雑談の始まり
デジタル時代の国語教育を語ろうにようこそ、パーソナリティのKasaharaです。この番組では、Google for Education認定トレーナーと認定コーチの資格を持つ、私Kasaharaが、教育にまつわる様々な話を配信していきます。
前回までに1ヶ月半くらい、大学ニュースシリーズを話してきましたが、その反動で今週は話そうと思うネタが思いつかなかったので、今回の配信は【雑談回】です。
前回までは一応、大学ニュースシリーズということもあって、正しいデータについてのリサーチや構成について少し手間をかけることもあって、なかなか忙しくなっていたんですよ。
だからその反動のせいか、アイデアが枯渇したような感じです。毎日ボイスで話していることもあるので、なおさらネタ切れの感じが強くなってます。
この放送の配信は10月27日なのですが、10月が色々な締め切りや、学内の仕事の忙しさで落ち着いて色々と物を考えている余裕がなかったなぁと感じてます。
実際今かなり疲れていますね。
9月から締め切りが3本あって、登壇も1回あったので、自分が色々とバタバタとしていました。
いただいた仕事についてはちゃんとやりたいなぁと思っているのですが、年がら年中締め切りに追われている感じがします。
そんなこんなで、なかなかポッドキャストのネタまでたどり着かずに、こうして収録日を迎えています。
だから本日はとりあえず雑談でもしてみようかなぁなんてことを思ってます。
たまには超どうでもいいことを話してみるのもポッドキャストらしくていいかなぁと思ってます。
テーマはなぜ自分はAIっぽいと言われるのかという完全に自分の話をしてみようと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
AIっぽさの理由
さてここからが本題です。
番組冒頭でも言いましたが、自分はいろいろな人からAIっぽいですよねって言われるんですよ。
なんなんでしょうねこれ。
このポッドキャストに対するコメント欄にもAI音声ですかって感想をいただいたこともあるので、やっぱり話し方からAIっぽく聞こえるんですかね。
直接自分と面識があって話したことがある人にもよくAIっぽいって言われるんです。
特に政府AIがこれだけ人口に感謝するようになったこの数年で、何度お前はAIかってツッコミや悪口を言われたことか。
まぁ悪口のつもりで本人いけないと思いますけどね。
だいたい1日に1回は職場の先生か生徒から先生生成AIですかとツッコミを受けているような気がします。
確かに自分は生成AIについてはこうして興味があるのでずいぶん早い時期から使い始めてますけど、
別に自分がAIのように何ができるようになりたいとも思わないですし、あんまりAIだけ極めたいとも思ってないです。
そもそも大学大学院で国語教育を勉強してきた根っこからの国語教育の人間だと自分のことは自己認識してますし、
情報の免許もまぁ今慌てて勉強をして取得しようとはしていますが、情報関係に関しては基本的には素人でよくわからないです。
だからあまりAIっぽいと言われても自分としては本当はピンときてないんですね。
ただ自分をよく知っている人も自分のポッドキャストのリスナーからも口を合わせていく同音にAIっぽいと言われるということは何か原因があってそう思われるんだろうなとは思うところです。
生徒に至っては先生ってなんだかAIっぽくて怖いんですよと、もうこれほとんど悪口じゃないですかみたいなそんなフィードバックを得たこともあるので、
一体人はなんだと思ってるんだなというふうにぼんやりと思うところです。
一応一体どういうことなのかと生徒からフィードバックを聞いたことあります。
その時に生徒に言われたこととしては、先生の話し方は少し何か考えてから急にびっくりするような情報量をいきなり話し出すから、
一体何がどうしたらそんな話し方になるのかって怖いんですよって教えてもらいました。
確かにこれについては自覚がありますね。
例えば生徒に何か質問されたら、ベターな選択肢をいくつか考えて、
次にそれをできるだけ具体的に報道しやすいプランとして話すようにして、
選択肢をいくつか示して、それで質問してきた生徒が選べるようにしてもらえるように、
リスクとベネフィットなんかも話すようにしてという感じで話していると、
結果的に一気に畳みかけるように聞こえるような話し方になりますね。
そういう話し方って確かにAIっぽい。
特に生成AI、ジェミニとかチャットGPTってそんな感じで出力しますからね。
生徒面談は生徒の話をちゃんと聞けと他の人に言うんですが、
自分がこうやって一気に話しがちなのは良くないなって思うところです。
ただ生徒と面談して話すことってニュースのことや新聞のことなので、
できるだけ正確な情報を伝えようとして考えて話していると、
全部話さないといけないなという気がして、
