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スピーカー 1
えーと、今日はですね、映画の話ですね。
ひらばの月という映画を先日見てきたんで、その話を今日はしてみたいなというふうに思うんですけども。
スピーカー 2
いやー、なんかなかなか見ない感じの作風というか感じはございましたけどね、これは。
そうだね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
見事になる面白い映画だったので、今日はその話をしてみたいと思います。
スピーカー 1
こんにちは、katsumaです。
スピーカー 2
こんにちは、daikokuです。
スピーカー 1
第2期編はkatsumaとdaikokuの夫婦が映画ドラマなどのコンテンツの感想を中心に、ファッション・スイーツ・ホテル・マンションなど、我が家で話題のトピックをお届けします。
はい。というわけで、ひらばの月、50代のロマンス映画みたいな感じで言われておりますけども。
スピーカー 2
あんまりそのロマンス映画としては見てなかったけど。
スピーカー 1
まあ、そうっすね。実際、ロマンス映画、恋愛的な感じの話はあるっちゃあるんですけど、どっちかっていうと、なんかもっと日常感というか、ひらば感というか。
50代っていうところがあるっていうのもあると思うんですけど、キラキラした感じ全くない映画じゃないですかね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
地味極まりないヒューマンドラマだなっていうのが、やっぱり見終わった一番の印象ではあったんですけどね。
スピーカー 2
そうね。だからさ、なんか見て何かを感じるとすれば、50という年代に差し掛かるにあたって、我々が感じ始める孤独との向き合い方みたいなところはすごいあったなっていうのと、
もう一つは、主人公の須藤の方だね。伊賀遥さんの演じてた役どころの方が、自分の生まれた境遇に対して、自らその行き止まりをどんどん作っていくんですよ。
最初の方にさ、アパートの窓から月を見てる時があったじゃない。
ありえない夢見てるなみたいな感じのことを言ってたけど、本当はこういう未来を夢見てるっていうものがありつつも、それは叶えちゃいけないんだみたいな気持ちを自分でストッパーをかけながら生きてきてるんだろうなっていうのが随所に散りばめられてる気がして、ちょっと苦しい感じだったよね、全体的にね。
スピーカー 1
そうだね。あらすじをちょっと簡単に話しておくと、妻と別れ地元に戻った青人県庄、坂井雅人さんが演じてるんですけども、
印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていた、そんな青人が中学生時代に思いを捨てていた須藤陽子、これ伊賀遥さんが演じてますと、
須藤陽子は夫と私別し、現在はパートで生計を立てている。共に独り身となり、様々な人生経験を積んできた二人は意気投合し、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていく。
再び自然に惹かれ合うようになった二人は、やがて互いの未来についても話すようになるのだが、というお話ですね。
坂井雅人さんと伊賀遥さんが50代っていうところ、同級生ですかね。っていうところの役で久しぶりにやって、意気投合して恋愛感情を抱いていくみたいな感じの話ではあるんですけども、
さっきdaikokuさんが言ったみたいに、それよりも50代の孤独感みたいなところとか、リアルな問題みたいなところが常に作品全体をニチャッと気まどってる感じですよね。
スピーカー 2
ああ、はいはいはい。
スピーカー 1
阿呆が素人に対してよく言ってんだよね。あれが、なんかもうちょっと嫌ですみたいな。もうああいうの嫌ですみたいな感じのことをさ、結構よく言ってる声がね、多かったんだけど、
でもさ、その同級生っていう関係性だったり、50代ぐらいのあの辺の年代の人とかって考えると、それはそれでリアルさっていうのがあるのかなっていうのは思ったよね。
スピーカー 2
そう、だから、なんて言うんだろう、女性だからお前って言ってるわけではないって。
スピーカー 1
ではないよね、あれは。
スピーカー 2
本人もさ、言ってたじゃん。同級生全員をお前って呼ぶんだみたいなこと言ってたから。
スピーカー 1
友達だからだよみたいなこともね、途中で言ってたしなんか。その辺もね、あるし。
あとはね、僕思ったのは、作品の中で、その須藤が病気になっちゃって、ストーマをつけることになるみたいなふうな流れがあったんですけど、
そこもさ、言ってしまえばさ、さらっと流しちゃっても別にいいっちゃいいと思うんですけど、ストーマつけることになりましただけで終わってもいいけど、結構それに対して細かい描写が結構多かったじゃないですか。
ストーマの状態が気になっちゃって、ちょっと落ち着かないみたいなこととかさ。
スピーカー 2
