アメリカ赴任の経緯
ダイアログカフェ。筋書きのない対話から新しいアイデアと自分自身に出会う場所。この番組は様々なテーマで楽しみながらお届けします。
今日もゲストをお迎えしてお話を聞いていきたいんですけれども、香川恵美さんです。
香川です。よろしくお願いします。
香川さんはですね、今アメリカに、基本の拠点はアメリカにある?
そうです。アメリカのテキサス州ダラスに。
ダラスにいて、お子さんと2人で旦那さんを日本に残し、母子で海外赴任をするっていう生活をもう1年?
1年3ヶ月ぐらいですよね。
やってらっしゃるっていうことで、お子さんは今おいくつですか?
子供は今、日本だと小学校1年生で、アメリカだとキンダっていう年長さんみたいな学年なんですけど、
アメリカで今年の8月からファースト1年生になるっていう。6歳。
ね。お母さんと子供だけで。
しかもアメリカだよ。
そうなんだよね。海外留学みたいなのはちょっと流行ってるっていうか、時々ね、そういう子供の英語を学ばせたいっていうので、
でもそのケースも、お母さんがお仕事で行くっていうか、
専業主婦だったり、あるいはフリーランスとかで、リモートでも全然自由に働けるよみたいな。
子供の教育をメインに海外に行くっていうケースは、時々、私も毎日聞くんですけど、
お子さん連れて、自分の仕事で連れてくっていう人は、
一人だけ私知ってますけど、お二人目です。なかなかレアキャラ。
確かに。
その4人か知ってるけど、多くはない。
多くはないですよね。
これは、どういう経緯というか。
それとも、
まず確かに経緯を聞きたいね。
そう、経緯を聞きたい。
そうですね。経緯としては、さっき田中さんがおっしゃったような、
母子で、例えばマレーシアとかに教育留学するみたいな友人とかはいて、
ちょっと楽しそうだなって思っていて、
自分も子供が高学年とかになるどっかのタイミングとかで、
リモートで丸1年とか丸2年とか行けたらいいなぐらいの、
密かな野望はあったんですけど、
でもこんなすぐではなくて、3、4年後とか5年後とかそういう気持ちで、
なんとなく将来の視野に海外で子供と住んでみたいっていうのはあったんです。
夫の仕事は、もうマスコミ系で完全にドメスティックなので、
商社とかメーカーとかと違って海外駐在のチャンスがあるとか、
そういう会社ではなかったので、
行くなら2人だなみたいなのは、
なんとなく子供と私の2人だなっていうのはなんとなくあったっていうのは、
バックグラウンドとしてあったんですけど、
アメリカでの生活
でも今回の駐在のきっかけは、
駐在する会社の社長に、
興味ある、行ってきなよみたいなことを言ってもらえて、
いいんですか?みたいな感じでそこで即決したっていう。
即決?
相談は?
で、家に帰って、
その話をされそうだなっていう雰囲気は、
雰囲気は、メールとかでなんとなく察していて、
匂わせがあって、
具体的なことは言わないけど、
ちょっと話がみたいなのが、なんとなくの文脈で、
これは海外婦人かもしれないって、
なんとなくうっすら勘づいていたので、
夫にこれはそうかもしれないから、
そしたら私は行くと思うって。
言ったら、いいよいいよみたいな感じだったし。
軽い?軽いノリで?
すごい軽いんですよ。普段から軽いんですけど。
それでその話を受けたので、
結構前のめりで、
行きますっていう感じでした。
じゃあ全く迷いなく?
行くことについてはほとんど迷いなく。
でもお仕事ってどういう内容の?
仕事は日本のベンチャー企業の海外子会社、
米国子会社のマネジメント職で。
M&Aした会社?
M&Aした会社じゃないんですよ。
アメリカでオーガニックに、
その現地に社長が一人いて、
その人がコツコツやってきたオーガニックのビジネス。
もともとあったんですね。
そうなんです。
そこが結構軌道に乗っていったから、
事業拡大するから人も増やすっていう時に、
声をかけていただいたって言いました。
なんでダラスなんですか?
それはあれなんです。
米国トヨタの。
仕事と日本人コミュニティ
私もそうです。
米国本社がテキサスの
テキサスからちょっと行ったところに
プレイノっていう場所に
トヨタの本社がいます。
そこと仕事してるんですか?
