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  2. 155. 40代以上に刺さりすぎる..
2025-11-30 49:27

155. 40代以上に刺さりすぎる「平場の月」(ネタバレあり)

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今回は映画「平場の月」について。

50代のロマンス映画といわれるこの映画。実際のところ見方によってはとにかく「地味」に映るでしょうが、圧倒的に日常の平場感をとことんリアルに描き続けてるが故に、4-50代にはぶっ刺さる内容になっています。

劇中に出てくる「うみちゃん」的な人の感じ方、裏MVP居酒屋大将のしゃべらない演技、ラストシーンの「メインテーマ」、星野源の主題歌で完結する物語、唯一の難点、などなど話しています。

その他、金沢出張と柴舟小出の「マスカルポーネふくさ」、おいしいものニュースからセドリックグロレのチョコなど。

参考リンク:

チャプター:

  • りこチャンネル
  • 平場の月
  • あらすじ
  • 圧倒的なリアルさ
  • うみちゃん的な人
  • 裏MVPの居酒屋の主人
  • ラストシーン
  • 日常の貴重さ
  • 星野源「いきどまり」
  • 唯一の難点
  • まとめ
  • 金沢出張と柴舟小出のマスカルポーネふくさ
  • おいしいものニュース〜セドリックグロレ

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サマリー

映画「平場の月」は、50代における孤独感やリアルな問題に焦点を当てたヒューマンドラマです。坂井雅人さんと伊賀遥さんが演じる二人は再会し、過去の思い出や現在の困難を共有しながら、互いの関係を深めていきます。彼らの生活には、体の不調や親の介護、恋愛に関するリアルな要素が詰まっており、50代ならではの視点が色濃く映し出されています。ポッドキャストでは、映画のキャラクターや演技力に焦点を当て、特に居酒屋の主人の重要性が強調されます。また、映画のラストシーンや主題歌についても触れ、日常の価値を描写した内容が語られます。エイリアンたちは映画『平場の月』のポスターについて語り、デザインや配給会社の影響について考察します。特に40代以上の観客に響く内容や、日常生活におけるリアルな感情を描いた作品であることが強調されます。エピソードでは、石川県の郷土菓子「フクサ」や、パリのショコラトリー「セドリック・グロレ」についての情報が紹介され、フクサの美味しさや入手の難しさ、セドリック・グロレの独自なチョコレートの特徴が語られます。このエピソードは、40代以上のリスナーに向けた「平場の月」についての考察を行い、人生の転機や自己成長に与える影響を探ります。

00:00
花粉症ですか?
花粉症ですね。
若干、鼻声っぽいですけどもね、今日は。
突然の。
そうですね。
まだ花粉があるんですね、これは。
そうだよね。
なんか、どちらかと言うとさ、
私の方が10月入って、
割と花粉症気味になって苦しんでいた記憶はありますけど、
ここに来て急にね、バトンタッチして。
ブームを後追いでね、
追いかけるスタイルとしてやっているんですけども、
それよりもですね、
唐突にyoutubeで紹介されてびっくりしてましたね。
リコチャンネルさんにね、急にこのdining.fmって出てきてびっくりしたんですけどね。
そうだね、だからコムデギャルソン繋がりで、リコチャンネルは拝見させていただいてるんですよね、我々。
ずっとね、新作が上がるために毎回チェックはさせていただいてるんですけども、
その中にですね、唐突にdining.fmっていうワールドが出てきて、あれって、どっかで見たことのあるロゴだぞ、みたいなやつが出てきて。
微妙に手描きの。
そうそう、微妙に手描き風のね、イラストが出てきてびっくりしたんですけども。
で、あれじゃないですか、何話前だったかもう忘れちゃいましたけど、オールドデリー。
行ってらっしゃいましたね。
そこもね、行ってらっしゃってびっくりでしたね、本当に。
まあでもありがたいです。
まあ確かに、女性の一人前には多い量ではあるので、そこはちょっと伝え忘れていたかもしれないですね。
食べ応えになるみたいな感じのことをおっしゃってましたよね。実際に見てびっくりしたことかもしれないですけど。
基本的に私、成人男性並みの体格してますから、食べる量も成人男性並みと思って、ちょっとここから先聞いていただけると加減していただけるかなと。
治安がなきゃいけない。
思います。
まあそんな感じで、りこちゃんねるさんをどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
映画の概要と印象
えーと、今日はですね、映画の話ですね。
ひらばの月という映画を先日見てきたんで、その話を今日はしてみたいなというふうに思うんですけども。
いやー、なんかなかなか見ない感じの作風というか感じはございましたけどね、これは。
そうだね。
そうですね。
見事になる面白い映画だったので、今日はその話をしてみたいと思います。
こんにちは、katsumaです。
こんにちは、daikokuです。
第2期編はkatsumaとdaikokuの夫婦が映画ドラマなどのコンテンツの感想を中心に、ファッション・スイーツ・ホテル・マンションなど、我が家で話題のトピックをお届けします。
はい。というわけで、ひらばの月、50代のロマンス映画みたいな感じで言われておりますけども。
