2025-06-26 17:42

#54 共依存関係を断ち切りたい-だれせめマインドの持ち方 チーズさん

spotify apple_podcasts

54回目 40代女性のチーズさんからのご相談 

夫との共依存関係を断ち切りたいと離婚も考えていらっしゃる。 まず、ゆーこさんはお二人の関係は共依存ではないと伝えています。そしてチーズさんが求めているものは、ご自身が「だれせめマインドでどう心のバランスを保てば良いか」という点にあると感じました。特にお子さんへの夫婦の教育方針の違いについて悩んでいる様子。2人からのアドバイスはご夫婦のお子さんへの接し方は、役割分担が上手くできている様子。それはチーズさんがお子さんにほっとする場を与えているからこそで、このまま進んでいって大丈夫とアドバイスしています。

----------------------------------

この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」-だれも責めないコミュニケーション-を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。

【お便り募集中】ラジオネームでペンネームでこちらからご連絡ください

⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSej9f6HBdva-IIjK4ld08I9PQ97jw_jxbxgTyh-66RLnPhmuA/viewform⁠⁠


この番組は Listen, Spotify, Apple podcast, Amazon Music, youtubeでも聞けます。視聴のリンクは「だれせめ相談室」のサイトから ⁠⁠https://dareseme.soulfulpartners.com⁠

---------------------

X(Twitter)⁠⁠https://twitter.com/dareseme⁠⁠インスタグラム ⁠https://www.instagram.com/dareseme⁠

企画: ソウルフルパートナーズ

Music: CREEVO開発チーム ⁠https://creevo-music.com⁠ , vocal「Sinsy」

-----------------------

⁠⁠⁠#離婚 #共依存 #教育方針 ♯夫婦 ⁠

サマリー

このエピソードでは、共依存関係を断ち切りたいという悩みを抱えるチーズさんの相談を通して、強依存の定義や教育方針の違いについて議論されています。心の保ち方やコミュニケーションの方法に焦点が当てられ、誰も責めないマインドの重要性が強調されています。さらに、チーズさんが育児の中でバランスを保ちながら、お子さんとの関係性を見つめ直す様子が語られています。誰せめマインドを取り入れることで、家族間の役割分担やコミュニケーションが円滑に進む方法が紹介されています。

