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みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ようこそ。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントの坊ちゃんです。
この番組は、ゆうこさんと坊ちゃん2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
今日は、ご相談のお便りが来ておりますので、こちらをご紹介します。
ありがとうございます。
40代男性、自治会の理事長さんなんですが、
シニア世代の住民の方からの介入にお悩みという内容です。
早速読んでみますね。
こんにちは。相談があります。
自治会の活動で、70代の男性メンバーの過剰な介入に困っています。
理事は林番制なのですが、この人は自分が役員を担当するときは、
非常に積極的で、いろいろ提案をしては実行しています。
しかし、彼が役員で亡くなった年でも、
懇親会の開催や、ごみ処理のルール化など、
同じレベルの取り組みを求めてきます。
もちろん、ほとんどの今の理事の人たちは仕事や子育てに追われており、
彼のように時間的余裕がなく、なかなか自治会活動に時間を避けられないのが現実です。
その男性は、自分の提案の検討や実施をいつ行うのか、
毎月聞いてきていて、私も理事の人たちもとても困っています。
どうしたらよいのか、アドバイスをお願いします。
というご相談内容でした。
はい。
昨今、マンションとかの自治会であるあるかな、なんて思いましたね。
忙しい現役世代と、
もう引退して暇をして、暇こいているおじいちゃん、おばあちゃんとっていう構造ですかね。
多分、町内会、マンション、あらゆるところで衝突は起きているのではないかと。
私も実は経験ありますね、これね。
この70代の男性も、良かれと思って、こうしたらいいんじゃない、
ああしたらいいんじゃないと。
懇親会の開催とか、一番鬱陶しいやつですけどね。
軽く言われても、チューブにどんだけ時間かかるんだよっていう状況ですもんね。
本当ね。
言ってみれば、この70代の男性は、言ってみればはっきり言って自分のことしか考えていないっていうね。
言ってらっしゃる内容はきっと、多分正論で、
誰にとっても、それが実現すれば素晴らしいだろうなっていう意味では、
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良かれと思った相手というか、みんなのことを考えていることは間違いないんですけど、
でもそのやり方ですよね。やり方とか、言い方とか、言う頻度とかを、
そのコミュニケーションの面で、
私が私がというか、相手というか、子育てしてるとか、仕事に追われて、
隙間時間で何とか回してる人たちのことは見えてない感じ。
彼にとっては、今の理事の人たちは下手をすると部下なのかなと。
その感じはありますよね。きっとね。
この70代の男性と、現役の子育て仕事中の皆さんというところで、
日本の社会で言うと年齢がかなり上ってことは、立場が上ってことになるので、
立場上の人が言うことっていうのは、
若見にできないという文化を私たちは持っているので、
この40代男性相談者さんはどうしたもんかなってお困りなんでしょうね。
まあ、少なくとも他の理事、理事長、今の現在のチームに比べたら、
暇なんですよね。時間があるんですよね。
多分時間があるからこそ、
例えばこの町内を回って、いろいろ行き届かないところをチェックできたりとか、
あとはそれを回った時に、
どなたかが、ほらほらこの町内会でこれができてないんだよっていう話を聞いて、
それを、じゃあ俺がちょっと話してくるわみたいなことになっちゃってるんじゃないかと。
いやー、これは本当に難しいね。
この70代の男性の気持ちだけはありがたく受け取りつつも、
でもこうこうこういうことでちょっと難しいですって、
はっきり言うっていうのがね、アサーティブに爽やかに言うっていうのが、
現実的なラインなんだけど、それはもうでもこの40代の男性やってらっしゃるかな、もしかして。
もしやっていたとすると、さてどうしましょうって感じ。
そういうふうにきっちりこういう例でちょっと難しいんですとか、
毎回毎回ちゃんと事情を説明して丁寧に断ってるにもかかわらず、
こうなんだとしたら、ちょっとアイデアが必要だなこれね。
かなり期待されてますよね、この相談者さんね。
そうですよね。
やってくれそうなというか。
できそうにない人にはこういうかつておそらくバリバリだったであろう男性でしょ。
