2024-07-05 18:32

#10 家族や仕事の愚痴ばかり言う母に困っている女子学生さん

spotify apple_podcasts

10回目 今回もYahoo知恵袋から

ご相談者は女子学生さんお母さんが父や仕事の愚痴をいうので最近はちょっとうんざりしている。お母さんに嫌なことや直して欲しいことをいうのは子供として生意気なんでしょうか? とお悩みです。そして 今回は知恵袋の回答も紹介します。ゆーこさん 「この回答まさにだれせめ的なアドバイスですね~」気持ちがほっこりする相談と回答でした。是非お聞きください。--------------------------------

この番組は、臨床心理士の「ゆ―こさん」とキャリアコンサルタントの「ぼーちゃん」の二人が 「だれせめ」を使って、お悩みやお困りごとの解決のヒントや応援メッセージをおしゃべりでお届けしていきます。 【ご相談のお便り募集中】ラジオネームでこちらからご連絡ください ⁠⁠ ⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSej9f6HBdva-IIjK4ld08I9PQ97jw_jxbxgTyh-66RLnPhmuA/viewform⁠⁠⁠⁠⁠⁠この番組は Spotify, Apple podcast, Amazon Musicでも聞けます。リンクは「だれせめ相談室」のサイトから⁠⁠⁠https://dareseme.soulfulpartners.com⁠⁠⁠だれせめ相談室 X(Twitter)⁠⁠https://twitter.com/dareseme⁠⁠インスタグラム https://www.instagram.com/dareseme企画: ソウルフルパートナーズMusic: CREEVO開発チーム ⁠⁠⁠https://creevo-music.com⁠⁠⁠, vocal「Sinsy」⁠⁠⁠⁠#だれせめ相談室⁠⁠ ⁠⁠#だれせめ ⁠⁠#臨床心理士 ⁠#キャリアコンサルタント⁠ #他責 #自責⁠⁠⁠⁠ #yahoo!知恵袋


