辛さの正体の探求
こんにちは。今回はですね、あなたが共有してくださったブログ記事、えっと、プチメタ3.0の2011年のエントリーですね。
ああ、はいはい。
資格も技術も知識も必要ない仕事の方が辛い、という。これ少し前の記事ですけど、なんか今読んでもハッとさせられますよね。
ええ、そうですね。なかなか資産に富む内容だなと思いました。
で、今回のテーマとしては、この記事を元に、まあ一見楽そうに見えるスキル不要の仕事がなぜか、かえって精神的に辛いと感じられちゃうのか。
うーん。
そのあたりをちょっと深く掘り下げてみたいなと。
特にあの楽な方を選びがちな学生さんとかに、ちょっと警鐘を鳴らすような、そういうニュアンスも感じますし。
ええ、確かにそういう側面もありそうですね。
早速、この辛さの正体、探っていきましょうか。
はい。
まず、この記事の出発点になっている疑問、すごくシンプルなんですけど、特別なスキルがいらない仕事なのに、なぜかえって辛いと感じてしまうのかっていう。
うーん。
これどういうことなんでしょうね。
ええ、そこがこの記事の核心部分ですよね。
筆者が指摘している非常に重要なポイントが、誰でもつける仕事っていうのは、代わりとなる人も大量にいるっていうこの事実。
ああ、なるほど。
これ結構ストレートな言い方ですけど、本質をついてるなと。
確かに。代わりはいくらでもいるって言われちゃうと、うーん。
ええ。
そういう状況だと、自分がそこで働く意味って何だろうとか、自分の価値とか。
そうそう、そういう疑問が湧いてきやすい。
考え込んじゃいますよね、きっと。
ええ。それがまあ精神的な負担、不安定さにつながっていくんじゃないかと、筆者の言う辛さの正体の一つですよね。
うーん。その辛さを筆者はすごく面白い例えで説明してますよね。RPGの。
ああ、はいはい。NPCの例えですね。
そうです、そうです。毎日毎日何時間もここは○○の村だよって、ずっと同じセリフを言い続ける村人、NPC。
うんうん。
これちょっと想像しただけで、なんかうわーってなりません?
なりますね。非常にわかりやすい例えだなと。
ですよね。変化がない、工夫の余地もない、ただ繰り返すだけっていう。
ええ、その単調さが精神的にすり減っていく感じ。それをうまく表してるなと思います。
で、そのNPCと対比させて、試行錯誤が必要な仕事の方が時間が早く経つとも言ってますよね。
ええ、言ってますね。
これはどういう意味合いなんでしょうか。
これは仕事の質というか、中身の問題だと思うんですね。
試行錯誤。つまり、自分で頭を使って工夫したり問題を解決したりする要素。
そういうのが含まれる仕事っていうのは、たとえ難しかったり、時には失敗しても、そこに知的挑戦とか達成感みたいなものが生まれやすい。
ああ、なるほど。頭を使ったり、何か乗り越えたりするプロセス自体が時間を忘れさせたり、やりがいになったりする。
そういうことですね。
単に楽なだけじゃない、なんか充実感みたいな。
逆にその試行錯誤の要素が全くないと、肉体的には楽かもしれないけど、知的刺激とかやったぞっていう感覚が得にくい。
だからこそ単調さとか、場合によってはこれ何のためにやってるんだっけみたいな、ちょっと虚無感に近い感情が生まれやすくて、それがまた別の種類の辛さになるんじゃないかという分析ですね。
なるほどな、深いですね。肉体的な楽さだけを求めると、精神的な面で思わぬ辛さにぶつかる可能性があると。
そういうことだと思います。そういえば、この記事の筆者さん、将来に悩む学生に伝えたい55のアドバイスっていう本も出されてるみたいで。
そうなんですね。
だからこの視点って、やっぱり若い世代に向けてのメッセージっていう意味合いも結構強いのかもしれないですね。
その可能性は高いでしょうね。キャリアを考える上で目先の楽さだけじゃなくて、長期的な視点での充実感とか自己成長とか、そういう要素をどう捉えるかっていうのは学生さんに限らず、我々にとっても結構重要な問いかけかなと思いますね。
本当にそうですね。さて、今回の探究で、この資格も技術も知識も必要ない仕事の方が辛いという記事から見えてきたこととしては、一見楽そうな仕事には誰でも代わりが利くっていう、その代替可能性の高さと、そこから来る試行錯誤の機会の少なさ。
仕事における充実感の問いかけ
それが結果的に精神的な充実感を損なって、辛さにつながり得るということでしたね。あなたはこの視点どう感じましたか。
非常に考えさせられましたね。最後にですね、あなた自身につながるような問いを一つ投げかけてみたいなと思うんですけれども、この記事では楽な仕事と試行錯誤が必要な仕事が対比されてましたよね。
あなたにとって仕事における充実感って一体何でしょうか。単に楽であること以上に、どの程度の試行錯誤とか知識的な挑戦があなた自身の働きがいとか満足感につながると感じますか。
うーん、なるほど。
もちろん決まった答えはないんですけどね。ご時世の価値観と照らし合わせてちょっと考えてみるのも面白いかもしれないです。