聞かれたことに対して10倍ぐらい返してしまっているな、
そういうふうに話しがちだなって思います。
そしてたぶん生徒と話しているときは、ある意味で進路の面談って、
だいたいお決まりのパターンってあるんですね。
定型化されているパターンがあるんですよ。
だから話し方についてもあのーとかえっとーとかんーとか、
いわゆるフィラー言い淀みも出ないんですよ。
ある程度情報をまとまったものを、
ダダダダダダっていうふうに話せちゃうので、
ますますAIが多いんですね。
今回の配信をするにあたって、
改めて自分がよそのポッドキャストに出演した、
例えばサイエンマニアさんだとか、
クロセ先生のポッドキャストを聞き返したんですが、
確かに一瞬間があって、考えた後にわーっと話しがちだなって思います。
割と難しいことを話しているのに、
自分の専門分野の話になってくると、
それほど迷わないで言葉がどんどんどんどん次々出てくる、
一気にしゃべり倒すみたいな感じになっちゃってますね。
これはなー、おそらくポッドキャストで話すようになって、
自分の話しているものを聞き直して直すようにしていて、
フィラーだとかを入れないような練習をしているので、
より一層悪化しているような気がします。
また、配信初期の頃の音声に関して言うと、
台本をかなり書いているので、その台本を読み上げているので、
棒読みになりがちで、
AIっぽさが強く出てきてしまっている気がします。
自分は比較的声が低い方であるので、
抑揚がつきづらいんですね。
抑揚のなさが余計になんか不自然なAIっぽいっていうか、
そんな感じになってます。
普段からそんなにテンション高く暮らしているわけではないので、
これでもポッドキャストやボイスイデは、
テンションを高めにして話しているんです。
逆に自分がこうして話しているのが不自然な感じなので、
時々話し方が変になるのは、
自分の中でどうしたらいいんだって、
っていうような迷いが出てしまっている時なんですよ。
まあ、そもそも自分の話すことの修行として
ポッドキャストをやっているので、
抑揚がなくてAIっぽいって普段の話し方そのものなので、
自分の話すことのスキル修行としては、
まあちゃんとトレーニングになっているんだなって
編集と聞きやすさ
思わないわけでもないですね。
ちなみにポッドキャストやボイスイデ、
まあとかんーとか入れているのは、
実はわざとだったりします。
聞いている時に間があった方が聞き取りやすいんだろうな、
と思うところにあえてフィラーを入れることで、
話を自然な形で一呼吸を受けるようにしているつもりです。
自分の思考のリズムと
リスナーの方のリズムを合わせるみたいな、
そういうつもりで、
まあとかんーとか入れるようにしているつもりです。
ボイスイはともかく、
ポッドキャスト、この配信の方では、
オーダーシティ使って編集していますから、
フィラーカットしようと思えば、
全部カットできちゃうんですよ。
逆に言うとカットしているフィラーと、
全くカットしないフィラーというのは、
かなり気をつけて使い分けてますね。
そうそう。
AIっぽく聞こえる原因の一つは、
編集でフィラーや呼吸音をカットしすぎることも、
原因なんだろうなって思います。
これはポッドキャストの編集をやってみて理解したのですが、
フィラーとかカットしすぎると、
かえってなんだか平坦に聞こえて、
無味乾燥で聞き取りづらいというか、
なんか気持ち悪い感じがあるんですよ。
抑揚がないのに編集で間を詰めてしまうと、
本当にAIがつらつらと出力するみたいな感じになっちゃうんです。
わかりやすく話すって、
やっぱり実はかなり難しいんだなって実感しますね。
台本を棒読みしているようなものであっても、
慣れない人が何か伝えようとして一生懸命話しているのは、
味があってとってもいいので、
例えば授業で生徒がポッドキャストを作って話してくれるというのは、
聞いていて楽しいんです。
毎週こうして配信を続けていると、
棒読みばっかりというわけにもいかないので、
いろいろなことを工夫しないといけないな、
話し練習しないといけないなとは思っています。
さて、話を自分がAIっぽいという話に戻すと、
話し方以外にもAIっぽいと言われるもう一つの原因が、
何でもかんでも聞かれたことに対して、
基本的には答えちゃうという、
AIっぽい話し方の理由
そういう自分の癖が原因なんだろうなって思います。
自分は国語家で、
現代文文野をメインで持っていることもあって、
読んでいる本の幅や仕入れている情報の幅は、
おそらく普通の一般的な生活をされている方よりは、
かなり広めなんですね。
国語家でコンテンツの話について深入りするのは、
あまり良くないのであまりしたくないんですが、
教科書の文章を読んでいると、
自然と現代社会の問題については、
