相談内容の紹介
みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆうこさんです。
ケリアコンサルタントのぼーちゃんです。
この番組は、ゆうこさんとぼーちゃん、2人が、
誰も責めないコミュニケーション、だれせめを使って、
お悩み、お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
今日のご相談はこちら。
何がやりたいのかわからない-50代女性
ヤフー知恵袋からピックアップさせていただきました。
50代、主婦です。子供はいません。
これからの人生が、何を楽しみに生きていけばよいのかわかりません。
最近、特に人生に張り合いがなく、やりたいことも見つからず、
もう朝、目が覚めなければいいのに、と思っています。
仕事も始めましたが、職場は若い人ばかり。
自分が老けているのが気になって仕方がないです。
趣味はありますが、それも最近はつまらなくなってきました。
どうか50代以降の人生で、楽しみ方を教えてください。
これからまだ楽しみややりがいを見つけることはできますか?
もう年だから遅いですか?というご相談内容でした。
年齢に対する悩み
はい。
もう第一印象なんですけど、朝、目が覚めなければよいのに、
というぐらい、楽しいことがないとか、やりがいを見つけられていない自分というのに、
何か打ちひしがれていらっしゃるかのような感じがしますね。
全てを全部否定していて、生きてていいのかしら的なことの、
心の最近日が聞こえてくるような感じです。
何かあったのかな、この50代主婦ですと言って、
50代以降の人生でとご相談ですけど、
何かこのままじゃ難しいかもっていうトーンがちょっと全体に見えるんで、
何かあったのかなっていう気がちょっとしましたね。
そうですよね。主婦ですって書いてらっしゃるから、
旦那さんもいらっしゃるんだろうなとは思いますけど、
そこの辺はもちろんこの文明ではわからない。
わからないですけどね。何かこう、それまでとそれ以降と、
あとと、という何かこう大きな、もしかしたらライフイベントとか、
ご病気とか、わからないですけどね、想像の範囲ですけど、
何かあって、やりがいとか楽しみとか、見つけていきたいなと思うんだけども、
もうでもこの年齢だからねっていうのが心配、心配というか、
いまいちこれでいい、この年でこんなこと思っちゃっていいのかな、
みたいな感じもちょっと見え隠れしてるっていう感じですよね。
何か全てがもう年だから、年だからっていう感じで、
全部してますもんね。
なのでこの、やりがいが見つからないんですとか、
楽しみが見つからないんですって悩みというよりは、
その年齢のことで、多いというか、
そっちが悩んでるポイントはそっちにあるのかなっていう感じがするので、
もしリアルのご相談だったら、聞き返すかもしれないですね。
50代っていうことで何かそこにポイントがありそうですか、
みたいなことをね、ちょっと聞いてみるかなと思いました。
普通ね、何がやりたいのかわからないっていうご相談であると、
何か趣味あるの?とか好きなことあるの?って普通聞きますけども、
そうではなくてっていうところなんですね。
そうですね。
この相談の文章からは全面的にそういうふうに、
5年齢が引っかかって進めないとか、
楽しみが見つからないっていうふうに見えるので、この文からいくと。
だけどそれをひっくり返すと、
若い頃と違って50代も過ぎれば、
若い頃のように楽しんではいけないのではないかとか、
若い人のような楽しみ方は、
もう自分の年齢だから、この年齢だからダメなんじゃないか、
みたいなトーンも、もしかしたらそういう、
無意識的に思ってらっしゃるのかなっていう気がするんですけど、
この文章だけに回答していこうとすると、
そんなことないようですよね。
なんで50代でここまでも否定しちゃってるのかが、
ちょっと残念すぎますね。
楽しみ方の提案
だから何かあったのかなと、その年齢を意識しなきゃいけないとか、
何かあってこういう思いに付き当たっちゃってるのかなっていう気がしますけど、
それはわかんないとしても、回答からすると、
別に楽しみとか喜びとかやりがいとかって、
この年までだったらこんなもの、
この年齢だったらこんなものがふさわしい、
みたいなことって特にないっていうのが、
まずお伝えしたいですね。
特にないです、そういうのは。
ないですね、きっとね。
例えばジャニーズファン、ジャニーオタとか言いますけど、