あのあれさ、すごいなんか気持ちはよくわかったというかさ、私もほらお尻のさ、手術だったじゃない。
あの前後ってさ、お出かけするにしてもさ、まあ術後ってさ、傷口開きっぱなしだったから、トイレ行くたびになんかガーゼを変えなきゃいけなかったりとか、長時間トイレに行かないっていうことは結構避けてる状態だったから、
スーパーでさ、ちょっと匂いが気になるみたいな感じで、コソコソしてた時の須藤が、もうそのままなんか自分みたいな感じがしちゃって、あれはね、めっちゃ気持ちよくわかった。
確かに確かに。 アオト 何か他の人から見たら、なんてことない、なんか普通の人間で何の変哲もないんだけれども、なんか自分としてはやっぱり大きな変化があって、だから外から見えてる自分と中側で自分が感じてる自分とのギャップっていうのはすごくて。
須藤もね、あそこ家全然気にならないよ、みたいなこと言ってたよね、スーパーの中から。 アオト そう言うんだけど。 いや違うんだぞ。
アオト でも気になって気になって、とにかく早く家に帰りたいみたいな気持ちになるっていうのは、やっぱりね、なんか実際にさ、やっぱり手術受けたりとか、自分がその立場に身を置いた時に、ああなるっていうのはすごいなんかよくわかったね。あれはね、すごいリアルだったと思う。
スピーカー 1
リアルだよね。
スピーカー 2
アオト だからそのスーパーでもさ、同僚のさ、同級生のさ、おしゃべりな。 ウミちゃんがさ。
スピーカー 1
アオト ウミちゃんがさ。 あれすごいよね。
アオト ああいう人いるよな、みたいな。
スピーカー 2
アオト 学年にさ、絶対一人はいるじゃん。
スピーカー 1
そんなこともね、しゃべらんでいいのにっていうこともね、どんどんどんどんしゃべってね。
スピーカー 2
アオト そう、まあちょっとね、おせっかいな感じのね、あの人なんだけど、でもなんか若い時は、ああいう感じの人はちょっと、ああ厄介だなって思ってたかもしれないけど、なんか年取ってさ、なんか自分が割と保守的になって、受け身な感じになってくると、ああいう前に前に進めてくれる人が、まあ背中を押してくれて、物事が進むみたいなのも結構あるから、
なるほどね。 アオト 昔はちょっとめんどくさいなっていう人だったけど、なんかこの年になってみると、なんかちょっと、ああ、いいやつじゃん、みたいな。
そうだね、そういう見え方にもなるんだ。 アオト そう、ちょっと見え方変わんだなっていうのが、私はあって。
スピーカー 1
なるほどね。 アオト そうそうそう。
スピーカー 2
そうだね。私さ、もう一つさ、青人のお母さんが亡くなるじゃない。そこのお葬式の場に息子と別れた奥さんが来るんですよ。
その時にさ、きちせさんが、前菜なんだけど、きちせさんがハンカチを忘れて帰るんですよ。それを須藤が持ってって、忘れてますぜ、というところのあの二人のバチバチはね、ほんの一瞬なんだけど。
スピーカー 1
しかもそこまで別に会話をしてるわけじゃないんだよね。
スピーカー 2
するわけじゃないんだけれども、きちせさんの一瞬の目の。
何?みたいな。
スピーカー 1
急に振って湧いてきた、お前誰?みたいな感じの。
あの表情ね。
スピーカー 2
そう、本当にあれを、やっぱきちせさんもすごいなと思った。
スピーカー 1
すごいよね。
スピーカー 2
あそこの雰囲気。
うん。
スピーカー 1
そのあたりの演技力ね。
スピーカー 2
そう、それぞれの役者さんの演技力はやっぱ素晴らしかったですよね。
スピーカー 1
素晴らしかった。すげえ、これは。
で、そのあたり含めて、全体を描いてたのは、日常の貴重さ、みたいなところもあったのかな、というところはありますかね。
そうだね。
一緒にいてくれる人がいるって当たり前のことじゃないぞ、みたいなのをさ、青人の先輩というかさ、デンデンですね。
デンデン。
デンデンさんがね、デンデンさん演じるあの先輩が、家でリシリ昆布の胃豆腐を食べながらね。
スピーカー 2
リシリじゃねえと、みたいな。
スピーカー 1
デンデン 食べながら、うまっ、うまっ、めっちゃうまいっすな、とかっつってた。あれも胃豆腐を食べるのか、みたいなのも、またそれはそれでリアルだったんだけど。
スピーカー 2
いや、あれもまたいいシーンですよ。
スピーカー 1
そうそうそう。当たり前のことじゃないぞって、まあそうだよな、みたいなふうに思うところもあるし。
暴動で、daikokuさんも言ってましたけど、都道が月見ながら、物思いに拭けてるようなところも、何考えてたの?みたいなのを言ってるときに、夢みたいなことだよ。
あの時点だから、自分がもう良くないっていうことが分かってた感じですよね。
そう、夢みたいかもしれないけど、2人で一緒に穏やかに過ごすことができたら、みたいなところを考えてたのかな、みたいなところは思ったんですけど。
そんなあたりの日常の貴重さみたいなところとかを、とてもリアルに描いてた作品だったのかなって思いましたね。
スピーカー 2
もうずっとリアルな感じだよね。
スピーカー 1
そうなんだよね。派手さが本当にない。
本当にない。あれも東京じゃなくて埼玉。所沢だっけ?