共依存関係の相談
スピーカー 2
みなさん、こんにちは。だれせめ相談室のお時間です。 だれせめ相談室室長で臨床心理師のゆーこさんです。
こんにちは。アシスタントで、キャリアコンサルタントのぼーちゃんです。 この番組は、ゆーこさんとぼーちゃん2人が、誰も責めないコミュニケーション
だれせめを使って、お悩み・お困りごとの解決のヒントや、元気になるメッセージをお届けしていきます。
スピーカー 1
はい、だれせめ相談室。今日のテーマは、 共依存関係を断ち切りたい
です。
スピーカー 1
お便りをいただいております。 40代女性のチーズさんからです。
内容なんですけれども、プライバシー保護のため、一部抜粋、要約してご紹介させていただきます。
ゆーこさん、ぼーちゃん、こんにちは。私は今、離婚を考えています。 きっかけは、私たち夫婦が共依存のような関係にあると感じたからです。
子供が生まれて数年後、夫は仕事を辞めて、夫の実家のある地方へ転居。 現在は投資収入で生活しているものの、
経済状況については私に明かしてくれません。 私はパート勤務をしながら家計を支えています。
夫は時間がある分、子供の勉強に熱心で、過度な期待やプレッシャーをかける場面もありました。 特に小学校低学年の頃は、教育虐待のような状況だったと感じています。
子供は現在、小4で勉強を頑張っていますが、父親がいない時には、YouTubeを見ながらのびのびしている様子もあり、私は心配しています。
私自身、夫との関係に精神的なつながりを感じられず、話し合いも成立しないことが多く、最近では子供の前で私を全否定するような発言もされ、限界を感じるようになりました。
ひどいと思いながら、夫のことを頼っていましたし、信じたいと思っていました。
私も相手をたくさん傷つけてきたと思います。良くない関係と思いながら、覚悟が決まりません。 離婚となれば、真剣争いになりそうです。
強依存関係を断ち切るとき、ゆう子さん、坊ちゃんは、どんな誰攻めマインドでいますか? 心の保ち方などがあれば、アドバイスがしてほしいです。
話を聞いてほしかっただけかもしれません。読んでいただき、ありがとうございました。 という、チーズさんからのご相談でした。
共依存とは
スピーカー 2
はい、ご相談ありがとうございます。
まずは、強依存という言葉に、ちょっとコメントを最初にしたいと思います。
強依存という言葉は、精神医学というか心理学というかの正式な学術用語というよりは、
そういう言説で書かれた本とか、そういう表現が広く心理学的な本の中でなされているということで、あるときに広まっていた概念なんですよね。
何を指すのかというと、一般的にはどうだろうな、定義っていうと、
お互いが依存し合っていて、その関係性があまり健全ではない、健康的ではないんだけども、依存し合っている状態をそのまま続けているというような文脈で語られると思うんですけども。
スピーカー 1
あまりプラスの話ではないですよね。 だいたいマイナス。
スピーカー 2
何か良くない関係っていうふうに、描かれがちな概念なんですけど、チーズさんはどういう意味で強依存関係っていうふうにおっしゃっているのか、ちょっと詳しく聞かないとわからないんですけども、
そんなことないよっていうのをまず一番最初にお伝えしたいと思います。 強依存じゃないよって思いますね。
そうなんですね。
強依存、いろんなこういう言葉って強依存とか、最近流行りの言葉で毒親とかですね、いろいろラベルはいろいろあるんですけども、
でもそのラベルは、何を指してそのラベルを貼るかっていうのは、私たち言葉を使う人間はやってしまうんですけども、そのラベルの何を指しているかの方が現状理解のためには重要で、
このチーズさんのこのご相談を読む限り、強依存で良くないとか、良くない関係だっていうことは全く読み取れないというか、全くそんな変なマイナスのというか、何とかしなきゃいけない関係っていうふうには全く思えないですね、このご相談内容で。
相談したいことは、こころの保ち方?
スピーカー 2
じゃあね、中身をちょっと詳しく進んでいきましょう。
そうですね、このチーズさんのこのご相談で、一番チーズさんが相談されたいのかなと思ったところは、最後のね、私も相手をたくさん傷つけてきたと思いますとか、良くない関係と思いながら離婚かなっていうふうになっていらっしゃるところとか、
あとは、強依存を断ち切る関係を断ち切るとき、坊ちゃんゆう子さんはどんな誰攻めマインドでいきますかっていうことだったり、心の保ち方などあればアドバイス欲しいです、話を聞いて欲しかっただけかもしれませんっていう、このあたりがね、チーズさんの一番今のフレッシュな気持ちというか、そういうご相談したいポイントはここなのかなというふうに思いました。
スピーカー 1