もうそんな20代でも30代でも40代でも50代でも、
何だったら60代70代でも、ずっと、
ジャニーオタよ私っていうふうに追っかけてコンサート行ったりしてますもんね。
いますよ、もう娘さんと一緒にライブ行ったりとかね。
そうそうそうなんですよ。
だからそこは年齢は気にしなくていいよってことなんですけど、
このご相談の全体のトーンからすると、
老いが気になってるのかな、
そっちの方が辛いのかなっていう感じすらしますね。
そうですよね。
だとしたら、よりね老いが来てると、
もう50代半ばあるいは50代来ちゃってる、
もうこの年だと望むべくもないのかなって思ってらっしゃるとしたら、
50代なら50代なりの、
その年なりの感じるものみたいなものっていうのも一方であるはずなので、
若い頃のようにはいかないし、若い頃のような、
イコールではないと思うんですけどね。
例えば今からなんかバリバリ、
なんか新しいスポーツ始めるぞとは、
さすがに50代だとならないと思うんですけど、
その代わり若い頃には、
考えもしなかったようなことが、
実は楽しめてるかもしれない。
気づいてないだけで楽しめてるかもしれないし、
それでいいんですよっていうのはお伝えしたいところですかね。
そうですね。
スポーツとかって若い頃って割と競争意識が強いじゃないですか。
試合とかも勝ち負けとかっていうのがね。
でも年齢が上がってくると、
あまりその勝ち負けにこだわらなくなってくる人の方が多いですね。
スポーツを楽しっていう方向の方が多い方が増えてくるはずだから、
一つスポーツを始めるにしても、
周りの年齢が上がった方と一緒にやられると、
そのコンセプトが違うので、
やりやすいとか楽しみやすいっていうのはあると思うんですね。
そうですね。
例えばスポーツだったら、
あんまり激しく走らないとか移動しないみたいなことでね、
既にやってる人がもしかしたら周りにいるかもしれないし、
スポーツじゃないにしても、
この方は子供いませんっていうことなんで、
主婦でお子さんいない50代60代70代80代の女性が、
どんな楽しみ方をしてるのかなっていうのを、
ちょっと観察してみると、
今どうしても若い人に目が行っちゃって、
ああ年取ったな50代だなって思ってらっしゃるふうなんですけど、
いやいや同世代あるいはそれ以上の女性を見渡してみると、
何かヒントが見つかるかもしれないなっていうのは思います。
そうですよね。
多分見渡せばたくさんいらっしゃるはず。
そうそうそうそう。
だって今そっちの方が人口のあれだから。
今50代で何50代ぐらいで中央値だか、
中央値より少ないかぐらいですからね。
だからフォーカスが若い人の方に行っちゃうと、
ああもう私ももう無理かなってなっちゃうけど、
同世代ですよねまずはね。
同世代をテレビでもいいし、周りの人でもいいし、
ちょっと観察してみてほしいですよね。
そうですね。もっと探してみていただけると。
そうするときっとね、絶対輝いてる人、
輝いてるって別にこう、
メディアで取り上げられてるようなキラキラじゃなくていいんですけど、
その人らしく、
ああ楽しんでるんだなとか、
新しい趣味の発見
表情してらっしゃるなぁみたいな人って絶対いますからね。
結構いらっしゃる。
なんかね、楽しんでる人の、
嬉しそうな顔っていうのかな、笑顔っていうのかな、
もう夢中で楽しくてワクワクしてる表情っていうのかな。
それに勝るね、美しさとかそれに勝るいい感じっていうのもないですから、
それは若い頃のキラキラとか、
かっこいいとかとは違うのかもしれないけど、
そういうのをね、ちょっと周りの人の中に観察して見つけてみてほしいですよね。
そうですね。
私なんてね、あれですよ、お茶の稽古なんかも、
結構40代後半から始めちゃいましたからね。
そうなんですね。
そうなんですよ。
なぜまたそれはきっかけとしては。
きっかけはね、なんだったんだろうな。
たまたま知り合いの人から、
お茶なんて楽しいわよって、
私なんかでも全然お姉さんですよ。
20歳、30歳上の先輩にあたる人から聞いて、
そういうのって考えたこともなかったけど、若い頃はね。
いいかもと思って飛び込んで、ちょっと始めてみたみたいなところなんですけど、
やってみるとまあ、はまる。
はまるんだ。
はまりましたね。
そうか。
でもこれもやっぱりね、若い頃には気づかなかった世界観ですね。
映画もね、ちょっときっかけになった映画もあったんですけどね、
お茶をテーマにした。
タイトル何だったっけ?