スピーカー 2
所沢でしたかね。
だから、舞台になってる場所も、キラキラした場所では全くなくて、日常が。
スピーカー 1
だから途中で、銀座でも行くかって言ったら、銀座なんていいよ。池袋、サンシャインで十分だよ、みたいな。
まあまあまあ、確かにね。
そこの場所の選び方もすごい絶妙だよね。
あの辺のチョイスも絶妙だよね。
スピーカー 2
そうだよね。所沢からだと。
スピーカー 1
そんな銀座はちょっと遠いかな。
まだ行かなくてもわざわざ、みたいなところはね。
スピーカー 2
池袋にあんでしょ、みたいな感じでね。
スピーカー 1
十分じゃん、それで、みたいな感じのところもね。よかったよ。
スピーカー 2
あれもすごい絶妙だったな。
スピーカー 1
で、映画が全体終わって、一番最後の最後で流れてくるのが、星野源の主題歌ですよ。
行き止まり。
これはね、とてもよかったんですけど、映画見に行く前から何回も聴いてて、普通にいい曲だなって思ってたんですけど、
映画を見る前と見た後で、僕は全然感じ方が変わったなというふうに思いましたね。
歌詞の意味みたいなところも、いい歌詞だけどあんまピンとこないみたいなところが正直あったんですけど、
あれは本当に映画のために書き下ろされた曲っていうふうに言われてるだけあって、歌詞に感じる感じ方っていうところが変わったなっていうところがありますね。
最初の冒頭の忘れられぬ呪いを今あなたにあげる、でも嘘、ただ忘れないよっていうところの、呪いをかけると言いながらすぐ嘘嘘嘘っていうふうに否定しちゃうみたいなところの感じとかっていうのは、
須藤目線の映画の中では描かれなかった、アナザーストーリーというか、そういうニュアンスがあったのかなっていうところがあって、
それがとてもなんかすごい鮮やかに描かれてるなっていうふうに感じて、めちゃくちゃ良かったですね、これは。
スピーカー 2
星野源の、私が好きな星野源そのもののような曲。
スピーカー 1
須藤 結構初期に近いというか穏やかな感じのね、もうピアノとボーカルだけっていうところ。
スピーカー 2
聴く人に寄り添うタイプの曲だよね、これは。
見た後に聴いて、すごいグッとくる、すごいぴったりくる曲だなっていう感じがして、最後まで聴いてね。
スピーカー 1
もちろん、もちろんそうですよ、これは。
エイリアン 欲しいんですけれども。
もともとレビューでやっぱり最後行き止まりを聴き終わるまででようやく完成するみたいなことをよく言われてて、どういうことなんだろうなっていうふうに正直思ってたんだけど、なるほどこういうことかっていう。
スピーカー 2
エイリアン いやそうなんだよ。
これはマジでここまで聴かないと、聴き終わってようやくこの作品が完了するなって感じでしたね、これは。
エイリアン いや良かったですね、これはね。
スピーカー 1
ただ僕はですね、Cって言うと一つ苦言を停止したいところがあってですね。
スピーカー 2
エイリアン 毎度おなじみですね。
スピーカー 1
毎度おなじみですけど、またかって感じなんですけど、このひらばの月もですね、この宣伝用のポスターのデザインがマジで気に入らないですね、僕は。
スピーカー 2
エイリアン あれ何?
