今回の配信では、もう先週に擦り倒されてはいるんですが、
実際にNotebookLMを使った配信ってどんなものなのかっていうのを聞いてもらいたいなと思います。
自分の普段の配信とどちらがいいんですかね。
さて、ここから実際に音声を聞いてもらおうと思うのですが、
AIたちが会話しているところに自分の方が適宜ツッコミを入れていくみたいな、
そういうスタイルで編集してみようかなと今回は思っています。
そういう収録の方法は初めてなので、後から聞いてちょっと聞き苦しかったら申し訳ないです。
とりあえず実験にお付き合いいただければと思います。
AIの音声と自分の声が重なってしまうと思うのですが、
AI音声は明日に特別会として配信するので、純粋に音声だけを聞きたい場合はそちらの配信を聞いてください。
全編で8分ぐらいの音声です。それではお聞きください。
今回はですね、現代日本の教育現場にちょっと深く切り込んでいきたいと思います。
なかなか壮大な振り方されてますね。
生成AIとか、そういうテクノロジーの導入、それから探究学習みたいな新しい学びの動き、
とか、とか、みたいな、みたいな言い回すがとっても人間っぽいんですよね、これ。
なるほど。
Google for Educationの認定トレーナーでもある笠原さとるさんという方のYouTubeチャンネルの記録をもとに、
YouTubeでなくて本当はPodcastなんですけどね。
というのが今回の試みですね。
一人の実践者の視点というのはすごく具体的で貴重ですよね。
このあたりはもちろん台本に自分が書いてるわけではないので、
AIが文脈を考えて自分で台本を考えてるんですよね。
早速ですが、まずICT導入。これやっぱり現場の負担感大きいみたいですね。
あー、聞きますね。
あーとか、えーとか、この簡単の自然な感じってもうちょっと怖い感じがしますよね。
笠原さんご自身も導入当初はコロナ禍で少し時間があったけど、
今はもうとにかく忙しくて研修時間もなかなか。
うーん、それはそうでしょうね。日々の業務に追われてしまうと。
ただ一方でですよ、具体的な使い方を見ていくと、結構業務が楽になってる面もあるみたいで。
ほう、例えば。
例えば、Google Classroomでの連絡事項の共有とか、あとGoogleチャット、あれでのもっと気軽な言い方とか。
あれでのっていうような言い方っていうのが、なかなか面白い言い回しだなって思いますね。
それに、スプレッドシートで学級日誌を共有したりとか。
で、特にこれと思ったのが、Googleカレンダーの予約機能を使った保護者面談の調整。
あー、それは大きいでしょうね。
リアクションが大きいなー。
紙で書いて集めて調整してって、あれものすごく手間じゃないですか。
えー、本当に。あの作業がなくなるだけでも相当違いますよね。
このリアクションの体重の乗り方というか、合図のテンポの良さというか、これは結構話し方の勉強になるなって思いますね。
あれ、あの、説明する人と解説を受ける人が入れ替わりましたね。
学力低下を心配する声もあるみたいですけど。
あー、ありますね。
笠原さんの学校では、導入前後でその学力の指標には特に変化はなかった。
それは興味深いですね。
そのものが直接学力を上げ下げするわけじゃないっていう、まあ、一つの調査かもしれない。
次にこれも大きなテーマですが、生成AI。
きましたね。
チャットGPTが登場した時の衝撃。
特に国語科の先生としては危機感も相当あったみたいで。
でしょうね。書くことの根幹に関わってきますから。
で、かなり早い段階から授業で扱ったそうなんですよ。
ただ、単にAIに作文させる、コピペさせるっていうんじゃなくて、
AIとどう向き合うべきかを生徒と一緒に考えると。
例えば、書くことそのものの意味を問い直すみたいな授業をされたり。
それはすごく本質的ですね。
ツールに使われるんじゃなくて使いこなす、そのための思考力を養うみたいな。
そうなんです。
受験指導、特に小論文なんかでは、AIを分析ツールとして活用しているそうです。
このあたりのまとめ方に関しては、やっぱりAIが自動的にまとめているせいか、
なんとなく時系列にまとまっている感じでも、内容でまとまっている感じでもないかなという気がしますね。
その使い分けは重要ですね。
なんか褒められているようで嬉しいですね。
話したことを自動で文字起こしとか要約してくれるやつ。
プラウドノートとかありますね。
あれへの期待もあるけど、やっぱりプライバシーの問題で学校で本格的に使うのはまだちょっとためらいがある。
っていうのもなんかリアルだなあと。
そうですね。その辺の懸念は教育現場だと特に慎重にならざるを得ない部分でしょうね。
生成AIってなんかもう便利ツールか脅威かみたいな単純な話じゃないんですね。
