1. Dialogue cafe
  2. #106-2 リンパ節転移の悪夢!..
2025-09-20 55:22

#106-2 リンパ節転移の悪夢!絶対に生きるための戦略と認知【5年前、乳がんになった話】

▼番組のnote:
Dialogue cafe | note

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▼内容:
手術までの3週間にやったこと/3歳の息子にはどう伝えたか/手術して目が醒めた時に聞こえたこと/もう死ぬのかな私/医者が絶対に言わない言葉をくれた人/自分を回復させるために必要なものは何なのか/病理検査の結果/15か月の化学治療/カンパリみたいな色の薬/医学論文を読み漁る/抗がん剤に挑むための心構え/私はやれることを全部やる

がんの発覚~治療~治療後をリアルタイムに綴ったnote「いつの日かの武勇伝」

▼出演:
MC
田中優子(元クラウドワークス取締役、ビジネスアドバイザー、社外取締役、1児の母)
岡澤陽子(ブランドコンサルタント、戦略リサーチャー、ビジネスメンター、2児の母)


▼関連エピソード:
#2-1 トヨタで学び、戦コンで修行
#2-2 いつだってミッションドリブンる
#2-3 目指したのは「あいつ呼んだら面白いから呼ぼう」と言われる「あいつ」
#2-4 ポストIPO、第二の死の谷を乗り越えろ
#2‐5 マネジメントの難しさと女性が働くということ

サマリー

このエピソードでは、乳がんを患った方の体験が語られ、手術に向けた心の準備や家族への説明についての葛藤が描かれています。また、コロナ禍での入院生活や手術の結果が彼女の心に与えた影響についても触れられます。このエピソードでは、乳がんとリンパ節転移についての体験が語られ、診断から手術、治療の過程が明らかにされます。また、経験者との対話を通じて治療の希望や心の整理の重要性が強調されています。エピソードでは、リンパ節転移についての体験が語られ、特に不安や落ち込む気持ちに対処する方法に焦点が当てられています。手術後の各種検査結果の重要性や、適切な支援者を選ぶことの重要性も述べられています。乳がん治療における抗がん剤の使用とその副作用について、治療法の選択や患者としての意思決定が重要であることが語られます。特に、ハーツタイプのがん細胞に対する分子標的薬の効果についても言及され、治療期間中の心の持ちようや情報の収集方法が重視されています。このエピソードでは、乳がんとリンパ節転移に対する治療戦略や心構えが語られ、特に治療に対する前向きな姿勢が生存率を高めることに焦点が当てられています。

00:01
スピーカー 1
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイディアと自分自身に出会う場所。
この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
告知から手術までの葛藤
スピーカー 2
優子ちゃんのね、がんについての話、2本目でございます。
スピーカー 1
もう5年前の話です。2020年の8月に手術を受けたわけですね。
めちゃめちゃ覚えてるよ。
スピーカー 2
そうだよ。
でもね、ほんと早いよね。その告知から手術までが1ヶ月っていうのは。
スピーカー 1
でも、どうなんだろうね。そんなもんなんじゃないの?わかんないけどね。
スピーカー 2
でさ、2020年って言うと、もうほんとコロナど真ん中じゃない?っていうタイミングで、
あとさ、息子ちゃん何歳?その時。
スピーカー 1
3歳。すぐ4歳。
スピーカー 2
その時だから、まだちびっこちゃん。
スピーカー 1
ちびっこちゃん。保育園行ってる時だから、そんなのわからないじゃない。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
1ヶ月ぐらいある中で、やったことがいくつかあって、
1つはもともとね、子供とも約束してたディズニーランドに行った。
それもともとチケット取ってて、
先生との、手術教員との面談の日が、いつかっていうのを、
1ヶ月の中のこの日みたいな、先生が何曜日しかないから、最速がここですみたいな日があったんだけど、
それがもともとディズニーランドに行く予定の日だったから、
え?って思って、それで手術日が異動になっちゃうんだったらどうするかと思ったんだけど、
別にその翌週に、面談は翌週にしても、手術日変わんないって言ったから、
変えて、ちょっと1週遅らせて、ディズニーランドに行ったっていうのは1つ。
あと、実家に帰った。
どうしようって話だよ。
誰にどう説明するかって話で、
もちろん夫はね、がんかもしれないって話をした時から、もちろん知ってるじゃない。
子供はまだちっちゃいけど、1週間以上私がいないわけだから、何か知らせつめが必要だと。
しかも手術で帰ってきたらさ、胸がなくなってるわけですから、
家族への説明と心の準備
スピーカー 1
子供からしたらね、どうしたのって話になるなと思って、
お母さんにね、今度さ、おっぱいにね、ばい菌がいるから直近性なくなっちゃうんだけど、いいかなみたいな。
えーって言って、また生えてくるの?って言うから、生えてこないんだよって。
取っちゃったらね、おっぱいは生えてこないんだよって。
えー、じゃあもう片方あるの?って言ったら、もう片方あるよって言ったら、
じゃあいいやって言ったから、じゃあいいよって言うから、じゃあいいねって言うので、
そう言って、それだけ。
もう、いまだに別にがんとかは言ってないよね。
多分あんまり、あんまりよくわかってないと思うんだけど、
ばい菌がいたので直近しましたっていうことに、一応言ったんだよね。
だから、一応子供はそのように認識をして、
で、あとは、
スピーカー 2
親ね。
スピーカー 1
離れて暮らしてるから、何も言わないっていうこともできなくはないんだけど、
とはいえね、自分の子供がもしそうだったら、教えてほしいよねって思うじゃない?
スピーカー 2
思います、思います。
スピーカー 1
だから、親には言おうと。
ただ、電話とかだと、ちょっと無駄に心配しても嫌だなとか思って、
状況するって言いそうだなと思って、コロナのこの時にさ、
で、コロナでボンディングウィーク、実家にも帰れなかったから、
まあちょっと帰るわみたいな、
久々に帰るわみたいな、
ちょっとね、県外移動は、ちょっとはばかられる、少しはばかられる時期ではあったんだけど、
けど、まあ一応ね、
なんかちょっと実家、
まあなんか週末で帰ったんだよね、
7月の、
8月?
で、
まあ、普通の帰省という感じで帰ったかと思いきや、
実はみたいな、
で、おばあちゃんもいるじゃん、100歳、最近100歳になった、当時95歳のおばあちゃんがいるんだけど、
おばあちゃんはもう、
絶対耳に入れたくなくて、
心配して死んじゃうんじゃないかってさ、
それ言ったら、
おばあちゃん100歳になれないんじゃない?