あれ何なんすか?
スピーカー 2
エイリアン 呪縛から抜け出せてないんですよ。時代がまだ遅れてるというか。
スピーカー 1
ラブロマンスというか。
エイリアン はい。
っていう雰囲気はまあなんか出してはいると思うんですけど、よくも悪くも。
スピーカー 2
エイリアン そう、でもなんかその。
まあでもそれじゃないじゃん。
エイリアン なんかはね。
スピーカー 1
主題ってそれじゃないじゃん、実際は。
スピーカー 2
エイリアン そう、主題はそれじゃないし、もっとなんか静かで。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
エイリアン しゅくしゅくと進んでいく日常なわけだからさ、ああいうなんかそのふわっとしたデザインにはしないでほしいし。
ぼんやりしたね。
エイリアン おそらくデザイナーにただ単に作ってみてって渡したら、あんなものにはならないはずなんですよね。
まあそうだね、確かにね。
スピーカー 1
エイリアン そう。
スピーカー 2
指示書が出てたんだろうな、ちょっと。
エイリアン 絶対なんかその他の触手の方たちの影響が。
スピーカー 1
こういうテイストにしてみたいな。
スピーカー 2
エイリアン はい、強めの指示が出ているのでは。
確かにね。
エイリアン どう私は。
推測。
エイリアン 推測しています。
スピーカー 1
まあまあまあもういいですよ。
スピーカー 2
エイリアン そう。
まあなんかね、いつか気づいていただくと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
エイリアン いいな。
スピーカー 1
はい。
まあでもとてもいい作品だと思います。
なかなか他にはない作品かなっていうところがあるので、
特に40代以上ですかね、なんか。
スピーカー 2
エイリアン そうなんだよね。
エイリアン これなんか私たちはさ、やっぱりさもう健診で引っかかったりとか、
エイリアン 手術したりとか、
エイリアン 歳とるとこういうことも出てくるよなみたいな感じで見てるけど、
エイリアン これ若い人はちょっとなんかポカンとしちゃうかなと思ったんだけど。
スピーカー 1
ポカンとしてそうだよね。
なんか結構YouTubeでいろんなレビューとかも僕たち見ましたけど、
まあまあ良かったっすけど、みたいな感じのちょっと若者のレビューをしてるのもいくつか目にしましたけど。
スピーカー 2
エイリアン なんかこれさ、恋愛映画で捉えちゃうと、なんであそこで青人と須藤は結ばれないのかみたいな方に行きがちなんだけど、
エイリアン これ恋愛映画じゃないと私は捉えてるから、
ないですよ。ないですよ。
エイリアン とにかく日常なんですよ。
スピーカー 1
そうそうそう。平場ですよ。
スピーカー 2
エイリアン そう平場として考えると、別に恋愛は成就しなくてもいいわけで、成就しないことの方が多分多いんじゃないですか。
スピーカー 1
じゃないですか。それが50代とかになると特にね。
スピーカー 2
エイリアン そうなんですよ。だからそれが分かるか分からないか。
エイリアン 映画というものの捉え方もあれなんだけど、どこにフォーカスを置くかで、結構見方変わっちゃうかなっていう感じはしていて。
でしょうね。
エイリアン そう。私は割と須藤の方にフォーカス寄せて見てたから、あんまり恋愛ドラマみたいな映画、恋愛映画みたいな感じは見てなくて、彼女が、
生き様みたいなとこですか。
エイリアン そうそうそう。中学の時代の頃から家庭環境が複雑で、周りからもいろいろ言われてたりとか、そういう環境で自分が育っちゃってるから、自分の限界みたいな。
そういうところが、わりと色濃く出てきてたりとかしてて、そこで形成された人生観みたいなのが、4,50代になっても抜け出せない、もどかしさみたいなもので描かれてるような気がして、そこを結構、わりと注目して見ていたっていう感じですよね。
スピーカー 1
そこにフォーカスあってると、またちょっと違った見方ができていいかもしれない。恋愛映画ってなると、ちょっと表紙抜けするかもしれない。
スピーカー 2
そういう見方で見れるとか、見て楽しめるのは、ある程度年を重ねた人じゃないと難しいかなって思いますね。
スピーカー 1
やっぱりレビューサイトとか見てても、絶賛してる人は年代が上目の人になるし、感じ方が変わってるなっていうところは実感したのでね。
スピーカー 2
