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2023-03-24 28:52

Ep.4 書店員は八百屋さんと同じ!? 本棚作りで大事にしていること

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生物学者の椿と書店員のさとぅーがお送りする本にまつわる雑談ラジオ「本の虫のススメ」。 今回は、本を買う立場ではそこまで意識しない、本屋さんの本棚作りのお話です。二人のお気に入りの本屋さんもご紹介します!

【よりぬき】
・さとぅーの棚づくりのこだわり
・棚づくりは具材の組み合わせと同じ?
・大型書店チェーンでも店舗によって個性は違う
・二人オススメの書店を初公開!
・児童書コーナー、悲喜交々

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紹介した本 
・中嶋康裕編著「貝のストーリー 『貝的生活』をめぐる7つの謎解き」東海大学出版部 
・椿玲未「カイメン すてきなスカスカ」岩波書店 
・エリック・カール「はらぺこあおむし」もりひさしやく 偕成社  

紹介した場所
・ブックファースト青葉台店

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生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
はい、第四回始まりました。今日もよろしくお願いします。
第三回では、ほとんど本の話をしないという。
そうですね。偽豚が。
大失態を犯して。
私、それで終わった後に後悔したんですよ。私、蚕のストーリーっていう本の一部、執筆してるんですよ。
なんで宣伝もせずに終わったんだと思って。東海大学出版会から蚕のストーリーぜひお願いします。
というので、前回の心残りを回収したところで。
よかったよかった。ぜひちょっと見てください。
なんか普通に本屋さんとか、Amazonとか。
Amazonでは買えると思う。
買える。
本当にたくさんブス吸ってる本じゃないのであれなんですけど。
海牛の話とか、いろんな貝の話もあるので楽しいと思います。
ぜひ。
あと、海綿の本書いてるんですけど、その中にも私が研究してた貝の話もあるので。
すごい文章わかりやすいので。
ありがとうございます。
全然その専門家とか研究、もちろん私も専門家でも研究家でもないので。
そういう知識がない人が読んでも全然ね。
ありがとうございます。
そんなに読める。
そういう方を対象として書いたので。
ぜひ読んでいただきたいですね。
はい。
という、なんか回収できたので。
本日のテーマ、テーマっていうことじゃないですけど。
今日は前回は私のバックグラウンドみたいな話にちょっとなったので。
そうそうそう。
貝やってたとかね。
なので今回はちょっと佐藤さんのバックグラウンドというか、書店員の実際ってどんな感じっていうところを聞いていきたいなと思います。
実際なんかその初回の時にちょっと初回聞いてくださった方なら覚えてるかと思うんですけど。
結構その入ってしばらくはやっぱり自分が希望するところにはなかなか難しかったとか。
そういう人事じゃないけど、どの部署に誰が行くかみたいな話とか聞いたりしたんですけど。
その中でちょっと話が出て、でもちょっとあんまり掘り下げたらこれやばい奴やなと思って聞けなかった話の一つが。
やっぱりその本の棚の作り方の話とか。
なんかちょっと変えるだけで全然売れる本も変わってくるみたいな話があったりして。
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なんか自分は本屋でお客さんというか、買う側の人間として結構意識してないけど、きっとたぶんすごい真相心理に訴えかけられて。
その並びだから買った本とかもあるんだろうなとかその後思ったりもしたんだけど。
結構その並べ方って意外と奥が深くて、全然違う業界なんですけど、八百屋さん?
八百屋さんで野菜をどういうふうに組み合わせて店頭に置くかみたいな。
なんか聞いたことある、それ。
なんかね、私それ全然違う話で聞いた。カラーコーディネーターの人のインタビューを、ライターも仕事でやってるんですけど。
そのカラーコーディネーターの方のインタビューした時に、その人がどういう仕事をするかっていう中でスーパーって言われて。
スーパー?と思ったら、そうやってその野菜の並べ方とかカラーコーディネートしてあげると、全然売り上げが変わらなくなって。
そうなんでしょうね。まあその旅行食野菜みたいな、なんか色とりどりにするとかなのか、並べ方なのかわからないって。
なんかその辺をね、アレンジすると全然違うんだって。
たぶんね、すごいね、意外にその八百屋さんの並べ方と書店の本の並べ方ってすごい共通性があって。
おそらくそのカラーに、多分八百屋さんの場合はわかんないんですけど、書店の場合だと同じ色のものをあんまり集めないようにとか、私はなんですけどね、気をつけてたり。
例えばそのピンク色っぽい全体が本があったとして、同じような色味の本を並べてしまうと、まあそれはそれでトーンがまとまっていいんですけど、
目線が集まりにくい。なんとなくその白とかピンクとか同じような色合いのものが並んでたら注目しづらかったりするので、
なんかあえてその同じ色の本はちょっとばらけたところに置いてやったり。
でもなんかちょっとわかる、岩波書店とかさ、文庫とかさ、何でもいいんだけどさ、ああいうところで背拍子見て本選ぶときって頭に入ってくるまで結構時間かかるじゃない?