だからさ、おばあちゃんには言えないなと思って、
おばあちゃんには絶対言わないでね、
っていうので、
まあ親には、
まあ言った、
そしたら、まあそうかみたいな話で、
まあでも、
手術で終わりだからって言って、
切るだけなんで、
大丈夫って言って、
っていう説明しましたよと、
で、夫の実家は、まあやっぱり、
いろいろ世話になるかもしれないし、
夫の実家にも、
夫から言ってもらった、
それから、
あと仕事関係ね、
仕事関係は当然言わざるを得ないじゃん、
で、私当時、クラウドワークスの取締役になって、
半年のタイミング、
まあ役員だから、
もう従業員じゃないんで、
有給とかないのね、
まあ逆に別に休んだから、
給料が減るとかするのも何もないし、
まあ別に、
労働時間で、
お金をもらうっていうのとは、
違うっちゃ違うんだけど、
とはいえ、
やっぱりいろいろご迷惑をかけるかもしれない。
あとでも、
幸いって言ったら変だけど、
コロナでリモートワークがもう、
基本会社全部前提になってたから、
割と融通もつけやすいし、
あとまあみんなにも、
あの人来てないなとか、
分かんない状態では。
社長でもね、
他の役員には説明しとかなきゃ、
まあやっぱり経営会議とか、
入院期間中は取締役会とかもあったから、
休まなきゃいけないっていうのもあって、
それで、
まず社長には、
時間もらって、
直接会って話をして、
でもまあその時はほんとさ、
ステージゼロだと思ってるから、
手術だけなんでっていう感じで、
だから全然、手術終わったら普通に復帰するんで、
みたいな感じで話をして、
ああそうか、
じゃあまあしっかり別に、
仕事のことはまあ気にせずに、
しっかり休んでよ、みたいな感じ。
で、他の役員には、
まあその時はリモート前提だったっていうのもあって、
まあスラックで、
まあなんか役員チャンネルみたいなので、
まあこれこれこういう事情で、
こうなので、
まあちょっとこの期間はお休みします、みたいな。
でもまあ、
手術とその後の影響
スピーカー 1
入院中とかもさ、
まあ実際には、
まあいろいろあって、ほとんど何もできなかったけど、
まあ別にやり取り、
パソコン持ち込むつもりだったから、
まあなんか、
手術前後だけ、
除けば別に仕事もできるんじゃないかな、
ぐらいに思ってたっていう感じ。
で、
あとまあ部下、自分のチームとか、
ちょっとやっぱ仕事で、
結構頻繁にやり取りがある社内の人には、
少し話をした。
っていうのは、
まあしなきゃいけないっていうのはその程度。
あとは、友達とかは、
うーんとね、
なんかこっちから、
私、
なんかがんなんだよね、
みたいなのを連絡したのは、
もっと一人だけで、
たまたま、
実家に帰るときに、
どうせ帰るならっていうので、
私は中学からすごい仲良くしてる友達がいて、
その友達に、
まあタイミングがあったら会いたいなと思って、
連絡した。
まあちょっと都合が合わなくて、
そのタイミングで会えなかったんだけど、
そのときにLINEでやり取りしたときに、
いや実は何になっちゃってっていうので、
まあその友達には言ったっていうのと、
あと確か、
スピーカー 2
トヨタのさ、同期のLINEで、
スピーカー 1
たぶん全然なんか別なことで、
やり取りが、
そのときあって、
ちなみにみたいなので、
たぶんそこのトヨタの同期のグループで、
スピーカー 2
実は、
スピーカー 1
来週ちょっと、
手術受けんだよね、みたいなのを、
送った気がする。
スピーカー 2
覚えてる。
たぶんその直前ぐらいに、
スピーカー 1
なんか聞いたような気がしてて、
そうだっけ?あ、そうだよ。
スピーカー 2
ヨコちゃんには言ったかも、確かに。
その直前に聞いて、
で、その後ぐらいに、
そのトヨタの同期LINEの中で、
ヨコちゃんそれを、
シェアしてて、
手術の前にシェアした。
スピーカー 1
あ、そんだけするわ、確かに。
ヨコちゃんだけ、
何かでやり取りをした、
スピーカー 2
ご飯行ったかなんかなのかな?
スピーカー 1
ご飯行ったのは、
手術の後に行った、
手術の後に一回、
ご飯食べに行った。
でもその前は、
LINEとかチャットのやり取りだった気がするんだけど、
確かに、
みんなグループに投げた段階で、
ヨコちゃんだけは知ってた気がする、確かに。
その前に知ってた。
こっちから言ったというよりは、
何かのついで、
流れの中で、
ちなみに、みたいなので、
言った友達は何人かいる、みたいな感じで、
私がはっきり覚えてるのは、
中学からの友達と、
ヨコちゃんは確かにしたかな、
で、トヨタのグループで言った。
多分、
手術の前は、
それぐらいだった気がするんだよね。
コロナであんまり人に会うことが
少なかったから、
その時の、
自分の感覚としては、
手術したら終わりなんだし、
モーストライクリシナリオは、
スピーカー 2
コロナ対治療があるかもしれないけど、
現時点ではね、
手術したら終わりって言われてるからね。
だから、
スピーカー 1
そんなにみんなに、
騒ぎ立てるのもあれだし、
そんなにね、
実はこうだったんだよ、
ぐらいの話するぐらいで、
終わるじゃんって思ってたし、
だから、
本当に直接的に影響がある人が、
よほど近い人が、
ぐらいのしか言ってなかったんだよね。
で、
それで、
入院したと。
でも、コロナあったから、
付き添いとか、面会とか、
全然できない感じで、
一回だけ夫が何かお願いしたものを、
持ってきてくれたっていうので、
その受け渡しだけチラッとしたけど、
その後はなくて、
個室取ったんだよね。
7日とかだから、
しかも個室量が、
昭和大学病院は高くてさ、
スピーカー 2
高いよね、病院の個室量ってね。
スピーカー 1
結構高いから、
高いなって思ったんだけど、
それだけでさ、
10万コースとかになっちゃうから、
高いなとは思ったんだけど、
けど、
昭和大学病院って、
携帯電話の、
充電とかさえ、
する場所がなくて、
大部屋だと。
そうなんだ。
バッテリーを持ち込まなきゃいけないとか、
もちろんネットとかも、
自分のところではダメなのね。
パソコンとかも、
部屋ではダメだから、
どうしようかなって思ったんだけど、
結局個室を取って、
個室を取れば、自分の部屋ではできるから。
っていう風にして、
で、
誰とも会えず、
ネットでさ、
子供とかとはさ、
ツアーでね、
フェスタイムだか、
ライン電話かなんかで、
会話するみたいな、
感じだったかな。
そこまではさ、
数日間入院するや終わりだって思ってるわけよ。
一応。
が、
でも私のイメージがね、
完全にその後的中しちゃうんだけれども、
手術受けて、
普通の手術だったら、
何も忘れちゃったけど、
3時間とかさ、
それぐらいで終わるはずなのよ。
意識が戻ってくるじゃん。
麻酔が切れて。
そしたらさ、手術室で先生が話してるんだけど、
スピーカー 2
意識戻った時ってまだ手術室にあったの?