だいたい同級生とかも、離婚したりとかも出てくるわけじゃないですか、この年になってくると。地元に帰るっていう人も出てきたりするし、そうなってくると、そういう人もいるよねとか、そういうこともあるよなみたいな。
お母さんがそろそろ介護で施設に入ってるとかっていうのもさ、私たちの年代になってくると、そろそろそういうのもあるのかみたいなこととかさ、リアルに共感できるというか、そういうことが結構いろいろあるんだけれども、若い人だとちょっとね、まだね、実感が湧かないことの方が多いかな。
スピーカー 1
40代、50代の方は、必見の英雅かな、日常のまま浴びてほしいなって思いますね。最後のボリューム上げるシーンがかなりグッとくると思うので、そこを必見なので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
スピーカー 1
先週、この配信はお休みにさせていただいてたんですけど、その間、僕が会社の出張で金沢に行ってたんですよね。そこの出来事をちょっとだけ話したいなと思うんですけど、めちゃくちゃ人が多かったっすね。
びっくりするぐらい。3連休っていうのはあったかなというふうに思うんですけど、海外の人が多いとかっていうわけじゃなくて、純粋に日本人が多かった。新幹線まじ取れなかったですからね。全部満席っていう感じ。だから観光という観光はほとんどできなかったですね。
3連休のうちの2日目が、そのカンファレンスみたいなのがあって、そこに参加してたんですけど、1日目のなんか昼過ぎ夕方ぐらいに着いて、で、3日目早朝になんかもう帰ってくるみたいな。そんな感じの。逆にそういう新幹線しか取れなかったっていう感じでしたね。
唯一行ったお店が2つあってですね、タウンズフォークコーヒーっていう金沢に行ったときは通っているっていうコーヒーショップで、通販でここのお豆とか買ったりしてるんですけど。
結構歩きますよね、これ。 そう、駅から20分ぐらい歩く。フラッと行く店では全くない店ではあるんですけど。でもね、めっちゃ満員だったんですよね。中10人ぐらいしか入れないようなお店なんですけど、そこ全席なんかも満席で、かつ行列もできてるみたいな。やべえなみたいな感じ。それぐらいの感じだったんですけど。
何年か前に行ったときもさ、あれもテイクアウトしたんだよね、結局ね。 テイクアウトでしたね、あのときも。あともう一個行ったお店がレコードジャングルっていう。
レコードジャングル。 これは神奈川エリアで多分割と有名そうな中古レコード屋さんみたいなのがあって、レコードプレイをね、僕は買ったっていうところがあるので、ご当地レコードじゃないですけど、その地方に行ったらそこの地方のレコード屋さんに行くっていうムーブをちょっとこれからしていこうかなっていうふうに思って、ここに行ったんですけど。
ここまで駅から歩いて15分ぐらいの、割と距離あるところではあったんですけど、結構人も多くて、でも結構楽しかったですね。ジャングルっていう名前がついてるだけあって、とんでもない量のレコードがいっぱいあって。
僕はバッファロードーターっていうバンドがいるんですけど、そこの日本で流通してないそうな、USで販売されているレコードを1枚お土産として買ってきたみたいな感じだったんですけど、とても良かったって感じですね。
あとdaikokuさんからお土産を頼まれたものを買ってきたんですけど、芝船小出さんっていうところのマスカルポーネフクサっていうのを、これがどうしても欲しいんだっていうことで、daikokuさんから家庭内スラックにインスタのスクショみたいなのが渡されて、これを買ってきてくれみたいなのが言われて買ってきたって感じだったんですけどね。
これはね、すごい大変だったわけなんですよ。
スピーカー 2
あれですよね。金沢駅にある百番街っていう場所に芝船小出さんがお店出されてるんですよ。そこの三連休で実演販売しますっていうのを見てたんですね。そこのスクショを撮ったと思っていたんですけど、それが違ったと。
スピーカー 1
全然違う。まずね、そもそもなんでURLじゃなくてスクショなんだっていう突っ込みどころがあったんだけど、それはまあよしとして。そこのスクショに書かれてたものが、甲林坊、大和店からのご案内。いつも甲林堂、大和店をご利用いただき…みたいな感じのテキストとその写真が貼られてたんですけど、僕はこれだけを見て、甲林坊っていうお店の大和店っていうところで売ってるものなんだなってまず最初認識したんですよ。
