オンライン授業のメリットとデメリット
こんにちは、ザ・ディープダイブです。さて、今回はですね、あなたが共有してくださったブログ記事、「オンライン授業なら同じ手間で大量の学生に教えられる」という嘘、これをちょっと深掘りしてみたいなと。
2021年の記事ですけど、まあコロナ禍を経て、オンライン授業もだいぶ当たり前になりましたよね。
今だからこそ、改めてその手間について考えるっていうのは、面白い視点かなと思います。
そうですね。この記事、まずオンラインの良さ、メリットみたいなところもちゃんと書いてるんですよね。
あ、そうなんですか?
はい。学習欲が高い学生さんにとっては、対面よりもむしろ効率よく並べる場合もあるんだと。そこは認めてる。
なるほど、なるほど。
でもこの記事が強く、いやそれは嘘だって言ってるのは、オンラインなら、受講者の数に関係なく同じ手間で教えられるっていう考え方。
あー、そこですね。
ここが今回の議論の中心になりそうかなと。
確かに、教室の広さ関係ないから無限に教えられるみたいなイメージちょっとありますもんね。
そうなんですよ。この記事が鋭いなと思うのは、オンラインで効率化できる部分と、いやそうじゃないんだよっていう部分を結構はっきり分けてるところで。
ほうほう。具体的には?
効率化できるのは、あくまで一方的な説明、講義の映像を配信するとか、そういう部分だけだって言ってるんですね。
あー、なるほど。録画して配信するだけなら確かに何人見ようが変わらないですもんね、教える側の労力は。
ええ、そこはスケールしやすい。でも授業ってなると、それだけじゃないですよねっていう。
うーん、確かに。一方的に話すだけじゃ授業とは言えない部分もありますしね。
じゃあその人数が増えると大変になるって記事が指摘しているのはどの辺りなんですか?
はい、具体的には2つ挙げてて、質問対応と成績評価ですね。
あー、質問と成績。
そうなんです。セミナーみたいに一方的に話して終わりならまだしも、やっぱり教育である以上は双方向性とか個別の評価ってまあ切り離せないじゃないですか。
うんうん、そうですね。
で、記事が言うには質問っていうのはやっぱり解説を聞いた人の中から一定の割合で自然と出てくるものだから、参加人数が増えればそれに比例して対応する手間も増えると。
そりゃそうか。100人と1000人じゃ出てくる質問の数全然違いますもんね。
ええ、成績評価も当然ですけど、オンラインだろうが対面だろうが一人一人ちゃんと評価しないといけない。
うーん、これはもう避けて通れない部分ですよね。
ですよね。だから授業全体で見たときの労力っていうのはオンラインだで効率化される部分ももちろんあるんだけれども、その個別対応とか評価みたいな教育に不可欠な要素の手間っていうのは学生さんの数に比例してどうしても増えちゃうんだ。
なるほどなあ。言われてみれば確かにそうなんですけど、オンラインイコール効率的っていうイメージに引っ張られてその辺見過ごしがちかもしれないですね。
教育の本質的な課題
あなたももしオンラインで何か学んだ経験があったとしたら、その質問のしやすさとかフィードバックがどれだけ個別にもらえたかとかどうでした?
この記事を読むと、なんか教える側のその見えない手間みたいなものをすごく考えさせられますね。
そうなんですよね。だからこの記事が嘘だって言ってるのは結局その個別対応とか評価みたいな教育の本質的な部分の手間が学生さんの数が増えれば増えるっていうその現実を無視してるんじゃないかっていう指摘なんだと思うんです。
うーん。
授業を単に情報を伝達するだけじゃなくて、学生さんとの対話とか評価を通じての関係性の構築みたいなふうに捉えると、やっぱり人数が増えればその分の手間も増えるのは当たり前だよねっていう。
関係性の構築ですか?それは面白い捉え方ですね。
確かにただ映像を見てるだけだったらそれは楽かもしれないけど、それだけじゃ授業って言えないよと。
なんか記事の最後の方のオンラインなら楽なのにって安易に言う人は、実際に学生を受け持つ状況をリアルに想像できていないっていう言葉も、なんだかすごく重みを感じますね。
ええ。実際に教えている立場の方からすると、すごく実感のこもった意見なんだろうなと思いますね。
効率化できる部分と、むしろやり方によっては手間が増えちゃう部分、その両方を見ないとオンライン授業の実態って見誤っちゃうのかもしれないですね。
今回のこの記事から燃えてきたのは、オンライン授業の効率性っていうのはある部分にはあるけど限定的で、
特にその質問対応とか成績評価みたいな個別対応が必要な部分は、人数が増えたらやっぱり手も増えるんだよということでしたね。
説明の部分の効率化と、授業全体の手間はちゃんと分けて考えなきゃいけないっていう、そこが重要なポイントだったかなと思います。
ええ、そうですね。最後に、この記事からちょっと派生して、一つ考えてみたいなと思う問いがあるんですけど。
何でしょう。
今後テクノロジーがどれだけ進化していっても、その対話とか個別へのフィードバックみたいな、いわば人間的な触れ合いが求められるような教育の本質的な部分、これをオンラインで本当にスケールさせることって可能になるんでしょうかね。
それともそこには何かもう超えられない壁みたいなものがあるのか。この問いについてあなたはどう考えますか。
深い問いですね。テクノロジーとその教育の本質的な部分、スケールできるのかどうか。これはちょっと考えちゃいますね。
今回も非常に資産に富む資料ありがとうございました。次回もまたあなたの知りたいことを一緒に掘り下げていけたらと思います。