あんまりそのロマンス映画としては見てなかったけど。
まあ、そうっすね。実際、ロマンス映画、恋愛的な感じの話はあるっちゃあるんですけど、どっちかっていうと、なんかもっと日常感というか、ひらば感というか。
50代っていうところがあるっていうのもあると思うんですけど、キラキラした感じ全くない映画じゃないですかね。
そうだね。
地味極まりないヒューマンドラマだなっていうのが、やっぱり見終わった一番の印象ではあったんですけどね。
そうね。だからさ、なんか見て何かを感じるとすれば、50という年代に差し掛かるにあたって、我々が感じ始める孤独との向き合い方みたいなところはすごいあったなっていうのと、
もう一つは、主人公の須藤の方だね。伊賀遥さんの演じてた役どころの方が、自分の生まれた境遇に対して、自らその行き止まりをどんどん作っていくんですよ。
最初の方にさ、アパートの窓から月を見てる時があったじゃない。
ありえない夢見てるなみたいな感じのことを言ってたけど、本当はこういう未来を夢見てるっていうものがありつつも、それは叶えちゃいけないんだみたいな気持ちを自分でストッパーをかけながら生きてきてるんだろうなっていうのが随所に散りばめられてる気がして、ちょっと苦しい感じだったよね、全体的にね。
そうだね。あらすじをちょっと簡単に話しておくと、妻と別れ地元に戻った青人県庄、坂井雅人さんが演じてるんですけども、
印刷会社に再就職し平穏な毎日を送っていた、そんな青人が中学生時代に思いを捨てていた須藤陽子、これ伊賀遥さんが演じてますと、
須藤陽子は夫と私別し、現在はパートで生計を立てている。共に独り身となり、様々な人生経験を積んできた二人は意気投合し、中学生以来の空白の時間を静かに埋めていく。
再び自然に惹かれ合うようになった二人は、やがて互いの未来についても話すようになるのだが、というお話ですね。
坂井雅人さんと伊賀遥さんが50代っていうところ、同級生ですかね。っていうところの役で久しぶりにやって、意気投合して恋愛感情を抱いていくみたいな感じの話ではあるんですけども、
さっきdaikokuさんが言ったみたいに、それよりも50代の孤独感みたいなところとか、リアルな問題みたいなところが常に作品全体をニチャッと気まどってる感じですよね。
リアルな問題の描写
だからすごい美化されることが全くなくて、本当に我々が送ってる日常そのものがスクリーンに映し出されてる感じはすごいしたよね。
リアルさは本当に一つキーワードになっているところがあるかなと思って、それこそ体の不調みたいな自分自身のところとか、親の介護みたいなところとか、離婚とか私別みたいなところとか、絶対に10代20代の映画とかだと出てこないようなそんな話ばっかりが出てくるみたいなところ。
これはこれで50代ぐらいからだんだんリアルになっていくっていうところがあると思う。
だから私たちもさ、40もう半ばじゃない。私なんてさ、もうポッドキャストでも話してるけどさ、手術したりとかさ、検査でどっか引っかかったりとかさ、するわけじゃない。そういうのがチラホラ出てくる年代だからこそ、映画に出てくるさ出来事とかにさ、ああ、せやな。
そうね。
せやなみたいな。わかりみがさ、結構ある感じなんだよね。
そうだよね。それ以外にもいろんな細かい表現っていうところに、僕は結構リアルさを感じて、宅飲みにしようみたいな風に言ったとき、最初居酒屋に行こうとしたんだけど、いろいろ店がなかなか見つからなくて、今日宅飲みしようって。
私なんかも、実はお金ないんだよねみたいな。もう家でね、中杯飲むみたいな感じ。なんかあれもなんか、なるほど、まあそういうのもあるかもな、リアルだねみたいなところもあったりするしね。
そう、だからさ、あれもさ、青人が別に毎回お金出してもいいって言うんだけど、それを素人は良しとしてないわけよね。でもあれ、私すごいよくわかってる。奢られると誘いにくくなるっていう。
なんかそんな感じのこと言ってましたよね。
そう、感じがすごいなんか、私割と素人寄りの思考しがちな人間だからこそ、なんかすごいその辺がさ、ああ、せやなみたいな。
まあ、お互いもっと対等で言いたいみたいな感じなんすかね、あれは。
そう、なんかどっちかにお金出してもらっちゃうとさ、ありがとうって毎回なんかちょっとさ感謝の気持ちとか、
ちょっと申し訳なさみたいなところとかね。
そうすると本音を言えなくなるというか、つまんないことに付き合わせちゃってるっていうのが、なんか心苦しくもなるし、それに対して向こうにお金使わせるっていうのが、なんかね、やっぱね、どうなんだろうみたいなのあるよね。
そうだよね。
なんかあと結構いろんなレビューとかで言われてて、否定的なレビューをしてる中で一番よくあったのが、お前っていうふうな表現を、
個人的な共鳴と感想
ああ、はいはいはい。
阿呆が素人に対してよく言ってんだよね。あれが、なんかもうちょっと嫌ですみたいな。もうああいうの嫌ですみたいな感じのことをさ、結構よく言ってる声がね、多かったんだけど、
でもさ、その同級生っていう関係性だったり、50代ぐらいのあの辺の年代の人とかって考えると、それはそれでリアルさっていうのがあるのかなっていうのは思ったよね。
そう、だから、なんて言うんだろう、女性だからお前って言ってるわけではないって。
ではないよね、あれは。
本人もさ、言ってたじゃん。同級生全員をお前って呼ぶんだみたいなこと言ってたから。
友達だからだよみたいなこともね、途中で言ってたしなんか。その辺もね、あるし。
