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デザインの味付け、はい、始まりました。
デザインの味付け、この番組は株式会社ajikeの代表梅本と、
その仲間たちがデザインについて雑談を交えながら話す番組です。
今日のお相手では、取締役の神田さんです。
神田さん、よろしくお願いします。
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神田です、よろしくお願いします。
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この前、ほぼ創業メンバーとランチに行きましたよね。
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そうですね、3人でランチに行かせてもらいましたね。
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私とデザイナーの女性の方と神田さんと3名で。
懐かしかったですね。
15年くらい前の話をしてましたよね。
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そうですね、15年。やばいですね、鮮明に覚えてますよ
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そうですね、その時は皆さん関西出身なので、
すごくこの番組関西弁やな、みたいなことを言われながら。
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梅本さんはラジオを聴いてても関西弁は出ないなって思いますけど。
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そうですね、神田さんと話すときはめっちゃ出ますね、やっぱり。
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なんなんですかね、イントネーションが出てるってことなんですかね。
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あると思います。東京で仕事してからだいぶ標準語になったじゃないですか。
神田さんも子育てやってるからわかると思うんですけども、
子供用の本読んだときは必ず関西弁になるって知ってました。
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えー、そうなんですか。それは意識したことなかったですね。
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自分も読んでたんですよ、子供に向けては。
妻からめちゃくちゃ関西弁やな、みたいなこと言われて。
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それは、梅本さんだけじゃなくて、全員そうなんってことですか。
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それは聞いたことないです。
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あー、そういうことですか。梅本さんがそうなってるって話ですか。
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いや、でも多分なってるんじゃないかなと思いますね。
このラジオ喋ってるときは、自分はちょっと関西弁になってるなっていうのは全然わかってるんですけど、
絵本に関しては全くないですからね。
標準語で喋ってるっていう気持ちというか、全然気づけてないですね。
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奥さんから言われて初めて知ったっていう感じですか。
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そうそうそうそう。
もしかしたら幼少期の現代圏の言葉とか言語あるじゃないですか、
それを話すっていうときは必ずそのときの地方の言葉になるのかもしれないですね。
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説。
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今度は神田さんも奥さんにぜひ聞いてみてください。
ということで早速やっていきましょう。
今日のテーマは何でしょうか。
システム思考とは
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今日はリーダーへのシステム思考のすすめというテーマでお送りしたいと思います。
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デザイン思考とは別だもんね、システム思考ってね。
そうですね。デザイン会社だけどシステム思考っていう。
氷の氷山の話で例えられる思考法ですよね。
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そうですね、それですそれです。
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自分自身がすごくちょっと前からですけども、システム思考にすごいハマってるんで。
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それをテーマにお話ししたいなと思いました。
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なるほど。じゃあまずシステム思考って何か説明してもらってもいいですか。
システム思考っていうのは解決すべき対象とか問題を一つのシステムとして捉えてアプローチしていくっていう方法論のことなんですよね。
なるほど、一つのシステムとして捉えるってどういう意味なんですか。
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組織とかチームとか何でもいいんですけども、
運営していくっていうのがすごい複雑に要素とか感情とかが絡まり合って運営していくと思うんですけども、
それを事象とか出来事っていうのが起こった時に人に対して原因を追求していくとか、
人に対してアプローチしていくみたいなのが結構あるあるなんですけども、
そうではなくて、組織とかチームの仕組みとか機能とかに対してアプローチしていくみたいなのがシステム思考としてわかりやすいことなのかなと思います。
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なるほど。
この問題を対象しようとするといろんなところが絡み合っているので、
一部分だけじゃなくてどの部分の流れを対応するといいのかなっていう、
人じゃなくて仕組みとかシステムから解決を目指す思考法みたいなのがそんな感じですかね。
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そうですね。ありがとうございます。
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すいません。難しいですね。言葉にしても難しいですね。
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ちなみになんで神田さんはこのシステム思考にハマったとか、なんかあるんですかね。
そうですね。辞儀では取締役とか事業部の責任者とかをさせてもらってますけれども、
そういう組織とかチームのリーダーを務めるようになってから、
組織マネジメントの複雑さとかにかなり苦労することが多かったなと思ってまして、
そこで解決する方法でいろんな書籍とかを見て学んでいったりとかっていうのがあるんですけども、
その中の一つでシステム思考というフレームワーク思考法に出会って、
結構それは自分の中では負に落ちる部分が多かったので、
そこからシステム思考に関する書籍とかいろんな記事とかを読んで勉強してるっていうような感じですね。
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なるほど。わかりやすい事例とかってあったりするんですか。
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システム思考を取り入れて解決した事例というのは代表的なものが一つありまして、
ニューヨークの割れ窓理論