たぶん全くなんか言ってものれんに腕押しだなみたいな人には、
たぶんここまで頻度高く言ってこないと思って。
だからこの相談者さんはきっと雰囲気的にも実際にも、
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シュッとできる人なんですよきっとね、この理事の仕事がね。
だから言ってくるっていうのがあるとしたら、これは仮説ですけど、
もしそうだとしたら、
全然ダメ理事ですよっていうニュアンスがこの70代の男性に伝わると、
これダメだこれってなって、
ちょっとあんまり言わなくなるっていうのが一つかな。
戦略的にね、そういうふうに持っていく。
でも実際嘘でなく、理事会の中でそういう話し合いをしたけど、
なかなか進まないっていうのはある。
嘘じゃないですね。
真実だし。
この70代の方が一生懸命考えて、
良くあれと思って、みんなの暮らしを良くしようと思っていることも事実なんで、
忙しい人の中にも勘弁してくれって思うかもしれないけど、
ここでね、バトルに持っていっちゃうと収拾つかなくなるんで、
そうなんですよ。
一番避けたい。
それになっちゃうと住民同士だし、
全然関係ない時にバッタリ、
エレベーターとかあった時に超絶気まずいし、
それさえ避けていれば、
まあまあなんとかね、
ダメと思わせる。
あるいはちょっと濁す。
私実は皆さんには言ってないんですけど、
やろうとは思ってますけど、ちょっといろいろ事情があって、
ちょっとごめんなさいみたいに、はっきり説明せずに、
匂わすっていうやり方もいいと思うんですよね。
何となく大変そうなんだなっていう。
そうそう。説明しちゃうと、
例えば子育てでどうとかこうとかっていう説明しちゃうと、
また正論で論破しようと多分なさると思うんで、
そうね。
何かわかんないけどあの人は大変そうだ。
しかもそれ聞くのもはばかられるような雰囲気を出して、
いやちょっとあんまり言えないんでね、ごめんなさい。
ちょっとあんまり人に言えないことなんですけどって言うと、
あんまりあの人なんかいやいや言っちゃダメかなみたいになるじゃないですか。
その辺を狙って、
人前で言うのははばかられるような問題があるっていうことを
ちょっと匂わせてみるっていうのも一つ提案です。
その人が周りの人に言いふらさなければいいけど。
言いふらしたところで、
その内容はわからないわけじゃないですか。
なんかあの人大変そうですよ。だから、
ああそうなんだ。
そうね。だから具体的に言っちゃうと、
周り全部拡散されちゃうと困ります。
そこは絶対ぼやかしとく。
たとえ子育てって大変って言うんでも、
そこをあえて言わずに
ふわっとさせとくっていうのがポイントですよね。
なんとなく裁判で訴えられてるとかね、
とんでもないことを想像するようなニュアンスで言った方が、
きっと信頼して言ってきてくれてるんだろうから、
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それがちょっと止まるかなっていうアイディアですけどね。
そうですよね。
なので、論破して正論で来る人には、
正論で返してもまたさらなる正論が返ってきて、
結果責められて終わりみたいになっちゃうから、
その構図を壊せれば何でもいいと思うんですよね。
ふわっとさせるでもいいし、
のらりくらりでもいいし。
あとはもう素晴らしいですね。
すごい良い考えですね。
それ実現できたらいいですねみたいな褒め殺しみたいなね。
決して気持ちをくじかない。
否定しない。
否定しない。
だけど行動としては一切実現。
ルール通り、今の規定通りにやっておりますんで、
口では言うんだけど、実際にはやらないっていうのを。
これは理事の皆さんと一枚岩になって、
どのメンバーさんにそのお話が来ても、
それいいっすね。
それ本当にいい考えですねってみんな言うけどやらないっていう。
実際できないわけだから。
みたいにすると最悪のバーサスには敵対して、
嫌な空気にはならなくて済むかなと。
やっぱりそうなんですよね。
老害って言っちゃ失礼なんですけど。
そうそう。老害問題ね。
でもこういう方ってやっぱり、
相手がいなくなってしまっているわけじゃないですか。
部下とかね。
かつてのね。
構ってあげる相手がいないわけですから。
それを探して、こういう風になっちゃう可能性はおらず。
ポジティブな反応をしてあげるのが一番。
そうですね。
満足が得られる。
そうなんですよね。
これを軽減にすればするほど多分、
いかにご自身、自信のある意見とか考えとか、
問題を指摘できるかっていうのも、
もしかして自負されているとしたら、
そこを結構ないがしろにすると、
余計厄介になってしまう。
気持ちは受け取るけど、
