえてっていうのもあるよね。
そこもさっきの、結果できたものだけ欲しかったらさ、
全てその人がまとめた本買ったらいいんだけどさ、
そのプロセスはどうなのかなとかさ、この人どんな人なのかなって思ったりする。
やっぱり結論とか、結果だけの部分じゃない部分みたいなところは、
そこに興味を持つよね。
あまりにもいろいろ整いすぎてる現代だと余計に。
しかもそこで、私もそれ好きなんですみたいなことになったりとかすると、すごい盛り上がるよね。
確かにね。
昨日もさ、
ポッドキャスターのさ、
空飛猫たちの文学ラジオをやってらっしゃる大地さんに声をかけて、
彼らが作った冊子があって、海外文学を紹介するっていう冊子なんだけど、
それを2種類搬入してもらったのね。
彼が藩元なわけだから、ちょっと3冊3冊って多めにいただいて、売れたらっていう感じで置いといたんだけど、
すごいそれが売れるわけだよね。
99とかの方も面白いのになぁと思いながら、その手前に置いてあるそっちの文学ラジオがすごい売れてってて。
こういうの興味あるんだみんなと思ってたら、ちょうど大地さんが来てくれて。
お子さんと一緒に来てくれて。
で、そしたらちょうどそれを買いたいという人がその場にいて、
で、なんかキャーって盛り上がってて、
大地さんサインとか入れてもらって。
そうだよね。だからなんか俺もあれ見て、
21:00
ああいうのを見た時に、俺自分の世界が広がったなと思って、
すごいありがたいなと思うわけ。
海外文学の、だってさ、ほらその買った人はさ、
前回どっかのさ、なんかそういうコミケみたいな、
文学振り間?
振り間みたいな時に、売り切れたら買えなかったってさ、
お金が足りなくて、買いすぎてお金が足りなくて買えなかったんですって言ってた。
言ってたじゃない?
だからさ、その文学振り間みたいなものが、そういう風にあって、
そこですでに目をつけてて、それがここにあったっていう物語を聞けると、
俺の全くさ、それはさ、多分接点がない場所なんだよね。
ほんとそうだと思う。
でもそういうなんか出会いがあるかどうかっていうのは、
結構難しいっていうかさ、
なんか目的持って行っちゃうと、多分あんまり起きないというか。
まあそうだよね。その本とか本じゃないにしてもさ、
その対象物に一直線になるから、すごいこうキューッとフォーカスされてるから、
他のものあんま見ないもんね。
そうなんだよ。
そもそも。
めちゃめちゃ脱線したり、なんか寄り道みたいなのしない限りは、
あの日一日あそこにいたから、俺もそれが見ることができたしさ。
ああいうの見るとすごいやっぱり、
面白いよね。
なんか面白い。そうなんだ、これ欲しかったんですみたいな人がさ、
いるんだよ。
買ってくる人たちがさ、結構いるっていうさ、
そういうの俺やっぱ楽しいんだよね。
あの日買ってなくても、なんか面白いもんでさ、
ネットで見ただけだとあんまり記憶に残らなかったりするんだけど、
何かしら実物とかで見てると、なんか多分ね、残るんだよね。
残る。なんか俺、本は手触りで買う感じがある。
手触りかもしれない。
で、その日買わなかったとしても、
ああ、あの時あれ見たなって。
例えば海外文学の冊子もその日買わなかった人も、
海外文学っていうものだけはなんか記憶として残るじゃない。
そうすると多分、何かまた別の機会のところで何か見ると、
まあそれは大地さんの冊子じゃないかもしれないけど、
何か新しいところでそれを手に取って読んでみたりとかする可能性は多分あるんだよね。
そうだね。
だからそういうのを育む場所でもあるような気がする。
なんかこう情報を得て、本を買うために情報を得るみたいなことと真逆で、
何か体験するっていうことじゃない?