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一つはこれは割れ窓理論というもので有名なものがあるんですけども、
ご紹介させてもらいますと、数十年前とかニューヨークの話なんですけども、
ニューヨークはすごい治安が悪くて、地下鉄とか一人で行けないとか、
凶悪な犯罪が多いとか、そういう街だったと思うんですけども、
それを改善するために当時の市長が取り組んだ事っていうのがシステム思考で考えられていたっていうのがあります。
凶悪な犯罪が多い街をどのようにクリーンにしていくかっていうのを考えた時に、
わかりやすい考え方で言うと、凶悪な犯罪を起こした人を捕まえて、
その罰を重くするとか、そういうのが直接的な対処法としてわかりやすいかなと思うんですけども、
そうではなくて、街の中で割れている窓とか、警備な犯罪とか、
そういうものを徹底的に取り締まるっていうようなアプローチをしたっていうので、
そうしていくと回り回って、凶悪な犯罪の数っていうのもどんどん減っていって、
クリーンな街になっていったっていうのがありまして、
これがシステム思考の中で代表的な事例っていうふうに言えるんじゃないかなと思います。
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なるほど。わかりやすいですよね。
日本でもグラフティーアートとか綺麗にしようっていうのは、
おそらくこの事例から来ている話なのかなとかは思いますよね。
システム思考の適用事例
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そうですね。なんか結構日本の自治体とかでも取り入れているところとかっていうのはあるらしくて、
京都のどこかだったかと思うんですけども、綺麗な街、犯罪のない街とか、
そうするために徹底的に小さなゴミとか落ちないように、
そういうところからクリーンにしていく、そういう対策を取っていくと、
街全体の人がそういう意識になっていって、
どんどんどんどん綺麗な街になっていくとか、
街のクリーンさ、清潔さっていうのが保たれるみたいなのを
施策としてやっているっていうのもありました。
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ちなみに今の考え方とか、うちの会社でトライしたこととか、
これは成功した、これは失敗したみたいな、そういう経験ってあるんですか。
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ありますね。やっぱりこれを、
広報とかを知る前は結構対照両方的なアプローチになっていたことが多かったかなっていうふうに
自分でも振り返って思っています。
システム思考のアプローチ方法
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自分がやってきたことだと、例えばトラブルが起きましたと、
その時にどういうふうに対応していくのかっていうと、
このトラブルが起きた後に自分がより深くプロジェクトの中にコミットしていって、
なんとか安定化させるように改善していくとか、
自分が前に立つとか、場合によってはお客さんに謝りに行って、
もう一回チームを立て直すとか、
そういうことをやってきた経験っていうのも色々あるんですけども、
これがメンバーの対照両方のケースだなと思っています。
システム思考に照らし合わせると、そうではなくて、
トラブルが起きるその前の前の前とかの、
なぜそれもトラブルが起きるのかっていうところの因果関係を遡っていって、
一番ちょっと要点になるところにアプローチしていくっていうのがシステム思考なんですよね。
仕組み作りの重要性
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なので、例えば部下から案件の情報を報告してもらうときのそのフォーマットを改めるとか、
大きくタイミングを仕組み化するとか、
そういうような取り組みっていうので、
事前にそのトラブルが起きないようにするみたいなのが、
自分の経験してきた中では一つ言えるかなと思っています。
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なるほど。ありがとうございます。
こういうのって一回で成功しないじゃないですか。
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分かりやすい失敗例とか、こういうこと気をつけたらいいよみたいなことってアドバイスあったりしますか。
そうですね。
まず仕組みを作るっていうのが一つのキーワードになるかなと思うんですけども、
あまり良くないとか自分の失敗してきた例で言うと、
仕組みばっかり作っていってしまうっていうのがあるかなと思います。
そうすると仕組みばっかり作っちゃって、逆に仕組みに振り回されるとか、
管理コストが爆上がりとか、
仕組み作ったはずなんだけども、誰も使わなくなっちゃって、
いつの間にか境外化しちゃってましたみたいなとか、
結構皆さんもあるんじゃないかなと思うんです。
仕組みを作ったっていうこと自体は、
チャレンジしたっていうことに対しての失敗って問題ないかなと思うんですけども、
要は仕組みを作るっていうところの要点をどこなのかっていうのを見つけるっていうのが、
システム思考のすごく重要なポイントかなと思ってます。
先ほどニューヨークの例出したんですけども、
これを改善するためにいろんな仕組みを作りまくるんじゃなくて、
1点、壊れている窓をきれいにするとか、
警備の犯罪を見逃さないとか、
そういう1点集中をやったことによって全体が循環回っていったみたいな話なので、
1点をどこに見つけるかみたいなところがすごく重要なのかなと。
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さすがですね。めちゃくちゃ大事な話で、
かなりヒントになると思いますけどね。
1点に集中してやっていくっていうのは。
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そうですね。
それが優れているとかすごいなっていうリーダーの人は、
そういうところを見つけるのがうまいのかなと思って見ているところがあります。
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なるほど。今日はかなりマネージャー向けとか、
マネジメントを頑張ってらっしゃるデザイナー、
もしくはデザイナー以外の方もおられると思いますけど、
その方にヒントになればいいかなというお話でしたね。
ということで、今日のお話はシステム思考でした。
聞いてくださってありがとうございました。
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ありがとうございました。
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編集好奇。
実体験のあるような話なのであれでしたね。
ペラペラ喋ってましたね。
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ペラペラって喋ってました。
ペライって言うんですよ。
そうですね。結構自分ごと化して、
これは身近な事例というか話しやすいテーマではありますね。
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それこそ前に言われましたけど、乗ってる感じはありましたね。
かなさん自分の中でね。
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本当ですか。そうなんですよね。
これは話したいなと思っていますし、
すごく重要なフレームワークというか思考法で、
すごい役立ってるんですけども、
それと同時に全然できてないとか、
もっと上手い人たちっていうのがすごいいっぱいいるなっていうのが見えるようになってきて。
精進性だなという感じですね。
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なるほど。編集後期も真面目な話で終わりましたね。
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失礼します。
関西弁の編集後期みたいな話でしたね。
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プロローザー。
ということで今日もありがとうございました。
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ありがとうございました。