いつも私たちがやっているこの誰攻めマインドで答えてくださいっていうふうに言ってくださっているってことは、こんなひどい夫なんだぞとか、なんとか離婚したいんだけどどうやったら離婚できるのっていうようなことに共感してほしいっていうことではどうやらなさそうなんじゃないかなっていうのはね、ありがたく思いながら読みました。
本当に誰攻めマインドで今の気持ち、多分どうにかなるかもしれないっていうふうに思ってくれたってことが嬉しいなって本当に思いますし、チーズさんご自身も、あ、だったらもしかしたらここを聞けば気持ちどうにか収められるかもしれないっていう、その思ってくれてるっていうこと自体がなんかチーズさん頑張ってらっしゃるなって私は思います。
スピーカー 2
具体的にこのご相談の内容なんですけど、どうやらですよ、この文章からお察しするに、お子さんへの教育を中心としたことだと思うんですけど、お子さんへの対応というか教育方針というか接し方方針みたいなのが、この夫さんとチーズさんで多分違う方向性がちょっと違うように、
なってるのかなと思うんですね。
で、お母さんであるチーズさんから見ると、このプレッシャーを感じて泣いたりとかね、勉強してる時に泣いたりとか、ちょっと教育虐待かなと思うようなシーンがあったということで、お母さんとして心を痛めてらっしゃるっていうことだったかなと思うんですけど、
ただ今ね、小学校4年生になられて、低学年の頃、1、2年生の頃よりは小学校4年生になると勉強頑張ってやってるということで、まあまあこの辺もそんなに悲観しなくても大丈夫そうかなっていうふうに思うんですよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。もしこれが、低学年の時から小4の間で、ますますお父さんがもっと選挙しろとかって、子供が嫌だ、嫌だっていう状況が続いてるんだと、ちょっとまずいなって感じはしますけど、そうでもないですもんね。
スピーカー 2
そうなんですよね。なんか頑張ってるっていうことは、一つはですね、小学校、低学年の頃はみんな勉強嫌なんですよね。子供は、ちっちゃい子はみんな勉強大嫌いなんで、簡単な宿題であっても、親がもうちょっとプラスでこれやってっていうのでも、子供は勉強嫌いなんですよね。
だから嫌だって、勉強やらなきゃいけないというプレッシャーの前ではもう泣いたり喚いたりということは、これはよくあることなんですよね。
しかし、小学校3年4年と、小学校中学年ぐらいになってきた時には、勉強の必要性みたいなことも子供なりにわかってきたりとか、あとは勉強をすることで面白いと思えることもそろそろ増えてきたりとか、
あとはお父さんお母さんを見てて、自分もお父さんみたいにあるいはお母さんみたいに、ああいう中学校行きたいな、ああいう高校行きたいなとか、ああいう大学行きたいなとか、ああいう専門学校行きたいなっていうのがそろそろ見え出すのも小学校の中高学年ぐらいですかね。
だから、この低学年から小4の時の、今は勉強頑張っているという変化を、ここの文章、ご相談から見るに、そんなにお子さん、まずい状況じゃないかな、ないんじゃないかなっていうのがね。
スピーカー 1
そうですね。詳しいところがわからないのでね。
スピーカー 2
そうなんですよ。ただ文章からはそんなぐらいなので、なんとかなってるのかなっていうふうに思うのと、そしてお父さんがいない時にはYouTubeでのびのびしているっていうことを、このチーズさんがちゃんとお子さんの様子を観察されているっていうのが素晴らしいなと思うんですけど、
この辺からお父さんとお母さんの子供さんへの接し方というか、教育方針がちょっとずれちゃって、そこで対立構造みたいになっているのかなって思ったところなんですけど、でもね、回答としてはですね、誰攻めマインド回答としてはですね、お父さんもよし、お母さんもよしっていう見方があるんですよね。
スピーカー 1
どっちもOK。
スピーカー 2
どっちもOK。母親と父親って特に子供にとっては役割も違うし、子供がちっちゃい時は特に役割も違うんで、お母さんは安全基地みたいな感じになって、お父さんは今までやったことのないことをどんどんどんどんやらせていくみたいな、より社会の方に引っ張っていくみたいなことはよく言われるんですけど、
一致してなくても大丈夫なんじゃないかなっていうふうにね、一般的にも言われてるし、このチーズさんのご家庭でも、そういう意味ではうまくいってる可能性すらあるんじゃないかなと。
育児における夫婦のバランス
スピーカー 1
そもそもお子さんがお父さんがいない時は、YouTube見てのびどびしてるっていうことは、お母さん自体もきちんとお父さんにはこう対応しよう、お母さんにはこう対応しようってちゃんと分かって行動されてるかなっていうのは何となく分かるんですけど。
スピーカー 2