スピーカー 1
手術室にいる。
手術室にいて、
意識が戻ってきた時に、
術式の話をしてるわけよ、
手術の。
乳房折術。
乳房折術って全てきって意味なんだけど、
液化リンパ覚醒って言ってたのね。
液化リンパ覚醒っていう言葉は、
これはステージゼロでは絶対にないよね。
スピーカー 2
だってリンパに行ってるからね。
リンパ節転移の診断
スピーカー 1
液化っていうのは脇の下ってことなんだけど、
脇の下にあるリンパを
取ったっていう、
取る手術が
行われたのだっていうのが
意識が戻った時に
聞こえて、え?って思ったわけよ。
またステージゼロじゃなかったんだって。
もうそれで分かって、
どういうこと?
しかも、
脇のリンパを取ったっていうことは、
脇のリンパに転移してるんだから、
ステージ1でさえないわけよ。
ステージ2なんだよ。
そうなると。
え?って思って、
もうそっからが、
もうね、
気持ちもそうだし、
麻酔のせいですごい吐き気がして、
本当に、しかも胸も痛いし、
もうその日はそこから
本当に体も心も
本当に
すごい
本当に沈んじゃって、
その後部屋に戻っても
気持ちも悪いし、
痛いし、夜も
腕がむくんで寝れないし、
もう死ぬのかな、私?みたいな気持ちになってくるわけよ。
スピーカー 2
痛いし、気持ち悪いしね。
痛いし、気持ち悪いし、
スピーカー 1
気持ち悪いしね。
なんていうのかな。
新循環である可能性はもちろん
あると思ってたけど、
液化リンパ覚醒っていうのは
本当にその、
だから、
最初の転移が起きてるってことだから、
しかも私が
ネットで事前にググったところでは、
リンパがね、
乳がんの手術では、
センチュネルリンパ成形って言ってさ、
手術中にね、
胸にあるリンパなんだけど、
それを
取るのね、何個か取って、
そこに手術中に
がん細胞があるかどうかを調べる。
それは
一番最初に転移する、
必ずそこを通っていく
リンパっていうのが、
胸のある場所にある、
脇に近いところにあって、
それは胸の中なんだけど、
そこの中にがん細胞がなければ、
それ以上は
いってないっていう風に判断されて、
脇のリンパを取る必要はないのね。
なんだけど、そこの中に
がん細胞があるっていうことが
わかると、
予防的な意味も含めて、
脇のリンパを全部取るっていう、
そういう、
それが標準治療。
別にね、
先生は
結構楽観的なこと言ってるわけ。
別に
ステージゼロだから、
心順が可能性すごく低いし、
しかも
せっかく広がってるけど、
しこりも見えないから、
そのリスクがすごく低い。
あんまり
実際に心順してたときの説明を
事前に先生全然してくれなくて、
たぶん必要ないと思って、
こっちから質問しないと、あんまりしてくれなかったのね。
最初そのサブタイプの話も、
私が聞かないと
してくれなかったのね。
ちなみに先生、私サブタイプ何ですかって
聞いたら、
えっとね、
それは最初の悪性かどうかを判断する
性別検査のときに、
その取った細胞でわかってたのね、
実際に手術をする前に。
そのときに、HA2っていうタイプで、
これになると確かに
抗がん剤治療が必要になるタイプですねって
言われて、
さっきのホルモンで増えるタイプの
多くの乳がんっていうのは、
ステージ1
とかだったら、
心順がんだとしても、
抗がん剤治療いらないよね。
ホルモン剤の治療っていう形になる。
そっちは悪性度は高くない。
進行スピードが遅い。
で、ホルモンを餌にしてるから、
ホルモンを
疎外するのかな?
っていう薬を飲む。
ホルモンのバランスのための
薬を飲む。
それはあんまり噛み抜けたりとか、そういうのはなくて、
なんかちょっと
後年期的なものが結構早くくるとか、
そういうのは生理が止まるとか、
そういうのはあるらしいんだけど、
ホルモン治療を
受けてる人が、
早期乳がんの人だと結構多いんだけど、
私はホルモン関係ない人なんで、
そっちじゃなくて、
進行スピードが高く、進行スピードが早い。
そういう意味では、
治療しなければ
再発リスクが高くて、死亡率もすごく高い
タイプのものだと。
ただ、抗がん剤治療の
治療とその影響
スピーカー 1
薬が結構あるタイプで、
それが割と
どんどん開発されてて、
10年とか
15年前ぐらいに
出てきた
新しいタイプの
分子標的薬っていう
抗がん剤があって、副作用が比較的少なくて、
それをやれば、
かなり生存率が
上がってきてるっていう
そういうタイプのもので、
やれることはたくさんあるんだけど、
でも絶対治療したほうがいい、
抗がん剤やったほうがいい
っていうタイプのやつだっていうことは、
自分で調べて、
先生がハーツですって言ったから、
じゃあそうなんだっていうので、
もし新巡してたら、
抗がん剤必要だなっていう風には認識してた。
で、実際、
私は
センチュラルリンパ政権っていうやつで、
リンパに
定員が
あったということで、
脇のリンパを
予防的な意味も含めて
全部取ったっていう状態に、
ちょっと手術時間が長かったし、
っていう状態だったんだよね。
そこから
数日間、
気持ちめちゃ落ち込んだ
状態で、
入院してたから、
パソコンも落ち込んだけど、
ほとんど何もできなかったんだけど、
結局、
スピーカー 2
できないよ。
できないよね。
スピーカー 1
何もできなくなった。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
でも何をしたかって、
やったことは2つ。
ノートを書いた。
私その時に、
ちょっと前から、
がんになったって、
分かった時に、
何か書こうと思ったわけ。
それで、
ノートに、
その時の自分が考えたこととか、
経緯を、
あとね、
概要欄に貼りますよ。
ノートを書いたんだよね。
で、
書くっていうことによって、
セラピー的な効果がね、
自分の考えを整理する、
みたいな、
気持ちを整理する、
みたいなことをやったっていうのと、
あと、どうしてもこの気持ちを、
どうしたらいいんだろうと。
で、その間に、
全然事情を知らない友達とかから、
LINEが来たりとかするじゃん。
ご飯食べに行く、
誘いとか来たりするじゃん。
返信するんだけどさ、
でもなんか、
なんかね、結構ね、
事情を知らない人に、
と話をしても、
やっぱなんか、
もう自分が、
そうじゃない世界と切り分けられた、
みたいな気持ちになって、
あんまりなんか、
何の足しにもなんないわけよ。
変に心配されても、
だからって気持ちが、
全然晴れる感じもなくて、
だから下手にいろんな人と、
話しても、
これは逆効果があるかもしれないと思って、
その時、
想起したのが、
やっぱ経験者だと、
がんになったことがある人、
そしてそれを乗り切った人の話が、
と話したいと思って、
その時想起したのが、
とある方で、
すごく有名な方。
スピーカー 2
キャシーさんでしょ?