00:04
みなさんこんにちは、だれせめ相談室のお時間です。
だれせめ相談室長で、臨床心理師のゆう子さんです。
ようこそお越しくださいました。
はい、みなさんこんにちは。ようこそキャリアコンサルタントの坊ちゃんです。
だれせめ相談室は、職場や家庭での日常的なお困り事を解決するべく、
役に立つ考えや、具体的エピソードなどをおしゃべりでお届けしていく番組です。
2人が波乱万丈な人生経験をもとに、ちょっと思いつかないようなユニークな解決法や、
聞くだけで元気になるような応援メッセージをお送りします。
まず最初に、ゆう子さん、だれせめって何ですか?
はい、だれせめについて説明します。
だれせめとは、誰も責めないコミュニケーションの略。
何が問題、何か問題が起きたとき、私たちはつい、
あの人のせいでとか、自分のせいで、などと考えてしまいがち。
でも、誰かを責めても問題は解決しないどころか、もっと悪い状況になってしまいます。
だれせめとは、そうならないためのコミュニケーションのことです。
この相談室では、だれせめの考え方や物の見方を使って、問題解決のヒントをお届けしていきます。
はい、では今日のご相談を紹介します。
実は、今日はヤフーの知恵袋からの相談を紹介させていただきますので、
ご相談の申し込みがないので、ヤフーからになります。
皆さん、ぜひご相談の申し込み、ウェルカムですので、お願いいたします。
お願いいたします。お待ちしています。
はい、今日のご相談者さんは、女性の学生さんですね。
読みます。
母のプライドが高く言い返せません。
私は毎日、母から仕事の愚痴や父の愚痴を聞かされます。
正直、うんざりですし、愚痴で共感を得ようとしているのはわかるのですが、
父のことも好きですし、仕事のこともよく知らないので、無理に共感もできません。
私が共感しないと、しつこく同意を求められるのも正直しんどいです。
愚痴ばかり聞かされて気分が良くなるものでもないですし、
父への愚痴をやめてほしいと言っても、
私は悪くない、父が悪いの一点張りですし、
プライドが高いので、母にやめてほしいことや指摘をすると、すぐ機嫌を悪くします。
03:04
店員さんへの当たりが強かったり、
私や父には嫌なことや直してほしいところをたくさん指摘するのに、
自分がされたらすぐ拗ねます。
正直、話ができないレベルに拗ねられるので、こちらも困ります。
食卓の雰囲気も最悪です。
私は成人しているのですが、まだ一応学生ですし、
一人暮らししたくてもそれをする金銭的・通学距離的メリットがないので、
これからも実家暮らしになりそうです。
母も父も過ぎですが、正直、母によって好きなことを色々制限されている父を見るのも嫌ですし、
いつそれが爆発するのか、ハラハラしながら過ごしています。
こういう家庭環境って、結構普通だったりしますか?
また、こういうことを思ってしまうことや、母に指摘をすること自体、子供として生意気でしょうか?
私の意思を正直に母に伝えることは、あまり良くないことなのでしょうか?
ご回答をお待ちしております。
という相談内容でした。
私はこれを読んだり聞いたりして、すごい素敵なお嬢さんだなと思いますね。
お母さんが、そもそも愚痴を言うとか、お父さんの愚痴とか仕事の愚痴を言うっていうのは、
しつこく共感を、同意を求められるって書いてありますけど、
そういうふうに聞いてほしい娘さんなんだと思うんですよね。
お母さんが娘に聞いてほしいって思うような、
たぶん、柔らかい雰囲気とか聞いてもらって共感してもらうと、
お母さんが嬉しくなるような、そんなお嬢さんなんだろうなっていうのが、
この文章の端々に出ているような気がしますね。
例えば、共感をお母さんが求めてこられるっていうのもそうだし、
父のことも好きですし、仕事のこともよく知らないので、無理に共感もできません。
お母さんをあしらうように無理に共感して、はいはいっていうような態度も取らない、
真摯な方なんだなっていうのが、最初の3、4行で伝わってくる感じがしましたね。
お父さんの愚痴をやめてほしい。
店員さんへの当たりが強かったり、私や父には嫌なことを直してほしいというところをたくさん指摘して、
06:01
お母さんの方にそれをすると、すぐ拗ねます。
正直話ができないレベルに拗ねられるのでとありますけど、
なんかね、このお母さんも可愛らしいなっていう気がするんですよね、私ね、雰囲気的にね。
なんか立場が逆転してる。
そうそう、この娘さんがしっかりと、このお母さんのちょっと残念な気持ちなのかな、
なんかちょっと寂しいさみたいなのが滲んでるんだけど、
それをうまく口を聞いてあげることですでに受け止めてあげてる、そんなお嬢さんがちょっとイメージできますよね。
なんかね、誰責め的にも誰も責めないっていう見方を私たちはずっとしてきてるし、
その見方、そのものの見方を皆さんにもずっと紹介してきてるんですけど、
例えばこういう相談を聞くと、ついついお母さんをなんとか、
この愚痴を言わないようにしなきゃいけないんじゃないかとか、
愚痴を言うお母さんの行動はまずいっていう風にね、
つい一般的にはそういうふうに思われるような、このご登校からすると、
このお母さん最悪よね、みたいなね、そんな感じになりそうなもんですよね。
そうですね、お母さんをどうやったら抑え込むかっていうところに、なんか視点がね、いっちゃいそうな。
普通に考えたらもうね、そうだし、このお嬢さんの年頃の、
例えば同級生とかね、お友達に相談すると、
無視しちゃえばいいんじゃないの?とかね、
そんなもうめんどくさいから、なんか部屋に入っちゃいいんじゃないの?みたいに、
お母さんをなんとか対処しようみたいになるかなと思うんですけど、
でも、だれせめの私たちから見ると、このお母さんはちょっと寂しそうに見えるとかね、そんな感じがします。
そうですね、この行動が一見ちょっとバラバラなんだけれど、
でも背景にあるものは統一されているような、そんな感じはしますよね。
そうなんですよね。
これがね、お父さんもそんなにお母さんに好きなことを制限されたりとかしているようですけど、
怒る様子もなく、娘さんもお父さんも、こういうお母さんのお母さんを言ってきても、
静かに受け止めている感じがあって、
お母さんからすると、それもまた一層ね、こう寂しさというか、
つい、さらに言っちゃうみたいな悪兆感になっているような感じですかね。
そして、これがですね、最後に相談内容としては、こういう家庭状況って結構普通だったりしますか?
09:09
普通かどうかはちょっとわからないですけど、
まあまあよくあることなんじゃないかなと思いますけど、
それにしてもすごく、ほっこりしたご家庭のように私には見えてますけど。