一通り知識としては入ってくるんですね。
だから誰と話をしていても、
何か話題を振られると、
あ、それってこういう話もありますよね、
みたいな形で反応しちゃうんです。
別にその話題に詳しいとは限りないですよ。
でも他の人が話そうとしていることに、
その手を入れることくらいは、
かなりの確率でできちゃうんです。
そうやっていろいろな人の話に、
あ、それってこういうこともありましたよね、
なんて話していると、
何を聞いても答える人みたいになっちゃうんです。
そしてそれが実に何でも答える、
AIっぽいって話になるんです。
いや、根本的に自分はそもそも、
そんなに陽気な性格はしていないので、
わざわざ自分から人の話に切り込んでいったりだとか、
人に声かけたりしないんですけど、
相手から振られると答えてしまうわけです。
相手の話を奪ったりするのは、
自分も嫌いですし、嫌われる原因となるので、
基本的に何か知っていたとしても、
黙っているようにはしているのですが、
相手から聞かれてしまうと、
黙っていたときに考えていたことを、
一気に喋っちゃうっていうのがどうしても癖であるので、
それが何だか余計にAIっぽく見えるのかもしれないですね。
別に黙って相手の話を聞いているときも、
ぼんやりとしているわけではなくて、
ついついこれって他にこういう事例があったよなとか、
こういう話にはこういう小話があったなとか、
これって確かXで燃えてたなみたいな感じで考えているので、
自分の方に話題を振られると、
そうやって考えていたことを伝えないと、
相手に対して申し訳ないというか、
もったいぶっているみたいで良くないなと感じてしまうんです。
何でこんな話し方になるのか、
何でも黙っていられないのかっていうのを考えてみると、
基本的に自分の押し付けられ方としては、
自分の知っている続きはすべてオープンにすべきだ、
みたいなところがあるんです。
自分が知っていることをもったいぶって隠しておくことは、
他の人に対して意地悪だなっていうような、
そういう状況になってしまうんです。
もちろん教育という仕事をしていると、
手費義務があったり、
ゆくゆくどこかで発表したりするものを
簡単にちょっと共有できないこともあるんですが、
でも基本的には知っている情報はオープンにしていくのが
良いんじゃないかなって思っています。
聞かれたら教えてやるよみたいな態度も
自分は結構嫌いなんですよ。
情報は共有してコモディティー化していった方が
総合的に考えて得でしょうと思うわけです。
情報を自分が持っていて、
聞きに来た奴には教えてやるよみたいな
マウントの取り方は、
組織として考えても先細りさせることになりますし、
コミュニティと考えても仲が悪くなりますよね、
そんな態度取っていると。
自分が知っていることや持っていることで
共有できるチャンスがあるならば、
情報はできるだけ共有した方がいいよなと思うのが
自分の美意識みたいなところにあるんです。
だから考えていたことがあれば、
聞かれちゃうと全部思わず話しちゃうというのが
自分なんですね。
その結果が話しすぎてAIっぽいという
結論なのかもしれないです。
ポッドキャストの裏話
今回の配信はいかがだったでしょうか。
本当にどうでも良いことを話してきましたね。
たまにはこういう話をしてみてもいいかなと。
ぜひコメントで感想を教えてください。
今回は雑談会なので、
あまり尺については気にしないで話しているのですが、
裏話的なことを言うと、
リスナーのあなたはお気づきだと思いますが、
この番組はオープニングとエンディングは
BGMの尺が決まっているので、
時間に合わせてここの部分は話しています。
とりあえずなんとなく話しているうちに
尺には収まるのですが、
長かった場合は適当に編集でカットして調整しています。
基本的には録音しながら
録音時間を確認しているので、
逆算して話しているって感じですね。
自分は放っておくと割と早口になりがちなので、
ポッドキャストやボイスでは
かなり意識してゆっくり話しています。
早口になると噛みやすくなるので、
噛んでいると録音し直しになるのは面倒ですしね。
最後に11月の配信に予告しておきます。
毎週配信は
倒れない限りはやる余計なんですが、
ちょっと11月かなり忙しいこともあって
家で作業できないんですね。
だから全体的にポッドキャストの編集などが苦しいので、
簡易な配信にもしかしたらなるかもしれません。
そうなった場合もぜひお聞きくださるとうれしいです。
本日のポッドキャストの裏話は
私のボイスで6時半から配信されています。
今日の配信を聞いてくださった方は
概要欄のリンクからぜひ続きをお聞きください。
ここまで聞いてくださりありがとうございました。
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