スピーカー 1
キャシーさんと、
私は何ヶ月か前に、
オンラインでね、
人の紹介で、
サトマキさんの紹介で、
その何ヶ月か前に、
オンラインで話をしたことがあって、
直接会ったことはないんだよ。
キャシーさんが、
記事を、
彼女は、
今、25年前になるのか、
30代の時に、
入団に行って、
彼女は遺伝性入団だったらしいんだけど、
両方とってんだって、
予防的にも含めて。
再検もしたって言ってたけどね。
それをインタビュー記事か何かで、
読んだことがあって、
私も読んだことあるな。
それでね、
キャシーさんが、
入団なんだ、
そして20年も前で、
そこから復帰されて、
ゴールドマンのね、
日本の副社長をやられたり、
すごいご活躍されていて、
キャシーさんと話したいなって思って、
それでキャシーさんに、
フェイスブックと繋がってたから、
メッセージを送って、
実は私、
入団になっちゃって、
昨日手術受けたんだけれども、
最初は、
非新診と聞いてたのに、
新診だって言うので、
非常にショックを受けてます。
仕事のこととかもね、
これから抗がん剤治療とか、
受けなきゃいけないから、
仕事のこととかも、
どうしていったらいいのかなって、
思う部分があって、
キャシーさんにお相談したいです、
っていう風に送ったら、
そしたらすぐ、
メッセージが返ってきて、
お電話で話しましょうって言うので、
キャシーさんと話をしたんだよね。
そしたらさ、
すごいね、
アナリストだなって感じなんだけどさ、
ファクトチェックから始まる。
状況のね。
状況の、
まず、
サブタイプは何ですか、
ステージは何ですか、
どこの病院でどの先生にかかってますか、
こういうことはやりましたか、
こういうことはやりましたか、
みたいなのをヒアリングされて、
こうですって話をしたら、
なるほどって言って、
今ね、やれることの中では、
とにかく、
今日本で受けられる
乳がんの治療としては、
ベストのことをね、
やってると思う。
まさに、
あの、
ブレストセンター長をやってらっしゃった、
あの方が、
日本ではその方が一番だから、
その方のチームでやれるんだったら、
一番いいと思う。
で、
キャシーさんは、
自分がファンだって分かった時に、
アメリカで治療を受けたらしいのね。
その時、
ベースは日本だったみたいなんだけど、
でも治療はアメリカで受けたくて、
実家に帰って、
受けたらしいんだけど、
かなり、その時に、
抗がん剤治療とか、放射線治療とか、
そういうのも、
セカンドオピニオンもいっぱいいって、
でも、とにかく全部やれることを、
主治医は、
抗がん剤4クール、
4回でいいって言ったけど、
6クールやったみたいなこととか、
放射線もやらなくていいって言われたけど、
やれることをすべてやった。
で、結果、
仕事は、
休んだんだけれども、
上司とかも、
別に治療終えて、
復帰してくれるの待ってるよ、
みたいな感じだったんで、
戻って、
その時は結構いろいろ落ち込んだけど、
戻ってからは、
別に全然、普通にやれてるっていう話で、
で、結局再発もしてないし、
みたいな話をしてもらって、
で、
医者は絶対に言ってくれないこととして、
絶対大丈夫だからって、
言ってくれたわけ。
それはね、
医者は絶対に言わないじゃん、
大丈夫って。
それはね、ちょっと心強いというか、
それが、
そうなるか、
本当に大丈夫かどうかは別にしても、
そう言ってもらえて、
かつ、
実際に大丈夫だった人から、
そう言ってもらえば、
ニューガンは治るガンだから、
絶対大丈夫って言ってもらって、
それで、すごい落ち着いたんだよね。
経験者との対話
スピーカー 2
良かったね。
でもさ、
経験者っていうのはすごく大きいよね。
そうそう。
実際に経験して、
乗り越えられている方っていうのだと、
かつ、
さっき横ちゃんも言ったけど、
アナリスト的な、
なんて言うのかな、
ファクトチェックが、
隙なく情報収集して、
間違いない。
スピーカー 1
言われると、
スピーカー 2
今じゃあ自分がやれることはやってるんだな、
っていう風に、
迷いがなくなるし、
なんか、
それはすごい安心感があるよね。
今自分がさ、
いる状態っていうのが、
考えられるベストな状態に今いて、
っていうのはさ、
スピーカー 1
安心感あるじゃん。
スピーカー 2
こうすれば良かったとかさ、
本当はこうした方が良かったのかとか、
スピーカー 1
そういうのじゃないから。
それで結構自分も、
いかに、
今私は冷静に、
この問題に対処するのかっていうところに、
気持ちを戻していけたっていうか、
手術にするまではさ、
結構自分は冷静だったけど、
やっぱりさ、
最悪パターンになっちゃって、
うわーみたいな、
もう結構やっぱり、
その間、でも2日ぐらいだよね。
手術してその翌日ぐらいまでが、
その翌日に確かキャッシーさんと
スピーカー 2
話したから。
スピーカー 1
それでちょっと落ち着いて、
スピーカー 2
キャッシーさんはさ、
すっごい親しいというわけでもない、
1回オンラインで会ったっていうだけで、
でも連絡来て、
すぐにそうやって電話で話してくれても、
スピーカー 1
すごいありがたいよね。
本当にありがたい。
やっぱりそういう相談も受けるんだって。
実際本当に油断になる人すごく多いから、
キャッシーさん自身も、
そうやってね、
いろんな方に知る状態にしてるから、
だからすごい、
経験談を、
ああいう立場の方がお話になるっていうのは、
スピーカー 2
影響力があるよね。
スピーカー 1
影響力があるなって、
本当に改めて思ったし、
だから自分も、
落ち着いたらね、
ちゃんと話したいなって思うっていうか、
そうね。