うんうんうん、そうやね。
そういうこと?
そうね、同じレーベルの本が並んでるっていうのはその見た目がまとまって。
選びにくくなる気がする。
そうやね、それはあると思う。
でもその同じレベルをまとめることで統一感が出て美しい陳列になるっていうものもあるんやけど、
あえてばらけさせることで逆に情報を拾いやすいっていうのはある。
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わかるそれは。
で、また八百屋さんの話になるんですけど、
例えば冬になったらやっぱり鍋を食べたい人が多かったりするから、
その店頭の一番人の目がつきやすいところに、例えば白菜とか置く。
で、その白菜の隣に長ネギ。
鍋物セットみたいなね。
で、きのこ置いたりとかさ。
そういうふうに関連して置いてあげると、
鍋に小白菜とネギとって言ってまとめ買いしてくれるみたいなのがあるんですけど、
本屋でもそれがあるんですよね。
そうなんだ。
八百屋さんの野菜だとはっきりと用途が決まってるじゃないですか。
鍋とかってこと?
そうそう。鍋だったら鍋みたいなものがあると思うよね。
で、それがものすごく変わることってあんまないと思うんだけど。
でも本ってさ、一つの本を取っても、
その一個の本を何と捉えるかっていうのって、その人による部分があるんですよ。
ちょっと難しいね。
例えばね、一個例をあげると、
ハラペコアオムシっていう改正者から出てる絵本があるんですね。
アオムシが成長していって蝶になるっていうのを描いた、すごいかわいらしい本なんですけど、
で、例えばね、このハラペコアオムシをどういう本屋と捉えるか。
これを、例えば科学の本と捉える。
なるほどね。
虫の生態が分かる、変態とかが分かる本と捉えるのか、
あるいは、これエリック・カールさんすごいデザイン性の高い本出されてるんですけど、
デザイン、カラーデザインとかの本と捉えるのか、
あるいは、アオムシがね、マンデイ、チューズデイって言って、
曜日ごとに食べ物を食べていくっていう描写があるので、
曜日の勉強をするのに役に立つ単位の勉強になる本と捉えるのか。
どういうふうにその本の要素を取るかっていうことで、
解釈がね、いろいろあるってことね。
違う。だから、例えばそのハラペコアオムシの隣に、
時計の読み方の本を置いたりすると、
例えばその単位をここちゃまに学ばせたいっていう人が、
いいやん、ハラペコアオムシと時計の本を一緒に買って、
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なるほどね。
勉強してもらおうって。
で、横にカブタムシとかがあったら、
虫のこと、うちの子好きやから、みたいな。
そうそう、生き物の生態っていうものに興味持ってもらうこともできるし、
あとは、成長の本とも捉えられるじゃないですか。
だからそのハラペコアオムシの隣に、
初めてのお使いっていう、その名の通り、
ちっちゃい子が初めてお使いに行った人の様子を描いた本だけど、
そういう一人の人間が成長した様の本。
だからそういう成長を文章で感じてほしいなって言って、
一緒に買う人もいるかもしれない。
だから八百屋さんでもそういうのはあると思うんですけど、
それを鍋物野菜、白菜を鍋物野菜と捉えるのか、
シチューに入れる野菜として捉えるのか、
によって一緒に組み合わせるものが変わって、
それが各本屋さんで解釈が違って楽しめるところだったりするんですよね。
そこが、すごいいい本屋さんって、ちゃんと文脈が分かるんですよね。
適当に売れるのを並べてるっていうんじゃないなっていう感じ。
隣り合ってるものとか、手前と奥にあるものが、
ちゃんと管理に付けられて、
気にして見てみよう。
ぜひ見てほしい。
自分が作る視点やからね。
そういうのが浮かび上がってきっと見えてくるんやろうな。
でも言われたら、なるほどっていう感じ。
そうなんですよね。
だからその第一回の時に、大きな大手の書店でも、
担当が変わったなっていうのが分かるっていう話をしたんですけど、
それも本当にそうで、
あの本屋さんの棚は、
ハラペカアオムシを単位のとこに置く、
ちょっと面白い並べ方をしてるなみたいなのが、
なんとなく感覚とか頭の中にあって、
あれ?みたいな。
ハラペカアオムシの隣に、明らかに文脈が全然違う本が置いてあるなとか、
これって、もしかしたら担当者が変わってしまって、
落ち着かなくなっちゃったのかな、みたいなのが結構分かったりするんですよね。
なんかすごく不思議なんですけど、
本の棚って、なんか新鮮さみたいなのがあって、
フレッシュ?新鮮さ?