それを完全にマネして、
トヨタがプレイノにあるなら、
ここが得なんだろうってことで。
税金がね。
そういうことね。
なるほど。
確かにね、あるよね。
アメリカに、なぜ本社ダラスみたいな会社あるある。
そうなんです。
税金的な。
あと雇用法制みたいなものも、
アメリカって州国だから、
州によって雇用のルール、
労働基準法的なルール、
全部違うんですけど、
テキサスはすっごく緩くて、
ほとんどルールがなくて、
企業が強い。
カリフォルニアは、
労働者のためにもいろんなルールがあるっていう感じで、
有給の取り方とか、
例えば3時間働いたら
30分休ませなきゃいけない、
というような、
テキサスがある。
雇用のやりやすさみたいな面でも、
結構テキサスが、
経営者にとっては楽。
へー、そうなんですね。
っていうのがあるみたいです。
そのダラスのオフィスは何人くらいいるんですか?
ダラスのオフィスは、
20から30人くらいです。
アメリカはそこだけなんですか?拠点は。
アメリカのその20から30人は、
ダラス周辺に住んでるんですけど、
フルリモートなんですよ。
そうなんですか?
そうなんです。
カリフォルニアとか、
ニューヨーク方面とかにも、
社員はいるんですけど、
みんなフルリモートなので、
どこにいてもいいみたいな。
現地の方?
現地の人なんですけど、
現地にいる日本人の人が多くて、
なので駐在じゃなくて、
現地の日本語人材を
結構多く採用してるんです。
基本フルリモートで
やっている中で、
時差がかなりきついから、
日本からっていうのは難しい。
そう思うんですけど、
それがやっぱり難しいから、
フルリモートだけど、
アメリカ拠点にしてほしい
っていうことだったんですか?
そうでしたそうでした。
でも住む場所は、
みなさんアメリカのいろんなところだけど、
ダラス?
そうです。
プレーノの周辺のエリアが、
日本人にとって住みやすいエリアに。
それは自分で選択したってことですか?
それとも社長の近くにいることが大事?
そっちの方が近いかもしれないですね。
社長はそちらにお住まいだから、
社長もその辺に住んでるので、
対面の方がコミュニケーションが
取りやすい気分があるので。
お仕事的には、
社長と一緒にというか、
社長をサポートするような
仕事ってことですか?
社長と、私が副社長で
行かせてもらってるんですけど、
セールス系は社長で、
コーポレート、アドミン系は私。
っていう感じで、
分けてやってます。
なるほど。
それまで、
日本でやってたことと、
仕事の内容的には
繋がってるんですか?
業界は違うけど、
仕事の内容的には似ていて、
日本でやっていた仕事も、
この仕事の前は
投資ファンドですけど、
立ち上げだったり、
コーポレート周りだっていうのを
中心的にやっていたので、
それが業界が変わって、
同じようなことをやっている。
なるほど。
違うといえば、
投資ファンドは、
プロフェッショナルが
集まってるので、
チーミングとか、
マネジメントとかほとんど
必要なかったんですけど、
今回の米国子会社は、
結構チームがあるので、
マネジメントっていうのは
追加されたっていう感じかな。
うーん、なるほど。
国の話に戻ると、
結構日本で、
子育て、
友働きで子育てしていくのも、
そこそこ大変っていうか、
いろんな手を借りたいとか、
オートソーシングしたりとか、
いろいろ大変じゃないかなと思うんですけど、
っていう中で、
海外に行くと、
まず夫サポートがなくなるから、
自分一人になって、
さらにいろいろ外部のものを
使うにしても、
全てゼロから
見つけていかないといけないし、
お子さんも新しい環境だから、
サポートもいるしとか、
結構そういうことを
いろいろ考えると、
ちょっとハードルが高いなって
思う人も、
世の中にもいそうな気がするんですけど、
その辺りとかはどういう風に
その話が来た時に
考えられたんですか?
