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こんにちは、あなた。今日の深堀へようこそ。
どうも。
動画教材の挑戦
今回はですね、動画教材を使った独学。
まあ、思ったより大変じゃない?っていう、そういうテーマなんです。
あー、なるほど。
情報源は、2018年のブログ記事で、
動画教材を使って独学するには、かなりの意欲と根性が必要、っていうタイトルのものです。
意欲と根性ですか?
そうなんです。
あの、eラーニングとか、MOOC、ムークとか、便利なものは増えましたけど、
うんうん。
でも、家で一人でこう、動画と向き合うのってなんか、難しくないですか?
確かに。
今回は、この記事をちょっと手がかりにして、意欲はあるはずなのに、なんで最後までやり遂げるのが難しいのか、その確信を探っていきたいなと。
はい。
さあ、これを紐解いていきましょうか。
そうですね。
まず、この情報源が指摘しているのが、自宅での動画学習と、学校の授業との根本的な違いですよね。
あー、はいはい。
学校なら先生がいますし、周りに他の生徒もいる。
うん。
でも、家だと誰も見てないし、周りにはスマホとか、SNSとか、他のウェブサイトとか、誘惑が多いわけですよ。
多いですね、確かに。
この環境でこう、周給し続けるっていうのは、やっぱり相当な自立性がいると。
うーん。
で、ここで特に興味深いのが、動画をただ見るだけなら、割と楽じゃないですか。
まあ、そうですね。受動的というか。
ええ。でも、それを能動的な学習っていう、もっと負荷のかかる行為に切り替えて、維持するのがすごく難しいってことなんですよね。
学習の実態と課題
なるほど。見るだけじゃなくて、ちゃんと学ぼうとすると。
そうなんです。そこが最初の関門からと。
まさに。
で、その情報源の筆者の方が、具体例として、ゲーム開発者向けのイベント、SEEDEC、えーと、SEDECですね。
あー、SEDEC、はい。
その、オンライン講義をあげてて、本にも登録して、これは見たいって思う講義がいっぱいあるらしいんですけど。
えー、魅力的なんでしょうね。
でも、いざ他の作業を止めて、動画に集中しようとすると、それがこう、とてつもなく難しいって実感してると。
うーん、わかりますね。その感じ。
これが実に面白いんですけど、ネット上とかSNSとかでは、「絶対見るべき!」とか、「見たい!」って声はすごく多いのに、
えー、盛り上がりますよね。
実際に、全部見終わったっていう報告は、なんか驚くほど少ないって指摘してるんです。
あー、なるほど。
あなたも経験ありません?
例えば、ちょっと長めの20分以上の解説動画とか、「よし、学ぼう!」って再生したのに、
はいはい。
気づいたら、なんか別の動画見てたり、集中力がどっか行っちゃったり。
うーん。
後で見るリストだけが、こう、どんどん増えていくみたいな。
えー、ありますね。で、その個人の体験談、実はもっと大きなデータでも裏付けられてるんですよ。
あ、そうなんですか?
はい。ハーバード大学とMITが始めたオンライン講義システムで、EDXってありますけど。
えー、EDX。
その初期の報告によると、世界で450万人が何かのコースに登録したらしいんですが。
450万!?すごい数ですね。
ええ。でも最終的にコースを終了したのは、そのうち、わずか5.5%。
5、5.5%ですか?
そうなんです。約25万人だそうです。
うわー。
これを、まあ、対極的に見ると、単に動画の内容が難しいとか、
そういうことよりも、オンラインで自分で立して学習を進めること自体が、いかに大変かってことを示してるんじゃないかと。
講義の質とか多様性とか、そういうのとはまた別の次元で、
いつでもどこでも学べるっていう自由さが、逆に継続のハードルになっちゃってる可能性もあるわけですよね。
なるほどなー。教室みたいなある種の枠がないと、続けるのが難しいということですか?
ええ。その枠が、実は学習を支えてた部分も大きいんじゃないかと、その裏返しとも言えますね。
5.5%か。いやー、それは結構衝撃的な数字ですよね。
そうですね。
てことはつまり、録画技術とかIT機器とか、まあ通信環境、そういうインフラがいくら進化しても、
ええ。
それはあくまで土台でしかないと。
まさに。
情報源が結論付けてるように、勉強のために動画を見るっていう、実は結構エネルギーのいる作業を、
はい。
いかに実践して続けるかっていう点が、やっぱり大きな課題なんだなーと。
そういうことですね。
なんか、便利になったから学習も簡単になったはずって思いがちですけど、そう単純じゃないんですね。
ええ。むしろその利便性を使いこなすための、なんていうか、自己管理能力みたいなものが前よりずっと重要になってるということかもしれません。
うーん、なるほど。
ええ。ですから今回の深掘りをまとめると、この情報源っていうのは、個人の実感、まあセデックの例ですね。
はい。
それと、EdXみたいな大規模な客観的データ、この両方から動画で自分で勉強するのを最後までやり遂げるには、ものすごく高いレベルの意欲と、あと自立性がいるんだよと。
うーん。
そういう、まあ明確な現実を示してくれた、ということですね。
テクノロジーが提供する機械と、それを人間が実際に活用するっていうことの間には、まだ結構大きなギャップがあると。
なるほど。あなたもこれまでオンラインコースとかチュートリアル動画とかで、あー始めたんだけど途中で挫折しちゃったなーみたいな経験、一度や二度あるんじゃないでしょうか。
うーん。
この記事を読むと、あー自分だけじゃなかったんだーって、ちょっと安心するような気持ちと。
ええ。
やっぱりこれって根深い課題なんだなって、再認識させられますよね。
そうですね。情報源は主にその難しさに焦点を当てていました。
はい。
では最後にちょっと視点を変えてみましょうか。ここで一つ重要な問いが浮かび上がってくると思うんです。
お、何でしょう。
この、まあ避け難い難しさがあるということをまず認識した上で、じゃああなたにとってこれから動画で自学自習するのを少しでも効果的に、そしてまあ続けられるようにするためには、
ええ。
具体的にどんな工夫とか、あるいは環境の面での変化とか、そういうのが考えられるでしょうか。
あーなるほど。
完璧を目指すんじゃなくて、自分なりにできる、なんか小さな一歩を考えてみるっていうのも面白いかもしれませんね。