あとはね、僕思ったのは、作品の中で、その須藤が病気になっちゃって、ストーマをつけることになるみたいなふうな流れがあったんですけど、
そこもさ、言ってしまえばさ、さらっと流しちゃっても別にいいっちゃいいと思うんですけど、ストーマつけることになりましただけで終わってもいいけど、結構それに対して細かい描写が結構多かったじゃないですか。
ストーマの状態が気になっちゃって、ちょっと落ち着かないみたいなこととかさ。
あのあれさ、すごいなんか気持ちはよくわかったというかさ、私もほらお尻のさ、手術だったじゃない。
あの前後ってさ、お出かけするにしてもさ、まあ術後ってさ、傷口開きっぱなしだったから、トイレ行くたびになんかガーゼを変えなきゃいけなかったりとか、長時間トイレに行かないっていうことは結構避けてる状態だったから、
スーパーでさ、ちょっと匂いが気になるみたいな感じで、コソコソしてた時の須藤が、もうそのままなんか自分みたいな感じがしちゃって、あれはね、めっちゃ気持ちよくわかった。
確かに確かに。 アオト 何か他の人から見たら、なんてことない、なんか普通の人間で何の変哲もないんだけれども、なんか自分としてはやっぱり大きな変化があって、だから外から見えてる自分と中側で自分が感じてる自分とのギャップっていうのはすごくて。
須藤もね、あそこ家全然気にならないよ、みたいなこと言ってたよね、スーパーの中から。 アオト そう言うんだけど。 いや違うんだぞ。
アオト でも気になって気になって、とにかく早く家に帰りたいみたいな気持ちになるっていうのは、やっぱりね、なんか実際にさ、やっぱり手術受けたりとか、自分がその立場に身を置いた時に、ああなるっていうのはすごいなんかよくわかったね。あれはね、すごいリアルだったと思う。
リアルだよね。
アオト だからそのスーパーでもさ、同僚のさ、同級生のさ、おしゃべりな。 ウミちゃんがさ。
アオト ウミちゃんがさ。 あれすごいよね。
アオト ああいう人いるよな、みたいな。
アオト 学年にさ、絶対一人はいるじゃん。
そんなこともね、しゃべらんでいいのにっていうこともね、どんどんどんどんしゃべってね。
アオト そう、まあちょっとね、おせっかいな感じのね、あの人なんだけど、でもなんか若い時は、ああいう感じの人はちょっと、ああ厄介だなって思ってたかもしれないけど、なんか年取ってさ、なんか自分が割と保守的になって、受け身な感じになってくると、ああいう前に前に進めてくれる人が、まあ背中を押してくれて、物事が進むみたいなのも結構あるから、
なるほどね。 アオト 昔はちょっとめんどくさいなっていう人だったけど、なんかこの年になってみると、なんかちょっと、ああ、いいやつじゃん、みたいな。
そうだね、そういう見え方にもなるんだ。 アオト そう、ちょっと見え方変わんだなっていうのが、私はあって。
なるほどね。 アオト そうそうそう。
キャラクターの印象
じゃあ、ウミちゃんに対してもそんなに悪い感じもしなかった?
アオト 私はしてない。だからその、中学生の頃のウミちゃんは、なんだあいつみたいな感じになったけど、現代っていうか、リアルタイムのウミちゃんに関しては、別になんか悪いことではないなと思ったけどね。
なるほどね。
アオト まあ、余計なことは言ってたけど。
そうだね、ちょっと僕は正直ね、まだ苦手でしたね。なんか、おい、ちょっともうやめてやれよ、みたいな。ウミちゃん、もうええやない?みたいな感じで、結構思ってたけどね。
アオト いや、なんかでも、ああいう人がいる良さみたいなのも、2つね、あるんだと思うんだよね。
そうだね。なかなか言い出せないことを、こうガッと言ってくれるみたいな面もあるんだろうね。
アオト メリカシーのなさが、逆にいい方向に転がる場合もあるから、そういう人がいても、やっぱりいいんだなっていうところは感じたかな。
あとあれですね、ウミちゃんじゃないですけど、2人のこの周りを取り巻く人で、すげえなって思った人が、これも散々言われますけど、居酒屋の主人ですね。
アオト マジで。
あれヤバいよ。
アオト マジヤバいんだけど。
僕は全然知らない方だったんですけど、しおみみつせいさんという方らしいですね。
アオト あのね、本当に演技力が半端ないというか、本当に喋ってないんですよ。
アオトと須藤が定期的に行く居酒屋の主人だけど、主人だけど特に何もしないんだよね。
アオト 身動きもあんましないしさ。
注文は1回聞くんだけど、実際に用意するのは他のスタッフだったりするしね。
アオト そうそうそう。だからスタッフに対して10何番さんにビールみたいな。
みっちゃちっちゃい声で。
アオト それ聞こえてんのっていうさ。
あとだいたい喋らずにううんうなずくだけとかね。表情だけで演技するっていうんだけど。
ヤバいよ。
アオト ヤバかったね、あれでも。本当すごかった。
すごかった。もうこの作品の僕は裏MVPだと思いますね。
あの主人、マジやべえって思った。
アオト いや本当に会話はほぼしてないんだよね。
していない。ほぼしゃべってない。マジで。
アオト アオトと須藤に対して会話はほぼしてない状態なんだけど、2人を見守ってる中で。
そうそう。絶妙な距離感で見守ってんだよね。
アオト そう。表情ですべて物語ってくっていうスタイルの演技なんだけど、これはめちゃくちゃいいんですよ。
すごいよね。
アオト だからこれ原作にないっていう話を見た後に聞いて、ちょっとどういうことっていうふうになったよね。
よくこんなポジションを作ろうとしたなみたいな。
アオト そうなんだよね。こういうのって余計な要素が足されたりとかすると、原作ファンにやいや言われちゃうじゃない?