自分の仕事のせいで、
子供を犠牲にするって、
かわいそうなことだから、
それは絶対にしないように
しようと思っていたんです。
現地にいる人に聞くしかないと思って、
現地の人を
まず紹介してもらおうと思って、
自分の知り合いの中で、
アメリカに住んでたり、
アメリカに住んでる人に
5通くらい連絡を取って、
その周辺の人を
まず紹介してもらったんです。
そしたら、
偶然にも高校の
2つ下の後輩が
そのエリアに住んでいて、
その人に
全部聞いて、
不安点を解消しながら
スタートして、
その人以外にも
たくさんの人に
話してくれたんですけど、
学校は大丈夫なのかとか、
日本語の意地はどうしているのかとか、
小学校は
3時くらいに終わるんですけど、
仕事は6時まであるから、
その間の預かりどうするのかとか、
ベビーシッターはどれくらいで
雇えるのかとか、
病院はどこなんだとか、
全部聞いて、
そこで住んでる
ママさんたち、日本人のママさんたちに
日本語を使える病院は
ここだよとか、
全部教えてもらって、
不安点を解消するのに、
1ヶ月くらいは
使いました。
それにても、
トヨタがある
プレーノっていうのは
いい選択だと思う。
日本人がいっぱいいるってことだよね。
経験者もいるし、
環境もね。
しかもプレーノに
移ってからも、
何年か経ってるから、
初期の頃に比べたら、
環境も整ってきてるだろうし、
やりやすいのかも。
日本のものも
いろんなアジアスーパーに
売ってるんですけど、
アメリカへの赴任準備
このスーパーにはこれがあるよとか、
教えてもらえるし、逆に10年前から
住んでる人にとっては、
自分が来た時は、
あのスーパーもこのスーパーもなかったけど、
人が増えてきたから増えていって、
すごい住みやすくなってるよみたいな感じで
教えてもらいました。
なるほど。
決まってから、
実際に赴任するまでどれくらいの期間だったんですか?
決まったのが、
22年の
9月、10月ぐらいで、
12月にビザを取って、
私は2月に行ったんです。
だから、10月だとしたら
11、12、12、
3ヶ月か。
10、11、12、3、4ヶ月。
最初はお一人で行ったって。
そうです。最初は一人で行って、
アパートを借りて、
アパートってマンションみたいな
ところを借りて、
家具を買って、
家電を買って、
VPNで日本の
ネットフリックスの
子供が来ても大丈夫
っていう状況にしてから、
2週間だけ日本に戻って、
その間に子供の準備をして、
子供をピックアップして、
4月に連れてきました。
なるほどね。
でも、お子さんには
どう
説明するっていうか、
そこまで
子供とのアメリカでの生活
どれくらい意識していたかわからないけど。
そうですね。その時は年中産
とかなので、
ママがアメリカに行くんだよ。
だから一緒に行こうねって言ったら、
行くみたいな感じでした。
アメリカが何なのかとかは、
なんとなくわかりやすい?
そうですね。
どっかに引っ込んだぐらい。
外国だとかはわかってたのかな?
英語だとか。
英語だっていうのはわかってたと思うんですけど、
保育園に
海外からのお友達が
何人かいて、
なんとかちゃんもなんとかくんも、
最初は日本語わからなかったけど、
1ヶ月後はみんなと仲良く遊べたから、
うちの娘も大丈夫だよって言ったら、
そうだねって
言ってて。
日本の幼稚園はインターとかで
普通の幼稚園で?
普通の幼稚園で。
英語は全くゼロ状態?
英語もほぼゼロですね。
でもなんか身近に
海外からの
友達が来てみたいなのが
あったのはすごく
プラスですね。
そうかもしれないですね。
確かに。
そうですね。しかも娘が
年中の時に、年長の
クラスのお友達は
ブラジルに行きます、行ってらっしゃいみたいなの
やってたので、
誰かはどっかに行くんだろうな
みたいのは
本人もなんとなく思ってたし、
うちの娘と同じ
クラスのお友達も
誰が行くんだろう、うちのクラス
みたいな感じになってて、
結構それは当然みたいなのに
子供たちは。
やっぱね、環境大事だよ。
そうだね。
パパと離れる
ってことに関してはどうだったんですか?
