2024-05-25 17:46

#8 教員の仕事を妻に理解してもらいたい

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8回目 相談者さんは中学校の教員。仕事は週末も部活などで忙しいけれど、やりがいを感じている。でも妻に自分の仕事を理解してもらえなくて、最近はそれに疲れてしまっています。どうしたら理解してもらえるのでしょうか?とお悩みです。「わかってほしいのならば、まず相手をわかろうとすること大事じゃないかな」と ゆーこさん

夫の妻 それぞれが望んでいることのずれに気が付かないから理解できないのでは とぼーちゃん

2人の会話が解決のヒントになったら幸いです。

この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。 


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みなさんこんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室長で、臨床心理師のゆう子さんです。
ようこそお越しくださいました。
はい、みなさんこんにちは。ようこそキャリアコンサルタントの坊ちゃんです。
だれせめ相談室は、職場や家庭での日常的なお困り事を解決するべく、
役に立つ考えや、具体的エピソードなどをおしゃべりでお届けしていく番組です。
2人が波乱万丈な人生経験をもとに、ちょっと思いつかないようなユニークな解決法や、
聞くだけで元気になるような応援メッセージをお送りします。
まず最初に、ゆう子さん、だれせめって何ですか?
だれせめについて説明します。
だれせめとは、誰も責めないコミュニケーションの略。
何か問題が起きたとき、私たちはついあの人のせいで、自分のせいで、などと考えてしまいがち。
でも、誰かを責めても問題は解決しないどころか、もっと悪い状況になってしまいます。
だれせめとは、そうならないためのコミュニケーションのことです。
この相談室では、だれせめの考え方や物の見方を使って、問題解決のヒントをお届けしていきます。
今日はですね、30代男性からのご相談です。
中学校の教員をしていますが、最近疲れてしまっています。
教員の仕事は楽しくて、平日も長時間勤務をしていて、週末も担当している部活の試合に出かけたりしています。
それは大変だとは思っていません。
疲れているというのは、妻から仕事ばかりでなく、家事など家のことにも時間をかけてほしいと言われてしまっているからです。
ちなみに私たちに子どもはいません。
妻も週2日で働いていますが、学校の仕事について理解してもらえないんです。
妻には、学校の仕事は授業以外でもやらなければいけない業務があるのをわかってほしいのです。
ですが、そこがわかってもらえず、最近はそれで言い争いになってしまいます。
家に帰った時は、気持ちを休めたいと思うので、だんだんとつらいと感じるようになっています。
私は、生徒の一人一人と信頼を築いていくことは大事だと考えていて、そこにはできるだけ時間を作って対応していきたいんです。
教員になったのも、生徒との関わりにやりがいを感じているからです。
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そこで、どうしたら妻にわかってもらえるか、アドバイスをいただきたいのですが、よろしくお願いいたします。
という30代男性の教員の方からのご相談でした。
はい。学校の先生、中学校の先生が仕事のことを、妻にわかってもらいたいというご相談ですね。
はい。
これね、学校の先生じゃなくてもね、こういう相談は多分いっぱいあるかなと思うようなご相談ですね。
そうですね。
これ、どうだろうな。
もし、相談にこういう方がいらっしゃった時には、
どうしたら妻にわかってもらえるか、アドバイスをいただきたいのです、というふうにありますけども、
逆に聞いちゃいますね。どうなったら妻、奥さんがわかってくれそうですか?って聞くかな。
でも、きっとそれにはすぐ回答できないような気がするんですよね。
多分ね。考えたこともないかもしれない。
だったら、ここに来ない。相談にしないような気がします。
では、そう聞くと、どういう、奥さんのニーズっていうのかな。
奥さんはどうして、いい争いになっているってことなんで、奥さんの言い分がどうなっているのかなっていうのを聞いて、
どうしたらわかってもらえるかのヒントがそこら辺にあるかなと思うんですけどね。
