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スピーカー 2
ちなみに旦那さんは勉強に対するそこの距離感はどんな関わり方だったんですか?
スピーカー 1
基本はあんまり関わらないから、私とそれこそ子供が勉強のことで言い争うじゃないですけど、
もっとこっちからこうやったほうがよかったんじゃないとか言ってるところに帰ってきて、まあまあまあみたいな。
スピーカー 2
まあまあまあみたいな。平和の人みたいな。第三者っていうか中立っていう感じでいた。
そっか。それは別に、いい形で、中立で、仲裁じゃないけど、その場を和ませる形で良いことだというふうに感じてた?
そこでちょっとイラっとするとか。
スピーカー 1
私が多分すごい中々にのめり込んでたと思うんですよ。時間も重い。
スピーカー 2
で、パパはそうじゃないから、そうじゃない人がいるっていうのがバランサーにはなるじゃないですか。
スピーカー 1
最終中止しなくてもいいし、そんなことよりも健康であることのほうが大事だし、
っていうのが割と思い出させてくれるみたいなところは、それで冷静になるみたいなところはあります。
圧倒的に私のほうが時間に融通が効くから、パパは在宅ほぼしてない。ずっと出勤なので、
結果私が見てるから、あんまり中途半端に口出しても良くないかなって多分思ってた。
スピーカー 2
そこでそこまでやらなくていいんじゃないとか、子供は子供らしくじゃないけど、
そういうことを父さんが割と無責任に言っちゃうよみたいなのとかで、
夫婦関係もイラみたいな、そういう話も聞きますけど、そういう風にはならなかったんですか?
スピーカー 1
そういうのは多分空気読んで…
スピーカー 2
言ってこないんだ。
スピーカー 1
そんなこと言ったら何?ってなるから。
スピーカー 2
でも自分で見てなくてもやるっていう風に、6年生の後半はなっていったんですね。
スピーカー 1
そうですね、やっぱり。
それはすごい成長したし、あと5年の多分始まりぐらいに、それこそ新潟の少女を読んだんです。
スピーカー 2
家族で読んだの?
スピーカー 1
私最初に読んで、過去の自分の思い出とかもあって、めちゃめちゃ電車の中で号泣みたいなのがあるので、
家族に勧めようと思って、まずパパが読んで、パパが本当に漫画だねみたいな。
スピーカー 2
子供読んだんだ。
スピーカー 1
これは子供も読んだ方がいいって感じで、子供も読んだんですね。
素直だから、すごいその通りに頑張ろうって多分思ってて、
スピーカー 2
あれって、私も子供に見せるのって、どっちかなって思うんですよ。
あれでテンション上がって頑張ろうって思う子供もいれば、
ひくみたいな、あれ相当本音が書いてあるじゃないですか。
あと残酷というかね、現実なんだけど、こんなになるんかみたいな、こんなやんなきゃいけないのかとか、
そしたら嫌だみたいに思う子ももしかしているのかなとか、
うちね、たまたまKindleを、別に、私が過去に読んだ2月の勝者がKindleの本棚にあって、
これ何?って言って、息子が見て、そしたら最初のランプページを見て、
ちょっと面白かったんだけど、後ろの方になると思う。
後ろの方になると思う。ちょっといろいろあると思うけど、
でもなんか、2月の勝者何々だよね、みたいなことを知ったかぶりに。
でもこれをこの先、もっと読ませて良いものかどうか、どうなのかなとちょっと思うけど。
スピーカー 1
5年生の初めだから、1年間はやってるじゃないですか、自分で。
だからまだ、こんな感じみたいな風に見えたのかもしれない。
でもそれで見てたから、紅白見ちゃいけないってすごい思ってて。
そういう場面があるんですよ。
紅白を見ちゃうとそこで気が緩んじゃうから、
紅白見るのは禁止だぞっていう漫画に出てくるんですけど、
私は今年は紅白は見ないんで、結構早い段階で言ってて、
なんていうんですか、漫画で言ってたみたいな。
スピーカー 2
それはね、合格したいっていう気持ちがあるのかな。
スピーカー 1
そこまで至ったら合格したかったんだと思います。
スピーカー 2
この合格したい、自分自身もね、
私は中学受験してないですけど、大学受験とかも、
もはや何なのか分かんないけど、甲子園行きたいみたいな、なんかそういう感じ?