パパのこと大好きなので
寂しそうなんですけど
最近
LINE電話とか
動画のやつあるじゃないですか。
すぐ電話したらしゃべれるよ
っていうので、
それは分かっていて、それはもっとちっちゃい時から
分かっていて、例えばバーバンちに
1週間泊まって帰る時
泣きそうになるんだけど、
家帰ったらLINE電話しようって言ったら
ケロッと、そうだねすぐ会えるから
みたいな感じ
デジタルネイティブ
そっからLINE電話すればいいか
みたいなところも結構すんなり
日本での生活は
旦那さんはどれくらい
育児とかに対する関わり方って
どれくらいシェアする感じ?
夫は
結構シェアはしてくれていて、私も
一回とか
土日半分くらいは
一人で外出できるような
感じでは
あったんですけど
アメリカに行って夫のサポートが
なくなるから大変かっていう
ところは、大変な部分もあるけど
案外全然大丈夫
できたみたいな感じなんですけど
日本の時って
夜会食が
あったりとか
残業があったりとか
デフォルトだったんで
夜をどっちがやるのか
結構ずっと喧嘩のためだったんですけど
アメリカのテキサスって
アメリカの中だと
ニューヨークに比べたら
完全にいなかった
6時になったら
仕事終わるんですよ
だから6時以降の
どっちが困りするんだみたいな
そういう
話がなくなるというか
全体に私が育児できる状態になってるので
夜の時間に困ることは
ほとんどなくって
日本と電話会議
みたいなのがあるときは
必要なんですけど
週に1回だけビジターさんを
呼んで
それで回るっていう感じになって
案外大丈夫だったんです
アメリカでは
オフィスに毎日行ってらっしゃるんですか?
リモートなので全然行かなくって
子供を送って
家に戻ってフルリモートでやって
日本の
フルリモートの人もお昼休みに
ババンと洗濯回して
そんな感じで
暮らしてました
アメリカに行ってからの方が
生活は
労働時間が6時で絶対に終わるっていう
ワークライフバランスが取れているのと
あと買い物も
ウォルマートプラス
っていう
ハブスクしてるんですけど
朝頼んだら
夕方に届けてくれるんですよ
生鮮食品
お肉とかアイスクリームまで届けてくれるんです
だから買い物にも
行かなくてよくて
基本それで
生活必需品は
パパパッと買えていって
買い物時間も行かなくてよくて
月に2回ぐらい
アジア系のスーパーに
どうしても欲しいアジア系のものを買いに行く
ぐらいで足りてたので
家事の総量は結構
減ってんのかもしれないです
残業がない分
アメリカでの働き方とマネジメント
家事時間、育児時間は増えて
家事と
育児にかける時間も
宅配スーパーみたいな
ウォルマートのやつを使うことで
減っていって
それでうまくいってるみたい
コロナの後
リモートっていうのも
大きいでしょうし
フルリモートっていうのもあるし
あと会社の
考え方とか
働き方に対する環境
考え方も大きいんだろうなと思って
ずっとトイレにいたので
日本企業の
駐在員の
スタイルとかって
現地時間プラス日本時間
みたいな感じになって
出張時間は結構長いし
出張者のアテンドとかで
夜もかなり出るし
結構
仕事、日本の時の
仕事とは質が違う
高速が
割と駐在員は
あったイメージが結構あって
コロナでだいぶ変わったかもしれないけど
でもどうなんだろうね、今また
出張とかも戻ってきてるから
またどんどん戻ってきてるのかもしれないけど
そういう
JTCの
駐在員とは
働き方は全然違う
そうだと思います
じゃあ同じダラスに住んでる
日本人でもトヨタの人はもっと
働いてるんじゃないかっていう気がする?