スピーカー 2
なんかさ、
本当にそんな話を聞いて、
すごい思ったのは、
一応、
よこちゃんも、
半分以上は、
そのせいにあり得るなって思っていたわけじゃん。
お医者さんは、
大丈夫って言ってたとしても。
一応想定はしてるじゃん。
でも実際その状態になると、
体の痛みとかね、
そういった体の状態も含めてだと思うけど、
すごい落ち込むっていうか、
ってなった時に、
一人でその状態から浮上するのって、
結構難しいと思うんだよね。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
やっぱり、
誰か、
その状態を一緒にさ、
俯瞰するっていうか、
その状態をまず理解できかつ、
一緒に俯瞰できるみたいな人がいることで、
ちょっと気持ちが落ち着いたり、
冷静になるっていうのは、
スピーカー 1
すごいあるよね。
だから、そうなんだよ。
これはでも相手を本当に、
その時選ばねばって、
本当に思ったわけ。
下手にさ、あなたがいいって言うだけで、
誰かと話して、
その人が良かれと思って言ったことが、
自分のその気持ちを、
どう感じるかわかんないじゃない。
同じ経験をしてるわけじゃないから、
すごい向こうは、
励まそうとか、
思うかもしれないけど、
でも、
そうじゃないって、
スピーカー 2
自分は思う可能性があると思って、
同じことを言われたとしてもさ、
そんな大丈夫って言うけどさ、
って思うじゃん。
スピーカー 1
思うよね、きっとね。
手術と検査結果
スピーカー 1
だから、
自分が回復する、
自分の
気持ちをね、
回復するために、
必要なものは何なのか、
今自分に必要なものは何なのか、
っていうのをやっぱり考えたっていうのもあるし、
相手を選んだし、
でもそんな、
よく知らないから、連絡したらどうかとか、
そういうことを、
あまり恐れなかったっていうか、
だって自分が今回復しなかったら、
気持ちが回復しなかったら、
もう本当に、この辛さからやっぱり、
出さねばならないっていう、
すごいネガティブな方向に、
なるよね。
なるなって思ったから、
っていう、
それはやっぱりさ、
それも一つの処生術というかさ、
スピーカー 2
でもそこはさ、やっぱり、
それだけ落ちていても、
どっか冷静なゆうこちゃんがいるわけじゃん。
この、
落ちている状況は良くないと。
で、こっから、
脱しなければいけないと。
で、脱するためには、
何が必要かみたいな、
でもそこはさ、めちゃめちゃ冷静な、
落ち込みながらも冷静な、
ゆうこちゃんがいて、
で、脱するには、
経験者だ、
さらに克服している人だ、
そして冷静に話せる人だ、
っていうさ、
スピーカー 1
のがあるから、
スピーカー 2
そこまででも、
冷静に、
考えられる人ばかりでは、
ないような、
気もするけど、
でもさ、なんか、
もしこの話をね、聞いた人が、
病気以外のことも含めて、
すごく落ち込んでいるときって、
なんか、
その落ち込んだ自分の状態を、
冷静に見てあげて、
ここを引き上げられる人は、
誰だ、
って感じに考えるっていうのは、
ひとつのなんかこう、
スピーカー 1
方法よね、きっと。
それはね、自分がその、
これまでに、
他のことで落ち込んだりしても、
どうやって自分が回復してきたかとかさ、
自分がどうだったら、
どういうことでどういう気持ちになるのか、
みたいな、自分自身に対するさ、
認知というかさ、
理解みたいなものが、
やっぱり、
ある程度あって、だからどういう解決法が
あるのかっていう風に、
なったんだなっていう風に思ったけどね。
スピーカー 2
なるほどね。
じゃあ採用するときには割と気持ちは、
まあまあね。
スピーカー 1
最悪ではなかった。
でもやっぱりさ、
それはやっぱりね、
気持ちが切り替わったなって思ったのは、
政権の検査、
つまりその
手術で取ったがん細胞をさ、
調べるわけだよね。
で、
その結果が、
教えてもらえるのが、
手術から、
スピーカー 2
1ヶ月後ぐらいだね。
スピーカー 1
9月の半ば。
9月の半ばぐらいだったんだけど、
それは、
スピーカー 2
その石灰化したところとリンパと?
スピーカー 1
そうそう、取ったもの全部だよね。
取ったもの全部を、
で、だから先生に、
入院中に先生が会診に来たときに、
まあ、
何個
その取ったリンパの中に、
どれだけ、
もうすでに転移してるか、
次第かな、みたいな
感じのことを言われて、
で、
あとタイプ、
取ったときのタイプは、
パー2だったけど、
パー2もレベルがあって、
パー2が、
3プラスみたいなのと、
2プラスっていうのと、
プラスにも陽性度のレベルがあって、
3プラスだったら、
この、
使える薬があるんだけど、
2プラスだとあんまり効かないから、
使わないみたいなのがあるらしくて、
2プラスなのか3プラスなのか、
より詳しく調べないとわからないから、
みたいなことを言われて、
もし2プラスだったら、
パー2タイプでもなくて、
トリプルネガティブって言うんだけどさ、
響きが、
トリプルネガティブってのは、
ホルモン陰性、
パー2陰性、
遺伝性陰性、
遺伝性は関係ないんだよな、
何がトリプルなのかな、
もう一個何なんだろうな、
とにかくトリプルネガティブってのは、
遺伝性には多いんだけど、
一番悪性度が高くて、
薬も少ないよね、
効く薬が少ないから、
それになると、結構できる治療が、
比較的限られていて、
再発リスクが非常に高い。
それじゃパー2であるってことは、
治療は長くなるけど、
やれることは多いから、
それかどうかっていうのは結構大事な要素。
それを、
どんな結果が、
約1ヶ月後に先生から聞く。
そこが一番緊張した。
もう、どう?
