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2025-07-16 06:17

リモートワークできちんとがんばれる人はそれほど多くない

海外も含めた大手企業がオフィス回帰の方針を出し始めている。
リモートワークやオンライン授業が廃止されるのは
組織よりも人の方に原因があり、
世の中には特定の環境下でないと成果が出せない人が多すぎたのだ。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20211215/1639540506

サマリー

リモートワークやオンライン授業が定着しない背景には、特定の環境でのみ能力を発揮できる人が意外と多いという問題があります。これは人間の特性に起因し、個々の能力と社会全体の柔軟性のバランスが求められることを示唆しています。

リモートワークの現状
こんにちは。今日のテーマなんですけど、一時期すごく増えたリモートワークとかオンライン授業が、なんでまた元の対面に戻りつつあるのかなっていうその背景を探っていきたいと思ってます。
あなたの周りでも、あれまた出社増えたなとか、授業対面になったんだみたいなこと感じてたりしませんか?
今回ちょっと深く見ていくのはですね、2021年のブログ記事で、リモート環境で仕事や勉強ができる人はそれほど多くないっていうタイトルのものなんです。
少し前の記事ですけど、なかなか視差に富んでるんですよ。もちろんいろいろな意見があるテーマだとは思うんですが、今回はこの記事の視点にちょっと絞って、その確信の部分を見ていけたらなと。
この記事が投げかけてるのって、リモートへの移行が難しいのって、テクノロジーとかじゃなくて、実はその環境が変わると力を発揮できない人が思った以上に多いっていう、我々自身の問題じゃないかみたいな、そういう問いかけなんですよね。
まず記事が言ってるのは、コロナ禍でワーッと広がったじゃないですか。在宅勤務とかオンライン授業、それが出社とか対面授業に戻す動きが大手も含めて強まってるよねっていう、そういう現実ですね。
在宅の方が絶対集中できるし効率いいよって感じる方もいると思うんですけど、この記事の筆者は、個人の感覚じゃなくて、組織全体で見たときの総量、それで考えるべきだって言ってるんですね。
そこが一つ重要なポイントですよね。全体の生産性っていう、そういう見方です。この記事の分析だと、在宅勤務で生産性が上がる人が生み出すプラスの効果ありますよね。
それよりも、在宅勤務だとどうしても生産性が下がっちゃう人のマイナス影響、こっちの方が結果として大きくなっちゃったんじゃないかと。
かなり厳しい言い方ですけど、在宅で頑張れる人の成果が在宅だとサボるというか、効率が落ちる人のマイナス分に負けちゃったというような見立てなんですよ。
こうなってくると経営の判断としては、じゃあ全員出社した方が組織トータルで見たら生産性が高いなら出社を基本にするっていうのは、ある意味合理的な判断だよねと。
これは経営者側からすると、結構シビアな現実認識なのかもしれないですね。
なるほど。でもそれなら、成果出せる人だけリモートっていうのはどうなんですかね。一見合理的にも聞こえますけど。
それがですね、また難しい問題でして、記事ではその選別自体が結構大変だと。
まず誰をOKにして誰をダメにするのか。基準作りとか本題にコストがかかるじゃないですか。
あー確かに。
さらに働き方が違う人がいると、なんか不公平感が出たりとか、コミュニケーションがうまくいかなくなったりして、それが結局全体の生産性を下げちゃうかもしれないと。
なかなか良いところでは難しいってことですね。
うーん、なるほどな。それで話は学校、教育の現場にもなんか同じような構図が見えると。
そうなんです。学校のオンライン授業もこれ基本的な構造は同じじゃないかって記事は指摘してますね。
もしオンラインの方がもう圧倒的に学習効果が高いんだったら、コロナが落ち着いても多くの学校がもっと積極的にオンライン続けてるはずだよねと。
確かにそうですね。
人間の特性と社会の課題
でも現実はやっぱり対面に戻る流れが主流になってると。
筆者の実感として書かれているのが、オンライン授業でちゃんと成果を出せるのって、もともと独学が得意で、自分でちゃんと管理できるタイプの学生、そういう子に限られるんじゃないかと。
それ以外の多くの学生にとっては、オンラインだと集中続かないとか、気軽に質問できないとかいろいろあって、結果的にその勉強の習熟度が下がっちゃう傾向が見られたっていうんですね。
なるほど。
そしてここでもまた非対称性っていうのがポイントとして挙げられてるんですよ。
つまりですね、オンラインで成果を出せる学生は対面授業でもまあ問題なく成果を出せると。
でも対面授業でなんとか成果を出せる学生、あるいは対面の方が得意な学生は、オンラインになった途端にガクッと成績が落ちちゃう。
この差が結構大きいから、学生全体の平均で見ると、どうしても対面授業の方が効果が高いって結論になりやすいんじゃないか、そういう分析なんです。
学費の問題っていうのも記事では触れてましたね。施設使ってないのになんで授業料は対面と一緒なんだみたいな。これもまあ学校としては無視できないですよね。
そうですね、それも大きいと思います。そしてこの記事が最終的に行き着く結論っていうのがまたちょっとドキッとさせられるんですけど、
リモートワークとかオンライン授業が思ったほど社会に定着しない、その根本的な原因はリモートっていう環境そのものじゃなくて、
むしろ特定の環境、例えばオフィスとか教室とか、そういう場じゃないとなかなか本来の力を発揮できないタイプの人が世の中に想像以上に多い、
つまり私たち人間の方の特性にあるんじゃないかって結論付けてるんですよ。
環境じゃなくて人間の側の問題だと、これはなかなか考えさせられますね。
そうですね。個人の能力とか適性とか働きやすさ、学びやすさ、それと組織全体の効率とか公平性とか、
この間で非常に難しいバランス調整が求められてるんだなってことが、この記事からすごく伝わってきますよね。
本当にそう思います。
最後に一つ、これを聞いているあなたにもちょっと考えず見てほしい問いがあるんです。
もし、多くの人がオフィスとか教室みたいな特定の場にある種依存することで、ようやく安定して成果を出せているという側面があるのだとしたら、
それって個々人の能力とか意識の課題なんでしょうか?
それとも、もっと多様な働き方とか学び方をちゃんと受け入れて支えるだけの柔軟性を、
私たちの社会とか組織がまだ十分に持てていないという、そっち側の構造的な課題なんでしょうか?
この点について、あなたはどう考えますか?
06:17

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