それでも日本よりは
気持ち的に楽な部分はあるらしいんだけど
でもやっぱり
それはアメリカでもヨーロッパでも
長い
駐在員一番長い
あるかもしれないですね
ただ駐在員のパパたちとも
話すときあるんですけど
でもアメリカは1次会で終わるって言ってて
日本は2次会と
3次会とラーメンまであるから
結構駐在員の方は
やっぱなんか
確かに
サクッと終わる
出張者も疲れてるし
確かに
長々はやらないから
あとベンチャーなのもあって
出張者のアテンドも
あの
出張者が来るっていう回数も少ないかも
あとまあ
社長が私が子供を連れてきてるから
そういう系は
引き取ってくれてるっていうのもありがたいこと
なるほど
結構皆さんフルリモートだけれども
皆さんが集まる機会っていうのは
あったりするんですか
定期的に
数ヶ月に1回ぐらい
テキサスらしくバーベキューをしたり
ダラスに集まって
ダラスの人はダラスで
カリフォルニアの人はカリフォルニア
そういう感じ
なるほど
今アメリカに行って
マネジメント職も追加されたっていう話で
その人たちとは
アメリカに行って初めましてみたいな
初めましてです
その環境を
フルリモートで
チームを作っていくみたいなところって
難しさとか
逆に分からないけど面白さとか
ありますか
難しいですよね
多分コロナ中に
フルリモートでマネジメントした人が
みんな思ってる難しさはやっぱり
残ってると思います
やっぱり
テキストコミュニケーションとかが
中心になっちゃうし
それこそ給頭室の会話みたいな
ものがないから
会社で何が起こってるか
知らなかった
みたいな人も中にはいるだろうし
私がテキストで伝えたことの意味が
伝わってなかったりとか
あとは
全く異なる2つのものを
結びつけて
裏で何か起こってるのかもしれない
って疑心暗鬼になっちゃう
いるので
その難しさは残ってると思うんですけど
オフィスがあった方が
もちろんそういうのは
なくなるんですけど
さっき申し上げた通り
現地にいる
日本語人材を
採用してるんですけど
つまり
アメリカ人の奥さんだったりとか
駐在員の奥さんとか
女性が多いんですね
そうなんです
子育て中の人すごく多くて
その人たちにとっては
フルリモートだから選びました
っていう人が結構多いんですよね
多分
出社にしたら
半分以上の人が
じゃあできませんってなっちゃうかも
なので
人材採用する時に
いろんな要件がある中で
日本語って取ると
出社が消えてしまう
っていう感じだと思うんですけど
全部の要件満たして
日本語かつ出社かつ
みたいな感じで選んでいくと
もう全然人が集まらなくなっちゃうので
フルリモートだったら
っていう風に
幅を広げて日本語人材を
アメリカでのコミュニケーション
採用してるっていう感じなので
結構苦肉の
決断
なるほどね
なんか工夫されてることとかあります?
そうですね
私が工夫してることは
100点でできてるかわからないですけど
なるべく
せめて声でコミュニケーション
しようと思っていて
電話するっていうのも
心がけてます
対面よりは劣るかもしれないけど
テキストよりは伝わるんじゃないかな
電話するとか
ミーティングで言うとか
そういうのは
一応気をつけてはいるんですけど
忙しくてマルチタスクとかになっちゃうと
なんかのミーティング出てる時に
パパパッとテキストで返して
こっちの仕事を進めようとかってなると
さすがにミーティング中に
他の電話をすることができないから
テキストにはなっちゃうんですけど
えー
香川さんは今回アメリカに行かれる以前は
海外に住まれたりとか
そういう経験はあったんですか?
住んだことは全然なくて
そうなんですね
出張とか
ホームステちょっとだけとか
それしかなかったので
すごいジャンプでしたね
でも実際暮らしてみて
生活とか
現地の方とのコミュニケーションとかって
何か
発見だったりとか
戸惑いだったりとか
ありますか?