新鮮?
新鮮さ。あ、新鮮さ。なるほど。
フレッシュ。
フレッシュね。なるほど。
新鮮さっていうのがあって、すごい不思議なんですけど、
本をね、並べたばっかりとか入れ替えたばっかりだと、
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すごく売れたりするんですよ。
不思議でしょ。
物は別に鮮度とかが関係ないんやけど、
ほら、パンもさ、
焼きたてのパンってさ、ふかふかしてさ、
美味しそうでさ、買っちゃったりするやんか。
それはね、うんうん。
なんかね、よく私、棚が死ぬっていう表現をしてたんですけど、
しばらく手を入れてないと、
なんとなく本棚が眠ったような感じになってきて、
そうするとね、売り上げがいまいちやな、みたいな。
そういうような時に、ちょっと面白い、
ハラペコアウムシを違う文脈で組み合わせるとか、
新しいフェアをやるみたいなことをやると、
またなんか、新鮮味が出るんですよね、棚に。
それってでも不思議よね。
だってさ、みんな本屋さんにそんな棚作りの意識もないし、
毎日毎日来てさ、ここ変わってないとかさ、
思うわけでもないのにさ、売り上げに反映されるってすごいよね。
だからその、私は書店員として働いてたから、
そういうものが言語化して言えるけれども、
それがそこまで解像度みたいなのが高くなかったとしても、
やっぱりそういうのって伝わるんやなっていうのを、
すごい書店員やってて思ったんですよね。
なんか面白いね。
最近ちょっとモチベーションが足りてないなみたいになると、
ちょっと売り上げが変わったりとか、
なるほどね。
そこが意外にね、連動してる気がしますね。
面白いね。でも確かに言語化できなくても伝わるものってあるよね。
あるんだと思う。
それはそうだと思うけど、それが棚にも宿ってたというのは、
なかなか矢をよろずな気持ちになっちゃう。
そうなんですよね。
鮮度っていうものが本当は全く関係なさそうな本っていう領域で、
それが関係あったりするのが面白いなと思って。
そうなんですよね。
へー。
なかなかでも一般の人が意識しないけど、
これでまた行ったら棚見る目が変わっちゃうね。
何々書店のどこどこのジャンルの同じ大手の書店でも、
何々店の何々の棚はいいなみたいなのない?
あるけど、それはあるけど、でも確かに言語化できないんだよな。
同じチェーン店でも、ここの店の棚いいよねっていうのってあったりする気はするんやけど。
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でも結構自分の場合は蔵書数と比例してるところがあって、
欲しい本が結構売れない本が多いから、
それでできるだけ実店舗で買いたいっていう気持ちがあるから。
ありがたいですね。
何かなと思って見送ってた本があったりすると、
すごい評価が爆上げみたいな。
ベストセラーじゃないけど、
何この本っていういつもうつくみたいな本を置いてもらえてると、
やるなーみたいな。ありがとうみたいな気持ちになるよね。
そういうところで評価が結構決まってる気がするかな、私は。
二人とも好きな本屋さんで、
言っても大丈夫かな、実店舗。
ブックファーストのある店舗が、
すごい尖ってるんだよね、あそこ。
いいところがあるんですよね。
同じチェーンの本屋さんやから、どこでも同じやんって思いそうやねんけど。
私もね、結構そう思ってて。
でもそこのブックファースト行ったら、
なんじゃこりゃみたいな、いい意味でね。
いい意味でね、レジに人が並ぶような行列作るような動線って、
文庫とか小っちゃい本、価格が少ない本とか話題書とか置いて、
ついでにもう一冊買ってもらうみたいな。
客単価を上げるためのいいスポットだと思うんですけど、
そこの本屋さんは、厚み何センチ?10センチ半本みたいな、
すごい厚みの哲学書とかね。
そう、そうなんだよね。
を置いてるんですよね。
あれがなぁ、買っちゃうんだよな、並んでる時には。
そうなんですよね。
なんかさ、大手の書店によってもさ、
カラーっていうのが結構あって、
ブックファーストさんは、結構駅の構内とかに入って、
そう、そのイメージ、そうそう。
だからさ、小っちゃい、本当にコンビニみたいな、
ようなキオスクとかさ、みたいな、
キオスクは言い過ぎだけど、
イメージね。
イメージね、でもすごく小っちゃい中で、
すごい工夫して、いろんな本を置いてらっしゃるっていうイメージがあって、
すごい好きなんですけど、
名前出しても大丈夫かな?