でも原作ファンが受け入れてるっていうところがまたさらにすごいなっていう。
ラストシーンの感動
これは受け入れるだろうな。この人いるのといないのと全然違ってただろうし、この後も話そうと思いますけど、一番最後のシーンとかも全然意味ないというか、この表現のされ方が変わってただろうなっていうのは思うよね。
マジですごいっすね。この人。
アオト 本当すごいなと思いましたね。
そのさっきも言いかけたラストシーンなんですけど、最後の最後の展開はそんなハッピーエンドな感じにはならなかったって感じではあるんですけど、ある程度展開は読めた感じではあったかなっていう感覚はありますかね。
遺願遥かの須藤が検査受けたけどその検査結果良くなかったみたいな感じで、最後なくなっちゃうっていう展開になっちゃうんだけど、検査結果どうだったの?っていうアオトが聞いたらピースはするんだけど、ピースがここにあって歪んだ感じになって、その時点でちょっと良くない感じになるのかなみたいな風に思ったんですけど、
最後ね、アオトが須藤としばらく距離を置くみたいな感じになって、1年ぶりぐらいに須藤どうしてんだろうなみたいな聞いたら、もうすでに亡くなってますっていう風に聞いて、最初はね、もうポカーンとするだけみたいな感じだったんだけど、最後の居酒屋で2人がずっと定期的に聞いてたこの薬師丸ひろこのメインテーマで流れてきた時の坂井誠の顔。
あれはね、かなりグッときましたね。あれはもう坂井誠しかできないようなこの表情をね。
そう、最後の泣くシーンはさ、職場の部下が昇進した昇進祝いで居酒屋に行くんですけど、須藤も行ってないし、さっき言った居酒屋のご主人も久しぶりじゃんみたいな感じになるんだけれども、
これは一言も何も言わないけどね。あれ、今日は一人なんだみたいな感じでいるんだけどね。
なんだけど、飲み会が進むにつれて、一人でカウンターの席にさ、来るのね。で、その時に不意に薬師丸ひろこのメインテーマがかかって、そこがね、グッときますね。
グッと主人がね、ボリュームをこう調整してくるわけですよね。
泣き声が周りに聞こえないように音楽のね、BGMのボリュームを上げてくれるっていうところなんですけれども。
そこはすごいよね。ボリュームを上げるっていうことしかしてないんだけど、一言もしゃべらずに、ただボリュームを上げるだけで、もう全然変わるからね、なんか、あの空間が。すごいよな、あれマジで。
とにかくその居酒屋の主人がすごいっていう印象がね、結構残る映画ではありますよね。
主人がボリュームを上げることでまたその坂井雅人のね、泣き顔の顔芸がまたより際立つっていう、本当にもうすごいシーンですね、最後は。
音楽の役割
そうだね。私さ、もう一つさ、青人のお母さんが亡くなるじゃない。そこのお葬式の場に息子と別れた奥さんが来るんですよ。
その時にさ、きちせさんが、前菜なんだけど、きちせさんがハンカチを忘れて帰るんですよ。それを須藤が持ってって、忘れてますぜ、というところのあの二人のバチバチはね、ほんの一瞬なんだけど。
しかもそこまで別に会話をしてるわけじゃないんだよね。
するわけじゃないんだけれども、きちせさんの一瞬の目の。
何?みたいな。
急に振って湧いてきた、お前誰?みたいな感じの。
あの表情ね。
そう、本当にあれを、やっぱきちせさんもすごいなと思った。
すごいよね。
あそこの雰囲気。
うん。
そのあたりの演技力ね。
そう、それぞれの役者さんの演技力はやっぱ素晴らしかったですよね。
素晴らしかった。すげえ、これは。
で、そのあたり含めて、全体を描いてたのは、日常の貴重さ、みたいなところもあったのかな、というところはありますかね。
そうだね。
一緒にいてくれる人がいるって当たり前のことじゃないぞ、みたいなのをさ、青人の先輩というかさ、デンデンですね。
デンデン。
デンデンさんがね、デンデンさん演じるあの先輩が、家でリシリ昆布の胃豆腐を食べながらね。
リシリじゃねえと、みたいな。
デンデン 食べながら、うまっ、うまっ、めっちゃうまいっすな、とかっつってた。あれも胃豆腐を食べるのか、みたいなのも、またそれはそれでリアルだったんだけど。
いや、あれもまたいいシーンですよ。
そうそうそう。当たり前のことじゃないぞって、まあそうだよな、みたいなふうに思うところもあるし。
暴動で、daikokuさんも言ってましたけど、都道が月見ながら、物思いに拭けてるようなところも、何考えてたの?みたいなのを言ってるときに、夢みたいなことだよ。
あの時点だから、自分がもう良くないっていうことが分かってた感じですよね。
そう、夢みたいかもしれないけど、2人で一緒に穏やかに過ごすことができたら、みたいなところを考えてたのかな、みたいなところは思ったんですけど。
そんなあたりの日常の貴重さみたいなところとかを、とてもリアルに描いてた作品だったのかなって思いましたね。
もうずっとリアルな感じだよね。
そうなんだよね。派手さが本当にない。
本当にない。あれも東京じゃなくて埼玉。所沢だっけ?
所沢でしたかね。
だから、舞台になってる場所も、キラキラした場所では全くなくて、日常が。
だから途中で、銀座でも行くかって言ったら、銀座なんていいよ。池袋、サンシャインで十分だよ、みたいな。
まあまあまあ、確かにね。
そこの場所の選び方もすごい絶妙だよね。
あの辺のチョイスも絶妙だよね。
そうだよね。所沢からだと。
そんな銀座はちょっと遠いかな。
まだ行かなくてもわざわざ、みたいなところはね。
池袋にあんでしょ、みたいな感じでね。
十分じゃん、それで、みたいな感じのところもね。よかったよ。
あれもすごい絶妙だったな。
で、映画が全体終わって、一番最後の最後で流れてくるのが、星野源の主題歌ですよ。
行き止まり。
これはね、とてもよかったんですけど、映画見に行く前から何回も聴いてて、普通にいい曲だなって思ってたんですけど、
映画を見る前と見た後で、僕は全然感じ方が変わったなというふうに思いましたね。
歌詞の意味みたいなところも、いい歌詞だけどあんまピンとこないみたいなところが正直あったんですけど、
あれは本当に映画のために書き下ろされた曲っていうふうに言われてるだけあって、歌詞に感じる感じ方っていうところが変わったなっていうところがありますね。
最初の冒頭の忘れられぬ呪いを今あなたにあげる、でも嘘、ただ忘れないよっていうところの、呪いをかけると言いながらすぐ嘘嘘嘘っていうふうに否定しちゃうみたいなところの感じとかっていうのは、
須藤目線の映画の中では描かれなかった、アナザーストーリーというか、そういうニュアンスがあったのかなっていうところがあって、
それがとてもなんかすごい鮮やかに描かれてるなっていうふうに感じて、めちゃくちゃ良かったですね、これは。
星野源の、私が好きな星野源そのもののような曲。
須藤 結構初期に近いというか穏やかな感じのね、もうピアノとボーカルだけっていうところ。
聴く人に寄り添うタイプの曲だよね、これは。
見た後に聴いて、すごいグッとくる、すごいぴったりくる曲だなっていう感じがして、最後まで聴いてね。
もちろん、もちろんそうですよ、これは。
エイリアン 欲しいんですけれども。
もともとレビューでやっぱり最後行き止まりを聴き終わるまででようやく完成するみたいなことをよく言われてて、どういうことなんだろうなっていうふうに正直思ってたんだけど、なるほどこういうことかっていう。
エイリアン いやそうなんだよ。
これはマジでここまで聴かないと、聴き終わってようやくこの作品が完了するなって感じでしたね、これは。
エイリアン いや良かったですね、これはね。
ただ僕はですね、Cって言うと一つ苦言を停止したいところがあってですね。
エイリアン 毎度おなじみですね。
毎度おなじみですけど、またかって感じなんですけど、このひらばの月もですね、この宣伝用のポスターのデザインがマジで気に入らないですね、僕は。
エイリアン あれ何?
