そう。
だからもう淡々と淡々とただ毎日のようにあんまり反応も感じられないまま続けてただけなんで。
それが良かったんじゃないですか。
なんか編集者目線で言うとやっぱりああいう情報量がギュッと凝縮された方がやっぱり不幸にしやすいのかなって僕は思いましたけどね。
なるほど。
動画の本数的には公開してるものっていうか残してるもので言うと200本超えてるんですけど、
やり始めてからの累計で言うと多分300本以上は投稿というか作ってまいるので、
そのネタ的にはいろいろあるなというふうに思っていただけたのかもしんないですけどね。
こんなご時世なんで今誰でも本は出せる時代じゃないですか。
その慈悲出版とかで出せたりとか、
またAmazonでKindleだけで出してますみたいな人も結構いらっしゃるので、
そういうのじゃなくていわゆる本屋さんに本を置いてもらえるっていう全国の。
いやすごいことっすよ。
すごくないですか。
ほんとすごいっすよ。
あんまり自分のことっていうふうにちょっと捉えられてない部分もなんか。
そうなんだろうなと思って。実感がなんかないというか。
そう。ないですよ。
そうっすよね。僕はあくまで想像でしかないんですけど、そういう気持ちっていうのは。
しかも僕今石川県にいるじゃないですか。
一応その石川の、って言っても金沢じゃないんで。ちょっと外れにいるんで。
田舎の書店にも一応置いてはあるのを目にはしてるんですけど。
そうなんですね。
都内の書店とかにどんどん発売したときに並んでたのを実際に見てるわけじゃないので、
ほんとにまだ今のあんまり自覚がない。
そうかそうか。僕は何回も見てるんで。平積みされてましたよ。
そう書店さんによってはありがたくも目立つように置いていただいてるような感じらしいので。
ちょっと2冊目が同じ扱いになるかはわかんないんですけど。
いや2冊目も行ってくれると思うんですけどね。2冊目ってか早いっすよね。
僕思ったのが1冊目出て、そんな経たないうちに2冊目のお話があって。
そうかね。1冊目がね。
なんか時間短いなと思って。
今年の頭なんですよね。1月の20日。
27日だったかな。
ちなみに2冊目が12月の7日。
この放送の、割とすぐ後に発売ってことなんですけど。
1年経ってないので、頑張りましたね。
そのスパンの短さもあって、書店側も多分活発なデザイナーさんだということで置いてくれるんじゃないかな。
ちゃんと平積みにしてくれるっていうか。
1冊目も一緒に置いていただけるといいなと思うんですけど。
ちょっと3冊目がどうなるかまだわかんないですけど。
そんな感じで、とりあえずタイトルとしてはですね。
2冊目はそもそものデザインの理屈っていう名前になってまして。
1冊目は一生懸命デザインしたのにプロっぽくなりませんっていう名前だったんですけど。
1冊目はもうちょっとデザインをしていく上で知っておくと役に立つような法則、
理屈というか法則というかルールみたいなものをまとめたみたいな感じなんですけど。
新人の頃、ちょっと宇田さんは経歴が特殊なんであまり当てはまらないかもしれないんですけど。
僕、新人の頃ってこのデザイン素敵だなとか。
街で見たものとか上司が作ってるものとか先輩が作ってるデザイン見て、
そういうものいっぱい見てると自分もそういうもの作れちゃいそうな気がするじゃないですか。
で、いざでも実際に作ってみようと思うと、すごいワクワクしながら作ってるんですけど、
なんか全然同じようにできないなっていう時期が結構あってですね。
なので、今レッスンとかする中でも同じように悩んでる方とか相談されることもやっぱり多いので、
そういう現象、デザイナーとしてデビューしたての頃に自分が目指してるものをうまく形にできなくて悩んでる人って結構多いんだなっていうふうに思って。
それが多分なんでできないのかなって思うと、
デザインの良いものを良いデザインが出来上がっていく理屈っていうのを多分自分で理解してないから、
なんかそういう現象が起こってんじゃないかなっていうふうに思ったんですよ。
なんか良いものが良いっていうのを理解できるっていうか判断できる目とかは持ってるんだけど、
それを自分でアウトプットできる脳内のプロセスが構築されてないっていうか。
そこにどうやって進んでったらいいかが分からないっていう状態かなっていうふうに思ったので、
それをうまく良いデザインを真似て作れるようにというか、
最終的に真似なんかしなくても自分で良いデザインを生み出せるために必要な、
デザイナーはこういうことを気をつけて作ってますみたいなものを詰め込んだようなものになってるっていう感じなんですけど。
今ってその、何て言うんでしょうね。
デザインをする上での最後の方の工程っていうのかな。
デザインレシピみたいなふうによく分かりやすいかもしれないですけど、
こうやると良いデザインになりますよみたいな。
作例を中心にそういうものを紹介される、こういうデザインがオシャレですよね。
こういうふうに仕上げるとオシャレになりますみたいな。
世の中のニーズ的にはそういう動画とか本とかそういう知識っていうのが求められてて、
誰でも簡単にプロの味を再現できますみたいな。
ノンデザイナーでもこんな簡単にできますみたいな振り込みだとやっぱり売れたりするんで、
そういう知識ってやっぱりニーズはあるんだと思うんですけども、
デザイナーじゃない人がそういう知識を生かして、
自分の仕事、デザインじゃない仕事にそういうデザイン的なエッセンスを加えて、
よく仕上げるっていうのは何て言うんでしょうね、
技術とか知識を活用してもらえればいいのかなと思うんですけれども、
そこにデザイナーとして多分学びもあるんじゃあるのかもしれないですけど、
そういうものだけを学習してても多分プロのデザイナーとしては食っていけないじゃないですか。
そうですね。
プロの味を再現できる家庭料理がうまかったとしても、
それで店は出せないっていうか。
はい、確かに。
どういうレシピで作ればうまくなるっていうものを理解することも大切なんだけど、
レシピがどうしてそういうレシピになってるかっていう仕組みを理解してないと、
自分でレシピは作れないみたいな。
ちょっとだいぶややこしく話しちゃってるかもしれないですけど、
結構みんなキョトンとしてるかもしれないなと思いながら今、
何とか理解してもらおうと思って頑張って話してるつもりなんですが、
みんなレシピに飢えすぎてんじゃないかなと思ってるんですよ、デザインレシピ。
簡単にいいやつが作れるみたいな。
そうそうそうそう。
方法論だけを知りたいっていう感じですね。
僕も新しく何かにチャレンジするときにそういうものを知りたいし、楽していい体験をしたいので、
そういう知識が求められてるなっていうのはわかるんですけど、
そういう知識が必要なシーンでそれが適切に活かされればいいかなと思うんですけど、
そういうものだけではプロのデザイナーにはなれないんだなっていうのが、
YouTubeで情報を発信し始めてからずっと思いとしてあるので、
レシピの仕組みを理解できるような、どうしてそういうレシピになるんだろうっていうところから
わかってもらえるような方法を目指して作りましたっていうのが一番僕の思うとしては大きいっていうところですね。
はい。
はい、ちょっとごめんなさい。
なんか宇田さんがただただうなずくしかしないみたいな。
言っちゃってるぐらい喋り倒してますけど。
一応、そうですね。
思いを話し出すとちょっとキリがないし、あんまり伝わらないかもしれないので。