ちょっと忘れちゃった。
日にちこれこうじつ。
日にちこれこうじつ?
これ禅の言葉で、お茶の言葉なんですけど、
それがタイトルの茶道の話ですね。
それをすごいヒットした映画なんですよ。
それを、私は映画じゃなくて原作を読んで、
おーっと思って、映画も見て、
これはと思ってたところに、たまたま先輩にあたる、
大先輩にあたる女性からそういう話を聞いて、
おーっと思ってやってみたんですけどね。
そんな感じで、若い人は楽しんでるけど、
若い人のように楽しむのはどうなんだろうみたいな感覚って、
それは確かにあるんですよね。
こんななんかもうこの歳ではしゃぐのもなーとか、
わかる。
わかるんですよね。
だけど、まあいずれねみんな今の若い人も、
いずれ私たちの世代になるわけだから、
じゃあ私たちの世代にも先になってる人を見ると、
なんかいいヒントがあるんじゃないかなっていうのが、
今日の回答です。
卓球の楽しさ
はい。
ということで今日は、何がやりたいのかわからない、
というご相談に対してのお答えでした。
ゆう子さんありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
友達が卓球にハマってるとかね。
いいじゃん。
同年代が卓球にハマってるとか。
あ、卓球そうそう。
卓球は今ね、高齢者も多いよ。
友達怒るな。
地域の公民、だから40代50代だともう若造だよね。
彼女は水曜日が休みなんですよ。平日休みで。
で、休みの日何してるのーって聞くと、
もう卓球よーとかって言って。
50代の人なんですけどね。
もうだいぶ2年ぐらい前から始めてるのかな。
やっぱり公民館に卓球台があって、
教えてくれる人もいらっしゃるそうなんですけど、
最近どうしてんの卓球は。
もう大会に出ちゃってさーって。
強い人ばっかりが勝つんじゃないのって聞いたら、
ちゃんとそのレベル別にトーナメントっていうのがあって、
初めての人とか初心者の人でも、
ちゃんと勝てるような具がされているらしい。
だから、もちろん始めたのが50代なわけだから、
ガツガツやっても仕方がないって本人も思ってるし、
楽しく卓球をやってるっていう、
そんな感じでこの話するとすごい楽しそうに話してくれる。
そうそう、私のお知り合いの人でもやってる人いましたけど、
元々は何でもいいから体を動かすことを習慣にしたいっていうところから始めて、
公民館でやってる地元の卓球習いに行ったら、
そしたらその方は50代後半か60代ぐらいだったのに、
もうほとんどの人は大先輩でしたっていうことで、
80代ぐらいの人からトップ向けてますって言ってました。
トップ向けてるんだ。
80代の先生に教わってる。
すごいな。
だからね。
年齢関係ないですね。
年齢関係なかったりするんだよね。
別にアクティブじゃなくても、
例えば今まで何も気にしなかったお庭に座って、
外をぼーっと眺めているだけで、
こんなにたくさんの鳥がやってくるんだみたいなことで、
楽しみが生まれる人もいるし、
ちょっと米粒投げてみようかとかね。
あと散歩してて、
今まであんまりそこまで細かく見てなかったけど、
家々の植栽が綺麗に、
ここにはこんなの植わってるんだな、
ここちょっと剪定したんだなとかね、
そういうのが目に入るようになったりとか、
そういうわざわざ楽しみというほどでもないんだけど、
趣味というほどでもないんだけど、
日々楽しみというか喜びというか、
そういうのも別にありなんじゃないかな。
誰攻め相談室では皆様のご相談をお待ちしています。
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ゆう子さんとぼーちゃんが全力でお答えします。
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来週も木曜日の朝更新されますので、
お聞きいただければ嬉しいです。
では、次回の誰攻め、お楽しみに。