その間に、
ものすごい自分の妄想が、
どこまで、
それこそ最悪ケースを、
さらにどこまで、
だって、ステージ0って言ったら、
2だったってことは、
よっぽど自分の進行スピードが早いんじゃないか、
とか思っちゃって、
私は、
半年間、
なんで最初の切開科で、
年末に言われて、
半年後に精密検査すればいいですよ、
大きくなってたら、
半年前に、
もし精密検査受けてたら、
ステージ0のままで終わってたんじゃないか、
その半年で、
進行しちゃったんじゃないか、
今にも全身に広がって、
私は、
もう手のつけられない感じになってるんじゃないか、
みたいな、
いろんなこと考えちゃうよね、
感情の欠福も大きいし、
体もまだまだ、
術後そのぐらいだとつらいし、
覚えてるもん、
私、検査の結果、
そうだ、検査の結果、
それ聞く前に、
まいこさんとかとさ、
ご飯を食べる約束をしてたのね、
で、検査を聞いた、
結果を聞いた後の、
ご飯の約束だったから、
どういうテンションで、
私、その日会うかわかんないな、
と思って、
ちょっと迷ったりしたんだけど、
まあでも、
一応行くっていう話で、
言ってなかったから、
その段階では、まいこさんとかにも、
その時会う人には言ってなかったから、
どうしようかなって迷ったので、
約束は一応してて、
で、検査の結果が出てから会ったから、
その時にはもうさ、
結果ね、どうだったかっていうと、
センチュリンパ説が、
1個しか取れなくて、
1分の1だった、
私の転移は、
で、脇のリンパには、
転移してませんでした、
センチュリンパだけでした、
っていうことが、
取ったんだけど、
取ったんだけど、
予防的にね、
取らなくても、
いいぐらいの状態だったっていうのは、
まあだから定義的には、
2なんだけど、
まあ、その、
スピーカー 2
乗って広がってなかったってことね、
スピーカー 1
だからできる範囲の中では、
一番、
良い状態だったっていう、
その時考える中では、
一番良い状態で、
転移は最小限で、
センチュリンパ説、
リンパ覚醒したのは、
センチュリンパが1個しか取れなくて、
その中に1個だったから、
これが2個取れてて1個だったら、
1個しかないんだけど、
普通は2、3個取れるらしいんだよね、センチュリンパって。
人によって数が違うらしい。
だから、
ただ真順眼でした。
腫瘍型というか、
真順して、やっぱりしこりではないんだけど、
その眼細胞があったのは、
7ミリでした。
だから1センチないから、
ちっちゃいし、
ハーツは、
3プラスでした。
だから進行速度は、
薬がある。
だから、
抗がん剤治療をやりましょう、
って話になって、
その翌週から、
抗がん剤治療が始まった、
っていうことになるんだけど、
スピーカー 2
これさ、脇のリンパに、
転移して、
そこには乱れなくても、
抗がん剤治療はするの?
ハーツっていうのは、
抗がん剤治療の概要
スピーカー 1
とにかく、
悪性度が高いから、
そこで見られなくても、
それはどこに、
行ってるかわからないから、
やったほうがいいんだ。
結局、
がん細胞って、
実際の腫瘍になるまでには、
時間がかかるから、
目に見えないがんみたいなものは、
検査では出てこないレベルの、
がん細胞が体中に散らばっているリスクっていうのは、
真順している段階で、
必ずあるのね。
ポルモタイプだったら、
やらないらしいんだけど、
ハーツタイプは、
とにかく進行スピードが速いので、
標準治療で抗がん剤をやるっていう。
真順がある限りは、
ステージ1でもやるっていう。
放射線は、
やらなくていいって言われて、
標準治療ではやらなくていいってことになってる。
弱く推奨ぐらいな感じで、
やらなくていいって言われたんだけど、
とにかく私は、
全部やってほしいっていうので、
放射線もやってほしい。
それで、
抗がん剤は、
何週間?
9月に始まって、
翌年の12月まで。
15ヶ月ぐらいやることになって、
ただ副作用が強い
タイプの
抗がん剤っていうのは、
3月ぐらいまでやったかな。
6クール。
1クールが3週間なのね。
やって3週間、
間を分けて次をやるっていうのを、
3×6で
18週やる。
それが終わった後は、
分子標的薬っていう
副作用が少ないタイプの
ハーツタイプだけに効く。
普通の抗がん剤って、
働く細胞っていう映画をね、
スピーカー 2
映画見てないけど、
アニメとか漫画は
スピーカー 1
見たことあるよ。
働く細胞のさ、
映画見た時にね、
副作用と治療の選択
スピーカー 1
抗がん剤もさ、
それは放射線治療だったけど、
抗がん剤も同じなんだけどさ、
健康な細胞もすべて焼き尽くす。
全部攻撃する。
増殖スピードが
速い細胞を攻撃するっていうのが
抗がん剤の基本的な動き。
だから健康な細胞でも、
増殖スピードが速いと
攻撃されちゃうんだよね。
もちろん何の問題もない細胞も
影響を受けるし、髪の毛とか、
爪とか、皮膚とかっていうのは、
やっぱり、
新陳代謝が速いじゃん。
つまり、
細胞の
新陳代謝スピードが速い
スピーカー 2
っていうことは、
スピーカー 1
再生サイクルがね。
がん細胞とそういう意味では、
再生スピードが速いって中で、
だから髪が抜けちゃう。
スピーカー 2
髪とか爪とか、
そういうのに影響が出やすい。
スピーカー 1
影響が出やすい。
っていうのが、
いわゆる、
従来的な、
多くの抗がん剤です。
分子標的薬っていうのは、
ちょっと作用が違ってて、
がん細胞のある特定の
性質のものだけを、
タンパク質か何かの
状況を
特定して、
それだけにその作用が起きないように
作用するっていう、
そういうのが、
そういう薬が、
分子標的薬っていうのがあって、
そういうのがいくつか、
新たな細胞として、
健康な細胞は攻撃しないわけよ。
で、がん細胞の特定の、
ハーツタイプにだけ効く
分子標的薬。
ハーツっていうのは、
乳がんとか胃がんとかであるんだけど、
そのタイプの分子の、
動きをする、
タンパク質の状態を、
それの増えるのを
阻害するっていう、
そういうものなんだよね。
臭いは少ない。
髪が抜けたりとかしないんだけど、
全く何の臭いもないわけじゃないんだけどね、
しびれとかむくみみたいな、
そういうのもあるんだけど、
まあでも、いわゆるみんなが
イメージする抗がん剤の、
きついのはないっていうのを、
それは15ヶ月。
本当にきついのは、
9月から3月までの頃、
5、6ヶ月、
18週間やったっていう。
スピーカー 2
長いよね。
長い。
そのさ、
その期間にやっぱり、
どういうことをやって、
気持ちもあるじゃん。
やっぱり副作用もあるからさ、
やっぱり体の負担とか、
気持ちの変化とか、
しかも仕事を続けながらでしょ?