あれ何なんすか?
映画ポスターのデザインについて
エイリアン あれ何?このなんか50代のロマンス映画みたいなところから来てんの?
だと思うんすけど、なんかこのロマンスファンタジーみたいなさ、感じのテイストになってるじゃないですか。
エイリアン いやでもファンタジー要素一個もないじゃん。
ファンタジーなんて全くないじゃないですか。地味極まりない感じのさ、ストーリーじゃないですか、これなんかもう。
エイリアン 映画の中身との乖離が激しいんだよね、そのポスターが。
そうですよ。もうせめて青人とさ、その須藤の自転車2人乗りのさ、シーン1カットだけとかだとさ、まだいいと思うんですけど、
何だったらもっと地味な感じの、暗い感じのさ、2人2ショットとかでも、僕はそれぐらいでもいいなっていうふうに思いましたよ。
エイリアン それかなんかあの、途中でさ、月見てたじゃない。
そうそうそう。
エイリアン あそこでいいと思って。
そのシーンでも全然いいよ。だから何でそっちにしねえんだよみたいな。何であんなさ、2人の写真いっぱいいっぱいさ、並べてさ、なんかちょっとぼやーっとぼやかした背景と馴染ませる、いつものおなじみの感じのデザインになってる。
エイリアン ファンタジーじゃないんだよ。
マジでさ、この邦画のこのポスターはさ、何でどいつもこいつもこんなデザインしてくんだろうねあれは。
エイリアン 誰がやってんのこれ話で。
なんなんすか。これやっぱ配給会社のセンスというか方針なんすかねこれは。
エイリアン そうなんだ。
そうなんだ。だいたいこうじゃん。おかしいじゃん。
エイリアン おかしい。
明らかにこれは。配給会社のチーフデザインオフィサーがさ、指示してるとしか思えないレベルですよこれは。
エイリアン こいつはでもさ、デザインで言うとさ、私もマンカリなりにもさ、デザインを少しかじってる身として言いますと、結構営業サイドの意見が色濃く反映されてるポスターなんじゃないかなっていうところがあるんですよ。
それはあると思いますよ。
エイリアン だから、安易にデザイナーを叩くということはしたくなくて、業界全体としてもうちょっとこの課題に対してね、真摯に向き合っていただきたいなっていう。
エイリアン 割とさ、もう今SNSでさ、言われてんじゃん。今回のこの映画もそうよ。このポスターは何なんだってもう言われてんだよ。
何だっけ、前ファーストキスの時に。
エイリアン そうだね。
あれも言ったと思うんですけど。
エイリアン これらとかね。
そうそうそう。だから日本のポスターと、あれ確か韓国版も確か出てたと思うんですけど。
エイリアン 出てた出てた。
全然違うっていう話したじゃないですか。韓国版の方がよりその作品感をさ、出してたみたいな感じの話したと思うんですけど。
エイリアン はい。
これもそうですね、本当にもう。
エイリアン そう、だからこれは他の映画でも起きているってことは、担当したデザイナーがっていうものではなくて、その業界がそれがいいっていうまだその。
呪いですよ。忘れられる呪いを今ね、かけられてるわけですよ。
作品の普遍性と年代の違い
エイリアン 呪縛から抜け出せてないんですよ。時代がまだ遅れてるというか。
ラブロマンスというか。
エイリアン はい。
っていう雰囲気はまあなんか出してはいると思うんですけど、よくも悪くも。
エイリアン そう、でもなんかその。
まあでもそれじゃないじゃん。
エイリアン なんかはね。
主題ってそれじゃないじゃん、実際は。
エイリアン そう、主題はそれじゃないし、もっとなんか静かで。
そうそうそう。
エイリアン しゅくしゅくと進んでいく日常なわけだからさ、ああいうなんかそのふわっとしたデザインにはしないでほしいし。
ぼんやりしたね。
エイリアン おそらくデザイナーにただ単に作ってみてって渡したら、あんなものにはならないはずなんですよね。
まあそうだね、確かにね。
エイリアン そう。
指示書が出てたんだろうな、ちょっと。
エイリアン 絶対なんかその他の触手の方たちの影響が。
こういうテイストにしてみたいな。
エイリアン はい、強めの指示が出ているのでは。
確かにね。
エイリアン どう私は。
推測。
エイリアン 推測しています。
まあまあまあもういいですよ。
エイリアン そう。
まあなんかね、いつか気づいていただくと。
そうですね。
エイリアン いいな。
はい。
まあでもとてもいい作品だと思います。
なかなか他にはない作品かなっていうところがあるので、
特に40代以上ですかね、なんか。
エイリアン そうなんだよね。
エイリアン これなんか私たちはさ、やっぱりさもう健診で引っかかったりとか、
エイリアン 手術したりとか、
エイリアン 歳とるとこういうことも出てくるよなみたいな感じで見てるけど、
エイリアン これ若い人はちょっとなんかポカンとしちゃうかなと思ったんだけど。
ポカンとしてそうだよね。
なんか結構YouTubeでいろんなレビューとかも僕たち見ましたけど、
まあまあ良かったっすけど、みたいな感じのちょっと若者のレビューをしてるのもいくつか目にしましたけど。
エイリアン なんかこれさ、恋愛映画で捉えちゃうと、なんであそこで青人と須藤は結ばれないのかみたいな方に行きがちなんだけど、
エイリアン これ恋愛映画じゃないと私は捉えてるから、
ないですよ。ないですよ。
エイリアン とにかく日常なんですよ。
そうそうそう。平場ですよ。
エイリアン そう平場として考えると、別に恋愛は成就しなくてもいいわけで、成就しないことの方が多分多いんじゃないですか。
じゃないですか。それが50代とかになると特にね。
エイリアン そうなんですよ。だからそれが分かるか分からないか。