スピーカー 2
ちょっと見てみると確かにそれっぽいところあるんですよね。
スピーカー 1
でもこのインスタのテキストよくよく見ると、実演販売は僕が金沢行ってたところの2週間ぐらい前でもう終わってるんですよね。これどういうことなんだみたいな感じで。やってねえじゃんみたいな。意味わかんねえんだけどみたいな感じで。
ちょっとイライラしてよくよく見てみると、スクショのところで全然甲林坊さんと全く違うこのインスタのアカウントの名前が確かに出てて、あっこっちかっていうふうに見てみると、それが芝船小枝さんのアカウントだったってことがわかったんで、あっこっちを見たらいいんだなっていうふうに思って。
そこからググって、確かに百番街にお店あるねっていうところがわかって、そこからようやくお店にたどり着くみたいな謎解きゲームをやってたわけですよ。申し訳ない。これがあれですよ、レコードジャングルに向かうようなところの道中を歩きながら調べてたわけですよ。わけわかんねえなって思いながら。
スピーカー 2
マスカルポーネフクサっていうのが、フクサっていうお菓子が石川県では有名なものなんですよ。石川の郷土的な和菓子になるんですけど、どら焼きの生地を片面だけ焼いて、表面は焼いてないんですよ。
気泡がポコポコしてる状態の生地なんですけど、それの焼いてるツルッとした方にあんこを乗せて包んでるんですね。
スピーカー 1
イメージ的にはどら焼きをひっくり返してグルンと裏返したような感じの構造になってるんですよね。
スピーカー 2
フクサっていうのは、日本のフクサあるじゃないですか。お香でん包んだりとか、ごしゅうげん包んだりとかするときの。
スピーカー 1
あれが語源なのかな。
スピーカー 2
そうそう。包んでますよってことで、生地であんこを包むってことでフクサっていう名前がつけられてるんですけど、フクサ自体私が大好きなんですよ。
特にこの芝船小出さんのフクサは目がない。ここが一番フクサがうまいと思ってるから、本当にインスタでも追っかけてるんですけど、マスカルポーネフクサは関東に来ないんですよ。
大阪の百貨店では実縁販売されたりとかしてるんですけど、なかなか東京ではやってくれないと。日持ちしないので。
スピーカー 1
これ販売当日なんですよね。賞味期限が。
スピーカー 2
そうなんですよ。あと神奈川にいても、常に売ってるわけじゃなくて、こういう祝日だったりとか祭事みたいなのを百販街とかあそこでやるんですけど、そういうときに合わせてじゃないと買えないと。なかなか手に入らないと。
食べたいのにタイミングがなくてなくてってところで、katsumaが満を持して、出張だということで、これはちょっと買ってきてもらいました。
よっしゃ行ってこい!
お頼み申したというとこなんですけれども、大変美味しかったです。
スピーカー 1
美味しかったです。買ってよかったなと思いました。
会社の同僚に、妻にふくさっていうやつを買ってこいって言われてて、ふくさ?なんすかそれ?みたいな。
マジで認知取れてないから。
スピーカー 2
誰も知らなかったけど。
そうなんですよ。だから、石川県の人は、もう全然普通なんよ。ふくさっていうお菓子をみんな食べてて、なんだけど、こっちに来ると誰も知らないし。
スピーカー 1
知らない。僕は知らなかった、本当に。
スピーカー 2
どら焼きと同じなんだよ。
スピーカー 1
そう言われたら、なるほどねって思うけど、全くわかんないし、形だけ見ても、あれがどら焼きと同じ構成とか全然わかんない。美味しいんですけどね、めちゃくちゃ。
スピーカー 2
めちゃくちゃ美味しいんでね。
ぜひ、金沢行ったらですね、100番街に芝船小屋さんお店出されてますので、通常のノーマルなふくさは常に販売されてますので、そちらの方を一度ご賞味いただけたらと思いますけれども。
スピーカー 1
たまにシーズナルで実演販売をしてる時もあるって感じですね。
スピーカー 2
あんこにマスカルポーネが入ってるって、それだけで美味しいじゃないですか。
これはね、時々フレーバー違いで、コーヒーフレーバーのものが出たりとか、最近だとアンバターで組み合わせたりとかして、お出しになってるんで、金沢行かれたらですね、一度芝船小屋さんの方に足を運んでいただけたらなと思います。
スピーカー 1
はい、続きまして。
スピーカー 2
はい、今週のおいしいものニュース。