そこはね、詳しく書いてないから、私たちの予想でしかお話しすることができないんですけども。
この文面からはね、一生懸命、この仕事、学校の先生っていう仕事の価値だとか、
この相談者さんの情熱とかね、やりがいとかっていうのを一生懸命わかってもらおうと、
説得というか、説得になっちゃってるのかなってことをずっとね、やればやるほど、奥さんの方としては、
奥さんの方のニーズというか、仕事ばかりでなく、家事など家のことも時間かけてほしいっていうことが、
なんでわかってくれないのっていうことになってるのかなっていうのは想像できますね。
そうですよね。だからこそ、そこでいい争いになっちゃってるのかなっていうのが見えますよね。
見えますね。対決構図になっちゃって。
ここはね、この対立した構造自体がしんどいのかなと思うので、
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これ対立せずに、対立せずにやれたらいいと思うんですよね。
その後ね、学校の先生と結婚されたっていうことは、別にこの相談者さんのね、この仕事のやりがいとか、
学校の先生っていう仕事への情熱とか思いとかを、まるでどうでもいいと思ってる人だったら、
多分結婚してないと思うので。
そうですよね。
だから、そこがこう、この対立構図になってしまってることの方が残念な状態で、
別に奥さんがね、イコールこの仕事の、この相談者さんにとっての仕事への思いをわかってないっていうこととはまた違うんじゃないかなとは思いますよね。
うん、そうですよね。
ちょっと書いてないですけど、そこまでは要求してないんじゃないかなとは思いますね。
家事をやってくれですもんね。
そうですね。これ学校の先生じゃなくても、あるっちゃありますよね、こういうのね。
あります、あります。なんかね、俺は今この仕事に命を懸けてるんだ。
だからちょっと時間が取れないんだ。わかってくれ。
昔からね、ちょっと冗談っぽく、私を取るの、仕事を取るの、みたいなね、こう漫画みたいな話がよくありますけど。
ありますよね。
これ、こう今まで奥さんにこう、いかにこうね、自分の仕事のやりがいとか情熱がこんなにこうあるかっていうことを話してこられてると思うんですけども、
話せば話すほど、説得しようと思えば思うほど、その熱弁になればなるほど、奥さんがどん引きするみたいな構図が見えますよね。
また同じこと言ってるよ。
また言ってるよ、もうそうじゃなくて、みたいになってるのかな。
それはいいんだけど、みたいになってるような気もしますよね。
だからこれ、メタメッセージとして奥さんから見たらよ、奥さんから見たメタメッセージとしては、仕事が大事、うん、それはわかってる。
でも、家事とかね、家事など、家のことはどうでもいいと思われてるっていうね、メタメッセージに、残念ながら結果としてそうなってるかもしれないですよね。
そうですよね。
でもね、この相談者さんが、どうしたら妻にわかってもらえるかっていうことをね、妻との関係を良くしたいっていうふうにね、思ってるご相談なので、
だから仲良くしたいんだけど、この対立構造がちょっと続いちゃってて、仲良くできない状態なので、
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仲良くしたいんだったらね、対立せずに済む方法をね、考えていくのがいいと思うんですよね。
そうですね。今のね、この状態だと、誰責め的に考えますとね、結局、わかってくれない奥さんを、この人責めてる。
そうですね。責めてるとは言ってないけれども、なんでわかってくれないんだっていうね、気持ちがちょっと滲み出てるかな。
それだと解決しない。
そうそうですね。逆にね、最初逆質問するかなって言いましたけど、逆にどうしたら奥さんが、一緒になって、その仕事素敵ねって言ってくれそうかっていうことをね、考えたら、
まあ、家事やればいいんじゃないかなって気もしますよね。
簡単に言ってしまえばね。
簡単に言ってしまえば。
そうなのよね。なんでそこやらないでね、説得しようとするのかなっていうのは、ちょっと謎ですよね。
まあ、おそらくですけど、あまりにもね、この仕事に対する思いとか情熱があるから、家事をやってないことと、バーターになってる構造に、本人は気づけてないのかもしれない。
多分ね、家事をね、ちょっと軽く見てるのかもしれない。自分の仕事と比較して。
自分の仕事と比較して。
奥さんから見たらきっとそうですよね。
そうなんです。だから、このいい争いっていうかね、になっちゃうのかなって気がする。
そうそう。だから、この相談者さんが、奥さんをもうちょっと応援したら、応援してくれると思うんですよね。