そうですよね。
これ、もうちょっと、何だろうな、過激な、この状況で過激になってしまうご家庭もありますよね。
同じような状況でも。
もっと殺伐とした感じになっている。
本当にお前が悪い、誰が悪い、バシバシバシっていうところもあるけれども、
そういうところはないっていうところが。
そんな空気感が伝わってきますね。
あとね、その後続く、こういうことを思ってしまうことや、母に指摘すること自体、子どもとして生意気でしょうか。
こういう考えをするお嬢さんっていうことはね、
なかなか優しいお嬢さんっていうのはここでにじみ出てるし、
こういう娘さんに育ったってことは、このお父さんとお母さんのこの家庭運営というか、この子育てというか、
すごい良い子育てじゃないと、こんな感じの娘さんにはならないですからね。
私の意思を正直に母に伝えることはあまり良くないのでしょうかっていうような、この控えめな感じ、何とも言えない娘さんの優しさがにじみ出てるような。
この娘さんは少なくとも、お父さんもお母さんも好きで、そしてハラハラしてる。
こんなご相談内容からすると、本当に誰も責めてない子ね。
そして自分も責めてないってところもね、このお嬢さんすごく素敵だなと思うんですけど。
そうですよね。私が悪い、行動が悪いからこういう家庭供給になっちゃうんだっていうふうに、
責めがちになってしまう時もあると思うんですよね。そういうのがないですね。
だからすごい、私にはとってもいい家庭に見えて、
もし相談に実際のカウンセリングとか家族療法とかのご相談に来られてるケースだとすると、
私だったらこういう見立てをするかなとか、こんなふうに言ってみるかなみたいな、
思うような、そうだねって思うような、なんと素晴らしい鮮やかな解決策というか、
相談にこの回答している方が現れて、もう一発解決ということになってまして、
その回答者っていうんですかね、この相談に対して答えを書いている。
その答えをね、ちょっとこれは私が読んでみましょうかね。
12:02
はい、回答ですね。
父親に言えばいいでしょう。母親にもっと愛を与えてくださいと。
父親が母親に愛を与えないから、母親があなたに愛を与えられない。
スーッとシンプルな4行の答えなんですけどね。
なんと鮮やかかつ優しい声も優しい回答だなって私は思ったんですけど、
もちろん誰も責めてないですよね。この回答者さんもね。
お父さんに、お母さんに愛を与えてあげようっていうね、提案されてますけど、
すごいですよね。誰責め的じゃないですか。かなり。
誰が悪い、これが悪いって誰も一言も言ってなくて、逆に与えてあげてくださいっていう。
素晴らしい。
この回答を受けてですね、この相談者さんはすごく負に落ちたということで、
反省しましたとか、そういえばということでね。
父が愛情をくれないと何度も母が言っていたことを思い出しましたっていうことで、
もう解決ということで、回答を締め切られているっていう。
もうなんか私は陣とくるものを感じる。
この一連のご相談と回答と、この相談者さんの最後の一言だったんですけどね。
これは本当にパッと見つけたときに、本当に誰責め的な私たちのものの見方と
ピタッと合うような感じがして、合ってるような感じがして、なんかこう嬉しく思いましたね。
こういう流れで納得をしてもらうこともあるんだなっていうのって、
実際に目の前に事例としてあったのがちょっと嬉しかったですね。
そうは言っても、お母さんに対してやり返したいみたいな回答も、もしかしたら回答じゃないな、
この相談者さんの、いやそんなことじゃなくて、もっと私の母への怒りを聞いてくださいよみたいな、
そういうエスカレーションも一般にはよくあることかなと思うんですけど、
誰も責めずに、お父さんがお母さんに愛を与えるっていうことを、娘さんがそうだと思いますっていうふうに納得っていう、
なんといい形でね、ちょっと本当にほっこりするような、そんな相談でした。
こういうこの相談の、ご相談のこの流れのように、やっぱりね、誰が悪い、
あれのせいでこうなった、この人のせいでこうなった、あの人のせいでこうなってるみたいなものの見方じゃない方が、
やっぱり人間って心がほっと温かくなって、この場だったら、お三方ですね、この家族3人、もしかしたら兄弟いるかもしれないですけど、
15:09
この登場人物としてこの3人が、みんながほっこりする、ほっこり、みんなが温かくなるような解決っていうのはあるんだなっていうことが分かって、
私たち自身も慰められたというかね。
そうですよね、なんかこう、もちろんね、相手、例えばこのお母さんが悪いんだから、
みんなあなたはこういうふうにした方が、お母さんがこの態度が改めるかもしれないっていうふうな解決策が、
もしやったとしても、なんかこう後味があんまり良くないというか、その後のことを考えてないような気もするんですよね。
じゃあそういうふうにやったからといって、じゃあ今度お母さんがそれを改めて行ったとして、お母さんがその後それをどう感じてたかっていうところまでは、
なんかこの解決法だと考えてないような気はします。
そうですね、その場でね、怒りに対して、怒りとかそのネガティブな感情に対して、怒りとかネガティブで返したところで、またそのネガティブなものはぐるぐるぐるぐる、その関係性の中で回っていきそうなね、そんな気配がしますよね、そういう解決だとね。
だけどそのぐるぐる回すんじゃなくて、ここでこの相談者さんがほっこりやってらっしゃるように、もう一旦受け止めて、そしてそのネガティブなものを回すんじゃなくて、ちょっと逆回しにするように、こう愛をこう返していくっていうね、その良い逆流を作っていくっていう感じがスーッと見えてきますよね、これだとね。
そうですよね。怒りを回すのではなくて、愛を回すっていうのがスーッと。
最高のね、いい相談に巡り合えて、Yahoo!知恵袋を見てると楽しいのでね、またちょいちょいこうやってYahoo!知恵袋から扱っていけたらと思ってます。でもね、募集してますんで、やっぱり。
そうなんですよ。あのね、どんなちっちゃなお悩み事でも本当に構いませんので、私たちがこんな感じでこう、誰責め的に解決をしていきたいなと。
愛を返す方向のね、愛を回す方向の解決をしていきたいと思いますので、ぜひご応募くださればお待ちしてますのでお願いします。
はい、ご応募お待ちしております。そして、この番組はスポティファイ、アップルポッドキャスト、アマゾンミュージック、そしてYouTubeでも聞くことができます。
では、今日の放送はここまでです。
では、次回も誰責め。お楽しみに。
18:00
誰責め。誰責め。暗室。誰も責めない。コミュニケーション。誰責め。暗室。
18:32

コメント

スクロール