エイリアン 映画というものの捉え方もあれなんだけど、どこにフォーカスを置くかで、結構見方変わっちゃうかなっていう感じはしていて。
でしょうね。
エイリアン そう。私は割と須藤の方にフォーカス寄せて見てたから、あんまり恋愛ドラマみたいな映画、恋愛映画みたいな感じは見てなくて、彼女が、
生き様みたいなとこですか。
エイリアン そうそうそう。中学の時代の頃から家庭環境が複雑で、周りからもいろいろ言われてたりとか、そういう環境で自分が育っちゃってるから、自分の限界みたいな。
そういうところが、わりと色濃く出てきてたりとかしてて、そこで形成された人生観みたいなのが、4,50代になっても抜け出せない、もどかしさみたいなもので描かれてるような気がして、そこを結構、わりと注目して見ていたっていう感じですよね。
そこにフォーカスあってると、またちょっと違った見方ができていいかもしれない。恋愛映画ってなると、ちょっと表紙抜けするかもしれない。
そういう見方で見れるとか、見て楽しめるのは、ある程度年を重ねた人じゃないと難しいかなって思いますね。
やっぱりレビューサイトとか見てても、絶賛してる人は年代が上目の人になるし、感じ方が変わってるなっていうところは実感したのでね。
だいたい同級生とかも、離婚したりとかも出てくるわけじゃないですか、この年になってくると。地元に帰るっていう人も出てきたりするし、そうなってくると、そういう人もいるよねとか、そういうこともあるよなみたいな。
お母さんがそろそろ介護で施設に入ってるとかっていうのもさ、私たちの年代になってくると、そろそろそういうのもあるのかみたいなこととかさ、リアルに共感できるというか、そういうことが結構いろいろあるんだけれども、若い人だとちょっとね、まだね、実感が湧かないことの方が多いかな。
40代、50代の方は、必見の英雅かな、日常のまま浴びてほしいなって思いますね。最後のボリューム上げるシーンがかなりグッとくると思うので、そこを必見なので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
出張の体験話
先週、この配信はお休みにさせていただいてたんですけど、その間、僕が会社の出張で金沢に行ってたんですよね。そこの出来事をちょっとだけ話したいなと思うんですけど、めちゃくちゃ人が多かったっすね。
びっくりするぐらい。3連休っていうのはあったかなというふうに思うんですけど、海外の人が多いとかっていうわけじゃなくて、純粋に日本人が多かった。新幹線まじ取れなかったですからね。全部満席っていう感じ。だから観光という観光はほとんどできなかったですね。
3連休のうちの2日目が、そのカンファレンスみたいなのがあって、そこに参加してたんですけど、1日目のなんか昼過ぎ夕方ぐらいに着いて、で、3日目早朝になんかもう帰ってくるみたいな。そんな感じの。逆にそういう新幹線しか取れなかったっていう感じでしたね。
唯一行ったお店が2つあってですね、タウンズフォークコーヒーっていう金沢に行ったときは通っているっていうコーヒーショップで、通販でここのお豆とか買ったりしてるんですけど。
結構歩きますよね、これ。 そう、駅から20分ぐらい歩く。フラッと行く店では全くない店ではあるんですけど。でもね、めっちゃ満員だったんですよね。中10人ぐらいしか入れないようなお店なんですけど、そこ全席なんかも満席で、かつ行列もできてるみたいな。やべえなみたいな感じ。それぐらいの感じだったんですけど。
何年か前に行ったときもさ、あれもテイクアウトしたんだよね、結局ね。 テイクアウトでしたね、あのときも。あともう一個行ったお店がレコードジャングルっていう。
レコードジャングル。 これは神奈川エリアで多分割と有名そうな中古レコード屋さんみたいなのがあって、レコードプレイをね、僕は買ったっていうところがあるので、ご当地レコードじゃないですけど、その地方に行ったらそこの地方のレコード屋さんに行くっていうムーブをちょっとこれからしていこうかなっていうふうに思って、ここに行ったんですけど。
ここまで駅から歩いて15分ぐらいの、割と距離あるところではあったんですけど、結構人も多くて、でも結構楽しかったですね。ジャングルっていう名前がついてるだけあって、とんでもない量のレコードがいっぱいあって。
僕はバッファロードーターっていうバンドがいるんですけど、そこの日本で流通してないそうな、USで販売されているレコードを1枚お土産として買ってきたみたいな感じだったんですけど、とても良かったって感じですね。
あとdaikokuさんからお土産を頼まれたものを買ってきたんですけど、芝船小出さんっていうところのマスカルポーネフクサっていうのを、これがどうしても欲しいんだっていうことで、daikokuさんから家庭内スラックにインスタのスクショみたいなのが渡されて、これを買ってきてくれみたいなのが言われて買ってきたって感じだったんですけどね。
これはね、すごい大変だったわけなんですよ。
あれですよね。金沢駅にある百番街っていう場所に芝船小出さんがお店出されてるんですよ。そこの三連休で実演販売しますっていうのを見てたんですね。そこのスクショを撮ったと思っていたんですけど、それが違ったと。
全然違う。まずね、そもそもなんでURLじゃなくてスクショなんだっていう突っ込みどころがあったんだけど、それはまあよしとして。そこのスクショに書かれてたものが、甲林坊、大和店からのご案内。いつも甲林堂、大和店をご利用いただき…みたいな感じのテキストとその写真が貼られてたんですけど、僕はこれだけを見て、甲林坊っていうお店の大和店っていうところで売ってるものなんだなってまず最初認識したんですよ。