大丈夫じゃない?だって、
あの、
別にね、
死ね!とか言ってたら、
それはそんなに。
めっちゃいい本屋やから。
いや、それはね、ファンなんよな。
ファンだよね、あれびっくりして。
青葉台っていう、神奈川県の東部なのかな?
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なんか、神奈川県。
神奈川県。
海上の低い。
東京に、結構近い、東京寄りの神奈川ですかね。
で、縁都市線の青葉台っていう駅の近くにあるブックファーストなんですけど、
そう、駅もね、そんな巨大ターミナルみたいな駅じゃないんですけど、
結構店舗もね、店舗面積自体も結構あって、
そうそうそうそう、2階あったよね。
2フロアある。
2フロアあるよね。
2フロアあるよね。
いやーね、そのブックファーストって、
コミックとか、よく売れる本とか、ベストセラーみたいな。
私もそういうの。
そういうイメージが結構強い、強い、そういうのが強いイメージがあるんだけど、
でもその、なんか狭いスペースの中で、
すごい上手いことを、熱のある戦勝してるなっていうのを。
いい言葉やな、熱のある戦勝。
そうそうそうそう、それはね、ブックファーストの印象やったんやけど、
逆に言うと、キノクニア書店なんかだったら、
美術書とか洋書とかが強いイメージなんやけど、
ブックファーストさんは、その辺はちょっと弱めの感じの印象があってんけど、
青話題だと、全ジャンル、すごい素晴らしい戦勝が、穴がないような戦勝されてるよね。
レジ前にやっぱり思想系をがっつり持ってきてて、スピノさんみたいな話すごいよね。
いや、だって皆さん考えてくださいよ。レジの横にね、あんな重いさ。
いや、ほんとすごいサルトルとかさ、ほんとにそれの解説本じゃないですからね。
解説本もあるけど。
そうそう、なんか読み解くみたいなね、彫訳サルトルみたいじゃないからね。
ガチのさ、2,000,000円する分厚い哲学書とか置いてるんよ。
3,000円で買えるかな、あれ。
買えないかもしれない。4,000円ぐらいするかもしれない。
ね、全然びっくりしないよね、4,000円してもね。
誰が買うねんってツッコミながら買ってしまう。
読書が好きな人は、ちょっと1回チェーン店なんですけど、ぜひ足を運んでほしい。
そう、なんかね、結構ネットとかで本好きな方のブログとか見るの、私結構好きなんですけど、
で、結構皆さん、本屋さん紹介されてるんですけど、やっぱり結構個人店?
セレクト、独立書店みたいな。
独立書店、小さい町の本屋さん。
で、いろいろ工夫されてるところとか。
もしかしたら許可の関係とかもあるのかな?
取材されたりとかはすごく結構ポピュラーなのかなと思うんですけど、
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結構、いわゆるチェーン店、キノクニ屋書店とか、ブックファーストとかの個性ってあんまり言ってる人がいなくて。
そうか、確かにそうかもしれないね。
一般的にそういう認識ってないんかな?