そうね。
っていうのもあるから、
スピーカー 1
やっぱりしんどいよね。
そっからが、
抗がん剤治療としては、
本番っていう感じだと思う。
実際、抗がん剤治療やってみて、
よくさ、
ドラマとか、
医療ドラマとかだとさ、
手術できる、できないとかさ、
私失敗しないので、
みたいなのがあるわけじゃない?
手術したら助かるけど、
手術できない、しないと助からない、
みたいなイメージあるけど、
手術はね、
まあするんだけどさ、
手術っていうのは、
取ったらなんか可能性がある、
生きられる可能性があるから、
手術をするんであって、
もう、
遠隔転移してたら、
基本抗がんって手術しないんだよね。
どっかの取っちゃっても、
どこかにも、
必ず中にがん細胞があることはもう、
決まっちゃってるから、
どっかでまた起きてきちゃって、
起きるたびに取るなんてことは、
やってもしょうがないし、
キリがないし、
それで体力消耗して、
あと免疫が落ちたりとかして、
それによって逆に、
その命が縮まっちゃう、
みたいなことがあるから、
基本的にがんはもうステージ4になると、
手術はできないし、
実際手術したって、
助かんないっていうか、
あんまり効果がないんだよね。
ただ抗がん剤っていうのは、
一定度の、
その、
治療の効果っていうものが、
エミデンスがあるものが、
世の中にはあって、
いろいろね、
がんの治療ってさ、いろいろ、
なんていうの、
ネットとかでがんのこととか、
検索するとさ、
標準治療じゃない情報が、
めちゃくちゃいっぱいあって、
時々ね、
有名人の方でも、
標準治療を拒否して、
違う方法、
スピーカー 2
自然なんとかとか、
スピーカー 1
食べ物でなんとかとかさ、
いろいろやり方、
いろんなパターンがあると思うんだけど、
抗がん剤なんて毒なんですよ、
実際。
スピーカー 2
健康な細胞も攻撃しちゃうからね。
スピーカー 1
そう、だってさ、
抗がん剤、私、
最初にやった抗がん剤がね、
エピルビシンっていうのと、
スピーカー 2
シクロポスファミドっていうのをやったんだけど、
スピーカー 1
エピルビシンっていうやつはね、
色がね、
スピーカー 2
カンパリみたいなの。
めっちゃ体に悪そうな。
スピーカー 1
めっちゃ体に悪いでしょ。
赤くて、
透き通った赤、
朱色みたいな色なのね。
それを体に入れて、
それやった後の、
尿が赤いの。
赤なの?
スピーカー 2
絶対体に悪いよ。
スピーカー 1
これ体に入れるんだ。
で、ちょっと私、
やってる時にさ、
ちょっと針の入れ方の問題で、
漏れたことがあって、
めっちゃ痛いのね。
もう漏れただけで、
皮膚がビリビリする。
火傷みたいな感じになったり。
ちょっとね、
副作用の話もね、
色々あるんだけど、
とにかく、抗がん剤治療は、
きついが、
でもそれが、
助かる道、
として、可能性があるなら、
私は、
やるし、
もし自分が、
がんになった、
患者としての意思決定
スピーカー 1
身近な人がなったら、
それはやったほうがいいって。
まずそれをやってから、
その先にね、
どこまで、
認可されてないものをやりたいとか、
っていうのは、
その先にやりたくなる気持ちは、
私だって再発したら、
かもしれないけど、
でも、まずやれることは、
やったほうがいいんじゃないかな、
って思うし、
スピーカー 2
そう。
ゆこちゃんはさ、
手術のあと1ヶ月後に、
政権の結果が出て、
で、
それをもとにさ、
お医者さんが、
今後の治療提案みたいなのがあるわけじゃない?
っていうときに、
もう迷いはなかったわけ?