24:02
そうそう。
触ってみると手触りがあるとか、
何か風景的にこういう本があるんだなとか。
風景あるよね、確かにね。
風景とかあると思う。
なんかそういう場の面白さが、
なんか俺はすごく印象に何か残ったなっていうのと、
なんかやっぱそういう場があると、
なんていうんだな、ある種の目的がない。
なんか面白さ。
それこそ本でさ、
あの国文広一郎さんってさ、哲学者のさ、
なんだっけな、
暇と退屈の倫理学とかさ、
で、なんかこの人目的への抵抗っていうさ、
本とかも書いてるんだけど、
なんか僕らはこう、とにかく目的に縛られてると。
目的っていうのができてしまうと、目的には必ず手段が出て、
もうなんか目的のためにしかそこから出れない。
で、自由は目的を超えてくって言ってて、
例えばさ、なんか目的は基本あるじゃん。
でも僕ら仕事しててもさ、
なんていうの、目的からちょっとさ、外れた時が面白いじゃん。
そのプロセスやっててさ、
なんていうの、もう夢中になってて、
売り上げあげようみたいなさ、
ことを忘れて、
なんかキャッキャってさりとかさ、
遊んでるみたいな時があるじゃない。
なんかそういう時が一番、
なんかこう人って面白いっていうか、
あの場所もさ、なんかこうすごい自由な感じがあるなと思ってて、
なんかここ行ってここ買おうみたいなことと、
全く真逆な、自由っていうか、
気持ち的な自由っていうか、
なんかそれを感じたよね。
気持ち的な自由ね、精神的な自由ね、あるね。
なんかさ、パサージュはパサージュで、
これ地方でもこういうのできたらね、
なんか今代表の方はもしかしたらこういうことも考えてるのかなって思うんだけど、
彼は彼で、これ地方とかでもね、やっていけたらいいって本当に思って、
システムが本当に素晴らしいから、
それはそれで多分展開していく可能性を今探ってるし、
結構多分興味も持ってる本屋さんもいっぱいあると思うんだけど、
なんかこういう、たまたま本だけどさ、
なんかこう人が集まれる場所、
無目的に来ることができる場所、
しかも何か来ると何かしら楽しいっていう、
27:00
そういう場所はすごく欲されてる感じがあってさ、
日本中で。
そうだね。
そこに文化が育まれるのあるし、
それが欲されてるんだけど、
それをやっぱり成り立たせていくためにはさ、
みんなもそれを許容してる必要もあるなっていうさ。
わかるよ。
なんかすごい、あの中で超売上追求してる棚が一つでもあったり、
なんていうの、それは悪いことじゃないんだけどさ、
みんなが、ここはそういうみんなが来て楽しい場所だよねって、
みんなが思ってないとあれもできないだろうなって思う。
いや、なんかだからすごい面白い場でした。
それはそれは。
あの外国人の方は今どんな気持ちになってんだろうなと思う。
なんかあのカメラ持ってた人?
いや、カメラ持ってたかな?
なんか後から来て、カメラ。2回来たんだけどね。
2回?そうだよね。たぶんあの人じゃないから。
いい場所だね。
ああ、そうですか。またコーヒー行きに。
はい、皆さんもぜひ、
じゃあちょっとちゃんと言っといていいですか?