ちょっと見てみると確かにそれっぽいところあるんですよね。
でもこのインスタのテキストよくよく見ると、実演販売は僕が金沢行ってたところの2週間ぐらい前でもう終わってるんですよね。これどういうことなんだみたいな感じで。やってねえじゃんみたいな。意味わかんねえんだけどみたいな感じで。
ちょっとイライラしてよくよく見てみると、スクショのところで全然甲林坊さんと全く違うこのインスタのアカウントの名前が確かに出てて、あっこっちかっていうふうに見てみると、それが芝船小枝さんのアカウントだったってことがわかったんで、あっこっちを見たらいいんだなっていうふうに思って。
そこからググって、確かに百番街にお店あるねっていうところがわかって、そこからようやくお店にたどり着くみたいな謎解きゲームをやってたわけですよ。申し訳ない。これがあれですよ、レコードジャングルに向かうようなところの道中を歩きながら調べてたわけですよ。わけわかんねえなって思いながら。
マスカルポーネフクサっていうのが、フクサっていうお菓子が石川県では有名なものなんですよ。石川の郷土的な和菓子になるんですけど、どら焼きの生地を片面だけ焼いて、表面は焼いてないんですよ。
気泡がポコポコしてる状態の生地なんですけど、それの焼いてるツルッとした方にあんこを乗せて包んでるんですね。
イメージ的にはどら焼きをひっくり返してグルンと裏返したような感じの構造になってるんですよね。
フクサっていうのは、日本のフクサあるじゃないですか。お香でん包んだりとか、ごしゅうげん包んだりとかするときの。
あれが語源なのかな。
そうそう。包んでますよってことで、生地であんこを包むってことでフクサっていう名前がつけられてるんですけど、フクサ自体私が大好きなんですよ。
特にこの芝船小出さんのフクサは目がない。ここが一番フクサがうまいと思ってるから、本当にインスタでも追っかけてるんですけど、マスカルポーネフクサは関東に来ないんですよ。
大阪の百貨店では実縁販売されたりとかしてるんですけど、なかなか東京ではやってくれないと。日持ちしないので。
これ販売当日なんですよね。賞味期限が。
そうなんですよ。あと神奈川にいても、常に売ってるわけじゃなくて、こういう祝日だったりとか祭事みたいなのを百販街とかあそこでやるんですけど、そういうときに合わせてじゃないと買えないと。なかなか手に入らないと。
食べたいのにタイミングがなくてなくてってところで、katsumaが満を持して、出張だということで、これはちょっと買ってきてもらいました。
よっしゃ行ってこい!
お頼み申したというとこなんですけれども、大変美味しかったです。
美味しかったです。買ってよかったなと思いました。
会社の同僚に、妻にふくさっていうやつを買ってこいって言われてて、ふくさ?なんすかそれ?みたいな。
マジで認知取れてないから。
誰も知らなかったけど。
そうなんですよ。だから、石川県の人は、もう全然普通なんよ。ふくさっていうお菓子をみんな食べてて、なんだけど、こっちに来ると誰も知らないし。
知らない。僕は知らなかった、本当に。
どら焼きと同じなんだよ。
そう言われたら、なるほどねって思うけど、全くわかんないし、形だけ見ても、あれがどら焼きと同じ構成とか全然わかんない。美味しいんですけどね、めちゃくちゃ。
めちゃくちゃ美味しいんでね。
ぜひ、金沢行ったらですね、100番街に芝船小屋さんお店出されてますので、通常のノーマルなふくさは常に販売されてますので、そちらの方を一度ご賞味いただけたらと思いますけれども。
たまにシーズナルで実演販売をしてる時もあるって感じですね。
あんこにマスカルポーネが入ってるって、それだけで美味しいじゃないですか。
これはね、時々フレーバー違いで、コーヒーフレーバーのものが出たりとか、最近だとアンバターで組み合わせたりとかして、お出しになってるんで、金沢行かれたらですね、一度芝船小屋さんの方に足を運んでいただけたらなと思います。
はい、続きまして。
セドリック・グロレのショコラトリー
はい、今週のおいしいものニュース。
はい、今週はですね、パリのお店のお話をさせていただくんですけれども、フランスでね、クロワッサンで有名な、私たちもパリ行った時に朝ごはんで食べましたけれども、
セドリック・グロレがですね、なんと10月18日からショコラトリーをオープンされたっていうことで、今年のパリのサロショで出展していたんですよ。
へー、そうなんだ。
見てからどうしても食べてみたいという気持ちが、もうちょっと抑えきれなくて、これね、パリスウェーブっていうサイトがあるんですけど、ここはフランスの商品を割とその個人で、小単位から購入できる、日本に送ってくれるっていうサイトになってまして。
あなたあれですか、フランスの商品定期的に買ってますけど、ここでだいたい仕入れてる感じ。
こちらから、はい、仕入れておりまして。
ここか。
毎年ここ経由でゲルレさんのアドベントカレンダーとかは購入してるんですけど、パリのサロショシーズンからチョコレートっていうのが取り扱いが開始されるんですね。
で、セドリック・グロレのチョコも出始めてて、どうしてもちょっと食べてみたいなと思って買ってみましたと。
で、オランジェットと、あとはホワイトチョコレートのガナッシュが入ったタブレットと、あとマンゴーコンフィーが入ったタブレットを買ったんですけど、どれもいい素材使ってて、ほんとにおいしかった。
まあ、そうね。
そうそうそうそう。
一口食べさせてもらいましたけど。
一口ですよ。
よかったね。
そうそうそうそう。
チョコレートって聞くとさ、いいはいいけど、そんな違いあんのっていうところ。