はい、今週はですね、パリのお店のお話をさせていただくんですけれども、フランスでね、クロワッサンで有名な、私たちもパリ行った時に朝ごはんで食べましたけれども、
セドリック・グロレがですね、なんと10月18日からショコラトリーをオープンされたっていうことで、今年のパリのサロショで出展していたんですよ。
スピーカー 1
へー、そうなんだ。
スピーカー 2
見てからどうしても食べてみたいという気持ちが、もうちょっと抑えきれなくて、これね、パリスウェーブっていうサイトがあるんですけど、ここはフランスの商品を割とその個人で、小単位から購入できる、日本に送ってくれるっていうサイトになってまして。
スピーカー 1
あなたあれですか、フランスの商品定期的に買ってますけど、ここでだいたい仕入れてる感じ。
スピーカー 2
こちらから、はい、仕入れておりまして。
ここか。
毎年ここ経由でゲルレさんのアドベントカレンダーとかは購入してるんですけど、パリのサロショシーズンからチョコレートっていうのが取り扱いが開始されるんですね。
で、セドリック・グロレのチョコも出始めてて、どうしてもちょっと食べてみたいなと思って買ってみましたと。
スピーカー 1
で、オランジェットと、あとはホワイトチョコレートのガナッシュが入ったタブレットと、あとマンゴーコンフィーが入ったタブレットを買ったんですけど、どれもいい素材使ってて、ほんとにおいしかった。
スピーカー 2
まあ、そうね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
一口食べさせてもらいましたけど。
一口ですよ。
よかったね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
チョコレートって聞くとさ、いいはいいけど、そんな違いあんのっていうところ。
スピーカー 1
イメージあるよね。
スピーカー 2
イメージあるじゃん。
で、今回ドギモを抜かれたというのが、このセドリック・グロレが割とミルクチョコレートを使ってるんですよ。
で、フランスだとミルクチョコレートってあんまり使わなくて、大体がブラックって言われる。
スピーカー 1
まあ、いわゆるチョコレート。
スピーカー 2
カカオのものになるんですけど、今回そのタブレットで購入したのが、2つともミルクチョコレートの方買ったんですけど、ミルクチョコレートって大体結構甘めな感じで仕上がってるところが多いんですけど、ほとんど甘さないんですよ。
それで、そうそうそう。苦味と若干の酸味があって、どっちかっていうと、アサイリのコーヒーをミルク足したっていう。
カフェオレみたいな、甘くないカフェオレみたいなイメージのチョコレートだったんですね。
で、これちょっとね、そのセドリック・グロレがショコラトリーをやった偉業的な部分だなみたいな感じはちょっと受け取りました。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
今までにないミルクチョコレートの表現がそこにはあって。
スピーカー 1
ちょっと新しいジャンル作ってきたみたいな感じすらあるってことね。
スピーカー 2
今までになかったなっていう感じはあって。
スピーカー 1
アサイリコーヒーの例えは確かに言い得てみようですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。今までのミルクチョコレートの概念を壊してきたところがあって、買ってよかったなっていう。
これはね、ほんと高いの。今マジでチョコレートが。
おすすめはそんなできないんだけど。
なんてさ、賞味期限もめちゃくちゃ短いんですよ。
マンゴーコンフィーの入ったタブレットに関しては、あれね賞味期限3週間しかないから、どんなにお店で買ってすぐ送ったとしても1週間も持たないんですよね。
だからこのマンゴーコンフィーのものに関してはもうサイトから落ちてるし。
賞味期限も結構短いんで、個人におすすめですとは言えはしないんですけど、もし興味ある方はフランスに行って食べていただいたほうがいいかも。
本当にその素材がフレッシュなものを結構使ってると思うんで。
供与してる間に風味とかも絶対落ちてくるんで、やっぱり作りたてのフレッシュなものを食べていただいたほうが良さは十分に味わえるのかなっていう気はしているので、
セドリックグローレはチョコレートの中でも新しい概念を着込んできてくれたなっていうところだけ今回お伝えをさせていただけたらと思います。