だから別に、この大学に行きたいもん。
あるかもしれないけど、でも勝ちたいみたいな。
ここまで頑張ってきたら、よく分かんないけど、勝ちたいみたいな。
よく分かんない感じじゃん。
でもそういう思いってすごい大事。
大事っていうか、原動力になるっていうか、
さっきのテストで、悪い結果よりはいい結果出したいとか、落ちたくないとか含めて、
それは極端になるとネガティブな部分もあるかもしれないけど、
でもとりあえず、やるからには受かりたいよねとか、
スピーカー 1
やるからには悪いよりいい方がいいよねみたいなのって、
スピーカー 2
最低限の原動力になるっていうか、そういう気持ちがね、強い気がする。
それがね、小学生の間にちゃんと持てるようになったことが、
それはある意味、本気で目指していなかったら、
そういう機会はなかなか小学生には訪れないじゃないですか。
そこまで頑張るっていうか、いろんなことを我慢して頑張るとか、
スポーツとかね、そういうものとかで、
絶対とかっていうのはあれだけど、
いずれにしても何らかの、結構追い詰められるプレッシャーの中で、
頑張るみたいな経験だよね。
確かに。
スピーカー 1
ちょっと話したいと思うんだけど、
スピーカー 2
行き過ぎると、例えば仕事の場面とかでも、
完璧主義みたいなのになっちゃって、結構苦しい部分もあったりするけど、
でも言っても、やるからにはいい仕事をしたいっていうか、
いいクオリティでアウトプットしたいみたいなのって、
結構大事じゃないですか、働いてる中で。
そういう気持ちがあるかないかで変わってくるし、
そういうのをやったら、構成されてる感じがするね。
子供の時から。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
そういう機械としてうまく使えれば、
すごい成長するんじゃないかな。
自己肯定感が出たから、できるんだ、自分は。
そうやっていったらね。
自分ができるんだって。
もちろん結果はどうなるかわかんないけど、
そうなるとすごい良いものになると思うんだよね。
ただ消耗して終わると辛いけど、
でもうまく、もともとの娘さんの特性とか素養みたいなものも
もちろんあってだろうけれども、
すごいお母さんが伴奏して。
めっちゃ伴奏してる。
娘さんはどう思ったのかな。
お母さんありがとうみたいな感じなのかな。
スピーカー 1
どうなんですかね。
スピーカー 2
特に何も言われてない。
スピーカー 1
先生にありがとうって言えって言われたから、
ありがとうって言われました。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 2
仕方ないよね。
私が子どもに中学受験をさせたいと思うのは、
自分が中高一貫校に高校から入ったからなんですよ。
高校から入って、
同じ頑張るなら、中学受験で6年間でカリキュラムがある方が、
絶対大学受験、大学受験だけじゃないんだけど、
高校の過ごし方が、
私はもう中学受験をしなかったがゆえに、
中2から高3まではずっと勉強してたっていう感じがあって、
勉強以外のものが入り込む余地がなくて、
だから、6年間あれば、
他の勉強以外のことっていうか、
もうちょっと違うのがあったんじゃないかなって思うんですよね。
やっぱり、あるよね。影響しちゃうよね。
勉強しちゃうよね。
1月にグッズ受けて、3つ買って1つ落ちてるじゃないですか。
落ちるっていう経験もあってよかったと思う?