じゃあその抗がん剤治療に、
スピーカー 1
もうじゃあ進みます。
迷いない。
迷いないし、
1ヶ月の間にもさ、
抗がん剤について、
めっちゃ色々調べたわけ。
良いことも悪いことも色々さ、
経験者のことが知りたくなるわけよ。
さっきみたいに、
ただがんだっていうだけだと、
自分と当てはまるかっていうのが、
ものすごく気になっちゃう。
サブタイプはどうなのか、
色々な人の事例を見るんだけど、
ちょっと自分と違うと、
この人はこうだったけど、
私は違うかもしれないとか、
そういうので上手くいった人の事例。
それを見るとさ、
上手くいかなかった人も必ずいるわけよ。
亡くなっちゃう人とかさ、
スピーカー 2
がん系ブログみたいなのはさ、
スピーカー 1
いっぱいあるわけ。
ある日更新が止まり、
死亡報告がっていうのがあるわけよ。
そういうのにもまあやっぱりね、
ざわざわしちゃったりとかするんだけど、
色々調べていく中で、やっぱりお医者さんとか、
まあいろんなその、
だから論文をめっちゃ読むんだ。
できるだけ個人の感想は、
見たくなるけど置いとけ。
患者側じゃなくて、
医療機関とか、医学論文みたいなものを、
めちゃめちゃ、
本当論文読んで、
こういうケースはどうなんだ、
みたいなエビデンスをめっちゃ探して、
それはね、
ある人が、
たまたま身近な人に、
割と近い時期に乳がんになった人がいて、
それ偶然知ったんだけど、
その人が、
もう同じように治療を、
同じタイミングで受けて、
で彼女が、
まあこういうのがあるっていうので、
YouTubeで、
お医者さんが発信しているやつを
共有してくれたんだけど、
その時に、患者は、
医療、
自分の病気を治すための、
チームの一員だという風に
認識してください、
みたいな、
チーム医療って言われるけれども、
医者に全部を委ねるんじゃなくて、
患者の意思をきちんとそこに、
自分も理解して、
自分はどうしたいのかっていうのを、
意思に伝えてください、
みたいなことが書いてあって、
いや本当そうだなって思ったのね。
まあお医者さんの言う通りで、
でもお医者さんは、
結局標準治療を進めてくるんだけど、
それは、
信頼できる限りは、
それが信頼できるかどうかも、
ある程度自分が調べて、
確かに私の理解している標準治療と、
同じことを先生が言っているので、
違うことを言うんだったら、
なぜっていうのを質問するとか、
治療に対する心構え
スピーカー 1
納得するっていうのは、
すごい大事だなと思ったし、
あと例えば放射線治療みたいなのも、
先生はしなくていいって、
言ってくるだろうと、
私も知ってたけど、
でもやるっていうのを、
私が何も言わなければ、
放射線治療は別にやらなくていいって、
終わってたかもしれないけど、
それはなぜ先生はそう言うかっていうと、
患者さんっていうのは、
副作用を嫌がるものだし、
放射線治療って毎日毎日、
行かなきゃいけないのね。
50日間、月曜日から金曜日まで、
毎日が病院に行かなきゃいけないんだけど、
そういうの大変だよねと、
嫌がる患者さん多いから、
だからやらなくていいですよね、
みたいなのを前提に話してくるんだけど、
でも私はそんなことより、
とにかくやれることは全部やりたいっていうのは、
私のスタンスだから、
それを先生にちゃんと伝えないと、
それを理解してほしいっていう、
それは自分の意思を言わなきゃいけない、
そのためには、自分の意思を持つためには、
きちんと自分が理解しなきゃいけない、
っていうことが大事だっていうのは、
それを見て思ったし、
あと抗がん剤治療は、
同じYouTubeで言ってたのは、
最初が一番肝心、
再発した後の抗がん剤っていうのは、
一生やっていくものなので、
副作用もすごく気になるところだし、
できるペースでっていうふうには、
なっていくんだけれども、
最初は、
副作用がきつかろうがなんだろうが、
一番最悪のケースは、
副作用が原因で、
途中で薬をやめなきゃいけなくなることだと、
そういうふうに思うんだけど、
副作用が原因で、
途中で薬をやめなきゃいけなくなることだと、
そういうふうに思うんだけど、
副作用が原因で薬をやめなきゃいけなくなることだと、
やれることを全部やりきるっていうことが、
とても大事で、
できない人も結構いますと、
1回、2回やったけど、
副作用が発血量が、
ものすごく下がっちゃったとか、
何らかの強い心臓に負担がかかったとか、
そういう理由で、
最後まで標準治療をやりきれない人っていうのが、
高齢者とか、
若い人でも、
体質によってはそういうことがあり得て、
最後までやりきることが大事だから、
それがやりきるチャンスがあるのは、
スピーカー 2
一番、
スピーカー 1
体力があるとき、
だから最初の治療のきつさは、
乗り切れるだけ、
乗り切ったほうがいい、
っていうことを言ってて、
ほんとそうだなと思って、
だから、
実際この話は、
別の時にしますけど、
きつかったけどね、
スピーカー 2
めっちゃきつかったけど、
スピーカー 1
けど、
最初の質問からするならば、
私はやれることを全部やると、
だってそれはやっぱりさ、
家族に対する責任って言ったら変だけど、
自分が生きるためだし、
スピーカー 2
3歳だし、
情報の重要性
スピーカー 1
そう、こんなの、
ここで死んでる場合、
スピーカー 2
まだね、死ねないよね、
スピーカー 1
死ねないよ、
だから、やれることを絶対やりきるしかないっていう、
で、やることがはっきりするとさ、
気持ちもう、
私治ったぐらいの気持ちになっちゃったもん、
スピーカー 2
わかる、
不安な時って、
今の自分の状態がどういう状態で、
この先、
どう進めばいいか、
わからない状態っていうのは、
どこに立っているかわからないから不安なんだよね、
そうなんだよ、
で、もう立っている位置が見えて、
進むべき道が行けば、
そうなの、
スピーカー 1
行くしかないっていうか、
そうなのよ、
っていうことがめっちゃスッキリしたので、
私超ポジティブな感じで、
もう私来週から、
あのー、
抗がん剤治療受けて、
髪も抜けちゃうけど、
行ってきます!みたいな気持ちで、
話ができた、
スピーカー 2
気持ちがその時に晴れてた記憶があるね、
なるほどね、
病気だけじゃなくて、
全てに通じる気がするね、
立ち、
それこそコンサルの仕事もそうだけど、
まず現状分析の、
どうやってますか?っていう状態を、
極力その客観情報も集めて、
理解し、
じゃあ、取り得る策は何ですか?
って言って、
その重要度、緊急度、
みたいなところを見て、
で、そのフェーズの中で、
スピーカー 1
何をやるべきか、
スピーカー 2
フェーズ1、ここめっちゃ大事、
みたいな、
スピーカー 1
そういう感じですね、
そうなると、
めっちゃ冷静にスッキリ戦略を実行するのみ、
自分っぽくなってくるわけよ、
スピーカー 2
うん、確かにゆうかちゃんらしいね、
スピーカー 1
でもやっぱりね、
いろんな人がいると思うんだけど、
スピーカー 2
でもさ、そこで、
その、
やっぱほら、ガンブロックとかいっぱいあるじゃん、
あるあるある、
もちろんその、
入院中にキャッシーさんに話聞いてもらったみたいに、
その経験者の話だから、
共感したり、
分かる部分っていうのもあるけれども、
だけど、
柵?
柵を考えるときには、やっぱり、
プロフェッショナル側の情報の方が、
信憑度とかさ、
信頼度みたいなのは、
上がるし、
冷静に
見れる部分もあるかもしれないね、
なんかさ、その辺が、
結構こう、患者も、
患者の家族も、
振り回されがちな、
ところだと思うので、
スピーカー 1
いっぱい情報があるから、
ほんとそう、
ほんとほんと、でもほんとに、
命に関わることだから、
冷静に、
が、差が大事なんじゃないかなって、
スピーカー 2
そうね、
スピーカー 1
そうですね、
ということでね、
次回はね、
そうは言ってもきつかった、
後悔する話を、
したいなと思います。
55:22

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