まったくです。
笠原さんの実践が示しているのは、AIの能力はちゃんと認めた上で、
でも鵜呑みにしないで批判的に見て、
じゃあ自分たちの教育目標のためにどう使うかを主体的に決めていく、そういう姿勢ですよね。
デジタルシティズンシップ教育っていう観点からもすごく大事なことですね。
この辺の話題の転換の仕方って非常にうまくまとまってるなって思います。
AIの進化によって根本から問われてるということでもあると思うんですよ。
不快ですね。
不快ですねって嫌なのかな。
はい、これもキーワードですね。
これも単なる授業の形式、なんか活動やってればいいっていう話じゃなくて、
学習者中心への転換とかもっと言うと、
生徒たちの将来への移行、トランジションまで見据えたかなり深い学習観の変化として捉えてますよね。
この辺のトランジションの言葉使いだとかは変な感じですね。
あと今、水尾上先生って言いましたね。
でもやっぱり理想通りにはいかない難しさもすごく正直に語られていて、
半級学習を進めていく上の中だるみの問題とか。
中だるみですね。
テーマ決まってもなかなか進まなくなっちゃう時期。
あとは成果をどう評価するのかっていう難しさ。
それから先生自身がゴールが見えないことへの不安とか、準備が大変だとか。
この辺もやっぱりまとめ方としては純不動な感じがします。
福井の若狭高校のサバ缶を宇宙食にした例も出てましたけど。
はいはい有名ですね。
あれもやっぱり個人の先生の頑張りだけじゃなくて、
学校全体で支えるなんかそういう組織的な取り組みがあったからなんだろうなと。
この辺の話はちょっと飛び飛びで例が出てきたなっていう印象になりますね。
実践との間にギャップが生まれやすい。
大事なのはなんか表面的な活動の真似じゃなくて、
その学びで何を育てたいのか。
その支出能力を明確にしてプロセス全体をちゃんとデザインすること。
デザインですか?
はい。評価もそうで何を図りたいのか。
診断的なのか、学びの途中を支える形成的なのか。
学びの途中を支えるみたいな表現は多分AIが補足していってる感じですね。
なるほどな。
結局教員自身が学び続けることと、それを支える学校組織全体のサポート体制。
この両方がやっぱりカギになるんだと思いますね。
いやー今回は一人の実践者の声を通してですけど、
ICT、生成AI、新しい学びと本当に現代教育のど真ん中のテーマを考えさせられました。
テクノロジーっていう強力な武器をどう使いこなすか。
でもその先にいる生徒たちの成長っていう学びの本質を見失わない。
このバランス感覚が本当に大事なんだなと。
そうですね。
なんか褒められてるようにうれしいですね。
これからの教育とテクノロジーの付き合い方についてどんなことを考えましたか。
必ず最後に問いを振られるんですよね。
生成AIが例えば指導案を作ったり、そういうタスクをどんどん型変わりしてくれる未来。
そんな時代に私たち人間である教員にしかできないこと。
AIには代われない価値って一体何なんでしょうか。
代われない。変われないですね。
その価値を高めていくために私たち自身の学び、自己計算をアンテナはどこに向けるべきなのか。
だいたい不可能な価値だと思います。
と、まあこんな感じなんですけれどもいかがですかね。
ピラーが入ったり息を吸う音が入ったり、本当に人が話してるみたいじゃないですか。
しかもびっくりすることに自分が過去の放送で話していないことまでAIが勝手に解釈して感想に付け加えて話してるんですよね。
本当にリスナーが自分の番組に感想をくれているみたいな感じに思うんですよ。
この番組はニッチな番組のせいでほとんどコメントやリアクションもらえないでいるので虚空に話してるような感じがすごいんですが、
こうしてAIでいいからめっちゃ熱心に番組について語ってくれると嬉しくなっちゃいますね。
もう人間を諦めてAIに慰めてもらおうかと本気で思ってしまいそうなくらいです。
いや、逆に言えば自分がこうして配信してる意味ってなんだろうって思っちゃいますよね。
語り方や台本の構成は絶対に自分が一人でやってるよりも上手いし、聞きやすいですよこれは。
それに先週自分がこうして40回コツコツ配信してきたことで、それなりにボリュームも生まれてきたかなぁと自尊心を高めていたのに、
AIにお願いしてしまうと40回分の放送が8分ぐらいの情報でまとまっちゃうんですよね。
もう情報量としてはそれで十分出せてしまってるなぁと思うと、
自分が10時間もダラダラと話してきた秘密ってどこにあるんだろうって虚しくなってきます。
国語科に残されていた最後の取り入れだと思っていた音声があっという間にAIに追いつかれてしまったようで、
今後の国語の授業についてもどうなっていくんでしょうね。
今回の配信はいかがだったでしょうか。