振り返った時に。
スピーカー 1
私はすごい良かったと思うんです。
自分が努力した結果、
結果が出ることもあれば出ないこともあるし、
出なかったことによって、
悲しいじゃないですか。
泣いたけど、そこで立ち上がったっていうのは、
やっぱり運動会で頑張って負けたのとまたちょっと違うと思うんですよ。
ここまで準備してきた重みがやっぱり違うから、
誠実に頑張ってきたことへの結果として、
結果が伴うこともあれば伴わないこともあるけど、
やっぱり頑張ってきたことっていうのは消えないというのは、
残ってもらえるといいなと思って。
スピーカー 2
本当そうですよね。
落ちた時を想像すると、
ちょっとしたことでもさ、
それこそ問題1個問い、その1問が間違ったっていうだけで、
ものすごい腕腐れる。
負けず嫌いだからいいじゃんみたいな面もあるかもしれないけど、
こんなにいちいち傷ついてたら、
傷つくってほどの傷つきじゃないかもしれないけど、
その拗ねてる感じ、拗ねたって何も生まれないのに、
拗ねてるのを見ると、
これは精神的に成熟しないと、
受験なんかでそうなったら立ち直れなくなるんじゃないかと思って、
大丈夫かなって思うけど。
スピーカー 1
でもそう考えるとやっぱり、
4,5,6年生の間の成長っていうのはやっぱり違う。
すごく大きいんだもんね。
子どもが成長してる、
スピーカー 2
それをやっぱり目の当たりに親として見れるっていうのは、
なんか感慨深いというか、
ひとつのやりきったプロジェクトなんだろうなって感じがするよね。
中高になるとそこまで親も見させてくれないというか、
そんなふうにすべきでもないと思うし。
でもお嬢さんは中学行き始めて、
小学校とか塾の環境と比べると、
もちろんギリギリで受かったとかじゃないから、
ある程度余裕を持って過ごせてるかもしれないですけど、
どんなことをしちゃってます?
スピーカー 1
まだたぶん、そんなに勉強のことわからないのかなと思うんですけど、
まだ戸惑ってる。
スピーカー 2
戸惑ってる。
スピーカー 1
新しい環境がいいですね。
スピーカー 2
友達とかとの、ご本人がね、
えりさんは結局高校で塾の友達の方が自分に合うと思ったとか言ってましたけど、
周りにいる友達との関係とか、気が合うかみたいな。
スピーカー 1
それはすごくたぶん楽しいんだと思います。
勉強じゃないところで言うと、
やっぱり交風がいいなって思って、
文化祭行って自分はここに合うって思ってたところがあるかなって思って、
予想どおり合ってるなって思ってる。
それはすごい良かったなって思って、
通学とかまだ慣れないから、
そういうあたりに戸惑ってるって感じですね。
今どれくらいかけて?
1時間くらいかかるけっこうで、
スピーカー 2
なかなか疲れますね。
そうですね。
絶対塾行かないで。
サピ楽しいって言ってたじゃんみたいな。
スピーカー 1
サピは楽しかったけど塾はいかないみたいな。
サピは楽しかったけど塾はいかないみたいな。
スピーカー 2
はっきりと言ってて、
スピーカー 1
家で頑張るみたいな感じだったんで、
絶対あんまり学校の勉強頑張ったらって言って。
スピーカー 2
部活とか、習い事とか、興味があることとか、
中学生になってやってみたいことみたいなのもあるんですか?
スピーカー 1
割とやっぱり用事が活発だったりとか、
部活も活発な学校なので、
部活でも学校生活をとにかく本人もやりたいって言ってるし、
私もそれで一旦いいんじゃない?って思ってるので、
そこで勉強も部活も用事も頑張ってくれたらいいなって思ってて。
スピーカー 2
首都圏の中学受験ってどんどん加熱してきてる中で、
先ほども選別が難しいから、
塾と学校の競争みたいな感じで問題がどんどん
難民アイドルが上がっていったりみたいな話もあったけれども、
スピーカー 1
でも、こうやってみて、結果地でやってみて、
スピーカー 2
良かったなって思います?中受。
スピーカー 1
私は良かった。
スピーカー 2
良かった。それはどんなところが?
スピーカー 1
成長したっていうのが多分あって、
素直だっていうのはすごく良いところだと思うんですけど、
それを持って自分の中でやり続けて、
頑張り続けるみたいなことができたっていうのが、
私ここまでストレッチできるんだっていうのが分かった。
彼女にとって。っていうのはすごい良かったんじゃないかなと。
それが成長っていうことだと思うんですけど、