イメージあるよね。
イメージあるじゃん。
で、今回ドギモを抜かれたというのが、このセドリック・グロレが割とミルクチョコレートを使ってるんですよ。
で、フランスだとミルクチョコレートってあんまり使わなくて、大体がブラックって言われる。
まあ、いわゆるチョコレート。
カカオのものになるんですけど、今回そのタブレットで購入したのが、2つともミルクチョコレートの方買ったんですけど、ミルクチョコレートって大体結構甘めな感じで仕上がってるところが多いんですけど、ほとんど甘さないんですよ。
それで、そうそうそう。苦味と若干の酸味があって、どっちかっていうと、アサイリのコーヒーをミルク足したっていう。
カフェオレみたいな、甘くないカフェオレみたいなイメージのチョコレートだったんですね。
で、これちょっとね、そのセドリック・グロレがショコラトリーをやった偉業的な部分だなみたいな感じはちょっと受け取りました。
なるほどね。
今までにないミルクチョコレートの表現がそこにはあって。
ちょっと新しいジャンル作ってきたみたいな感じすらあるってことね。
今までになかったなっていう感じはあって。
アサイリコーヒーの例えは確かに言い得てみようですね。
そうなんですよ。今までのミルクチョコレートの概念を壊してきたところがあって、買ってよかったなっていう。
これはね、ほんと高いの。今マジでチョコレートが。
おすすめはそんなできないんだけど。
なんてさ、賞味期限もめちゃくちゃ短いんですよ。
マンゴーコンフィーの入ったタブレットに関しては、あれね賞味期限3週間しかないから、どんなにお店で買ってすぐ送ったとしても1週間も持たないんですよね。
だからこのマンゴーコンフィーのものに関してはもうサイトから落ちてるし。
賞味期限も結構短いんで、個人におすすめですとは言えはしないんですけど、もし興味ある方はフランスに行って食べていただいたほうがいいかも。
本当にその素材がフレッシュなものを結構使ってると思うんで。
供与してる間に風味とかも絶対落ちてくるんで、やっぱり作りたてのフレッシュなものを食べていただいたほうが良さは十分に味わえるのかなっていう気はしているので、
セドリックグローレはチョコレートの中でも新しい概念を着込んできてくれたなっていうところだけ今回お伝えをさせていただけたらと思います。
価格と入手の難しさ
パリスウェーブのサイト見てますけど、確かにいい値段してますね。
めちゃくちゃ高いんですよ。そんなに供与する前提のパッケージにしてないんで、中でやっぱりどうしても動いちゃって、チョコ自体に亀裂が入ったりとかするんですよ。
セドリックグローレのチョコレートは割とコーティングが薄いんで、めっちゃ亀裂入ってるし、亀裂が入るってことは中のマンゴーコンフィとかそういう素材の香りがそこから抜けちゃったりとかもするんで、
やっぱり十分に味わえない可能性っていうのは高くなっちゃってるんでしょうね。だからやっぱりパリで食べたほうがいいなって私もちょっと思いましたっていうところですね。またすごいものを作ってきたぞっていうところだけはお伝えしたいと思うんですよ、今回。
美味しいものニュースで取り上げさせていただきました。
僕の感覚ではジルサンダーの白いシャツみたいな、そんなレベルですね。白シャツにこの値段ですかっていうような感覚を思うぐらいの感じであるんですけど。
そうなのよ。現地で、今円安って言われてるレートで換算したそのものの価格が3倍してるんですよ。
なるほどね。
だから輸送費がベラベラに高いわけ。パリスウェーブで買うときは商品1個に対して送料がもうそもそも上乗せされてる状態だから、1個買おうが2個買おうが安くもならないし。
3分の1だったらまあまあそうだねって感じがするから。
時々抱き合わせ販売みたいなのやってくれるんですよ。何個セットでいくらみたいなの出してくれたりするんだけど、そういうもののときはお得感があるセット販売をしてくれるんで、おすすめとしてはセット販売してるものを買うっていう方がおすすめかなと。
なかなか出会うのもそれで難しそうに言われますね。
だけど、来年のサロショー、たぶんこれくらいの金額にはなってくると思うんで、心構えして備えていただけたらと思います。
以上でございます。
すごい世界があるもんですね。
こんな感じですかね。
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エピソードの紹介と感想
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最後の小ネタなんですけど、Podcastランキングっていうサイトがあってですね、先週かなのウィークリーピックアップみたいなやつにですね、この番組がなんかピックアップされてましたよ。
え、そうなの。
はい、なんかね、ちょっとよくわかんない。よくわかんないって言ったらあれなんですけど、取り上げていただいてありがとうございますっていうところがあるんですけど。
選定基準が。
選定基準がちょっとわかんないですけど、唐突にピックアップされて。
そうなんだ。
嬉しい限りですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。はい、こんな感じで。
皆さんも気に入ってくださったら、いろいろ高評価とかお願いできればと思いますのでね。
はい、では今週はこんな感じでございます。
はい。
お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
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