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みなさんこんにちは。だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室長で、臨床心理師のりゅうこさんです。
ようこそお越しくださいました。
はい、みなさんこんにちは。ようこそキャリアコンサルタントの坊ちゃんです。
だれせめ相談室は、職場や家庭での日常的なお困りごとを解決すべく、
役に立つ考えや具体的エピソードなどをおしゃべりでお届けしていく番組です。
2人が波乱万丈な人生経験をもとに、ちょっと思いつかないようなユニークな解決法や、
聞くだけで元気になるような応援メッセージをお送りします。
ところで、ゆうこさん、だれせめって何でしょうか。
はい、だれせめについて説明します。
だれせめとは、誰も責めないコミュニケーションの略。
何か問題が起きたとき、私たちはつい、あの人のせいでとか、自分のせいでとか考えてしまいがち。
でも、誰かを責めても問題は解決しないどころか、もっと悪い状況になってしまいます。
だれせめとは、そうならないためのコミュニケーションのことです。
この相談室では、だれせめの考え方や物の見方を使って問題解決のヒントをお届けしていきます。
はい、今日は3回目ですね。
ということで、さっそくここからお困りごとの相談に答えていきましょう。
年齢がわからないんですけど、女性の方ですね。
はい、まず読みます。
私を含め親しい友人5人で、よく飲みに行ったり遊んだりしています。
その5人でグループラインを作っているんですけれども、そこで飲み会の日程調整などをしています。
その5人のうち1人が、グループラインにプライベートでの出来事などをしきりに投稿してきます。
例えば、新しい洋服を買った時とか、彼氏と旅行に行った時など、私たちに自慢するように投稿してきます。
既読スルーをするわけにはいかないので、投稿されたら一応返信しますが、頻繁に投稿してくるので、いちいち反応するのが疲れます。
友人たちも一応反応しているので、気がつかない時は、LINEの未読が何十件となっている時があり、読み返して会話に合流するのが大変です。
その友人に対して、別々にLINEで報告するか、飲み会の時に行ってくれないかなと、やんわり伝えてみたのですが、
すぐにみんなに見てほしいからと聞く耳を持ちません。
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グループラインから私1人だけ抜けてしまうと、友人関係が壊れてしまう気がして、どうしようかなと思いやもやしています。
どうしたらよいでしょうかというお悩みです。
はい、グループラインですよね。
投稿をいっぱいしてくる人がいて、既読するわけにいかないのでと。
あるあるのお悩みですね。
反応の仕方も、いいね的なボタンを押すだけなのか、スタンプ返すだけなのか、コメントを入れなきゃいけないのか、その辺も悩ましかったり。
最近、SNS疲れという言葉があるように、こういうSNSへの反応で疲れちゃったり、それが重になったりして、
うつ病とまでいかないにしても、うつっぽくなる、もう関わりたくない、SNSはちょっと今見たくないみたいなね、
そういうことになる人も結構いますよね。
それこそ、スマホのピンピンという音にビクビクしちゃったり、また来たんだというふうに追い詰められている感じが持っている人も中にはいらっしゃるんじゃないかなと思います。
SNSって、みんなそれぞれ関わり方が実は違うんですけどね、SNSとの距離感というか、例えばLINEだと、
既読をつけるということが、もうすでに反応だと思っている人もいるし、あるいはニコニコの笑顔ボタンとか、びっくりした顔ボタンとかで、いいねボタン的なものを押して、
押すことが反応だと思っている人もいるし、何回かに1回の投稿を既読して、時にスタンプでも送っておくか、みたいな人もいるし、
丁寧に一件一件に全部コメントを返すのが反応だというふうに思う人もいるし、本当に人によって違う。
投げた方も既読つかないと無視されてるんだって思ったりとか、ニコニコマークがついてないと、ただ見てるだけで何にも反応してくれないわなんて、イライラする人もいらっしゃったりしますよね。
発信した方の人もいろいろですよね。既読がついただけで、見てくれてるぞって思って満足する人もいるしね。
LINEもそうだし、Facebookとか、Xとかもそうだと思うんだけど、本当に発信する方も情報を受け取る方の人も、本当に100人いれば100通りのSNSとの関わり方とか、こうした方がいいんじゃないかっていうふうに思ってることっていうのも多分みんな違うし。
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この相談者さんはどういう、そういう意味で言うと、結構一生懸命返信してあげようっていうね、すごい徹底的な友達思いの関係が壊れてしまわないように、投稿があったらちゃんと反応してあげようって思ってる優しい子なのかなって思います。
そうですよね。何十件も、未読が何十件となっているときがあり、まずは読み返して元に戻って見てるみたいなんで。
すごい、思いやり。これだけでもね、すごい疲れるよな、こんだけ努力されて一生懸命やってらっしゃるのはすごい頭が下がるし、それは確かに疲れるかもねっていうね、そのぐらい。
一生懸命やってらっしゃるね。
これね、でもある意味ね、既読スローするわけにはいかないのでっていうふうにあって、そうできないときには嫌だなってなってるってことは、既読スローだけで終わらせてしまう自分を責めてるのかなと。