家事をやるもその一つだし、これね、せっかく結婚して二人でこう生活してて、奥さんの方だってこういい争いになるのは、別に楽しくていい争ってるわけじゃないだろうから。
そうですよね。
なので、この学校の先生っていう職業柄ね、やっぱりこう、揉め事というか、こういういい争いみたいなものをどうやったらなくなるかなっていうね、考えとかそういう経験も先生として大事なんじゃないかなっていう観点からいくとですよ。
いい勉強の機会だと思って、先生としての。
まず、その奥さんと対立しないでやっていけるにはどういうやり方があるかっていうのをちょっと考えてみるとね、それでいけそうな気もしますけど。
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そうですよね。まず対立してる、対立構造だっていうのは、多分本人まず気がついていない。
あー、そうかもしれないですね。
っていうのがまず。
分かってほしい一心でね。
抵抗勢力に見えてるかもしれない。
別に奥さんとしては、その学校の先生の仕事に対する抵抗勢力をやってるわけじゃなくて、いいから家事やってよっていう。
そう、そうなの。なんか全然違う畑でなんか対立してるような気がしてならない。
対立構造になってるけど、別に学校の先生の仕事をこの相談者さんが大切にしてるものを下に見てるっていうことの対立じゃ全然ないですよね。
ないよね。あなたの仕事なんてっていうわけじゃないと思うので。
これはだからアドバイスいただきたいのですっていうことで言うと、やっぱりこれね、こうちょっと観察して奥さんのことを観察して、何をどうすると、何をどうしてるときにこの奥さんがなんか鼻歌歌うような楽しそうにしてるのかなとかね。
自分がどう動いたときに、もうちょっとこう奥さんの表情とか、言葉とかね、そういうのは和らぐのかなっていうふうに。
ちょっと興味持ってね、観察してみたらいいんじゃないかしら。
そうすると、どうしたらいいかが増えてきますよね。
たぶんそれだけでも変わってくりますよね。
要するにこの状況はおそらく旦那さんがあまりにも奥さんのことに気をつけてないっていうのを奥さんは感じてらっしゃるんじゃないかなって思うんですよね。
そう、決してね、学校の先生の仕事だとか、この相談者の方の努力とか頑張りを否定してるわけじゃないっていうのはね。
第三者が見たら明らかなんですけどね。
本人さんから見たら。
家中にいるとね、なんでわかってくれないんだっていうね、思いますけども。
逆向いてね、なんでわかってくれないのか方向から、ちょっと妻のことをわかってみようか方向にね、行ってみると。
別にね、頑張ってなんかいきなり家事をバタバタやりだすっていうよりは、奥さんの方に関心を向けて見る。
ちょっと今までと違ってね、奥さんがどういう時に楽しそうなのかしらとか、どういう時に満足げに過ごしてくれてるんだろうっていう目を向けるだけで多分ガラッと変わってきますよね。
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そうですね、そうだと思うんですよ。
特に家事はやった方、やらないようにはやった方が絶対良いと思うけども。
例えば週末とかに一緒に出かけなかったとしても、出かける時間がなかったとしても、そうやって奥さんのことをきちんと見てあげてるよっていう気持ちが奥さんに伝わっていれば、いい争いはなくなっていくんじゃないかなとは思います。
そうですね。これは是非、分かってもらうよりも、ちょっと分かってあげる方向にちょっと行ってみるっていうことで、いけそうだと思います。
そうですね。
そんな感じでやっていただいてどうでしょうかね。
これを参考にしていただきたいなと。
そうですね。世のお仕事に勤しんでいらっしゃる皆さんも、この視線で行ってもらえればね。
ちょっとこの話聞いて、あれ?自分のことで、あれ?って引っかかった方が、もし。
いらっしゃれば。
もしかしたら、奥さんそう思っているかもしれませんよっていうことで、参考にしていただけるといいかと思います。
今日はここまでとさせていただきます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ということで、今日はここまでです。
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では、次回もだれせめ、お楽しみに。
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