私は言われるまであんまりなかった。
札数、店舗面積は見てた。
必ずそれは見てた。
でも確かに行ったけど、なんかちょっと違うなって思うことはあったりしたね。
なんとなく頭の中で、このぐらいの広さやったら、これぐらいは置いてるかな?みたいなのがなんとなくあって、
でもなんかそれがなかったりしたら、あれ?って思ったり。
逆に思ったよりすごい豊作みたいな感じやったら、
ここすごいじゃん!みたいになったりとかは記憶があるから。
そういうのが棚の鮮度じゃないけどさ、言語化できずに感じてた部分なんかなと思う。
あと、本屋の会社ごとに得意な分野とか苦手な分野とか、そういう関係もあるかもしれないよね。
それはそうかも。
なんかね、書店員ならではの視点ってあるよね。
あと、前聞いてへーと思ったのが、自動書担当してたからさ、すぐにぐちゃぐちゃになるっていう話。
それはお子さんいらっしゃる家の方やったら、本当にそうそうっていう話だと思うんですけど、
本当に特に土日なんかは子供連れて来られることが多いから、
すごい完璧に売り場をきれいに整えたと思っても、30秒ぐらいしたら、
早い早い。
そう、なんか爆発が起きたのかなっていう。
なんか本もすごいことになってるんですよね。
やっぱり大人のコーナー宿で考えられへん。
考えられへん、考えられへん。
なんか1回びっくりしたのが、
なんていうのかな、本を入れる半…本を平積みって言って、何冊も積んで台の上に置いてるじゃないですか、本屋さんって。
で、それが平台っていう台の中からいろんなものがチョイスされて、
ジェンガみたいに50cmぐらいのタワーができてたことがあって。
もちろんそれ違う本が積み積まってるよね。
そうそう、全然違う本が積み木のように積み重なってたことがあって、
それがたぶん1時間ぐらい見てない間にそうなことになってたんですけど。
24:06
だからね、大人って本を本として見てるけど、
確かに。
子どもが四角い形のものとして捉えてる。
確かに。
捉えてるんやなと思って、すごいびっくりした思いがあるんですけどね。
大変だよそれは。
本当にね、自動車の売り場で働いてると、世の中の親をやってる人って本当にすごいなって。
本当に確かにそれはそうだ。
すごい思いますね。
売り場のコーナーの中に、私が勤めてた店は、
おもちゃみたいなものも多少置いてたので、
お試しで遊べるおもちゃみたいなのを置いてた時期があったんですよ。
そこで、やっぱり子どもが遊んでくれると嬉しいんですけど、
そのためのもの。
そうそう。
1回ね、何歳ぐらいかな、
多分5歳ぐらいかな、女の子が、
たぶんおじいちゃんやろうなっていうような人とね、来て。
覚えましたね。
覚えましたでしょ。
椅子の上、椅子に座ってね、遊んでたんやけど。
仕事しながらちょっとなんとなく聞いてたんやけどさ。
女の子が美容師さん役になってて、
おじいちゃんの髪をカットして遊びをしてたんやけど、
おじいちゃんの頭がさ、ちょっと寂しいわけ。
そこからカットか。
あのね、ナミヘイさんよりはあるけど、
ナミヘイさんに近い皮膚感。
あのフォルム。
あの感じのおじいちゃんなんですよ。
そのね、おじいちゃんのキューピーみたいなね、
頭のてっぺんのね、貴重な貴重な髪の毛をね、
女の子がね、加減ない力でね、引っ張って、
はい、切りますよ。じっとしててください。
って、おもちゃのハサミでね、無慈悲に切り落とそうとする。
切ったの?
でもね、多分おもちゃやから切れないんやけど、
おそらく多分貴重な、
抜け足してるよね。
髪が死んで、毛根が死んでるとか、
おじいちゃんさ、かわいそうにさ、
あの頭皮をさ、手で押さえてさ、
いたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたいたい。
はい、じっとしてくださいね。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
もうほんとおじいちゃん業、ほんとにご苦労様です。
ほんとね、いやあ〜、そういうね、
色々流されている。
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ん?なんて?
なんてなんて? 祝図? 祝図ね。 祝図がね。 噛むわ。よく言われへんわ。 祝図ね。そうそう、あるよね、ほんとに。
子供見てたらね、そのなんか家庭がどういう感じなのかがさ。 そうやんね、そうやんね。
なんかパワーバランスがお母さんにあるのかお父さんにあるのかとかね、そういうのが。 それはね、もう如実にわかるよね。 ね、わかってしまって面白いよね。
もうそんな感じでね、今回はあの、えっと、まあ書店の仕事みたいなもので、
棚作りとかいろんなことをお送りしましたね。 ね、なかなかやっぱり客としてね、行くのとは全然視点が違って。 うん。
意外とね、そうですよね、書店の仕事がどんなのかって、もちろんね、なかなか触れないので。 うんうんうん。
面白かったです。 ありがとうございます。ではでは、まあ今日はこの辺で、また次回もお楽しみにしていただけると幸いです。
はい、ありがとうございました。 ありがとうございました。では、また楽しい読書体験を。 楽しい読書体験を。バイバイ。バイバイ。
本の虫のすすめでは皆様のご質問ご感想をお待ちしています。 取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
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アフターファイブに読書トークをお楽しみください。
28:52

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