ちゃんとリアクションがうまく返せていないご自身を責めているのかなっていうニュアンスをね、ちょっと感じますけど。
そうですよね。
誰責め、誰責めですね。
自分に責めちゃってますね。
でもね、最初に言ったように、人によって既読するだけでも満足する人だとしたら、これは取り越し苦労になっちゃう。
もし、この投稿すごいたくさん投稿してくれる人が、ここにすぐにみんなに見てほしいんだもんと聞く意味を持ちませんとあるから、反応よりね、見てくれるだけで見てみてっていうね、そういうお友達かもしれない。
アピールでね。
既読を見てるだけで、あ、もうみんな見てくれたのねって安心してるのかもしれないですよね。
詳しくは、飲み会とかで会った時に、もっと詳しく話せばいい。とりあえず見てみて、すぐ見て、すぐ見てっていうね、それだけかもしれない。
それはね、どっちかわからないけれども、でも、SNS自体がそういうもんだよなっていう前提を持っておくと、こんなに自分を責めなくてもいいかもしれない。
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そうですよね。
あとね、お友達も一応反応してるのでっていう、気がつかない時に何十件と未読になってるっていうのは、これ、友達が反応してくれてるっていうのにね、もうそれでいい気もしますけどね。
そうですよね。何も既読、誰もつかないと寂しい気持ちになっちゃうかもしれないけれど、誰かが反応してくれてるのであれば、多分その発信してる方は、それだけで満足してる可能性は高いのかなって思います。
よくね、LINE既読つかない時に、例えばどう思うかっていうのも、そこのバリエーションがあって、ちょっと忙しいのかなとか思うこともあるし、あと長いこと既読がつかないと、あれ、この人ちょっと風邪ひいて寝込んじゃってるの大丈夫かしらなんてね、心配したりとかね、そっちの受け止めも多分、もっといろいろバリエーションがあると思うんでね。
イコール、既読つけてないイコール、見てない、悪いっていう風にね、自分を責める考えに持っていかなくても大丈夫そうかなと思いますよね。
うん、そうですよね。本当に、なんかどうしてもすごい連絡取りたいっていう時は、個別に連絡が来ると思いますしね。
そうそうそうそう、フルプラインとは別にね、最近どうしてるとか。
だからこれ、最後のね、私一人だけ抜けてしまうと友人関係が壊れてしまう気がして、どうしようか、もやもやしています。
ということでね、何でも良いのでお断りいただければと思います。
試しにね、ちょっとずつ、ちょっとずつじゃないな、結構な期間でいいと思うんだけど、既読してそのまま、ただ既読して当分反応しないっていう実験をやってみるとか、あるいは既読すらつけない、見ないっていうのを1週間とかやってみて、
何が起こるかわかんないですけどね、このグループのトーンとか関係性とか。
でもちょっと、もやもやしながら頑張って自分の目を動かして努力するよりは、1週間ぐらい休んで、1週間いけたらもう1週間とか。
何が起こるのか、あるいは何も起こらないのか。
試してみる。
お試しいただければなっていう。
そうですよね。
あとは何か、全然つけないの気持ち悪いなとかね、ちょっと辛いなと思ったら、10回に1回にするとか、数減らしてみる。
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何十件かに並んで二読が並んでたら、最初の方でポチッとニコちゃんマーク。
で、なーっと流して、一応目を通して。
真ん中辺でまた、ちょっと本当に面白いなとくすって笑ったようなものがあったらそこでニコちゃんマークみたいに。
30件ぐらいあったとしたら、3個ぐらい最初、真ん中、最近、最新っていうふうに反応しとけば、
あ、まるまるちゃんも見てくれてるんだって思うと思うんだよね。
そうですよね。
そうすると、そんなに見てないっていう自分を責めるのが、少しやんわり緩和できるかなって思いますね。
しかもね、今まで一生懸命お友達に一言コメントをしたりとか、すごくしっかり反応して見てるよって、
ちゃんと対応してこられた方なんだなとは思うんですけども、
そういうふうにちょっとずつやり方を感想化するっていうか、ちょっとやめて実験してみて、
そうするとですね、やってるうちにそれが慣れてきて、自分の中でも違和感がなくなったりするっていう。
別にそれで変な友人関係が壊れてしまうっぽい空気が起きなかったら、自分もそれに慣れてきて、
なんだ、これでよかったのかな、こんなのもありなんだみたいに新しい地平が開けてくる可能性もあったりしますね。
そうですね。そんなにその反応を少し緩めるっていうところは、そんなにこのグループが壊れてしまうまではいかないと思うんですよね。
一緒に飲みに行ったりするような仲間なんだから、ほんまにちょっとやってみてね。
やってみてどう変化があるのか、あるいはないのかっていうところをやってみて、もしよかったらまたその結果なんかを投稿していただけるといいですね。
次の作戦をまた一緒に立てられたらなと思います。
はい、ということで今日の放送はここまでです。
この番組はスポーティファイ、アップルポッドキャスト、そしてアマゾンミュージック、ユーチューブでも聞くことができます。
だれせめ相談室では、解決したいお困りごとを大募集しています。
応募方法は概要欄にあります。
どんな小さなお悩みでもOKです。
ご応募お待ちしております。
では、次回もだれせめ、お楽しみに。
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さようなら。