そうなんですよ。だからこのお子さんからすると、お父さんがいる時はよし頑張んなきゃ怒られるかもしれないし、よし頑張ろうってなるけど、お父さんいない時はお母さんしかいない時はYouTube見ちゃおうっていうふうにうまーくバランスとって、うまーく環境分けて頑張る時とのびのびする時っていうのをちゃんとね、この子なりにこうちゃんとバランスとって本当に健康的だと思うんですけど、こううまくやってるというふうに見えるわけなんですよ。
2人ともがこう勉強勉強勉強とかスポーツスポーツとかなったりするとお子さんはしんどいかもしれないけど、うまーくお父さんは勉強勉強頑張ろう頑張ろうっていう方に行くけど、チーズさんはお母さんとしてそんなに頑張らせて大丈夫かな心配だなっていうふうにね見てらっしゃるので、むしろすごくいいバランスかなと思うんですよね。
スピーカー 1
だから逆にね、そうやってお子さんをのびのびさせてあげられているところをチーズさんが場所をちゃんと作ってくださっているわけだから、すごくいいお母さんをやってらっしゃるなって思うんですけどね。
スピーカー 2
そうなんですよそうなんですよ。そういうふうにね私たち誰せめマインド的には見えるので、なんかこのまんまで大丈夫って思いますね。あとはお子さんがまあ小2から、低学年から小4になって、もっとねこれからどんどん大きくなっていくんで、今度はお母さんとしてどうしたいお父さんはどうしたいっていう話から子供さん自身がどうしたいかっていうのが出てくる年頃になってきますから、
もう5、6年生とか中学生ぐらいになると、思春期に入っていくとね、もう嫌なものは嫌なんだよとか言い出す頃ですから、それが多分ねチーズさん、お母さんには言える関係がもうできていると思うんですよね。
例えばもしね勉強が本当は嫌なんだよってなったとしたらですよ、例えばね。なったとしたらお母さんには言ってくれそうじゃないですか、これチーズさんには。
リラックスした雰囲気の中で、ぽろっと言ってくれるんじゃないかなって感じはしますね。そうなんですよね。
で、もし勉強をやっていくことでどんどん勉強が、実は大変だけどしんどいけど面白くなってきたら、このお父さんもね、もっともっと他の勉強の仕方を教えてとかっていうようにそっちに行く可能性もいますしね。
そうなってもいいし、そうならなくてもいいし、でもどっちにしてもお父さんとお母さんがうまく役割分担をしているこのチーズさん家族っていうふうに思うんですよね。
誰せめ的にはそうしか見えないんですけど。
スピーカー 1
なのですごくバランス取れていらっしゃるかな、このチーズさんご一家は。
スピーカー 2
そうなんですよね。子供ってね、見てないようで見てるし、分かってないようで分かってるし、感じてるから、こういう時はお父さんにこういう側面を見せようとか、お父さんにはこういうところ頼ろうとか、お母さんにはこういう側面見せて大丈夫だ、お母さんにはこういうところ頼ろうみたいに。
家族の役割分担とコミュニケーション
スピーカー 2
無意識だと思いますけど、うまくね、子供っていうのはそういうのをちゃんとやってるので、このままいっていいんじゃないかなーって。
でも、喧嘩とかになるとね、喧嘩とかお父さんとお母さんの言い合いみたいになって盛り込んだみたいな気持ちになる側面っていうのは、どんな夫婦でもね、子供に対する立場とか考え方が違うと、ややもするとそうなっちゃうんですけど。
でも、どうでしょうかね、これもしかして教育方針のことだけで、どうもうまくいかない関係、対立関係に、このご夫婦でね、なってるとしたら、今のね、誰攻め的には役割分担で、どっちもありよ、同時にどっちもあっていいんだよっていう誰攻めマインドでいくと、
もしかしたら、この対立もちょっと緩むんじゃないかな、あるいはなくなるんじゃないかなっていう期待をね、ちょっと思ったりするんですけど。
スピーカー 1
そうですね。ちょっとね、他の原因があるのかどうかまでは、こちらのお便りからは読み取れないので、私たちもちょっとわからないんですけれども、もしね、そのお子さんのことでいつもいつもっていうことであればね、この誰攻めマインドでいけるんじゃないかなと。
スピーカー 2
いけるんじゃないかなと、はい。ちょっとお互い住み分けてっていうね。
なんならこうね、あのちょっとこのお子さんが、まあもう手が離れて中学生、高校生になる前に、この誰攻めマインドでもって、ちょっと3人でそろそろ将来のことを話してみるとか、ということも、もうちょっとしたらできるようになるのかな、なんてね、思ったりします。
スピーカー 1
はい。ということで、チーズさんいかがでしたでしょうか。今日はありがとうございました。
誰攻め相談室、過去53話すべてお聞きいただけます。いろいろなテーマを誰攻めマインドで話をしています。気になるテーマがあったら聞いてみてくださいね。
そして突然なのですが、誰攻め相談室、次回が最終回となります。残念なのですが、一旦終了となります。よろしかったら、最終回、次回お聞きくださいね。
17:42

コメント

スクロール