ありがたいですねっていうことで、
受け取るけどやらないっていうことで、
この私たちの年上の人は敬うっていう範疇から、
外れないままお断りするっていうのがいいのかな。
でも本当にこの老害、私も気をつけなきゃって思うんですけど、
年にいってくると、
年に入ってくると、
年に入ってくると、
年に入ってくると、
気をつけなきゃって思うんですけど、
年に入ってくると、
年取ってきた感覚ないけど、
気がついたらいい年取ってるじゃないですか、人間って。
そうすると今までのように気軽に、
いやこれってこうじゃないの?みたいに言っちゃうと、
相手がちょっと若い人だと、
それがもう既にアツになっちゃう年なんだよなっていうのは、
意識しとかないとと思って。
そうなんですよね。
だからやっぱり長い経験を積んできてしまっているから、
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良いも悪いも、どうしても、
こう言っちゃったらこうなってしまうだろうなっていうところで、
余計な一言を言ってしまう。
まさに老婆心が出ちゃうんで、
それは気をつけないとなっていうのを、
身の引き締まるような相談でしたけど。
本当は老害にならないためには、
相手がどうなりたいと思っているのか、
相手の環境とか状況も含めて、
この人たちにとってはどうなのかっていう視点から、
外れちゃダメなんですよね。
私がって出ちゃうとダメなんですよね。
そうしたら一気に老害になっちゃうから。
一番問題なのは、自分は正義だって言って、
正論振りかざして、
それで相手にそれをやらせたりとか、
意見を押し付けたりとかするのが、
一番問題なんじゃないかなって思うんですよね。
正論ほど人間関係をぐちゃぐちゃにする発信もないですよね。
たぶん親子とか兄弟とか親友とか恋人とか夫婦とか、
全部言えるんじゃないですか。
人間関係の問題の中に正論ありっていうか、
人間関係のトラブルとか問題の本丸かもしれない、
正論ってひょっとしたら。
正論を持っている人の方が上の立場を取れるっていうね。
それって社会一般的にみんなそう思ってるのかな。
上司と部下でもね、
いや俺は経験こんだけあるんだから間違うわけがないっていう前提からね、
お前何やってんだってこうなるから、
確かにおっしゃる通りなんだけど、
おっしゃる通りである確率は高いんだけど、
でもやる気とか意欲とかも一気にね、
慣れちゃうしね、そういうこと言われるとね。
正論っていうのは本当に正論なのかって、
ふっと思います。
わざわざね、正論っていう言葉があるってことは、
これあんまりいい意味じゃないことなんじゃないかと私は思ってるんだけどね。
いい意味じゃないというと。
つまり正論っていう言葉って、
なんかだいたい正論を振りかざすみたいな使われ方するじゃないですか。
ポジティブな使われ方って実はあんまりされてないなって思うんですよね、正論。
そう言われてみればそうですね。
正論、議論を阻むじゃないですか、正論っていうのがね、
私のが正論ですよっていう勢いで言っちゃうと、
その後の議論がもう止まっちゃうし、
やっぱりマウンティングの一種みたいな感じになるじゃないかな、結果としてね。
そうですよね、そうかもしれない。
しかもね、この相談者さんみたいに、
時間がなくて仕事とか子育てで忙しいっていう方にとっての正しいと、
このもうね、引退して時間がかなりあるこの70代の、
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しかも経験のあるこのメンバーの方の正しいは、
実は違うからね、本当はね。
そうなんですよね。その人にとっては正論なのかもしれないけど、
他の人にとっては全然正論でもなんでもない。
やっぱり状況とか環境とかタイミングとか、
その場面場面でね、何が正しいかっていうより、
何がその一番最善かっていうのって変わってくるからね。
そうですね。
そこを意識して話せるおばちゃんになっていきたいと思います。
老害にならないに気をつけて生きていきたいと思います。
そうですよ。
老害と言われないように生活していきたいなと私も思っております。
はい。
ということで、今日のご相談は、なんだっけこれタイトル。
老害?テーマじゃないですか。
タイトルはね。
今日のご相談こんな感じでいかがでしたでしょうか。
はい、ゆう子さんありがとうございます。
ありがとうございました。
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では次回の誰攻めお楽しみに。
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