私の棚、ここ道書店の棚は、
昨日は1階に建っておりましたけれども、
普段の私の棚は3階にございまして、
これが1階から階段で行けると思いきや行けないんですね。
そうですね。
1階の店舗出た後の隣にあるエレベーターで3階に上がっていただきますと、
ちょっとパリのカフェのような空間がございまして、
そこに私の棚がありますので、
ポッドキャスターさんの本を引き続き並べておきたいと思うので、
ぜひ、それこそね、
普段私も読まない本を結構揃えたんだよね、今回ね。
たぶんそうだよね。
それはそれですごい面白くて、
なんでそんな本にちょっと出会いに来てもらうにはいいかなと思って。
2列になってるんで、あんまないなと思ったら、
サッと1回抜いてもらうと奥にまたギュッと入ってますから。
そこまでするって。
いや、ほんと。
なんかどれも前に出したいけど、棚が狭いもんですから。
そうですね。その感じも楽しいと思いますのでね。
そうです。はい。
えーとですね、この間の一日店長の前日ですけど、
東中野にあるね、
ポッドキャストスタジオ付きクラフトバーの雑談さんに。
それね、逆みたいよ。
あ、そうですか。
クラフトビアバー付きポッドキャストスタジオ。
あ、なるほど。クラフトビアバー付きポッドキャストスタジオの雑談さんでですね、
30:00
セッションというね、雑談さんが定期的に配信している番組というかプログラムがあるんですけど、
それにね、ちょっとゲスト出演をさせていただいて、収録を。
で、あの、Xね、ツイッターのスペースでもね、リアルタイムでもちょっと配信したんですね。
聞いた方もいるかもしれないですが、また改めて、えー、多分雑談さんの方からね、出ると思いますんで。
結構ね、ちょっと面白い話が、コーチングについてね。
そうだね。あのー、その雑談さんがいくつかの番組というか、コーナーとしてはセッションというのがあるけど、それと別にプレイリストをね、作ってらっしゃるじゃない。
で、それの中に8HOURS FOR CHILLっていう8時間のプレイリストの中に、ゆとりフリーターさんにコーチングをしましたっていうのが収録されていて、
で、あの回について3人で話すみたいな、そんな感じだったよね。
あとなんかこのコーチングっていう関わりと、なんかポッドキャストが、なんかこうね、相性がいいんじゃないかみたいなね、ちょっとなんか面白い切り口で僕らも。
なんかただコーチングを振り返るというよりは。
そうね、そうね。
なんか、あのー、めちくろさんって人とね、一緒にやったんですけど、非常に面白い回でした。
僕も発見がありました。ぜひ聞いていただければ。
あと、はい、えーと、告知もさせていただきましょう。
もう1ヶ月を切りましたね。12月の16日。
はい。ポッドキャストウィークエンド下北沢ボーナストラックで出展をいたしますと。
11時から19時だったかな。
はい。
そのぐらいですね。
そうですね。で、我々、先週もお話しましたが、初めてのグッズを作ります。作っている最中です。
そうですね。
はい。長袖Tシャツを作っておりますので。
ロンTを作っておりますので。
えー、まあ、あんまり量は作っておりませんので。
はい。
あのー、ぜひ皆さん買いに来てほしいなと。
そうだね。
はい。ぜひぜひ。今後作るのかどうかも分からないので。
そうだね。
幻の品となる可能性が今のところ大ですが。
そうですね。
いや、でも売り切れてほしいわ、これ。
そうですね。
うん。
ぜひ、ちょっと皆さん来ていただいて。はい。
枚数、言っとく?
少ないということにしときましょう。
そうしましょうか。なので、ほんと売り切れてほしいんで、ぜひ皆さん買いに来てください。
ぜひ。
はい。僕らも当日はね。
そうそう。
店頭かわかんないんですけど、なんかその辺には必ずいますんでね。
まあ、一応ね。
声かけていただければ、はい。お会いできると思います。
私たちだけリスナーさんがいなかったら寂しいもんね。
そうですね。もういざとなったら、僕は買います。
いや、やだ。
売り切れた。
33:00
手にするかもしれない。
するの?
金で解決しようみたいな。
っていうことがないように、ぜひ皆さん来ていただければと思っておりますので。はい。
楽しみにしておいてください。
この番組では、感想やリクエストなどお便りをお待ちしております。
私たちに聞いてみたいこと、みんなで考えたいことなど、お気軽に概要欄にあるお便りフォームからお送りください。
番組中にお便りが読まれた方は、はがきまたはステッカーをお送りします。
Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、Audibleでのフォロー、および星マークでの評価も、ぜひよろしくお願いいたします。
本週も聞いていただいてありがとうございました。
また来週。バイバイ。
33:58

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