発見で言うとアメリカに行ったら
全部英語でやらなきゃいけなくて
日本人向けのものは
ないと思い込んでたんですけど
蓋を開けてみたら
多分工夫したら
永遠に日本語で
1年間過ごせるぐらい
もともとアメリカに行ってる日本人の方も
すっごく多いし
それによって日本語のサービスも多いし
日本人向けの美容室
日本人向けの不動産屋さん
日本人向けのカーディーラーとか
日本語サービスがすっごい充実してるので
実は
あんまり
言語の壁なくても
言語ができなくても
日本人コミュニティ
日本語で暮らせるんだっていうのは
結構
びっくりしたこと
なるほどね
良くも悪くもそれはあるね
確かにね
結構ね中国人とかもね
英語あんま喋れない
中国人とかも結構いるもんね
スペイン語
そうね確かに
やっぱり自分たちの民族で集まって
暮らしやすい世界を
作っちゃうっていうか
アメリカってそういう国なのかもね
大都市ならば
そうなんだ
なるほど
あの
そういう意味では日本の
日本人コミュニティみたいな
それだけトヨタの方も多いって言ったら
トヨタやトヨタの関連
ビジネスの方
そういう現地の
日本人コミュニティとかには
結構入っていってる感じなんですか
子供を土曜日に
補修校に入れてるんですけど
補修校に子供を入れる条件が
日本人会に入ること
日本人会の年会費
を払って
そんなに高いものでもないんですけど
でいるので
その補修校の関係で
駐在だったり
その永住の
日本人の方と知り合うことも
すごい多いので
そこで結構土日は
過ごせちゃうっていう感じ
日本人会ってどんな感じなんですか
でも日本人会で
例えば夏祭りをやってくれたりとか
そういうのが
ちっちゃいイベントがいくつかあるので
そこに連れて行くと
日本語のお友達と遊べるっていう感じ
お前だったのは
落語を聞いてみようみたいな
レストランでイベントをするみたいな
連れて行くと
ニューヨークに住んでる日本人の落語家さんが
やってくれて
興味ある日本人学生が来てて
そこで一緒に食事しながら
落語を聞けるみたいなこととか
そういうのがあって
そこに参加させてもらったりして
なるほど
お子さんは
子どもの適応力
現地の幼稚園に
行って
土曜日日本人学校の補修校
月から金まで現地校で
土曜日が日本語補修校に行ってます
結構すんなり
馴染みました?現地校の方
現地校は最初は全然
馴染めなくて
行きたくないっていうので朝大変だったんですけど
クラスが変わったら
同じクラスに
日本人の女の子が
入ったので
もう何も怖くないみたいな
最初に行きたくないって
言ってる間も
耳でちゃんと英語を聞いていたようで
4月に連れて行って
8月頃に
突然英語をセンテンスで
しゃべりだして
面白いですよね
4月に連れて
4ヶ月で
すごいね
子供ってすごいね
8月のある夜いきなり
フルセンテンスで英語を話しだして
本人もびっくりして
突然
英語喋ってたよって言ったら
私英語喋ってたみたいな感じになった
どんなこと喋ったの?
それこそお醤油とってとか
そういうレベルかな
普通に会話してる中で
いきなり
英語で出てきたんだ
私と
私の母が来ると
今英語だったよって
時間が止まって
3人で英語喋ってるみたいな
ほんとすごい
そこからは
現地の
そこで多分自信がついて
学校でも
キンダーでもおしゃべりするし
それがうまくいってきたら
誰にでも話しかけるようになって
お友達のお母さんとか
クラスが違う人とかにも
英語で話しかけるようになって
開花してます
4ヶ月で
ただ行かせてるだけですよね
別に英語を
教えようとか何もしてない?
そうなんですしてなくて
へー
すごい適応力だね
子供5歳6歳
すごい羨ましいわ
本事だね
でもそういう意味ではね
連れてった甲斐があって
そうなんだ
もともと
娘さんのパーソナリティとして
お友達と関わったり
いろんな人に話したり
するのが好きなタイプ?
日本語だと
4,5歳なのに大人みたいに
喋って大人を笑わす
そういう感じのよくしゃべる子でした
話したかったんだね
そう話したかった
他のお友達より
いっぱいしゃべりたかったけど
英語はさすがにそのレベルに
はいってないからずっと
言ってたんでしょうね
でも最初はストレスだった
伝えたいことを
伝えられない感じが
ジョークを言って笑わせるみたいな
結構高度なコミュニケーション
するタイプだったので
初心者には難しい
それがたぶん
つらかったんでしょうね
へーそっかー
今もできない
ジョークで
笑わせないで
あー
嫌だって言ってるものを
最初は連れて行くのも
なかなか大変だったかもしれないけど
そうですね
現地校の先生がすごく頼もしくて
最初その
慣れない英語の環境に
連れて行って泣いてって
置いて帰るの
心配だったんですけど
お母さん早く帰れみたいな
大丈夫だから
絶対に帰るときには笑ってるから
絶対大丈夫こういう子を何人も見てきたから
信じてみたいな感じで
すごい言ってくれたので
それで自信も
私も頑張ろう
って励ましてもらいました
すごいいいね
でもそんな娘さんも
今度9月から
1年生で学校に通う
ってことだから
またそこでね
もう一段
とかっていうことも出てきて
日本語の話もあると思うし
なんかちょっと次回は
その話を色々聞きたいな
という風に思います